JP2005289991A - ポリマーおよび可塑剤を含むマニキュア組成物 - Google Patents
ポリマーおよび可塑剤を含むマニキュア組成物 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2005289991A JP2005289991A JP2005080649A JP2005080649A JP2005289991A JP 2005289991 A JP2005289991 A JP 2005289991A JP 2005080649 A JP2005080649 A JP 2005080649A JP 2005080649 A JP2005080649 A JP 2005080649A JP 2005289991 A JP2005289991 A JP 2005289991A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- block
- composition according
- monomer
- weight
- polymer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 0 [*+]N(*)COCC(C1N)C1P Chemical compound [*+]N(*)COCC(C1N)C1P 0.000 description 1
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K8/00—Cosmetics or similar toiletry preparations
- A61K8/18—Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition
- A61K8/72—Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic macromolecular compounds
- A61K8/90—Block copolymers
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K8/00—Cosmetics or similar toiletry preparations
- A61K8/18—Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition
- A61K8/30—Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic compounds
- A61K8/33—Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic compounds containing oxygen
- A61K8/37—Esters of carboxylic acids
- A61K8/375—Esters of carboxylic acids the alcohol moiety containing more than one hydroxy group
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K8/00—Cosmetics or similar toiletry preparations
- A61K8/18—Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition
- A61K8/30—Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic compounds
- A61K8/46—Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic compounds containing sulfur
- A61K8/466—Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic compounds containing sulfur containing sulfonic acid derivatives; Salts
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K8/00—Cosmetics or similar toiletry preparations
- A61K8/18—Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition
- A61K8/72—Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic macromolecular compounds
- A61K8/84—Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic macromolecular compounds obtained by reactions otherwise than those involving only carbon-carbon unsaturated bonds
- A61K8/89—Polysiloxanes
- A61K8/891—Polysiloxanes saturated, e.g. dimethicone, phenyl trimethicone, C24-C28 methicone or stearyl dimethicone
- A61K8/894—Polysiloxanes saturated, e.g. dimethicone, phenyl trimethicone, C24-C28 methicone or stearyl dimethicone modified by a polyoxyalkylene group, e.g. cetyl dimethicone copolyol
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61Q—SPECIFIC USE OF COSMETICS OR SIMILAR TOILETRY PREPARATIONS
- A61Q3/00—Manicure or pedicure preparations
- A61Q3/02—Nail coatings
Abstract
【解決手段】本発明は、有機溶媒媒体を含む、化粧品として許容可能な媒体中に、10%以下の吸水性を示す皮膜を形成することが可能であるように、少なくとも1種のブロックポリマーと少なくとも1種の可塑剤とを含むマニキュア組成物を提供する。
本発明はさらに、爪に塗布した場合、光沢があり、良好な保持力を有しかつ耐水性である皮膜をもたらす、このような組成物の使用を提供する。
【選択図】 なし
Description
‐ 大量の内部可塑剤の添加に頼ることのない皮膜の可塑化、その一方良好なレベルの皮膜硬さを保持すること、ならびに
‐ 衝撃および/または剥離に対する本マニキュアの有効な耐性、かつまた良好な耐水性、したがって時間が経っても爪上のエナメルの保持力が増加すること、特に、可塑剤の選択によりエナメル皮膜の吸水性(水感受性)を低下させ、したがってその耐水性を増加させることが可能であること
を可能にしていることを発見している。
本発明による組成物のブロックポリマーは、皮膜形成性線状エチレン性ブロックポリマーであることが有利である。
i)上記ポリマーは、それぞれの重量比が10/90〜90/10の範囲にある含有量で混合物中に存在し、そして、
ii)第1および第2のブロックに対応するそれぞれのポリマーは、ブロックポリマーの平均(重量平均または数平均)分子量±15%に等しい平均(重量平均または数平均)分子量を有する、
ということが理解される。
ポリマーの溶液をTeflon被覆金型に注入し、続いて23±5℃および50±10%の相対湿度に調節した環境中で7日間乾燥することによりポリマーフィルムを調製する。
厚さ約100μmのフィルムがこのようにして得られ、そのフィルムから幅15mmおよび長さ80mmの長方形の試験片を切断する(例えばパンチを使用して)。
この試料には、乾燥についての条件と同一の温度および湿度条件下で、参照記号Zwickのもとに販売されている機械を使用して引張り応力を掛ける。
試験片は、50mm/分の速度で引っ張り、またジョー間の距離は50mmであり、これは試験片の初期長さ(l0)に対応する。
‐ 試験片を30%、すなわちその初期長さ(l0)の約0.3倍、だけ引っ張り(εmax)、
‐ 引張り速度に等しい戻り速度、すなわち50mm/分を適用することにより拘束を解放し、ゼロの試験片拘束に戻った後、試験片の残留伸びを百分率で測定する(ε1)。
Ri=((εmax-ε1)/εmax)×100
R2h=((εmax-ε2h)/εmax)×100
− a)40℃以上のTgを有するブロック、
− b)20℃以下のTgを有するブロック、
− c)20と40℃の間のTgを有するブロック、
から選択でき、そして第2のブロックは、第1のブロックと異なった範疇a)、b)またはc)から選択することができる。
本ブロックポリマーの40℃以上のTgを有するブロックは、例えば、40〜150℃の範囲にある、好ましくは50℃以上例えば50℃〜120℃の範囲にある、そしてさらにより良好には60℃以上例えば60℃〜120℃の範囲にあるTgを有する。
− そのモノマーから調製したホモポリマーが40℃以上のTg値、例えば、40〜150℃の範囲にある、好ましくは50℃以上例えば50℃〜120℃の範囲にある、またさらにより良好には60℃以上例えば60℃〜120℃の範囲にあるTgを有するものであるモノマーと、
− 後で説明するように、20と40℃の間のTgを有するモノマー及び/又は20℃以下のTgを有するモノマー、例えば-100〜20℃の範囲、好ましくは15℃未満、特に-80℃〜15℃の範囲、そしてさらにより良好には10℃未満、例えば-50℃〜0℃の範囲、にあるTgを有するモノマーから選択され、それらのモノマーから調整したホモポリマーが40℃未満のTg値を有するモノマー
とを含むことができる。
− 式CH2=C(CH3)-COOR1(式中R1がメチル、エチル、プロピルもしくはイソブチル基などの、炭素原子1〜4個を含有する線状もしくは分枝状の置換されていないアルキル基を表し、またはR1がC4〜C12のシクロアルキル基を表す。)のメタクリル酸エステル、
− 式CH2=CH-COOR2(式中R2が、アクリル酸イソボルニルなど、C4〜C12のシクロアルキル基、またはtert-ブチル基を表す。)のアクリル酸エステル、
− 式:
− ならびにそれらの混合物、
から選択される。
本ブロックポリマーの20℃以下のTgを有するブロックは、例えば、-100〜20℃の範囲にあり、好ましくは15℃以下特に-80〜15℃の範囲にあり、またさらにより良好には10℃以下例えば-50〜0℃の範囲にあるTgを有する。
− その対応するホモポリマーが20℃以下のTg、例えば-100〜20℃の範囲にある、好ましくは15℃未満特に-80〜15℃の範囲、そしてさらにより良好には10℃未満例えば-50℃〜0℃の範囲にあるTgを有する1種または複数のモノマーと、
− 上述のように、40℃以上のTg、例えば40〜150℃の範囲、好ましくは50℃以上例えば50℃〜120℃の範囲、そしてさらにより良好には60℃以上例えば60℃〜120℃の範囲、にあるTgを有するモノマー、および/または20と40℃の間のTgを有するモノマーなどの、その対応するホモポリマーが20℃を超えるTgを有する1種または複数のモノマー、とを含むことができる。
− 式CH2=CHCOOR3のアクリル酸エステルであり、R3が、tert-ブチル基を除いた線状もしくは分枝状のC1〜C12の置換されていないアルキル基を表し、そのアルキル基にはO、NおよびSから選択される1つまたは複数のヘテロ原子が場合によって挿入される、アクリル酸エステル、
− 式CH2=C(CH3)-COOR4のメタクリル酸エステルであり、R4が線状もしくは分枝状のC6〜C12の置換されていないアルキル基を表し、そのアルキル基にはO、NおよびSから選択される1つまたは複数のヘテロ原子が場合によって挿入される、メタクリル酸エステル、
− 式R5-CO-O-CH=CH2(式中R5が線状もしくは分枝状のC4〜C12アルキル基を表す。)のビニルエステル、
− ビニルアルコールおよびC4〜C12アルコールエーテル、
− N-オクチルアクリルアミドなどのN-(C4〜C12)アルキルアクリルアミド、
− ならびにそれらの混合物
から選択されるのが好ましい。
本ブロックポリマーの20℃と40℃の間のTgを有するブロックは、ホモポリマーまたはコポリマーとすることができる。
− 上述のように、その対応するホモポリマーが、40℃以上のTg、例えば40℃〜150℃の範囲、好ましくは50℃以上例えば50〜120℃の範囲、そしてさらにより良好には60℃以上例えば60℃〜120℃の範囲、にあるTgを有する主モノマー、および/または、
− 上述のように、その対応するホモポリマーが、20℃以下のTg、例えば-100〜20℃の範囲、好ましくは15℃以下特に-80℃〜15℃の範囲、そしてさらにより良好には10℃以下例えば-50℃〜0℃の範囲、にあるTgを有する主モノマーであって、このモノマーが第1のブロックを形成するコポリマーのTgが20と40℃の間になるように選択されているモノマー、
に全体としてまたは部分的に由来するコポリマーであることが有利である。
a)以下のような親水性モノマー:
− 少なくとも1つのカルボン酸もしくはスルホン酸官能基を含むエチレン性不飽和モノマー、例えば:
アクリル酸、メタクリル酸、クロトン酸、無水マレイン酸、イタコン酸、フマル酸、マレイン酸、アクリルアミドプロパンスルホン酸、ビニル安息香酸、ビニルリン酸、およびそれらの塩、
− 少なくとも1つの第三級アミン官能基を含むエチレン性不飽和モノマー、例えば2-ビニルピリジン、4-ビニルピリジン、メタクリル酸ジメチルアミノエチル、メタクリル酸ジエチルアミノエチル、およびジメチルアミノプロピルメタクリルアミド、ならびにそれらの塩、
− 式CH2=C(CH3)-COOR6のメタクリル酸エステル(式中R6がメチル、エチル、プロピルもしくはイソブチル基などの、炭素原子1〜4個を含有する線状もしくは分枝状アルキル基を表し、前記アルキル基は、ヒドロキシル基(例えばメタクリル酸2-ヒドロキシプロピルおよびメタクリル酸2-ヒドロキシエチル)及びハロゲン原子(Cl、Br、I、もしくはF)(例えばメタクリル酸トリフルオロエチル)から選択される1つまたは複数の置換基で置換されている。)、
− 式CH2=C(CH3)-COOR9のメタクリル酸エステルであり、R9が線状もしくは分枝状のC6〜C12のアルキル基を表し、そのアルキル基にはO、N、およびSから選択される1つまたは複数のヘテロ原子が場合によって挿入され、そのアルキル基が、ヒドロキシル基およびハロゲン原子(Cl、Br、I、もしくはF)から選択される1つまたは複数の置換基で置換されているメタクリル酸エステル、
− 式CH2=CHCOOR10のアクリル酸エステルであり、アクリル酸2-ヒドロキシプロピルおよびアクリル酸2-ヒドロキシエチルなどの、R10がヒドロキシル基およびハロゲン原子(Cl、Br、I、もしくはF)から選択される1つまたは複数の置換基で置換された線状もしくは分枝状のC1〜C12のアルキル基を表し、または、R10が、5〜30回のオキシエチレン単位の反復を有するC1〜C12のアルキル-O-POE(ポリオキシエチレン)、例えばメトキシ-POEを表し、またはR10が、5〜30個のエチレンオキシド単位を含むポリオキシエチレン基を表すアクリル酸エステル、
b) 1つまたは複数のケイ素原子を含むエチレン性不飽和モノマー、例えば、メタクリルオキシプロピルトリメトキシシランおよびメタクリルオキシプロピルトリス(トリメチルシロキシ)シラン、
− ならびにそれらの混合物
から選択される。
‐ 適切な反応器中に重合溶媒の一部を導入し、重合のために十分な温度に達するまで(典型的には60と120℃の間)加熱し、
‐ この温度に達するとすぐに、いくらかの重合開始剤の存在において第1のブロックの成分モノマーを導入し、
‐ 最大転化率90%に対応する時間Tの後、第2のブロックの成分モノマーおよび残りの開始剤を導入し、
‐ この混合物を(3〜6時間の範囲にある)時間T'の間反応させておき、その後室温までこの混合物を冷却し、
‐ 重合溶媒中に溶解しているポリマーが得られる。
第1の実施形態によれば、本発明による組成物のブロックポリマーは、上記のa)において記述している40℃以上のTgを有する少なくとも1種の(特に1種の)第1のブロックと、上記のb)において記述している20℃以下のTgを有する少なくとも1種の(特に1種の)第2のブロックとを含む。
‐ 40℃以上のTgを有する、例えば70〜110℃の範囲にあるTgを有する、メタクリル酸メチル/アクリル酸コポリマーである第1のブロックと、
‐ 20℃以下の、例えば0〜20℃の範囲にあるTgを有する、アクリル酸メチルホモポリマーである第2のブロックと、
‐ メタクリル酸メチル/アクリル酸/アクリル酸メチルコポリマーである中間ブロックとを、含むことができる。
‐ 40℃以上の、例えば70〜100℃の範囲にあるTgを有する、メタクリル酸メチル/アクリル酸/メタクリル酸トリフルオロエチルコポリマーである第1のブロックと、
‐ 20℃以下の、例えば0〜20℃の範囲にあるTgを有する、アクリル酸メチルホモポリマーである第2のブロックと、
‐ メタクリル酸メチル/アクリル酸/アクリル酸メチル/メタクリル酸トリフルオロエチルランダムコポリマーである中間ブロックと
を含むことができる。
第2の実施形態によれば、本発明による組成物のブロックポリマーは、c)において記述したブロックに従い20と40℃の間のガラス転移温度(Tg)を有する第1のブロックと、上記のb)において記述している20℃以下のガラス転移温度、または上記のa)において記述している40℃以上のガラス転移温度を有する第2のブロックとを含む。
‐ 20と40℃の間のTgを有する、例えば25〜39℃の範囲にあるTgを有する、少なくとも1のアクリル酸メチルモノマー、少なくとも1のメタクリル酸メチルモノマー、および少なくとも1のアクリル酸モノマーを含むコポリマーである第1のブロックと、
‐ 40℃以上の、例えば85〜125℃の範囲にあるTgを有する、メタクリル酸メチルモノマーから構成されるホモポリマーである第2のブロックと、
‐ 少なくとも1のアクリル酸メチルモノマー、メタクリル酸メチルを含む中間ブロックと、
‐ 少なくとも1のメタクリル酸メチル、少なくとも1のアクリル酸モノマー、および少なくとも1のアクリル酸メチルモノマーを含む中間ブロックと
を含むのが有利である。
本発明による化粧用組成物の化粧品として許容可能な媒体は、有機溶媒または有機溶媒の混合物を含む有機溶媒媒体を含む。
‐ メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、ジイソブチルケトン、イソホロン、シクロヘキサノン、およびアセトンなどの環境温度で液体であるケトン;
‐ エタノール、イソプロパノール、ジアセトンアルコール、2-ブトキシエタノール、およびシクロヘキサノールなどの環境温度で液体であるアルコール;
‐ プロピレングリコールモノメチルエーテル、プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート、およびジプロピレングリコールモノn-ブチルエーテルなどの環境温度で液体であるプロピレングリコールエーテル;
‐ γ-ブチロラクトンなどの環状エステル;
‐ 酢酸エチル、酢酸メチル、酢酸プロピル、酢酸イソプロピル、酢酸n-ブチル、酢酸イソペンチル、酢酸メトキシプロピル、および乳酸ブチルなどの(合計して炭素原子3〜8個を有する)短分子鎖エステル;
‐ ジエチルエーテル、ジメチルエーテル、またはジクロロジエチルエーテルなどの環境温度で液体であるエーテル;
‐ デカン、ヘプタン、ドデカン、またはシクロヘキサンなどの環境温度で液体であるアルカン;
‐ ジメチルスルホキシドなどのアルキルスルホキシド;
ベンズアルデヒド、およびアセトアルデヒドなどの環境温度で液体であるアルデヒド;
‐ 3-エトキシプロピオン酸エチル;
‐ プロピレンカーボネート、およびジメチルカーボネートなどのカーボネート;
‐ メチラールなどのアセタール;
‐ ならびにそれらの混合物
から選択できる。
可塑剤は、カルボン酸とジオールとの反応から得られるエステル、ポリエーテル、ジメチコーンコポリオール、エチルトシルアミド、およびそれらの混合物から選択される。
H-(O-CxH2x)m-(O-CyH2y)n-OH (I)
(式中、同一または異なっているxおよびyは2〜10、好ましくは3〜5の範囲にある整数であり、そして、
mおよびnは独立に、0〜1000、好ましくは0〜100の範囲にある整数である。xが3であり、y=0であるのが好ましい。)を有するものから選択することが好ましい。
‐ R13、R14およびR15は独立に:
‐ メチル、エチル、プロピル、ブチル、ペンチル、もしくはヘキシルなどのC1〜C6アルキル基、または、
‐ -(CH2)a-(O-CxH2x)m-(O-CyH2y)n-O-R16基を表し、ただし
‐ aが0〜8の範囲にある整数であり、
‐ R13、R14およびR15基の少なくとも1つが上記において定義した-(CH2)a-(O-CxH2x)m-(O-CyH2y)n-O-R16基であるという条件で、R16が水素原子、またはメチル、エチル、プロピル、ブチル、ペンチル、もしくはヘキシルなどのC1〜C6アルキル基であり、
‐ 同一または異なるxおよびyが2〜10、好ましくは3〜5の範囲にある整数であり、そして、より好ましくはx=3かつy=0であり、
‐ mおよびnが独立に、0〜1000、好ましくは0〜100の範囲にある整数であり;
‐ Aは0〜200の範囲にある整数であり;
‐ Bは0〜100の範囲にある整数であり、ただしAおよびBは同時にゼロではない。)
‐ B=0であり、
‐ Aは0〜200の範囲にある整数であり、
‐ R13およびR15は同一でありかつ-(CH2)a-(O-CxH2x)m-(O-CyH2y)n-O-R16基であり、ただしaが0〜8の範囲にある整数であり、R16が水素原子またはC1〜C6アルキル基を表し、x=3かつy=0であり、mおよびnが独立に0〜1000、好ましくは0〜100の範囲にある整数である化合物から選択される。
本発明による組成物のブロックポリマーのほかに、本組成物は、皮膜形成性ポリマーなどの追加のポリマーを含むことができる。本発明により、「皮膜形成性ポリマー」は、それ自体で、または補助的な皮膜形成剤の存在において支持体に、また特にケラチン物質に密着する連続的皮膜を形成することが可能なポリマーである。
本発明による組成物は、当技術分野でよく知られている水溶性染料および微粉着色剤、例えば顔料、真珠光沢剤、およびフレークから選択された1種または複数の着色剤をも含有できる。これらの着色剤は、本組成物内に、本組成物の重量に対して0.01重量%〜50重量%、好ましくは0.01重量%〜30重量%の範囲にある量で存在できる。
本組成物は、化粧組成物において通常使用される他の添加剤をさらに含むことができる。この種類の成分は、展着剤、湿潤剤、分散剤、脱泡剤、防腐剤、UV遮光剤、活性剤、界面活性剤、保湿剤、香料、中和剤、安定剤および酸化防止剤から選択できる。
1リットル反応器中に、酢酸ブチル100gを導入し、次いで室温(25℃)から90℃まで1時間かかるようにして温度を上げる。
1リットル反応器中に、酢酸ブチル100gを導入し、次いで室温(25℃)から90℃まで1時間かかるようにして温度を上げる。
1リットル反応器中に、酢酸ブチル100gを導入し、次いで室温(25℃)から90℃まで1時間かかるようにして温度を上げる。
1リットル反応器中に、酢酸エチル210gを導入し、次いで室温(25℃)から78℃まで1時間かかるようにして温度を上げる。
1リットル反応器中に、酢酸ブチル100gを導入し、次いで室温(25℃)から90℃まで1時間かかるようにして温度を上げる。
下記の組成を有するマニキュアを調製した。例1〜4には、本発明による可塑剤が含まれ、例5および6には従来技術の可塑剤が含まれる。
Claims (87)
- 有機溶媒媒体を含む、化粧品として許容可能な媒体中に、10%以下の吸水性を示す皮膜を形成することが可能であるように、少なくとも1種のブロックポリマーと少なくとも1種の可塑剤とを含むマニキュア組成物。
- 前記可塑剤が、ジオールとカルボン酸の反応から得られたエステル、ポリエーテル、ジメチコーンコポリオール、エチルトシルアミド、およびそれらの混合物から選択されることを特徴とする請求項1に記載の組成物。
- 有機溶媒媒体を含む、化粧品として許容可能な媒体中に、少なくとも1種のブロックポリマーと、少なくとも1種の可塑剤であって、ジオールとカルボン酸の反応から得られたエステル、ポリエーテル、ジメチコーンコポリオール、エチルトシルアミド、およびそれらの混合物から選択される少なくとも1種の可塑剤とを含むマニキュア組成物。
- 前記ブロックポリマーが、皮膜形成性線状エチレン性ブロックポリマーであることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の組成物。
- 前記ブロックポリマーが、ガラス転移温度(Tg)の異なる少なくとも1種の第1のブロックと、少なくとも1種の第2のブロックとを含み、第1および第2のブロックが、少なくとも1種の第1のブロックの成分モノマーと、少なくとも1種の第2のブロックの成分モノマーとを含む中間セグメントを介して一緒に結合されていることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の組成物。
- 前記第1のブロックと第2のブロックとが不相容性であることを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の組成物。
- 前記ブロックポリマーの前記第1のブロックが、
a)40℃以上のTgを有するブロック、
b)20℃以下のTgを有するブロック、
c)20と40℃の間のTgを有するブロック
から選択され、かつ前記第2のブロックが、前記第1のブロックと異なった範疇a)、b)またはc)から選択されることを特徴とする請求項6に記載の組成物。 - 前記ブロックポリマーの40℃以上のTgを有するブロックが、1種または複数のモノマーに全体としてまたは部分的に由来し、これらのモノマーから調製したホモポリマーが40℃以上のガラス転移温度を有するものであることを特徴とする請求項7に記載の組成物。
- その対応するホモポリマーが40℃以上のガラス転移温度を有する前記モノマーが、下記のモノマー:
‐ 式CH2=C(CH3)-COOR1(式中R1がメチル、エチル、プロピルもしくはイソブチル基などの、炭素原子1〜4個を含有する線状もしくは分枝状の置換されていないアルキル基を表し、またはR1がC4〜C12のシクロアルキル基を表す。)のメタクリル酸エステル、
‐ 式CH2=CH-COOR2(式中R2が、アクリル酸イソボルニルなどのC4〜C12のシクロアルキル基、またはtert-ブチル基を表す。)のアクリル酸エステル、
‐ 式:
‐ ならびにそれらの混合物
から選択されることを特徴とする請求項8に記載の組成物。 - その対応するホモポリマーが40℃以上のガラス転移温度を有する前記モノマーが、メタクリル酸メチル、メタクリル酸イソブチル、および(メタ)アクリル酸イソボルニル、ならびにそれらの混合物から選択されることを特徴とする請求項8または9に記載の組成物。
- 前記ブロックポリマーの20℃以下のTgを有するブロックが、1種または複数のモノマーに全体としてまたは部分的に由来し、これらのモノマーから調製したホモポリマーが20℃以下のガラス転移温度を有するものであることを特徴とする請求項7に記載の組成物。
- その対応するホモポリマーが20℃以下のガラス転移温度を有する前記モノマーが、下記のモノマー:
‐ 式CH2=CHCOOR3のアクリル酸エステルであり、R3が、tert-ブチル基を除いた線状もしくは分枝状C1〜C12の置換されていないアルキル基を表し、前記アルキル基にはO、NおよびSから選択される1つまたは複数のヘテロ原子が場合によって挿入される、アクリル酸エステル、
‐ 式CH2=C(CH3)-COOR4のメタクリル酸エステルであり、R4が線状もしくは分枝状C6〜C12の置換されていないアルキル基を表し、前記アルキル基にはO、NおよびSから選択される1つまたは複数のヘテロ原子が場合によって挿入される、メタクリル酸エステル、
‐ 式R5-CO-O-CH=CH2(式中R5が線状もしくは分枝状のC4〜C12アルキル基を表す。)のビニルエステル、
‐ ビニルおよびメチルエーテルならびにビニルおよびエチルエーテルなどの、ビニルおよびC4〜C12アルキルエーテル、
‐ N-オクチルアクリルアミドなどのN-(C4〜C12)アルキルアクリルアミド、
‐ ならびにそれらの混合物
から選択されることを特徴とする請求項11に記載の組成物。 - その対応するホモポリマーが20℃以下のガラス転移温度を有する前記モノマーが、tert-ブチル基を除いて、そのアルキル鎖が炭素原子1〜10個を含有するアクリル酸アルキルから選択されることを特徴とする請求項12に記載の組成物。
- 20と40℃の間のTgを有する前記ブロックが、1種または複数のモノマーに全体としてまたは部分的に由来し、これらのモノマーから調製したホモポリマーが20と40℃の間のガラス転移温度を有するものであることを特徴とする請求項7に記載の組成物。
- 20と40℃の間のTgを有する前記ブロックが、対応するホモポリマーが40℃以上のTgを有するものであるモノマーと、対応するホモポリマーが20℃以下のTgを有するものであるモノマーとに全体としてまたは部分的に由来していることを特徴とする請求項14に記載の組成物。
- 20と40℃の間のTgを有する前記ブロックが、メタクリル酸メチル、アクリル酸およびメタクリル酸イソボルニル、メタクリル酸トリフルオロエチル、アクリル酸ブチル、ならびにアクリル酸2-エチルヘキシル、ならびにそれらの混合物から選択されるモノマーに全体としてまたは部分的に由来していることを特徴とする請求項14または15に記載の組成物。
- 前記ブロックポリマーが、少なくとも1種の第1のブロックと、少なくとも1種の第2のブロックとを含み、前記第1のブロックが40℃以上のガラス転移温度(Tg)を有し、かつ前記第2のブロックが20℃以下のガラス転移温度を有し、前記第1および前記第2のブロックが、少なくとも1種の前記第1のブロックの成分モノマーと、少なくとも1種の前記第2のブロックの成分モノマーとを含む中間セグメントを介して一緒に結合されていることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の組成物。
- 前記ブロックポリマーの前記第1のブロックが1種または複数のモノマーに全体としてまたは部分的に由来し、これらのモノマーから調製したホモポリマーが40℃以上のガラス転移温度を有するものであることを特徴とする請求項17に記載の組成物。
- 前記第1のブロックがモノマーに由来しているコポリマーであり、これらのモノマーから調製したホモポリマーが40℃以上のガラス転移温度を有するものであることを特徴とする請求項17に記載の組成物。
- その対応するホモポリマーが40℃以上のガラス転移温度を有するモノマーが、下記のモノマー:
‐ 式CH2=C(CH3)-COOR1(式中R1がメチル、エチル、プロピルもしくはイソブチル基などの、炭素原子1〜4個を含有する線状もしくは分枝状の置換されていないアルキル基を表し、またはR1がC4〜C12のシクロアルキル基を表す。)のメタクリル酸エステル、
‐ 式CH2=CH-COOR2(式中R2が、アクリル酸イソボルニルなどのC4〜C12のシクロアルキル基、またはtert-ブチル基を表す。)のアクリル酸エステル、
‐式:
‐ ならびにそれらの混合物
から選択されることを特徴とする請求項18または19に記載の組成物。 - その対応するホモポリマーが40℃以上のガラス転移温度を有する前記モノマーが、メタクリル酸メチル、メタクリル酸イソブチル、および(メタ)アクリル酸イソボルニル、ならびにそれらの混合物から選択されることを特徴とする請求項18から20のいずれか一項に記載の組成物。
- 前記ブロックポリマーの前記第1のブロックの割合が、ポリマーの20重量%〜90重量%、さらにより良好には30重量%〜80重量%またさらに一層より良好には50重量%〜70重量%の範囲にあることを特徴とする請求項17から21のいずれか一項に記載の組成物。
- 前記ブロックポリマーの前記第2のブロックが1種または複数のモノマーに全体としてまたは部分的に由来し、これらのモノマーから調製したホモポリマーが20℃以下のガラス転移温度を有するものであることを特徴とする請求項17から22のいずれか一項に記載の組成物。
- 前記第2のブロックがモノマーに由来するホモポリマーであり、これらのモノマーから調製したホモポリマーが20℃以下のガラス転移温度を有するものであることを特徴とする請求項17から22のいずれか一項に記載の組成物。
- その対応するホモポリマーが20℃以下のガラス転移温度を有する前記モノマーが、下記のモノマー:
‐ 式CH2=CHCOOR3のアクリル酸エステルであり、R3が、tert-ブチル基を除いた線状もしくは分枝状C1〜C12の置換されていないアルキル基を表し、前記アルキル基にはO、NおよびSから選択される1つまたは複数のヘテロ原子が場合によって挿入される、アクリル酸エステル、
‐ 式CH2=C(CH3)-COOR4のメタクリル酸エステルであり、R4が線状もしくは分枝状C6〜C12の置換されていないアルキル基を表し、前記アルキル基にはO、NおよびSから選択される1つまたは複数のヘテロ原子が場合によって挿入される、メタクリル酸エステル、
‐ 式R5-CO-O-CH=CH2(式中R5が線状もしくは分枝状のC4〜C12アルキル基を表す)のビニルエステル、
‐ ビニルアルコールおよびC4〜C12アルコールエーテル、
‐ N-オクチルアクリルアミドなどのN-(C4〜C12)アルキルアクリルアミド、
‐ ならびにそれらの混合物
から選択されることを特徴とする請求項23または24に記載の組成物。 - その対応するホモポリマーが20℃以下のガラス転移温度を有する前記モノマーが、tert-ブチル基を除いて、そのアルキル鎖が炭素原子1〜10個を含有するアクリル酸アルキルから選択されることを特徴とする請求項23から25のいずれか一項に記載の組成物。
- 前記ブロックポリマーの20℃以下のTgを有する前記第2のブロックの割合が、ポリマーの5重量%〜75重量%、さらにより良好には15重量%〜50重量%、またさらに一層より良好には25重量%〜45重量%の範囲にあることを特徴とする請求項20から25のいずれか一項に記載の組成物。
- 前記ブロックポリマーが、少なくとも1種の第1のブロックと、少なくとも1種の第2のブロックとを含み、前記第1のブロックが20と40℃の間のガラス転移温度(Tg)を有し、また前記第2のブロックが20℃以下のガラス転移温度または40℃以上のガラス転移温度を有し、前記第1および第2のブロックが、少なくとも1種の前記第1のブロックの成分モノマーと、少なくとも1種の前記第2のブロックの成分モノマーとを含む中間セグメントを介して一緒に結合されていることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の組成物。
- 前記ブロックポリマーの20と40℃の間のTgを有する前記第1のブロックが1種または複数のモノマーに全体としてまたは部分的に由来し、これらのモノマーから調製したホモポリマーが20と40℃の間のガラス転移温度を有するものであることを特徴とする請求項28に記載の組成物。
- 前記ブロックポリマーの20と40℃の間のTgを有する前記第1のブロックが、対応するホモポリマーが40℃以上のTgを有するものであるモノマーと、対応するホモポリマーが20℃以下のTgを有するものであるモノマーとに由来しているコポリマーであることを特徴とする請求項28または29に記載の組成物。
- 前記ブロックポリマーの20と40℃の間のTgを有する前記第1のブロックが、メタクリル酸メチル、アクリル酸およびメタクリル酸イソボルニル、アクリル酸ブチル、ならびにアクリル酸2-エチルヘキシル、ならびにそれらの混合物から選択されたモノマーに由来していることを特徴とする請求項28から30のいずれか一項に記載の組成物。
- 20と40℃の間のTgを有する前記第1のブロックの割合が、ポリマーの10重量%〜85重量%、さらにより良好には30重量%〜80重量%、またさらに一層より良好には50重量%〜70重量%の範囲にあることを特徴とする請求項28から31のいずれか一項に記載の組成物。
- 前記ブロックポリマーの前記第2のブロックが、40℃以上のTgを有し、かつ、これらのモノマーから調製したホモポリマーが40℃以上のガラス転移温度を有するものである1種または複数のモノマーに全体としてまたは部分的に由来していることを特徴とする請求項28から32のいずれか一項に記載の組成物。
- 前記ブロックポリマーの前記第2のブロックが、40℃以上のTgを有し、また、これらのモノマーから調製したホモポリマーが40℃以上のガラス転移温度を有するものであるモノマーに由来しているホモポリマーであることを特徴とする請求項28から33のいずれか一項に記載の組成物。
- その対応するホモポリマーが40℃以上のガラス転移温度を有するモノマーが、下記のモノマー:
‐ 式CH2=C(CH3)-COOR1(式中R1がメチル、エチル、プロピルもしくはイソブチル基などの、炭素原子1〜4個を含有する線状もしくは分枝状の置換されていないアルキル基を表し、またはR1がC4〜C12のシクロアルキル基を表す。)のメタクリル酸エステル、
‐ 式CH2=CH-COOR2(式中R2が、アクリル酸イソボルニルなどのC4〜C12のシクロアルキル基、またはtert-ブチル基を表す。)のアクリル酸エステル、
‐ 式:
‐ ならびにそれらの混合物
から選択されることを特徴とする請求項28から34のいずれか一項に記載の組成物。 - その対応するホモポリマーが40℃以上のガラス転移温度を有する前記モノマーが、メタクリル酸メチル、メタクリル酸イソブチル、および(メタ)アクリル酸イソボルニル、ならびにそれらの混合物から選択されることを特徴とする請求項28から35のいずれか一項に記載の組成物。
- 前記ブロックポリマーの40℃以上のTgを有する前記第2のブロックの割合が、ポリマーの10重量%〜85重量%、好ましくは20重量%〜70重量%、またさらにより良好には30重量%〜70重量%の範囲にあることを特徴とする請求項28から36のいずれか一項に記載の組成物。
- 前記第2のブロックが、20℃以下のTgを有し、かつ、これらのモノマーから調製したホモポリマーが20℃以下のガラス転移温度を有するものである1種または複数のモノマーに全体としてまたは部分的に由来していることを特徴とする請求項28から32のいずれか一項に記載の組成物。
- 前記ブロックポリマーの前記第2のブロックが、20℃以下のTgを有し、かつ、これらのモノマーから調製したホモポリマーが20℃以下のガラス転移温度を有するものであるモノマーに由来しているホモポリマーであることを特徴とする請求項28から32のいずれか一項に記載の組成物。
- その対応するホモポリマーが20℃以下のガラス転移温度を有するモノマーが、下記のモノマー:
式CH2=CHCOOR3のアクリル酸エステルであり、R3が、tert-ブチル基を除いた線状もしくは分枝状C1〜C12の置換されていないアルキル基を表し、前記アルキル基にはO、NおよびSから選択される1つまたは複数のヘテロ原子が場合によって挿入される、アクリル酸エステル、
‐ 式CH2=C(CH3)-COOR4のメタクリル酸エステルであり、R4が線状もしくは分枝状C6〜C12の置換されていないアルキル基を表し、前記アルキル基にはO、NおよびSから選択される1つまたは複数のヘテロ原子が場合によって挿入される、メタクリル酸エステル、
‐ 式R5-CO-O-CH=CH2(式中R5が線状もしくは分枝状のC4〜C12アルキル基を表す)のビニルエステル、
‐ ビニルおよびメチルエーテルならびにビニルおよびエチルエーテルなどの、ビニルおよびC4〜C12アルキルエーテル、
‐ N-オクチルアクリルアミドなどのN-(C4〜C12)アルキルアクリルアミド、
‐ ならびにそれらの混合物
から選択されることを特徴とする請求項38または39に記載の組成物。 - そのホモポリマーが20℃以下のガラス転移温度を有する前記モノマーが、tert-ブチル基を除いて、そのアルキル鎖が炭素原子1〜10個を含有するアクリル酸アルキルから選択されることを特徴とする請求項38から40のいずれか一項に記載の組成物。
- 前記ブロックポリマーの20℃以下のガラス転移温度を有するブロックの割合が、ポリマーの20重量%〜90重量%、さらにより良好には30重量%〜80重量%、またさらに一層より良好には50重量%〜70重量%の範囲にあることを特徴とする請求項32から41のいずれか一項に記載の組成物。
- 前記ブロックポリマーの前記第1のブロックおよび/または前記第2のブロックが、少なくとも1種の追加のモノマーを含むことを特徴とする請求項1から42のいずれか一項に記載の組成物。
- 前記追加のモノマーが、親水性モノマー、および1つまたは複数のケイ素原子を含むエチレン性不飽和モノマー、ならびにそれらの混合物から選択されることを特徴とする請求項43に記載の組成物。
- 前記追加のモノマーが:
‐ 少なくとも1つのカルボン酸もしくはスルホン酸官能基を含むエチレン性不飽和モノマー、
‐ 式CH2=C(CH3)-COOR6(式中R6がメチル、エチル、プロピルもしくはイソブチル基などの、炭素原子1〜4個を含有する線状もしくは分枝状アルキル基を表し、前記アルキル基が、ヒドロキシル基およびハロゲン原子から選択される1つまたは複数の置換基で置換されている。)のメタクリル酸エステル、
‐ 式CH2=C(CH3)-COOR9のメタクリル酸エステルであり、R9が線状もしくは分枝状のC6〜C12のアルキル基を表し、前記アルキル基にはO、N、およびSから選択される1種または複数のヘテロ原子が場合によって挿入され、前記アルキル基が、ヒドロキシル基およびハロゲン原子(Cl、Br、I、もしくはF)から選択される1つまたは複数の置換基で置換されている、メタクリル酸エステル、
‐ 式CH2=CHCOOR10のアクリル酸エステルであり、アクリル酸2-ヒドロキシプロピルおよびアクリル酸2-ヒドロキシエチルなどの、R10がヒドロキシル基およびハロゲン原子(Cl、Br、I、もしくはF)から選択される1つまたは複数の置換基で置換された線状もしくは分枝状のC1〜C12のアルキル基を表し、または、R10が、5〜30回のオキシエチレン単位の反復を有するC1〜C12のアルキル-O-POE(ポリオキシエチレン)、例えばメトキシ-POEを表し、またはR10が、5〜30個のエチレンオキシド単位を含むポリオキシエチレン化基を表すアクリル酸エステル、
‐ 少なくとも1つの第三級アミン官能基を含むエチレン性不飽和モノマー、
‐ ならびにそれらの混合物
から選択されることを特徴とする請求項43または44に記載の組成物。 - 1種または複数の前記追加のモノマーが、アクリル酸、メタクリル酸、およびメタクリル酸トリフルオロエチル、ならびにそれらの混合物から選択されることを特徴とする請求項43から45のいずれか一項に記載の組成物。
- 1種または複数の前記追加のモノマーが、前記ブロックポリマーの前記第1および/または前記第2のブロックの合計重量に対して、1〜30重量%になることを特徴とする請求項43から46のいずれか一項に記載の組成物。
- 前記ブロックポリマーの前記第1および前記第2のブロックのそれぞれが、(メタ)アクリル酸エステルから選択される少なくとも1種のモノマー、および場合によって(メタ)アクリル酸から選択される少なくとも1種のモノマー、ならびにそれらの混合物を含むことを特徴とする請求項1から47のいずれか一項に記載の組成物。
- 前記ブロックポリマーの前記第1および前記第2のブロックのそれぞれが、アクリル酸、(メタ)アクリル酸エステルから選択される少なくとも1種のモノマー、および場合によって(メタ)アクリル酸から選択される少なくとも1種のモノマー、ならびにそれらの混合物に全体として由来していることを特徴とする請求項1から48のいずれか一項に記載の組成物。
- 前記ブロックポリマーの前記第1および前記第2のブロックのガラス転移温度(Tg)の間の差異が10℃を超える、さらにより良好には20℃を超える、好ましくは30℃を超える、またさらにより良好には40℃を超えることを特徴とする請求項1から49のいずれか一項に記載の組成物。
- 前記ブロックポリマーの前記中間ブロックが、前記第1および前記第2のブロックのガラス転移温度の間のガラス転移温度を有することを特徴とする請求項1から50のいずれか一項に記載の組成物。
- 前記ブロックポリマーが、2を超える、好ましくは2.5以上の、より好ましくは2.8以上の、多分散性指数Iを有することを特徴とする請求項1から51のいずれか一項に記載の組成物。
- 前記ブロックポリマーが、2.8と6の間の多分散性指数を有することを特徴とする請求項1から52のいずれか一項に記載の組成物。
- 前記ブロックポリマーが、皮膜形成性線状エチレン性ブロックポリマーであることを特徴とする請求項1から53のいずれか一項に記載の組成物。
- 前記ブロックポリマーが、300000以下の重量平均分子量(Mw)を有することを特徴とする請求項1から54のいずれか一項に記載の組成物。
- 前記ブロックポリマーが、35000〜200000の、またさらにより良好には45000〜150000の範囲にある重量平均分子量(Mw)を有することを特徴とする請求項1から55のいずれか一項に記載の組成物。
- 前記ブロックポリマーが、70000以下の数平均分子量(Mn)を有することを特徴とする請求項1から56のいずれか一項に記載の組成物。
- 前記ブロックポリマーが、10000〜60000の、またさらにより良好には12000〜50000の範囲にある数平均分子量(Mn)を有することを特徴とする請求項1から57のいずれか一項に記載の組成物。
- 前記ブロックポリマーが、室温(25℃)においてpHの修正なしで、水中における活性物質含量少なくとも1重量%において、または水と、炭素原子2〜5個を含有する線状もしくは分枝状低級一価アルコールとの混合物中における活性物質含量少なくとも1重量%において、可溶ではないことを特徴とする請求項1から58のいずれか一項に記載の組成物。
- 前記ブロックポリマーがエラストマーではないことを特徴とする請求項1から59のいずれか一項に記載の組成物。
- 前記ブロックポリマーが、本組成物の合計重量に対して乾燥物として0.1〜60重量%、好ましくは0.5〜50重量%、そして、より好ましくは1〜40重量%になることを特徴とする請求項1から60のいずれか一項に記載の組成物。
- 前記有機溶媒媒体が:
‐ メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、ジイソブチルケトン、イソホロン、シクロヘキサノン、およびアセトンなどの環境温度で液体であるケトン;
‐ エタノール、イソプロパノール、ジアセトンアルコール、2-ブトキシエタノール、およびシクロヘキサノールなどの環境温度で液体であるアルコール;
‐ プロピレングリコールモノメチルエーテル、プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート、およびジプロピレングリコールモノ-n-ブチルエーテルなどの環境温度で液体であるプロピレングリコールエーテル;
‐ γ-ブチロラクトンなどの環状エステル;
‐ 酢酸エチル、酢酸メチル、酢酸プロピル、酢酸イソプロピル、酢酸n-ブチル、酢酸イソペンチル、酢酸メトキシプロピル、および乳酸ブチルなどの(合計して炭素原子3〜8個を有する。)短分子鎖エステル;
‐ ジエチルエーテル、ジメチルエーテル、またはジクロロジエチルエーテルなどの環境温度で液体であるエーテル;
‐ デカン、ヘプタン、ドデカン、またはシクロヘキサンなどの環境温度で液体であるアルカン;
‐ ジメチルスルホキシドなどのアルキルスルホキシド;
‐ ベンズアルデヒド、およびアセトアルデヒドなどの環境温度で液体であるアルデヒド;
‐ 3-エトキシプロピオン酸エチル;
‐ プロピレンカーボネート、およびジメチルカーボネートなどのカーボネート;
‐ メチラールなどのアセタール;
‐ ならびにそれらの混合物
から選択された少なくとも1種の有機溶媒を含むことを特徴とする請求項1から61のいずれか一項に記載の組成物。 - 前記有機溶媒媒体が、本組成物の合計重量に対して10重量%〜95重量%、好ましくは15重量%〜80重量%、そして、より好ましくは20重量%〜60重量%になることを特徴とする請求項1から62のいずれか一項に記載の組成物。
- カルボン酸とジオールとのエステルがモノエステルであることを特徴とする請求項2から63のいずれか一項に記載の組成物。
- カルボン酸とジオールとのエステルが、式R11COOHのモノカルボン酸と式HOR12OHのジオールとの反応から得られ、ただし、上式において、同一または異なっているR11およびR12が、好ましくは炭素原子3〜15個を含有し、かつ場合によってN、O、およびSなどの1種または複数のヘテロ原子を含有する線状、分枝状または環状の、飽和もしくは不飽和炭化水素鎖を表すことを特徴とする請求項2から64のいずれか一項に記載の組成物。
- R11がC3〜C5のアルキル基であり、またR12が、炭素原子5〜10個を含有する飽和線状炭化水素鎖であることを特徴とする請求項65に記載の組成物。
- 前記可塑剤が、イソ酪酸と2,2,4-トリメチルペンタン-1,3-ジオールとの反応から得られるモノエステルであることを特徴とする請求項1から66のいずれか一項に記載の組成物。
- ポリエーテルが、下記の一般式:
H-(O-CxH2x)m-(O-CyH2y)n-OH (I)
(式中、同一か又は異なるxおよびyは、2〜10、好ましくは3〜5の範囲にある整数であり、かつ、mおよびnは独立に、0〜1000、好ましくは0〜100の範囲にある整数である。)を有することを特徴とする、請求項1から67のいずれか一項に記載の組成物。 - 前記ポリエーテルが、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール、ポリエチレングリコール-ポリプロピレングリコールコポリマー、およびそれらの混合物から選択されることを特徴とする請求項1から68のいずれか一項に記載の組成物。
- 前記ポリエーテルが、500〜15000、好ましくは600〜10000の範囲にある分子量を有するポリエチレングリコールおよびポリプロピレングリコール、ならびにそれらの混合物から選択されることを特徴とする請求項1から69のいずれか一項に記載の組成物。
- 前記ジメチコーンコポリオールが、下記の式(II):
R13、R14およびR15は独立に:
‐ メチル、エチル、プロピル、ブチル、ペンチル、もしくはヘキシルなどのC1〜C6アルキル基、または
‐ -(CH2)a-(O-CxH2x)m-(O-CyH2y)n-O-R16基を表し、ただし
‐ aが0〜8の範囲にある整数であり、
‐ R13、R14およびR15基の少なくとも1つが上記において定義した-(CH2)a-(O-CxH2x)m-(O-CyH2y)n-O-R16基であるという条件で、R16が水素原子、またはメチル、エチル、プロピル、ブチル、ペンチル、もしくはヘキシルなどのC1〜C6アルキル基であり、
‐ 同一または異なるxおよびyが2〜10、好ましくは3〜5の範囲にある整数であり、またより好ましくはx=3かつy=0であり、
‐ mおよびnが独立に、0〜1000、好ましくは0〜100の範囲にある整数であり;
‐ Aは0〜200の範囲にある整数であり;
‐ Bは0〜100の範囲にある整数であり、ただしAおよびBは同時にゼロではない)
に従うことを特徴とする請求項1から70のいずれか一項に記載の組成物。 - ‐ B=0であり、
‐ Aが0〜200の範囲にある整数であり、
‐ R13およびR15が同一であり、かつ-(CH2)a-(O-CxH2x)m-(O-CyH2y)n-O-R16基を表し、ただしaが0〜8の範囲にある整数であり、R16が水素原子またはC1〜C6アルキル基であり、x=3かつy=0であり、mおよびnが独立に0〜1000、好ましくは0〜100の範囲にある整数であることを特徴とする請求項71に記載の組成物。 - 前記可塑剤が、α,ω-プロピルポリオキシプロピレン基を含有するジメチコーンコポリオールであることを特徴とする請求項1から72のいずれか一項に記載の組成物。
- 前記可塑剤が、本組成物の合計重量に対して1重量%〜15重量%、好ましくは2重量%〜10重量%、そして、より好ましくは3重量%〜8重量%の範囲にある量で存在することを特徴とする請求項1から73のいずれか一項に記載の組成物。
- 追加の皮膜形成性ポリマーを含むことを特徴とする請求項1から74のいずれか一項に記載の組成物。
- 前記皮膜形成性ポリマーが、本組成物の合計重量に対して0.1重量%〜60重量%の範囲、好ましくは2重量%〜40重量%、そして、さらにより良好には5重量%〜25重量%の範囲にある含有量で存在することを特徴とする請求項75に記載の組成物。
- 着色剤を含むことを特徴とする請求項1から76のいずれか一項に記載の組成物。
- 前記着色剤が、本組成物の重量に対して0.01重量%〜50重量%、好ましくは0.01重量%〜30重量%の範囲にある量で存在することを特徴とする請求項77に記載の組成物。
- 爪をメーキャップするまたは非治療的に手入れするための化粧方法であって、請求項1から78のいずれか一項に記載のマニキュア組成物の少なくとも1層を爪に塗布することを含む方法。
- マニキュア組成物の使用であって、爪に塗布されて、光沢があり良好な保持力を有しかつ耐水性である皮膜をもたらす、少なくとも1種のブロックポリマーと、少なくとも1種の可塑剤であって、ジオールとカルボン酸の反応から得られたエステル、ポリエーテル、ジメチコーンコポリオール、エチルトシルアミド、およびそれらの混合物から選択される少なくとも1種の可塑剤とを含むマニキュア組成物の使用。
- 化粧用組立物であり、(i)少なくとも1つの区画の範囲を定めている容器であって、前記容器が密閉用部材により密閉されている容器と、(ii)前記区画の内部に収めた組成物であって、前記組成物が請求項1から78のいずれか一項に記載されている組成物、とを備える化粧用組立物。
- 前記容器が、少なくとも一部において、ガラスからなることを特徴とする請求項81に記載の化粧用組立物。
- 前記容器が、少なくとも一部において、少なくとも1種のガラス以外の材料、例えば熱可塑性材料または金属からなることを特徴とする請求項81に記載の化粧用組立物。
- 前記容器の密閉位置において、密閉用部材を前記容器上にねじ込むことを特徴とする請求項81から83のいずれか一項に記載の組立物。
- 前記容器の密閉位置において、密閉用部材をねじ込み以外により、特にスナップ固定することによって前記容器に連結することを特徴とする請求項81から83のいずれか一項に記載の組立物。
- 少なくとも1房の剛毛を備えているブラシの形態の塗布具を備えることを特徴とする請求項81から85のいずれか一項に記載の組立物。
- ヘラまたはフォームチップなどのブラシ以外の塗布具を備えることを特徴とする請求項81から86のいずれか一項に記載の組立物。
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
FR0450572A FR2867972B1 (fr) | 2004-03-23 | 2004-03-23 | Composition de vernis a ongles comprenant un polymere sequence et un agent plastifiant |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005289991A true JP2005289991A (ja) | 2005-10-20 |
Family
ID=34941999
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005080649A Pending JP2005289991A (ja) | 2004-03-23 | 2005-03-18 | ポリマーおよび可塑剤を含むマニキュア組成物 |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP1595524B1 (ja) |
JP (1) | JP2005289991A (ja) |
AT (1) | ATE508730T1 (ja) |
BR (1) | BRPI0500975A (ja) |
ES (1) | ES2363604T3 (ja) |
FR (1) | FR2867972B1 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015214614A (ja) * | 2014-05-08 | 2015-12-03 | 日立化成株式会社 | ブロックポリマ及びその製造方法 |
WO2022259947A1 (ja) * | 2021-06-08 | 2022-12-15 | 株式会社スリーボンド | 爪または人工爪用光硬化性樹脂組成物 |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2889061B1 (fr) * | 2005-07-29 | 2008-05-23 | Oreal | Vernis a ongles comprenant un polymere bloc polyoxyethylene/ polyoxypropylene |
FR2889063B1 (fr) * | 2005-07-29 | 2009-07-03 | Oreal | Vernis a ongles comprenant un polymere a chaine(s) polyoxyalkylene |
EP2133102B1 (de) | 2008-03-19 | 2014-12-03 | Symrise AG | Geruchsreduzierende Stoffe |
EP2915580B1 (de) | 2014-03-07 | 2020-04-29 | Symrise AG | Zubereitungen mit verbesserten physikalischen Eigenschaften |
FR3036958B1 (fr) * | 2015-06-04 | 2018-10-12 | Fiabila | Composition de vernis a ongles a sechage physique, son procede d'application et kit comprenant une telle composition |
Family Cites Families (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2710552B1 (fr) * | 1993-09-30 | 1995-12-22 | Lvmh Rech | Utilisation de copolymères-blocs acryliques comme agents mouillants et/ou dispersants des particules solides et dispersions en résultant. |
US6165457A (en) * | 1997-05-12 | 2000-12-26 | The Procter & Gamble Company | Personal care compositions containing toughened grafted polymers |
ATE238751T1 (de) * | 1998-02-09 | 2003-05-15 | Macrochem Corp | Antimykotischer nagellack |
FR2791987A1 (fr) * | 1999-04-06 | 2000-10-13 | Oreal | Composition notamment cosmetique comprenant des polymeres ayant une structure en etoiles, lesdits polymeres et leur utilisation |
FR2809306B1 (fr) * | 2000-05-23 | 2004-02-06 | Oreal | Utilisation en cosmetique de copolymeres ethyleniques sequences a caractere elastique et compositions les contenant |
EP1341501A1 (en) * | 2000-12-04 | 2003-09-10 | L'oreal S.A. | Nail enamel composition containing a urea-modified thixotropic agent |
FR2832719B1 (fr) * | 2001-11-29 | 2004-02-13 | Oreal | Copolymeres ethyleniques sequences adhesifs, compositions cosmetiques les contenant, et utilisation de ces copolymeres en cosmetique |
FR2832720B1 (fr) * | 2001-11-29 | 2004-02-13 | Oreal | Copolymeres ethyleniques sequences, compositions cosmetiques les contenant, et utilisation de ces copolymeres en cosmetique |
FR2834458A1 (fr) * | 2002-01-08 | 2003-07-11 | Oreal | Composition cosmetique filmogene, en particulier de vernis a ongles |
-
2004
- 2004-03-23 FR FR0450572A patent/FR2867972B1/fr not_active Expired - Fee Related
-
2005
- 2005-03-11 AT AT05290547T patent/ATE508730T1/de not_active IP Right Cessation
- 2005-03-11 EP EP05290547A patent/EP1595524B1/fr not_active Not-in-force
- 2005-03-11 ES ES05290547T patent/ES2363604T3/es active Active
- 2005-03-18 JP JP2005080649A patent/JP2005289991A/ja active Pending
- 2005-03-22 BR BRPI0500975-8A patent/BRPI0500975A/pt not_active Application Discontinuation
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015214614A (ja) * | 2014-05-08 | 2015-12-03 | 日立化成株式会社 | ブロックポリマ及びその製造方法 |
WO2022259947A1 (ja) * | 2021-06-08 | 2022-12-15 | 株式会社スリーボンド | 爪または人工爪用光硬化性樹脂組成物 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP1595524B1 (fr) | 2011-05-11 |
FR2867972A1 (fr) | 2005-09-30 |
ATE508730T1 (de) | 2011-05-15 |
FR2867972B1 (fr) | 2006-06-02 |
ES2363604T3 (es) | 2011-08-10 |
BRPI0500975A (pt) | 2006-04-11 |
EP1595524A1 (fr) | 2005-11-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US20060134032A1 (en) | Nail varnish composition comprising a sequenced polymer | |
KR100894240B1 (ko) | 블록 중합체 및 그의 제조 방법 | |
JP5452856B2 (ja) | ブロックポリマー及びそのブロックポリマーを含む化粧品組成物 | |
KR100922527B1 (ko) | 코폴리머, 비-휘발성 오일 및 광택성 오일을 포함한 화장조성물 | |
US20050220731A1 (en) | Nail varnish composition comprising at least one polymer and at least one plasticizer | |
US5772988A (en) | Nail enamel compositions from acetoacetoxy methacrylate copolymer | |
JP2005289991A (ja) | ポリマーおよび可塑剤を含むマニキュア組成物 | |
JP2006509809A (ja) | ポリマーを含む化粧用組成物 | |
BRPI0720016A2 (pt) | Conjunto para a aplicação de uma composição de esmalte para unhas ou uma composição para maquiagem e/ou tratamento de materiais de queratina selecionados dentre a pele, os lábios e os cílios, ou os dentes e método para maquiagem das unhas, ou para maquiagem e/ou para tratamento não-terapêutico de materiais de queratina selecionados dentre a pele, os lábios e os cílios, ou os dentes. | |
JPS6126764B2 (ja) | ||
ES2353495T3 (es) | Polímeros secuenciados y composiciones cosméticas que contienen tales polímeros. | |
FR2803743A1 (fr) | Compositions cosmetiques contenant des dispersions aqueuses de polymeres, filmogenes en l'absence de solvant organique | |
US9820931B2 (en) | Latex nail compositions having low amounts of photo-initiator | |
WO2021101943A1 (en) | Personal care composition comprising a multistage polymer | |
JP2007039456A (ja) | ポリオキシエチレン/ポリオキシプロピレンブロックポリマーを含むマニキュア | |
ES2399637T3 (es) | Esmalte de unñas que comprende un polímero con cadena(s) de polialquileno |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20061020 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070619 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20070919 |
|
A602 | Written permission of extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602 Effective date: 20070925 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20071219 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20071219 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20091013 |