JP2005286380A - リング接続による通信システム - Google Patents
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Abstract
【課題】 簡単な構成でリング構成の複数のスレーブノードを同時に且つ短い時間間隔で周期的に制御可能な通信システムを提供する。
【解決手段】 1台のマスターノード(MN)と複数のスレーブノード(SNi)とをリング構成で接続した通信システムであって、マスターノードとスレーブノードの各々は所定の通信速度に設定できる1台のトランシーバ(PM,Pi)を搭載しており、トランシーバの各々の送信ポート(Tx)の接続先ノードと受信ポート(Rx)の接続先ノードが異なるようにしてリング構成を実現しており、マスターノードは、スレーブノードの全台数と、マスターノードから何番目のスレーブノードかを示すスレーブノード順番情報と、隣接するノード間のケーブル遅延時間及びスレーブノード通過時間とに基づいて、マスターノードからの1つのパケットによりスレーブノードの全てを同時に制御するようにした。
【選択図】 図1
【解決手段】 1台のマスターノード(MN)と複数のスレーブノード(SNi)とをリング構成で接続した通信システムであって、マスターノードとスレーブノードの各々は所定の通信速度に設定できる1台のトランシーバ(PM,Pi)を搭載しており、トランシーバの各々の送信ポート(Tx)の接続先ノードと受信ポート(Rx)の接続先ノードが異なるようにしてリング構成を実現しており、マスターノードは、スレーブノードの全台数と、マスターノードから何番目のスレーブノードかを示すスレーブノード順番情報と、隣接するノード間のケーブル遅延時間及びスレーブノード通過時間とに基づいて、マスターノードからの1つのパケットによりスレーブノードの全てを同時に制御するようにした。
【選択図】 図1
Description
本発明は、リング接続による通信システムに関し、特に、10/100Base-T イーサネット用物理層(PHY)トランシーバデバイスを用いたリング接続による通信システムに関する。
本発明は、マスターノードが複数のスレーブノードを制御する場合に、ファクトリーオートメーション等において、例えば複数のモータのトルク同時制御のように短時間周期で同時制御が必要な通信システムに適用される。
ファクトリーオートメーション等で1つのマスターノードとN個(N≧3)のスレーブノードの間での通信においては、マスターノードによるスレーブノードの制御を同時に行う必要がある場合および制御を例えば500ms間隔等の短い間隔で周期的に行う必要がある場合が多い。マスターノードからのスレーブノードの同時的、周期的制御としては、従来は汎用インターフェースバス(GPIB)などのバスに1つのマスターノードと複数のスレーブノードとを接続するバス接続方式が知られている。
また、イーサネット(Ethernet)方式においては、マスターノードからのスレーブノードの同時制御を集線装置(HUB)を介してブロードキャスト通信により実現可能である。
さらに、マスターノードとスレーブノードとをリング構成で接続する通信システムも知られている(特許文献1〜3を参照)。
従来のバス接続型の通信を行った場合、一本のケーブルにマスターノードと複数のスレーブノードを接続しているので、マスターノードからスレーブノードへの制御命令を同時に供給することは可能であるが、1つのスレーブノードからマスターノードに応答を返送する場合に、ケーブルが他のスレーブノードで使用されていないことを確認することにより他のスレーブノードのデータとの衝突を防止する必要があるので、全体としてのデータ伝送効率が減少するという問題がある。さらに使用中のスレーブノードがある場合はそのスレーブノードの動作を停止する等のための制御回路が必要になるので回路が複雑になり回路規模が大きくなるという問題がある。
また、イーサネット方式では、マスターからの同時制御はブロードキャスト通信にて実現可能であるが、スレーブノードからのデータ送信を行なう際には、データ衝突を防ぐためにスター型LANで使われる集線装置(HUB)を通してノード間で通信コミュニケーションをする必要があり、そのためにデータ送信帯域が不足するという問題がある。また、HUB等の中継集線装置をケーブル以外に設置する必要がありコストアップとなるという問題もある。
従来のリング構成においては、マスターノードから複数のスレーブノードを同時に制御する方式は知られていない。
本発明の目的は、上記従来技術における問題に鑑み、簡単な構成でリング構成の複数のスレーブノードを同時に且つ短い時間間隔で周期的に制御可能な通信システムを提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明の第1の態様により提供されるものは、マスターノードとスレーブノードとをリング形式で接続した通信システムであって、各ノードは所定の通信速度に設定できる1台のトランシーバを搭載しており、各トランシーバの送信ポートの接続先ノードと受信ポートの接続先ノードが異なるようにしてリングを形成しており、マスターノードは、スレーブノードの全台数と、マスターノードから何番目のスレーブノードかを示すスレーブノード順番情報と、隣接するノード間のケーブル遅延時間及びスレーブノード通過時間とに基づいて、マスターノードからの1つのパケットによりスレーブノードの全てを同時に制御するようにしたことを特徴とする、リング接続による通信システムである。
本発明の第2の態様によれば、上記第1の態様において、マスターノードは、隣接するノード間のケーブル遅延時間及びスレーブノード通過時間を予め格納するスレーブノード遅延時間記憶領域と、スレーブノードの全台数を格納する全台数格納領域とを含む記憶装置を備えており、スレーブノードの各々は、自身のスレーブノードがマスターノードから何番目のスレーブノードかを示すスレーブノード順番情報を格納するスレーブノード順番記憶装置と、マスターノードから送信されたスレーブノード順番確認用パケットを受信するとそのスレーブノード順番確認用パケット内のスレーブノード順番を示す情報をインクリメントしてスレーブノード順番記憶装置に格納すると共に隣接するスレーブノード又はマスターノードに送信する順番計数手段と、を備えている。
本発明の第3の態様によれば、上記第2の態様において、マスターノードは、スレーブノード順番確認用パケットをリングの最後に位置する隣接するスレーブノードから受信することによりリング内の全スレーブ台数を検出して全台数領域に格納し、次いでマスターノードはリングを経由してスレーブノードのすべてのとの間で全台数とスレーブノード遅延時間を含む初期情報パケットを送受信し、次いでマスターノードはリングを経由してスレーブノードのすべてのとの間で制御命令パケットを送受信し、制御命令パケットは複数のスレーブノードのそれぞれを制御するための複数のタイムスロットを備えており、スレーブノードの各々は、初期情報パケットから全台数と、対応するスレーブノード遅延時間とを読み出して格納する初期情報記憶装置を備えており、スレーブノードの各々では制御命令パケットを受信すると、対応するタイムスロット内の命令を、全台数から対応するスレーブノード順番を差し引いた値に、対応するスレーブノード遅延時間を乗算して得られる時間だけ待機させることにより、全スレーブノードを同時に制御するようにする。
本発明の第4の態様によれば、上記第3の態様において、マスターノードが送信した制御命令パケットに含まれるスレーブノードに対する要求に対する応答を、スレーブノードの各々は対応するタイムスロットの内容を書き換えてマスターノードに送信することにより行うようにする。
本発明の第5の態様によれば、上記第4の態様において、スレーブノードの各々はリンク上の前段のスレーブノードからのデータ内のエラーの有無を示す情報を制御命令パケット内に含ませて、制御命令パケットの送受信を行うようにする。
本発明により、各スレーブノードに1台のトランシーバを設けて、送信ポートと受信ポートとを別々のノードに接続することによりスレーブノードをリング状に接続し伝送方向を一方方向とすることで、部品数と実装面積を削減でき、さらにトランシーバとしてイーサネットで使用される物理層(PHY)デバイスといった汎用部品の使用によるコストダウンの効果がある。また、リング構成とし、独自の通信パケットを用いることによって伝送効率の高い通信システムを提供することが可能となる。さらに、リング構成でありながら、一つのマスターノードからリング内の全てのスレーブノードへの同時制御が可能となる。
以下、本発明の実施例を図面によって詳述する。
図1は本発明の一実施例によるリング接続による通信システムの構成を示すブロック図である。同図において、MNはマスターノード、SN1〜SN7はスレーブノードである。
図1は本発明の一実施例によるリング接続による通信システムの構成を示すブロック図である。同図において、MNはマスターノード、SN1〜SN7はスレーブノードである。
マスターノードMNは1台のトランシーバPMと記憶装置Mとを備えている。記憶装置Mは隣接するノード間のケーブル遅延時間及びスレーブノード通過時間を予め格納するスレーブノード遅延時間記憶領域M1と、スレーブノードの全台数を、後述する手法で獲得して格納する全台数格納領域M2とを含んでいる。
スレーブノードSNi(i=1,2,…,又は7)は、1台のトランシーバPiと、自身のスレーブノードがマスターノードMNから何番目のスレーブノードかを示すスレーブノード順番情報とスレーブノードの全台数とを格納するスレーブノード順番記憶装置SMiと、マスターノードMNから送信されたスレーブノード順番確認用パケットを受信するとそのスレーブノード順番確認用パケット内のスレーブノード順番を示す情報をインクリメントしてスレーブノード順番記憶装置SMiに格納すると共に隣接するスレーブノード又はマスターノードに送信する順番計数手段Ciと、リンク内の全スレーブノード台数及び対応するスレーブノード遅延時間を格納する初期情報記憶装置IMiと、受信パケットの対応するタイムスロット内の命令を、全台数からスレーブノード順番を差し引いた値に、対応するスレーブノード遅延時間を乗算して得られる時間だけ待機させる待機時間演算手段Wiとを備えている。
マスターノードMN及びスレーブノードSN1〜SN7内のトランシーバは、所定の通信速度に設定可能なものであり、例えば、イーサネットで使用される物理層(PHY)デバイスのオートニゴーシエーション機能をオフにして、伝送速度を所定の値に固定することにより実現できる。各トランシーバは送信ポートTxと受信ポートRxを有している。本発明から離れた通常の使用では送信ポートTxと受信ポートRxと接続先は同じであるが、本発明の実施例においては送信ポートTxの接続先と受信ポートRxの接続先とが異なっており、それによりマスターノードMNとスレーブノードSN1〜SN7で1つのリングを形成している。
次に図1に示した通信システムの動作を説明する。
先ず始めに,マスターノードMNは、予め、スレーブノードSN1〜SN7のそれぞれの1台当たりのスレーブノード通過時間とLANケーブルの遅延時間を計測してスレーブノード遅延時間記憶領域M1に格納しておく。
次いで、マスターノードの立上げ時又は指令に応じて、マスターノードMNからスレーブノードSN1にLANケーブルを介して第1のパケット(スレーブノード順番確認用パケット)が送信される。スレーブノード順番確認用パケット内のスレーブノード順番は、マスターノードMNからの送信時には初期値、たとえば0、にリセットされている。
先ず始めに,マスターノードMNは、予め、スレーブノードSN1〜SN7のそれぞれの1台当たりのスレーブノード通過時間とLANケーブルの遅延時間を計測してスレーブノード遅延時間記憶領域M1に格納しておく。
次いで、マスターノードの立上げ時又は指令に応じて、マスターノードMNからスレーブノードSN1にLANケーブルを介して第1のパケット(スレーブノード順番確認用パケット)が送信される。スレーブノード順番確認用パケット内のスレーブノード順番は、マスターノードMNからの送信時には初期値、たとえば0、にリセットされている。
スレーブノードSN1では、その受信ポートRxに受信されたスレーブノード順番確認用パケットの値を順番計数手段C1によりインクリメントしてスレーブノード順番記憶装置SM1に格納するとともに、インクリメントした値でスレーブノード順番確認用パケットを書き換えて隣接するスレーブノードSN2に送信する。
スレーブノードSN2以降でも同様の動作をしてスレーブノード順番記憶装置SMiにはマスターノードからi目のスレーブノードであることを示す数値iが格納される。これにより、各スレーブノードでは自スレーブノードがマスターノードから何番目のスレーブノードかをスレーブノード順番記憶装置SMiに格納することになる。
マスターノードに隣接するリング内の最終のスレーブノードSN7内のトランシーバP7の送信ポートTxからはマスターノードMNの受信ポートにスレーブノード順番確認用パケットが送信される。マスターノードMNではスレーブノードSN7から受信したスレーブノード順番確認用パケットに含まれているスレーブノードの台数(図示例の場合は7)を、この通信ネットワークを構成する全スレーブノードの台数として、全台数格納領域M2に格納する。
次に、マスターノードMNはスレーブノードの全台数と各スレーブノードの遅延時間とを含む第2のパケット(初期情報パケット)に、スレーブノード遅延時間記憶領域M1及び全台数格納領域M2に格納されている情報を搭載して、LANケーブルを介して全スレーブノードSN1〜SN7に送信する。
各スレーブノードでは受信した第2のパケットから、この通信システムを構成する全スレーブノードの台数と自ノードまでの遅延時間を知ることができ、これらの情報を初期情報記憶装置IMiに格納する。
次にマスターノードMNはスレーブノードを同時に制御するための第3のパケット(制御命令パケット)を、LANケーブルを介して全スレーブノードSN1〜SN7に送信する。
図2はこの第3のパケットがスレーブノードSN1〜SN7を通過する状態とスレーブノードの同時制御を説明するタイムチャートである。
図3はスレーブノードSN1〜SN7における第3のパケットの受信データの書き換えを説明する図である。
第3のパケットは図3に示すようにヘッダとスレーブノードSN1〜SN7にそれぞれ対応しているタイムスロット#1〜#7と、誤り検出コードCRCとからなっている。マスターノードMNから送信される第3のパケットの各タイムスロット#1〜#7には、スレーブノードSN1〜SN7に対する制御命令が含まれている。
図2はこの第3のパケットがスレーブノードSN1〜SN7を通過する状態とスレーブノードの同時制御を説明するタイムチャートである。
図3はスレーブノードSN1〜SN7における第3のパケットの受信データの書き換えを説明する図である。
第3のパケットは図3に示すようにヘッダとスレーブノードSN1〜SN7にそれぞれ対応しているタイムスロット#1〜#7と、誤り検出コードCRCとからなっている。マスターノードMNから送信される第3のパケットの各タイムスロット#1〜#7には、スレーブノードSN1〜SN7に対する制御命令が含まれている。
各スレーブノードSNiでは、受信した第3のパケット内の自スレーブノードに対応するタイムスロット#i内の命令を全スレーブノードで同時に実行するように、待機時間演算手段Wiにより(全スレーブノード台数−マスターノードからの接続順番)×固定遅延値を演算してその演算結果の時間だけ待機させて実行する。
また、各スレーブノードSNiでは、受信した第3のパケットの自タイムスロット#iのデータを受信し、マスターノードMNに送信するデータに変更して次ノードに送信する。この際に、パケット末端のチェックコードCRCも変更する。
さらに、各スレーブノードSNiでは、第3のパケットを受信した際に、パケット末端のチェックコードCRCにてパケットの正当性を確認し、エラーが発生した場合、パケット内のエラーチェック結果確認用ビットCRCを操作し、後段のノードに対してエラーが発生したことを通知する。第3のパケットは短い周期で周期的にマスターノードから送信できるので、スレーブノードの同時制御を短時間周期で行うことが可能である。
以上に説明したように、本発明の実施例によれば、1つのノードに1台の汎用トランシーバ(PHYデバイス)と2つのLANコネクタを搭載し、PHYの送信ポートTxと受信ポートRxを送受信別々のノードへLANケーブル用いて接続し、一方向の伝送方向のリング構成とする。これにより、送受信別々のPHYへの接続が可能となる。また、LAN通信パケットとは異なる独自のパケットフォーマットを用いることによって1パケット内でリング内の全てのデータの送受信が可能となるように時分割多重して通信を行うことによって、安価で伝送効率の高い通信が可能となる。
また、マスターノードがリング内のスレーブ接続台数を認識することができるパケットを送受信し、スレーブノードはマスターからの接続順および全スレーブノードの接続台数を認識するパケットを受信することにより、内部回路にて各スレーブでの同時動作が可能なタイミングを生成する。ケーブル長による遅延量をマスターノードに予め格納することにより、ケーブル長による遅延量はマスターノードからの制御で調整が可能な機能を有する。
さらに、スレーブノードは制御パケット内の自スレーブのタイムスロットの制御データをマスターノードへのレスポンスデータに書き換えを行い、またパケット最終のCRCコードの再生成を行なう。
さらに、全てのノードに受信パケットの誤り検出機能を搭載し、各スレーブノードはパケット受信時に誤り検出を行いその結果をパケット内に多重し次ノードへ通知する機能を有する。また、前段までに誤りがあった場合は、そのパケットを無効とする機能を有する。
本発明は上記実施例に限定されるものではなく、例えばスレーブノードの台数は3以上であれば任意の数でよい。
例えば、10/100Base-T イーサネット用物理層(PHY)トランシーバデバシスを用いたリング接続による通信システムにおいて、簡単な構成でリング構成の複数のスレーブノードを同時に且つ短い時間間隔で周期的に制御可能になる。
MN…マスターノード
SN1〜SN7…スレーブノード
PM,P1〜P7…トランシーバ
Tx…送信ポート
Rx…受信ポート
M…記憶装置
SM1〜SM7…スレーブノード順番記憶装置
C1〜C7…計数手段
W1〜W7…待機時間演算手段
IM1〜IM7…初期情報記憶装置
SN1〜SN7…スレーブノード
PM,P1〜P7…トランシーバ
Tx…送信ポート
Rx…受信ポート
M…記憶装置
SM1〜SM7…スレーブノード順番記憶装置
C1〜C7…計数手段
W1〜W7…待機時間演算手段
IM1〜IM7…初期情報記憶装置
Claims (5)
- 1台のマスターノードと複数のスレーブノードとをリング形式で接続した通信システムであって、前記マスターノードと前記スレーブノードの各々とは所定の通信速度に設定できる1台のトランシーバを搭載しており、前記トランシーバの各々の送信ポートの接続先ノードと受信ポートの接続先ノードが異なるようにしてリングを形成しており、
前記スレーブノードの全台数と、前記マスターノードから何番目のスレーブノードかを示すスレーブノード順番情報と、隣接するノード間のケーブル遅延時間及びスレーブノード通過時間とに基づいて、1つの制御命令パケットにより前記スレーブノードの全てを同時に制御するようにしたことを特徴とする、リング接続による通信システム。 - 前記マスターノードは、前記隣接するノード間のケーブル遅延時間及び前記スレーブノードの各々の通過時間を予め格納するスレーブノード遅延時間記憶領域と、前記スレーブノードの全台数を格納する全台数格納領域とを含む記憶装置を備えており、前記スレーブノードの各々は、自身のスレーブノードが前記マスターノードから何番目のスレーブノードかを示すスレーブノード順番情報を格納するスレーブノード順番記憶装置と、前記マスターノードから送信されたスレーブノード順番確認用パケットを受信すると該スレーブノード順番確認用パケット内のスレーブノード順番を示す情報をインクリメントして前記スレーブノード順番記憶装置に格納すると共に前記隣接するスレーブノード又はマスターノードに送信する順番計数手段と、を備えていることを特徴とする、請求項1に記載の通信システム。
- 前記マスターノードは、前記スレーブノード順番確認用パケットを前記リングの最後に位置する隣接するスレーブノードから受信することにより前記リング内の全スレーブ台数を検出して前記全台数領域に格納し、
次いで前記マスターノードは前記リングを経由して前記スレーブノードのすべてのとの間で前記全台数と前記スレーブノード遅延時間を含む初期情報パケットを送受信し、
次いで前記マスターノードは前記リングを経由して前記スレーブノードのすべてのとの間で制御命令パケットを送受信し、前記制御命令パケットは前記複数のスレーブノードのそれぞれを制御するための複数のタイムスロットを備えており、
前記スレーブノードの各々は、前記初期情報パケットから前記全台数と、対応するスレーブノード遅延時間とを読み出して格納する初期情報記憶装置を備えており、前記スレーブノードの各々では前記制御命令パケットを受信すると、対応するタイムスロット内の命令を、前記全台数から対応するスレーブノード順番を差し引いた値に、対応する前記スレーブノード遅延時間を乗算して得られる時間だけ待機させることにより、全スレーブノードを同時に制御するようにしたことを特徴とする、請求項2に記載の通信システム。 - 前記マスターノードが送信した前記制御命令パケットに含まれる前記スレーブノードに対する要求に対する応答を、前記スレーブノードの各々は対応するタイムスロットの内容を書き換えて前記マスターノードに送信することにより行うようにしたことを特徴とする、請求項1に記載の通信ネットワーク。
- 前記スレーブノードの各々は前記リンク内の前段のスレーブノードからのデータ内のエラーの有無を示す情報を前記1つのパケット内に含ませて、前記制御命令パケットの送受信を行うようにしたことを特徴とする、請求項4に記載の通信ネットワーク。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004093072A JP2005286380A (ja) | 2004-03-26 | 2004-03-26 | リング接続による通信システム |
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN101788965B (zh) * | 2010-02-25 | 2011-08-03 | 上海乐春重工机电设备有限公司 | 多点自动识别和主从同步的串行通讯方法 |
JP2013048477A (ja) * | 2012-10-30 | 2013-03-07 | Mitsubishi Electric Corp | 同期システム、タイムマスタ装置、タイムスレーブ装置及び同期方法 |
JPWO2020250396A1 (ja) * | 2019-06-13 | 2020-12-17 |
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2004
- 2004-03-26 JP JP2004093072A patent/JP2005286380A/ja active Pending
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