JP2005293522A - 避難誘導ケーブルライト - Google Patents

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司 遠藤
Shigeru Yamada
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Abstract

【課題】災害時に事前に設備工事せずに、避難路が確認された時点で、簡単に避難誘導路にそって敷設ができる避難誘導用ケーブルライトで備品として装備しておく。
【解決手段】発光ユニット付きケーブルで、一定の間隔毎に、複数の避難誘導灯を点灯させる場合において、一本のケーブルで構成し、ケーブル上の特定の点灯箇所に、1個または複数個で構成された発光素子とケーブルからの給電機構をそなえた発光ユニットをケーブルに装着し、発光ユニットの点灯時間を調節し、光が流れるようにし、避難誘導の方向が明示できる避難誘導ケーブルライト
【選択図】 なし

Description

発明の詳細な説明
本発明は、火災等の災害発生時に避難誘導用照明を点滅させて避難者を特定の方向に誘導する避難誘導ケーブルに関するものである。
一般に、火災や地震なとの災害が発生した場合、それらの建物や施設等内の人をすみやかに屋外に避難誘導することが必要となる。そのため、消防法などに基づいて、非常口の位置を示す非常口誘導灯の設置が義務付けられている。非常口誘導灯は停電になっても蓄電池で、ある程度の時間点灯し、非常口の位置を示すことができる。非常口誘導灯は一般的に通路の上部に配置されている。
普通、火災が発生し、煙や熱が感知されると警報ベルが鳴り、非常口誘導灯にしたがい避難させるのが一般的である。また、センサーの感知による火災警報受信機が作動し、該当場所の避難誘導灯や音声が連動し、非常口に導くシステムも実際に稼動している。不特定多数が集まる公共施設は大規模ビルでは防災訓練が実施され、それぞれ役割分担があり、避難誘導担当者は人々を非常口まで避難誘導させる訓練も行っている。
発明が解決しようとする課題
しかしながら、最近のビル火災の経験では火災になっても停電が発生しなければ、一般の照明が点灯しており、非常口誘導灯があってもその存在に気がつかないケースが報告されている。また、火災の場合、煙が上部へ行くので、出来る限り姿勢を低くして避難することが奨励されているが、非常口誘導灯は上部にあることが多く、煙と一般照明で天井部分が白く輝き、非常口誘導灯が見えない場合が指摘されている。
課題を解決するための手段
上記課題を解決するために本発明の避難誘導ケーブルライトは、従来の避難誘導システムを補完するものであり、施設に備品として常備するものである。火災発生時に、訓練された避難誘導担当者かそれに類するものが最初に避難路とその安全を確認し、避難誘導ケーブルライトを肩にかけ避難路にそって敷設していく。避難誘導ケーブルライトは電池ボックスを持っており、商用電源がなくとも自分自身で発光する。
ケーブルには特定の間隔で発光ユニットが装着されており、多数の発光ユニットの規則的な点滅により、光の流れができ、進行方向が明示でき、出口まで避難誘導ができる。避難誘導ケーブルライトは煙を避けるため避難が低姿勢行われても、床に敷設されているので必ず視認できる。ケーブル状なので廊下、階段、部屋なと経由しても柔軟に避難路に沿って敷設することができ、ケーブルの発光ユニットの光の流れで直感的に進行方向がわかるので避難誘導が効率的に行える。
また、ケーブル状なので制御機器の設置がいらず既存の施設に大規模な工事を伴わずに事前に敷設しておくこともできる。ホテル、病院なとでは巾木等に簡単に設置できる。この場合、火災報知器と蓄電池を連動しておけば自動的に避難路にそって光の流れで非常口まで避難誘導できる。
ガス漏れ火災の場合、光ユニットにガスセンサーを内臓しておくと、避難路に沿ってガス濃度の状態が発光ユニットの光の点滅でわかるので避難路の安全の確認ができる。
請求項1の発光ユニット付ケーブルは給電線と、複数の発光ユニットで構成された発光ユニット付ケーブルであって、発光ユニットに電極用の2個以上の給電刃をそなえ、給電線に発光ユニットを自在に刺着、取り外しが出来ることを特徴とする発光ユニット付ケーブルである。給電ケーブルは2芯の通常の不燃性の被覆でできている。発光ユニットは数個のLEDで構成されており、必要な場所に給電刃をケーブルに差し込みLEDの電源を得るようになっている。本発明ではケーブルは1本の長いケーブルでケーブル強度を確保している。ケーブル設置後も現場で発光ユニットの取り付けができるので、設置工事が簡単になる。また、誘導ケーブルの仕様により、自由に発光ユニットの間隔を変えることができる。
請求項2はケーブルに刺着した多数の発光ユニットを規則的に点滅発光させ、光の流れを作り、避難誘導の方向を明示させることを特徴とした請求項1に記載の発光ユニット付きケーブルである。発光ユニット内にCPUを内臓し、点滅のタイミングを自由に変更できるようになっており、電源投入時からの点灯時間がそれぞれのユニットが違えてあり、光が流れて見えるようになっている。
請求項3は発光ユニットにガスセンサーを取り付け、発光ユニット近辺のガス濃度に応じて発光ユニットが点滅発光することを特徴とした請求項1に記載の発光ユニット付きケーブルである。小型の半導体ガスセンサーは一酸化炭素、二酸化炭素、メタン、プロパン、ブタン等必要に応じてセンサーの種類を変える。センサーの出力とLEDの点灯時間を連動し、ガス濃度をLEDの点灯状態から判別するようにする。
本発明の詳細について、図面に基づいて説明する。図1は本発明の実施例を示す。避難誘導ケーブルライトは給電用ケーブル2とそれに取り付けられたLED素子で構成された発光ユニット1と、電池ボックス14で構成されている。電池ボックス14は代わりに煙感知システムと連動した緊急電源装置であっても良い。
避難誘導ケーブルライトのケーブルはゴム又はそれに類する不燃材料被覆と導電線で構成され、長さは任意の単一ケーブルである。ケーブルの特定の間隔、例えば1m間隔で発光ユニット1がケーブル2と一体化した状態で取り付けられており、100mのケーブルの場合100個の発光ユニットが取り付けられている。
図2はケーブルに取り付けられた発光ユニット1の詳細図で図2(A)は上面から見た図で図2(B)は断面から見た図である。図2(A)ではLED素子4を4個を直列に基板3に取り付けられている。基板3からそれぞれプラス、マイナス2個の給電刃が上方に出ており、ケーブル2の給電線に差し込まれている。給電線の電圧はDC12Vである。発光ユニット1は給電刃により給電線と接触しており、着脱可能で、ケーブルの任意の場所に設置できる。発光ユニット1のケーブル2への装着は発光ユニット1のプラスチックケース上部6とプラスチックケース下部5のははめ込み式で合体するようになっているので、ケーブルに発光ユニットが簡単に取り付けられる。
発光ユニット1は例えば長さ24mm、幅14mm、高さ10mmで長方形の形状をしている。
発光ユニットの明るさについては、LED素子4は高輝度緑色LEDで、避難誘導用の色を使っているが、立ち入り禁止やガス検知の場合、赤色や他の色を使ってもよい。LEDは1個10000ミリカンデラ以上の輝度があり、拡散角が15度の場合、光が集中し、遠距離からでも明るく輝き、煙のなかでも視認性が良い。
図2、図3を参照し、発光ユニット1の詳細な構造について説明する。図2は本発明の発光ユニットの構造図である。LED素子4が4個、基板3上に配置されている。それぞれのLED4はとなりのLED4のカソードからアノードへ直結されている。基板の電源はプラス給電刃13とマイナス給電刃12は2芯ケーブルのそれぞれプラス側、マイナス側の芯線に押し込み接触される。どちらもケーブルの被覆を破って芯線に接続する。従って、2芯ケーブルには何ら加工の必要性はない。また、設置間隔の変更も可能になる。
図3は発光ユニットの回路図でLED素子4は給電刃12からのプラス電源から電流制限抵抗11を経由して直列に4個接続され、次にトランジスタ7に接続され、マイナス電源に接続されている。LED4の点滅はCPU8のプログラムによって行われる。CPU8の電源は5Vなので3端子電源9で5Vにされ、CPUに供給する。コンデンサー10はデカップリングコンデンサーである。
LED4を点滅させ光の流れを作るにはCPU8のソフトウエアで電源投入時からLED4の点灯、消灯時間をプログラムで各光ユニットごとに違えておく。例えば、ケーブルに光ユニットが100搭載されている場合、終端から光ユニットにそれぞれ番号をつけ番号X光ユニット間の長さの計算で光ユニットの点灯、消灯時間を調整する。
発光ユニットにガスセンサー15を取り付ける場合はCPU8の端子に図のように接続する。CPU8の端子はアナログ端子であり、ガスセンサー15からのガスの濃度に応じて、電圧が変化する。CPU8のプログラムは入力電圧の濃度に応じてLED4の点滅時間か明るさを変化させることにより、その位置でのガス濃度の状態を知らせることができる。
発明の効果
本発明は以上のように構成したので次のような効果を奏することができる。災害時に避難経路の確認をしてから設置できるので、完全性が高く、しかも施設ではなく備品として保管できるのでローコストである。また、単一のケーブル上に所定間隔毎に発光ユニットを半固定的に取り付け、災害時にケーブルを地面又は床面上に伸展させて配置するので、設置作業はケーブルを伸ばすだけになり、避難誘導照明の設置を迅速且つ能率的に行うことができる。また、発光ユニットの点滅時間を調節し、光が流れるように出口に誘導することができるので避難誘導灯として効果が高い。
全体の構成図 発光ユニット側面図、断面図 発光ユニットの回路図
符号の説明
1......発光ユニット
2......給電ケーブル
3......プリント基板
4......LED素子
5......発光ユニットケース下部
6......発光ユニットケース上部
7......トランジスタ
8......CPU
9......3端子電源
10...コンデンサ
11...抵抗
12...プラス給電刃
13...マイナス給電刃
14...電池ボックス
15...ガスセンサー

Claims (3)

  1. 給電線と、複数の発光ユニットで構成された発光ユニット付ケーブルであって、発光ユニットに電極用の2個以上の給電刃をそなえ、給電線に発光ユニットを自在に刺着又は接着、取り外しが出来ることを特徴とする発光ユニット付ケーブル。
  2. ケーブルに装着した多数の発光ユニットを規則的に点滅発光させ、光の流れを作り、避難誘導の方向を明示させることを特徴とした請求項1に記載の発光ユニット付きケーブル。
  3. 発光ユニットにガスセンサーを取り付け、発光ユニット近辺のガス濃度に応じて発光ユニットが点滅発光することを特徴とした請求項1に記載の発光ユニット付きケーブル。
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