JP2005278188A - 電気通信システムにおけるデータ送信方法及びこれに用いるシステム、電気通信装置ないしデバイス - Google Patents

電気通信システムにおけるデータ送信方法及びこれに用いるシステム、電気通信装置ないしデバイス Download PDF

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Abstract


【課題】 Np個の時間窓にわたって、Np個のパルスからなる少なくとも1つのシーケンスを送信する方法であって、各パルスが所定の時間チップTc内に収容される方法を提供する。
【解決手段】 本発明による方法は、信号特徴付けステップを含み、その過程で、所定の時間チップを包含するNp個の検出窓Dj(j=1〜Npについて)は、少なくとも第1の正弦波信号および第2の正弦波信号S1およびS2と、受信信号との上記検出窓Djにわたる相関付けを実施することによって調査される。
本発明による方法は、特徴付けステップを実行するのに必要とされる処理時間およびパワーを制限することを可能にし、予想されるパルスとの相関付けによって、全パルスシーケンスをマッピングする代わりに正弦波信号を使用することによって、送信機のシグネチャによって規定される検出窓を調べることのみを必要とする。
【選択図】 図5

Description

本発明は、少なくとも1つの送信機および1つの受信機を含む電気通信システムにおけるデータ送信方法に関し、上記送信機は、Np個の時間窓にわたって、Np個のパルスからなる少なくとも1つのシーケンスによって形成された信号を送信し、各パルスは、時間チップ内に収容され、時間チップの位置は、その関連する時間窓内で、チップ番号によって規定される。
いわゆる、超広帯域システム(さらに、UWBシステムと呼ぶ)は、将来の無線移動通信技法についての妥当性を評価するために現在調査されている。こうしたUWBシステムでは、各送信機は、上述したチップ番号によって形成されたシグネチャによって識別されることができ、そのシグネチャはそれ自体、全く頑強であり、そのため、すべての可能性のある受信機に確実にかつ正確に通信されることができる。
UWBシステムで使用されるパルスは、非常に短く、たとえば、0.1ナノ秒未満の持続期間を有し、こうしたシステムに、少なくとも10ギガヘルツ程度の大きさの帯域幅を提供し、こうしたシステムのために、高い柔軟性、したがって、多くの可能性のある応用をもたらす。
上述した信号は、搬送信号を形成することができ、搬送信号上で、たとえば、1つまたは複数のパルスシーケンスの位相または振幅変調を実施することによる、上記搬送信号の変調によって情報を符号化することができる。
こうしたシステムの開発を妨げる主要な問題は、到来信号によって搬送される関連情報の、受信機による識別にある。現在の技術水準では、雑音によってもっぱら構成されるか、または、別法として、到来搬送信号を含む場合がある、受信用アンテナの出力で送出される受信信号を、こうした搬送信号が有すべき波形のグライド(gliding)モデルと相関付けることによって、信号特徴付けが、受信機によって実施されることが多い。こうしたグライド相関付けは、たとえば、この信号の位相または振幅に関連するすべての有用な情報を生み出すことになるこの信号の実質的に完全なマッピングを実施することによって、受信信号の網羅的な知識を得ることを可能にする。
残念ながら、このグライド相関付け技法は、それぞれ0.1ns未満持続し、約100nsの幅をそれぞれ有する時間窓内に収容されるNp個のパルスからなるシーケンスの特徴付けに、現実的にそのまま適用可能ではない。こうした例では、たとえば、Np=128で10psのサンプリング間隔について、パルスシーケンスの全持続期間の走査は、終了するのに、1.28*10の連続パルスシーケンスを必要とし、したがって、16秒持続することになり、これは許容されない。
上述したグライド相関付け技法に従って、パルスシーケンスの特徴付けを実施するのに必要とされるかなりの期間の間に、送信機と受信機の間の通信条件が変わる場合がある、すなわち、たとえば、単一信号特徴付けステップの過程において、一方または両方のデバイスの移動によって、これらのデバイス間の通信チャネルが変わり、その時に、結果の精度に対する悪い影響が、上記信号特徴付けステップによってもたらされる場合があることも留意されるべきである。パルスシーケンスを搬送する信号は、その特徴付けが終了する前に消える場合さえある。
本発明は、冒頭の段落で述べたようにデータを前処理する方法を提供することによって、前述の問題を解決することを目的としており、方法は、現在使用されている信号検出技法に比べてずっと速くかつ容易に実行することができる少なくとも1つの信号特徴付けステップを含む。
実際、冒頭の段落に従ってデータを送信する方法は、本発明によれば、上記受信機によって実行されるべき少なくとも1つの信号特徴付けステップを含む点を特徴とし、信号特徴付けステップの過程で、チップ番号によって規定される時間チップを包含するNp個の検出窓は、それぞれ、少なくとも第1の正弦波信号および第2の正弦波信号と、受信信号を表す信号との上記検出窓にわたる少なくとも第1の相関付けおよび第2の相関付けを実施することによって、予想されるパルスシーケンスを検索するように調査され、第1の正弦波信号および第2の正弦波信号は、互いに位相が直交し、上記第1の相関付けおよび第2の相関付けは、受信パルスシーケンスの振幅および位相を表す第1相関値および第2相関値を生成する。
本発明による特徴付けステップでは、知られているグライド相関付け技法で行われるのと同様に、予想されるパルスシーケンスの全持続期間の間で、受信信号が網羅的に走査されることはない。代わりに、走査は、予想されるパルスシーケンスの選択された部分に制限される。この制限は、本発明による検出ステップと当該技術分野で既に知られている検出ステップとの目的の違いの結果である。
実際、予想されるパルスシーケンスの全持続期間にわたってグライド相関付けによって実施される、知られている特徴付けステップは、受信シーケンスを網羅的にマッピングするが、本発明による特徴付けステップは、信号を生成することのみを目的としており、信号の値は、信号の位相および振幅などの受信シーケンスのパラメータを表す。予想される単一シーケンスの全持続期間は、このように、ステップごとに走査されることができ、各ステップは、上述した条件と同じ条件で、約10nsの持続期間を有する。これは、予想されるNp=128個のパルスからなるシーケンスの持続期間の走査が、終了するのに、1.28*10の連続パルスシーケンスのみを必要とすることになり、16ミリ秒持続することになる、すなわち、上述したグライド相関付け技法による走査と比べて1000分の1になることを意味する。
本発明は、発明者によって行われた観察と関係しており、観察によれば、到来信号を特徴付けるためだけに、すなわち、上記信号から、上記信号によっておそらく搬送されるパルスの位相および振幅などの、到来信号の本質的に固有のパラメータを表す値を抽出するための、到来信号の網羅的なマッピングは必要ない。そのため、本発明は、前もって受信機に通信されているであろう、送信機のシグネチャによって規定される検出窓を単に走査することによって、特徴付けステップを実行するのに必要とされる処理時間およびパワーを制限することを可能にする。
到来するパルスシーケンスを検出するために、予想されるパルスの形態と同じ形態を有するパルスではなく、正弦波信号を使用することは、いわゆる、コヒーレントシステムの理論に反するため、それ自体全く意外に見えるかもしれない。それでも、以下で行う説明は、本発明者が行った選択の有効性および妥当性を明示するであろう。
本発明による、受信信号が正弦波信号と相関付けされることは、既知の技術で行われるような検出ステップのずっと簡単な実施を可能にし、検出ステップでは、グライド相関付けは、受信機端で、検出されるべき形態と同じ形態を有するパルスを生成することを必要とするが、正弦波信号は、当業者によく知られている市販の発振器によって生成されることができ、こうした正弦波信号に適用されるいかなる種類の後処理もまた同じ理由で簡単になる。
そのハードウェア志向の態様の1つによると、本発明はまた、少なくとも1つの送信機および1つの受信機を含む電気通信システムに関し、上記送信機は、Np個の時間窓にわたって、Np個のパルスからなる少なくとも1つのシーケンスによって形成された信号を送信し、各パルスは、時間チップ内に収容され、時間チップの位置は、その関連する時間窓内で、チップ番号によって規定され、システムにおいて、受信機は、予想されるパルスシーケンスを検索するように、チップ番号によって規定される時間チップを包含するNp個の検出窓の調査を実施する信号特徴付け手段を含み、当該特徴付け手段は、受信信号を表す信号を、それぞれ、少なくとも第1の正弦波信号および第2の正弦波信号に相関付ける少なくとも第1の相関付け手段および第2の相関付け手段を含み、第1の正弦波信号および第2の正弦波信号は、互いに位相が直交し、上記第1の相関付け手段および第2の相関付け手段は、上記検出窓の間に作動し、受信パルスシーケンスの振幅および位相を表す第1相関値および第2相関値を生成する。
このようなシステムの特定の一実施形態によると、特徴付け手段はさらに、受信信号を表す信号を、それぞれ、少なくとも第3の正弦波信号および第4の正弦波信号に相関付ける少なくとも第3の相関付け手段および第4の相関付け手段を含み、第3の正弦波信号および第4の正弦波信号は、互いに位相が直交し、上記第3の相関付け手段および第4の相関付け手段は、上記検出窓の間に作動し、受信パルスシーケンスの振幅および位相を表す第3相関値および第4相関値を生成し、特徴付け手段はまた、受信信号を供給され、第1復調信号および第2復調信号を、一方で、第1の相関付け手段および第2の相関付け手段に、他方で、第3の相関付け手段および第4の相関付け手段に、それぞれ送出する位相直交復調器を含み、第1復調信号および第2復調信号は互いに位相が直交する。
既知の位相直交復調技法によると、位相直交復調器は、一方で、受信信号を供給され、かつ、所定のいわゆる中心周波数を有する互いに位相が直交した復調信号によって給電される2つのミキサを通常含み、第3の正弦波信号および第4の正弦波信号は、その後、第1の正弦波信号および第2の正弦波信号によってそれぞれ形成される。本発明の好ましい一実施形態によると、特徴付け手段はさらに、
第1の正弦波信号および第2の正弦波信号が導出されることになる出力信号を生成する発振器と、
上記出力信号を受信し、それぞれの第1復調信号および第2復調信号を位相直交復調器に送出する周波数乗算器とを含む。
本発明のこうした一実施形態によれば、中心周波数は、正弦波信号の周波数の倍数である値を有することになり、正弦波信号の周波数の倍数は、到来パルスシーケンスの周波数復調と特徴付けの両方を実施するために、受信端でただ1つの発振器を使用することを可能にする。
本発明の好ましい一実施形態によると、上述のシステムに備えられる特徴付け手段はさらに、
複数の累算モジュールであって、当該複数の累算モジュールはそれぞれ、上記相関付け手段のうちの1つによって送出された出力値を累算する、複数の累算モジュールと、
複数の二乗モジュールであって、当該複数の二乗モジュールはそれぞれ、上記累積モジュールのうちの1つの内容の二乗値を生成する、複数の二乗モジュールと、
二乗モジュールによって送出された出力値の合計を計算して、所定のしきい値と比較されるべき検出値を生成する加算器とを含む。
そのハードウェア志向の別の態様によると、本発明はまた、Np個の時間窓にわたって、Np個のパルスからなる少なくとも1つのシーケンスによって形成された信号を受信する電気通信装置に関し、各パルスは、時間チップ内に収容され、時間チップの位置は、その関連する時間窓内で、チップ番号によって規定され、装置は、予想されるパルスシーケンスを検索するように、上記チップ番号によって規定される時間チップを包含するNp個の検出窓の調査を実施する信号特徴付け手段を含み、当該特徴付け手段は、受信信号を表す信号を、それぞれ、少なくとも第1の正弦波信号および第2の正弦波信号に相関付ける少なくとも第1の相関付け手段および第2の相関付け手段を含み、第1の正弦波信号および第2の正弦波信号は、互いに位相が直交し、上記第1の相関付け手段および第2の相関付け手段は、上記検出窓の間に作動し、受信パルスシーケンスの振幅および位相を表す第1相関値および第2相関値を生成する。
そのハードウェア関連のさらに別の態様によると、本発明はまた、Np個の時間窓にわたって、Np個のパルスからなる少なくとも1つのシーケンスによって形成された信号を受信するデバイスに関し、各パルスは、時間チップ内に収容され、時間チップの位置は、その関連する時間窓内で、チップ番号によって規定され、デバイスは、予想されるパルスシーケンスを検索するように、チップ番号によって規定される時間チップを包含するNp個の検出窓の調査を実施し、デバイスは、受信信号を表す信号を、それぞれ、少なくとも第1の正弦波信号および第2の正弦波信号に相関付ける少なくとも第1の相関付け手段および第2の相関付け手段を含み、第1の正弦波信号および第2の正弦波信号は、互いに位相が直交し、上記第1の相関付け手段および第2の相関付け手段は、上記検出窓の間に作動し、受信パルスシーケンスの振幅および位相を表す第1相関値および第2相関値を生成する。
そのため、上述した装置およびデバイスに含まれる特徴付け手段は、本発明の上述した実施形態に従って信号特徴付けステップを実行することができるであろう。
上述した本発明の特徴ならびに他の特徴は、添付図面に関連して行われる以下の説明を読むことによってよりはっきりと明らかになるであろう。
図1は、本発明が具体化される電気通信システムSYSTを示す。このシステムSYSTは、少なくとも1つの送信装置TRDおよび1つの受信装置RCDを含み、たとえば、移動電話で構成されることができる。送信装置TRDは、Np個の時間窓にわたって、Np個のパルスからなる少なくとも1つのシーケンスpj(j=1〜Npについて)によって形成された信号Csgを送信し、各パルスは、時間チップ内に収容され、時間チップの位置は、その関連する時間窓内で、チップ番号cj(j=1〜Npについて)によって規定される。
到来信号Csgを特徴付けるために、すなわち、上記信号Csgから、その値が、上記信号Csgによっておそらく搬送されるパルスの位相および振幅などの、到来信号Csgの本質的に固有のパラメータを表す他の信号を導出するために、受信装置RCDは特徴付け手段SCMを備える。その特徴付け手段SCMはまた、到来信号Csgによって搬送されるパルスシーケンスを検出するためにさらに使用されることができる。
この信号Csgは、搬送信号を形成することができ、搬送信号上で、たとえば、1つまたは複数のパルスシーケンスの位相または振幅変調を実施することによる、上記搬送信号Csgの変調によって、送信装置TRDが情報を符号化することができる。
図2は、クロノグラムの形態のこうした搬送信号Csgを示し、クロノグラムによれば、各パルスシーケンスは、それぞれ持続期間Tfを有する時間窓に分割された総持続期間Tpを有し、各時間窓は、時間チップTcに細分され、各窓内の単一時間チップは、パルスpj(j=1〜Npについて)を収容し、単一時間チップは、チップ番号cjによって識別される。そのため、この搬送信号Csgの送信機は、上述したすべてのチップ番号cj(j=1〜Npについて)によって連結して形成されたシグネチャSg=(c1,c2,…,cNp)によって識別されるであろう。そのシグネチャSgはそれ自体、全く頑強であり、そのため、すべての可能性のある受信機に確実にかつ正確に通信されることができる。
図3は、上述したパルスを構成するのに選択することができる可能な形状p(t)を示す別のクロノグラムである。ここで示す例では、このパルスp(t)は、ガウス関数の二次導関数として規定され、数学的に、
Figure 2005278188
と表すことができる。もちろん、この同じ目的で、当業者に知られている他のパルス形状を使用されてもよい。
図4は、上述したパルスシーケンスなどの連続したパルスシーケンスによって形成されたデータフレームDFを示すさらに別のクロノグラムであり、それぞれが総持続期間Tpを有し、ガード間隔GIが、2つのこうしたシーケンス間に周期的に挿入されて、所与のシーケンスが後続のシーケンスによって変化することを防止し、その変化は、たとえば、上記パルスシーケンス間の相互変調生成物によって生じるであろう。そのため、このデータフレームDFは、持続期間Tr(Tr=Tp+GI)をそれぞれ有し、上述したパルスシーケンスをそれぞれ含む連続したフレームで構成される。
そのため、データフレームDFを受信するデバイスは、所与の時間間隔ΔTの間に、上述したパルスシーケンスなどのパルスシーケンスの開始を検出することができなければならない。
図5は、こうしたパルスシーケンスが、このシーケンスを受信するためのデバイスによって有利に検出されることができる方法を示す。本発明によれば、こうしたデバイスは、信号特徴付けステップSCSを実行し、ステップSCSの過程で、チップ番号によって規定される時間チップを包含するNp個の検出窓Dj(j=1〜Npについて)は、予想されるパルスシーケンスに属するパルス(この図では破線で示されるパルス)を検索するように調査される。各検出窓Dj(j=1〜Npについて)は、単一時間チップ持続期間Tcより広く、持続期間ΔTを有する。これは、ここで示した検出ステップSCSを実行することは、既知のシグネチャの下で送信され、上記デバイスによって受信されるパルスシーケンスが、所与の時間間隔ΔTの間に開始したかどうかを判断することに存在する問題に対する回答を、受信デバイスに提供することを意味する。
本発明による方法は、予想されるパルスを検索するように、それぞれの関連するチップ番号によって規定された時刻tj(j=1〜Npについて)を中心とする選択された時間窓Djを走査することのみを必要とする。
これは、所与のパルスシーケンスが、所与の時間間隔ΔT内で開始するかどうかを単一ステップで判断することを可能にするが、知られている検出技法では、こうしたステートメントは、上記所与のシーケンスの全持続期間Tpの網羅的な走査を達成するために、多数の基本的な相関付けを実施した後に確立されるだけである場合がある。
本発明に従って検出窓Djの走査を実行する可能な方法は、この図にも示される。各検出窓Djは、所与の時刻tjを中心とし、それぞれ、tj−ΔT/2およびtj+ΔT/2に等しい下限および上限によって規定される。この例では、検出値は、受信信号と、第1正弦波信号S1および第2正弦波信号S2との間の、それぞれ、第1および第2の相関の、全ての検出窓にわたる平均値として計算される。第1正弦波信号S1および第2正弦波信号S2は互いに位相が直交する。この検出値は、その後、所定のしきい値と比較されるであろう。
本発明による方法の効果は以下の観察に基づく。すなわち、時刻τjで発生する受信パルスRpの幅は、検出窓Djの幅よりずっと小さいため、受信信号と正弦波信号、たとえば、sin(2πt/ΔT)で表される第1正弦波信号S1との相関は、
Figure 2005278188
で規定されるが、
Figure 2005278188
と表すことができ、
Figure 2005278188
である。ここで、αはパルスRpによって搬送されるエネルギーに比例する。
そのため、検出窓Djにわたって、受信信号を第1正弦波信号S1および第2正弦波信号S2と相関付けることによって生成された、Cs1およびCs2と記した、第1相関値および第2相関値は、
Figure 2005278188
と表すことができ、一旦、相関値Cs1およびCs2が測定されてしまうと、容易に解ける方程式系を構成するであろう。
受信信号と、第1正弦波信号S1および第2正弦波信号S2の一方との間で実施される各相関は好ましくは、二乗されて、雑音ピークが、上述したスカラー積の有意な値を生成する場合がある異常な発生に対して、受信パルスRpが実際に検出窓Dj内に存在する発生が強調される。こうした雑音ピークの振幅は、実際に受信されるパルスRpの振幅より小さい。
検出されるべきパルスシーケンスのまさに性質のために、パルスRpの発生の時刻τと所定の時刻tjの間の時間遅延が、全体のシーケンスに影響を与える位相シフトによって生じ、それによって、この時間遅延tj−τは、全ての時間窓について一定値を有するであろう。これによって、検出窓Djの幅ΔTが、第1正弦波信号S1および第2正弦波信号S2の周期の整数倍であれば、全ての検出窓について相関値を累積することによって、受信パルスの同相の加算、したがって、これらのパルスの影響の増幅が自動的に可能になり、同時に、無関係な雑音による異常なパルスの影響を減衰させることを伴う。
本発明者がさらに観察したことは、二乗相関値の使用はまた、信号検出ステップの実施を簡単にすることが可能であり、信号検出ステップの過程で、到来信号によって搬送されるエネルギーを表す情報のみが計算されなければならないことである。
実際、
Figure 2005278188
であるため、上述した二乗相関の結果の合計は、受信信号によって搬送されたエネルギーを表す検出値を生ずるであろう。
図6は、検出値Dvを生成するために、上述した特徴付けステップを実施するための信号特徴付け手段SCMを含む検出手段DETを概略的に示し、検出値Dvは、比較手段CMによってしきい値Tvと比較され、比較手段CMは、2状態出力信号OSを送出するための簡単な演算増幅器で形成され、2状態出力信号OSの値は、到来パルスが検出されたかどうかを確定するであろう。
Dvが、Tvと記される所定のしきい値を超える場合、受信信号Yは、パルスシーケンスが、上記信号Yによって実際に搬送される状態H1に対応すると考えられ、Dv<Tvである場合、雑音のみが上記信号Yによって実際に搬送される状態H0に対応すると考えられるであろう。
ここで示す例では、特徴付け手段SCMは、受信機によって受信された信号Yを、第1正弦波信号S1および第2正弦波信号S2と、それぞれ乗算し、たとえば、ギルバートセルによって構成された、第1信号ミキサM1および第2信号ミキサM2を含む。ここで、S1=sin(2πt/ΔT)、S2=cos(2πt/ΔT)である。特徴付け手段SCMはさらに、第1信号ミキサM1および第2信号ミキサM2によって出力された信号を積分し、その後、一方で、受信信号Yと第1正弦波信号S1の相関付け、他方で、受信信号Yと第2正弦波信号S2の相関付けからそれぞれ生ずる、相関信号Cs1およびCs2をそれぞれ送出する第1積分器INT1および第2積分器INT2を含む。
ここで示す実施形態では、第1および第2ミキサM1およびM2は、検出窓Djの間のみの作動信号EN(Dj)によって作動し、これは、たとえば、上記検出窓Djの間のみ、上記ミキサを、電源か、または、信号Yを受信する入力端子に接続することによって実施されてもよく、さらに、第1および第2ミキサM1およびM2を、第1積分器INT1および第2積分器INT2とそれぞれ組み立てることによって形成される第1の相関付け手段および第2の相関付け手段が、検出窓Dj以外では使用不能になることを伴う。他の実施形態において、たとえば、RCフィードバックループを備える演算増幅器によって形成されてもよい積分器の電源を同様に制御することによって、同じ結果を得ることができる。
ここで述べる例では、これらの相関信号Cs1およびCs2の値は、第1および第2相関器AC1およびAC2によって、連続する検出窓Djの間、累積される。検出手段DETはさらに、第1累積モジュールAC1および第2累積モジュールAC2の内容の二乗値をそれぞれ生成する第1二乗モジュールSQ1および第2二乗モジュールSQ2を含み、その二乗値は、その後、ここに示す検出手段DETに同様に含まれ、先に説明したように、受信信号Yによって搬送されたエネルギーに比例することになる検出値Dvを出力する算器ADDによって加算される。
図7は、本発明の別の実施形態による信号特徴付け手段SCMを備える前処理段PPSを概略的に示し、信号特徴付け手段SCMは、受信信号Yを供給され、第1復調信号Sd1および第2復調信号Sd2を、それぞれ、一方で、第1の相関付け手段(M11、INT11)および第2の相関付け手段(M12、INT12)に、他方で、第3の相関付け手段(M21、INT21)および第4の相関付け手段(M22、INT22)に送出するための位相直交復調器PQDMを含む。第1復調信号Sd1および第2復調信号Sd2は互いに位相が直交する。
第1の相関付け手段(M11、INT11)、第2の相関付け手段(M12、INT12)、第3の相関付け手段(M21、INT21)、および第4の相関付け手段(M22、INT22)は、それぞれ、その後に第1アナログ−デジタル変換モジュールADC11、第2アナログ−デジタル変換モジュールADC12、第3アナログ−デジタル変換モジュールADC21、および第4アナログ−デジタル変換モジュールADC22が続き、その後に第1MM11、第2MM12、第3MM21、および第4MM22が続き、その出力は、デジタル信号プロセッサDSPに前もってロードされ、記憶されているソフトウェアによって規定される所定の方式に従って、メモリモジュールに記憶された情報を処理するためのデジタル信号プロセッサDSPに接続される。
この非常に概略的な図は、非常に広い範囲の本発明の使用を示すことを可能にする。それは、一旦、デジタルデータに変換されると、特徴付け手段SCMによって実施される相関付けの結果は、デジタル信号プロセッサDSPによる任意の種類の処理を受けてもよいからである。
本発明の別の利点もここで見ることができる。実際、先に説明したように、本発明は、受信信号Yから、上記信号をマッピングする必要なく、全ての重要な情報を抽出することを可能にする。本発明はまた、受信信号Yに関する全ての重要な情報を、上記信号を一般的な意味でサンプリングする必要なしで、デジタルデータに変換することを可能にすることが図から明らかである。その結果得られる利点は、同じ効果に必要とされるサンプル数の低減にある。従来のシャノンのサンプリング技法に従い、かつ、パルスシーケンスの帯域幅(約7GHz)および検出窓の幅(約2ns)を考えると、各検出窓を正確にサンプリングするために、約30のサンプル値が必要になることになる。本発明は、使用可能なスカラー値の数を、信号特徴付け手段SCMによって出力される4つの値に減らすことを可能にし、それによって、サンプルの総数を一桁減らすことになり、同じ割合で記憶資源およびコストを節約することを可能にするであろう。
本発明のこの実施形態は4つのスカラー値を生成するため、4つの未知のパラメータを有する4つの方程式系を解くことを可能にし、同じ受信信号Yによって同時に搬送された2つの重なるパルスシーケンスを特徴付けるためにこの実施形態を使用することが可能になることも留意されたい。
さらに、複数のパルスシーケンスまたは複数のパルスシーケンスの対が、複数のサブ帯域で搬送される場合、先に説明したものなどの複数の信号特徴付け手段SCMからなる並列アレイが、上記複数のパルスシーケンスまたは複数のパルスシーケンスの対を特徴付けるのに有利に使用されてもよい。
ここで示す本発明の実施形態では、位相直交復調器PQDMは、一方で、受信信号Yを供給され、かつ、互いに位相が直交し、いわゆる中心周波数Fpcを有する復調信号S10およびS20によって給電される2つのミキサM10およびミキサM20を含み、第3および第4正弦波信号S21およびS22は、その後、第1および第2正弦波信号S11およびS22によってそれぞれ形成される。
中心周波数は通常、到来パルスシーケンスによって搬送されるエネルギーのスペクトル分布について、中央周波数に等しいように当該技術分野では選択される。たとえば、これらのパルスシーケンスが3.1〜10.6GHzまで変わる周波数を特徴とする場合、中心周波数Fpcは6.35GHzに近い値に選択されてもよい。
ここで示す実施形態では、検出手段はさらに、
第1正弦波信号S11および第2正弦波信号S12が導出されることになる出力信号を生成する発振器OSC、たとえば、電圧制御発振器と、
上記出力信号を受信し、それぞれの第1復調信号S10および第2復調信号S20を位相直交復調器PQDMに含まれるミキサM10およびミキサM20に送出する周波数乗算器FMULTとを含む。
そのため、本発明のこうした一実施形態は、到来パルスシーケンスの復調と検出の両方を実施するために、受信端で同じ発振器OSCを使用することによって、最適なクロック安定性を得ることを可能にする。
本発明の他の実施形態では、第1復調信号S10および第2復調信号S20を生成するために、高周波数発振器を使用すること、および、こうした高周波数発振器によって出力された信号に基づいて第1正弦波信号S11および第2正弦波信号S12を生成するために周波数分割器を使用することが選択されてもよい。
図6に示す信号特徴付け手段SCMの実施形態は、図7に示す信号特徴付け手段SCMの実施形態の特定の応用として考えてもよく、その場合、0に等しい中心周波数Fpcが選択されており、それは換言すれば、図6に示す実施形態は、ベースバンド応用に好適であることを意味することに留意する価値があるように思える。
本発明が使用される電気通信システムを示す機能図である。 こうした電気通信システムで送信される搬送信号を構成するパルスシーケンスを示すクロノグラムである。 こうしたシーケンスを生成するのに使用することができるパルスモデルを示すクロノグラムである。 複数のパルスシーケンスを含むデータフレームを示すクロノグラムである。 本発明による信号特徴付けステップを示すクロノグラムである。 本発明の可能な実施形態による前処理デバイスを利用する信号検出手段を示すブロック図である。 本発明の好ましい実施形態による前処理デバイスを示すブロック図である。

Claims (7)

  1. 少なくとも1つの送信機および1つの受信機を含む電気通信システムにおけるデータ送信方法であって、
    前記送信機は、所定の整数Npに対し、Np個の時間窓にわたって、Np個のパルスからなる少なくとも1つのシーケンスによって形成された信号を送信し、
    各パルスは、時間チップ内に収容され、該時間チップの位置は、その関連する時間窓内で、チップ番号によって規定されており、
    このデータ送信方法は、前記受信機によって実行されるべき少なくとも1つの信号特徴付けステップを含み、該信号特徴付けステップの過程で、前記チップ番号によって規定される前記時間チップを包含するNp個の検出窓は、それぞれ、少なくとも第1の正弦波信号および第2の正弦波信号と、受信信号を表す信号との前記検出窓にわたる少なくとも第1の相関付けおよび第2の相関付けを実施することによって、予想されるパルスシーケンスを検索するように調査され、
    前記第1の正弦波信号および第2の正弦波信号は、互いに位相が直交し、前記第1の相関付けおよび第2の相関付けは、受信パルスシーケンスの振幅および位相を表す第1相関値および第2相関値を生成する、電気通信システムにおけるデータ送信方法。
  2. 少なくとも1つの送信機および1つの受信機を含む電気通信システムであって、前記送信機は、Np個の時間窓にわたって、Np個のパルスからなる少なくとも1つのシーケンスによって形成された信号を送信し、
    各パルスは、時間チップ内に収容され、該時間チップの位置は、その関連する時間窓内で、チップ番号によって規定されており、
    この電気通信システムにおいて、前記受信機は、予想されるパルスシーケンスを検索するように、前記チップ番号によって規定される前記時間チップを包含するNp検出窓の調査を実施する信号特徴付け手段を含み、
    前記信号特徴付け手段は、受信信号を表す信号を、それぞれ、少なくとも互いに位相が直交する第1の正弦波信号および第2の正弦波信号に相関付ける少なくとも第1の相関付け手段および第2の相関付け手段を含み、
    前記第1の相関付け手段および第2の相関付け手段は、前記検出窓の間に作動し、受信パルスシーケンスの振幅および位相を表す第1相関値および第2相関値を生成する電気通信システム。
  3. 前記特徴付け手段はさらに、前記受信信号を表す信号を、それぞれ、少なくとも第3の正弦波信号および第4の正弦波信号に相関付ける少なくとも第3の相関付け手段および第4の相関付け手段を含み、前記第3の正弦波信号および第4の正弦波信号は、互いに位相が直交し、前記第3の相関付け手段および第4の相関付け手段は、前記検出窓の間に作動し、受信パルスシーケンスの振幅および位相を表す第3相関値および第4相関値を生成し、前記特徴付け手段はまた、前記受信信号を供給され、第1復調信号および第2復調信号を、一方で、前記第1の相関付け手段および第2の相関付け手段に、他方で、前記第3の相関付け手段および第4の相関付け手段に、それぞれ送出する位相直交復調器を含み、前記第1復調信号および第2復調信号は互いに位相が直交する請求項4に記載の電気通信システム。
  4. 前記位相直交復調器は、一方で、前記受信信号を供給され、かつ、いわゆる中心周波数を有する互いに位相が直交した復調信号によって給電される2つのミキサを含み、前記第3の正弦波信号および第4の正弦波信号は、その後、前記第1の正弦波信号および第2の正弦波信号によってそれぞれ形成され、前記特徴付け手段はさらに、
    前記第1の正弦波信号および第2の正弦波信号が導出されることになる出力信号を生成する発振器と、
    前記出力信号を受信し、前記第1復調信号および第2復調信号のそれぞれを前記位相直交復調器に送出する周波数乗算器とを含む請求項4または5に記載の電気通信システム。
  5. 前記特徴付け手段はさらに、
    複数の累算モジュールであって、該複数の累算モジュールはそれぞれ、前記相関付け手段のうちの1つによって送出された出力値を累算する、複数の累算モジュールと、
    複数の二乗モジュールであって、該複数の二乗モジュールはそれぞれ、前記累積モジュールのうちの1つの内容の二乗値を生成する、複数の二乗モジュールと、
    該二乗モジュールによって送出された出力値の合計を計算して、所定のしきい値と比較されるべき検出値を生成する加算器とを含む請求項4ないし6のいずれか一項に記載の電気通信システム。
  6. Np個の時間窓にわたって、Np個のパルスからなる少なくとも1つのシーケンスによって形成された信号を受信する電気通信装置であって、各パルスは、時間チップ内に収容され、該時間チップの位置は、その関連する時間窓内で、チップ番号によって規定され、装置は、予想されるパルスシーケンスを検索するように、前記チップ番号によって規定される前記時間チップを包含するNp検出窓の調査を実施する信号特徴付け手段を含み、該特徴付け手段は、前記受信信号を表す信号を、それぞれ、少なくとも第1の正弦波信号および第2の正弦波信号に相関付ける少なくとも第1の相関付け手段および第2の相関付け手段を含み、前記第1の正弦波信号および第2の正弦波信号は、互いに位相が直交し、前記第1の相関付け手段および第2の相関付け手段は、前記検出窓の間に作動し、受信パルスシーケンスの振幅および位相を表す第1相関値および第2相関値を生成する電気通信装置。
  7. Np個の時間窓にわたって、Np個のパルスからなる少なくとも1つのシーケンスによって形成された信号を受信するデバイスであって、各パルスは、時間チップ内に収容され、該時間チップの位置は、その関連する時間窓内で、チップ番号によって規定され、デバイスは、予想されるパルスシーケンスを検索するように、前記チップ番号によって規定される前記時間チップを包含するNp検出窓の調査を実施し、デバイスは、前記受信信号を表す信号を、それぞれ、少なくとも第1の正弦波信号および第2の正弦波信号に相関付ける少なくとも第1の相関付け手段および第2の相関付け手段を含み、前記第1の正弦波信号および第2の正弦波信号は、互いに位相が直交し、前記第1の相関付け手段および第2の相関付け手段は、前記検出窓の間に作動し、受信パルスシーケンスの振幅および位相を表す第1相関値および第2相関値を生成するデバイス。
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