JP2005278001A - Tcp処理回路及び半導体集積回路 - Google Patents

Tcp処理回路及び半導体集積回路 Download PDF

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Abstract

【課題】 少ないメモリで確認応答パケット数の削減を実現可能なTCP処理回路等を提供する。
【解決手段】 コネクションに関する情報をそれぞれ格納する複数のコネクション管理領域を記録するためのコネクション管理領域記録部21と、確認応答パケットを格納するための領域を有する確認応答パケット送信バッファ22と、受信したパケットに係るコネクションに関するコネクション管理領域に格納されている確認応答済み位置を表す情報及びコネクションの接続状態を表す情報を更新し、確認応答パケット送出要求フラグをセットするためのTCP受信処理部23と、確認応答パケット送出要求フラグがセットされているコネクション管理領域に格納されている情報に基づいて確認応答パケットを作成するための確認応答パケット送出処理部24とを具備する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、TCP(Transmission Control Protocol)処理を行うためのTCP処理回路に関し、さらに、そのようなTCP処理回路を具備する半導体集積回路に関する。
現在、インターネット、LAN(Local Area Network)等において、TCP/IPと呼ばれる通信プロトコルの階層モデルが広く用いられている。図9は、TCP/IP階層モデルの各レイヤとISO(International Organization for Standardization)で制定されたOSI(Open Systems Interconnection)参照モデルの各レイヤとのおおよその対応関係を示す図である。
図9に示すように、TCP/IP階層モデルのトランスポート層(OSI参照モデルのトランスポート層にほぼ相当する)の具体的なプロトコルとしては、TCP(Transmission Control Protocol)、UDP(User Datagram Protocol)が用いられている。これら2つのプロトコルのうち、TCPでは、通信の信頼性・確実性を確保するため、確認応答、再送制御を行う。
具体的には、TCPによる通信において、送信側装置がパケットを送信すると、受信側装置は、受信したパケットのシーケンス番号を特定する情報を含む確認応答パケットを送信側装置に返送する。送信側装置は、確認応答パケットを受信することにより、パケットが受信側装置に到着したことを確認することができる。また、送信側装置は、所定の時間内に確認応答パケットを受信しなかった場合には、一度送信したパケットを再送することができる。
ところで、受信側装置が、連続するパケットを受信した場合に、これらのパケットの全てについて確認応答パケットを送信側装置に返送することは、必ずしも必要ではない。このような場合に、確認応答パケット数を削減し、確認応答パケットの作成/解析の処理オーバーヘッドを低減させることができるパケット送信方式が知られている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、特許文献1に掲載されたパケット送信方式は、確認応答パケットを作成した送信バッファを送信先ごとに必要とするため、メモリの使用量が多くなってしまうという問題があった。また、このパケット送信方式は、確認応答パケットがネットワーク伝送路へ送出されているかを判定し、送出されていなければ送信バッファ内の確認応答パケットを更新し、更新中は確認応答パケットの送出を待つものである。このため、送信バッファ内の確認応答パケットを操作するための排他的な手順を必要とする。
特開平6−132981号公報
そこで、上記の点に鑑み、本発明は、少ないメモリで実現可能であり、確認応答パケットを操作するための排他的な手順を不要とながら、確認応答パケット数を削減することができるTCP処理回路を提供することを目的とする。また、本発明は、そのようなTCP処理回路を具備する半導体集積回路を提供することを更なる目的とする。
以上の課題を解決するため、本発明に係るTCP処理回路は、TCP(Transmission Control Protocol)処理を行うための回路であって、コネクションを一意に識別するコネクション識別子、確認応答パケットの送出を要求するための確認応答パケット送出要求フラグ、コネクションの確認応答済み位置を表す情報、及び、コネクションの接続状態を表す情報をそれぞれ格納する複数のコネクション管理領域を記録するためのコネクション管理領域記録部と、確認応答パケットを下位レイヤに送出するためにバッファリングするためのバッファであって、確認応答パケットを格納するための領域及びコネクション識別子を格納するための領域を有する確認応答パケット送信バッファと、外部装置からのパケットを下位レイヤから受信したときに、受信したパケットに基づくデータを上位レイヤに送出するとともに、複数のコネクション管理領域の中のパケットに係るコネクションに関するコネクション管理領域に格納されている確認応答済み位置を表す情報及びコネクションの接続状態を表す情報を更新し、確認応答パケット送出要求フラグをセットするためのTCP受信処理部と、複数のコネクション管理領域の中の確認応答パケット送出要求フラグがセットされているコネクション管理領域に格納されているコネクションの確認応答済み位置を表す情報及びコネクションの接続状態を表す情報に基づいて、確認応答パケット送信バッファ内に確認応答パケットを作成するための確認応答パケット送出処理部とを具備する。
このTCP処理回路において、確認応答パケット送出処理部が、確認応答パケット送信バッファ内の確認応答パケットが下位レイヤによって外部装置に送信された後に、確認応答パケット送信バッファ内のコネクション識別子に基づいて複数のコネクション管理領域の中のパケットに係るコネクションに関するコネクション管理領域を特定し、特定したコネクション管理領域に格納されている確認応答パケット送出要求フラグをクリアすることとしても良い。
また、TCP受信処理部が、複数のコネクション管理領域の中のパケットに係るコネクションに関するコネクション管理領域に格納されている確認応答パケット送出要求フラグの値にかかわらず、複数のコネクション管理領域の中のパケットに係るコネクションに関するコネクション管理領域に格納されている確認応答済み位置を表す情報を更新し、確認応答パケット送出要求フラグをセットすることとしても良い。
また、コネクション管理領域記録部及び確認応答パケット送信バッファが、1個のRAMで構成されていることとしても良い。このとき、確認応答パケット送信バッファが、全てのプロトコルからなるツリーの全てのノードを一意に識別することができる識別子を格納するための領域を更に有することとしても良いし、確認応答パケット送信バッファであることを示す値を格納する領域を更に有することとしても良い。
また、本発明に係る半導体集積回路は、上記したTCP処理回路を具備する。
この半導体集積回路において、IP(Internet Protocol)処理を行う回路を更に具備することとしても良い。
以下、図面を参照しながら、本発明を実施するための最良の形態について説明する。なお、同一の構成要素には同一の参照符号を付して、説明を省略する。
図1は、本発明の一実施形態としてのTCP(Transmission Control Protocol)処理回路を用いたコンピュータの概要を示すブロック図である。このコンピュータ2は、ネットワークインタフェース層(図6参照)を担うネットワークインタフェース回路3と、インターネット層(図6参照)を担うIP(Internet Protocol)処理回路4と、本発明の一実施形態としてトランスポート層(図6参照)を担うTCP処理回路5と、アプリケーション層(図6参照)を担うCPU6、メモリ7、表示部8、入力部9、HDD(ハードディスクドライブ)10、及び、インタフェース回路11とを具備する。
このコンピュータ2は、図2に示すように、ネットワーク伝送路Nを介してコンピュータ1に接続されており、このコンピュータ1からTCPによりデータを受信する。
再び図1を参照すると、HDD10には、ウェブブラウザプログラム、メールクライアントプログラム等が記録されており、CPU6は、メモリ7を作業領域として使用しながら、これらのプログラムを実行する。
TCP処理回路5は、インタフェース回路11を介してCPU6に接続されており、CPU6からの要求に応じて、データ送信側コンピュータ1との間のコネクションを確立し、データ送信側コンピュータ1からデータを受信して、CPU6に送出する。
IP処理回路4は、TCP処理回路5とネットワークインタフェース回路3との間に接続されており、TCP処理回路5からパケットを受け取ってネットワークインタフェース回路3にデータグラムを送出し、ネットワークインタフェース回路3からデータグラムを受け取ってTCP処理回路5にパケットを送出する。
ネットワークインタフェース回路3は、IP処理回路4とネットワーク伝送路Nとの間に接続されており、IP処理回路4からデータグラムを受け取ってネットワーク伝送路Nに信号を送出し、ネットワーク伝送路Nから信号を受け取ってIP処理回路4にデータグラムを送出する。
図3は、TCP処理回路5の内部構成の概要を示すブロック図である。図3に示すように、TCP処理回路5は、コネクション管理領域記録部21と、確認応答パケット送信バッファ22と、TCP受信処理部23と、確認応答パケット送出処理部24とを具備する。
コネクション管理領域記録部21は、TCP処理回路5が確立した複数のコネクションに関する情報をそれぞれ格納する複数のコネクション管理領域を記録する。図4は、コネクション管理領域記録部21の内容の例を示す図である。図4に示すように、コネクション管理領域の各々は、コネクション番号、確認応答パケットの送出を要求することを表す確認応答パケット送出要求フラグ、確認応答済み位置に関する情報(シーケンス番号)、及び、コネクションの接続状態を表す情報を含む。
再び図3を参照すると、確認応答パケット送信バッファ22は、外部装置(ここでは、データ送信側コンピュータ1)からパケットを受信した場合に、IP処理回路4に送出するための確認応答パケットをバッファリングする。図5は、確認応答パケット送信バッファ22の内容の例を示す図である。図5に示すように、確認応答パケット送信バッファ22は、管理情報(ここでは、コネクションを一意に識別することができる識別子としてコネクション番号を用いることとする)及び確認応答パケットを記録する。なお、先に説明したコネクション管理領域記録部21は、複数のコネクション管理領域を記録するが、確認応答パケット送信バッファ22は、1つの管理情報及び確認応答パケットを記録する。
再び図3を参照すると、TCP受信処理部23は、外部装置(ここでは、データ送信側コンピュータ1)からパケットを受信し、必要に応じて、受信したパケットを正しい順番に整列し又は誤り訂正を行ってデータを復元し、上位レイヤ(ここでは、CPU6等)に送出する。それとともに、TCP受信処理部23は、受信したパケットに係るコネクションに関するコネクション管理領域の内容を更新する。
具体的には、例えば、図7(a)に示すように、データ送信側コンピュータ1が、シーケンス番号「0」〜「9」のパケットをデータ受信側コンピュータ2に送信した場合について説明する。この場合、TCP受信処理部23は、シーケンス番号「0」〜「9」のパケットを下位レイヤ(ここでは、IP受信回路4)から受信し、パケットの順番が乱れ又はエラーが存在するときには、パケットを正しい順番に整列し又は誤り訂正を行ってデータを復元し、上位レイヤに送出する。それとともに、TCP受信処理部23は、受信したパケットに係るコネクションに関するコネクション管理領域内の接続状態の情報を更新する。さらに、TCP受信処理部23は、コネクション管理領域内の確認応答送出済み位置として「9」を書き込むとともに、確認応答パケット送出フラグをセットした後、確認応答パケット送出処理部24を起動する。
確認応答パケット送出処理部24は、確認応答パケット送出フラグがセットされているコネクション管理領域を確認すると、確認応答パケット送信バッファ22の確保を試みる。このとき、これより前に受信したパケットに対する確認応答のために、確認応答パケット送信バッファ22内に確認応答パケットが作成され、確認応答パケット送信バッファ22が下位レイヤ(ここでは、IP処理回路4)によって使用されている場合、確認応答パケット送出処理部24は、確認応答パケット送信バッファ22を確保することができず、処理を終了する。
一方、確認応答パケット送信バッファ22を確保することができた場合、確認応答パケット送出処理部23は、コネクション番号を確認応答パケット送信バッファ22内の管理領域に格納し、コネクション管理領域内の接続状態の情報及び確認応答済み位置(ここでは、「9」)に基づいて、確認応答パケットを確認応答パケット送信バッファ22内に作成する。なお、確認応答済み位置の値(ここでは、「9」)をインクリメントした値(ここでは、「10」)をアクノリッジ番号とする。このようにして確認応答パケット送信バッファ22内に作成された確認応答パケットは、下位レイヤ(ここでは、IP処理回路4及びネットワークインタフェース回路3)によってデータ送信側コンピュータ1に送信される(図7(b)参照)。
確認応答パケットがデータ送信側コンピュータ1に送信された後、確認応答パケット送出処理部23は、確認応答パケット送信バッファ22内の管理情報(コネクション番号)に基づいてコネクション管理領域を特定する。そして、コネクション管理領域内の確認応答送出済み位置が更新されていなければ、確認応答パケット送出処理部23は、確認応答パケット送出要求フラグをクリアする。
一方、このとき、図7(c)に示すように、データ送信側コンピュータ1が、シーケンス番号「10」〜「19」のパケットをデータ受信側コンピュータ2に送信していた場合、このコネクション管理領域内の確認応答済み位置(シーケンス番号)は、TCP受信処理部23によって「19」に更新されている。そのため、確認応答パケット送出処理部24は、アクノリッジ番号が「20」である確認応答パケットを確認応答パケット送信バッファ22内に作成する。この確認応答パケットは、下位レイヤ(ここでは、IP処理回路4及びネットワークインタフェース回路3)によってデータ送信側コンピュータ1に送信される(図7(d)参照)。
上記した処理が終了した後、確認応答パケット送出処理部24は、確認応答パケット送信バッファ22を開放し、確認応答パケット送出処理部24(自分自身)を起動し、次の確認応答パケット送出処理を行う。
ところで、図8(a)に示すように、データ送信側コンピュータ1が、シーケンス番号「0」〜「9」のパケットをデータ受信側コンピュータ2に送信すると、TCP受信処理部23は、コネクション管理領域内の確認応答送出済み位置として「9」を書き込む。しかし、確認応答パケット送信バッファ22が確保できないという理由により、確認応答パケットが送信される前に、シーケンス番号「10」〜「19」のパケットが到着する場合がある(図8(b)参照)。
この場合、TCP受信処理部23は、コネクション管理領域内の確認応答送出済み位置を「19」に更新する。その後、確認応答パケット送信バッファ22が確保できたときに、確認応答パケット送出処理部24は、アクノリッジ番号「20」の確認応答パケットを確認応答パケット送信バッファ22内に作成する。この確認応答パケットは、下位レイヤによってデータ送信側コンピュータ1に送信される(図8(c)参照)。
このように、TCP処理回路5によれば、確認応答パケットを作成するために1個の確認応答パケット送信バッファ22を具備すれば良いため、少ないメモリで実現することができる。
また、TCP受信処理部22は、確認応答パケットの送出状況にかかわらず、コネクション管理領域を更新することができるので、コネクション管理領域への排他制御を行う必要がなく、アクセスを単純にすることができる。
また、確認応答パケット送信バッファ22を確保できたか否かによって、確認応答パケットがネットワーク伝送路Nに送出されているか否かを判断することができる。そのため、確認応答パケットの送出中は確認応答パケット送信バッファ22が確保できず、他の全ての確認応答パケットの送出が遅らされるので、タイマやセマフォなどの追加資源を必要としない。
なお、コネクション管理領域記録部21及び確認応答パケット送信バッファ22は、1個のRAMで構成することとしても良い。また、他のレイヤ(例えば、IP処理回路4等)のバッファ等をも併せて1個のRAMで構成することとしても良い。
この場合、確認応答パケット送信バッファ22の管理領域内に、コネクション番号とともに、コンピュータ2中に含まれる全てのプロトコルからなるツリー(図9参照)の全てのノードを一意に識別することができる識別子を併せて格納することとしても良い。この値により、確認応答パケット送信バッファ22と他のメモリ領域(他のバッファ等)とを区別することとしても良い。
また、確認応答パケット送信バッファ22の管理領域には、確認応答パケット作成用のバッファであることを示す値があっても良い。この値により、確認応答パケット送信バッファ22と他のメモリ領域(他のバッファ等)とを区別することとしても良い。
また、確認応答パケット送出処理部24が確認応答パケット送信バッファ22を確保できなかったときに、確認応答パケット送信バッファ22を要求するフラグをセットし、確認応答パケット送信バッファ22が下位レイヤから解放された後に、このフラグを参照することにより、確認応答パケット送出処理部24を起動するか否かを判断することとしても良い。
また、TCP受信処理部23及び確認応答パケット送出処理部24は、CPUコアとファームウェアで構成することとしても良い。
また、TCP処理回路5とIP処理回路4とを1個の半導体チップ上に形成することとしても良い。
本発明は、TCP処理を行うためのTCP処理回路において利用可能である。さらに、本発明は、そのようなTCP処理回路を用いた半導体集積回路において利用可能である。これらの回路は、コンピュータ、PDA、携帯電話装置等において利用可能である。
本発明の一実施形態に係るTCP処理回路を用いたコンピュータの概要図。 図1のコンピュータ2を用いたシステムの構成例を示す図。 図1のTCP処理回路5の内部構成を示すブロック図。 図3のコネクション管理領域記録部21の内容を示す図。 図3の確認応答パケット送信バッファ22の内容を示す図。 図2のコンピュータ1、2間の通信を示す図。 図2のコンピュータ1、2間の通信を示す図。 図2のコンピュータ2内の全プロトコルのツリーの例を示す図。 OSI参照モデルとTCP/IP階層モデルとの対応関係を示す図。
符号の説明
1、2 コンピュータ、3 ネットワークインタフェース回路、4 IP処理回路、5 TCP処理回路、6 CPU、7 メモリ、8 表示部、9 入力部、10 HDD、11 インタフェース回路、21 コネクション管理領域記録部、22 確認応答パケット送信バッファ、23 TCP受信処理部、24 確認応答パケット送出処理部

Claims (8)

  1. TCP(Transmission Control Protocol)処理を行うための回路であって、
    コネクションを一意に識別するコネクション識別子、確認応答パケットの送出を要求するための確認応答パケット送出要求フラグ、コネクションの確認応答済み位置を表す情報、及び、コネクションの接続状態を表す情報をそれぞれ格納する複数のコネクション管理領域を記録するためのコネクション管理領域記録部と、
    確認応答パケットを下位レイヤに送出するためにバッファリングするためのバッファであって、確認応答パケットを格納するための領域及び前記コネクション識別子を格納するための領域を有する確認応答パケット送信バッファと、
    外部装置からのパケットを下位レイヤから受信したときに、受信したパケットに基づくデータを上位レイヤに送出するとともに、前記複数のコネクション管理領域の中の前記パケットに係るコネクションに関する前記コネクション管理領域に格納されている前記確認応答済み位置を表す情報及び前記コネクションの接続状態を表す情報を更新し、前記確認応答パケット送出要求フラグをセットするためのTCP受信処理部と、
    前記複数のコネクション管理領域の中の前記確認応答パケット送出要求フラグがセットされているコネクション管理領域に格納されている前記コネクションの確認応答済み位置を表す情報及び前記コネクションの接続状態を表す情報に基づいて、前記確認応答パケット送信バッファ内に確認応答パケットを作成するための確認応答パケット送出処理部と、
    を具備するTCP処理回路。
  2. 前記確認応答パケット送出処理部が、前記確認応答パケット送信バッファ内の前記確認応答パケットが下位レイヤによって前記外部装置に送信された後に、前記確認応答パケット送信バッファ内の前記コネクション識別子に基づいて前記複数のコネクション管理領域の中の前記パケットに係るコネクションに関する前記コネクション管理領域を特定し、特定した前記コネクション管理領域に格納されている前記確認応答パケット送出要求フラグをクリアする、請求項1記載のTCP処理回路。
  3. 前記TCP受信処理部が、前記複数のコネクション管理領域の中の前記パケットに係るコネクションに関する前記コネクション管理領域に格納されている前記確認応答パケット送出要求フラグの値にかかわらず、前記複数のコネクション管理領域の中の前記パケットに係るコネクションに関する前記コネクション管理領域に格納されている前記確認応答済み位置を表す情報を更新し、前記確認応答パケット送出要求フラグをセットする、請求項1又は2記載のTCP処理回路。
  4. 前記コネクション管理領域記録部及び前記確認応答パケット送信バッファが、1個のRAMで構成されている、請求項1〜3のいずれか1項に記載のTCP処理回路。
  5. 前記確認応答パケット送信バッファが、全てのプロトコルからなるツリーの全てのノードを一意に識別することができる識別子を格納するための領域を更に有する、請求項4記載のTCP処理回路。
  6. 前記確認応答パケット送信バッファが、前記確認応答パケット送信バッファであることを示す値を格納する領域を更に有する、請求項4記載のTCP処理回路。
  7. 請求項1〜6のいずれか1項に記載のTCP処理回路を具備する半導体集積回路。
  8. IP(Internet Protocol)処理を行う回路を更に具備する、請求項7記載の半導体集積回路。
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