JP2005277665A - Pllシンセサイザ - Google Patents
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Abstract
【課題】PLLシンセサイザのリファレンススプリアスを低減し、ロックアップタイムを短縮する。
【解決手段】プリスケーラ9の後段に1/2固定分周器10を挿入することで、メインカウンタ12とスワロウカウンタ11に入力される信号の周波数を1/2にして、A値及びN値を1/2として動作させる。このとき、A値またはN値が奇数の場合に動作ができないことから、1/2固定分周器10の出力の立ち上がりエッジと立ち下がりエッジの両方をカウントして、A値またはN値が奇数の場合にも、メインカウンタ12とスワロウカウンタ11に入力信号の周波数を1/2にし、可変分周器13の分周比を変えることなくカウンタ回路25から発生するデジタルノイズを低減することができる。
【選択図】図1
【解決手段】プリスケーラ9の後段に1/2固定分周器10を挿入することで、メインカウンタ12とスワロウカウンタ11に入力される信号の周波数を1/2にして、A値及びN値を1/2として動作させる。このとき、A値またはN値が奇数の場合に動作ができないことから、1/2固定分周器10の出力の立ち上がりエッジと立ち下がりエッジの両方をカウントして、A値またはN値が奇数の場合にも、メインカウンタ12とスワロウカウンタ11に入力信号の周波数を1/2にし、可変分周器13の分周比を変えることなくカウンタ回路25から発生するデジタルノイズを低減することができる。
【選択図】図1
Description
本発明は、PLLシンセサイザに関するものである。
周波数シンセサイザの構成法は各種の方法が知られており、特に集積回路の発達により位相同期ループを用いた構成法がよく用いられる。多数の通信チャネルを有する移動通信装置では、図5に示すように電圧制御発振器(以下、VCOという)5と、可変分周器13と、基準信号発生器1とを用いて位相同期ループを構成し、可変分周器13の分周数を選択して必要な通信チャネル周波数を発生させる。
位相同期ループを用いた周波数シンセサイザでは、VCO5の出力信号を可変分周器13で分周した出力信号であるFDIV7の位相と、基準信号発生器1から生成した基準信号(以下、Frefという)6の位相を位相比較器(PD)2で比較し、その位相差に応じたパルス幅の電圧パルスが位相比較器2からチャージポンプ(CP)3に送られる。チャージポンプ3は位相比較器2の出力に応じて電圧もしくは電流を出力する。このチャージポンプ3の出力はループフィルタ4により積分され、VCO5の周波数制御端子に印加している。
発振周波数の高い周波数シンセサイザを実現する方法として、2つの分周数(P,(P+1):Pは整数)を持つプリスケーラ9を用いて位相同期ループの可変分周器13を構成するパルススワロウ方式が提案されている。この方式を用いることにより、任意の分周回路が実現できるので、位相比較を行う基準周波数を可変することなく発振周波数の高い周波数シンセサイザを実現できる。
図6,図7に、従来のPLLシンセサイザの動作タイミングを示す。可変分周器13の分周比であるM値は、図6ではM=26、図7ではM=29の場合を示している。VCO5の出力信号は、プリスケーラ9へ入力され、そこではスワロウカウンタ11の出力信号に応じてPもしくは(P+1)分周される。プリスケーラ9の出力はスワロウカウンタ11へ導かれ、スワロウカウンタ11はプリスケーラ9の出力の立ち上がりエッジの数をカウントし、A個の立ち上がりエッジを数え終えるとプリスケーラ9への制御信号の出力を行う。
また、プリスケーラ9の出力はメインカウンタ12へも導かれ、メインカウンタ12はプリスケーラ9の出力の立ち上がりエッジの数をカウントし、N個の立ち上がりエッジを数え終えるとカウント終了の出力であるFDIV7を出力する。それと同時にスワロウカウンタ11及びメインカウンタ12へ新たにカウント数が設定される。この結果、可変分周器13の分周比は以下の(数1)にて表される。
(数1)
M値=P×N+A
よって、VCO5の出力周波数(FVCO)8は基準周波数(Fref)6を用いて以下の(数2)にて表される。
(数2)
FVCO ={(P×N)+A}×Fref
チャージポンプ3の出力は、たとえ入出力の位相差がなかったとしても位相比較のたびに短い時間だが信号を発生し、それによって搬送波に対して±ωrefの側帯波成分が現れる。これらの側帯波はリファレンススプリアスと呼ばれ、その大きさはωrefに反比例する。これを除去するためにループフィルタ(LPF)4の中に大容量の容量素子を使う必要がある。
特開2002−290235号公報
(数1)
M値=P×N+A
よって、VCO5の出力周波数(FVCO)8は基準周波数(Fref)6を用いて以下の(数2)にて表される。
(数2)
FVCO ={(P×N)+A}×Fref
チャージポンプ3の出力は、たとえ入出力の位相差がなかったとしても位相比較のたびに短い時間だが信号を発生し、それによって搬送波に対して±ωrefの側帯波成分が現れる。これらの側帯波はリファレンススプリアスと呼ばれ、その大きさはωrefに反比例する。これを除去するためにループフィルタ(LPF)4の中に大容量の容量素子を使う必要がある。
しかしながら、このような構成の周波数シンセサイザのスワロウカウンタ11,メインカウンタ12のようなCMOSを用いたロジック回路において、入力信号の周波数に応じたデジタルノイズが発生し、他ブロックに影響を及ぼし特性を劣化させていた。そのためプリスケーラ9をカウンタ回路の前段に設置し、信号を低い周波数に分周した後にカウンタ回路に入力する必要があった。そのため(数2)におけるPを大きくする必要があり、基準周波数(Fref)6を低く設定しなければならず、リファレンススプリアスを低減するためにループフィルタ4の中に大容量の容量素子を使う必要があり、ロックアップタイムが長くなる等の特性劣化を引き起こすという問題があった。
本発明は、前記従来技術の問題を解決することに指向するものであり、リファレンススプリアスを低減し、ロックアップタイムが短縮できるPLLシンセサイザを提供することを目的とする。
この目的を達成するために、本発明に係るPLLシンセサイザは、基準信号と可変分周器の出力信号を入力して入力信号の位相差に応じた出力をする位相比較器と、位相比較器の出力信号を入力して入力信号に応じた電流もしくは電圧の出力をするチャージポンプと、チャージポンプの出力信号を入力して、入力信号を積分して出力するループフィルタと、ループフィルタの出力信号を入力して入力信号に応じた周波数を出力する電圧制御発振器と、電圧制御発振器の出力信号と整数分周比信号を入力して電圧制御発振器からの入力信号周波数を1/Mとした出力信号を出力する可変分周器とを有するPLLシンセサイザであって、可変分周器は、Pまたは(P+1)分周するプリスケーラと、プリスケーラの出力信号を2分周する1/2固定分周器と、カウンタ回路とを備えて、カウンタ回路を、1/2固定分周器の出力を切り替えるセレクタ回路と、セレクタ回路の出力信号のA個までをカウントするスワロウカウンタと、セレクタ回路の出力信号のN個までをカウントするメインカウンタとで構成し、カウンタ回路により1/2固定分周器の出力信号の立ち上がりと立ち下がりの両方をカウントして出力することを特徴とする。
また、可変分周器を、電圧制御発振器の出力信号を入力してPまたは(P+1)分周するプリスケーラと、プリスケーラからの入力信号の周波数を1/2にして振幅が反転した差動信号を出力する差動1/2固定分周器と、差動1/2固定分周器の2つの出力信号を整数分周比に基づいてカウントするカウンタ回路とで構成したこと、さらに、カウンタ回路を、整数分周比に基づいて信号を出力するA値コントローラと、整数分周比に基づいて信号を出力するN値コントローラと、整数分周比に基づいて信号を出力するセレクタコントローラと、差動1/2固定分周器の2つの出力信号のうちセレクタコントローラの出力信号に基づいて1つの出力信号を選択する第1のセレクタと、差動1/2固定分周器の2つの出力信号のうちセレクタコントローラの出力信号に基づいて1つの出力信号を選択する第2のセレクタと、第1のセレクタからの出力信号をA個までカウントするスワロウカウンタと、第2のセレクタからの出力信号をN個までカウントするメインカウンタとで構成したこと、さらに、電圧制御発振器と可変分周器の間に、1つ以上の1/2固定分周器を備えたこと、プリスケーラのPまたは(P+1)分周する分周比に代えて、3つ以上の分周比を切り替える構成としたことを特徴とする。
前記構成によれば、カウンタ回路に入力された周波数を従来と同じにし、デジタルノイズを低減しつつ可変分周器の出力する周波数を上げ、ループフィルタの容量値を下げてリファレンススプリアスの増大を抑えつつロックアップタイムを短くできる。
以上説明したように、本発明によれば、可変分周器の出力する周波数の分周比を変えることなくカウンタ回路のデジタルノイズによる特性劣化を低減でき、またデジタルノイズやリファレンススプリアスを抑えつつ、ロックアップタイムを短くすることができるという効果を奏する。
以下、図面を参照して本発明における実施の形態を詳細に説明する。
図1は本発明の実施の形態1におけるPLLシンセサイザの概略構成を示す図である。ここで、前記従来例を示す図5において説明した構成部材に対応し実質的に同等の機能を有するものには同一の符号を付してこれを示す。本実施の形態1における基本的な概念として、従来例の図5の構成に比べ、プリスケーラ9の後段に1/2固定分周器10を挿入することで、メインカウンタ12とスワロウカウンタ11に入力される信号の周波数を1/2にして、A値及びN値を1/2とすることによって同等の動作をさせるものである。
しかしながら、A値またはN値が奇数の場合には同等の動作ができないという問題が発生することから、本実施の形態1では、1/2固定分周器10の出力の立ち上がりエッジと立ち下がりエッジの両方をカウントできるようにして、A値またはN値が奇数の場合でも、メインカウンタ12とスワロウカウンタ11に入力される信号の周波数を1/2にして、デジタルノイズを低減し従来と同等の動作ができる。
また、本実施の形態1における主要回路の構成において、図1に示すように、VCO5の出力周波数(FVCO)8を4もしくは5分周するプリスケーラ9と、4もしくは5分周するプリスケーラ9の出力信号周波数を1/2して振幅が反転した信号を出力する1/2固定分周器10と、Posi信号20とNega信号21のうち整数分周比14に基づいてメインカウンタ12とスワロウカウンタ11のいずれか1つを選択して出力するセレクタ回路22と、A値をカウントするスワロウカウンタ11と、N値をカウントするメインカウンタ12から構成されている。
図1に示す本実施の形態1のPLLシンセサイザの構成では、可変分周器13で用いられる1/2固定分周器10の出力Dutyが50%であることが必要条件となる。しかし図1に示すPLLシンセサイザでは、可変分周器13で用いられる1/2固定分周器10の出力は片相出力になっているため、実際の回路では信号の立ち上がり時間と立ち下がり時間に微小な差が生じてしまう。このため、1/2固定分周器10の出力Dutyが50%からずれてしまい、特性劣化を招いてしまう。
図2は本発明の実施の形態2におけるPLLシンセサイザの概略構成を示す図である。本実施の形態2においては、実施の形態1の可変分周器13で用いられた1/2固定分周器10を、差動1/2固定分周器24へ変更している。この結果、差動1/2固定分周器24の2つの出力信号は両方とも立ち上がりだけを信号として利用できるため、立ち上がり時間と立ち下がり時間の差は完全に無視できるようになり、期待した特性が得られる。
図2に示す本実施の形態2の動作を説明する。スワロウカウンタ11はプリスケーラ9の分周比を制御するものであり、スワロウカウンタ11がプリスケーラ9の出力信号のパルスをカウントしている間はプリスケーラ9は5分周で動作し、スワロウカウンタ11がA個のパルスをカウントするとプリスケーラ9は4分周で動作する。メインカウンタ12はプリスケーラ9の出力信号をN個カウントするとLOAD信号23を出力する。M値としては2進法の7ビットを入力して上位5ビットがN値となり下位2ビットがA値となる。
セレクタコントローラ19は、A値の下位1ビットが0の場合は第1のセレクタ15がPosi信号20を選択するように制御信号を第1のセレクタ15に出力し、A値の下位1ビットが1の場合はNega信号21を選択するように制御信号を第1のセレクタ15に出力する。また、セレクタコントローラ19は、N値の下位1ビットが0の場合は第2のセレクタ16がPosi信号20を選択するように制御信号を第2のセレクタ16に出力し、N値の下位1ビットが1の場合はNega信号21を選択するように制御信号を第2のセレクタ16に出力する。
さらに、セレクタコントローラ19は、A値の下位1ビットが1であり、かつメインカウンタ12の出力であるLOAD信号23を受けた時点でNega信号21の状態がHである場合、第1のセレクタ15がPosi信号20を選択するように第1のセレクタ15に制御信号を出力し、それ以外の場合にはNega信号21を選択するように第1のセレクタ15に制御信号を出力する。また、セレクタコントローラ19は、N値の下位1ビットが1であり、かつメインカウンタ12の出力であるLOAD信号23を受けた時点でNega信号21の状態がHである場合、第2のセレクタ16がPosi信号20を選択するように第2のセレクタ16に信号を出力し、それ以外の場合にはNega信号21を選択するように第2のセレクタ16に制御信号を出力する。
A値コントローラ17からは、A値の上位1ビットと下位1ビットを足し合わせた数がスワロウカウンタ11に入力される。N値コントローラ18からは、N値の上位4ビットと下位1ビットを足し合わせた数がメインカウンタ12に入力される。
次に、図3のタイミングチャートを用いて時間軸に沿って説明する。図3では整数分周比=26、これはM値=26を示している。M値=26を2進法7ビットで表すと0011010(2進)となり、下位2ビットである10(2進)がA値となりA値コントローラ17に入力され、上位5ビットである00110(2進)がN値となりN値コントローラ18に入力される。A値の下位1ビットである0(2進)とN値の下位1ビットである0(2進)がセレクタコントローラ19に入力される。A値コントローラ17ではA値である10(2進)の上位1ビットである1(2進)と下位1ビットである0(2進)が足し合わされ01(2進)=1(10進)となりスワロウカウンタ11に入力される。N値コントローラ18ではN値である00110(2進)の上位4ビットである0011(2進)と下位1ビットである0(2進)が足し合わされ0011(2進)=3(10進)となりメインカウンタ12に入力される。
第1のセレクタ15はA値の下位1ビットが0(2進)であるのでPosi信号20を選択し、第2のセレクタ16はN値の下位1ビットが0(2進)であるためPosi信号20を選択する。スワロウカウンタ11は第1のセレクタ15の出力信号であるPosi信号20を1カウントし、プリスケーラ9を4分周に切り替える。メインカウンタ12は第2のセレクタ16の出力信号であるPosi信号20を3カウントしLOAD信号23を出力する。図3に示すようにNカウンタのカウント値の周期は、従来の図6に示したNカウンタのカウント値の周期より周波数を1/2に下げることができる。
次に、図4のタイミングチャートを用いてM=29の場合を時間軸に沿って説明する。図4においては、整数分周比=29、これはM値=29を示している。M値=29を2進法7ビットで表すと0011101(2進)となり、下位2ビットである01(2進)がA値となりA値コントローラ17に入力され、上位5ビットである00111(2進)がN値となりN値コントローラ18に入力される。A値の下位1ビットである1(2進)とN値の下位1ビットである1(2進)がセレクタコントローラ19に入力される。A値コントローラ17ではA値である01(2進)の上位1ビットである0(2進)と下位1ビットである1(2進)が足し合わされ01(2進)=1(10進)となりスワロウカウンタ11に入力される。N値コントローラ18ではN値である00111(2進)の上位4ビットである0011(2進)と下位1ビットである1(2進)が足し合わされ00100(2進)=4(10進)となりメインカウンタ12に入力される。
第1のセレクタ15はA値の下位1ビットが1(2進)であるのでNega信号21を選択し、第2のセレクタ16はN値の下位1ビットが1(2進)であるためNega信号21を選択する。スワロウカウンタ11は第1のセレクタ15の出力信号であるNega信号21を1カウントし、プリスケーラ9を4分周に切り替える。メインカウンタ12は第2のセレクタ16の出力信号であるNega信号21を4カウントしLOAD信号23を出力する。
セレクタコントローラ19はA値の下位1ビットが1であり、かつメインカウンタ12の出力であるLOAD信号23を受けた時点でNega信号21の状態がHであるので、Posi信号20を選択する信号を第1のセレクタ15に出力する。また、セレクタコントローラ19はN値の下位1ビットが1であり、かつLOAD信号23を受けた時点でNega信号21の状態がHであるので、Posi信号20を選択する信号を第2のセレクタ16に出力する。
以上説明したように、本実施の形態2では可変分周器13の分周比を変えることなくメインカウンタ12とスワロウカウンタ11に入力される信号の周波数を1/2にすることでデジタルノイズによる特性劣化を低減することができる。または、デジタルノイズを従来と同等にしつつ可変分周器13の出力FDIV7の周波数を上げることにより、ロックアップタイムを短縮することが可能になる。
また、VCO5と可変分周器13の間に、1つ以上の1/2固定分周器を備えてもよく、プリスケーラ9のPまたは(P+1)分周する分周比に代えて、3つ以上の分周比を切り替えるようにした構成としてもよい。
本発明に係るPLLシンセサイザは、ノイズ低減またはロックアップタイムを短縮することができ、PLLシンセサイザの可変分周器等に用いて有用である。
1 基準信号発生器
2 位相比較器(PD)
3 チャージポンプ(CP)
4 ループフィルタ(LPF)
5 電圧制御発振器(VCO)
6 基準信号(Fref)
7 FDIV
8 出力周波数(FVCO)
9 プリスケーラ
10 1/2固定分周器
11 スワロウカウンタ
12 メインカウンタ
13 可変分周器
14 整数分周比
15 第1のセレクタ
16 第2のセレクタ
17 A値コントローラ
18 N値コントローラ
19 セレクタコントローラ
20 Posi信号
21 Nega信号
22 セレクタ回路
23 LOAD信号
24 差動1/2固定分周器
25 カウンタ回路
2 位相比較器(PD)
3 チャージポンプ(CP)
4 ループフィルタ(LPF)
5 電圧制御発振器(VCO)
6 基準信号(Fref)
7 FDIV
8 出力周波数(FVCO)
9 プリスケーラ
10 1/2固定分周器
11 スワロウカウンタ
12 メインカウンタ
13 可変分周器
14 整数分周比
15 第1のセレクタ
16 第2のセレクタ
17 A値コントローラ
18 N値コントローラ
19 セレクタコントローラ
20 Posi信号
21 Nega信号
22 セレクタ回路
23 LOAD信号
24 差動1/2固定分周器
25 カウンタ回路
Claims (5)
- 基準信号と可変分周器の出力信号を入力して入力信号の位相差に応じた出力をする位相比較器と、前記位相比較器の出力信号を入力して入力信号に応じた電流もしくは電圧の出力をするチャージポンプと、前記チャージポンプの出力信号を入力して入力信号を積分して出力するループフィルタと、前記ループフィルタの出力信号を入力して入力信号に応じた周波数を出力する電圧制御発振器と、前記電圧制御発振器の出力信号と整数分周比信号を入力して前記電圧制御発振器からの入力信号周波数を1/Mとした出力信号を出力する可変分周器とを有するPLLシンセサイザであって、
前記可変分周器は、Pまたは(P+1)分周するプリスケーラと、前記プリスケーラの出力信号を2分周する1/2固定分周器と、カウンタ回路とを備えて、前記カウンタ回路を、前記1/2固定分周器の出力を切り替えるセレクタ回路と、前記セレクタ回路の出力信号のA個までをカウントするスワロウカウンタと、前記セレクタ回路の出力信号のN個までをカウントするメインカウンタとで構成し、前記カウンタ回路により前記1/2固定分周器の出力信号の立ち上がりと立ち下がりの両方をカウントして出力することを特徴とするPLLシンセサイザ。 - 前記可変分周器を、電圧制御発振器の出力信号を入力してPまたは(P+1)分周するプリスケーラと、前記プリスケーラからの入力信号の周波数を1/2にして振幅が反転した差動信号を出力する差動1/2固定分周器と、前記差動1/2固定分周器の2つの出力信号を整数分周比に基づいてカウントするカウンタ回路とで構成したことを特徴とする請求項1記載のPLLシンセサイザ。
- 前記カウンタ回路を、整数分周比に基づいて信号を出力するA値コントローラと、前記整数分周比に基づいて信号を出力するN値コントローラと、前記整数分周比に基づいて信号を出力するセレクタコントローラと、差動1/2固定分周器の2つの出力信号のうちセレクタコントローラの出力信号に基づいて1つの出力信号を選択する第1のセレクタと、前記差動1/2固定分周器の2つの出力信号のうちセレクタコントローラの出力信号に基づいて1つの出力信号を選択する第2のセレクタと、前記第1のセレクタからの出力信号をA個までカウントするスワロウカウンタと、前記第2のセレクタからの出力信号をN個までカウントするメインカウンタとで構成したことを特徴とする請求項2記載のPLLシンセサイザ。
- 前記電圧制御発振器と前記可変分周器の間に、1つ以上の1/2固定分周器を備えたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のPLLシンセサイザ。
- 前記プリスケーラのPまたは(P+1)分周する分周比に代えて、3つ以上の分周比を切り替える構成としたことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のPLLシンセサイザ。
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100891225B1 (ko) | 2006-12-21 | 2009-04-01 | 동부일렉트로닉스 주식회사 | 이동통신용 위상고정루프의 분주회로 |
-
2004
- 2004-03-24 JP JP2004086723A patent/JP2005277665A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR100891225B1 (ko) | 2006-12-21 | 2009-04-01 | 동부일렉트로닉스 주식회사 | 이동통신용 위상고정루프의 분주회로 |
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