JP2005289187A - 車両用シート - Google Patents

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Mika Itou
美香 伊藤
Takanori Murata
隆徳 村田
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Abstract

【課題】 背もたれ部の中立位置を簡単に判別でき操作性が向上された車両用シートを提供する。
【解決手段】 着座部10と、着座部10の側部に形成された肘掛部50と、着座部10に対してリクライニング可能な背もたれ部30と、を有する車両用シート1であって、肘掛部50の後面50aは車両用シート1の背面の一部をなし、背もたれ部30が中立位置にある場合に車両用シート1を側方から見たとき、肘掛部50の後面50aが、背もたれ部30の後面30aと平行に形成された。
【選択図】 図4

Description

本発明は、車両用シートに係り、特に、リクライニング可能な背もたれ部を有する車両用シートに関するものである。
従来、リクライニング機構を設けた自動車や産業車両等の車両用シートが知られている(例えば、特許文献1参照)。当該特許文献1に記載のシートは、リクライニング可能は背もたれ部と、着座部と、着座部の側部に設けられたヒップサポート部と、を備えている。ヒップサポート部は、前記着座部の両側から上方に向けて外側へ開いて形成すると共に、着座時の前方側を外側へ開くように形成されている。
そしてヒップサポート部の両側面には、穴が形成されている。またこの穴の下側内周面にシートベルト連結具を設けている。当該特許文献1のシートは、ヒップサポート部を着座部の両側から上方に向けて外側へ開いて形成すると共に、着座時の前方側を外側へ開くように形成しているので、作業員の臀部をサポートする機能を保持したまま乗降がしやすくでき、また着座しやすい。
また、ヒップサポート部の両側面に穴を形成すると、この穴の外周部分を把持することができ、乗降時におけるグリップ機能を持たせることが可能となる。このため従来のように、車両等のフロントガラス両側に形成された取っ手部に手を伸ばすことで、乗降するだけでなく、ヒップサポート部を利用して乗降することが可能となる。また穴の下側内周面にシートベルト連結具を設けているが、ヒップサポート部を着座部の両側から上方に向けて外側へ開いて形成すると共に、着座時の前方側を外側へ開くように形成しているので、シートベルトの着脱操作が容易である。
そして、背もたれ部は着座部に対し、傾ける事が出来るようにリクラニング機構が設けられている。例えば後方に4度ピッチで3段階に調節可能とすれば、背もたれ部を最大12度傾ける事が出来る。
特開2000−51000号公報(第2−3頁、図1−3)
しかし、当該特許文献1のシートでは、背もたれ部を中立位置に設定する場合、例えば、背もたれ部を一旦前傾させて、最初にロックする位置に背もたれ部を固定するような操作が必要であった。あるいは背もたれ部を一旦最後傾させ、その後、背もたれ部を3段階分前方にリクライニングさせたことを確認してからロックして固定する操作が必要であった。
即ち、当該特許文献1のシートは、背もたれ部を中立位置に調整するに際し、背もたれ部の傾斜角度が中立位置であるか否かが簡単に判別・確認できず、操作に手間が掛かるという不都合があった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであって、その目的は、背もたれ部の中立位置を簡単に判別でき、リクライニング機能の操作性が向上された車両用シートを提供することにある。
本発明は、着座部と、該着座部の側部に形成された肘掛部と、前記着座部に対してリクライニング可能な背もたれ部と、を有する車両用シートであって、前記肘掛部の後面は車両用シートの背面の一部をなし、前記背もたれ部が中立位置にある場合に車両用シートを側方から見たとき、前記肘掛部の後面が、前記背もたれ部の後面と略平行に形成されてなることを特徴とする。
本発明はこのように、背もたれ部の中立角度を目視確認可能とするため、肘掛部の後面は車両用シートの背面の一部をなし、肘掛部の後面は背もたれ部の後面と平行に形成されることを最も主要な特徴とする。
これにより、乗員は背もたれ部と肘掛部の後面の位置関係を見ただけで、背もたれ部が中立位置にあるか否かを即座に判別することが可能となり、背もたれ部を容易に中立位置に設定することができる。
本発明の車両用シートによれば、背もたれ部の中立角度を目視確認可能とするため、肘掛部の後面は車両用シートの背面の一部をなし、肘掛部の後面は背もたれ部の後面と平行に形成されることを最も主要な特徴とするので、簡単に中立位置を判別することができる。これにより、背もたれ部の中立位置を簡単に判別でき、リクライニング機能の操作性が向上された車両用シートを提供することができる。
本発明は、背もたれ部の中立位置を簡単に判別するという目的を、肘掛部後端形状を工夫することで、最小の部品点数で、デザインを損なわずに実現した。
本発明の一実施の形態を図面に基づいて説明する。なお、以下に説明する部材,配置等は本発明を限定するものでなく、本発明の趣旨の範囲内で種々改変することができるものである。
図1から図4は本発明の一実施形態に係るものであり、図1は車両用シートの斜視図、図2は車両用シートの背もたれ部の中立位置での側面図、図3は背もたれ部の前倒し状態及び後傾状態を示す側面図、図4は背面斜視図である。
以下に、本発明を産業車両に装備するのに好適な車両用シート1に適用した例を示す。図1,図2に示すように車両用シート1は、着座部10と、背もたれ部30を有して構成されている。背もたれ部30は、着座部10に対して傾動可能に連結されると共に、不図示のリクライニング機構によって着座部10に対する角度が複数段階で調整可能となっている。
本例の着座部10は、合成樹脂製のボトムプレート14に不図示のクッション材を載置して表皮材11で覆ってなるものである。
着座部10の後方部分の両脇には、合成樹脂製の支持部18が形成されている。支持部18の前側にはクッション材を覆う表皮材11が延出しており、本例の車両用シート1の着座部10は、支持部18を含めて全体として略一定の幅を有して構成されている。支持部18は、着座部10を構成するボトムプレート14が一部延出して形成されており、表皮材11で覆われた着座部10の他の部位よりも隆起している。左右の支持部18には、合成樹脂製の中空円弧状の肘掛部50が配設されている。
支持部18には、2点式のシートベルト60が配設されている。シートベルト60は、端部に金属製のタング65が取り付けられた帯状のベルト63と、一方の支持部18内に配設された巻取装置(不図示)と、他方の支持部18に配設されたバックル62とを備えて構成されている。タング65はバックル62内に挿入されることにより係合して保持される。また、バックル62の解除ボタンを押下することにより係合が外れ、タング65をバックル62から解放することができる。
この着座部10は、スライド機構(図示せず)およびサスペンション機構(図示せず)上に固定されている。スライド機構は、着座部10を前後方向へスライド可能であって、所定ピッチごとに固定することができる。本例の車両用シート1では、サスペンション機構の調整用の操作部71が着座部10の前方に突出するように配設されている。また、着座部10の上面には、排水用の溝12が形成されている。
また、図3に示すように、リクライニング機構(図示せず)をレバー70で操作することにより、背もたれ部30の傾斜角度を中立位置に対して前後に調節する事が出来る。破線で示した背もたれ部30の位置が最も後傾している状態を示している。通常の作業では、乗員はこのような中立位置でない状態から、背もたれ部30を中立位置に調節しなければならない場合がある。中立位置とは、背もたれ部30が通常のポジションにあることを示しており、この中立位置では乗員が着座したときに、位置合わせ等の操作を行うことが容易となっている。
図4に示すように、背もたれ部30には、バックボード32が配設されている。このバックボード32は、背もたれ部30の後面30aと面一若しくはわずかに前側にオフセットされている。このように背もたれ部30が形成されており、背もたれ部30の後面30aは側面視で一定の曲率を有するラインを形成する。
また、本例の車両用シート1では、肘掛部50の円弧状の部材が着座部10の後端の上方位置付近まで延出されており、その円弧状の部材の端部から着座部10の後端へ向けて下方へさらに延出している。このような構成により、肘掛部50の後面50aは、車両用シート1の背面の一部を形成している。肘掛部50の後面50aも側面視で一定の曲率を有するラインを形成する。
本例の車両用シート1は、図2に示すように、背もたれ部30の中立角度を目視確認可能とするため、肘掛部50の後面50aは、車両用シート1の背面、即ち背もたれ部30の後面30aと、側面視で曲率の同一な面で構成されている。言いかえれば肘掛部50の後面50aは、中立位置では背もたれ部30の後面30aと略平行に形成される。本例の場合は、背もたれ部30が中立位置にあるとき、背もたれ部30の後面30aが側面視で形成するラインと、肘掛部50の後面50aが側面視で形成するラインとが略重なっている。
従来のシートでは、上述のようにいちいちリクライニングレバーを操作して段数を確認しながら調節していたので、非常に面倒な操作を強いられていた。
しかしながら、本例の車両用シート1では、上述のような肘掛構造を採用したので、乗員は簡単に背もたれ部30の中立位置を判別することができる。すなわち、乗員は、レバー70を操作して、リクライニング機構のロックを解除した状態で、背もたれ部30を前後方向に傾動させるが、その際、背もたれ部30の後面30aが肘掛部50の後面50aと略平行となる傾動位置でレバー70を離すことによって、背もたれ部30を中立位置にロックすることができる。このように、背もたれ部30の後面30aと肘掛部50の後面50aとの配置関係によって、目視によって即座に中立位置が判別可能である。これにより、リクライニング機能の操作性が向上されている。
そして、本例の車両用シート1では、新たに部品を増やすことなく、リクライニング機能の操作性を向上させることができ、車両用シートとしての付加価値を高めることができる。
車両用シートの斜視図である。 車両用シートの背もたれ部の中立位置での側面図である。 車両用シートの前倒し状態及び後傾状態を示す側面図である。 車両用シートの背面斜視図である。
符号の説明
1 車両用シート、10 着座部、11 表皮材、12 排水溝、14 ボトムプレート、18 支持部、30 背もたれ部、30a 背もたれ部後面、32 バックボード、50 肘掛部、50a 肘掛部後面、60 シートベルト、62 バックル、63 ベルト、65 タング、71 操作ダイヤル、70 リクライニング操作レバー

Claims (1)

  1. 着座部と、該着座部の側部に形成された肘掛部と、前記着座部に対してリクライニング可能な背もたれ部と、を有する車両用シートであって、
    前記肘掛部の後面は車両用シートの背面の一部をなし、
    前記背もたれ部が中立位置にある場合に車両用シートを側方から見たとき、前記肘掛部の後面が、前記背もたれ部の後面と略平行に形成されてなることを特徴とする車両用シート。

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