JP2005289600A - Operation history storing device - Google Patents
Operation history storing device Download PDFInfo
- Publication number
- JP2005289600A JP2005289600A JP2004109067A JP2004109067A JP2005289600A JP 2005289600 A JP2005289600 A JP 2005289600A JP 2004109067 A JP2004109067 A JP 2004109067A JP 2004109067 A JP2004109067 A JP 2004109067A JP 2005289600 A JP2005289600 A JP 2005289600A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- work
- screen
- displayed
- tower
- display
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Control And Safety Of Cranes (AREA)
- Jib Cranes (AREA)
Abstract
Description
本発明は、作業機械の点検作業時等におけるオペレータの操作履歴を保存する操作履歴保存に関する。 The present invention relates to an operation history storage for storing an operation history of an operator at the time of inspection work of a work machine.
従来より、クローラクレーン等の作業機械の段取り作業時にオペレータが行うことが必要な点検作業内容を表示画面に表示するようにした装置が知られている（例えば特許文献１参照）。これによればオペレータの入力装置の操作に応じて表示画面に点検作業の操作手順を表示し、この表示に従ってオペレータは点検作業を行う。 2. Description of the Related Art Conventionally, there has been known an apparatus that displays on a display screen the contents of inspection work that must be performed by an operator when setting up a work machine such as a crawler crane (see, for example, Patent Document 1). According to this, the operation procedure of the inspection work is displayed on the display screen according to the operation of the operator's input device, and the operator performs the inspection work according to this display.
しかしながら、オペレータは正規の操作手順に従った点検作業を行わずに段取り作業を行うことがあり、操作手順に従って点検作業が行われたか否かを事後的に確認する術がなかった。 However, the operator sometimes performs the setup work without performing the inspection work according to the normal operation procedure, and there is no way to confirm whether the inspection work has been performed according to the operation procedure.
本発明による操作履歴保存装置は、作業機械の操作手順に関する作業情報を表示する表示装置と、表示装置を操作する操作手段と、操作手段の操作に応じた表示画像を表示装置に表示させる表示制御手段と、操作手段の操作の履歴とこの操作に応じた表示画像の履歴をそれぞれ保存する保存手段とを備えることを特徴とする。
点検作業の操作手順に対応した表示画像を表示装置に表示させることが好ましい。
操作履歴として操作手段の操作された時間情報を保存することが好ましい。
作業機械の稼働状態を稼働検出手段により検出し、この検出された稼働履歴をさらに保存することが好ましい。
保存手段に保存された情報をオペレータが認識可能な形態で出力することもできる。
An operation history storage device according to the present invention includes a display device that displays work information related to an operation procedure of a work machine, an operation unit that operates the display device, and a display control that displays on the display device a display image corresponding to the operation of the operation unit. Means, and a storage means for storing the operation history of the operation means and the history of the display image corresponding to the operation, respectively.
It is preferable to display a display image corresponding to the operation procedure of the inspection work on the display device.
It is preferable to store time information when the operating means is operated as an operation history.
It is preferable that the operation state of the work machine is detected by an operation detection unit, and the detected operation history is further stored.
The information stored in the storage means can be output in a form that can be recognized by the operator.
本発明によれば、作業機械の操作手順に関する作業情報を表示する表示装置を設け、この表示装置を操作する操作手段の操作履歴と操作手段の操作に応じた表示画像の履歴をそれぞれ保存するようにしたので、操作手順に従ってオペレータが作業を行ったか否かを事後的に確認することができる。 According to the present invention, there is provided a display device for displaying work information relating to the operation procedure of the work machine, and the operation history of the operation means for operating the display device and the display image history corresponding to the operation of the operation means are stored respectively. Therefore, it can be confirmed afterwards whether the operator has performed the work according to the operation procedure.
以下、図面を参照して本発明の一実施の形態による操作履歴保存装置について説明する。
図１は、本発明の一実施の形態による操作履歴保存装置を搭載したタワークレーンの構成を示す側面図である。図１に示すように、タワークレーンは、クレーン本体１と、クレーン本体１に起伏動可能に軸支されるタワーブーム２と、タワーブーム２の先端部に回動可能に軸支されるジブ３とを備えている。なお、図１は、タワークレーンを起立もしくは倒伏する途中の、いわゆる段取り状態を示している。タワークレーンの段取り状態においては、ジブ３はタワーブーム２の前面側に連結装置１３によって固定されており、タワーブーム２とジブ３は一体となって起伏動作を行う。クレーン本体１には、ブーム起伏用ウインチ４およびジブ起伏用ウインチ１０が設けられている。また、クレーン本体１には、吊り荷の巻き上げ／巻下げを行うためのフック巻上用ウインチ１５も設けられている。
Hereinafter, an operation history storage device according to an embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings.
FIG. 1 is a side view showing a configuration of a tower crane equipped with an operation history storage device according to an embodiment of the present invention. As shown in FIG. 1, the tower crane includes a crane
第１のペンダントロープ６は、一端をタワーブーム２の先端部に連結され、他端をブーム起伏用ウインチ４に巻回されたブーム起伏ロープ５に連結されている。ブーム起伏用ウインチ４によってブーム起伏ロープ５の巻き取りまたは繰り出しを行うことによって、第１のペンダントロープ６を介してタワーブーム２が起伏される。
The
タワーブーム２の先端部には、スイングレバー７が回動可能に軸支されている。スイングレバー７は三角形状をなし、一つの頂角部は第２のペンダントロープ８によってジブ３の先端部と連結されている。スイングレバー７の他の頂角部は、第３のペンダントロープ９およびブライドル装置１２を介して、ジブ起伏用ウインチ１０に巻回されたジブ起伏ロープ１１に連結されている。ジブ起伏用ウインチ１０によってジブ起伏ロープ１１の巻き取りまたは繰り出しを行うことによって、第３のペンダントロープ９を介してスイングレバー７が時計回り方向、あるいは反時計回り方向に回動し、これによってジブ３が起伏される。
A
クレーン本体１には、上述したタワーブーム起伏用ウインチ４やジブ起伏用ウインチ１０を駆動するためにオペレータが操作する操作レバー等が備えられた運転室１ａが設けられている。また、運転室１ａには、オペレータから視認しやすい位置に操作手順等の各種情報を表示するディスプレイユニット３０（図３参照）が配置されている。
The
図２（ａ）（ｂ）は、連結装置１３の拡大図である。連結装置１３は、タワーブーム２に固設されたブラケット１３ａにピン１３ｂを介して回動可能に支持されるジブ固定爪１３ｃと、ジブ固定爪１３ｃに係合するようにジブ３に固設されるホルダ１３ｄとを有する。ジブ固定爪１３ｃとブラケット１３ａとはバネ１３ｅで連結され、図２（ａ）に示すようにバネ１３ｅの付勢力によりジブ固定爪１３ｃとホルダ１３ｄは係合する。ジブ固定爪１３ｃには連結解除用のひも１３ｆが連結され、図２（ｂ）に示すようにひも１３ｆが引っ張られると、バネ１３ｅの付勢力に抗してジブ固定爪１３ｃとホルダ１３ｄとの係合が解除される。ジブ固定爪１３ｃにはリミットスイッチ１３ｇが装着されており、ジブ固定爪１３ｃがホルダ１３ｄに係合されると、リミットスイッチ１３ｇはホルダ１３ｄに当接してオンとなる。
FIGS. 2A and 2B are enlarged views of the
図３は、本発明の一実施の形態による操作履歴保存装置の概略構成を示す図である。図３に示すように、操作履歴保存装置の動作を制御するコントローラ２０には、タワーブーム２の基端部付近に設けられタワーブーム２の地面に対する対地角度を検出するブーム角度センサ５１と、ジブ３の回動中心付近に設けられタワーブーム２に対するジブ３の相対角度を検出するジブ角度センサ５２と、ブーム起伏ロープ５の張力を検出する張力検出器５３と、ジブ起伏ロープ１１の張力を検出する張力検出器５４と、タワーブーム２の先端に設けられ風速と風向を計測する風速計５５と、クレーン本体１のエンジン（不図示）の回転数を計測するタコメータ５６と、警告音や音声を出力するスピーカ５７と、運転室１ａからは目視できないクレーン本体１の後方やウインチドラムの状態を監視するためのカメラ５８等が、電気的に接続されている。コントローラは、角度センサ５１，５２からの入力信号に基づいて、地面に対するブーム３の対地角度を算出する。なお、角度センサ５１，５２は、それぞれロータリエンコーダ等から構成され、張力検出器５３，５４は、それぞれロードセル等から構成される。
FIG. 3 is a diagram showing a schematic configuration of the operation history storage device according to the embodiment of the present invention. As shown in FIG. 3, the
さらに、コントローラ２０には、ブーム３の先端部付近に設けられフック過巻を検出するリミットスイッチ７０，タワーブーム２の基端部付近に設けられタワーブーム２の９０°過巻および極限過巻をそれぞれ検出するリミットスイッチ７１，７２、ジブ３の回動中心付近に設けられジブ３の極限過巻を検出するリミットスイッチ７３および連結装置１３のリミットスイッチ１３ｇが電気的に接続されている。さらに、コントローラ２０には、不図示の油圧源からブーム起伏用ウインチ４、ジブ起伏用ウインチ１０およびフック巻き上げ用ウインチ１５へ供給される圧油の流れをそれぞれ制御する電磁比例弁１４ａ，１４ｂ，１４ｃが電気的に接続されている。
Further, the
過巻検出用のリミットスイッチ７０〜７３は、タワーブーム２等の過巻が検出されるとオン信号を出力し、連結装置１３のリミットスイッチ１３ｇは、タワーブーム２とジブ３とがクランプされているとオン信号をコントローラ２０に出力する。電磁比例弁１４ａ，１４ｂ，１４ｃは、オペレータが各操作レバー（不図示）を操作することによって切り換えられるとともに、後述する過巻安全装置が作動した際にそれぞれのウインチの駆動を停止するようにコントローラ２０によって切り換えられる。また、コントローラ２０には、ディスプレイユニット３０および入力装置４０が電気的に接続されている。
The overwinding detection limit switches 70 to 73 output an ON signal when overwinding of the
入力装置４０は、ディスプレイユニット３０の近傍に配置され、例えば、表示画面の切換や選択のために上下左右方向を指示する矢印キー４１〜４４および表示内容の確認や選択のためのキー（○、×、△、□）４５〜４８を有している。オペレータは、ディスプレイユニット３０に表示される画面に応じてキー４１〜４８を操作する。
The
コントローラ２０は、画像処理機能を有し、角度センサ５１，５２，張力検出器５３，５４，風速計５５、タコメータ５６、カメラ５８、入力装置４０およびリミットスイッチ７０〜７３，１３ｇから入力される信号に基づいて、ディスプレイユニット３０に表示する画像を生成する。ディスプレイユニット３０は、例えば液晶表示装置等からなり、コントローラ２０で生成された画像等を表示することのできる、いわゆるマルチディスプレイである。コントローラ２０は、入力装置４０から入力されるキーボード操作に応じて、ディスプレイユニット３０の表示内容を適宜切り換える。
The
また、コントローラ２０は、クレーンの過負荷防止装置（モーメントリミッタ）としても機能する。モーメントリミッタは、角度センサ５１，５２および張力検出器５３，５４検出結果に基づいて、作業半径およびクレーンの限界荷重に対する吊り荷の実荷重の比である負荷率を演算し、演算した結果に基づいて電磁比例弁１４ａ、１４ｂ、１４ｃを制御し、ブーム起伏用ウインチ４、ジブ起伏用ウインチ１０およびフック巻き上げ用ウインチ１５の駆動を制御する。
The
図４に、コントローラ２０とその周辺の構成図を示す。図４に示すように、コントローラ２０は、画像の合成や負荷率の演算等を行うシングルチップマイコン２０Ａと、オペレータによるキー入力履歴や稼動履歴等を記憶する書き換え可能な不揮発性メモリ（例えばＦＬＡＳＨ ＥＥＰＲＯＭ）２１と、外部情報端末（例えばＰＣやＰＤＡ等）８２との通信のための通信インターフェース８１と、後述するＣＰＵ２７からの指令に従ってディスプレイユニット３０に表示する画面の制御を行う表示制御部２２と、表示制御部２２とディスプレイユニット３０とを接続する画像出力インターフェイス２３と、電流指令値を適宜増幅して電磁比例弁１４ａ，１４ｂ，１４ｃへ出力する増幅器２４と、ＣＰＵ２７で生成される音声デジタル信号を音声アナログ信号に変換する音声制御部６１と、音声アナログ信号をスピーカ５７に出力する音声出力インターフェイス６２等から構成される。
FIG. 4 shows a configuration diagram of the
シングルチップマイコン２０Ａは、角度センサ５１，５２と、張力検出器５３，５４と、風速計５５と、タコメータ５６とからの信号を入力してデジタル信号に変換するＡ／Ｄ変換器２５と、入力装置４０とリミットスイッチ７０〜７３，１３ｇからのデジタル信号を入力する入力インターフェイス２６と、カメラ５８からのデジタル信号を入力する画像入力インターフェイス６３と、所定のプログラムに従ってコントローラ２０全体の制御および演算を行うＣＰＵ２７と、予め設定されたプログラムを記憶するリードオンリーメモリ（ＲＯＭ）２８と、ＣＰＵ２７の制御、演算中に一時的に数値等を記憶するランダムアクセスメモリ（ＲＡＭ）２９とを有している。
The
ディスプレイユニット３０には、操作手順に応じてテキスト、イラスト、動画およびカメラ５８の撮像画像を表示する。なお、「テキスト」とは、操作手順等を説明するために表示する文字（文章、メッセージ）のことである。表示内容のプログラムはコントローラ２０のＲＯＭ２８に予め記憶されている。コントローラ２０のＣＰＵ２７は、作業開始前に設定されるタワー長さおよびジブ長さ、さらに角度センサ５１，５２から入力されるタワー角度およびジブ角度の信号に基づいて、タワークレーンのリアルタイムの姿勢を検出する。そして、リアルタイムのタワークレーンの姿勢をイラストと数値で表示する。リアルタイムのタワークレーンの姿勢はＲＡＭ２９に一時的に記憶される。角度センサ５１，５２で検出されるタワー角度、ジブ角度が、ＲＡＭ２９に記憶された値と比べて変化があった場合には、その変化に応じて表示画面のイラストを動かし、ＲＡＭ２９には最新の値が記憶される。さらに、ＣＰＵ２７は、カメラ５８から入力される画像信号を必要に応じて加工し、他の情報とともにディスプレイユニット３０に表示する。
The
本実施の形態に係る操作履歴保存装置は、ディスプレイユニット３０に作業操作手順を表示してオペレータの操作を支援する、いわゆる操作支援装置としても機能する。以下、この操作支援装置としての動作を説明する。
The operation history storage device according to the present embodiment also functions as a so-called operation support device that displays a work operation procedure on the
本発明の実施の形態に係る操作支援装置は、タワークレーンの段取り作業の操作手順をイラスト、文字および音声を用いて示し、オペレータの操作を支援するものである。さらに、段取り作業の操作手順とともに、タワーブーム２とジブ３の傾斜角度やロープの張力等のクレーンの状態量、クレーンの姿勢および環境情報等をディスプレイユニット３０に表示する。同時に、バックグラウンドで、オペレータに意識させることなく、オペレータによるキー入力履歴や稼動履歴等を不揮発性メモリ２１に記録する。
An operation support apparatus according to an embodiment of the present invention shows an operation procedure of a tower crane setup operation using illustrations, characters, and sounds, and supports an operator's operation. Further, along with the operation procedure of the setup work, the state amount of the crane such as the inclination angle of the
図５〜図２５に、本発明の一実施の形態による操作支援装置のディスプレイユニット３０に表示する段取り作業の操作手順およびタワークレーンの状態量等の画像の一例を示す。図５〜図２５に示すように、ディスプレイユニット３０の表示画面は、画面左側の大きなメイン画面と画面右側の小さなサブ画面に分けられる。メイン画面には、文字やイラストによって操作手順、作業内容およびタワークレーンの姿勢等が表示され、サブ画面には、ロープ張力等の現在のタワークレーンの状態量および環境に関する情報が表示される。また、状態量を表示しない場合には、サブ画面を省略し、表示画面全体に作業内容等を表示する。
FIG. 5 to FIG. 25 show an example of an image of the operation procedure of the setup work displayed on the
また、表示画面の上部には現在表示されている段取りガイダンスおよび段取り作業の種類と、時刻とが表示され、下部には表示画面を切り替えるためのキーが表示される。画面下部に表示される上下左右の矢印、丸○、ペケ×、三角△および四角□のキーは、それぞれ入力装置４０の矢印キー４１〜４４およびキー４５〜４８に対応する。オペレータは入力装置４０のキー４１〜４８を操作することによって、それぞれのキーに対応する「選択」、「決定」等の指示を与えることができる。なお、本実施の形態においては、表示される画面によってキーに対応する指示の内容が異なる場合があるので、オペレータはディスプレイユニット３０に表示される画面を確認しながら適切な指示を与えるためのキー４１〜４８を操作する。
In addition, the currently displayed setup guidance and the type of setup work and time are displayed at the top of the display screen, and keys for switching the display screen are displayed at the bottom. The up / down / left / right arrows, circle ○, péque ×, triangle Δ, and square □ keys displayed at the bottom of the screen correspond to the
図５は、段取りガイダンスのメニュー画面を示す。図６〜図１６は、タワーブーム２を起立させる前に、タワーブーム２が地面に沿うように駐機された状態で行う起立前点検のガイダンスを示す。図１７〜図２０は、起立前点検を終了した後に行うタワーブーム２の起立作業のガイダンスを示す。図２１〜図２３は、タワーブーム２の起立後に行うジブ３の起立作業のガイダンスを示す。図２４は、タワーブーム２およびジブ３の起立が終了して作業姿勢となったときに行う作業前点検のガイダンスを示す。図２５は、タワークレーンの作業中にディスプレイユニット３０に表示させるモーメントリミッタ画面を示す。
FIG. 5 shows a setup guidance menu screen. 6-16 shows the guidance of the pre-standup inspection performed in a state where the
これら図５〜図２５にはそれぞれ図２６に示すように画面番号が割り振られ、オペレータによるキー入力の度に表示中の画面番号の履歴が不揮発性メモリ２１に記憶される。なお、図２６において、図１０と図１１は、画面自体は同じで表示内容が一部変更されたものとして同じ番号になっている。図１８と図１９と図２０、図２２と図２３についてもそれぞれ同様である。
Each of FIGS. 5 to 25 is assigned a screen number as shown in FIG. 26, and the history of the screen number being displayed is stored in the
タワークレーン起立段取り作業を行う場合は、まずディスプレイユニット３０に図５の段取りガイダンスのメニュー画面が表示される。図５の段取りガイダンスメニュー画面において、メイン画面にタワークレーンを作業状態まで起立させるための起立ガイダンスの作業メニューが表示され、サブ画面にクレーンの状態量等の情報が表示される。起立ガイダンスの作業メニューは、「起立前点検」、「タワー起立作業」、「ジブ起立作業」および「終了」の４つである。 When the tower crane standing-up setup operation is performed, the setup guidance menu screen shown in FIG. In the setup guidance menu screen of FIG. 5, a work menu of standing guidance for standing the tower crane to the working state is displayed on the main screen, and information such as the state quantity of the crane is displayed on the sub screen. There are four work menus for standing guidance: “pre-rise inspection”, “tower standing work”, “jib standing work”, and “end”.
通常、タワークレーンを起立させる段取り作業は、タワーブーム２が倒伏した状態でクレーン本体１の点検や安全装置の作動確認等を行う起立前点検、ジブ３と一体となった状態でタワーブーム２を起立させるタワー起立作業、タワーブーム２との連結を解除してジブ３を起立させるジブ起立作業の順に行われる。
Normally, the set-up work for standing the tower crane is carried out by checking the crane
図２７は、ディスプレイユニット３０に表示させるタワークレーンの起立作業ガイダンス画面の流れを示すフローチャートである。いずれのガイダンス画面を表示させるかは、オペレータのキー入力（入力装置４０）に基づいてコントローラ２０で判断される。ステップＳ１０１で、作業メニュー画面（図５）において「起立前点検」が選択されると、ステップＳ１０２に進む。ステップＳ１０２で、起立前点検の操作手順をしめす画面（図６〜図１６）がディスプレイユニット３０に表示される。オペレータは、ディスプレイユニット３０に表示される操作手順にしたがって起立前点検を行う。
FIG. 27 is a flowchart showing the flow of the tower crane standing work guidance screen displayed on the
ステップＳ１０２の起立前点検を全て終了すると、ステップＳ１０３に進む。ステップＳ１０３で、タワー起立作業の操作手順を示す画面（図１７〜図２０）がディスプレイユニット３０に表示される。オペレータは、ディスプレイユニット３０に表示される操作手順に従ってタワー起立作業を行う。ステップＳ１０３のタワー起立作業を終了すると、ステップＳ１０４へ進む。ステップＳ１０４で、ジブ起立作業の操作手順を示す画面（図２１〜図２３）がディスプレイユニット３０に表示される。オペレータは、ディスプレイユニット３０に表示される操作手順に従ってジブ起立作業を行う。
When all the pre-rise inspections in step S102 are completed, the process proceeds to step S103. In step S <b> 103, screens (FIG. 17 to FIG. 20) showing the operation procedure of the tower standing work are displayed on the
ステップＳ１０４のジブ起立作業を終了し、タワークレーンの姿勢が作業範囲内となったら、クレーン作業を開始するための次の操作手順へと進む。これについては、後述する。 When the jib erection work in step S104 is finished and the posture of the tower crane is within the work range, the operation proceeds to the next operation procedure for starting the crane work. This will be described later.
このように、ステップＳ１０１において図５の起立ガイダンスの作業メニュー画面で「起立前点検」を選択すると、ディスプレイユニット３０には「起立前点検」、「タワー起立作業」、「ジブ起立作業」の順にその操作手順が表示される。これにより、オペレータは倒回状態にあるタワークレーンを作業姿勢とする起立作業をディスプレイユニット３０に表示される操作手順に従って容易かつ確実に行うことができる。
As described above, when “pre-rise check” is selected on the work menu screen of the stand-up guidance shown in FIG. 5 in step S101, the
一方、タワーブーム２はジブ３と一体となって倒伏しているが、起立前点検を行わずにタワーブーム２を起立させる場合は、図２７のステップＳ１０１において作業メニュー画面（図５）の「タワー起立作業」を選択する。ステップＳ１０１で「タワー起立作業」が選択されると、ステップＳ１０３へ進む。つまり、起立前点検の操作手順をスキップして、ディスプレイユニット３０にはタワー起立作業の操作手順を示す表示画面（図１７〜図２０）が表示される。ステップＳ１０３のタワー起立作業を終了すると、ステップＳ１０４に進み、ディスプレイユニット３０にはジブ起立作業の操作手順を示す表示画面（図２１〜図２３）が表示される。
On the other hand, the
また、すでにタワーブーム２が起立した状態で、ジブ３を起立させたい場合は、図２７のステップＳ１０１において作業メニュー画面（図５）の「ジブ起立作業」を選択する。ステップＳ１０１で「ジブ起立作業」が選択されると、ステップＳ１０４へ進む。つまり、起立前点検およびタワー起立作業の操作手順をスキップして、ディスプレイユニット３０にはジブ起立作業の操作手順を示す表示画面（図２１〜図２３）が表示される。
If the
つまり、ディスプレイユニット３０に表示される起立ガイダンスの作業メニュー画面（図５）から、「起立前点検」、「タワー起立作業」、「ジブ起立作業」のうちいずれかの作業メニューを選択することによって、その作業とそれにつづく作業に対応する操作手順をディスプレイユニット３０に表示させることができる。オペレータは、図５の作業メニュー画面がディスプレイユニット３０に表示されているときに、入力装置４０の上下矢印キー４１，４３を操作して作業メニューを選択する。作業メニューを選択したら決定キー（丸キー）４５を押して次の画面（手順）へと進む。
That is, by selecting any of the work menus from “work before standing up”, “tower standing up work”, and “jib standing up work” from the work menu screen of the standing up guidance displayed on the display unit 30 (FIG. 5). The operation procedure corresponding to the work and the work following the work can be displayed on the
以下、図５の作業メニュー画面において「起立前点検」が選択されたものとしてディスプレイユニット３０に表示される起立ガイダンスを順に説明する。起立前点検の選択によってディスプレイユニット３０は図６に示す表示画面へと切り換わる。
Hereinafter, standing guidance displayed on the
図６において、メイン画面には起立前点検で行う点検項目の一覧が示され、サブ画面には図５と同様の状態量等が示されている。タワークレーンの起立前点検としては、「本体点検」、「ブレーキ作動確認」、「ロック確認」および「安全装置確認」を行う。なお、この起立前点検の点検項目は、オペレータによって選択可能である。図６の起立前点検一覧の表示画面がディスプレイユニット３０に表示されているときに、オペレータは上下矢印キー４１，４３を操作して所望の点検項目を選択する。点検項目を選択したら決定キー（○キー）４５を操作して次の画面（手順）へと進む。ここでは、起立前点検一覧の表示画面（図６）において「本体点検」が選択され、本体点検のガイダンスを表示した後に「ブレーキ作動確認」、「ロック確認」、「安全装置確認」の表示を順に行うものとして説明する。
In FIG. 6, the main screen shows a list of inspection items to be performed in the pre-standup inspection, and the sub screen shows state quantities and the like similar to those in FIG. As the tower crane pre-rise check, “main body check”, “brake operation check”, “lock check” and “safety device check” are performed. It should be noted that the inspection items for the pre-rise inspection can be selected by the operator. 6 is displayed on the
図６で起立前点検の一覧から決定キー（○キー）により本体点検が選択されると、図７に示す表示画面へと切り換わる。図７において、メイン画面には本体点検のガイダンスが示され、サブ画面には図６と同様の状態量等が示されている。本体点検のガイダンスは、例えば、以下の様なメッセージで表示される。
・本体の向きとサイドフレームの向きが一致していることを確認。
・クレーン用ブームストップがついていないことを確認。
・クラッチホースがタワー側に切り替えてあることを確認。
In FIG. 6, when the main body inspection is selected from the list of inspections before standing by the determination key (O key), the screen is switched to the display screen shown in FIG. In FIG. 7, main body inspection guidance is shown on the main screen, and state quantities and the like similar to those in FIG. 6 are shown on the sub screen. The main body inspection guidance is displayed with the following message, for example.
-Confirm that the orientation of the main unit and the side frame match.
・ Confirm that the crane boom stop is not attached.
-Check that the clutch hose has been switched to the tower side.
オペレータは、ディスプレイユニット３０に表示される本体点検のガイダンスを見て操作手順を確認しながら、一つ一つの項目を目視で点検する。全ての本体点検を終了したら、オペレータは次の操作手順へと進むために、次キー（○キー）４５を操作する。次キー４５が操作されると、図８に示す表示画面へと切り換わる。なお、ここで戻キー（×キー）４６を操作すると、一つ前の表示画面（ここでは図６）へと戻ることができる。
The operator visually inspects each item while checking the operation procedure with reference to the main body inspection guidance displayed on the
図８において、メイン画面にはブレーキ作動確認のガイダンスが示され、サブ画面にはタワークレーンの状態量等が示されている。ブレーキ作動確認のガイダンスは、例えば、以下のようなメッセージで表示される。
・ジブ起伏ウインチの自動ブレーキの作動確認。
・タワー起伏ブレーキのブレーキ作動確認。
・旋回ブレーキ「オン」。
In FIG. 8, guidance for confirming brake operation is shown on the main screen, and the state amount of the tower crane and the like are shown on the sub screen. The guidance for confirming the brake operation is displayed with the following message, for example.
-Check the operation of the automatic brake of the jib hoisting winch.
-Check the operation of the tower hoisting brake.
-Turn brake "ON".
オペレータは、ディスプレイユニット３０に表示されるブレーキ作動確認のガイダンスを見て操作手順を確認しながら、操作レバー等を操作してブレーキが正常に作動するかどうかを点検し、旋回ブレーキがオンとなっているかを確認する。全てのブレーキ作動確認を終了したら、オペレータは次キー（○キー）４５を操作する。次キー４５が操作されると、図９に示す表示画面へと切り換わる。
The operator checks the operation procedure by checking the brake operation confirmation guidance displayed on the
図９において、メイン画面にはロック確認のガイダンスが示され、サブ画面には図８と同様の状態量等が示されている。ロック確認のガイダンスは、例えば、以下のようなメッセージで表示される。
・ドラムロック爪の作動確認。
・旋回ロック「かかり」。
・タワー起伏ドラムロック「かかり」。
In FIG. 9, lock confirmation guidance is shown on the main screen, and state quantities and the like similar to FIG. 8 are shown on the sub screen. For example, the lock confirmation guidance is displayed in the following message.
・ Check the operation of the drum lock claw.
・ Swivel lock is “engaged”.
・ Tower undulating drum lock “Take”.
オペレータは、ディスプレイユニット３０に表示されるロック確認のガイダンスを見て操作手順を確認しながら、ドラムロックおよび旋回ロックがかかっているかどうかを確認する。ドラムロックおよび旋回ロックを作動させるスイッチは運転室に設置されており、スイッチの操作状態を見ることによってロックがかかっているかどうかを判断してもよいし、ロックがかかっている場合にはディスプレイユニット３０のサブ画面等にロックかかりのランプを点灯させるようにしてもよい。全てのロック確認を終了したら、オペレータは次キー（○キー）４５を操作する。次キー４５が操作されると、図１０に示す表示画面へと切り換わる。
The operator confirms whether the drum lock and the turn lock are applied while confirming the operation procedure with reference to the lock confirmation guidance displayed on the
図１０において、メイン画面とサブ画面の区別がなくなり、表示画面全体に安全装置の作動を確認するための表が示されている。ここで点検するタワークレーンの安全装置は、「フック過巻」、「タワー９０度過巻」、「タワー極限過巻」、「ジブ極限過巻」および「過負荷防止装置」である。オペレータは入力装置４０の上下矢印キー４１，４３を操作して、点検を行う安全装置を選択する。図１０に示すように「フック過巻」を選択して、詳細キー（○キー）４５を操作すると、画面は図１２に示す表示画面へと切り換わる。
In FIG. 10, there is no distinction between the main screen and the sub screen, and a table for confirming the operation of the safety device is shown on the entire display screen. The tower crane safety devices to be inspected here are “hook overwinding”, “
図１２に示す安全装置確認の詳細画面には、画面全体にフック過巻の作動を確認するための安全確認項目が表示される。なお、フック過巻安全装置は、ジブ３の先端から吊り下げられた不図示の錘がフックによって持ち上げられることによってリミットスイッチ７０がオンとなる。フック過巻安全装置のスイッチオンによって、フックを巻き上げる方向の駆動、つまりフック巻き上げ用ウインチ１５の巻き上げ駆動、タワーブーム起伏用ウインチ４の巻き下げ駆動およびジブ起伏用ウインチ１０の巻下げ駆動が自動停止されるとともに、フック過巻を知らせる警報のベルが発令される。
The safety device confirmation detail screen shown in FIG. 12 displays a safety confirmation item for confirming the operation of hook overwinding on the entire screen. In the hook overwind safety device, the limit switch 70 is turned on when a weight (not shown) suspended from the tip of the
オペレータは、ディスプレイユニット３０の画面に表示されるフック過巻安全装置の安全確認項目が正常に作動するかどうかを確認する。つまり、錘が持ち上げられた状態で操作レバー（不図示）を操作し、フック巻き上げ用ウインチ１５の巻き上げ、タワーブーム起伏用ウインチ４の巻下げおよびジブ起伏用ウインチ１０の巻下げがそれぞれ停止することを確認する。また、これらが正常に作動したときに警報のベルが鳴ることを確認する。なお、タワーブーム２の倒伏状態では、ジブ３はタワーブーム２と一体となって地上に倒伏しているので、地上にいる補助作業員等が錘を手で持ち上げることができる。
The operator confirms whether the safety confirmation item of the hook overwind safety device displayed on the screen of the
オペレータは、図１２に示されたフック過巻の全ての安全確認項目が正常に作動することを確認して、次キー（○キー）４５を操作する。次キー４５が操作されると、図１３に示す表示画面へと切り換わる。 The operator confirms that all the safety confirmation items of the hook overwinding shown in FIG. 12 operate normally, and operates the next key (◯ key) 45. When the next key 45 is operated, the display is switched to the display screen shown in FIG.
以降のタワー９０度過巻（図１３）、タワー極限過巻（図１４）、ジブ極限過巻（図１５）についての点検操作手順ガイダンスは、図１２に示したフック過巻の手順と同様であるので、ここでの詳細な説明を省略する。
The inspection procedure guidance for the
オペレータは、図１５に示されたジブ極限過巻の全ての安全確認項目が正常に作動することを確認して、次キー（○キー）４５を操作する。次キー４５が操作されると、図１６に示す表示画面へと切り換わる。 The operator confirms that all the safety confirmation items of the jib limit overwinding shown in FIG. 15 operate normally, and operates the next key (◯ key) 45. When the next key 45 is operated, a display screen shown in FIG. 16 is displayed.
図１６の表示画面には、メイン画面に過負荷防止装置の作動を確認するためのメッセージが表示され、サブ画面に負荷率と警報信号および自動停止信号が出力されているかを示すサインとが表示される。 In the display screen of FIG. 16, a message for confirming the operation of the overload prevention device is displayed on the main screen, and a sign indicating whether the load factor, the alarm signal, and the automatic stop signal are output is displayed on the sub screen. Is done.
図１６のメイン画面には、例えば以下のようなメッセージが表示される。
・過負荷防止装置の確認をして下さい。○キーを押すと３秒後に警報が始まり６秒後に自動停止信号を出力しますので、レバーを入れ巻き上げおよび起伏の下げが停止することを確認して下さい。
For example, the following message is displayed on the main screen of FIG.
・ Check the overload prevention device. ○ When the key is pressed, an alarm will start after 3 seconds and an automatic stop signal will be output after 6 seconds. Check that the winding and lowering of undulations are stopped by inserting the lever.
オペレータは、ディスプレイユニット３０の表示画面に表示されるメッセージに従って、入力装置４０の○キー４５を操作し、警報が出力されることを確認するとともに、タワーブーム起伏用ウインチ４の巻下げ、ジブ起伏用ウインチ１０の巻下げおよびフック起伏用ウインチ１５の巻き上げ駆動が停止することを確認する。なお、警報信号と自動停止信号が出力されたかどうかは、サブ画面に表示される。
The operator operates the ○
過負荷防止装置の作動が確認されると、起立前点検の全点検項目を終了する。この後、タワーブーム２を起立させる場合は、過負荷防止装置の作動確認後にディスプレイユニット３０の表示画面の下部に表示される次キーを選択して、図１７のタワー起立作業の操作手順を示す表示画面へと進む。
When the operation of the overload prevention device is confirmed, all inspection items of the pre-rise inspection are finished. Thereafter, when the
なお、以上説明した起立前点検の安全装置確認のガイダンスは、図１０に示した安全装置確認の一覧表から、図１２〜図１６に示す安全装置毎の詳細なガイダンスへと進んだが、図１２〜図１６の詳細なガイダンスをスキップしてもよい。この場合、オペレータは図１０に示す一覧表を見ながら各安全装置の作動確認を行い、全ての安全装置の確認を終了したら、上下矢印キー４１，４３を操作して「次へ」を選択する。「次へ」を選択すると、図１１に示すように、表示画面の下部に次キー（○キー）が表示されるので、オペレータは入力装置４０の次キー４５を操作して、図１７に示すタワー起立作業ガイダンス画面へと進む。
The safety device confirmation guidance for the pre-standup check described above has advanced from the list of safety device confirmations shown in FIG. 10 to the detailed guidance for each safety device shown in FIGS. ~ Detailed guidance in Fig. 16 may be skipped. In this case, the operator confirms the operation of each safety device while viewing the list shown in FIG. 10, and after confirming all the safety devices, operates the up and down
図１７において、メイン画面にはタワー起立作業前のガイダンスが示され、サブ画面にはロープ張力の変化量、連結装置の作動の有無、エンジン回転数および風速・風向といった状態量等が示されている。タワー起立作業前のガイダンスは、例えば、以下の様なメッセージで表示される。
・タワー起伏レバーを巻き上げ操作し、スイングレバーを地切って下さい。
・一旦停止させ、本体の安定状態およびブレーキの効きを確認して下さい。
・タワー起伏ドラムロックを外して下さい。
In FIG. 17, the main screen shows guidance before the tower standing work, and the sub screen shows the amount of change in rope tension, the presence / absence of operation of the coupling device, the state quantity such as engine speed and wind speed / wind direction, and the like. Yes. The guidance before the tower standing-up work is displayed with the following message, for example.
・ Raise the tower hoisting lever and cut the swing lever.
-Stop and check the stability of the main unit and the effectiveness of the brake.
・ Remove the tower undulation drum lock.
オペレータは、ディスプレイユニット３０に表示されるタワー起立作業前のガイダンスを見て操作手順を確認したら、タワー起立作業を開始するために次キー（○キー）４５を操作する。次キー４５が操作されると、図１８に示す表示画面へと切り換わる。なお、ここで戻キー（×キー）４６を操作すると、一つ前の表示画面（ここでは図１６）へと戻ることができる。
When the operator confirms the operation procedure by looking at the guidance before the tower standing work displayed on the
図１８において、メイン画面にはタワー起立作業のガイダンスが示され、サブ画面には図１７と同様の状態量等が示されている。タワー起立作業のガイダンスは、「タワー起立して下さい。」というメッセージと、図に示すようなタワークレーンのイラストで表示される。オペレータは、タワー起伏レバーを操作してタワー起立作業を開始し、図１７の起立作業前ガイダンスに従ってタワーブーム２を地切る。表示画面に示されたメイン画面に表示されるイラストは、ブーム角度センサ５１で検出されるタワーブーム２のタワー角度等に基づいて、上述したコントローラ２０で合成される。なお、メイン画面には、ブーム角度センサ５１で検出されるリアルタイムのタワー角も表示される。
In FIG. 18, the main screen shows the guidance for the tower standing work, and the sub screen shows the state quantities and the like similar to those in FIG. The guidance for the tower standing work is displayed with a message “Please stand up” and a tower crane illustration as shown in the figure. The operator operates the tower raising / lowering lever to start the tower standing work, and grounds the
図１８の表示画面は、スイングレバー７を地切って、ジブ３と一体となったタワーブーム２のタワー角度が９度となった状態を示している。この状態からさらにタワー起伏レバーを巻き上げ操作すると、ジブ３と一体となったタワーブーム２は徐々に起立する。タワーブーム２の起立動作に伴って、図１９に示すように、ディスプレイユニット３０に表示されるイラストのタワーブームも動く。なお、図１９の表示画面は、タワー角度が７０度の状態を示している。
The display screen of FIG. 18 shows a state in which the tower angle of the
タワーブーム２のタワー角度が９０度となると、ディスプレイユニット３０の画面は図２０に示す表示画面へと切り換わる。この状態では、リミットスイッチ７１が押されてタワー９０度過巻安全装置が作動し、タワーブーム起伏用ウインチ４の巻き上げ駆動が停止されてタワーブーム２の起立が停止される。
When the tower angle of the
図２０の表示画面において、メイン画面にはタワー角度が９０度となったタワークレーンのイラストとともに、「９０°過巻により自動停止しました。」というメッセージが表示される。図２０の表示画面がディスプレイユニット３０の画面に表示されることにより、タワー起立作業のガイダンスを終了する。この後、ジブ３を起立させる場合は、図２０の表示画面の下部に表示される次キー（○キー）を選択して、図２１のジブ起立作業の操作手順を示す表示画面へと進む。
In the display screen of FIG. 20, a message “automatically stopped due to 90 ° overwinding” is displayed on the main screen along with an illustration of a tower crane having a tower angle of 90 degrees. The display screen of FIG. 20 is displayed on the screen of the
図２１において、メイン画面にはジブ起立作業のガイダンスが示され、サブ画面には状態量等が示されている。ジブ起立作業のガイダンスは、例えば、以下の様なメッセージで表示される。
・連結装置のひもを引いてジブ固定爪を外して下さい。
・ジブ固定爪が外れていることを目視で確認して下さい。
In FIG. 21, the main screen shows guidance for jib standing work, and the sub screen shows state quantities and the like. The guidance for jib standing work is displayed, for example, with the following message.
・ Remove the jib fixing claw by pulling the string of the connecting device.
・ Check visually that the jib fixing claw has come off.
オペレータは、ディスプレイユニット３０に表示されるジブ起立作業のガイダンスを見て操作手順を確認しながら、ジブ３の起立作業を開始するためにタワーブーム２とジブ３との連結を解除する。連結解除の作業は、例えば地上にいる補助作業員が行う。ガイダンスに従って連結装置１３の解除を行ったら、オペレータは次の操作手順へと進むために、次キー（○キー）４５を操作する。ここで、戻キー（×キー）を選択すると、一つ前の表示画面（ここでは図２０）に戻ることができる。次キー４５が操作されると、図２２に示す表示画面へと切り換わる。
The operator releases the connection between the
図２２において、メイン画面には、タワークレーンのイラストとともに、「ジブを作業位置まで起伏して下さい。」というメッセージが表示される。サブ画面には、連結装置がはずれたことが表示されている。なお、図２２のメイン画面に表示されるイラストは、ジブ巻き上げ操作レバーが巻き上げ操作され、ジブ３のジブ角度が１１°となったことを示している。
In FIG. 22, on the main screen, a message “Please raise and lower the jib to the working position” is displayed together with the illustration of the tower crane. The sub screen displays that the connecting device has been disconnected. Note that the illustration displayed on the main screen in FIG. 22 indicates that the jib winding operation lever has been rolled up, and the jib angle of the
図２２に示す状態からさらに操作レバーを巻き上げ操作してジブ３を起立させる。ジブ３のジブ角度が１５°に達すると、ディスプレイユニット３０の画面は図２３の表示画面へと切り換わる。図２３の表示画面には、起立ガイダンスが終了したことを知らせる、以下の様なメッセージが表示される。
・以上で起立ガイダンスは終了です。
・各過巻の点検を行って下さい。
The
・ The standing up guidance is over.
・ Check each overwinding.
図２３がディスプレイユニット３０に表示されることにより、タワークレーンの起立ガイダンスが終了する。この後、クレーン作業に移行する場合は、図２３の表示画面の下部に表示される次キー（○キー）を選択して、図２４の作業前点検のガイダンスを示す表示画面へと進む。
When FIG. 23 is displayed on the
以上、図５〜図２３を用いて説明したように、オペレータはディスプレイユニット３０に表示される起立ガイダンスに従って、容易且つ確実に起立前点検および起立作業を行うことができる。なお、ディスプレイユニット３０の表示画面は、起立段取り作業の操作手順を表示するだけでなく、クレーン作業時のモーメントリミッタ画面（図２５）としても機能する。
As described above with reference to FIGS. 5 to 23, the operator can easily and surely perform the pre-rise check and the stand-up operation according to the stand-up guidance displayed on the
タワークレーンの段取り作業が終了して作業を開始する前には、作業姿勢において作業前点検を行う必要がある。そこで、起立ガイダンス終了後に入力装置４０の次キー４５が操作された場合は、ディスプレイユニット３０に作業前点検のガイダンスを表示する。
Before the tower crane setup work is finished and the work is started, it is necessary to perform a pre-work inspection in the work posture. Therefore, when the
図２４において、表示画面全体に、作業前点検として安全装置の作動確認を行うための一覧表が表示される。作業前点検は、図１０〜図１６の表示画面を参照して行った起立前点検と同様に、フック過巻、タワー９０度過巻、タワー極限過巻、ジブ極限過巻および過負荷防止装置の作動確認を行う。ディスプレイユニット３０の画面に図２４の表示画面が表示された状態で、入力装置４０の上下矢印キー４１，４３を操作して表中の安全装置を選択し、詳細キー（○キー）４５を操作すると、図１２〜図１６に示したような各安全装置点検のための詳細画面に切り換わる。
In FIG. 24, a list for confirming the operation of the safety device as a pre-work inspection is displayed on the entire display screen. In the pre-operation inspection, the hook overwinding, tower 90-degree overwinding, tower limit overwinding, jib limit overwinding and overload prevention device are performed in the same manner as the pre-standup inspection performed with reference to the display screens of FIGS. Check the operation. 24 is displayed on the screen of the
なお、作業前点検は、起立前点検と同様にディスプレイユニット３０の表示画面に各安全装置の詳細な安全確認項目を表示させ、それを確認しながら点検を行ってもよいし、図２４の表示画面の一覧表をみて各安全装置の安全確認項目を確認しながら点検を行ってもよい。ここでは、オペレータは図２４の作業前点検の一覧表を見ながら各安全装置の作動確認を行ったとして、詳細画像の説明を省略する。
Note that the pre-work inspection may be performed while displaying detailed safety confirmation items of each safety device on the display screen of the
本発明による操作履歴保存装置では、オペレータに意識させることなく、オペレータによるキー入力履歴を不揮発性メモリ２１に記録する。記録される内容は、入力があった日時（年月日時分秒）、そのとき表示中の画面番号、入力されたキーの情報からなり、オペレータのキー入力のたびに、日時、表示中の画面番号、入力されたキーがそれぞれキー入力履歴にテーブル形式で順次追加される。
In the operation history storage device according to the present invention, the key input history by the operator is recorded in the
このキー入力履歴は、例えば機械のメンテナンス時等にオペレータの操作により通信インターフェース８１を介して外部情報端末８２にダウンロードされ、情報端末８２のモニタに表示される。なお、オペレータの操作によりダウンロードするのではなく、所定時間毎にダウンロードしてもよい。モニタに表示されたキー入力履歴の一例を図２８〜図３３に示す。本実施の形態では、これらキー入力履歴に基づき、オペレータが行った作業内容を推測する。なお、コントローラ２０に対して着脱自在にメモリカード、フロッピー（登録商標）ディスク等の記憶媒体を設け、これら記憶媒体にキー入力履歴を記憶し、記憶媒体を介してオペレータの作業内容を推測することもできる。
This key input history is downloaded to the
以下、キー入力履歴から推測される作業内容について、一例を挙げて具体的に説明する。
（１）起立メニューから起立前点検を行ったかどうか
タワークレーン起立段取り作業を行う場合は、図５の段取りガイダンスのメニュー画面（画面１）が表示される。ここで、通常はまず「起立前点検」を行う。この場合は図２８の記録番号Ｎのように、入力があった日時（年月日時分秒）、表示中の画面番号、入力されたキーの情報が記録される。ここで、オペレータが起立前点検を省略してタワー起立作業に入る場合は、矢印キー（↓キー）で選択位置を「タワー起立作業」に移動させ、決定キー（○キー）で選択する。したがって、この場合は図２９の記録番号Ｎに矢印キー（↓キー）が、記録番号Ｎ＋１に決定キー（○キー）が記憶される。これによりオペレータが起立メニューから起立前点検を省略せずに行ったかどうかを判別することができる。
Hereinafter, the work content estimated from the key input history will be specifically described with an example.
(1) Whether the pre-rise check has been performed from the stand-up menu When the tower crane stand-up setup work is performed, the setup guidance menu screen (screen 1) in FIG. 5 is displayed. Here, the “pre-rise check” is usually performed first. In this case, as with the record number N in FIG. 28, the date and time (year / month / day / hour / minute / second) of the input, the screen number being displayed, and the information of the input key are recorded. Here, when the operator skips the inspection before standing up and enters the tower standing work, the selected position is moved to “tower standing work” with the arrow key (↓ key) and selected with the decision key (◯ key). Therefore, in this case, an arrow key (↓ key) is stored in the recording number N and a determination key (◯ key) is stored in the recording
（２）点検項目を全て正しく行ったかどうか
起立メニューから起立前点検を選択すると、図６の点検項目一覧画面（画面２）が表示される。ここで、「本体点検」から順番に点検作業を行う場合には、オペレータは「本体点検」を選択し、ディスプレイ３０に図７の本体点検ガイダンス画面（画面３）が表示される。したがって、オペレータは本体点検のガイダンスを参照し、一つ一つの項目を目視で確認しながら点検する。そして、全ての本体点検を終了したら、オペレータは次の操作手順（ブレーキ作動確認）へと進むために、次キー（○キー）４５を操作する。
(2) Check if all inspection items have been performed correctly When inspection before standing is selected from the standing menu, the list of inspection items (screen 2) shown in FIG. 6 is displayed. Here, when the inspection work is performed in order from “main body inspection”, the operator selects “main body inspection”, and the main body inspection guidance screen (screen 3) of FIG. Therefore, the operator refers to the guidance for checking the main body, and checks each item visually. When all the main body inspections are completed, the operator operates the next key (◯ key) 45 in order to proceed to the next operation procedure (brake operation confirmation).
このときのキー入力履歴を図３０に示す。これによれば、記録番号Ｎ＋１において図６の画面を表示中に決定キー（○キー）により「本体点検」を選択し、記録番号Ｎ＋２において次キー（○キー）により、次の操作手順へ進もうとしたことがわかる。この場合、表示されたとおりの点検作業を行うと記録番号Ｎ＋１と記録番号Ｎ＋２の間に一定の時間差が生じるはずである。しかしながら、図３０では記録番号Ｎ＋１と記録番号Ｎ＋２の間の時間差が極端に短いため（図では１秒）、オペレータは表示されたとおりに点検を行わず、キー入力により表示画面だけを切り替えたものと推測される。
FIG. 30 shows the key input history at this time. According to this, while the screen of FIG. 6 is displayed at the recording number N + 1, “main body inspection” is selected by the enter key (◯ key), and the next operation procedure is advanced by the next key (O key) at the recording
（３）ジブ起立後、作業前点検を行ったかどうか
起立前点検を行った後、タワー起立作業、ジブ起立作業を行うと、図２３の表示画面に切り換わり、起立ガイダンスが終了したことを知らせるメッセージが表示される。タワークレーンの段取り作業が終了して作業を開始する前には、作業姿勢において作業前点検を行う必要がある。図２３の表示画面で、起立ガイダンス終了後に入力装置の次キー（○キー）が操作された場合は、図２４の表示画面の一覧表が表示される。作業前点検は、起立前点検と同様に各安全装置の詳細な安全確認項目を表示させ、それを確認しながら点検を行ってもよいし、図２４の表示画面の一覧表をみて各安全装置の安全確認項目を確認しながら点検を行ってもよい。この場合も、上記（１）,（２）と同様、キー入力履歴により各安全装置についての詳細な安全確認項目を表示させたかどうか、あるいは各安全装置の詳細画面において一定の時間が経過したかどうかを判定することで、オペレータがどのように作業前点検を行ったかを推測できる。すなわち、キー入力を表示中の画面番号と合わせて時系列的に記録することで、オペレータが正しく点検操作手順ガイダンスに従って点検を実施したか否か、一部の点検項目をスキップしたか否かを判別できる。
(3) Check whether pre-work inspection was performed after standing up jib After performing the pre-stand-up inspection, if tower up work and jib stand up work are performed, the display screen shown in FIG. 23 is displayed to notify that the stand-up guidance has ended. A message is displayed. Before the tower crane setup work is finished and the work is started, it is necessary to perform a pre-work inspection in the work posture. When the next key (◯ key) of the input device is operated after the standing guidance is completed on the display screen of FIG. 23, a list of the display screen of FIG. 24 is displayed. In the pre-work inspection, as in the pre-standup inspection, detailed safety confirmation items of each safety device may be displayed, and the inspection may be performed while confirming them, or each safety device may be checked by referring to the list on the display screen in FIG. An inspection may be performed while checking the safety confirmation items. Also in this case, as in (1) and (2) above, whether or not detailed safety confirmation items for each safety device have been displayed based on the key input history, or whether a certain time has passed on the details screen of each safety device By determining whether or not, it can be estimated how the operator performed the pre-operation inspection. In other words, by recording the key input along with the displayed screen number in time series, it is possible to check whether the operator has correctly performed the inspection according to the inspection operation procedure guidance, or whether some of the inspection items have been skipped. Can be determined.
本発明の第１の実施の形態によれば、以下のような作用効果を奏する。
（１）オペレータのキー入力の履歴とそのとき表示された表示画面の番号を不揮発性メモリ２１に記憶するようにしたので、オペレータが画面表示のガイダンスに従って作業を行ったか否かを事後的に確認することができる。
（２）オペレータのキー入力に応じて段取り作業時の点検作業内容を表示するようにしたので、キー入力の履歴と画面番号を記憶することにより点検作業が正しく行われたか否かを判別することができる。
（３）キー入力履歴として、キー入力時の時刻が記憶されるので、所定の点検画面の表示時間を把握することができる。その結果、実際に点検画面の表示中に点検作業を行ったのか、それとも点検作業を行うことなく単に画面の切り換えだけを行ったのかを判別することができ、作業内容を精度よく推測することができる。
（４）段取り作業時の点検作業内容を表示するので、取扱説明書を参照しながら点検作業を行う必要がなく、点検作業を容易に行うことができる。
According to the first embodiment of the present invention, the following operational effects can be obtained.
(1) The operator's key input history and the display screen number displayed at that time are stored in the
(2) Since the inspection work contents during the setup work are displayed according to the operator's key input, it is possible to determine whether the inspection work has been performed correctly by storing the key input history and the screen number. Can do.
(3) Since the time at the time of key input is stored as the key input history, the display time of a predetermined inspection screen can be grasped. As a result, it is possible to determine whether the inspection work was actually performed while the inspection screen was displayed, or whether the screen was simply switched without performing the inspection work, and the work content could be estimated accurately. it can.
(4) Since the contents of the inspection work during the setup work are displayed, it is not necessary to perform the inspection work while referring to the instruction manual, and the inspection work can be easily performed.
−第２の実施の形態−
第２の実施の形態に係る操作履歴保存装置は、キー入力履歴に加え、稼動履歴を記録する。ここで、稼動履歴として、ブーム角、ジブ角、エンジン回転数、タワー起伏ロープ張力、ジブ起伏ロープ張力、風速、および負荷率を一定周期で不揮発性メモリ２１に記録する。なお、ブーム角はブーム角度センサ５１より、ジブ角はジブ角度センサ５２より、エンジン回転数はタコメータ５６より、タワー起伏ロープ張力は張力検出器５３より、ジブ起伏ロープ張力は張力検出器５４より、風速は風速計５５より、負荷率は角度センサ５１，５２および張力検出器５３，５４検出結果に基づいて、作業半径およびクレーンの限界荷重に対する吊り荷の実荷重の比として、それぞれ得られる。
-Second Embodiment-
The operation history storage device according to the second embodiment records an operation history in addition to a key input history. Here, the boom angle, jib angle, engine speed, tower hoisting rope tension, jib hoisting rope tension, wind speed, and load factor are recorded in the
この稼動履歴もキー入力履歴と同様に、機械のメンテナンス時等に通信インターフェース８１を介して外部情報端末８２にダウンロードすることができる。ダウンロードされたキー入力履歴に基づき、オペレータが行った作業内容を推測する。この場合、稼動履歴とキー入力履歴とを照合することで、オペレータの操作内容と機械の状態をより詳細に把握することができる。以下、具体例を挙げて説明する。
Similar to the key input history, this operation history can be downloaded to the
起立前点検が終了すると、図１７に示すタワー起立作業前ガイダンス画面が表示される。ここで、次キー（○キー）により、図１８に示すタワー起立作業ガイダンス画面が表示される。次いで、オペレータがタワー起伏作業を行うと画面は図１９のように変化し、タワー角度が９０度になると、図２０に示す表示画面へと切り換わる。ここでオペレータが次キー（○キー）を押すと図２１のジブ起立作業の操作手順を示す表示画面へと進む。ここまでのキー入力履歴を図３１に示す。これによれば、記録番号Ｎにおいて図１７の画面を表示中に次キー（○キー）が押され、記録番号Ｎ＋１において図２０の画面を表示中に次キー（○キー）が押されたことがわかる。
When the pre-standup inspection is completed, a pre-tower standing work guidance screen shown in FIG. 17 is displayed. Here, the tower upright guidance screen shown in FIG. 18 is displayed by the next key (◯ key). Next, when the operator performs the tower hoisting operation, the screen changes as shown in FIG. 19, and when the tower angle reaches 90 degrees, the screen is switched to the display screen shown in FIG. When the operator presses the next key (◯ key), the process proceeds to the display screen showing the operation procedure of the jib erection work of FIG. The key input history so far is shown in FIG. According to this, the next key (○ key) is pressed while the screen of FIG. 17 is displayed at the recording number N, and the next key (◯ key) is pressed while the screen of FIG. 20 is displayed at the recording
この場合、キー入力履歴によって、タワー起立作業開始からタワー起立作業終了までの時間はわかるが、その間はキー入力操作がないため、キー入力履歴だけではオペレータが適切に起立作業を行ったかどうかはわからない。このとき、稼動履歴と照合することで作業が適切に行われたかどうかをより詳しく判別することができる。 In this case, the time from the start of the tower standing work to the end of the tower standing work is known from the key entry history, but since there is no key input operation during that time, it is not known whether the operator has properly performed the standing work from the key entry history alone. . At this time, it is possible to determine in more detail whether or not the work has been appropriately performed by comparing with the operation history.
稼動履歴は、例えば図７５に示すようにテーブル形式で１０秒ごとに記録される。タワー起立作業開始からタワー起立作業終了までの時間、すなわち図３１の記録番号Ｎ〜Ｎ＋１に対応するのは記録番号Ｔ〜Ｔ＋４の範囲である。これによりタワー起立作業中のブーム角やジブ角、ロープ張力などの稼動履歴を得ることができ、キー入力が頻繁に発生しない作業中にも、オペレータが適切に作業を行っていたかどうかを判別できる。 The operation history is recorded every 10 seconds in a table format as shown in FIG. 75, for example. The range from the record number T to T + 4 corresponds to the time from the start of the tower stand-up operation to the end of the tower stand-up operation, that is, the record numbers N to N + 1 in FIG. This makes it possible to obtain operating history such as boom angle, jib angle and rope tension during tower standing work, and to determine whether the operator was working properly even during work where key input does not occur frequently. .
例えば、仮に起立作業中に何らかのトラブルがあった場合、キー入力履歴と稼動履歴を照合して調査することにより、タワー起立作業中のエンジン回転数が高過ぎた、あるいは低過ぎた、または、ロープ張力が高過ぎた、あるいは低過ぎた、または、強風状態にあったなどの作業状態を判別することができ、トラブルの原因究明に役立つ。 For example, if there is any trouble during standing work, the engine speed during tower standing work is too high or too low, or the rope is checked by checking the key input history and operation history. It is possible to determine the working state such as when the tension is too high, too low, or in a strong wind state, which is useful for investigating the cause of the trouble.
本発明の第２の実施の形態によれば、段取り作業時のオペレータのキー入力操作履歴とタワーブーム２やジブ３等のフロントアタッチメントを起伏動させるロープの張力等の状態量、タワー角やジブ角等の建設機械の姿勢、風速・風向等の稼動履歴とを記録するので、オペレータがガイダンスに表示された手順に従って作業を行ったかどうかに加えて、そのときの機械の挙動を事後的に把握することができ、何らからのトラブルが合った場合にトラブルの原因究明が容易になる。
According to the second embodiment of the present invention, the key input operation history of the operator at the time of setup work, the state quantity such as the tension of the rope for raising and lowering the front attachment such as the
なお、上記実施の形態では、表示装置としてのディスプレイ３０にタワークレーンの起立・倒伏の段取り作業の操作手順を表示する例を説明したが、通常のクレーン等の建設機械の段取り作業の操作手順を表示してもよく、段取り作業以外の作業情報を表示してもよい。したがって、表示手段としてコントローラ２０が生成する表示画像の例は上述したものに限らない。入力装置４０の操作によりディスプレイ３０の表示を切り換えるようにしたが、他の操作手段（例えばタッチパネル）により表示を切り換えることもできる。少なくとも操作履歴と表示画像の履歴を記憶するのであれば、不揮発性メモリ２１に記憶する情報は上述したものに限らない。また、不揮発性メモリ２１以外の保存手段を用いることもできる。
In the above-described embodiment, the example in which the operation procedure of the setup work for standing up or lying down the tower crane is displayed on the
角度センサ５１，５２や張力検出器５３，５４によりタワークレーンの稼働状態を検出するようにしたが、稼働検出手段は種々のものを用いることができる。不揮発性メモリ２１に記憶した保存情報を通信インターフェース８１を経由して外部情報端末８２にダウンロードし、情報端末８２のモニタに表示するようにしたが、出力手段の構成はこれに限らず、例えばディスプレイ３０に保存情報を表示するようにしてもよい。本発明は、タワークレーンに適用したが、操作手順を表示する機能を有した他の作業機械にも適用可能である。すなわち、本発明の特徴、機能を実現できる限り、本発明は実施の形態の操作履歴保存装置に限定されない。
Although the operation state of the tower crane is detected by the
２０ コントローラ
２１ 不揮発性メモリ
３０ ディスプレイユニット
４０ 入力装置
８１ 通信I/F
８２ 外部情報端末
20
82 External information terminal
Claims (5)
前記表示装置を操作する操作手段と、
前記操作手段の操作に応じた表示画像を前記表示装置に表示させる表示制御手段と、
前記操作手段の操作の履歴とこの操作に応じた表示画像の履歴をそれぞれ保存する保存手段とを備えることを特徴とする操作履歴保存装置。 A display device for displaying work information related to operating procedures of the work machine;
Operating means for operating the display device;
Display control means for causing the display device to display a display image corresponding to the operation of the operation means;
An operation history storage device comprising: an operation history of the operation means; and storage means for storing a history of display images corresponding to the operation.
前記表示制御手段は、点検作業の操作手順に対応した表示画像を前記表示装置に表示させることを特徴とする操作履歴保存装置。 The operation history storage device according to claim 1,
The operation history storage device, wherein the display control means causes the display device to display a display image corresponding to an operation procedure of inspection work.
前記保存手段により保存される操作履歴は、前記操作手段の操作された時間情報を含むことを特徴とする操作履歴保存装置。 In the operation history storage device according to claim 1 or 2,
The operation history storage device characterized in that the operation history stored by the storage means includes time information operated by the operation means.
作業機械の稼働状態を検出する稼働検出手段をさらに備え、
前記保存手段は、前記稼働検出手段により検出された稼働履歴をさらに保存することを特徴とする操作履歴保存装置。 In the operation history storage device according to any one of claims 1 to 4,
It further comprises operation detecting means for detecting the operating state of the work machine,
The operation history storage device, wherein the storage unit further stores the operation history detected by the operation detection unit.
前記保存手段に保存された情報をオペレータが認識可能な形態で出力する出力手段を備えることを特徴とする操作履歴保存装置。 In the operation history storage device according to any one of claims 1 to 4,
An operation history storage device comprising output means for outputting information stored in the storage means in a form that can be recognized by an operator.
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2004109067A JP4372601B2 (en) | 2004-04-01 | 2004-04-01 | Operation history storage device |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2004109067A JP4372601B2 (en) | 2004-04-01 | 2004-04-01 | Operation history storage device |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2005289600A true JP2005289600A (en) | 2005-10-20 |
| JP4372601B2 JP4372601B2 (en) | 2009-11-25 |
Family
ID=35322995
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2004109067A Expired - Fee Related JP4372601B2 (en) | 2004-04-01 | 2004-04-01 | Operation history storage device |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP4372601B2 (en) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007199832A (en) * | 2006-01-24 | 2007-08-09 | Hitachi Electronics Service Co Ltd | Unitary management system for work record or the like, and center system and external medium of service vendor |
| JP2009023834A (en) * | 2007-07-24 | 2009-02-05 | Hitachi Plant Technologies Ltd | Pre-start-up inspection circuit in inverter automatic crane |
| WO2009157239A1 (en) * | 2008-06-26 | 2009-12-30 | 京セラ株式会社 | Portable wireless terminal and wireless communication method |
| JP2011121754A (en) * | 2009-12-11 | 2011-06-23 | Tadano Ltd | Boom deflection inhibiting device for working machine with boom, and method for operating the same |
| JP2011121751A (en) * | 2009-12-11 | 2011-06-23 | Tadano Ltd | Boom deflection inhibiting device for working machine with boom |
| WO2017065093A1 (en) * | 2015-10-13 | 2017-04-20 | 株式会社タダノ | Remote operation device and guidance system |
| JP2018065650A (en) * | 2016-10-19 | 2018-04-26 | コベルコ建機株式会社 | Method for rearward inclining operation on mast during assembly of crane, and crane |
| CN113076073A (en) * | 2021-04-29 | 2021-07-06 | 三一汽车制造有限公司 | Pose display method and device for working machine and electronic equipment |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH10183690A (en) * | 1996-12-24 | 1998-07-14 | Hitachi Constr Mach Co Ltd | Maintenance system for working machine |
| JP2002283683A (en) * | 2001-03-23 | 2002-10-03 | Ricoh Co Ltd | Image outputting apparatus |
| JP2004001987A (en) * | 2002-03-25 | 2004-01-08 | Hitachi Constr Mach Co Ltd | Operation support device |
-
2004
- 2004-04-01 JP JP2004109067A patent/JP4372601B2/en not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH10183690A (en) * | 1996-12-24 | 1998-07-14 | Hitachi Constr Mach Co Ltd | Maintenance system for working machine |
| JP2002283683A (en) * | 2001-03-23 | 2002-10-03 | Ricoh Co Ltd | Image outputting apparatus |
| JP2004001987A (en) * | 2002-03-25 | 2004-01-08 | Hitachi Constr Mach Co Ltd | Operation support device |
Cited By (15)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007199832A (en) * | 2006-01-24 | 2007-08-09 | Hitachi Electronics Service Co Ltd | Unitary management system for work record or the like, and center system and external medium of service vendor |
| JP2009023834A (en) * | 2007-07-24 | 2009-02-05 | Hitachi Plant Technologies Ltd | Pre-start-up inspection circuit in inverter automatic crane |
| WO2009157239A1 (en) * | 2008-06-26 | 2009-12-30 | 京セラ株式会社 | Portable wireless terminal and wireless communication method |
| US8140050B2 (en) | 2008-06-26 | 2012-03-20 | Kyocera Corporation | Portable wireless terminal and wireless communication method |
| JP2011121754A (en) * | 2009-12-11 | 2011-06-23 | Tadano Ltd | Boom deflection inhibiting device for working machine with boom, and method for operating the same |
| JP2011121751A (en) * | 2009-12-11 | 2011-06-23 | Tadano Ltd | Boom deflection inhibiting device for working machine with boom |
| WO2017065093A1 (en) * | 2015-10-13 | 2017-04-20 | 株式会社タダノ | Remote operation device and guidance system |
| CN108137292A (en) * | 2015-10-13 | 2018-06-08 | 株式会社多田野 | Long-distance operating device and guiding system |
| US20180282131A1 (en) * | 2015-10-13 | 2018-10-04 | Tadano Ltd. | Remote operation device and guidance system |
| EP3363763A4 (en) * | 2015-10-13 | 2019-07-10 | Tadano Ltd. | Remote operation device and guidance system |
| US10414635B2 (en) | 2015-10-13 | 2019-09-17 | Tadano Ltd. | Remote operation device and guidance system |
| CN108137292B (en) * | 2015-10-13 | 2019-10-25 | 株式会社多田野 | Long-distance operating device and guidance system |
| JP2018065650A (en) * | 2016-10-19 | 2018-04-26 | コベルコ建機株式会社 | Method for rearward inclining operation on mast during assembly of crane, and crane |
| CN113076073A (en) * | 2021-04-29 | 2021-07-06 | 三一汽车制造有限公司 | Pose display method and device for working machine and electronic equipment |
| CN113076073B (en) * | 2021-04-29 | 2023-04-07 | 三一汽车制造有限公司 | Pose display method and device for working machine and electronic equipment |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP4372601B2 (en) | 2009-11-25 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| KR100745847B1 (en) | Operation support device | |
| JP4372601B2 (en) | Operation history storage device | |
| JP2007186289A (en) | Working machine diagnostic apparatus, diagnostic method, and working machine | |
| JP5136633B2 (en) | crane | |
| JP2008037535A (en) | Movable crane overwinding preventing device | |
| JP2004284729A (en) | Display device and safety device for construction machinery | |
| JP5535558B2 (en) | Hook storage system and crane | |
| JP2009126641A (en) | Device for displaying operating condition of safety device for crane | |
| JP3548124B2 (en) | Crane safety management system with movable jib | |
| JP5178166B2 (en) | Crane drum load status display device | |
| CN110342403B (en) | Steel coil hoisting method and hoisting system | |
| JPH10194679A (en) | Safety device for tower crane | |
| JP3745480B2 (en) | Construction machine with moment limiter | |
| JP6984174B2 (en) | crane | |
| JP2020147379A (en) | crane | |
| JPH09110369A (en) | Operation support monitoring system of crane | |
| JP7067377B2 (en) | Work machine load display device | |
| JP3649781B2 (en) | Tower crane safety equipment | |
| JP2004010281A (en) | Display device for construction machine | |
| JP7438061B2 (en) | Display method on terminal device | |
| JP3068773B2 (en) | Jib overwind prevention device | |
| JPH08268681A (en) | Work condition simulation confirming device for work vehicle | |
| JP3155484B2 (en) | Tower crane overwind prevention device | |
| JP2000185894A (en) | Safety device for working machine | |
| JP3068725B2 (en) | Tower crane safety equipment |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060605 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20090303 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090421 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20090622 |
|
| TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20090811 |
|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
| A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20090902 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120911 Year of fee payment: 3 |
|
| R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120911 Year of fee payment: 3 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130911 Year of fee payment: 4 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |