JP2005291812A - 磁気探査方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 本発明は、場所打ち杭等のように鉄筋量が少ない杭や、フーチングによって探査孔を杭から離れたところに配置しなければならない場合にも、地磁気に影響されることなく高い検知精度で杭長を特定することができる磁気探査方法を提供することを課題とする。
【解決手段】 非磁性ガイド管3にコイル等からなる磁場発生装置4と3次元磁気センサ8とを挿入し、磁場発生装置4および3次元磁気センサ8を探査軸方向に移動させながら、電源装置5から磁場発生装置4に電源を供給して磁場を発生させて基礎杭1を磁化させた状態で、磁場の強さを測定する。磁場発生装置4と3次元磁気センサ8との距離は、基礎杭1と3次元磁気センサ8との距離の少なくとも2倍以上に設定し、設定した距離を保った状態で探査軸方向に移動させる。
【選択図】 図1
【解決手段】 非磁性ガイド管3にコイル等からなる磁場発生装置4と3次元磁気センサ8とを挿入し、磁場発生装置4および3次元磁気センサ8を探査軸方向に移動させながら、電源装置5から磁場発生装置4に電源を供給して磁場を発生させて基礎杭1を磁化させた状態で、磁場の強さを測定する。磁場発生装置4と3次元磁気センサ8との距離は、基礎杭1と3次元磁気センサ8との距離の少なくとも2倍以上に設定し、設定した距離を保った状態で探査軸方向に移動させる。
【選択図】 図1
Description
本発明は、磁気探査方法に関し、特に地中に埋設されている基礎杭の先端位置を検出する磁気探査方法に関する。
施行年度の古い構造物の耐震性判定のためや、老朽化した構造物の更新のためには、基礎杭の杭長を確認しておく必要があるが、図面等が存在しない場合には、基礎杭の杭長を調査しなければならない。
従来、基礎杭の杭長の調査には、両コイル型磁気傾度計を用いた磁気探査方法が行われている。磁気探査方法は、基礎杭の残留磁気や地球磁場による感応磁気を測定することによって杭長を特定するもので、ロータリーボーリング等によって測定対象の基礎杭の近傍に探査孔を掘削し、当該探査孔に両コイル型磁気傾度計を挿入して一定速度で移動させることによって磁気傾度、すなわち磁場の強さの変化率を測定し、杭長を特定している(例えば、非特許文献1参照)。
しかしながら、従来技術では、H型鋼杭等の比較的鋼材量が多く、残留磁気量が大きい対象物に対しては実績が得られているものの、場所打ち杭等のように鉄筋量が少ない杭や、フーチングによって探査孔を杭から離れたところに配置しなければならない場合には、地磁気の影響で高い検知精度が期待できないという問題点があった。
「磁気探査を用いた橋梁基礎の形状調査法マニュアル」建設省土木研究所、平成11年3月
「磁気探査を用いた橋梁基礎の形状調査法マニュアル」建設省土木研究所、平成11年3月
本発明は斯かる問題点を鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、場所打ち杭等のように鉄筋量が少ない杭や、フーチングによって探査孔を杭から離れたところに配置しなければならない場合にも、地磁気に影響されることなく高い検知精度で杭長を特定することができる磁気探査方法を提供する点にある。
本発明は上記課題を解決すべく、以下に掲げる構成とした。
請求項1記載の発明の要旨は、地中に埋設された鋼材を含む測定対象物の近傍の磁気探査を行って、前記測定対象物の杭長を非接触で検出する磁気探査方法であって、前記測定対象物の近傍で発生させた磁場によって前記測定対象物を磁化させた状態で、探査軸方向の異なる箇所の磁場の強さをそれぞれ測定することを特徴とする磁気探査方法に存する。
また請求項2記載の発明の要旨は、磁場発生源と磁場の測定ポイントとの距離を一定に保った状態で、磁場発生源と磁場の測定ポイントとを探査軸方向に移動させながら探査軸方向の異なる箇所の磁場の強さをそれぞれ測定することを特徴とする請求項1記載の磁気探査方法に存する。
また請求項3記載の発明の要旨は、前記磁場発生源を磁場の方向を一定にした状態で探査軸方向に移動させながら磁場を発生させることによって、前記測定対象物を磁化させることを特徴とする請求項1又は2記載の磁気探査方法に存する。
また請求項4記載の発明の要旨は、探査軸方向に磁場を発生させることを特徴とする請求項1乃至3記載の磁気探査方法に存する。
また請求項5記載の発明の要旨は、互いに直交するx軸、y軸およびz軸の磁気量を測定可能な3次元磁気センサをz軸が探査軸方向になるように位置決めした状態でz軸方向に移動させて、探査軸方向の異なる箇所の磁場の強さをそれぞれ測定することを特徴とする請求項1乃至4記載の磁気探査方法に存する。
請求項1記載の発明の要旨は、地中に埋設された鋼材を含む測定対象物の近傍の磁気探査を行って、前記測定対象物の杭長を非接触で検出する磁気探査方法であって、前記測定対象物の近傍で発生させた磁場によって前記測定対象物を磁化させた状態で、探査軸方向の異なる箇所の磁場の強さをそれぞれ測定することを特徴とする磁気探査方法に存する。
また請求項2記載の発明の要旨は、磁場発生源と磁場の測定ポイントとの距離を一定に保った状態で、磁場発生源と磁場の測定ポイントとを探査軸方向に移動させながら探査軸方向の異なる箇所の磁場の強さをそれぞれ測定することを特徴とする請求項1記載の磁気探査方法に存する。
また請求項3記載の発明の要旨は、前記磁場発生源を磁場の方向を一定にした状態で探査軸方向に移動させながら磁場を発生させることによって、前記測定対象物を磁化させることを特徴とする請求項1又は2記載の磁気探査方法に存する。
また請求項4記載の発明の要旨は、探査軸方向に磁場を発生させることを特徴とする請求項1乃至3記載の磁気探査方法に存する。
また請求項5記載の発明の要旨は、互いに直交するx軸、y軸およびz軸の磁気量を測定可能な3次元磁気センサをz軸が探査軸方向になるように位置決めした状態でz軸方向に移動させて、探査軸方向の異なる箇所の磁場の強さをそれぞれ測定することを特徴とする請求項1乃至4記載の磁気探査方法に存する。
本発明の磁気探査方法は、測定対象物の近傍で発生させた磁場によって測定対象物を磁化させた状態で、探査軸方向の異なる箇所の磁場の強さをそれぞれ測定するため、場所打ち杭等のように鉄筋量が少ない杭や、フーチングによって探査孔を杭から離れたところに配置しなければならない場合にも、磁化された測定対象物からの磁場を地磁気よりも強くすることができ、地磁気に影響されることなく高い検知精度で杭長を特定することができるという効果を奏する。
さらに、本発明の磁気探査方法は、磁場発生源と磁場の測定ポイントとの距離を一定に保った状態で、磁場発生源と磁場の測定ポイントとを探査軸方向に移動させながら探査軸方向の異なる箇所の磁場の強さをそれぞれ測定することによって、強力な磁場を発生させることなく測定対象物の磁化させることができるため、使用する装置を小型化することができるという効果を奏する。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明に係る磁気探査方法の実施の形態で使用する機器の構成を示す図であり、図2は、図1に示す形状解析装置の構成を示すブロック図であり、図3は、図1に示す水平磁場算出部における水平磁場の算出方法を説明するための図であり、図4は、図1に示す探査結果算出部において算出された探査結果を説明するための図である。
まず、図1に示すように、地中に埋設されている測定対象物である基礎杭1の近傍に磁場の強さを測定するための探査孔2を掘削し、探査孔2の全長にわたってステンレスや塩化ビニール等の非磁性ガイド管3を挿入する。本実施の形態では、探査孔2を基礎杭1と平行(鉛直)に掘削したが、基礎杭1に対して斜めに掘削しても良い。なお、測定対象物である基礎杭1としては、具体的には、杭(鋼杭,場所打ち杭)の他、ケーソン(鋼製,鉄筋コンクリート製)、井筒(鉄筋コンクリート製)、フーチング(鉄筋コンクリート製)、鋼矢板、埋設管(鋼管、鉄筋コンクリート製)等が考えられる。
次に、非磁性ガイド管3にコイル等からなる磁場発生装置4と3次元磁気センサ8とを挿入し、磁場発生装置4および3次元磁気センサ8を探査孔2の軸方向(以下、探査孔2の軸方向を探査軸方向と称す)に移動させながら、電源装置5から磁場発生装置4に電源を供給して磁場を発生させて基礎杭1を磁化させた状態で、3次元磁気センサ8によってx軸方向、y軸方向、z軸方向の磁場の強さをそれぞれ測定する。
磁場発生装置4によって発生させる磁場の向きは、図1に示すように、探査軸方向に発生させ、磁場発生装置4を探査軸方向に移動させるに際し、磁場発生装置4を探査軸方向に位置決めした状態で移動させ、磁場の向きが常に探査軸方向になるように移動させる。なお、探査孔2が鉛直に掘削されている場合には、磁場発生装置4を吊り下げた時に、発生させる磁場の向きが探査軸方向になるように構成すれば良い。また、本明細書において、「磁場の向き」とは、磁場を発生させている磁石等の磁場発生源のN極とS極とを結ぶ線の向きのことを示し、従って、「探査軸方向に磁場を発生させる」とは、N極とS極とを結ぶ線が探査軸方向と平行である状態の磁石等の磁場発生源によって磁場を発生させることを示す。
なお、磁場発生装置4によって発生させる磁場の向きは、探査軸に対して直角方向でも良いが、磁場発生装置4によって発生させる磁場の向きを探査軸方向にした方が、コイルの長さを長くすることができるため、磁場生成範囲を大きくでき、好適である。また、磁場発生装置4によって探査軸に対して直角方向に磁場を発生させる場合には、磁場発生装置4を探査軸に対して直角方向に位置決めした状態で移動させる必要があり、この場合には、また、探査孔2内に探査軸方向と平行なガイド棒を設置し、当該ガイド棒で磁場発生装置4を探査軸に対して直角方向に位置決めした状態でガイドしながら探査軸方向に移動させるようにする必要がある。
3次元磁気センサ8は、互いに直交する向き(x軸、y軸、z軸)の磁場の強さを測定可能な、例えば互いに直交する向きに配置された3つのホール素子からなるもので、静止状態で互いに直交する向きの磁場の強さを測定することが可能な構成となっている。なお、ホール素子の替わりにフラックスゲート型センサやSQUID型センサ等を用いることもできる。
3次元磁気センサ8は、z軸が探査軸方向になるように位置決めされ、x軸およびy軸がz軸と垂直な平面(水平面)上に位置する。なお、3次元磁気センサ8は、吊り下げることによって鉛直方向がz軸になるように構成されており、探査孔2が鉛直に掘削されている場合には、図3に示すように吊り下げるだけでも各軸の位置決めが可能であるが、より精度良く位置決めする場合には、探査孔2内に基礎杭1と平行なガイド棒を設置し、当該ガイド棒でガイドしながらz軸方向を移動させるようにすれば良い。
磁場発生装置4と3次元磁気センサ8との距離は、3次元磁気センサ8によって磁場を測定するに際し、磁化された基礎杭1からの磁場が磁場発生装置4で発生させた磁場に埋もれてしまわないように、基礎杭1と探査孔2(3次元磁気センサ8)との距離の少なくとも2倍以上に設定し、設定した距離を保った状態で磁場発生装置4および3次元磁気センサ8を探査軸方向に移動させる。
また、磁場発生装置4によって発生させる磁場の強さは、3次元磁気センサ8によって磁場を測定するに際し、地磁気の影響を無視できる程度に設定される。すなわち、日本付近の地磁気の強さは、50,000(nT)程度であり、3次元磁気センサ8によって測定される磁場の強さが0.2(mT)=200,000(nT)以上になるように磁場発生装置4によって発生させる磁場の強さを設定し、地磁気の影響を減少させる。
電源装置5から磁場発生装置4に供給する電源としては、直流電流を供給する直流電源と、交流電流を供給する交流電源とを使用することができる。電源装置5として直流電源を使用した場合には、一定の直流電流を磁場発生装置4に供給して一定の強さの磁場を発生させた状態で磁場発生装置4を探査軸方向に移動させる。また、電源装置5として交流電源を使用した場合には、磁場発生装置4によって発生される磁場の強さが周期的に変動すると共に、磁場の向きが周期的に反転することになるが、周期性が存在するため、測定結果を信号処理することによって所望の磁場を測定することができる。
3次元磁気センサ8からの出力は、増幅器9で増幅され、プーリー6に接続されたカウンタ7からの深さ情報と共にデータ収集器10に入力される。従って、データ収集器10には、深さ毎のx軸方向、y軸方向およびz軸方向の磁場の強さが探査データとして収集されることになる。
形状解析装置11は、図2を参照すると、データ収集器10からの探査データが入力される探査データ入力部12と、水平磁場算出部13と、探査結果算出部14と、データ出力部15とからなる。
探査データ入力部12には、データ収集器10から探査データとして深さ毎のx軸方向の磁場の強さBXと、y軸方向の磁場の強さBYと、z軸方向の磁場の強さBZとが入力される。
水平磁場算出部13は、以下に示す数式1によって水平成分の磁場の強さBHを算出する。すなわち、図3に示すように、3次元磁気センサ8が回転してx軸およびy軸が変化しても、x軸方向の磁場の強さBXと、y軸方向の磁場の強さBYとから正確な水平成分の磁場の強さBHを算出する。
探査結果算出部14は、水平成分の磁場の強さBHと、鉛直方向(z軸方向)の磁場の強さBZとからtanθ=BH/BZを算出する。
このようにして深さ毎のtanθ=BH/BZを算出してプリンタ等のデータ出力部15にグラフや表として出力する。
このようにして深さ毎のtanθ=BH/BZを算出してプリンタ等のデータ出力部15にグラフや表として出力する。
磁化された基礎杭1を磁石してみなすと、基礎杭1からは、図4に示すような磁力線がでていることになり、tanθ=BH/BZを算出して水平成分の磁場の強さBHと鉛直方向の磁場の強さBZとの比として捉えることにより、磁力線の角度の変化を検出できるため、データ出力部15から出力されるグラフや表には、基礎杭1の先端位置を中心とした明らかな変動が確認でき、基礎杭1の杭長を検出することが可能になる。
なお、本実施の形態では、3次元磁気センサ8の回転を考慮して水平成分の磁場の強さBHを、x軸方向の磁場の強さBXと、y軸方向の磁場の強さBYとから算出するように構成したが、z軸(鉛直方向)の移動に際して3次元磁気センサ8が回転しないように、すなわちx軸およびy軸が動かないように位置決めすると、水平成分の磁場の強さBHを算出することなく、探査結果算出部14において、x軸方向の磁場の強さBXもしくはy軸方向の磁場の強さBYを用いてtanθ=BX/BZもしくはtanθ=BY/BZを算出するようにしても良く、この場合には、3次元磁気センサ8の替わりに互いに直交する向き(x軸もしくはy軸、z軸)の磁場の強さを測定可能な2次元磁気センサを用いることができる。
以上説明したように、本実施の形態によれば、基礎杭1の近傍で発生させた磁場によって基礎杭1を磁化させた状態で、探査軸方向の異なる箇所の磁場の強さをそれぞれ測定するため、場所打ち杭等のように鉄筋量が少ない杭や、フーチングによって探査孔2を基礎杭1から離れたところに配置しなければならない場合にも、磁化された基礎杭1による磁場を地磁気よりも強くすることができ、地磁気に影響されることなく高い検知精度で杭長を特定することができるという効果を奏する。
さらに、本実施の形態によれば、磁場発生源と磁場の測定ポイントと距離を一定に保った状態で、磁場発生源と磁場の測定ポイントとを探査軸方向に移動させながら探査軸方向の異なる箇所の磁場の強さをそれぞれ測定することによって、強力な磁場を発生させることなく測定対象物を磁化させることができるため、使用する装置を小型化することができるという効果を奏する。
なお、本実施の形態では、磁場発生装置4を3次元磁気センサ8と共に探査軸方向に移動させながら基礎杭1を磁化させるように構成したが、磁場発生装置4を固定した状態で基礎杭1を磁化させ、3次元磁気センサ8のみを探査軸方向に移動させて磁場を測定するようにしても良い。
また、本実施の形態では、図1を参照すると、3次元磁気センサ8の上方に磁場発生装置4を配置させるように構成しているが、磁場発生装置4を3次元磁気センサ8の下方に配置させるようにしても良い。
(実施例)
図5は、本発明に係る磁気探査方法の実施例の測定条件を示す側面図であり、図6乃至図8は、本発明に係る磁気探査方法の実施例の測定結果を示すグラフである。
図5は、本発明に係る磁気探査方法の実施例の測定条件を示す側面図であり、図6乃至図8は、本発明に係る磁気探査方法の実施例の測定結果を示すグラフである。
図5に示すように、土中に鋼管杭20を埋設し、鋼管杭20の近傍に磁場の強さを測定するための探査孔2を掘削し、探査孔2の全長にわたって非磁性ガイド管3を挿入する。そして、非磁性ガイド管3内に磁場発生装置4と3次元磁気センサ8とを挿入して、磁場発生装置4および3次元磁気センサ8を移動させながら、探査軸方向の各深さでの磁場の強さを測定した。なお、鋼管杭20は、深さ3m〜13mに埋設し、鋼管杭20から3次元磁気センサ8までの距離は、L=2mに設定した。
3次元磁気センサ8によって測定する磁場の座標は、探査軸方向がz軸に、水平面をx軸、y軸になるようにし、各位置でx軸方向、y軸方向、z軸方向の3方向成分をそれぞれ測定した結果をBx、By、Bz(mT)とし、水平成分の磁場の強さBhを算出した(図6を参照)。
図6に示すグラフを参照すると、z軸方向の磁場の強さBzが深さ3m付近と深さ13m付近とで0になっていることがわかる。すなわち、磁場発生装置4によって発生された磁場によって磁化された鋼管杭20からの探査軸方向の磁場が深さ3m付近と深さ13m付近とで反転していることが示されており、測定結果から鋼管杭20の杭長を特定することができる。
次に、探査軸方向(z軸方向)の磁場勾配(dBz/dz)を算出した(図7を参照)。図7に示すグラフを参照すると、探査軸方向の磁場勾配が深さ3m付近と深さ13m付近とでピークになっていることがわかる。すなわち、磁場発生装置4によって発生された磁場によって磁化された鋼管杭20からの探査軸方向の磁場が深さ3m付近と深さ13m付近とで反転していることが示されており、測定結果から鋼管杭20の杭長を特定することができる。
次に、水平成分の磁場の強さ/探査軸方向(z軸方向)の磁場の強さ(Bh/Bz)を算出した(図8を参照)。図8に示すグラフを参照すると、深さ3m付近と深さ13m付近とで急激に数値が変動しており、磁場発生装置4によって発生された磁場によって磁化された鋼管杭20からの探査軸方向の磁場が深さ3m付近と深さ13m付近とで反転していることがより詳細に示されており、測定結果から鋼管杭20の杭長を特定することができる。
なお、本発明が上記各実施の形態に限定されず、本発明の技術思想の範囲内において、各実施の形態は適宜変更され得ることは明らかである。また、上記構成部材の数、位置、形状等は上記実施の形態に限定されず、本発明を実施する上で好適な数、位置、形状等にすることができる。なお、各図において、同一構成要素には同一符号を付している。
1 基礎杭
2 探査孔
3 非磁性ガイド管
4 磁場発生装置
5 電源装置
6 プーリー
7 カウンタ
8 3次元磁気センサ
9 増幅器
10 データ収集器
11 形状解析装置
12 探査データ入力部
13 水平磁場算出部
14 探査結果算出部
15 データ出力部
20 鋼管杭
2 探査孔
3 非磁性ガイド管
4 磁場発生装置
5 電源装置
6 プーリー
7 カウンタ
8 3次元磁気センサ
9 増幅器
10 データ収集器
11 形状解析装置
12 探査データ入力部
13 水平磁場算出部
14 探査結果算出部
15 データ出力部
20 鋼管杭
Claims (5)
- 地中に埋設された鋼材を含む測定対象物の近傍の磁気探査を行って、前記測定対象物の杭長を非接触で検出する磁気探査方法であって、
前記測定対象物の近傍で発生させた磁場によって前記測定対象物を磁化させた状態で、探査軸方向の異なる箇所の磁場の強さをそれぞれ測定することを特徴とする磁気探査方法。 - 磁場発生源と磁場の測定ポイントとの距離を一定に保った状態で、磁場発生源と磁場の測定ポイントとを探査軸方向に移動させながら探査軸方向の異なる箇所の磁場の強さをそれぞれ測定することを特徴とする請求項1記載の磁気探査方法。
- 前記磁場発生源を磁場の方向を一定にした状態で探査軸方向に移動させながら磁場を発生させることによって、前記測定対象物を磁化させることを特徴とする請求項1又は2記載の磁気探査方法。
- 探査軸方向に磁場を発生させることを特徴とする請求項1乃至3記載の磁気探査方法。
- 互いに直交するx軸、y軸およびz軸の磁気量を測定可能な3次元磁気センサをz軸が探査軸方向になるように位置決めした状態でz軸方向に移動させて、探査軸方向の異なる箇所の磁場の強さをそれぞれ測定することを特徴とする請求項1乃至4記載の磁気探査方法。
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| JP2004104663A JP2005291812A (ja) | 2004-03-31 | 2004-03-31 | 磁気探査方法 |
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Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2021143853A (ja) * | 2020-03-10 | 2021-09-24 | 興亜開発株式会社 | 鉛直磁気探査解析用推定モデルの生成方法、鉛直磁気探査解析システム、鉛直磁気探査解析装置、及びコンピュータ読み取り可能なプログラム |
-
2004
- 2004-03-31 JP JP2004104663A patent/JP2005291812A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2021143853A (ja) * | 2020-03-10 | 2021-09-24 | 興亜開発株式会社 | 鉛直磁気探査解析用推定モデルの生成方法、鉛直磁気探査解析システム、鉛直磁気探査解析装置、及びコンピュータ読み取り可能なプログラム |
| JP7361255B2 (ja) | 2020-03-10 | 2023-10-16 | 興亜開発株式会社 | 鉛直磁気探査解析システム、鉛直磁気探査解析装置、及びコンピュータ読み取り可能なプログラム |
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