JP2005293781A - 情報記録再生方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 トラック密度の向上と線密度の向上の両立が図れる新規な情報記録再生方法を提供する。
【解決手段】 情報を記録再生する光スポットの大きさを、情報トラックのピッチのおよそ二倍とし、その光スポットで二本の情報トラックを同時走査しながら、情報の記録は、情報に従って二本の情報トラックに同時に記録し、順次一本分の情報トラックだけ、隣のトラックに光スポットをずらすことによって行い、情報の再生は、情報記録媒体に照射した光スポットの反射光の全光量から得られる信号と、トラックに垂直方向に分割された二分割光検出器の差から得られる信号に基づいて行う。
【選択図】 図5

Description

本発明は、複数の情報トラックが並んでいる情報記録媒体に対し、情報を記録する方法に関するものである。
近年、微小な光スポットを用いて情報の記録再生を行う情報記録媒体が注目されており、記録密度の向上を図る研究が盛んに行われている。情報の追記媒体としては、金属薄膜を用いたものや色素系記録材料を用いた追記型のものがある。また、書き換え型としては、光磁気材料や相変化材料を用いたものがある。
図15は従来例の光磁気記録情報再生装置の光ヘッドを示す図である。図15において、80は光源である半導体レーザであり、半導体レーザ80から射出された発散光束はコリメータレンズ81で平行化され、ビーム整形プリズム82で断面円形状の平行光束に修正される。この場合、互いに直交している直線偏光成分をP偏光、S偏光し、この平行光束をP偏光の直線偏光(ここでは、紙面に平行方向の直線偏光とする)とする。このP偏光の光束は偏光ビームスプリッタ83に入射し、偏光ビームスプリッタの特性としては、例えばP偏光の透過率は60%、反射率は40%、S偏光の透過率は0%、反射率は100%である。偏光ビームスプリッタ83を透過したP偏光の光束は、対物レンズ84により集光され、光磁気ディスク85の磁性層上に微小光スポットとして照射される。また、この光スポット照射部に磁気ヘッド86からの外部磁界が印加され、磁性層上に磁区(マーク)が記録される。
光磁気ディスク85からの反射光は、対物レンズ84を介して偏光ビームスプリッタ83に戻され、ここで反射光の一部が分離されて再生光学系へもたらされる。再生光学系では、分離光束を別に用意された偏光ビームスプリッタ87で更に分離する。偏光ビームスプリッタ87の特性としては、例えばP偏光の透過率は20%、反射率は80%、S偏光の透過率は0%、反射率は100%である。偏光ビームスプリッタ87で分離された一方の光束は、集光レンズ93を介してハーフプリズム94へ導かれ、ここで2つに分離されて一方が光検出器95に、他方がナイフエッジ96を介して光検出器97に導かれる。そして、これらの制御光学系により光スポットのオートトラッキングやオートフォーカシングのためのエラー信号が生成される。
偏光ビームスプリッタ87で分離された他方の光束は、光束の偏光方向を45度回転させる1/2波長板88、光束を集光する集光レンズ89、偏光ビームスプリッタ90を経て、それぞれ光検出器91及び92に導かれる。偏光ビームスプリッタ90の特性としては、P偏光の透過率は100%、反射率は0%、S偏光の透過率は0%、反射率は100%である。光検出器91と92で検出された信号は、差動アンプ(不図示)で差動検出することにより再生信号が生成される。
ところで、光磁気媒体においては、周知のように垂直磁化の方向の違いにより情報を記録している。この磁化の方向の違いにより情報が記録された光磁気媒体に直線偏光を照射すると、その反射光の偏光方向は磁化の方向の違いにより右回りか左回りかに回転する。例えば、光磁気媒体に入射する直線偏光の偏光方向を図16に示すように座標軸P方向とし、下向き磁化に対する反射光は+θk回転したR+、上向き磁化に対する反射光は−θk回転したR−とする。そこで、図16に示すような方向に検光子を置くと、検光子を透過してくる光は、R+に対してA、R−に対してBとなり、これを光検出器で検出すると光強度の差として情報を得ることができる。図15の例では偏光ビームスプリッタ90が検光子の役目をしていて、分離した一方の光束に対し、P軸から+45度、他方の光束に対し、P軸から−45度の方向の検光子となる。つまり、光検出器91と92で得られる信号成分は逆相となるので、個々の信号を差動検出することで、ノイズが軽減された再生信号を得ることができる。
最近では、この光磁気媒体の記録密度を高める要求が高まっている。一般に、光磁気媒体等の光ディスクの記録密度は、再生光学系のレーザ波長及び対物レンズのNA(開口数)に依存する。即ち、再生光学系のレーザ波長λと対物レンズのNAが決まると光スポットの径が決まるため、再生可能な磁区の大きさはλ/2NA程度が限界となってしまう。従って、従来の光ディスクでは高密度化を実現するために、再生光学系のレーザ波長を短くするか、あるいは対物レンズのNAを大きくする必要があった。しかしながら、レーザ波長や対物レンズのNAの改善にも限度があるため、記録媒体の構成や読み取り方法を工夫し、記録密度を改善する技術が開発されている。
記録密度を向上させる方法として、大きく分けて、線密度を向上するものと、トラック密度を向上するものとがある。
線密度を向上させる方法としては、光スポットの高温部分を用いて、情報を記録する筆先記録がある。これは相変化材料や光磁気材料の情報記録媒体に対して、光スポットの変調により情報を記録するものである。また、線密度を向上させる他の方法として、光磁気材料の情報記録媒体に対しては、磁界変調記録と、超解像媒体との組み合わせで、より線密度を向上させる方式がある。
例えば、本願出願人は、特開平6−290496号公報で複数の磁性層を積層してなる光磁気媒体上のトラックに対して光スポットで走査することにより、第1の磁性層に垂直磁化として記録されている磁区(マーク)を、交換結合力を調整するための第2の磁性層を挟んで配置された第3の磁性層に転写し、その第3の磁性層に転写した磁区の磁壁を移動させることにより、第1の磁性層に記録されている磁区よりも大きくしてから再生信号を得る磁壁移動再生方式を提案している。
図17〜図19を用いてこの磁壁移動再生方式を説明する。図17は磁壁移動再生方法の原理を説明する図である。(a)は磁性層の構成を示す断面図、(b)は光スポットが入射する側から見た平面図である。図中98は光磁気媒体である光磁気ディスクであり、3層の磁性層からなっている。まず、99は第1の磁性層であり、磁区として情報を記録する記録層である(以下、記録層とする)。100は第2の磁性層で、第1の磁性層99と第3の磁性層101との間の交換結合力を調整するための調整層である(以下、調整層とする)。第3の磁性層101は記録層99に記録されている磁区を、調整層100の働きと光スポットによる熱分布とを利用して転写し、更に転写した磁区の磁壁を移動させることにより、記録層99に記録されている磁区の大きさよりも大きくする再生層である(以下、再生層とする)。102は再生用光スポットを表わし、103は光磁気ディスク98上の再生すべき所望のトラックである。記録層99と調整層100と再生層101の各層中の矢印は原子スピンの向きを表わし、スピンの向きが相互に逆向きの領域部には磁壁104が形成されている。また、105は再生層101に転写された磁区の移動しようとしている磁壁を示している。
図17(c)はこの光磁気ディスク98に形成された温度分布を示すグラフである。磁壁移動再生は1つの光スポットを用いても、2つの光スポットを用いても原理的には可能であるが、ここでは説明の簡単のために、2つの光スポットを用いて再生を行う方法を説明する。図17には再生信号に寄与する光スポットのみを示してある。2つ目の光スポット(不図示)は(c)の温度分布を形成するために照射される。今、位置Xsでは光ディスク98上の温度は調整層100のキュリー温度近傍のTsになっているものとする。(a)の106に示す斜線部はキュリー温度以上になっている部分を示している。
図17(d)は(c)に示す温度分布に対応する再生層101の磁壁エネルギー密度σ1の分布を示すグラフである。このようにX方向に磁壁エネルギー密度σ1の勾配があると、位置Xに存在する各層の磁壁に対して図中に示す力F1が作用する。このF1は磁壁エネルギーの低い方に磁壁を移動させるように作用する。再生層101は磁壁抗磁力が小さく磁壁移動度が大きいので、単独でこの力F1によって容易に磁壁が移動する。しかし、位置Xsより手前(図では右側)の領域では、まだ光磁気ディスク98の温度がTsより低く、磁壁抗磁力の大きな記録層99との交換結合により、記録層99中の磁壁の位置に対応した位置に再生層101中の磁壁も固定されることになる。
ここでは、図17(a)に示すように磁壁105が媒体の位置Xsにあるとする。また、位置Xsにおいて光磁気ディスク98の温度は調整層100のキュリー温度近傍のTsまで上昇し、再生層101と記録層99との間の交換結合が切断されるとする。この結果、再生層101中の磁壁105は矢印Bで示すようにより温度が高く磁壁エネルギー密度の小さな領域へと瞬間的に移動する。従って、再生用の光スポット102が通過すると、スポット内の再生層101の原子スピンは(b)に示すように全て一方向に揃う。そして、媒体の移動に伴って磁壁105(または104等)が瞬間的に移動し、光スポット内の原子スピンの向きが反転し、全て一方向に揃う。光磁気ディスク98からの反射光は図15の従来の光ヘッドで検出し、同様の差動検出を行うことにより、再生信号が得られる。このような磁壁移動再生方式によれば、光スポットによって再生する信号は記録層99に記録されている磁区の大きさによらず常に一定な振幅となり、光学的な回折限界に起因する波形干渉の問題から解放される。つまり、磁壁移動再生を用いれば、レーザ波長λと対物レンズのNAから決まる分解能限界のλ/2NA程度よりも小さな磁区の再生を行え、サブミクロンの線密度の再生が可能となる。
図18は2つの光スポットを用いる場合の光ヘッドの一例を示す図である。107は記録再生用の半導体レーザで波長は例えば780nmである。108は加熱用の半導体レーザで波長は例えば1.3μmである。両方とも記録媒体に対してP偏光で入射するように配置されている。半導体レーザ107及び108から発散されたレーザビームは不図示のビーム成形手段によりほぼ円形にした後、それぞれコリメータレンズ109、110により平行光束にされる。111は780nmの光を100%透過し、1.3μmの光を100%反射するダイクロックミラーである。また、112は偏光ビームスプリッタで、P偏光は70〜80%を透過し、それに対して垂直成分のS偏光はほぼ100%反射するものである。
コリメータレンズ109及び110で変換された平行光束はダイクロックミラー111、偏光ビームスプリッタ112を経て対物レンズ113に入射する。この際、780nmの光束は対物レンズ113の開口の大きさに対して大きくなるようにしてあり、1.3μmの光束は対物レンズ113の開口の大きさに対して小さくなるようにしてある。従って、同じ対物レンズ113を用いても1.3μmの光束に対してはレンズのNAが小さく作用し、記録媒体114上での光スポットの大きさは780nmのものに比べ大きくなる。記録媒体114からの反射光は再び対物レンズ113を経て平行光束になり、偏光ビームスプリッタ112で反射され、光束115として得られる。光束115から不図示の光学系により波長分離等がなされた後、サーボエラー信号や情報再生信号が従来の方式と同様に得られる。
図19は記録媒体上の記録再生用の光スポットと加熱用の光スポットの関係を示す図である。まず、図19(a)において、116は波長780nmの記録再生用の光スポットで、117は波長1.3μmの加熱用の光スポットである。118は118のランドに記録された磁区の磁壁、120はグルーブである。また、121は加熱用光スポット117により温度が上昇した領域を示している。このようにグルーブ120の間のランド119上において、記録再生用の光スポット116と加熱用の光スポット117とを結合させている。これにより、移動している記録媒体上に図19(b)に示すような温度勾配を形成する事ができる。温度勾配と記録再生用の光スポット116との関係は図17で示したものと同じになり、これにより磁壁移動再生が行える。
図19では、二つの光スポットを用いた磁壁移動再生の方式を示したが、情報記録媒体の磁性層の工夫により、一つの光スポットを用いた磁壁移動再生の方式も提案されている。
これにより、線密度方向で高密度化が行われた。
一方、トラック密度を向上させる方法としてはランド・アンド・グルーブ記録が知られている。従来はランド部のみに記録していたが、トラッキングの案内溝(グルーブ部)として用いていた部分にも情報を効率的に記録して、密度を向上させようというものである。
また、前述した磁壁移動再生媒体に対して、トラッキングはサンプルサーボにより行い、情報トラック間はアニールによって、情報の記録できない領域を設けて、より狭トラックの記録を行おうとしたものがある。
特開平6−290496号公報
しかしながら、トラック密度を高める、ランド・アンド・グルーブ記録や、アニールを行なった狭トラックの記録では、所望の情報トラックに情報を記録している際の隣接トラックに誤って記録をしてしまうクロスライトの影響で、トラック密度に限界が生じてしまうという問題点があった。
また、再生においても、隣接するトラックからの信号がもれこんでしまうクロストークの影響で、トラック密度に限界が生じてしまうという問題点があった。
本発明は、上記従来の問題点に鑑み、複数の情報トラックが並んでいる情報記録媒体に対し、情報を記録再生する方法において、よりトラック密度を向上することを目的とする。
本発明の目的は、複数の情報トラックが並んでいる情報記録媒体に対し、情報を記録再生する方法において、情報を記録再生する光スポットの大きさを、情報トラックのピッチのおよそ二倍とし、その光スポットで二本の情報トラックを同時走査しながら、情報の記録は、情報に従って二本の情報トラックに同時に記録し、順次一本分の情報トラックだけ、隣のトラックに光スポットをずらすことによって行い、情報の再生は、情報記録媒体に照射した光スポットの反射光の全光量から得られる信号と、トラックに垂直方向に分割された二分割光検出器の差から得られる信号に基づいて行われることを特徴とする情報記録再生方法によって達成される。
本発明の情報記録再生方法によれば、トラック密度の向上と線密度の向上の両立が行えるという効果がある。また、投光光学系に位相シフト素子からなる光学フィルタを配置することで、記録の際の最適記録光スポット形状を作成することができるという効果がある。
以下、本発明の実施例について、図面を用いて詳しく説明する。
図1は本発明の、光学的情報記録再生装置の一実施形態の構成を示す図である。図1において、1は光学的情報記録再生装置、2は情報記録再生装置1全体の制御を行う制御回路である。制御回路2は外部のコンピュータ等の情報処理装置との情報の送受信を制御したり、光磁気ディスクに対する情報の記録や再生を制御したり、その他の稼働部の制御を行う。3は光ディスクで、この実施例では磁壁再生方式の光磁気媒体を考える。もちろん、トラック密度のみを高密度化して、線密度に対して同時に高密度化を考えない場合は、筆先記録を用いた、相変化材料の光ディスクや、磁壁移動再生方式以外の光磁気材料を用いた光磁気ディスクであってもよい。
4は光磁気ディスク3を回転駆動するためのスピンドルモータであり、スピンドルモータコントローラ10により制御される。光磁気ディスク3は不図示の機構により情報記録再生装置1に対して挿入または排出される。5は光磁気ディスク3に光学的に情報の記録再生を行う光ヘッド、6は光磁気ディスク3に対し光ヘッド5と反対側に位置し、情報の記録に際して磁界を印加する磁気ヘッドである。光ヘッド5としては1ビームによる磁壁移動再生が行えるものとする。
7は光ヘッド5の光スポットの位置と磁気ヘッド6の位置を制御する光ヘッド及び磁気ヘッド制御回路である。この制御回路7によりオートトラッキング制御、シーク動作の制御、オートフォーカシング制御を行う。8は情報を記録する際の情報記録回路、9は情報を再生する際の情報再生回路である。
また、光磁気ディスク3としては、図17等で示したものを用いている。即ち、少なくとも記録層(第1の磁性層)と調整層(第2の磁性層)と再生層(第3の磁性層)の3層の磁性層を含んでいる。その機能についても従来技術の説明と同様である。つまり、記録層は磁区として情報を記録し、調整層は記録層と再生層との間の交換結合力を調整し、再生層は記録層に記録されている磁区を調整層の働きと光スポットによる熱分布とを利用して転写し、更に転写した磁区の磁壁を移動させることにより、記録層に記録されている磁区の大きさよりも大きくするものである。
磁性層群の各層の具体的な材料としては、遷移金属と希土類金属の各1種類以上の組み合わせによる非晶質合金を用いることができる。例えば、遷移金属としては、主にFe、Co、Ni、希土類金属としては、主にGd、Tb、Dy、Ho、Nd、Smがある。代表的な組み合わせとしてはTbFeCo、GdTbFe、GdFeCo、GdTbFeCo、GdDyFeCo等がある。また、耐食性向上のためにCr、Mn、Cu、Ti、Al、Si、Pt、Inなどを少量添加してもよい。更に、これらの層構成にAl、AlTa、AlTi、AlCr、Cuなどの金属層を付加し、熱的な特性を調整してもよい。
図2は、本発明に用いる光ディスク3を表面からみたものであり、情報トラックがスパイラル上につながったものである。この場合、光ディスク3を回転させながら、光スポットで情報トラック上を走査していると、光ディスク3が一回転するごとに、隣の情報トラックに移動していく。
図3は光ディスク3の一部を拡大したものである。
図3において、14は、情報を記録または、再生する光スポットである。情報トラックは、15の情報を記録する領域(信号領域)と、16の制御信号があらかじめ凹凸ピットで記録された領域(制御領域)とからなる。
信号領域15は19の情報を記録する情報トラック部と、20の情報トラックを分断する分断部とからなる。ここでは、光スポット14の大きさは、情報トラック部19の幅のおよそ二本分と同じか、少し大きいものとする。
また、分断部19は高音の微小スポットで処理するアニ−ル工程によって作成するものにしてもよいし、溝形状の工夫により作成するものにしてもよい。トラック分断処理がなされた情報トラックに磁界変調で磁区マークを記録すると、記録された磁区マークはおよそ矩形状に記録される。
制御領域16には、トラッキングエラー信号を得るためにの、17、18のウォブルピットと、記録のタイミングをとるための、21のタイミングピット等が形成されている。ウォブルピット17、18は、分断部20を中心にちどりに配置されており、いわゆるサンプルサーボ方式のトラッキングによって、光スポット14の中心が、分断部20上にくるように制御される。
次に、図4、5を用いて、本発明の情報の記録について説明する。
図4、5のそれぞれにおいて、22は情報の記録を行う光スポットであり、23、24、25はそれぞれ、異なる情報トラック部を示している。また、図中C方向は、光ディスクの半径方向であり、また、図中D方向は、光スポット22が相対的に光ディスク上を走査する方向である。
図4では、情報トラック23と24の間の分断部27上に光スポット22が走査されている。この状態で光スポット22によって、媒体面を昇温しながら、記録情報に従って不図示の磁気ヘッドの磁界を切り替えて印加することにより、26で示される磁区マークが、情報トラック23と24に同時に記録される。
図5は、図4の状態から、光ディスクが一周した状態を示している。光スポット22は、情報トラック24と25の間の分断部27´上にあり、情報トラック1本分だけ隣を走査している。この状態で同様に光スポット22によって、媒体面を昇温しながら、記録情報に従って不図示の磁気ヘッドの磁界を切り替えて印加すると、28の領域で情報トラック24と25に同時に情報が記録される。図4の状態で、情報トラック24に記録されていた28の領域の磁区マークは上書きされて書き換わる。29の領域では、書き換わる前の状態が示されている。従って、図4の状態で二本同時に記録された情報は、図5の状態で1本だけ、上書きされることで、順次、1本分の情報トラックに記録された磁区マークが残されることになる。
以上のように順次、二本の情報トラックに同時に情報を記録しながら、回転一周ごとに、1本ずつ情報トラックを移動し、情報を上書きしていくことにより、光スポット22の大きさに対して、約半分の幅の情報トラックに情報を記録することができる。
次に図6、図7を用いて、本発明の再生について説明する。
図6の(6−a)において、30は情報の再生を行う光スポットであり、情報トラック33と34の間の、35の分断部上を走査しているものとする。
磁壁移動再生の場合、31、32で示された移動窓に記録層に記録された磁区の磁壁が転写されて、図17等で説明したメカニズムで磁壁が移動して拡大される。
ここで、移動窓31は情報トラック33に記録された磁区マークに従って磁壁が移動拡大され、また、移動窓32は情報トラック34に記録された磁区マークに従って磁壁が移動拡大されることになる。
図7は、本実施例の光ディスクを再生するための再生光学部を示すものである。図15の従来例で示した、点線の四角で囲った部分を図7で置き換えることで行える。
36は光磁気ディスクからの反射光は、光束を集光する集光レンズ36、偏光ビームスプリッタ37を経て、それぞれ2分割光検出器38及び39に導かれる。2分割光検出器の分割線の方向は、光ディスク上の情報トラックの方向(D方向)と相対的に一致する。2分割光検出器の受光信号の差を取ることで、情報トラックと垂直方向の磁区の分布の違いを検出することができる。つまり、図6の光スポット30内の移動窓31と32の磁区が同じ方向(両方とも上向き、または、両方とも下向き)の場合、差の信号は0となり、違う方向の場合(上向きと下向き、または、下向きと上向き)の場合、0以外の正(+)または、負(−)の値をとる。
図7に戻って説明を続ける。
40と、42は、それぞれ、2分割光検出器38と39のそれぞれの検出信号の和を得る加算器であり、41と43は、それぞれ、2分割光検出器38と39のそれぞれの検出信号の差をとる差分器である。
加算器40と42のそれぞれの信号は44の差分器によって、46の従来の光磁気信号検出と同じ差動検出信号を得ることが出来る。
また、差分器41と43のそれぞれの信号は45の差分器によって、47の上述したように、移動窓31と32内の磁区の方向が同じか異なるか、また、異なる場合、どのように異なるかを検出する信号を得ることが出来る。
図6に戻って、具体的に図7の46及び47の検出信号を示し、再生原理を説明する。
情報トラック33、34上には図(6−a)で示されたような磁区マークが記録されているとする。ここで、白い部分を上向き磁化、暗い部分を下向き磁化とし、光スポット30内の移動窓31と32以外の部分は下向き磁化に固定されているとする。この場合、46の差動検出信号は、移動窓31と32の両方に上向き磁化(白い部分)が移動拡大されていれば、1レベルが得られ、両方に下向き磁化(黒い部分)が移動拡大されていれば0レベルが得られ、また、両者の向きが違っていれば(黒い部分と白い部分、または、白い部分と黒い部分)0.5レベルの信号が得られる。つまり、(6−b)に示した信号が情報に従って得られる。(6−b)の信号をみると、情報トラック33と34の磁区マークが両方同時に上向き磁化(白い部分)または、下向き磁化(黒い部分)の場合は判別できるが、両者が違った場合、どちらが上向き磁化(白い部分)で、どちらが下向き磁化(黒い部分)なのかまでは判別できない。
一方、47の差分信号は、移動窓31と32の両方が同じ向きの磁化の場合(両方とも白い部分、または、両方とも黒い部分)は0レベルとなり、両者が違った場合、正(+)または、負(−)の値をとる、今、31の移動窓が上向き磁化(白い部分)で、32の移動窓が下向き磁化(黒い部分)のとき、負(−)の値をとり、逆に31の移動窓が下向き磁化(黒い部分)で、32の移動窓が上向き磁化(白い部分)のとき、正(+)の値をとるものとする。つまり、(6−c)に示した信号が情報に従って得られる。(6−c)の信号を見ることで、(6−b)の信号では判断できなかった。両者が移動窓の磁化の向きが違った場合の、どちらが上向き磁化(白い部分)で、どちらが下向き磁化(黒い部分)なのかが判別できる。
本発明の再生では、(6−b)の信号と(6−c)の信号から判断して、情報トラック33と34の記録磁化マークを判断するものである。(6−d)は、判断の結果得られた情報トラック33上に記録された磁区マーク、(6−e)は、同じく、判断の結果得られた情報トラック34上に記録された磁区マークを示す。“1”は上向き磁化(白い部分)に対応し、“0”は下向き磁化(黒い部分)に対応する。ここで、(6−b)の信号の1レベルと0レベルの時は、(6−d)と(6−e)の信号は同じく、“1”と“0”の値をとる。(6−b)が0.5レベルの時は、(6−c)の信号により判断され、正(+)の時は、(6−d)が、“0”の値、(6−e)が“1”の値をとり、逆に負(−)の時は、(6−d)が、“1”の値、(6−e)が“0”の値をとる。
以上のように、従来の差動検出信号46と2分割光検出器で得られた差分検出信号47の結果より、光スポット内に二本同時に情報トラックが入っていても情報を再生できる。
本実施例の方式では、二本同時の再生が行われるので、光ディスクが一周するたびに、2本ずつ情報トラックを移動して倍速の再生を行っても良いし、トラックジャンプの動作がわずらわしい場合は、どちらか一方の再生信号のみを採用して、トラックジャンプを行わないようにしてもよい。
以上、ここまで、磁壁移動再生を用いた光磁気ディスクのトラック密度を高めることについて説明してきたが、線密度方向の高密度化にこだわらず、トラック密度の向上だけを考えた場合、相変化材料や、磁壁移動再生以外の光磁気材料の光ディスクもちいて、本発明の記録再生を適応できることはいうまでもない。
次に、図8から図14を用いて、本発明の記録時にさらに最適な光スポットを形成する方法について説明する。前述の説明では、情報トラックの間の分断部をアニ−ル工程や溝形状の工夫により、熱分断すると記録された磁区形状が概ね矩形形状になるとしたが、ここでは、より矩形形状の磁区マークを得られやすいように、光スポットの形状を変形するものである。
図8において、48は投光光学系の中(例えば、図15で示した光ヘッドでは、ビーム整形プリズム82と偏光ビームスプリッタ83の間)に配置する光学フィルターである、位相シフト素子を示すものである。位相シフト素子48は、中央の中心線を境に左右の領域48a、48bの厚みがlだけ異なっている。これにより、光路長が左右の領域48a、48bでL(L=l(ns−1))だけ異なるように構成されている。なお、nsは位相シフト素子48の材料の屈折率である。また、以下の説明では、L=(n+1/2)λ(nは整数、λは半導体レーザの波長)として説明する。
図9は前述のように光路中に位相シフト素子48を配置したときの対物レンズ49の焦点面に結像される光スポットを示した図である。同図において、位相シフト素子48を透過した光束は、対物レンズ49によって集光されるが、この場合対物レンズ49の瞳面で半円形の領域49bでの位相を0とすると、他方の領域49aでの位相はπとなる。その結果、焦点面50において対物レンズ49より集光された2つの光スポット50a、50bが形成される。この光スポット50a、50bは、位相シフト素子48の中央分割線に対応したy軸(トラック方向:D方向)に対して対称である。なお、図中のxはトラック方向に対し直交する方向(トラック横断方向:C方向)を示す。
図10(a)は上記光スポット50a、50bの光強度分布、同図(b)はその形状を詳細に示した図である。光強度はx方向に2つのピークが存在し、これはy軸に対して対称な分布である。また、同図(b)は光強度がピーク値の1/2以上の領域の断面形状を示しており、得られた光スポット径はy軸方向の径dyよりもx方向の径dxが大きいことがわかる。
次に、前述の光スポットによって光磁気ディスクに情報を記録する動作を、図11を参照して説明する。
図11(a)は光スポット50a、50bを光ディスク上の分断部の間に設けられた情報トラック上に照射した状態を示す。同図から明らかなように、光スポット50a、50bはトラック横断方向に隣接して照射される。図11(b)はこの光スポットの照射による等温度曲線52、即ち記録ドメインが形成される臨界温度の等温度曲線を示した図である。等温度曲線は、後端が熱拡散のために概略直線に近い形状となる。
一方、光スポットの照射による温度上昇部位には、不図示の磁気ヘッドから記録信号に応じて変調されたバイアス磁界が印加される。この結果、情報トラック上には図11(c)に示すように前記等温度曲線に従った概ね矩形の磁区マーク53が形成される。
図12から図14に最適な記録光スポットを作成する他の実施例を示す。この実施例では図12で示すように、三つの光スポットを合成するものである。
図12(a)は光強度分布を示しており、半導体レーザの光スポット50a、50bの強度分布は図10(a)に示したものと同じである。また、50cは半導体レーザの位相シフト素子を通さない場合の光スポットの強度分布である。
このような光スポットの分布を得る光学系の例を図14を用いて説明する。
図14において、62は半導体レーザで、79の記録信号に従って、78のレーザ駆動回路により駆動される。
半導体レーザ62から射出された光は、紙面に平行な偏光成分(p偏光成分)の直線偏光の光とする。この光は61のコリメートレンズにより、並行光とされ、60のビーム整形プリズムにより、概ね円形の光束になる。
69はファラデーセル、70はファラデーセル69に磁界を印加するための電磁石である。この電磁石70によりファラデーセル69に磁界を印加すると、直線偏光の偏光方向が回転し、紙面に垂直な偏光成分(s偏光成分)が生じる。従って、ファラデーセル69を透過した光束は、p偏光とs偏光成分の光束に変化する。また、77のファラデーセル駆動回路は、電磁石70に電流を与えるもので、ファラデーセル69への印加磁界を変化させることで、p偏光成分とs偏光成分の比率を変化させることができる。なお、外部磁界がないときは、光はファラデーセル69をp偏光のままで透過する。71は偏光ビームスプリッタで、P偏光に対してはほぼ100%透過し、反射はほぼ0%である。また、S偏光に対してはほぼ100%反射し、透過はほぼ0%である。つまり、p偏光成分はそのまま透過し、S偏光成分は反射されて、双方が分離される。
偏光ピームスプリッタ71の図面左側には、72の1/4波長板、73の位相フィルタ、74のミラーが配設され、図面右側には75の1/4波長板、76のミラーが配置されている。偏光ビームスプリッタ71で反射されたs偏光成分は、1/4波長板72で円偏光に変換された後、位相フィルタ73を経てミラー74へ入射する。そして、ミラー74で反射され、再び位相フィルタ73、1/4波長72を経てp偏光となる。ここで、光磁気ディスクのトラック方向を紙面に垂直な方向とすると、位相フィルタ73では光速が往復することで、光軸より上の光束(斜線部)と下の光束との間で、πの位相差が生じるように作用する。
このように1/4波長板72、位相フィルタ73、ミラー74を往復した光束は、前述の如くp偏光となって偏光ビームスプリッタ71に入射する。そして、この偏光ビームスプリッタ71を透過し1/4波長75を通って円偏光になり、更にミラー76に反射されて再び1/4波長板75へ入射してS偏光に戻る。1/4波長板75を経たS偏光の光束は、偏光ビームスプリッタ71で反射され、元の光束と合成されて59のビームスプリッタ、58の対物レンズを通って57の光磁気ディスクに光スポットを結ぶ。このとき、p、s偏光は互いに直交する直線偏光であるので、干渉することはなく、図12(a)で示した強度分布となる。
56は磁界変調記録用の磁気ヘッド。光磁気ディスク57からの反射光は、対物レンズ58、偏光ビームッスプリッタ59を経て、分離され再生信号検出光学系と制御信号検出光学系に導かれ、前述したのと同様な信号処理がなされる(ここでは説明を省略する)。
ここで、p偏光による光スポットは位相が一様であるので、図12に示す光スポット50Cのようになり、光軸上に1つのピークを持つものとなる。これを第1のスポットとする。これに対して、s偏光は前述のように位相フィルタ73によって光束内でπの位相差が生じるので、図8に示した光スポット50a、50bと全く同様に光軸の両側に2つのピークを持つものとなる。これを第2、第3のスポットとする。つまり、光磁気ディスク上に3つの光スポットが形成され、第1のスポットは光軸上に中心があり、第2、第3のスポットは第1のスポットの両側に形成される。
また、本実施例においては、情報の記録時にファラデーセル駆動回路77により電磁石70が駆動され、ファラデーセル69に外部磁界が印加される。これにより、p偏光とS偏光が生成され、そのパワー比はファラデーセル駆動回路77により決定される。また、そのパワーの大きさはレーザ駆動回路78により決定される。このレーザ駆動回路78へは、記録すべき情報を含んだ記録信号79が入力されており、レーザ発光強度は記録信号79に応じて変調されている。従って、本実施例にあっては、図12に示した光スポット50a、50bと光スポット50cとの強度比率をファラデーセル駆動回路77により変えられる。
図12に戻って説明を続ける。
図12(b)は前記と同様に光強度がピーク値の1/2以上の領域の断面形状を示し、これを光スポット50a、50bとして示している。また、光スポット50cは円形スポットであり、光スポット50a、50bの間に重なる状態で照射される。この結果、媒体面においては図12(c)に示すように、光スポット50a、50bと光スポット50cが合成された光スポット50dとして形成されその形状は概ね矩形に近い形状となる。
図13は記録過程を示した図で、同図(a)は図12(c)に示した合成光スポット50dが分断部51を中心として、両隣の情報トラック上に照射された状態を示している。また、同図(b)は光スポット50dの照射による等温度曲線54を、同図(c)は前記光スポット50dの照射と不図示の磁気ヘッドからのバイアス磁界の印加によって記録された磁区マーク55を示すものである。この実施例においては、前記実施例に比べ等温度曲線の端部の形状を更に直線形状に近づけられるので、記録ドメインの端部はより直線形状に近づきよりドメイン形状の改善を行うことができる。
本発明の情報記録再生装置を示すものである。 本発明に用いる光ディスクを説明するものである。 本発明に用いる光ディスクの一部拡大図である。 本発明の情報の記録方法を説明する図である。 本発明の情報の記録方法を説明する図である。 本発明の情報の再生方法を説明する図である。 本発明の情報の再生に用いる再生信号検出系の一例である。 本発明の記録の際に、最適な記録光スポットを作成する、位相シフト素子を説明する図である。 図8の位相シフト素子により結像される光スポット形状を説明する図である。 図8の位相シフト素子により結像される光スポット形状を説明する図である。 図8の位相シフト素子により結像される光スポットの光ディスク上での状態を説明する図である。 本発明の記録の際に、最適な記録光スポットの他の方式を説明する図である。 図12の光スポットの、光ディスク上での状態を説明する図である。 図12の光スポットを作成する方法を説明する図である。 従来例の光磁気記録に用いる光ヘッドを示すもの。 光磁気信号の再生原理を説明するための図である。 磁壁移動再生方式を説明するための図である。 2ビームによる磁壁移動再生に用いる光ヘッドの例を示す図である。 図18の光ヘッドによる記録媒体上の2ビーム及び温度分布を示す図である。
符号の説明
1 光学的情報記録再生装置
2 制御回路
3 光磁気ディスク
5 光ヘッド
6 磁気ヘッド
7 光ヘッド及び、磁気ヘッド制御回路
8 情報記録回路
9 情報再生回路
19 情報トラック部
20 分断部

Claims (5)

  1. 複数の情報トラックが並んでいる情報記録媒体に対し、情報を記録再生する方法において、情報を記録再生する光スポットの大きさを、情報トラックのピッチのおよそ二倍とし、その光スポットで二本の情報トラックを同時走査しながら、情報の記録は、情報に従って二本の情報トラックに同時に記録し、順次一本分の情報トラックだけ、隣のトラックに光スポットをずらすことによって行い、情報の再生は、情報記録媒体に照射した光スポットの反射光の全光量から得られる信号と、トラックに垂直方向に分割された二分割光検出器の差から得られる信号に基づいて行われることを特徴とする情報記録再生方法。
  2. 前記情報記録媒体は光磁気材料からなり、前記情報の記録は光スポットを照射しながら、外部磁界を変調することによって行い、前記情報の再生は照射した光スポットの反射光を差動光学系で検出することにより行うことを特徴とする請求項1に記載の情報記録再生方法。
  3. 前記情報記録媒体は相変化材料からなることを特徴とする請求項1に記載の情報記録再生方法。
  4. 前記情報記録媒体は磁壁移動型光磁気記録媒体であることを特徴とする請求項2に記載の情報記録再生方法。
  5. 照射する光スポットの投光光学系内に光学フィルタを配置し、光スポットによる熱分布を矩形状にしたことを特徴とする請求項1に記載の情報記録再生方法。
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JP2012053957A (ja) * 2010-09-02 2012-03-15 Nippon Hoso Kyokai <Nhk> 磁気記録媒体、磁気再生装置、磁気再生方法

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