JP2005284548A - 創造発想支援装置、創造発想支援方法、創造発想支援プログラム - Google Patents

創造発想支援装置、創造発想支援方法、創造発想支援プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 複数の技法を組み合わせて与えられた問題を解決する創造発想支援装置、創造発想支援方法、創造発想支援プログラムを提供する。
【解決手段】 端末から入力されるテーマに基づいて、課題分析処理部とアイディア創出処理部とシナリオ作成部とのうち、いずれの処理を行うかとその処理の順序について決定するパターン決定部と、パターン決定部が決定したパターンに応じて、課題分析処理部とアイディア創出処理部とシナリオ作成部とを制御する創造発想制御部とを有する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、課題分析手法とアイディア創出手法とシナリオ作成手法とを組み合わせて用いて、課題に対する提案を導き出す支援をする創造発想支援装置、創造発想支援方法、創造発想支援プログラムに関する。
従来から、問題や課題に対する意見の発想を促す技法として、課題分析手法が知られている。この技法は、複雑、多岐な課題やプロジェクト、膨大な情報から、一定の課題抽出、問題構造を見いだすとき、アンケート結果をまとめる時に有効である。このような課題分析手法を利用したシステムについて提案されている(例えば、特許文献1参照)。
一方、上述の課題分析手法以外にも、様々な技法がある。例えば、アイディア創出手法、シナリオ作成手法という技法である。アイディア創出手法は、与えられたテーマに対し、具体的な問題の解決手段、アイディアを豊富に出し、的確な対策を実施する場合に有効な技法である。シナリオ作成手法は、新商品開発、新規ビジネス開発等、個別テーマについての開発構想の立案段階から、開発計画書策定までをすることができる点で有効である。
特開平2−40762号公報
しかしながら、上述した各手法は、個々では有効であるが、これらをさらに有効に活用することが望まれている。すなわち、近年、例えば、企業においては、新商品の開発や、新規プロジェクトの立ち上げなどをする際、従来に増して斬新かつ画期的なアイディアであって、それらのアイディアを実現するために現実性のある具体的な手法を提案することが望まれている。これらのことを実現するためには、提示された問題に応じて、さまざまな手法のメリットを活かしつつ、組み合わせて利用することが望ましい。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、その目的は、複数の技法を組み合わせて与えられた問題を解決する創造発想支援装置、創造発想支援方法、創造発想支援プログラムを提供することにある。
上述した課題を解決するために、本発明は、端末と接続される創造発想支援装置であって、前記端末から入力される文字情報と指示とに基づき、入力される文字情報同士をグループ化して課題分析手法によって課題分析処理を行う課題分析処理部と、テーマに対して前記端末から順次入力される文字情報のそれぞれを階層構造に関連付けして、アイディア創出処理を行うアイディア創出処理部と、前記端末から入力される文字情報を所定のフォーマットの項目に設定し、シナリオを作成するシナリオ作成部と、前記端末から入力されるテーマに基づいて、前記課題分析処理部と前記アイディア創出処理部と前記シナリオ作成部とのうち、いずれの処理を行うかとその処理の順序について決定するパターン決定部と、前記パターン決定部が決定したパターンに応じて、前記課題分析処理部と前記アイディア創出処理部と前記シナリオ作成部とを制御する創造発想制御部と、を有することを特徴とする。
また、本発明は、上述の創造発想支援装置において、前記パターン決定部は、前記シナリオ作成処理部によるシナリオ作成処理が最後になるように順序を決定することを特徴とする。
また、本発明は、上述の創造発想支援装置において、解決可能なテーマを分類して記憶しているとともに、分類されたそれぞれのテーマについて、課題分析手法、アイディア創出手法、シナリオ作成手法のうち利用する手法とその順序を対応付けて記憶する課題データベースを有し、前記パターン決定部は、前記端末から入力されるテーマに基づいて、前記課題データベースを参照し、課題分析手法、アイディア創出手法、シナリオ作成手法のうち利用する手法とその順序を決定することを特徴とする。
また、本発明は、端末と接続される創造発想支援装置に用いられる創造発想支援方法であって、前記端末から入力される文字情報と指示とに基づき、入力される文字情報同士をグループ化して課題分析手法によって課題分析処理を行う過程と、テーマに対して前記端末から順次入力される文字情報のそれぞれを階層構造に関連付けして、アイディア創出処理を行う過程と、前記端末から入力される文字情報を所定のフォーマットの項目に設定し、シナリオを作成する過程と、前記端末から入力されるテーマに基づいて、前記課題分析処理の過程と前記アイディア創出処理の過程と前記シナリオ作成の過程とのうち、いずれの過程を行うかとその過程の順序についてパターンを決定し、前記決定したパターンに応じて、前記課題分析処理の過程、前記アイディア創出処理の過程、前記シナリオ作成の過程とを実行する過程と、を有することを特徴とする。
また、本発明は、端末と接続される創造発想支援装置に用いられる創造発想支援プログラムであって、前記端末から入力される文字情報と指示とに基づき、入力される文字情報同士をグループ化して課題分析手法によって課題分析処理を行うステップと、テーマに対して前記端末から順次入力される文字情報のそれぞれを階層構造に関連付けして、アイディア創出処理を行うステップと、前記端末から入力される文字情報を所定のフォーマットの項目に設定し、シナリオを作成するステップと、前記端末から入力されるテーマに基づいて、前記課題分析処理のステップと前記アイディア創出処理のステップと前記シナリオ作成のステップとのうち、いずれのステップを行うかとそのステップの順序についてパターンを決定するステップと、前記決定したパターンに応じて、前記課題分析処理のステップ、前記アイディア創出処理のステップ、前記シナリオ作成のステップとを実行するステップと、をコンピュータに実行させることを特徴とする。
以上説明したように、この発明によれば、複数の技法を組み合わせて与えられた問題を解決することができるので、各技法のメリットを活用し、従来に比べて、より実現性のある課題解決法を導き出すことができる。また、与えられた課題を解決するまでの過程において、複雑な作業を簡単に行うことができ、課題解決法を導き出すまでの時間を短縮することができる。
以下、本発明の一実施形態による創造発想支援装置を適用した創造発想支援システムについて図面を参照して説明する。
創造発想支援システムは、創造発想手法を実現するための処理を行う。ここでいう創造発想手法とは、図1に示すように、課題分析手法、アイディア創出手法、シナリオ創出手法の少なくとも2つ以上を組み合わせて活用して、解決すべきテーマ(課題)を解決し、最終的にシナリオを生成する手法である。ここで、創造発想手法は、各手法を活用するにあたり、解決すべきテーマ(課題)に応じて上述の各手法の組み合わせとその順序を決定し、決定された組み合わせと順序に従ってテーマに対する結果を導く。ここで適用される、課題分析手法、アイディア創出手法、シナリオ創出手法については、以下、順次説明する。
〈課題分析手法〉
課題分析手法は、複雑、多岐な課題やプロジェクト、膨大な情報から、一定の課題抽出、問題構造を見出す時あるいはアンケート結果をまとめるときに有効な手法である。小集団の合意が形成できる参加型のコミュニケーション手段の一つであって、少数意見を尊重して民主的な方法である。
〈アイディア創出手法〉
このアイディア創出手法は、以下に示す場合に有効な手法である。
1)ある程度絞り込まれたテーマ(新商品や新しい仕組み)に対し、具体的な問題の解決、アイディアの豊富に出し、的確な対策を実施したい場合
2)ある課題に対し、戦略的、中期的に計画を展開したい場合
3)アイディア、施策等を面や群として出し尽くし、独占的に知的財産を権利化したい場合
この手法を用いることで、脳全体(左脳、右脳、大脳、脳幹)が活性化され、発想が豊かになり、新発想に基づく「物」や「こと」の創出に結び付けることが可能である。この手法は、一人でも、グループでも、また、いつでもどこでも適用できる。
〈シナリオ創出手法〉
このシナリオ創出手法は、以下に示す場合に有効である。
1)新商品開発、新規ビジネス開発など、個別テーマについての開発構想の立案段階から、開発計画書策定までを行う場合
2)事業部内に限らず、視点の異なる部門(技術、ハード開発、設計部門、外装、デザイン開発部門、マーケティング部門、営業、販売部門、宣伝販売促進部門)で衆知を集めて、目標、開発ベクトルを定める必要がある場合
3)顧客、人間、生活者視点、ユニバーサルデザイン、エコデザインなど、あらたな視点から開発を促進する必要が場合
4)新規の市場を開拓構築する場合や、他の産業分野、他社との協働開発や協業化が必要な時、検討すべき事項を漏らすことなく検討したい場合
5)新規事業分野の開発提案の市場性の検討を事前に客観的に把握し、裏付けを取りたい場合
図2は、創造発想手法の流れを説明するための図面である。上述の3つの手法を活用することにより、創造発想手法は、大きく企画立案ステップと計画策定・推進ステップとに分かれている。企画立案ステップにおいては、基礎情報の分析(a)、仮説の抽出(コンセプト抽出)(b)、具現化のためのアイディア創出・先鋭化(c)、新コンセプトの明確化(d)を行う。そして、計画策定・推進ステップにおいて、事業化/商品プロファイルの作成(e)、新事業・新商品計画書作成(f)、新事業・新商品計画書策定(g)を行うことが可能である。
これらを行うため、創造発想手法は、図3に示すように、混沌とした現象を示す断片的なデータを事実データ(以下に説明する文字情報)として端末から入力し、課題分析手法によって問題構造の解明をし、アイディア創出手法によって解決手段アイディアの創出を行う。そして、創出された結果に基づいて、コンテキスト即ちシナリオを生成する。この手順が基本となる。
次に、創造発想手法を実現するための創造発想支援システムについて説明する。図4は、この発明の一実施形態による創造発想支援装置を適用した創造発想支援システムの構成を示す概略ブロック図である。
この図において、創造発想支援システム100は、創造発想支援装置1にネットワークを介して端末2やグループウェア3が接続される。端末2は、創造発想支援装置100を個人で利用して最終結果を導く場合に利用されるものであり、グループウェア3は、創造発想支援装置100を複数で利用し共同で最終結果を導く場合に利用される。また、端末2、グループウェア3のいずれかの端末がネットワークを介して遠隔地からアクセス可能に構成されてもよい。端末2、グループウェア3のそれぞれの端末は、それぞれ、文字情報やテキスト情報、画像情報(タッチペンなどを利用したイラストなど)を入力する入力装置と、各種情報を出力する表示装置とから構成される。また、これら端末2、グループウェア3は、それぞれ創造発想支援装置1を利用する場合、創造発想支援装置1内に記憶されている創造発想処理をするためのプログラムを読み出して実行する。
次に、創造発想支援装置1の構成について、図5のブロック図を用いて説明する。この図において、通信部10は、端末2またはグループウェア3から入力され文字情報や画像情報、操作の指示情報を受信する。
課題データベース11は、創造発想支援装置1によって解決することが可能な課題(テーマ)を分類して記憶しているとともに、それらの課題が課題分析手法、アイディア創出手法、シナリオ作成手法のうちいずれの手法をどのような順序で用いることにより解決可能であるか、その手法と順序について分類された課題に対応付けて記憶する。
図6は、課題データベース11に記憶される情報の一例を示す図面である。図6(a)に示すように、課題の内容と手法パターンとが対応付けされて記憶されるとともに、図6(b)に示すように、手法パターンに組み合わせと順序が対応付けされて記憶されており、これらの情報を参照することにより、課題の内容に応じた組み合わせと順序が把握できる。
パターン決定部12は、通信部10を介して端末から入力されるテーマに基づいて、分析処理部20とアイディア創出処理部30とシナリオ作成部40とのうち、いずれの処理を行うかとその処理の順序について、当該入力されるテーマに対応する、解決するための手法の組み合わせと順序について、課題データベース11を参照して決定する。また、パターン決定部12は、前記シナリオ作成処理部によるシナリオ作成処理が最後になるように順序を決定する。
創造発想制御部13は、パターン決定部12が決定したパターンに応じて、課題分析処理部20とアイディア創出処理部30とシナリオ作成部40とを制御する。情報入力部16は、端末2やグループウェア3の入力装置から入力される文字情報または画像情報を受信して、処理部14に出力する。
処理部14は、課題分析処理部20、アイディア創出処理部30、シナリオ作成処理部40によって構成される。出力部15は、創造発想処理制御部13から出力される、処理部14において処理された結果となる成果物情報を共有データベース17に記憶する機能と、成果物情報を端末2やグループウェア3の端末に送信する機能とを有する。共有データベース17は、処理部14において処理された結果を記憶する。この共有データベース17は、各端末2、グループウェア3の端末からのアクセスに応じて、記憶した情報を閲覧させることも可能である。
次に、処理部14についてさらに説明する。
課題分析処理部20は、端末から入力される文字情報と指示に基づき、入力された文字情報同士をグループ化して課題分析手法によって課題分析処理を行う。また、課題分析処理部20において、文字情報設定部21は、文字情報をカード内に設定可能なカード情報を生成する機能と、端末から入力される文字情報を生成したカード情報内に設定する機能とを有する。グループ化部22は、端末から入力される指示に基づいて、選択されたカード情報同士を関連づけすることによってグループ化する。
アイディア創出処理部30は、テーマに対して端末から順次入力される文字情報のそれぞれを階層構造に関連付けして、アイディア創出処理を行う。キーコンセプト設定部31は、端末からの指示に基づいて、課題に対するキーコンセプトを設定する。
キーワード設定部32は、キーコンセプト設定部31によって設定されたキーコンセプトに関連するキーワードを設定する。設定されるキーワードは、1〜3個が望ましい。連想情報設定部33は、端末から入力される文字情報に基づき、キーワードに連想情報QA(Question Analogy)を設定する。QAとは、ユーザ自身がよく知っていること、覚えているものごとをリアルに思い浮かべて入力される情報であり、特に、キーワードから連想される事象を示す情報である。このQAは、キーワードから連想する際、現在のテーマ、仕事、環境からできるだけ、時間的、空間的に離れた事象をできるだけリアルに思い浮かべることが望ましい。これにより、先入観を断ち切って考え出すことが可能であるため、普段使っていない脳(右脳、間脳)を意図的に使うようにすることが可能である。
分析情報設定部34は、端末から入力される文字情報に基づいて、QAに対して分析情報QB(Question Back ground)を設定する。QBとは、QAで描いたイメージをその状況、事象を、要素に分解することにより、論理的に、分解、分析的に把握してユーザから入力される情報である。このQBの情報をユーザに考えさせることにより、論理手思考能力が訓練される。
解決情報設定部35は、端末から入力される文字情報に基づいて、QBに解析情報QC(Question Conception)を設定する。QCは、具体的なテーマに対する解決手段、アイディア、評価以前の個別のアイディアであり、方法手順と、参加メンバーが適切であれば、キーコンセプトの周辺を網羅するアイディアを抽出することが可能となるため、戦略的、中長期的なシナリオの形成に結びつけることが可能である。このステップまで実施すると脳全体の活性化も図れる。
シナリオ作成部40は、端末から入力される文字情報を所定のフォーマットの項目に設定し、シナリオを作成する。
シナリオ入力フォーマット記憶部41は、文字情報を入力してシナリオを生成するためのフォーマット情報を記憶している。
入力情報設定部42は、シナリオ入力フォーマット記憶部41に記憶されたフォーマット情報を読み出し、読み出したフォーマットの各項目に、端末から入力される文字情報あるいは画像情報を設定(書き込む)する。
次に、図5の構成における創造発想支援装置1の動作について図7のフローチャートを用いて説明する。
まず、端末から課題の選択要求が送信されると、創造発想支援装置1は、課題データベース11に記憶される課題内容を読み出して端末にリストとして送信する。ここで端末の表示画面には、例えば、図8(a)に示すように、課題の一覧が表示される。そして、その課題内容のリストからいずれかの課題が選択されると(ステップS11)、パターン決定部12は、課題データベース11を参照し、選択された課題内容に対する手法パターンを検索し、検索された手法パターンに対応する手法の組み合わせと順序を読み出してパターンを決定する(ステップS12)。パターンが決定されると、創造発想処理制御部13は、そのパターンに応じて、活用する手法の組み合わせとその順序に応じて、課題分析処理部20、アイディア創出処理部30、シナリオ作成部40における処理の順序を制御する。また、ここでは、図8(b)に示すように、課題を解決するメンバーが1人であるか、チーム・グループであるかを選択させる。「1人で解決」が選択されると、端末2との間で個別に以下の処理が行われ、「チーム・グループ」が選択されると、グループウェア3のそれぞれの端末で共有して以下の処理が行われる。
ここでは、「課題分析手法→アイディア創出手法→シナリオ作成手法」のパターン、すなわち、課題分析手法の後にアイディア創出手法を行い、最後にシナリオ作成手法を活用する場合、まず、課題分析処理部20を起動して実行し(ステップS13)、実行結果を図解で端末に表示させる(ステップS14)。そして、順序と組み合わせのパターンに応じた組み合わせが終了したか否かを検出する(ステップS15)。
ここでは、全ては終了していないので、課題分析処理部20の処理を終了させた後、次の処理であるアイディア創出手法を行うべく、アイディア創出処理部30を起動する(ステップS16)。そして、分析処理部20によって得られた結果を利用してアイディア創出処理部30の処理を実行した後、端末に対し再整理が必要であるか否かの入力を促す画面を表示させる(ステップS17)。ここで、再整理が必要であると入力された場合、ステップS13に移行して課題分析処理部20を起動して課題分析処理を行うことにより、再整理を行う。
一方、再整理が必要でない場合は、アイディア創出処理部30の処理結果として個別アイディア・手段について端末に表示させる(ステップS18)。そして、順序と組み合わせのパターンに応じた組み合わせが終了したか否かを検出する(ステップS15)。ここでは、全ては終了していないので、アイディア創出処理部30の処理を終了させた後、次の処理であるシナリオ作成手法を行うべく、シナリオ作成部40を起動する(ステップS19)。
シナリオ作成部40を起動した後、端末から入力される文字情報をシナリオの所定の項目内に順次設定し、シナリオ(例えば個別開発提案書)を生成する(ステップS20)。ここでは、課題分析処理部20、アイディア創出処理部30によって処理された結果を参照してシナリオ作成が行われる。そして、順序と組み合わせのパターンに応じた組み合わせが終了したか否かを検出する(ステップS15)。ここでは、全て終了したので、副ビジネスがあるか否かを検出する。副ビジネスがあるか否かについては、生成されたシナリオを利用して他のビジネスに展開するか否かについてユーザから指示が入力される。
副ビジネスが無い場合には、商品開発計画書、全体商品開発計画書として出力部15からシナリオが出力される(ステップS22、23)。
一方、副ビジネスがある場合は、シナリオが新規ビジネス開発書に利用され(ステップS24)、全体ビジネス開発計画に利用される(ステップS25)。
なお、ステップS12において、課題によっては、商品開発計画作成(ステップS26)、新規ビジネス開発計画作成(ステップS27)を行った後に、それぞれ、ステップS22、ステップS24に移行する。
次に、上述したステップS13の課題分析処理、ステップS16のアイディア創出処理、ステップS17のシナリオ作成処理について、以下、さらに説明する。
〈課題分析処理〉
課題分析処理において、図9から図13を用いて説明する。図9は、課題分析処理部20の動作を説明するためのフローチャート、図10から図14は、端末の表示装置に表示される画面の一例を示す図面である。この場合、ユーザは、課題に対する事実データを収集する。すなわち、課題から連想する主観、思い込み、先入観による情報データを排除して検討することが望ましい。また、ここでは、偏りのない情報収集をすることが望ましい。
まず、課題分析処理部20は、文字情報を入力するためのカード情報を予め複数生成する(図10(a))。生成された後、課題分析処理部20は、「文章化記述の原則」として、「「○○は○○である」のように、主語と述語を必ず記すようにし、名詞、体言止めの記述は避けて下さい。」のようなガイド情報を端末の表示画面の一部に表示させる。そして、ユーザの頭に描いた1事実について、入力装置を介して文字情報が端末から入力されると(ステップS100)、情報入力部16は、入力された文字情報を課題分析処理部20に出力する。課題分析処理部20の文字情報設定部21は、入力される文字情報を文字情報がまだ設定されていないカード情報のカード領域内(枠の中)に設定し、設定されたカード情報を端末に表示させる。そして、グループ化をする指示が入力されるまでステップS100とステップS101繰り返す。
グループ化する指示が端末から入力されると、グループ化部22は、画面上に表示されている、文字入力がなされたカード情報をランダムに配置し直し(図10(b))、グループ化するカード情報を指定させる。指定させるにあたり、課題分析処理部20は、「1枚ずつ吟味して、同じ内容のカードを指定してください。指定されたカードをグループ化します。ただし、「○○関係」というように一まとめ、一括りにしないでください。また、語句、表現が類似していても内容が異なることが多いので、内容を重視してください」というガイド情報を端末装置の表示装置に出力させる。
そして、グループ化部22は、グループ化していないカード情報とグループ化したカード情報を画面上の右と左に分けて配置する(図10(b))。ここでは、「任意のカードから1枚をクリックして画面右側のグループ化エリアに移動させてドラッグしてください」というガイド情報を画面の一部に表示させる。1枚目のカード情報がグループ化エリアにドラッグされると、このカード情報が親カード情報となる。そして、グループ化部22は、「近似したい内容の3枚のカードを最初の親カードの近くにクリックして移動させてドラッグしてグループ化ボタンをクリックしてください」というガイド情報を端末の画面の一部に表示させる。そして、端末によってカード情報が選択されグループ化エリアにドラッグされグループ化ボタンがクリックされると、グループ化部22は、カード情報を関連づけしてグループ化する(ステップS103、図10(d))。
そして、グループ化されたグループ毎に、さらに文字情報を記入可能なフレームを生成し、文字情報を入力させる(図10(e))。ここでは、グループ内に含まれる各カード情報内の文字情報が示す意味を考慮して、互いに共通するタイトルとなる文字情報を入力させる。入力された文字情報は、当該タイトル欄に設定される。以下、カード情報の全てがされるまで、グループ化処理を繰り返す(図8(a)、(b))。
次に、グループ化されたカード情報は、このグループ同士を関連づけすることによって、段階的にグループ化する。ここでは、グループ同士をグループ化エリアにドラッグにしてグループ化ボタンがクリックされる毎に、グループ化して(図11(a))、上述と同様にタイトルを設定する(図11(b))。そして、グループ化終了の指示が入力されるまで、順次カード情報がグループ化される(ステップS104)。ここでは、さらに上位の階層になるようにグループ同士のグループ化がなされ、グループをレイアウトして全体に対してタイトルを設定させる(図12)。レイアウトするにあたり、明確な像が浮かぶまで、グループ同士の配置を吟味してもらうことが望ましい。
そして、課題分析処理部20は、上位グループ間、中位グループ間に関係を示す関係線をメニューから選択させ、設定させる(図13)。ここでは、「相互関係」、「対立関係」、「因果関係」などの関係に応じて、関係線の種類も異なる。そして、グループ化終了の指示が入力された後、「課題分析手法が完了しました」の表示がなされる。
なお、上述した実施形態において、グループに属さないカード情報が発生する場合が考えられるが、その場合、グループ化部22は、このような少数意見の省略や無視はさせないように、グループに属さないカード情報は単独カードとして所定のエリア内に一旦保存しておく(図11(a))。このような集団に属さないカードは、全体のキーファクタの要素を含む場合が多いので削除させないで保存しておく。これにより、貴重な意見を尊重した処理を行うことができる。なお、この単独カード情報は、グループ化の過程において、いずれかのグループに属するようになるか、あるいは、そのまま単独とされる。
以上説明した課題分析処理がなされた場合の一例を図14に示す。この図に示すように、テーマに対して入力された文字情報がカード情報内に記憶され、グループ化される。
上述した課題分析処理において、「チーム・グループ」で処理を行う場合において、各カード情報をグループ化する場合、各グループウェア3の端末のそれぞれに、図10(a)におけるカード情報が略等分になるように分配され、分配されたカード情報をそれぞれが出し合って、1つのグループ化処理が行われる。
〈アイディア創出処理〉
次に、アイディア創出処理について、図15の動作をについて説明するためのフローチャート、図16から図18の端末の表示装置に表示される画面の一例を用いて説明する。
まず、アイディア創出処理部30のキーコンセプト設定部31は、端末からの指示に基づいて、図9ステップS11において選択された課題に対するキーコンセプトKCを設定する(ステップS200、図16(a))。ここでキーコンセプトKCは、簡潔、明瞭なワンセンテンス表現となっていること、吟味されたキーワードが必ず明示されていること等が重要となる。このキーコンセプトは、上述の課題分析処理部20によってグループ化されたカード情報に設定されたタイトルを適用することによって、課題に対して適切なワンセンテンスを得ることが可能である。
次に、キーワード設定部32は、キーコンセプトKCに対しユーザによって抽出されたキーワードを端末から受信し、キーワードをキーワード情報内に設定する(ステップS201、図16(b))。ここで入力されるキーワードは、1から3つであり、特にこの実施形態においては、3つ(kw1、kw2、kw3)である。キーワードは、形容詞、動詞、形容動詞であって、名詞ではないことが望ましい。そして、キーワード設定部32は、入力されたキーワードをキーワード構造に設定する(ステップS202、図16(c))。ここで、キーワード構造は、例えば図16(c)に示すように、キーワードkw1、kw2、kw3が、それぞれキーコンセプトKCを囲む位置に配置される。ここでは、キーワードkw1、kw2、kw3が、それぞれキーコンセプトKCとの間において関連の度合いが同じ程度であって、互いにウエイトが同じ程度になっていることが望ましい。
次に、キーワードの検証がなされた後、連想情報設定部33は、端末から入力される情報に基づいて、kw1に対し、QAを設定する(ステップS203)。このQAは、図17(a)に示すように複数設定可能である。ここでは、QA1に対し、QA1を画像で表現した画像情報を設定することも可能である(図17(b))。QAが設定されると、分析情報設定部34は、端末から入力される情報に基づいて、QAに対するQBを設定する(ステップS204)。ここでは、QAが複数設定されていれば、そのQAのそれぞれにQBが設定される。ここでQBは、1つのQAに対して10〜30項目設定することが可能である(図17(c))。QBが設定されると、解決情報設定部35は、端末から入力される情報に基づいて、QBに対するQCを設定する(ステップS205、図17(c))。ここでは、QBのそれぞれにQCが設定される。ここでは、QBに対する言葉を、QBの1項目に付き1アイディア以上列挙させる。なお、QCは、一部画像情報を入力させるようにしてもよい。この段階では、QCに対する評価を一切は加えず、できるだけアイディアをたくさん出させることが望ましい。
次に、アイディア創出処理部30は、全てのキーワードについてQA、QB、QCを設定したか否かを検出し(ステップS206)、残りキーワードがあれば、それに対してもQA、QB、QCを設定させるように表示する。そして、全てのキーワードに対しQA、QB、QCが設定された後、列挙したアイディアをカード化して表示する(ステップS207、図18)。
ここでは、図18に示すように、カード化しながら、アイディア同士を結びつけ新たなアイディアカードを追加するようにしてもよい。そして、全てのアイディアカードで、課題分析処理部20によって課題分析処理を行うことにより、アイディア創出処理部30によって生成されたアイディア情報の評価を行うことが可能である。
図19は、アイディア創出処理部30によって得られた結果についての一例を示す図面である。ここでは、「カフェ感覚のSOHO 情報機器の開発」というキーワードをもとに、「軽快な」、「くつろぐ」、「知的な」の3つのキーワードが設定され、それぞれのキーワードに、QA、QB、QCが設定されている。
〈シナリオ作成処理〉
次に、シナリオ作成処理について、図20から図22を用いて説明する。図20は、シナリオ作成処理部40が行うシナリオ作成処理について説明するためのフローチャート、図21は、シナリオ作成処理によって作成されたシナリオの一例を示す図、図22は、端末の表示装置に表示される画面の一例を示す図面である。ここでは、シナリオを作成するにあたり、フォーマット情報の全ての項目について入力してもらうことが必要であり、また、各項目にはユーザ自身が解る言葉で入力してもらうことが望ましい。
まず、シナリオ作成処理部40の入力情報設定部42は、シナリオ入力フォーマット記憶部41からフォーマット情報を読み出す(ステップS300)。そして、フォーマット情報のうち、入力する項目を決定する(ステップS301)。この項目の決定は、フォーマット情報に含まれる項目順に従って決定されてもよく、端末から入力される項目の選択指示に応じて決定されてもよい。次に、入力情報設定部42は、決定された項目について共有データベース17を参照して項目内に情報を入力するか否かの指示を端末から入力してもらう(ステップS302)。共有データベース17を参照する指示が端末から入力されると、入力情報設定部42は、図7ステップS11において入力された課題に対して課題分析処理部20またはアイディア創出処理部30において処理された結果を読み出して(ステップS303)、読み出した情報を端末の画面の一部に参照画面として表示させる。そして、参照画面の情報に基づき、端末を介してユーザから入力される情報を項目内に書き込む(ステップS304)。
一方、ステップS302において、参照しない場合は、ユーザは、共有データベース17を参照しないで項目内に情報を入力することとなる(ステップS304)。そして、項目内に情報が書き込まれた後、入力情報設定部42は、フォーマット情報の全ての項目に情報が入力されたか否かを検出し、未記入の項目があればステップS301に移行して残りの項目の入力処理を行い、全ての項目に入力されていた場合、シナリオ作成処理を終了する。
上述した実施形態のステップS303において、共有データベース17から課題に対して課題分析処理部20またはアイディア創出処理部30によって処理を行って得られた結果を読み出すようにしたので、課題分析処理またはアイディア創出処理によって得られた結果を有効に利用してシナリオを作成することが可能となる。
図21は、ステップS300からステップS305によって生成されたシナリオの一例を示す図面である。このシナリオは、製品「ポケットコンピュータ」の開発計画書が作成された場合の一例である。この図においては、「中核構想」、「背景」、「性能」、「製品演技」、「訴求事項」などの項目が含まれている。これらの項目のうち、「中核構想」を入力する場合は、共有データベース17を参照し、簡潔明瞭なワンセンテンスを入力することが望ましい。このため、例えば、入力情報設定部42は、端末の表示画面の一部に、「規格構想の中心となるキーワードと商品名を書いてください。例えば、お客様に提供したい価値は何なのかがキーワードになります。(技術的な要素や使用などの手段は、キーワードとはなりません)」などのガイド情報をシナリオ入力フォーマット記憶部41から読み出して表示させる。これにより、ユーザにとってシナリオ作成をより円滑に行うことができる。また、「背景」の項目については、「顧客価値の背景を中心に、必要に応じ、市場背景、技術背景、社内背景などを記入してください。」、「性能」の項目については、「顧客に訴求したい紅葉を中心に、新商品のアウトラインが解るように特徴となる内容を箇条書きにしてください。」、「製品演技」の項目については、「製品を役者に見立てて、市場という舞台で、演じさせたい市場舞台の状況を言葉で表現してください。ここでは、お客様が、喜んで使って、使って頂いている状況を頭に描いて、それを言葉で表現してみてください。なお、文字情報以外に、絵や写真、イラストなどをも入力することも可能です。」、「訴求事項」の項目については、「簡潔明瞭なキーワードを含むセンテンスで表現してください。訴求事項をより、鮮明化させるため、非訴求事項を表現することをおすすめします。」のようなガイド情報を表示させる。また、これらの項目については、「言葉、絵、モデル作成漫画など、立体的に、アプローチをし、試行錯誤、推敲を重ねてみることが大切です。」のようなガイド情報を表示させるようにしてもよい。
また、シナリオ作成をする際、予め端末の表示画面に「シナリオは、一貫性があることが大切です。全項目を通して、内容、狙いの一貫性があるように記入しましょう。」などのガイド情報を表示させてもよい。また、ステップS305において、全ての項目が入力された後、「シナリオの一貫性を確認しましょう。矛盾した内容になっていないか、いろいろな人の視点で、確認してもらいましょう。」などのガイド情報を一旦表示させた後、「OK」ボタンがクリックされたら終了するようにしてもよい。
また、必要に応じて、「項目に情報の入力が困難である場合は、いつまでに、どこの、どんな情報を調査するのか、誰に聞いて明らかにするのかを明確化して、再入力してください。」のようなガイド情報を表示するようにしてもよい。これにより、現状のユーザの知識だけでは入力できない情報を、後で入力することができる。
図22は、端末装置に表示される画面の一例を示す図面である。この図は、中核構想を入力する場合における場合の画面である。ここでは、ガイド情報は、符号aに示すように表示され、入力欄に各種情報が入力された後に「次へ」のボタンがクリックされた場合に、次の項目を入力する画面に移行する。
なお、以上説明した実施形態において、課題分析処理、アイディア創出処理、シナリオ作成処理の途中で一旦作業を中断したい場合は、それまでの処理結果を共有データベース17に「中間加工物」の情報として記憶しておき、次回、中断された時点から再開するようにしてもよい。
従来においては、新たな価値ある商品や、技術、しくみ、システムの創造や発想段階は属人的領域あるいは、暗黙知として、組織的な管理運営の対象とされてこなかった。そのため、組織の知的財産として、共通化、レベルアップを図ることが困難であった。
しかし、上述の実施形態によれば、(1)情報の分析、課題の整理段階の手順、(2)課題解決アイディア・手段の創出段階の手順、(3)コンセプト・シナリオ化段階の手順、を明確化し、その段階毎に、個人毎のグループウェア端末により入出力して、共有データベース17に記憶させることで、思考過程と、成果物(知的財産)の共有化、蓄積、活用、リファイン可能にして発想、創造させることが可能となる。
また、図1における課題分析処理部20、アイディア創出処理部30、シナリオ作成処理部40の機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより創造発想支援を行ってもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。
また、「コンピュータシステム」は、WWWシステムを利用している場合であれば、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)も含むものとする。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時間の間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良く、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであっても良い。
以上、この発明の実施形態を図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
創造発想手法について説明するための図面である。 創造発想手法の流れを説明するための図面である。 創造発想手法について説明するための図面である。 この発明の一実施形態による創造発想支援装置を適用した創造発想支援システムの構成を示す概略ブロック図である。 創造発想支援装置1の構成について説明するための概略ブロック図である。 課題データベース11に記憶される情報の一例を示す図面である。 創造発想支援装置1の動作について説明するためのフローチャートである。 端末の表示装置に表示される画面の一例を示す図面である。 課題分析処理部20の動作を説明するためのフローチャートである。 端末の表示装置に表示される画面の一例を示す図面である。 端末の表示装置に表示される画面の一例を示す図面である。 端末の表示装置に表示される画面の一例を示す図面である。 端末の表示装置に表示される画面の一例を示す図面である。 課題分析処理がなされた場合の一例を示す図面である。 アイディア創出処理部30の動作について説明するためのフローチャートである。 端末の表示装置に表示される画面の一例を示す図面である。 端末の表示装置に表示される画面の一例を示す図面である。 端末の表示装置に表示される画面の一例を示す図面である。 アイディア創出処理部30によって得られた結果についての一例を示す図面である。 シナリオ作成処理部40の動作について説明するためのフローチャートである。 シナリオ作成処理によって作成されたシナリオの一例を示す図面である。 端末の表示装置に表示される画面の一例を示す図面である。
符号の説明
1 創造発想支援装置 10 通信部
11 課題データベース 12 パターン決定部
13 創造発想処理制御部 14 処理部
15 出力部 16 情報入力部
17 共有データベース 20 課題分析処理
21 文字情報設定部 22 グループ化部
30 アイディア創出処理部 31 キーコンセプト設定部
32 キーワード設定部 33 連想情報設定部
34 分析情報設定部 35 解決情報設定部
40 シナリオ作成処理部 41 シナリオ入力フォーマット記憶部
42 入力情報設定部

Claims (5)

  1. 端末と接続される創造発想支援装置であって、
    前記端末から入力される文字情報と指示とに基づき、入力される文字情報同士をグループ化して課題分析手法によって課題分析処理を行う課題分析処理部と、
    テーマに対して前記端末から順次入力される文字情報のそれぞれを階層構造に関連付けして、アイディア創出処理を行うアイディア創出処理部と、
    前記端末から入力される文字情報を所定のフォーマットの項目に設定し、シナリオを作成するシナリオ作成部と、
    前記端末から入力されるテーマに基づいて、前記課題分析処理部と前記アイディア創出処理部と前記シナリオ作成部とのうち、いずれの処理を行うかとその処理の順序について決定するパターン決定部と、
    前記パターン決定部が決定したパターンに応じて、前記課題分析処理部と前記アイディア創出処理部と前記シナリオ作成部とを制御する創造発想制御部と、
    を有することを特徴とする創造発想支援装置。
  2. 前記パターン決定部は、前記シナリオ作成処理部によるシナリオ作成処理が最後になるように順序を決定する
    ことを特徴とする請求項1記載の創造発想支援装置。
  3. 解決可能なテーマを分類して記憶しているとともに、分類されたそれぞれのテーマについて、課題分析手法、アイディア創出手法、シナリオ作成手法のうち利用する手法とその順序を対応付けて記憶する課題データベースを有し、
    前記パターン決定部は、前記端末から入力されるテーマに基づいて、前記課題データベースを参照し、課題分析手法、アイディア創出手法、シナリオ作成手法のうち利用する手法とその順序を決定する
    ことを特徴とする請求項1または請求項2記載の創造発想支援装置。
  4. 端末と接続される創造発想支援装置に用いられる創造発想支援方法であって、
    前記端末から入力される文字情報と指示とに基づき、入力される文字情報同士をグループ化して課題分析手法によって課題分析処理を行う過程と、
    テーマに対して前記端末から順次入力される文字情報のそれぞれを階層構造に関連付けして、アイディア創出処理を行う過程と、
    前記端末から入力される文字情報を所定のフォーマットの項目に設定し、シナリオを作成する過程と、
    前記端末から入力されるテーマに基づいて、前記課題分析処理の過程と前記アイディア創出処理の過程と前記シナリオ作成の過程とのうち、いずれの過程を行うかとその過程の順序についてパターンを決定し、
    前記決定したパターンに応じて、前記課題分析処理の過程、前記アイディア創出処理の過程、前記シナリオ作成の過程とを実行する過程と、
    を有することを特徴とする創造発想支援装置。
  5. 端末と接続される創造発想支援装置に用いられる創造発想支援プログラムであって、
    前記端末から入力される文字情報と指示とに基づき、入力される文字情報同士をグループ化して課題分析手法によって課題分析処理を行うステップと、
    テーマに対して前記端末から順次入力される文字情報のそれぞれを階層構造に関連付けして、アイディア創出処理を行うステップと、
    前記端末から入力される文字情報を所定のフォーマットの項目に設定し、シナリオを作成するステップと、
    前記端末から入力されるテーマに基づいて、前記課題分析処理のステップと前記アイディア創出処理のステップと前記シナリオ作成のステップとのうち、いずれのステップを行うかとそのステップの順序についてパターンを決定するステップと、
    前記決定したパターンに応じて、前記課題分析処理のステップ、前記アイディア創出処理のステップ、前記シナリオ作成のステップとを実行するステップと、
    をコンピュータに実行させる創造発想支援プログラム。
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