JP2005286971A - ゲートウェイ装置 - Google Patents

ゲートウェイ装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2005286971A
JP2005286971A JP2004102211A JP2004102211A JP2005286971A JP 2005286971 A JP2005286971 A JP 2005286971A JP 2004102211 A JP2004102211 A JP 2004102211A JP 2004102211 A JP2004102211 A JP 2004102211A JP 2005286971 A JP2005286971 A JP 2005286971A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
call
control
gateway
network
network side
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2004102211A
Other languages
English (en)
Inventor
Taro Ogawa
太郎 小河
Satoshi Matsuhashi
聡 松橋
Naohiko Yamamoto
直彦 山本
Shigeki Toshima
茂樹 戸嶋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Hitachi Communication Technologies Ltd
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Hitachi Communication Technologies Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp, Hitachi Communication Technologies Ltd filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority to JP2004102211A priority Critical patent/JP2005286971A/ja
Publication of JP2005286971A publication Critical patent/JP2005286971A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)

Abstract

【課題】 呼設定時にIP網上のトラヒックを増加することなく一般電話端末とIP電話端末との間の通話を可能にしたゲートウェイ装置を提供すること。
【解決手段】公衆回線網側の音声信号とIP網側の音声信号との間のメディア変換を行う主情報変換処理部(61〜63)と、IP網側での呼制御プロトコルを実行するゲートウェイ制御部(65)とからなり、上記ゲートウェイ制御部が、公衆回線網に接続された回線交換機3の内部制御バス8に接続され、上記内部制御バスを介して、上記回線交換機の制御プロセッサ7との間で呼制御情報を交信するようにしたゲートウェイ装置。
【選択図】 図1

Description

本発明は、公衆回線網とIPネットワークとの間に配置されるゲートウェイ装置に関し、更に詳しくは、既存公衆回線網の回線交換機に接続された音声通話のためのメディア変換機能を備えたゲートウェイ装置に関する。
近年、IP電話サービスの普及により、公衆回線網とIPネットワークとの間の音声通話サービス、所謂、IP電話サービスの需要が高まってきている。
一般的に、公衆回線網に接続された一般電話端末とIPネットワークに接続されたIP電話端末との間の音声通話サービスは、公衆回線網内の回線交換機とIPネットワークとの間に、回線データ(またはIPパケット)をIPパケット(または回線データ)に変換するためのメディアゲートウェイ装置を設置することにより実現されている。
上記メディアゲートウェイ装置を局間インタフェース(NNI:Network Network Interface)を介して回線交換機に接続した場合、公衆回線網の接続端末からIP網の接続端末宛に発呼があった時、着信先電話番号情報、回線交換機側で確保した呼番号およびチャネル番号情報等を含むISUP(ISDN User Part)情報をIPネットワーク側に通知する必要がある。
上記ISUP情報は、共通線信号網を介してIPネットワーク側に通知される。一般的には、例えば、日経コミュニケーションズ、2000年8月号のP105(非特許文献1)に記載されたように、IPネットワーク側に、共通線信号網から受信した制御情報(ISUP情報)をIP網用の信号形式に変換するSGC(Signaling Gateway Controller)や、SGCから受信した呼制情報に応答して、メディアゲートウェイ装置に使用チャネル情報の通知/制御を行うMGC(Media Gateway Controller)を配備した網構成が採用される。MGCとメディアゲートウェイとの間の制御情報の交信には、例えば、MGCP、Megaco等の通信プロトコルが適用される。また、IP機器を管理するために、従来は、保守管理用のサーバをIPネットワーク上に新たに配備するのが一般的となっている。
日経コミュニケーションズ、2000年8月号のP105
既存の回線交換設備をもつ通信事業者が、キャリア向けIP電話サービスを実現するために、回線交換機とメディアゲートウェイ装置とを局間インタフェースNNIで接続し、IPネットワーク上にSGC、MGCを配備した網構成を採用すると、回線交換機とメディアゲートウェイとの間の全てのチャネル制御情報がIP網経由で送受信される。この場合、IP電話加入者の増加に伴ってIP網上のトラヒックが増加し、呼制御用の信号処理に時間を要し、通話接続に遅延を招く可能性があり、キャリア向けIP電話サービスを提供する事業者にとって大きな問題となる。
また、IP電話サービスを提供するためにゲートウェイ、SGC、MGC等の機器をIPネットワーク上に配備すると、これら機器の保守管理用のサーバをIPネットワークに新たに配置する必要がある。これは、メディアゲートウェイ、SGC、MGCが、既存の回線交換システムで適用されているOPSインタフェースを備えていないためであり、既存OPSで保守管理をしていた通信事業者にとっては、保守管理体系が2系統になって保守コストが増大する可能性がある。
本発明の目的は、呼設定時にIP網上のトラヒックを増加することなく一般電話端末とIP電話端末との間の通話を可能にしたゲートウェイ装置を提供することにある。
本発明の他の目的は、公衆回線交換機とゲートウェイ装置との保守管理体系の一元化を可能にしたゲートウェイ装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明は、公衆回線網とIP網との間のメディア変換を行うゲートウェイ装置の制御部を公衆回線交換機の内部制御バスに接続することによって、回線交換機とメディアゲートウェイとの間で、IP網を経由することなく呼制御情報を交信できるようにしたことを特徴とする。
更に詳述すると、本発明のゲートウェイ装置は、公衆回線網側の音声信号とIP網側の音声信号との間のメディア変換を行う主情報変換処理部と、IP網側での呼制御プロトコルを実行するゲートウェイ制御部とからなり、上記ゲートウェイ制御部が、公衆回線網に接続された回線交換機の内部制御バスに接続され、上記内部制御バスを介して、上記回線交換機の制御プロセッサとの間で呼制御情報を交信するようにしたことを特徴とする。
本発明の1つの実施例では、上記ゲートウェイ制御部が、回線交換機の制御プロセッサから、IP網側で適用すべき呼制御プロトコルの種類を指定した形で呼制御指示コマンドを受信し、受信コマンドで指定された呼制御プロトコルに従って、IP網側での呼設定手順を実行する。
本発明の別の実施例では、上記ゲートウェイ制御部が、プロトコル種類の異なる複数の呼制御プログラムを記憶したメモリと、IP網側で適用すべき呼制御プロトコル種類を指定するためのオペレータ操作手段とを備え、回線交換機の制御プロセッサから呼制御指示コマンドを受信した時、上記オペレータ操作手段で予め指定されたプロトコルの呼制御プログラムに従ってIP網側での呼設定手順を実行する。
本発明によるゲートウェイ装置の他の特徴は、上記ゲートウェイ制御部が、保守情報を保持するためのメモリ装置を備え、回線交換機用の保守端末から内部制御バスを介して受信した制御コマンドに応答して、上記メモリ装置から保守情報を読み出し、該保守情報を上記内部制御バスを介して上記保守端末に送信するようにしたことにある。
本発明によれば、回線交換機内の制御プロセッサとゲートウェイ装置との間の接続インタフェースとして回線交換機の内部制御バスを適用したことによって、回線交換機とゲートウェイ装置との間でIPネットワークを経由することなく呼制御情報を交信できるため、IPトラヒックの増加を抑制することが可能となる。また、回線交換機の内部制御バス上で転送される制御コマンドに、ゲートウェイ装置の保守情報収集コマンドをマッピングすることにより、既存の回線交換機用OPSでゲートウェイ装置の保守情報を収集できるため、IPネットワーク上にゲートウェイ装置保守用の新たなサーバを配置する必要がなくなる。
以下、本発明によるゲートウェイ装置の実施形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明による交換機内に実装されたゲートウェイ装置のブロック構成図を示す。図1において、1は、公衆回線網2を介して回線交換機3に接続される一般電話端末、14は、IPネットワーク13を介してゲートウェイ装置6に接続されるIP電話端末14を示す。
回線交換機3は、公衆回線網2に接続された公衆網回線インタフェース部4と、回線データの交換処理を行うスイッチ部5と、公衆網用呼制御を行うアプリケーションソフトを具備した中央制御装置(制御プロセッサ)7とからなり、これらの要素は、内部制御バス8を介して相互に接続されている。10は、中央制御装置7に接続された保守端末を示す。本発明の1つの特徴は、上記スイッチ部5とIP網13との間で、回線データからIPパケットデータへの変換およびその逆変換を行うメディア変換用のゲートウェイ装置6が、内部制御バス8を介して中央制御装置7に接続され、ゲートウェイ装置6と中央制御装置7とが制御バス8経由で呼制御情報を送受信できるようにしたことにある。
ゲートウェイ装置6は、主情報変換処理部として、回線交換機のスイッチ部5に接続されたハイウェイインタフェース部61と、該ハイウェイインタフェース部61に接続された回線データの圧縮/伸張処理用のコーデック部62と、該コーデック部62とIP網13との間に接続されたIPパケット処理部63とを有し、更にゲートキーパ部64と、制御バス8を介して中央制御装置7に接続されたゲートウェイ制御部65とを備える。
IPパケット処理部63は、コーデック部62から出力された圧縮回線データをIPパケット化してIP網13に送出すると共に、IP網13から受信したIPパケットデータをコーデック部62向けの回線データに変換する。ゲートキーパ部64は、IP網13に接続された各IP電話端末について、IPアドレスと電話番号との対応関係を示すデータ管理テーブルを備えている。また、ゲートウェイ制御部65は、中央制御装置7との間の通信制御インタフェースを備え、内部バス66を介して、ハイウェイインタフェース部61、コーデック部62、IPパケット処理部63およびゲートキーパ部64を制御する。
図2は、図1の網構成において一般電話端末1からIP電話端末14に発呼した場合の呼接続シーケンスを示す。
一般電話端末1がIP電話端末14宛に発呼した場合(101)、交換機3の中央制御装置7が発呼信号を検出する。着信先端末がIPネットワークの接続端末であることが判明すると、中央制御装置7は、内部制御バス8経由でゲートウェイ制御部65に呼制御指示信号(102)を送出すると共に、一般電話端末1に対して呼処理開始通知(103)を送信する。
ゲートウェイ制御部65は、上記呼制御指示信号(102)を受信すると、内部制御バス8経由で中央制御装置7に呼処理開始通知(111)を送出すると共に、ゲートキーパ部64に接続要求信号(112)を送出する。ゲートキーパ部64は、上記接続要求信号(112)に応答して、着信先IP電話番号に対応したIPアドレス情報を示す許諾通知(113)を返送する。ゲートウェイ制御部65は、許諾通知(113)を受信すると、着信先IPアドレス情報に従って、着信先のIP電話端末14に呼確立要求信号(114)を送出する。
上記呼確立要求信号に応答して、IP電話端末14が接続要求(115)を送信すると、ゲートキーパ部64からIP電話端末14に許諾通知(116)が送信され、IP電話端末14からゲートウェイ制御部65に呼処理開始通知(117)と呼び出し中状態通知(118)が送信される。上記呼び出し中状態通知は、ゲートウェイ制御部65から中央制御装置7に中継され、中央制御装置7から発側の一般電話端末1に転送される(119、120)。
この状態で、ゲートウェイ装置6(ゲートウェイ制御部65およびゲートキーパー64)とIP電話端末14の間で、H.245のネゴシエーション(121)が実行される。IP電話端末14がゲートウェイ制御部65に接続完了通知122を送信すると、これがゲートウェイ制御部65から中央制御装置7に転送され、中央制御装置7から発信元の一般電話端末1に転送されて(123、124)、一般電話端末1とIP電話端末14とが通話中の状態となる。
ゲートウェイ装置6とIP電話端末14との間で行われる呼接続要求から接続完了通知までの制御シーケンスと、ゲートキーパ部64とゲートウェイ制御部65およびIP電話端末14との間の呼制御シーケンスは、例えば、ITU−T勧告H.323のゲートキーパを採用した場合、RAS(Registration Admissions and Status)手順およびCAS(Channel Admissions Signaling)手順に従って行われる。但し、ゲートウェイ装置6には、H.323以外の他の呼制御プロトコル、例えば、IETF RFC3261のSIP(Session Initiation Protocol)等を実装するようにしてもよい。
図3は、IP電話端末14が一般電話端末1宛に発呼した場合の呼接続シーケンスを示す。
IP電話端末14が一般電話端末1宛の接続要求(131)を送信すると、ゲートウェイ装置6のゲートキーパ部64からIP電話端末14に許諾通知(132)が送信される。IP電話端末14が呼確立要求(133)を送信すると、この呼確立要求は、ゲートウェイ制御部65で受信処理され、ゲートウェイ制御部65からゲートキーパ部64に接続要求(134)が送信される。ゲートウェイ制御部65は、ゲートキーパ部64から承諾通知(135)を受信すると、回線交換機の中央制御装置7に発呼通知(136)を送信すると共に、発側IP電話端末14に呼処理の開始通知(137)を送信する。
中央制御装置7は、上記発呼通知(136)を受信すると、着側の一般電話端末1に発呼信号(138)を送信すると共に、ゲートウェイ制御部65に発呼通知応答(139)を送信する。また、一般電話端末1から呼処理開始通知(140)、呼び出し中状態通知(143)、接続完了通知(146)を受信すると、これらをゲートウェイ制御部65に転送する(141、144、147)。ゲートウェイ制御部65は、上記接続完了通知(146)に応答して、発側のIP電話端末14に接続完了通知(148)を送信し、これを発側IP電話端末14が受信すると、呼接続が完了し、IP電話端末14と一般電話端末1とが通話中の状態になる。
IPネットワーク上で転送される呼確立要求(133)、呼処理開始通知(137)、呼び出し中状態通知(145)、接続完了通知(148)の各信号は、中央制御装置7とゲートウェイ制御部65との間で、交換機3の内部制御バス8上のコマンドフォーマットにマッピングした形で送受信される。
図4は、本発明において、内部制御バス8を介して中央制御装置7とゲートウェイ制御部65との間で送受信される呼制御情報(呼制御コマンド)のフォーマットを示す。
制御バス8上で転送される信号フォーマットは、それぞれ32ビット長をもつ第1パラメータ〜第7パラメータからなる。交換機3が、図2に示した一般電話端末1からの発呼要求(101)を受信すると、中央制御装置7が上記発呼要求を受信処理し、加入者データベース(図示せず)を参照することにより、上記発呼要求がゲートウェイ装置6を経由すべきIP電話端末宛のものであることを認識する。中央制御装置7は、IP電話端末宛の発呼信号を受信すると、図4に示す呼制御指示コマンド(102)を生成して、内部バス8に送出する。
呼制御指示コマンドは、第1パラメータのコマンドコードフィールド211に、該コマンドが呼設定用のものであることを示すコードを含み、第2パラメータのチャネル番号フィールド221に、中央制御装置が該呼に割り当てたチャネル番号を含み、上記チャネル番号フィールド221に続くSIDフィールド222に該コマンドを受信処理すべきゲートウェイ装置6の識別番号を含む。SIDは、内部制御バス8上に送信されたコマンドの受信装置の識別番号を示しており、1つの交換機3内に複数のゲートウェイ装置が実装されていた場合、SIDで指定された装置識別番号をもつゲートウェイ装置がコマンドを受信処理する。
呼制御指示コマンドの第3パラメータの呼識別番号フィールド231には、呼毎に付与された呼識別用の通番が設定され、typeフィールド232には、該呼に適用すべきIPネットワーク側の呼制御プロトコルの識別コード、例えば、H.323プロトコルであれば「0001」が設定される。また、第4、第5パラメータフィールド240、250には発電話番号が設定され、第6、第7パラメータフィールド260、270には着電話番号が設定される。尚、図4で、“d.c.”と付されたフィールドは、そのコマンドには関係しないDon't Care値の設定フィールドを意味している。
ゲートウェイ制御部65は、内部制御バス8から上記呼制御コマンドを受信すると、コマンドコードフィールド211の設定コードから、受信コマンドがIP端末宛の呼確立要求信号であることを認識する。この場合、受信コマンドのtypeフィールド232で指定された呼制御プロトコルに従って、着電話番号が示す着側IP電話端末との間の呼制御シーケンスを実行する。
図5は、中央制御装置7からの制御コマンドに対するゲートウェイ制御部65からの応答コマンドのフォーマットを示す。
中央制御装置7からの呼設定指示コマンドに従ってIP網側での呼設定を実行し、呼設定結果が正常終了した場合、ゲートウェイ制御部65は、図5に示すように、第1パラメータのコマンドコード211に、このコマンドが呼設定指示に対する応答コマンドであることを示す値を設定し、実行結果フィールド212に呼設定を正常終了したことを示す値、例えば「0000」を設定し、第2パラメータのチャネル番号フィールド221に該当呼に割り当てられたチャネル番号を設定し、SIDフィールド222にゲートウェイ装置6の識別番号を設定し、第3パラメータフィールド230〜第7パラメータフィールド270にDon't Care値を設定したコマンドを生成して、内部制御バス8に送出する。
図6は、中央制御装置7が制御バス8に送出する制御コマンドの他のフォーマットの1例を示す。ここに示した例では、第4、第5パラメータフィールド240、250が、図4に示した発電話番号の代わりにデータ部アドレスとデータ長とを含み、第6、第7パラメータフィールド260、270がDon't Care値となっている。ゲートウェイ制御部65は、上記コマンドを受信すると、データ部アドレスで指定されたメモリ領域からデータ長で指定された長さのデータを読出し、これを呼識別番号231で特定されるIP電話端末宛に送信する。このコマンド形式を利用すれば、例えば、ユーザ向けに透過で送信すべき情報が複数ある場合、第4、第5パラメータフィールド240、250で指定した特定のデータをエンド・ツー・エンドでIPネットワーク向けに送信することが可能となる。
図7は、ゲートウェイ装置6に対する統計情報の読取り指示コマンドのフォーマットの1例を示す。コマンドコードフィールド211には、該コマンドが情報読取り指示コマンドであることを示すコードが設定され、SIDフィールド222には、該コマンドを受信すべきゲートウェイ装置の識別番号が設定され、第3パラメータの統計種別フィールド133には、統計がチャネル別統計情報であることを示すコードが設定され、第4パラメータフィールド240〜第6パラメータフィールド260には、読取り対象となるゲートウェイ装置6内のチャネル範囲を示す値(ch値)と、統計情報データが格納されているデータ部アドレスと、データ部サイズがそれぞれ設定される。
ゲートウェイ制御部65は、上記コマンドを受信すると、自装置で蓄積中の統計情報の中から、チャネル番号(ch値)、データ部アドレス、データサイズで特定される統計情報を読み出し、例えば、図8に示すデータ形式で、チャネル別統計情報を中央制御装置7に送信する。ここに示した例では、チャネル別統計情報は、ch値で指定された第1チャネル統計情報〜第nチャネル統計情報からなり、各チャネルの統計情報は、図8に示すように、通信時間情報、送信パケット数、…、揺らぎ(−)方向補正回数の複数項目の情報からなり、例えば、LAN受信パケット紛失数、揺らぎ最大遅延時間のように、IP網側のネットワーク品質管理情報を含んでいる。
以上のように、本発明では、公衆回線交換機の中央制御装置(制御プロセッサ)7とゲートウェイ装置6の制御部(ゲートウェイ制御部65)とを公衆回線交換機の内部制御バス8を介して接続し、中央制御装置7とゲートウェイ制御部65との間で、上記制御バス8上のコマンドフォーマットに従って、呼制御コマンドおよび応答コマンドを交信するようにしている。また、図7に示したように、ゲートウェイ制御部65への統計情報の読取り指示も、上記制御バス8上の他の制御コマンドとフォーマットを統一できる。従って、本発明の構成によれば、交換機に接続された既存の保守端末からの指令によって、ゲートウェイ装置6に蓄積された統計情報の読み取りが可能となる。
図4に示した実施例では、中央処理装置7が、呼制御コマンドのtypeフィールド232で、IP網側で適用すべき呼制御プロトコルを指定したが、適用すべき呼制御プロトコルは、ゲートウェイ制御部65のハードウエアとして用意されたオペレータスイッチの操作によって、予め固定的に指定するようにしてもよい。
図9は、呼制御プロトコル指定用のスイッチを備えたゲートウェイ制御部65の1実施例を示す。
本実施例では、ゲートウェイ制御部65は、各種プログラムを実行するマイクロプロセッサ650と、プロトコルの異なる複数種類の呼制御プログラムを保持したフラッシュメモリ(ROM)部651と、適用すべき呼制御プログラム、ゲートウェイ制御ルーチンおよびデータを保持するためのメインメモリ652と、適用すべきプロトコル種別を指定するためのディップスイッチ部653と、交換機の内部制御バス8に接続するための制御バスインタフェース654と、内部バス66に接続するための内部バスインタフェース655と、保守情報蓄積ファイル656と、これらの要素を相互接続するバス657とから構成されている。
フラッシュメモリ(ROM)部651に用意された呼制御プログラムと、ディップスイッチで指定されるディップスイッチ値との対応関係は、例えば、図10に示すプロトコル選択テーブル600の形式で、予めROM651に記憶されている。オペレータは、ゲートウェイ装置6で使用すべき呼制御プロトコルの種類をディップスイッチ653の設定値で指定する。例えば、IPネットワーク側の呼制御プロトコルとしてプロトコルAを適用する場合、オペレータが、ディップスイッチ653で値「0000」を指定すると、フラッシュメモリ(ROM)部651から該当する呼制御プロトコルAのプログラムがメインメモリ652に読み込まれる。
フラッシュメモリ(ROM)部651からメインメモリ652への呼制御プログラムのロードは、ゲートウェイ装置6の電源投入に伴う立上り処理中に、マイクロプロセッサ650がディップスイッチ部17の設定値を読み込み、図10に示したプロトコル選択テーブル600を参照し、設定値と対応した呼制御プロトコルを選択することによって行われる。
本実施例によれば、ゲートウェイ制御部(マイクロプロセッサ650)は、交換機側の中央制御装置7から呼制御指示コマンド(102)を受信すると、メインメモリ652にロードされた呼制御プログラムのプロトコルに従って、ゲートキーパ部64およびIP網上のIP電話端末との間での呼制御シーケンスを実行する。従って、中央制御装置7は、発呼の都度、呼制御指示コマンド(102)のtypeフィールドで適用すべき呼制御プロトコルの種類を指定する必要はなくなり、オペレータが予め指定した呼制御プロトコルによるIP網上での呼設定が可能となる。
本発明による回線交換機内に実装されたゲートウェイ装置のブロック構成図。 一般電話端末からIP電話端末に発呼した場合の呼接続シーケンス図。 IP電話端末から一般電話端末に発呼した場合の呼接続シーケンス図。 制御コマンドのフォーマットの1例を示す図。 応答コマンドのフォーマットの1例を示す図。 制御コマンドフォーマットの他の例を示す図。 統計情報の読取り指示コマンドのフォーマットの1例を示す図。 統計情報のデータ形式の1例を示す図。 ゲートウェイ制御部65の1実施例を示すブロック図。 プロトコル選択テーブルの1例を示す図。
符号の説明
1:一般電話端末、2:公衆回線網、3:公衆回線交換機、4:公衆回線インタフェース部、5:スイッチ部、6:ゲートウェイ装置、7:中央制御装置(制御プロセッサ)、10:保守端末、13:IP網、14:IP電話端末、
61:ハイウェイインタフェース部、62:コーデック部、63:IPパケット処理部、64:ゲートキーパ部、65:ゲートウェイ制御部。

Claims (4)

  1. 公衆回線網とIP網との間に配置されるゲートウェイ装置であって、
    公衆回線網側の音声信号とIP網側の音声信号との間のメディア変換を行う主情報変換処理部と、IP網側での呼制御プロトコルを実行するゲートウェイ制御部とからなり、
    上記ゲートウェイ制御部が、公衆回線網に接続された回線交換機の内部制御バスに接続され、上記内部制御バスを介して、上記回線交換機の制御プロセッサとの間で呼制御情報を交信するようにしたことを特徴とするゲートウェイ装置。
  2. 前記ゲートウェイ制御部が、前記回線交換機の制御プロセッサから、IP網側で適用すべき呼制御プロトコルの種類を指定した形で呼制御指示コマンドを受信し、受信コマンドで指定された呼制御プロトコルに従って、IP網側での呼設定手順を実行することを特徴とする請求項1に記載のゲートウェイ装置。
  3. 前記ゲートウェイ制御部が、プロトコル種類の異なる複数の呼制御プログラムを記憶したメモリと、IP網側で適用すべき呼制御プロトコル種類を指定するためのオペレータ操作手段とを備え、前記回線交換機の制御プロセッサから呼制御指示コマンドを受信した時、上記オペレータ操作手段で予め指定されたプロトコルの呼制御プログラムに従って、IP網側での呼設定手順を実行することを特徴とする請求項1に記載のゲートウェイ装置。
  4. 前記ゲートウェイ制御部が、保守情報を保持するためのメモリ装置を備え、前記回線交換機用の保守端末から前記内部制御バスを介して受信した制御コマンドに応答して、上記メモリ装置から保守情報を読み出し、該保守情報を上記内部制御バスを介して上記保守端末に送信することを特徴とする請求項1に記載のゲートウェイ装置。
JP2004102211A 2004-03-31 2004-03-31 ゲートウェイ装置 Pending JP2005286971A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004102211A JP2005286971A (ja) 2004-03-31 2004-03-31 ゲートウェイ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004102211A JP2005286971A (ja) 2004-03-31 2004-03-31 ゲートウェイ装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005286971A true JP2005286971A (ja) 2005-10-13

Family

ID=35184846

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004102211A Pending JP2005286971A (ja) 2004-03-31 2004-03-31 ゲートウェイ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005286971A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2422509A (en) * 2005-01-25 2006-07-26 Toshiba Kk Gateway unit
WO2007094059A1 (ja) * 2006-02-15 2007-08-23 R & W, Inc. データの送受信方法

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2422509A (en) * 2005-01-25 2006-07-26 Toshiba Kk Gateway unit
GB2422509B (en) * 2005-01-25 2007-07-18 Toshiba Kk Gateway unit
US8203936B2 (en) 2005-01-25 2012-06-19 Kabushiki Kaisha Toshiba Gateway unit
WO2007094059A1 (ja) * 2006-02-15 2007-08-23 R & W, Inc. データの送受信方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
AU768311B2 (en) Service parameter interworking method
CN103430524B (zh) 一种用于使得使用sip的企业网络能够存活的备用sip服务器
US9350784B2 (en) Method and communication system for selecting a transmission mode for transmitting payload data
US20080101583A1 (en) Internet telephone system ensuring communication quality and path setting method
US7460520B2 (en) Apparatus and method for using multiple call controllers of voice-band calls
JP2007049415A (ja) 音声データ変換装置、ネットワークシステム、制御方法及び制御プログラム
US7839990B2 (en) System and method of generating ring back tone
CN101166178B (zh) 会话描述协议版本协商方法、系统及网络实体
EP1436963B1 (en) Method, apparatus and computer program for selecting a media gateway control function based on the monitoring of resources of media gateway functions
US7508821B2 (en) Method for setting up a data connection between terminal devices
US7385964B2 (en) System, method and computer program for changing over between a voice transmission and a fax transmission
US8270945B2 (en) Monitoring apparatus and method in a mobile communication system
US7539177B2 (en) Call hold/terminal portability in H.323/ISUP-BICC-SIP networks
CN100505656C (zh) 调制解调器中继聚合器设备
CA2464296C (en) Method for transmission of signal tones in heterogeneous networks, device and computer program product
JP2005286971A (ja) ゲートウェイ装置
Cisco H.323 Version 2 Support + RAI
CA2509856A1 (en) Voip network, media proxy server, and method of providing additional services used in them
EP2081349A1 (en) Method and system for transcoding avoidance in Border Gateways
US8223746B2 (en) More economical resource application on the user interaction within a speech dialogue system in a packet network by means of a simplifying processing of signalling information
JP2006229550A (ja) VoIP−GW装置
KR100407810B1 (ko) 음성 데이터 통합 인터넷 프로토콜과 공중전화 교환망간의 상호 지능망 서비스 방법 및 장치
JP3622692B2 (ja) マルチメディア通信における伝送経路制御方法及びその通信システム並びにプログラム
JP2011015066A (ja) サーバ装置及び通信接続方法
JP4555005B2 (ja) プロトコル変換サーバ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060619

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060619

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20070712

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080421

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20081125

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090121

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20090519