JP2005276595A - 省電機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ユーザーの不在を感知した場合に、複数のコンセントを有する電源タップに接続された複数の電気機器に供給される電源を切断し、待機電流の消費を節減する。
【解決手段】 人体感知センサー内蔵の電源タップ制御装置と電源タップとを接続することにより、ユーザーが外出して室内が無人状態となっている間に、個々の電気機器に予め設定した待機時間に応じて電源タップの差込口への電源供給を切断する省電機器を提供する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、AV機器などの電気機器の待機電流を制御する省電機器に関する。
近年、AV機器などの電気機器はそのほとんどにリモートコントロールユニット(リモコン)が装備されている。とくに民生用AV機器については、通常リモコンでしか本体AV機器の操作を行わないユーザーが大半であると言っても、過言ではない。しかし、こうしたリモコンで作動するAV機器は、メイン電源をOFFにしている間も待機電流が流れているため、消費電力が増嵩するという問題があった。
特許文献1は、人体の存在感知または消失感知に対応して電気機器への電源の接続または切断を可能とする人体感知型プラグアダプタを提供し、当該人体感知型プラグアダプタを一般電源用壁面コンセントと電気機器の電源プラグとの間に設置することにより、上記の問題を解消している。さらに当該人体感知型プラグアダプタは、人体の消失感知の継続時間を積算し、予め設定した積算時間値に達するまでは電気機器への通電を遮断しないことにより、なんらかの事情で電気機器のユーザーが一旦中座した後すぐ復帰するような場合であっても、電気機器への通電を遮断しない工夫がなされている。また当該人体感知型プラグアダプタには、人体感知により電源の接続・切断を行う自動切換えモード、人体の存在感知・消失感知に係わらず常時電源を接続する常時接続モード、人体の存在感知・消失感知に係わらず常時電源を切断する常時切断モードのいずれかのモードを選択するON/OFF自動切換えスイッチが備えられており、状況に応じた使い分けができるように工夫がなされている。さらに、当該人体感知型プラグアダプターを電気機器に付属したプラグに直接接続する代わりに、複数のコンセントと当該複数のコンセントに対応する上記ON/OFF自動切換えスイッチとを有する電源タップに接続することにより、当該電源タップに接続された複数の電気機器のそれぞれについて、特許文献1による上述の省電効果が及ぶような工夫がなされている。
特許文献2は、複数の電気機器を接続する人体感知センサー内蔵型電源タップと省電ユニットとが一体となった省電ユニット付き電源タップを提供することにより、特許文献1と同様、人体の消失感知をした時点から各電気機器に対応して予め定められた時間経過後に、対応する電気機器への電源を切断し、待機電流を節約することで、省電効果を高める工夫がなされている。また当該特許文献2は、当該省電ユニットを人体感知センサー内蔵型電源タップから切り離し、別途筐体に格納して電気機器の周辺に置くこともできるとしている。これらの工夫により、リモコンで作動するAV機器について、メイン電源をOFFにしたときの待機電流を節約することが実現された。
特開2002−190357号公報 特開平11−191925号公報
ところが特許文献1では、複数のコンセントを有する電源タップに当該発明に係わる人体感知型プラグアダプタを接続する場合、当該人体感知型プラグアダプタが人体の消失感知を開始してから電気機器への通電を遮断するまでの待機時間が一つしか設定できず、このため、所定の待機時間が経過した時点で、当該電源タップに接続されている複数の電気機器の電源がすべて同時に切断されてしまうという不都合がある。たとえば、ユーザー不在時には電源供給をまったく必要としないテレビ受像機と、ユーザー不在時にも電源供給が必須である録画中の電子記録装置とを、同一の電源タップに接続しているようなケースでは、この人体感知型プラグアダプタを使用することはできない。
一方、特許文献2においては、複数のコンセントを有する電源タップに複数の電気機器が接続されている場合でも、当該発明に係わる省電ユニットは人体の消失感知を開始してから電気機器への通電を遮断するまでの待機時間を電源タップのコンセントの数に応じて複数設定することができるので、上記特許文献1の不都合は発生しない。
しかし、特許文献2による人体感知センサー内蔵型電源タップを使用する場合、電源タップ自体は電気機器や家具の背後など室内の人目に触れにくい場所に置かれることが一般的であることから、折角の人体感知センサーが人体の存在・消失を感知しえず、正常に動作しないことがある。この問題を解決するために、特許文献2では、当該省電ユニットを人体感知センサー内蔵型電源タップから切り離し、別途筐体に格納して電気機器の周辺に置くという提案により、人体の存在・消失の感知を確実にする工夫がなされているが、この場合は、省電ユニット側から電源タップの複数のコンセントへ電源を供給するための太い電源コードが電源タップに設けられた複数のコンセントの数だけ必要になるという新たな問題が発生し、ユーザーにとって極めて不都合な状況を強いることになる。
上記の事情に鑑み、本発明が解決しようとする課題は、人体感知センサーがユーザーの不在を感知した場合に、複数のコンセントを有する電源タップに接続された複数の電気機器に供給される電源を切断し、待機電流の消費を節減する省電機器を提供することであり、かつ人体感知センサーがユーザーの不在を感知してから電源タップの電源を切断するまでの待機時間を複数の電気機器のそれぞれに対応して設定することができ、しかも当該電源タップと当該人体感知センサーとを接続するコードが電気機器の種類の多少にかかわらず1本で済ますことのできる省電機器を提供することである。
上記の課題を達成するために、本発明は、差込口への電源供給を接続または切断する自動ON/OFFスイッチを有する電源タップと、電源タップの制御装置であって、人体の存在を感知する人体感知手段と、当該自動ON/OFFスイッチをONまたはOFFに作動する作動手段と、当該人体感知手段が人体の消失感知をしてから当該電源タップの自動ON/OFFスイッチをOFFするまでの待機時間を設定する設定手段と、当該自動ON/OFFスイッチの当該待機時間を記憶する記憶手段と、当該人体感知手段が人体の消失感知をした時点からの経過時間を計測する計時手段と、当該計時手段により計測された経過時間と当該自動ON/OFFスイッチの当該待機時間とを比較する比較手段とを有し、当該人体感知手段が人体の存在感知をしたときに、当該自動ON/OFFスイッチを作動手段によりONにし、さらに、当該人体感知手段が人体の消失感知をしたときに、当該比較手段によって、計時手段により計測された経過時間が当該自動ON/OFFスイッチの待機時間に到達したか否かを判定し、計時手段により計測された経過時間が当該自動ON/OFFスイッチの待機時間に到達したときは、当該自動ON/OFFスイッチを作動手段によりOFFにするようにした電源タップ制御装置と、当該電源タップと当該電源タップ制御装置とを接続するための信号用ケーブルとからなる省電機器を提供するものである。また、当該人体感知手段が人体の消失感知をしてから当該電源タップの自動ON/OFFスイッチをOFFするまでの待機時間が設定されていないときには、当該人体感知手段が人体の消失感知をしても、作動手段によりOFFに作動しないようにした電源タップ制御装置からなる上記の省電機器を提供する。
さらに、複数の差込口への電源供給を接続または切断するそれぞれの差込口に対応する複数の自動ON/OFFスイッチを有する電源タップと、電源タップの制御装置であって、人体の存在を感知する人体感知手段と、当該複数の自動ON/OFFスイッチのそれぞれをONまたはOFFに作動する作動手段と、当該人体感知手段が人体の消失感知をしてから当該電源タップの複数の自動ON/OFFスイッチをOFFするまでのそれぞれの自動ON/OFFスイッチに対応する複数の待機時間を設定する設定手段と、当該複数の自動ON/OFFスイッチのそれぞれの待機時間を記憶する記憶手段と、当該人体感知手段が人体の消失感知をした時点からの経過時間を計測する計時手段と、当該計時手段により計測された経過時間と当該複数の自動ON/OFFスイッチのそれぞれに対応する当該複数の待機時間とを比較する比較手段とを有し、当該人体感知手段が人体の存在感知をしたときに、当該複数の自動ON/OFFスイッチを作動手段によりONにし、さらに、当該人体感知手段が人体の消失感知をしたときに、当該比較手段によって、計時手段により計測された経過時間が当該複数の自動ON/OFFスイッチのそれぞれの待機時間に到達したか否かを判定し、計時手段により計測された経過時間が待機時間に到達した自動ON/OFFスイッチを作動手段によりOFFにするようにした電源タップ制御装置と、当該電源タップと当該電源タップ制御装置とを接続するための信号用ケーブルとからなる省電機器を提供するものである。また、当該人体感知手段が人体の消失感知をしてから当該電源タップの複数の自動ON/OFFスイッチをOFFするまでのそれぞれの自動ON/OFFスイッチに対応する待機時間が設定されていないときには、当該人体感知手段が人体の消失感知をしても、作動手段によりOFFに作動しないようにした電源タップ制御装置からなる上記の省電機器を提供する。
本発明により、人体感知センサー内蔵の電源タップ制御装置と電源タップとを接続することにより、ユーザーが外出して室内が無人状態となっている間に、予め設定した待機時間に応じて電源タップの差込口への電源供給が切断されるので、無用な待機電流の消費を節減することができる。とくに、当該電源タップに接続された複数の電気機器のそれぞれに対応した複数の待機時間を設定することができるので、たとえばテレビ受像機への電源供給は予め待機時間をゼロに設定し、録画作動中の電子記録装置への電源供給は予め待機時間を2時間に設定しておくなどすれば、ユーザーは安心して外出することができる。また、一つの筐体に組立てられた人体感知センサー内蔵の電源タップ制御装置を、人体の存在感知の容易な室内の適当な壁面に設置しておけば、人体感知の精度が高まるばかりでなく、複数の電気機器に対応した待機時間の設定作業もユーザーの負担にはならない。また信号用の細いケーブル1本で当該電源タップ制御装置と電源タップとを接続することができるので、複数の電気機器を使用するユーザーの場合であっても、何本ものケーブルを室内に這わせる必要がなく、美観を損ねることがない。
本発明にかかわる実施例の最良の形態を図1ないし図3により説明する。
図1は本発明にかかわる実施例の構成を示すブロック図である。本実施例は、電源タップ20、電源タップ制御装置10、および信号用ケーブル30とで構成されており、当該信号用ケーブル30は当該電源タップ20と当該電源タップ制御装置10とを接続している。
電源タップ20は、本実施例では3つの差込口(21、22、23)と、それぞれの差込口に対応したON/OFFスイッチ(210、220、230)を有している。ここで、第一のON/OFFスイッチ210、第二のON/OFFスイッチ220、第三のON/OFFスイッチ230は、それぞれ第一の差込口21、第二の差込口22、第三の差込口23に対応している。ON/OFFスイッチ(210、220、230)は、電源タップ制御装置10からの制御により、ON(接続)またはOFF(切断)される。電源タップ制御装置10からON/OFFスイッチ(210、220、230)への制御は、信号用ケーブル30を通して行われる。それぞれの差込口への電源供給は、壁面などのACコンセントに接続された電源プラグ41から電源供給用ケーブル40を通じて行われるが、それぞれの差込口に対応したON/OFFスイッチ(210、220、230)のうち、ON(接続)になっているON/OFFスイッチに対応している差込口には電源が供給され、OFF(切断)になっているON/OFFスイッチに対応している差込口には電源が供給されない。
電源タップ制御装置10は、人体感知センサー11、操作部(121、122、123)、制御部16、タイマー17、およびメモリー15とで構成されている。第一の操作部121、第二の操作部122、第三の操作部123は、それぞれ電源タップ20の第一の差込口21、第二の差込口22、第三の差込口23に対応している。操作部(121、122、123)は、入力部(131、132、133)と表示部(141、142、143)からなっており、第一の操作部121は第一の入力部131と第一の表示部141、第二の操作部122は第二の入力部132と第二の表示部142、第三の操作部123は第三の入力部133と第三の表示部143とからそれぞれ構成されている。
図2は、図1で説明した電源タップ20、電源タップ制御装置10、および信号用ケーブル30の模式図である。電源タップ20と信号用ケーブル30の説明は省略し、電源タップ制御装置10について、以下説明する。人体感知センサー11の内蔵された電源タップ制御装置10は、電源タップ20の第一の差込口21、第二の差込口22、第三の差込口23に対応した操作パネルであり、操作設定スイッチ(51、52、53)、オン/オフ表示装置(61、62、63)、設定待機時間表示装置(71、72、73)、およびホワイトボード(81、82、83)とからなっており、第一の操作設定スイッチ51、第一のオン/オフ表示装置61、第一の設定待機時間表示装置71、および第一のホワイトボード81がワンセットで電源タップ20の第一の差込口21に対応し、第二の操作設定スイッチ52、第二のオン/オフ表示装置62、第二の設定待機時間表示装置72、および第二のホワイトボード82がワンセットで電源タップ20の第二の差込口22に対応し、第三の操作設定スイッチ53、第三のオン/オフ表示装置63、第三の設定待機時間表示装置73、および第三のホワイトボード83がワンセットで電源タップ20の第三の差込口23に対応している。
設定操作スイッチ(51、52、53)は、人体感知センサー11が人体の消失感知をしてから電源タップ20の各差込口(21、22、23)への電源供給を切断するまでの各待機時間をユーザーが設定するためのスイッチである。当該設定操作スイッチ(51、52、53)を押す回数により、ユーザーが所望の待機時間を設定できるようになっている。たとえば一回押すと待機時間は0分と設定され、二回押すと30分といった具合に、30分刻みで待機時間を選択することができる。待機時間を0分に設定した場合は、人体感知センサー11が人体の消失感知をした時点で、電源タップ20の対応する差込口への電源供給がただちに切断されることになる。また、ユーザーが設定操作スイッチ(51、52、53)の操作をなにもしなかった場合、すなわちデフォルトの状態においては、人体感知センサー11が人体の消失感知をしても、電源タップ20の対応する差込口への電源供給は切断されないようにしてあるものとする。なお、設定操作スイッチ(51、52、53)をユーザーが長押しすることにより、当該設定操作スイッチ(51、52、53)に対応するON/OFFスイッチ(210、220、230)をONからOFF、もしくはOFFからONに切換えることができ、これにより対応する電源タップ20の各差込口(21、22、23)への電源供給を接続から切断、もしくは切断から接続へと切換えることができるようにしてあるものとする。
オン/オフ表示装置(61、62、63)は、電源タップ20の各差込口(21、22、23)への電源供給が接続されているか切断されているかをLEDにより表示するものであり、図2の第一のオン/オフ表示装置61の●(点灯)は電源タップ20の第一の差込口21がオン状態にあることを示し、第三のオン/オフ表示装置63の○(消灯)は電源タップ20の第三の差込口23がオフ状態にあることを示している。設定待機時間表示装置(71、72、73)は、人体感知センサー11が人体の消失感知をしてから電源タップ20の各差込口(21、22、23)への電源供給を切断するまでの各待機時間をユーザーが設定操作スイッチ(51、52、53)を操作することにより実際に設定した待機時間を表示するための表示装置であり、第一の設定待機時間表示装置71の00h30mの表示は、人体感知センサー11が人体の消失感知をしてから30分後に電源タップ20の第一の差込口21への電源供給が切断されることを意味し、第二の設定待機時間表示装置72の‥h‥mの表示は、上述のデフォルト状態であるので、人体感知センサー11が人体の消失感知をしても、電源タップ20の第二の差込口22への電源供給は切断されないことを意味し、また第三の設定待機時間表示装置73の01h00mの表示は、人体感知センサー11が人体の消失感知をしてから1時間後に電源タップ20の第三の差込口23への電源供給が切断されることを意味している。
ホワイトボード(81、82、83)は、それぞれに対応する電源タップ20の差込口((21、22、23)に接続されている電気機器の種類を書き込むためのものである。
次に本発明による省電機器の動作について説明する。図3は、当該省電機器の動作を示すフローチャートである。先ず、図2で電源タップ20の第一の差込口21に対応する電気機器は第一のホワイトボード81に記載されたテレビジョン受像機であり、当該テレビジョン受像機を接続している第一の差込口21に対応する電源タップ制御装置10の第一のオン/オフ表示装置61は●(点灯)を示しており、当該第一の差込口21はオン状態にあることがわかる(S1のON)。ここでユーザーが室内にいる場合は、人体感知センサー11が人体の存在感知をするので(S2のYes)、電源タップ20の第一のON/OFFスイッチ210はONの状態を継続する(S12)。一方、この時点でユーザーが外出した場合は、人体感知センサー11が人体の消失感知をするので(S2のNo)、制御部16は電源タップ20の第一の差込口21に対応する予めユーザーが設定した第一の待機時間をメモリー15から読み出して、当該第一の待機時間を第一の設定待機時間として設定する。ユーザーが予め設定した第一の待機時間は、電源タップ制御装置10の第一の設定待機時間表示装置71に表示されている00h30m、つまり30分であるので、制御部16はこの30分を、第一のON/OFFスイッチ210をONからOFFに作動させるための第一の設定待機時間として設定する(S3)。
上述のように当該第一の設定待機時間は30分であり、デフォルト状態として定義された‥h‥mではないので(S4のNo)、電源タップ制御装置10のタイマー17がカウントをスタートすることにより、人体感知センサー11が人体の消失感知をしてからの経過時間の計測が開始される(S5)。
ここで、ユーザーが外出から戻ってきた場合は、人体感知センサー11が人体の存在感知をするので(S6のYes)、当該タイマー17は経過時間のカウントをクリアーする(S11)。電源タップ20の第一のON/OFFスイッチ210はONの状態のままであり(S12)、電源タップ20の第一の差込口21は、ユーザーが外出する前も、外出中も、戻ってからも、継続して電源供給が接続されていたことになる。
一方、この時点ではまだユーザーが外出から戻ってこない場合は、人体感知センサー11が人体の存在感知をしないので(S6のNo)、当該タイマー17は経過時間のカウントをさらに継続する(S7)。
制御部16は設定時間である30分と当該タイマー17がカウントしている経過時間とを比較しており、経過時間がまだ第一の設定待機時間を越えていない間は(S8のNo)、タイマー17の経過時間カウントを継続させる(S7)。一方、経過時間が第一の設定待機時間に達した場合(S8のYes)、制御部16は、電源タップ20の第一のON/OFFスイッチ210に対してONからOFFに切換える作動を指示し、電源タップ20の第一の差込口21への電源供給を切断する(S9)。
その後ユーザーが外出から戻ってきた場合は、人体感知センサー11が人体の存在感知をするので(S10のYes)、タイマーカウントがクリアーされ(S11)、制御部16は、電源タップ20の第一のON/OFFスイッチ210に対してOFFからONに切換える作動を指示し、電源タップ20の第一の差込口21への電源供給を接続する(S12)。一方、その後ユーザーが外出から戻ってこない場合は、人体感知センサー11は依然として人体の存在感知をしないので(S10のNo)、電源タップ20の第一のON/OFFスイッチ210はOFF状態のままであり、電源タップ20の第一の差込口21は、第一の設定待機時間に到達した時点から継続して電源供給が切断されている(S9)。
次に、図2で電源タップ20の第二の差込口22に対応する電気機器は第二のホワイトボード82に記載されたパソコンであり、当該パソコンを接続している第二の差込口22に対応する電源タップ制御装置10のオン/オフ表示装置62は●(点灯)を示しており、当該第二の差込口22はオン状態にあることがわかる(S1のON)。ここでユーザーが室内にいる場合は、人体感知センサー11が人体の存在感知をするので(S2のYes)、電源タップ20の第二のON/OFFスイッチ220はONの状態を継続する(S12)。一方、この時点でユーザーが外出した場合は、人体感知センサー11が人体の消失感知をするので(S2のNo)、制御部16は電源タップ20の第二の差込口22に対応する予めユーザーが設定した第二の待機時間をメモリー15から読み出して当該第二の待機時間を設定する。ユーザーが予め設定した第二の待機時間は、電源タップ制御装置10の第二の設定待機時間表示装置72に表示されている‥h‥mである(S4のYes)。本実施例において、当該設定待機時間表示装置72に表示されている‥h‥m、つまりデフォルト表示は、人体感知センサー11が人体の消失感知をしても電源供給を切断しないようにセットされているので、電源タップ20の第二の差込口22への電源供給は切断されない。
本実施例では、三つの差込口のすべてに対してそれぞれON/OFFスイッチを備えた例を説明したが、必ずしもすべての差込口に対してON/OFFスイッチを備える必要はない。たとえば、留守録機能のある電話機のような、常に電源を入れておく必要のある電気機器を本電源タップにつなげる場合、差込口のすべてに対してそれぞれON/OFFスイッチを備えてあっても、常に電源を入れておく必要のある電気機器をつないだ差込口に対して、OFFするまでの待機時間を設定しなければ、ON/OFFスイッチがOFFにならないため、常に差込口に電源が供給されることになるが、OFFするまでの待機期間を誤って設定してしまい、電源供給を切断してしまうことも考えられる。このような、常に電源を入れておく必要のある電気機器に対して、誤って電源供給を切断してしまうというような事故を防止するために、すべての差込口に対してON/OFFスイッチを備えるのではなく、たとえば、三つの差込口のうち二つに対してそれぞれON/OFFスイッチを備え、残り一つについては、ON/OFFスイッチを備えずに、電源供給用ケーブルから直接差込口へ電源を供給するようにしてもよい。
本発明の実施例を示すブロック図 本発明の実施例を示す模式図 本発明の実施例を示すフローチャート
符号の説明
10 電源タップ制御装置
11 人体感知センサー
20 電源タップ
21、22、23 差込口
30 信号用ケーブル
40 電源供給用ケーブル
41 電源プラグ
51、52、53 設定操作スイッチ
61、62、63 オン/オフ表示装置
71、72、73 設定待機時間表示装置
81、82、83 ホワイトボード
121、122、123 操作部
210、220、230 ON/OFFスイッチ

Claims (4)

  1. 差込口への電源供給を接続または切断する自動ON/OFFスイッチを有する電源タップと、
    電源タップの制御装置であって、
    人体の存在を感知する人体感知手段と、
    当該自動ON/OFFスイッチをONまたはOFFに作動する作動手段と、
    当該人体感知手段が人体の消失感知をしてから当該電源タップの自動ON/OFFスイッチをOFFするまでの待機時間を設定する設定手段と、
    当該自動ON/OFFスイッチの当該待機時間を記憶する記憶手段と、
    当該人体感知手段が人体の消失感知をした時点からの経過時間を計測する計時手段と、
    当該計時手段により計測された経過時間と当該自動ON/OFFスイッチの当該待機時間とを比較する比較手段とを有し、
    当該人体感知手段が人体の存在感知をしたときに、当該自動ON/OFFスイッチを作動手段によりONにし、
    さらに、当該人体感知手段が人体の消失感知をしたときに、当該比較手段によって、計時手段により計測された経過時間が当該自動ON/OFFスイッチの待機時間に到達したか否かを判定し、計時手段により計測された経過時間が当該自動ON/OFFスイッチの待機時間に到達したときは、当該自動ON/OFFスイッチを作動手段によりOFFにするようにした電源タップ制御装置と、
    当該電源タップと当該電源タップ制御装置とを接続するための信号用ケーブルと、
    からなる省電機器。
  2. 当該人体感知手段が人体の消失感知をしてから当該電源タップの自動ON/OFFスイッチをOFFするまでの待機時間が設定されていないときには、当該人体感知手段が人体の消失感知をしても、作動手段によりOFFに作動しないようにした電源タップ制御装置からなる請求項1に記載の省電機器。
  3. 複数の差込口への電源供給を接続または切断するそれぞれの差込口に対応する複数の自動ON/OFFスイッチを有する電源タップと、
    電源タップの制御装置であって、
    人体の存在を感知する人体感知手段と、
    当該複数の自動ON/OFFスイッチのそれぞれをONまたはOFFに作動する作動手段と、
    当該人体感知手段が人体の消失感知をしてから当該電源タップの複数の自動ON/OFFスイッチをOFFするまでのそれぞれの自動ON/OFFスイッチに対応する複数の待機時間を設定する設定手段と、
    当該複数の自動ON/OFFスイッチのそれぞれの待機時間を記憶する記憶手段と、
    当該人体感知手段が人体の消失感知をした時点からの経過時間を計測する計時手段と、
    当該計時手段により計測された経過時間と当該複数の自動ON/OFFスイッチのそれぞれに対応する当該複数の待機時間とを比較する比較手段とを有し、
    当該人体感知手段が人体の存在感知をしたときに、当該複数の自動ON/OFFスイッチを作動手段によりONにし、
    さらに、当該人体感知手段が人体の消失感知をしたときに、当該比較手段によって、計時手段により計測された経過時間が当該複数の自動ON/OFFスイッチのそれぞれの待機時間に到達したか否かを判定し、計時手段により計測された経過時間が待機時間に到達した自動ON/OFFスイッチを作動手段によりOFFにするようにした電源タップ制御装置と、
    当該電源タップと当該電源タップ制御装置とを接続するための信号用ケーブルと、
    からなる省電機器。
  4. 当該人体感知手段が人体の消失感知をしてから当該電源タップの複数の自動ON/OFFスイッチをOFFするまでのそれぞれの自動ON/OFFスイッチに対応する待機時間が設定されていないときには、当該人体感知手段が人体の消失感知をしても、作動手段によりOFFに作動しないようにした電源タップ制御装置からなる請求項3に記載の省電機器。
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