JP2005284774A - データ処理装置および時刻設定処理方法コンピュータが読み取り可能なプログラムを格納した記憶媒体およびプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】 画像処理装置が使用されるシステム環境に適応して、より信頼性の高い時刻情報を利用した時刻処理を伴う画像処理を自在に行えることである。
【解決手段】 コントローラ部1100は、NIC1200を介してNTPサーバ3000から時刻設定を要求するコマンドを受け付けたならば、RAM1112上にその旨を示すフラグをセットし、該フラグがセットされているか否かを判断して、USBインタフェースを介してローカルPC2000より受け取った前記時刻設定を要求するコマンドを無視するようにCPU1110が制御する構成を特徴とする。
【選択図】図2
【解決手段】 コントローラ部1100は、NIC1200を介してNTPサーバ3000から時刻設定を要求するコマンドを受け付けたならば、RAM1112上にその旨を示すフラグをセットし、該フラグがセットされているか否かを判断して、USBインタフェースを介してローカルPC2000より受け取った前記時刻設定を要求するコマンドを無視するようにCPU1110が制御する構成を特徴とする。
【選択図】図2
Description
本発明は、時刻設定機能を備えるプリンタやデジタル複合機などの画像処理装置および時刻設定処理方法およびコンピュータが読み取り可能なプログラムを格納した記憶媒体およびプログラムに関するものである。
近年のオフィスで用いられる多くのデジタル複合機は、その装置内部に時計ICを実装している。そして、当該複合機を設置するとき、サービスマンが装置のオペレーションパネルを使って時刻情報を入力し、それを時計ICに設定する。このようにして、時計ICに設定された時刻情報は、例えばネットワークを介してクライアントから送られてきた個々の印刷ジョブを管理するときの開始・終了時刻や、リモート診断機能でサーバに通知される不具合情報の中の発生時刻や、自動電源ON/OFF機能で自動的に電源をONする時刻など、いろいろな用途で活用される。
一方、ネットワーク接続機能を有するデジタル複合機の中には、下記特許文献1に記載されているように、公知のNetwork Time Protocol(以下、NTP)を用いて時刻情報を取得し、オペレーションパネルを使うことなく、時計ICに時刻をネットワーク上の各機器間で同期設定することができる装置もある。
他方、一般の家庭で用いられるインクジェットプリンタや比較的安価なレーザビームプリンタなどでは、より安く装置を提供するために時計ICを実装しないものがある。
こういった安価な印刷装置の場合では、例えば印刷ジョブの管理で時刻情報を使わないもの、あるいは、例えば印刷ジョブ毎に時刻情報を含んだコマンドをPCから受けて記憶し、その差分から経過時間を演算して、インクジェットのヘッドクリーニングのために活用する方法も知られている。
特開平11−143665号公報
しかしながら、上記のような装置では下記のような問題があった。
例えばより安く装置を提供するために時計ICを実装しないと、個々の印刷ジョブの管理で時刻情報を扱うことが難しくなる。これに対して、印刷ジョブ毎に時刻情報を含んだコマンドを発行する方法がある。
しかし、ローカルで接続されたPCからだけでなく、ネットワークを介して複数のクライアントからも時刻情報を含んだコマンドを受けて、無条件にそれぞれのコマンドに応じて時刻情報を更新してしまうと、ローカルのPC、および、複数のクライアントの時刻が一致していることが保証できないので、装置側で時刻の混乱が発生して、ジョブ管理が正常に実行されない事態を招来して、ジョブ処理に支障を来してしまうという課題があった。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたもので、本発明の目的は、複数の通信インタフェースを介して異なる入手経路を介して送られるコマンドを取捨選択して、内部の時刻設定処理を行うことにより、画像処理装置が使用されるシステム環境に適応して、より信頼性の高い時刻情報を利用した時刻処理を伴う画像処理を自在に行えるデータ処理装置および時刻設定処理方法およびコンピュータが読み取り可能なプログラムを格納した記憶媒体およびプログラムを提供することである。
本発明は、複数の通信インタフェースを備えてネットワーク接続あるいはローカル接続可能なデータ処理装置であって、各通信インタフェースを介して受信する時刻設定を要求するそれぞれのコマンドの取捨を各通信インタフェースからのコマンドの受信状態に基づいて決定する決定手段を有することを特徴とする。
また、本発明は、外部装置からのデータを入力するための第1の入力手段と、外部装置からのデータを入力するための、前記第1の入力手段とは異なる第2の入力手段と、前記第1の入力手段から入力された時刻設定のコマンドまたは前記第2の入力手段から入力された時刻設定のコマンドに従って、時刻を設定する時刻設定手段とを有し、前記時刻設定手段は、前記第1の入力手段から入力された時刻設定のコマンドに従って時刻が設定されている場合、前記第2の入力手段から入力された時刻設定のコマンドに従って時刻を設定しないことを特徴とする。
さらに、本発明は、複数の通信インタフェースを備えてネットワーク接続あるいはローカル接続可能なデータ処理装置における時刻設定処理方法であって、各通信インタフェースを介して受信する時刻設定を要求するそれぞれのコマンドの取捨を各通信インタフェースからのコマンドの受信状態に基づいて決定する決定ステップを有することを特徴とする。
また、本発明は、データ処理装置における時刻設定処理方法であって、外部装置からのデータを入力するための第1の入力手段から、時刻設定のコマンドを入力する第1の入力ステップと、外部装置からのデータを入力するための、前記第1の入力手段とは異なる第2の入力手段から、時刻設定のコマンドを入力する第2の入力ステップと、前記第1の入力ステップで入力された時刻設定のコマンドに従って、時刻を設定する時刻設定ステップとを有し、前記第1のステップで入力された時刻設定のコマンドに従って前記時刻設定ステップで時刻が設定されている場合、前記第2の入力ステップで入力された時刻設定のコマンドに従って時刻を設定しないことを特徴とする。
本発明によれば、画像処理装置が使用されるシステム環境に適応して、より信頼性の高い時刻情報を利用した時刻処理を伴う画像処理を自在に行えるという効果を奏する。
次に本発明を実施するための最良の形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施形態を示す画像処理装置を適用可能な画像処理システムの一例を示す概略図である。なお、本システム例では、画像処理装置がプリンタの場合に対応する。
図1において、プリンタ1000は、USBケーブル6000を介してローカルPC2000と接続される。プリンタ1000はまたネットワーク接続機能を有し、ネットワーク7000を介して上述したようにNTPで通信可能なNTPServer3000や、クライアントPC4000、クライアントPC5000などと通信することも可能に構成されている。クライアントPC4000、クライアントPC5000は、所定のOSの下で各種のアプリケーションプログラムを実行して処理された出力情報をプリンタ1000に出力可能なプリンタドライバを備えている。
図2は、図1に示したプリンタ1000の構成を示すブロック図であり、図1と同一のものには同一の符号を付してある。
図2に示すプリンタ1000において、主にコントローラ部1100、ネットワークインタフェースカード(以下NIC)1200、およびエンジン部1300からなる。
なお、本実施形態のプリンタ1000は、印刷イメージのレンダリングや印刷制御が、ローカルPC2000上の各種ドライバ、または、クライアントPC4000などのコンピュータ上の各種ドライバおよびNIC1200上のファームウェアで実行されることを前提に設計されている。このため、コントローラ部1100は、CPU1110、ASIC1120、SDRAM1130、EEPROM1140、USBコネクタ1150等から構成される。以下、印刷動作を交えながら、各モジュールの役割を説明する。
CPU1110は、レンダリングや印刷制御を自らが行うプリンタに比べて極めて少ない容量のROM1111やRAM1112と、エンジン部1300とのシリアル通信を行うためのシリアルコントローラ1113を内蔵している。
ROM1111には、後述する時刻設定処理を含む各種制御プログラムや各種初期値が格納されている。また、RAM1112には、ワークエリアのほか、コントローラ部1100が扱う画像データを除くデータを格納するための領域が用意される。後述する時刻設定に関するフラグ情報もRAM1112上に保持される。RAM1112は揮発性RAMであるため、電源がOFFされても保持しなければならない各種カウンタ値などの限られた情報は、EEPROM1140に格納される。
ASIC1120は、CPUi/f1121、画像処理部1122、メモリコントローラ1123、USBコントローラ1124、NICコントローラ1125をひとつにまとめたパッケージである。ローカルPC2000で印刷要求が発生すると、ローカルPC2000上の印刷制御ドライバが印刷を制御するための各種コマンドを発行する。
そして、発行されたコマンドは、USBケーブル6000とUSBコネクタ1150を介してUSBコントローラ1124で受信される。CPU1110ではCPUi/f1121を介してUSBコントローラ1124の状態を常に監視している。もし、コマンドが受信されていたならば、コマンドに応じた処理を実行する。もし応答が必要であれば、CPU1110はCPUi/f1121を介してUSBコントローラ1124を制御して、その応答データをローカルPC2000に返送する。
そして、CPU1110がレンダリングされた印刷イメージを転送するためのコマンドを受信したときは、USBコントローラ1124およびメモリコントローラ1123を制御して、コマンドに続くイメージデータをSDRAM1130に格納させ、ある程度のイメージデータがSDRAM1130に格納されると、ローカルPC2000のドライバはエンジン部1300の起動要求コマンドを発行する。同コマンドをCPU1110が認識したならば、シリアルコントローラ1113を制御してエンジン部1300に起動の要求を通知する。
エンジン部1300が正常に起動され、用紙の搬送が正しく行われたことが、シリアルコントローラ1113を介して通知されたならば、メモリコントローラ1123および画像処理部1122を制御して、SDRAM1130に格納されたイメージデータをエンジン部1300が実際の印刷動作で必要とするVIDEO信号に変換して、エンジン部1300に送出する。
ここで、エンジン部1300は、エンジン部全体の動作を制御するCPU1310、コントローラ部1100との通信を行うためのシリアルコントローラ1320、コントローラ部1100から送られてくるVIDEO信号を受けるためのVIDEO制御部1330、ワークエリアや各種状態を示す値を保持するためのSDRAM1340、CPU1310で実行されるプログラムや参照される各種テーブル値などを格納するFLASH RAM1350、紙搬送系やトナー補給系、レーザビーム系、定着器系などからなる記録部1360で構成される。
CPU1310は、コントローラ部1100から記録部1360の起動要求や用紙搬送要求を受けたならば、記録部1360を適宜制御し、必要に応じて状態をコントローラ部1100に通知する。もし画像形成が開始されたならば、VIDEO制御部1330を制御して、コントローラ部1100から渡されたVIDEO信号を記録部1360に供給して画像を形成させる。なお、その細かな動作は公知の電子写真系エンジンと同様で本発明と直接関係ないため、より詳細な説明は割愛する。
一方、NIC1200は、NIC全体の動作を制御するCPU1210、コントローラ部1100との通信を制御するためのコントローラ通信部1220、ワークエリアや各種状態を示す値を保持するためのSDRAM1230、CPU1210で実行されるプログラムや参照される各種テーブル値などを格納するFLASH RAM1240、TCP/IPに基づいたネットワーク通信全体を制御するネットワーク通信部1250から構成される。
NIC1200の役割のひとつは、クライアントPC4000やクライアントPC5000などと、コントローラ部1100との仲介を行うことである。各クライアントでは、ローカルPC2000上の各種ドライバと全く同一のものが動作していて、上記ローカルPC2000と同様に、印刷要求などがコマンドとしてネットワーク7000を介してNIC1200に伝えられる。
NIC1200がネットワーク通信部1250で受けたコマンドは、コントローラ通信部1220を制御することでコントローラ部1100に渡される。コントローラ部1100は、USBコントローラ1124と同じようにNICコントローラ1125も常に監視していて、上記USBの場合と同様に受信したコマンドを処理し、必要に応じてNICコントローラ1125を介して応答データをNIC1200に返す。NIC1200は、コントローラ通信部1220で受け取った応答データを、ネットワーク通信部1250を制御してコマンド発行元のクライアントに返送する。イメージデータのやりとりも上記USBの場合と同様である。
また、NIC1200のもう1つの役割は、特許文献1で公知のNTPに基づいてNTPServer3000にアクセスして時刻情報を取得し、さらにその内容をコントローラ部1100にコマンドとして伝えることである。
NTPServer2000のアドレスは、NIC1200が実装しているWeb Serverを起動して設定することができる。設定されたアドレス情報はFLASH RAM1240上に格納され、電源がOFFされても保持される。なお、TCP/IP制御やNTP処理は公知のもので本発明と直接関係ないため、より詳細な説明は割愛する。
図3は、本発明に係る画像処理装置における第1のデータ処理手順の一例を示すフローチャートであり、図2に示したコントローラ部1100が時刻設定コマンドを受けたときの時刻設定処理手順に対応する。なお、S3−001〜S3−006は各ステップを示す。
コントローラ部1100では、ステップS3−001において、時刻設定コマンドが図2に示したUSBコントローラ1124によって受信されたものか、NICコントローラ1125によって受信されたものかを判定し、USBコントローラ1124によって受信されたものと判断した場合は、ステップS3−005に進み、NICコントローラ1125によって受信されたものと判断した場合は、ステップS3−002に進む。
そして、ステップS3−002では、NIC1200から時刻設定コマンドを受けたことを示す設定済フラグをセットする。電源投入直後にこのフラグはクリアされる。すなわち、一度セットされていても電源が一度OFFされると無効になる。
続いて、ステップS3−003において、時刻設定コマンドで通知された時刻をRAM1112上に割り当てられた領域に格納する。
最後にステップS3−004において、正常に時刻が設定できた旨の応答データをコマンド発行元に返送して、時刻設定コマンド処理を終了する。
一方、時刻設定コマンドがUSBコントローラ1124で受信されたものであったならば、ステップS3−005において、RAM1112上に格納されている上記設定済フラグを調べ、もし設定済フラグがセットされていないと判断した場合は、すなわち、NIC1200から時刻設定コマンドを受けていなければステップS3−003に進み、時刻設定処理を行う。
一方、ステップS3−005で、設定済フラグがセットされていると判断した場合は、すなわち、既にNIC1200から時刻設定コマンドを受けているならば、ローカルPC2000からの時刻設定コマンドを無視して、ステップS3−006に進み、無視したことを示す応答データをコマンド発行元に返送して、時刻設定コマンド処理を終了する。
図4は、本発明に係るデータ処理装置におけるデータ処理手順の一例を示すフローチャートであり、ローカルPC2000上のドライバによる時刻設定コマンド発行処理手順に対応する。なお、S4−001〜S4−004は各ステップを示す。
図2に示したローカルPC2000上のドライバは、予め定められた間隔で(ステップS4−001)、PC内部の時刻情報を読み取って(ステップS4−002)、時刻設定コマンドに加工し(ステップS4−003)、プリンタ1000に発行して(ステップS4−004)、ステップS4−001へ戻る処理を繰り返す。
なお、同処理は、ドライバの出力先ポートがUSBのときのみ動作するように制御されている。すなわち、図2に記載のクライアント4000PCやクライアントPC5000などのコンピュータ上では同処理は動作しない。
図5は、本発明に係る画像処理装置における第2のデータ処理手順の一例を示すフローチャートであり、NIC1200による時刻設定コマンド発行処理手順に対応する。なお、S5−001〜S5−005は各ステップを示し、CPU1210がSDRAM1230に読み出される制御プログラムを実行することにより実現される。
NIC1200は、予め定められた間隔(S5−001)で、登録されたNTPServerのアドレスにアクセスを試みて(S5−002)、もしアクセスが成功したと判断した場合は、時刻情報を獲得して(ステップS5−003)、その時刻情報を時刻設定コマンドに加工して(ステップS5−004)、コントローラ部1100に発行して(S5−005)、ステップS5−001へ戻る処理を繰り返す。
一方、ステップS5−002で、登録されたNTPServer3000より時刻情報を獲得できないと判断した場合は、時刻設定コマンドを発行しないで、ステップS5−001へ戻る処理を繰り返す。
図6は、図2に示したコントローラ部1100で解釈可能な時刻設定コマンドのフォーマットの一例を示す図である。
図6に示すように、本実施形態における時刻設定コマンドは、UTCパラメータと時差から構成されており、UTCパラメータは、西暦年月日時分秒から構成されている。
以上のように、本実施形態による画像処理装置によれば、コントローラ部1100において、ローカルPC2000からの時刻設定コマンドより、NIC1200からの時刻設定コマンドを優先的に扱うことにより、プリンタ1000内部に信頼性の高い時刻情報を保持することが可能になる。
〔他の実施形態〕
第1実施形態では、図3においてコマンドを無視した旨を通知する(ステップS3−006)ように構成したが、このステップがなくても、本願の目的であるところの複数のソースから送られるコマンドを取捨選択して信頼性の高い時刻情報を扱うことができる画像形成装置およびその方法を提供することが可能である。
第1実施形態では、図3においてコマンドを無視した旨を通知する(ステップS3−006)ように構成したが、このステップがなくても、本願の目的であるところの複数のソースから送られるコマンドを取捨選択して信頼性の高い時刻情報を扱うことができる画像形成装置およびその方法を提供することが可能である。
また、第1実施形態では、信頼性が高い時刻情報としてNTP Server3000の時刻を選択するように構成したが、複数のソースの中で最も信頼性が高いと思われるソースに基づく時刻情報を選択するように構成しても同様の効果が得られる。
本発明によれば、複数のソースから送られるコマンドを取捨選択して信頼性の高い時刻情報を扱うことができる画像形成装置およびその方法を提供することが可能になる。
なお、上記実施形態では、時差を考慮することなく、いずれかの地点における標準時間に基づいて、時刻設定処理を行う場合について説明したが、サーバが管理する時刻と画像処理装置が設定される地域との時差テーブルを備えて、サーバから取得される時刻設定コマンドに補正をかけて設定処理するように制御してもよい。
以下、図7に示すメモリマップを参照して本発明に係る画像処理システムで読み取り可能なデータ処理プログラムの構成について説明する。
図7は、本発明に係る画像処理システムで読み取り可能な各種データ処理プログラムを格納する記憶媒体のメモリマップを説明する図である。
なお、特に図示しないが、記憶媒体に記憶されるプログラム群を管理する情報、例えばバージョン情報,作成者等も記憶され、かつ、プログラム読み出し側のOS等に依存する情報、例えばプログラムを識別表示するアイコン等も記憶される場合もある。
さらに、各種プログラムに従属するデータも上記ディレクトリに管理されている。また、各種プログラムをコンピュータにインストールするためのプログラムや、インストールするプログラムが圧縮されている場合に、解凍するプログラム等も記憶される場合もある。
本実施形態における図3〜図5に示す機能が外部からインストールされるプログラムによって、ホストコンピュータにより遂行されていてもよい。そして、その場合、CD−ROMやフラッシュメモリやFD等の記憶媒体により、あるいはネットワークを介して外部の記憶媒体から、プログラムを含む情報群を出力装置に供給される場合でも本発明は適用されるものである。
以上のように、前述した実施形態の機能を実現するソフトウエアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し実行することによっても、本発明の目的が達成されることは言うまでもない。
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が本発明の新規な機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
従って、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等、プログラムの形態を問わない。
プログラムを供給するための記憶媒体としては、例えばフレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、MO、CD−ROM、CD−R、CD−RW、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、DVDなどを用いることができる。
この場合、記憶媒体から読出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
その他、プログラムの供給方法としては、クライアントコンピュータのブラウザを用いてインターネットのホームページに接続し、該ホームページから本発明のコンピュータプログラムそのもの、もしくは、圧縮され自動インストール機能を含むファイルをハードディスク等の記録媒体にダウンロードすることによっても供給できる。また、本発明のプログラムを構成するプログラムコードを複数のファイルに分割し、それぞれのファイルを異なるホームページからダウンロードすることによっても実現可能である。つまり、本発明の機能処理をコンピュータで実現するためのプログラムファイルを複数のユーザに対してダウンロードさせるWWWサーバやftpサーバ等も本発明の請求項に含まれるものである。
また、本発明のプログラムを暗号化してCD−ROM等の記憶媒体に格納してユーザに配布し、所定の条件をクリアしたユーザに対し、インターネットを介してホームページから暗号化を解く鍵情報をダウンロードさせ、その鍵情報を使用することにより暗号化されたプログラムを実行してコンピュータにインストールさせて実現することも可能である。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づき種々の変形(各実施形態の有機的な組合せを含む)が可能であり、それらを本発明の範囲から排除するものではない。
本発明の様々な例と実施形態を示して説明したが、当業者であれば、本発明の趣旨と範囲は、本明細書内の特定の説明に限定されるものではない。
なお、本発明は、上記した実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
1100 コントローラ部
1200 NIC
1300 エンジン部
2000 ローカルPC
1200 NIC
1300 エンジン部
2000 ローカルPC
Claims (12)
- 複数の通信インタフェースを備えてネットワーク接続あるいはローカル接続可能なデータ処理装置であって、
各通信インタフェースを介して受信する時刻設定を要求するそれぞれのコマンドの取捨を各通信インタフェースからのコマンドの受信状態に基づいて決定する決定手段を有することを特徴とするデータ処理装置。 - 外部装置からのデータを入力するための第1の入力手段と、
外部装置からのデータを入力するための、前記第1の入力手段とは異なる第2の入力手段と、
前記第1の入力手段から入力された時刻設定のコマンドまたは前記第2の入力手段から入力された時刻設定のコマンドに従って、時刻を設定する時刻設定手段とを有し、
前記時刻設定手段は、前記第1の入力手段から入力された時刻設定のコマンドに従って時刻が設定されている場合、前記第2の入力手段から入力された時刻設定のコマンドに従って時刻を設定しないことを特徴とするデータ処理装置。 - 前記第1の入力手段から入力された時刻設定のコマンドに従って時刻が設定されている場合、前記第2の入力手段から入力された時刻設定のコマンドが無効となった旨の応答を返すコマンド応答制御手段を有することを特徴とする請求項1記載のデータ処理装置。
- 前記第2の入力手段から入力された時刻設定のコマンドは、コンピュータの内部時計の時刻に基づくコマンドであり、かつ、前記第1の入力手段から入力された時刻設定のコマンドは、前記第2の通信インタフェースに接続されたネットワーク制御手段がNetwork Time Protocol(NTP)を用いてNTPサーバから取得した時刻に基づくコマンドであることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のデータ処理装置。
- 時刻が設定されていることを示す情報を記憶する記憶手段を有し、
前記時刻設定手段は、時刻が設定されていることを示す情報が前記記憶手段に記憶されている場合でも、前記第1の入力手段から入力された時刻設定のコマンドに従って時刻を設定し、時刻が設定されていることを示す情報が前記記憶手段に記憶されている場合、前記第1の入力手段から入力された時刻設定のコマンドに従っては時刻を設定しないことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のデータ処理装置。 - ネットワークに接続されたネットワークインタフェース装置を介して、外部装置からのデータを入力するデータ処理装置であって、
前記ネットワークインタフェース装置を介さずに、外部装置からのデータを入力するための入力手段と、
前記入力手段から入力された時刻設定のコマンドまたは前記ネットワークインタフェース装置からの時刻設定のコマンドに従って、時刻を設定する時刻設定手段とを有し、
前記時刻設定手段は、前記ネットワークインタフェース装置からの時刻設定のコマンドに従って時刻が設定されている場合、前記入力手段から入力された時刻設定のコマンドに従って時刻を設定しないことを特徴とするデータ処理装置。 - 前記ネットワークインタフェース装置は、Network Time Protocol(NTP)を用いてNTPサーバから時刻情報を取得し、当該時刻情報に基づく時刻設定のコマンドを前記データ処理装置に発行することを特徴とする請求項6に記載のデータ処理装置。
- 複数の通信インタフェースを備えてネットワーク接続あるいはローカル接続可能なデータ処理装置における時刻設定処理方法であって、
各通信インタフェースを介して受信する時刻設定を要求するそれぞれのコマンドの取捨を各通信インタフェースからのコマンドの受信状態に基づいて決定する決定ステップを有することを特徴とする時刻設定処理方法。 - データ処理装置における時刻設定処理方法であって、
外部装置からのデータを入力するための第1の入力手段から、時刻設定のコマンドを入力する第1の入力ステップと、
外部装置からのデータを入力するための、前記第1の入力手段とは異なる第2の入力手段から、時刻設定のコマンドを入力する第2の入力ステップと、
前記第1の入力ステップで入力された時刻設定のコマンドに従って、時刻を設定する時刻設定ステップとを有し、
前記第1のステップで入力された時刻設定のコマンドに従って前記時刻設定ステップで時刻が設定されている場合、前記第2の入力ステップで入力された時刻設定のコマンドに従って時刻を設定しないことを特徴とする時刻設定処理方法。 - ネットワークに接続されたネットワークインタフェース装置を介して、外部装置からのデータを入力するデータ処理装置における時刻設定処理方法であって、
前記ネットワークインタフェース装置からの時刻設定のコマンドを入力する第1の入力ステップと、
前記ネットワークインタフェース装置を介さずに、外部装置からの時刻設定のコマンドを入力する第2の入力ステップと、
前記第1の入力ステップで入力された時刻設定のコマンドに従って、時刻を設定する時刻設定ステップとを有し、
前記第1のステップで入力された時刻設定のコマンドに従って前記時刻設定ステップで時刻が設定されている場合、前記第2の入力ステップで入力された時刻設定のコマンドに従って時刻を設定しないことを特徴とする時刻設定処理方法。 - 請求項9或いは10のいずれかに記載の時刻設定処理方法を実行させるためのプログラムを格納したことを特徴とするコンピュータが読み取り可能な記憶媒体。
- 請求項9或いは10のいずれかに記載の時刻設定処理方法を実行させることを特徴とするプログラム。
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US10137684B2 (en) | 2016-11-30 | 2018-11-27 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Image recording apparatus |
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