JP2005270572A - 映像表示装置 - Google Patents

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  • Measurement Of The Respiration, Hearing Ability, Form, And Blood Characteristics Of Living Organisms (AREA)

Abstract

【課題】例えば視覚障害者等が用いる装置で、入力と異なった視野、視角、色調等の出力による疲労度を正確に予測可能である映像表示装置を提供する。
【解決手段】入力画像を表示し、この出力画像を観察者に観察可能に提供する映像表示装置1であり、出力画像が観察者に与える影響度を評価する評価手段114と、出力画像の特性をその影響度に反映させる補正手段115とを有する。特性とは、入力画像の視野角と、その出力画像の視野角の比率である。
【選択図】図1

Description

この発明は、特に映像が観察者に与える影響度を評価する映像表示装置に関する。
従来、例えば顔前にて使用され、入力画像を表示し、この出力画像を観察者に観察可能に提供する映像表示装置がある。また、表示した映像の光と外界からの光を眼に導いて、映像と外界の像を提供する透過式の映像表示装置があり、この映像表示装置を眼鏡のような形状とすることで、使用者は日常生活のあらゆる場面で装置を使用することができ、例えば、歩行中でも映像観察が可能である(例えば、特許文献1)。このように映像表示装置を眼鏡のような形状として使用すると、眼が疲労することがある。
例えば、放送番組の映像やビデオの映像等を画面表示させるテレビジョン受像機を用いて、視聴者の精神的疲労度を検出すると共に、視聴者の精神的疲労を除去するものがあり(例えば、特許文献2)、また観察者に対して、眼への負担が少なく、自然に近い画像を呈示するようにするものがある(例えば、特許文献3)。さらに、3D動画の視聴で、3D視聴時間を3D表示累積強度にしたがい制限する内容がある(例えば、特許文献4)。
特開2002−156600号公報(第1頁〜第16頁、図1〜図22) 特開平7−184112号公報(第1頁〜第6頁、図1〜図4) 特開2003−334221号公報(第1頁〜第9頁、図1〜図8) 特開平11−355808号公報(第1頁〜第12頁、図1〜図14)
しかしながら、特許文献2では、視聴者の指先温度、及び室内温度に基づいて、視聴者の精神的疲労度を算出して視聴者を直接検出するものであり、また特許文献3では自然に近い画像を呈示すようにするものであり、いずれも健常者向けの提案であり、例えば視覚障害者等が用いる装置には適用することができない。しかも、特許文献4等にも、入力と異なった視野、視角、色調での出力での疲労測定をするものは提案されていない。
この発明は、かかる実情に鑑みてなされたもので、例えば視覚障害者等が用いる装置で、入力と異なった視野、視角、色調等の出力による疲労度を正確に予測可能である映像表示装置を提供することを目的とする。
前記課題を解決し、かつ目的を達成するために、この発明は、以下のように構成した。
請求項1に記載の発明は、入力画像を表示し、この出力画像を観察者に観察可能に提供する映像表示装置であり、
前記出力画像が観察者に与える影響度を評価する評価手段と、
前記出力画像の特性をその影響度に反映させる補正手段とを有することを特徴とする映像表示装置である。
請求項2に記載の発明は、前記特性とは、入力画像の視野角と、その出力画像の視野角の比率であることを特徴とする請求項1に記載の映像表示装置である。 請求項3に記載の発明は、前記視野角の比率が1から離れるほど影響度を大きく評価することを特徴とする請求項2に記載の映像表示装置である。
請求項4に記載の発明は、前記特性とは、入力画像の視線方向と、その出力画像の視線方向との差であることを特徴とする請求項1に記載の映像表示装置である。
請求項5に記載の発明は、前記視線方向の差が大きいほど影響度を大きく評価することを特徴とする請求項4に記載の映像表示装置である。
請求項6に記載の発明は、前記特性とは、入力画像と、その出力画像との歪曲の量であることを特徴とする請求項1に記載の映像表示装置である。
請求項7に記載の発明は、前記歪曲の量が大きいほど影響度を大きく評価することを特徴とする請求項6に記載の映像表示装置である。
請求項8に記載の発明は、前記特性とは、入力画像と、その出力画像との視差であることを特徴とする請求項1に記載の映像表示装置である。
請求項9に記載の発明は、前記視差の量が大きいほど影響度を大きく評価することを特徴とする請求項8に記載の映像表示装置である。
請求項10に記載の発明は、前記特性とは、出力画像の画像処理による変化量であることを特徴とする請求項1に記載の映像表示装置である。
請求項11に記載の発明は、前記変化量は、色域変換量であることを特徴とする請求項10に記載の映像表示装置である。
請求項12に記載の発明は、前記色域変換量の変化量が大きいほど影響度を大きく評価することを特徴とする請求項11に記載の映像表示装置である。
請求項13に記載の発明は、前記変化量は、輝度の変化域の差であることを特徴とする請求項10に記載の映像表示装置である。
請求項14に記載の発明は、前記輝度の変化域の差の変化量が大きいほど影響度を大きく評価することを特徴とする請求項13に記載の映像表示装置である。 請求項15に記載の発明は、入力画像を表示し、この出力画像とそれ以外の光線とが同時に観察者に観察可能に提供する映像表示装置であり、
前記出力画像が観察者に与える影響度を評価する評価手段と、
前記出力画像以外の光線の特性をその影響度に反映させる補正手段とを有することを特徴とする映像表示装置である。
請求項16に記載の発明は、前記特性とは、出力画像以外の光線の輝度の変化量であることを特徴とする請求項15に記載の映像表示装置である。
請求項17に記載の発明は、前記輝度の変化量が大きいほど影響度を大きく評価することを特徴とする請求項16に記載の映像表示装置である。
請求項18に記載の発明は、前記特性とは、出力画像以外の光線の輝度と出力画像の輝度の差であることを特徴とする請求項15に記載の映像表示装置である。
請求項19に記載の発明は、前記輝度の差の変化量が大きいほど影響度を大きく評価することを特徴とする請求項18に記載の映像表示装置である。
請求項20に記載の発明は、前記特性とは、出力画像以外の光線の色域と出力画像の色域差であることを特徴とする請求項15に記載の映像表示装置である。 請求項21に記載の発明は、前記色域差の変化量が大きいほど影響度を大きく評価することを特徴とする請求項20に記載の映像表示装置である。
請求項22に記載の発明は、前記特性とは、入力画像の視野角と、その出力画像の視野角の比率であることを特徴とする請求項15に記載の映像表示装置である。
請求項23に記載の発明は、前記視野角の比率が1から離れるほど影響度を大きく評価することを特徴とする請求項22に記載の映像表示装置である。
請求項24に記載の発明は、前記特性とは、入力画像の視線方向と、その出力画像の視線方向との差であることを特徴とする請求項15に記載の映像表示装置である。
請求項25に記載の発明は、前記視線方向の差が大きいほど影響度を大きく評価することを特徴とする請求項24に記載の映像表示装置である。
請求項26に記載の発明は、前記特性とは、入力画像と、その出力画像との歪曲の量であることを特徴とする請求項15に記載の映像表示装置である。
請求項27に記載の発明は、前記歪曲の量が大きいほど影響度を大きく評価することを特徴とする請求項26に記載の映像表示装置である。
請求項28に記載の発明は、前記特性とは、入力画像と、その出力画像との視差であることを特徴とする請求項15に記載の映像表示装置である。
請求項29に記載の発明は、前記視差の量が大きいほど影響度を大きく評価することを特徴とする請求項28に記載の映像表示装置である。
請求項30に記載の発明は、入力画像を表示し、この出力画像を観察者に観察可能に提供する映像表示装置であり、
前記出力画像が観察者に与える影響度を評価する評価手段と、
前記観察者の視覚特性をその影響度に反映させる補正手段とを有することを特徴とする映像表示装置である。
請求項31に記載の発明は、前記視覚特性は、残存した有効な網膜の残存率であることを特徴とする請求項30に記載の映像表示装置である。
請求項32に記載の発明は、前記視覚特性は、残存した有効な網膜の視覚中心からのずれ量であることを特徴とする請求項30に記載の映像表示装置である。 請求項33に記載の発明は、前記視覚特性は、知覚可能な輝度域の健常者との差であることを特徴とする請求項30に記載の映像表示装置である。
請求項34に記載の発明は、前記視覚特性は、知覚可能な色域の健常者との差であることを特徴とする請求項30に記載の映像表示装置である。
請求項35に記載の発明は、入力画像を表示し、この出力画像を観察者に観察可能に提供する映像表示装置であり、
前記出力画像が観察者に与える影響度を評価する評価手段と、
前記観察者に与えられた音響ストレスをその影響度に反映させる補正手段とを有することを特徴とする映像表示装置である。
請求項36に記載の発明は、入力画像を表示し、この出力画像を観察者に観察可能に提供する映像表示装置であり、
前記出力画像が観察者に与える影響度を評価する評価手段と、
前記観察者に与えられた振動ストレスをその影響度に反映させる補正手段とを有することを特徴とする映像表示装置である。
請求項37に記載の発明は、入力画像を表示し、この出力画像を観察者に観察可能に提供する映像表示装置であり、
前記出力画像が観察者に与える影響度を評価する評価手段と、
前記観察者の移動距離をその影響度に反映させる補正手段とを有することを特徴とする映像表示装置である。
請求項38に記載の発明は、入力画像を表示し、この出力画像を観察者に観察可能に提供する映像表示装置であり、
前記出力画像が観察者に与える影響度を評価する評価手段と、
前記観察者の疲労度を測定し、影響度に反映させる補正手段とを有することを特徴とする映像表示装置である。
請求項39に記載の発明は、前記疲労度を虹彩の観察で測定することを特徴とする請求項38に記載の映像表示装置である。
請求項40に記載の発明は、前記疲労測定の虹彩観測手段は、観察者に出力する画像の入力手段を兼ねることを特徴とする請求項39に記載の映像表示装置である。
請求項41に記載の発明は、前記影響度を観察者に表示することを特徴とする請求項1乃至請求項40のいずれか1項に記載の映像表示装置である。
請求項42に記載の発明は、前記疲労度を観察者に表示することを特徴とする請求項38乃至請求項40のいずれか1項に記載の映像表示装置である。
請求項43に記載の発明は、前記影響度によって出力画像を制御することを特徴とする請求項1乃至請求項40のいずれか1項に記載の映像表示装置である。 請求項44に記載の発明は、前記疲労度によって出力画像を制御することを特徴とする請求項38乃至請求項40のいずれか1項に記載の映像表示装置である。
請求項45に記載の発明は、前記制御は、出力画像の光線の輝度の制御であることを特徴とする請求項43または請求項44に記載の映像表示装置である。
請求項46に記載の発明は、前記制御は、出力画像の色域の制御であることを特徴とする請求項43または請求項44に記載の映像表示装置である。
請求項47に記載の発明は、前記制御は、入力画像の視野角と、その出力画像の視野角の比率制御であることを特徴とする請求項43または請求項44に記載の映像表示装置である。
請求項48に記載の発明は、前記制御は、入力画像の視線方向と、その出力画像の視線方向との差の制御であることを特徴とする請求項43または請求項44に記載の映像表示装置である。
請求項49に記載の発明は、前記制御は、入力画像と、その出力画像との歪曲の制御であることを特徴とする請求項43または請求項44に記載の映像表示装置である。
請求項50に記載の発明は、入力画像を表示し、この出力画像を観察者に観察可能に提供する映像表示装置であり、
複数の観察者に対応して影響度を評価する評価手段と、
前記観察者の識別にバイオメトリクスを利用する補正手段とを有することを特徴とする映像表示装置である。
請求項51に記載の発明は、前記バイオメトリクスは虹彩を利用することを特徴とする請求項50に記載の映像表示装置である。
請求項52に記載の発明は、前記観察者識別の虹彩観測手段は、観察者に出力する画像の入力手段を兼ねることを特徴とする請求項51に記載の映像表示装置である。
請求項53に記載の発明は、前記観察者と影響度を関連づけて記憶することを特徴とする請求項50乃至請求項52のいずれか1項に記載の映像表示装置である。
前記構成により、この発明は、以下のような効果を有する。
請求項1に記載の発明によれば、出力画像が観察者に与える影響度を評価し、この出力画像の特性をその影響度に反映させることで、例えば視覚障害者等が用いる装置で、入力と異なった出力による疲労度を出力画像の特性を考慮して正確に予測可能である。
請求項2に記載の発明によれば、入力画像の視野角と、その出力画像の視野角の比率を考慮して疲労度を正確に予測可能である。
請求項3に記載の発明によれば、視野角の比率が1から離れるほど影響度を大きく評価し、視覚障害者向けに影響度を設定することで疲労度を正確に予測可能である。
請求項4に記載の発明によれば、入力画像の視線方向と、その出力画像の視線方向との差を考慮して疲労度を正確に予測可能である。
請求項5に記載の発明によれば、視線方向の差が大きいほど影響度を大きく評価し、視覚障害者向けに影響度を設定することで疲労度を正確に予測可能である。
請求項6に記載の発明によれば、入力画像と、その出力画像との歪曲の量を考慮して疲労度を正確に予測可能である。
請求項7に記載の発明によれば、歪曲の量が大きいほど影響度を大きく評価し、視覚障害者向けに影響度を設定することで疲労度を正確に予測可能である。
請求項8に記載の発明によれば、入力画像と、その出力画像との視差を考慮して疲労度を正確に予測可能である。
請求項9に記載の発明によれば、視差の量が大きいほど影響度を大きく評価し、視覚障害者向けに影響度を設定することで疲労度を正確に予測可能である。
請求項10に記載の発明によれば、出力画像の画像処理による変化量を考慮して疲労度を正確に予測可能である。
請求項11に記載の発明によれば、変化量が色域変換量であり、色域変換量を考慮して疲労度を正確に予測可能である。
請求項12に記載の発明によれば、色域変換量の変化量が大きいほど影響度を大きく評価し、視覚障害者向けに影響度を設定することで疲労度を正確に予測可能である。
請求項13に記載の発明によれば、変化量が輝度の変化域の差であり、輝度の変化域の差を考慮して疲労度を正確に予測可能である。
請求項14に記載の発明によれば、輝度の変化域の差の変化量が大きいほど影響度を大きく評価し、視覚障害者向けに影響度を設定することで疲労度を正確に予測可能である。
請求項15に記載の発明によれば、出力画像とそれ以外の光線とが同時に観察者に観察可能に提供し、この出力画像が観察者に与える影響度を評価し、出力画像以外の光線の特性をその影響度に反映させることで、例えば視覚障害者等が用いる装置で、入力と異なった出力による疲労度を出力画像以外の光線の特性を考慮して正確に予測可能である。
請求項16に記載の発明によれば、出力画像以外の光線の輝度の変化量を考慮して疲労度を正確に予測可能である。
請求項17に記載の発明によれば、輝度の変化量が大きいほど影響度を大きく評価し、視覚障害者向けに影響度を設定することで疲労度を正確に予測可能である。
請求項18に記載の発明によれば、出力画像以外の光線の輝度と出力画像の輝度の差を考慮して疲労度を正確に予測可能である。
請求項19に記載の発明によれば、輝度の差の変化量が大きいほど影響度を大きく評価し、視覚障害者向けに影響度を設定することで疲労度を正確に予測可能である。
請求項20に記載の発明によれば、出力画像以外の光線の色域と出力画像の色域差を考慮して疲労度を正確に予測可能である。
請求項21に記載の発明によれば、色域差の変化量が大きいほど影響度を大きく評価し、視覚障害者向けに影響度を設定することで疲労度を正確に予測可能である。
請求項22に記載の発明によれば、入力画像の視野角と、その出力画像の視野角の比率を考慮して疲労度を正確に予測可能である。
請求項23に記載の発明によれば、視野角の比率が1から離れるほど影響度を大きく評価し、視覚障害者向けに影響度を設定することで疲労度を正確に予測可能である。
請求項24に記載の発明によれば、入力画像の視線方向と、その出力画像の視線方向との差を考慮して疲労度を正確に予測可能である。
請求項25に記載の発明によれば、視線方向の差が大きいほど影響度を大きく評価し、視覚障害者向けに影響度を設定することで疲労度を正確に予測可能である。
請求項26に記載の発明によれば、入力画像と、その出力画像との歪曲の量を考慮して疲労度を正確に予測可能である。
請求項27に記載の発明によれば、歪曲の量が大きいほど影響度を大きく評価し、視覚障害者向けに影響度を設定することで疲労度を正確に予測可能である。 請求項28に記載の発明によれば、入力画像と、その出力画像との視差を考慮して疲労度を正確に予測可能である。
請求項29に記載の発明によれば、視差の量が大きいほど影響度を大きく評価し、視覚障害者向けに影響度を設定することで疲労度を正確に予測可能である。 請求項30に記載の発明によれば、出力画像が観察者に与える影響度を評価し、観察者の視覚特性をその影響度に反映させることで、例えば視覚障害者等が用いる装置で、入力と異なった出力による疲労度を観察者の視覚特性を考慮して正確に予測可能である。
請求項31に記載の発明によれば、残存した有効な網膜の残存率を考慮して疲労度を正確に予測可能である。
請求項32に記載の発明によれば、残存した有効な網膜の視覚中心からのずれ量を考慮して疲労度を正確に予測可能である。
請求項33に記載の発明によれば、知覚可能な輝度域の健常者との差を考慮して疲労度を正確に予測可能である。
請求項34に記載の発明によれば、知覚可能な色域の健常者との差を考慮して疲労度を正確に予測可能である。
請求項35に記載の発明によれば、出力画像が観察者に与える影響度を評価し、観察者に与えられた音響ストレスをその影響度に反映させることで、例えば視覚障害者等が用いる装置で、入力と異なった出力による疲労度を観察者に与えられた音響ストレスを考慮して正確に予測可能である。
請求項36に記載の発明によれば、出力画像が観察者に与える影響度を評価し、観察者に与えられた振動ストレスをその影響度に反映させることで、例えば視覚障害者等が用いる装置で、入力と異なった出力による疲労度を観察者に与えられた振動ストレスを考慮して正確に予測可能である。
請求項37に記載の発明によれば、出力画像が観察者に与える影響度を評価し、観察者の移動距離をその影響度に反映させることで、例えば視覚障害者等が用いる装置で、入力と異なった出力による疲労度を観察者の移動距離を考慮して正確に予測可能である。
請求項38に記載の発明によれば、出力画像が観察者に与える影響度を評価し、観察者の疲労度を測定し、影響度に反映させることで、例えば視覚障害者等が用いる装置で、入力と異なった出力による疲労度を観察者の疲労度を測定して正確に予測可能である。
請求項39に記載の発明によれば、疲労度を虹彩の観察で測定することで、正確に予測可能である。
請求項40に記載の発明によれば、疲労測定の虹彩観測手段は、観察者に出力する画像の入力手段を兼ね、部品点数が削減でき簡単な構造である。
請求項41に記載の発明によれば、影響度を観察者に表示し、観察者が日常生活で極度に疲労することがないように警告することができる。
請求項42に記載の発明によれば、疲労度を観察者に表示し、観察者が日常生活で極度に疲労することがないように警告することができる。
請求項43に記載の発明によれば、影響度によって出力画像を制御し、観察者が極度に疲労することがないようにすることができる。
請求項44に記載の発明によれば、疲労度によって出力画像を制御し、観察者が極度に疲労することがないようにすることができる。
請求項45に記載の発明によれば、出力画像の光線の輝度の制御し、観察者が極度に疲労することがないようにすることができる。
請求項46に記載の発明によれば、出力画像の色域の制御し、観察者が極度に疲労することがないようにすることができる。
請求項47に記載の発明によれば、入力画像の視野角と、その出力画像の視野角の比率制御し、観察者が極度に疲労することがないようにすることができる。 請求項48に記載の発明によれば、入力画像の視線方向と、その出力画像の視線方向との差の制御し、観察者が極度に疲労することがないようにすることができる。
請求項49に記載の発明によれば、入力画像と、その出力画像との歪曲の制御し、観察者が極度に疲労することがないようにすることができる。
請求項50に記載の発明によれば、複数の観察者に対応して影響度を評価し、観察者の識別にバイオメトリクスを利用することで、疲労している観察者を正確に識別することができる。
請求項51に記載の発明によれば、バイオメトリクスは虹彩を利用することで、疲労している観察者を簡単かつ正確に識別することができる。
請求項52に記載の発明によれば、観察者識別の虹彩観測手段は、観察者に出力する画像の入力手段を兼ね、部品点数が削減でき簡単な構造である。
請求項53に記載の発明によれば、観察者と影響度を関連づけて記憶し、観察者の疲労度を測定して正確に予測可能である。
以下、この発明の映像表示装置の実施の形態について説明するが、この発明は、この実施の形態に限定されない。また、この発明の実施の形態は、発明の最も好ましい形態を示すものであり、この発明の用語はこれに限定されない。
第1の実施の形態
図1は映像表示装置の構成図である。この実施の形態の映像表示装置1は、画像を入力する画像入力部111、この画像入力部111から入力された画像を画像処理する画像処理部112と、この画像処理された入力画像の映像を表示する表示部100とを備える。表示部100により入力画像を表示し、この出力画像を観察者に観察可能に提供する。
さらに、映像表示装置1は、出力画像が観察者に与える影響度を評価する評価手段114と、出力画像の特性をその影響度に反映させる補正手段115とを有する。画像入力部111は、CCDカメラ等の撮像手段で構成され、画像処理部112、表示部100、評価手段114及び補正手段115は表示ユニット150に備えられる。評価手段114では、出力画像が観察者に与える影響度を評価し、この出力画像の特性をその影響度に反映させることで、例えば視覚障害者等が用いる装置で、入力と異なった出力による疲労度を出力画像の特性を考慮して正確に予測可能である。
この実施の形態の映像表示装置1は、図2に示すようにメガネに適用できる。映像表示装置1の表示ユニット150をメガネ200のフレーム201の上部に設け、光を眼に導いて表示部100が表示した映像を観察者に提供する。
次に、特性による影響度の予測について説明する。
特性とは、入力画像の視野角と、その出力画像の視野角の比率であり、視野角の比率が1から離れるほど影響度を大きく評価する。即ち、図3に示すように、健常者の視野角がθ1であるのに対して視覚障害者の視野角がθ2であり、視覚障害者は見えにくい。例えば、健常者の視野角θ1が90度とし、視覚障害者の視野角θ2が20度とすると、表示部100により入力画像を広角処理して表示し、この広角の出力画像を観察者に観察可能に提供する。このため、視野角の比率が1なら自然であり疲れがないが、視野角の比率が1から離れるほど広角であるため疲れることから影響度を大きく評価し、視覚障害者向けに影響度を設定することで疲労度を正確に予測可能である。
また、特性とは、入力画像の視線方向と、その出力画像の視線方向との差であり、視線方向の差が大きいほど影響度を大きく評価する。即ち、図4に示すように、画像入力部111のCCDカメラ等の撮像手段と、観察者の視線方向aとは平行であるが、読書を行なう場合に、画像入力部111のCCDカメラ等の撮像手段を動かして向きを変える。このように、画像入力部111のCCDカメラ等の撮像手段を動かして得た出力画像を見ると、疲れ易くなるために、この入力画像の視線方向aと、その出力画像の視線方向bとの差を考慮することで、疲労度を正確に予測可能である。このように、視線方向の差が大きいほど影響度を大きく評価し、視覚障害者向けに影響度を設定することで疲労度を正確に予測可能である。
また、特性とは、入力画像と、その出力画像との歪曲の量であり、歪曲の量が大きいほど影響度を大きく評価する。即ち、図5に示すように、外界の映像cに対して視覚障害者に与える映像dが歪曲したものであり、例えば建物のビルが曲がって見える。このために、入力画像と、その出力画像との歪曲の量を考慮して疲労度を正確に予測可能であり、歪曲の量が大きいほど影響度を大きく評価し、視覚障害者向けに影響度を設定することで疲労度を正確に予測可能である。
また、特性とは、入力画像と、その出力画像との視差であり、視差の量が大きいほど影響度を大きく評価する。即ち、図6に示すように、画像入力部111のCCDカメラ等の撮像手段と、表示ユニット150の表示部100とによる入力画像と、その出力画像との視差L(パララックス)であり、この視差L(パララックス)が大きいほど疲労する。このため、視差Lを考慮することで、疲労度を正確に予測可能であり、視差Lの量が大きいほど影響度を大きく評価し、視覚障害者向けに影響度を設定することで疲労度を正確に予測可能である。
また、特性とは、画像処理部112による出力画像の画像処理による変化量である。観察者は画像処理された映像を見ると疲れ易いために、出力画像の画像処理による変化量を考慮して疲労度を正確に予測可能である。
この変化量は、色域変換量であり、色域変換量の変化量が大きいほど影響度を大きく評価し、視覚障害者向けに影響度を設定することで疲労度を正確に予測可能である。
また、変化量は、輝度の変化域の差であり、輝度の変化域の差の変化量が大きいほど影響度を大きく評価し、視覚障害者向けに影響度を設定することで疲労度を正確に予測可能である。
第2の実施の形態
図7は映像表示装置の構成図である。この実施の形態の映像表示装置1は、画像を入力する画像入力部111、この画像入力部111から入力された画像を画像処理する画像処理部112と、この画像処理された入力画像の映像を表示する表示部100とを備える。表示部100により入力画像を表示し、この表示部100からの光を接眼光学系101により眼Eに導いて表示部100が表示した映像の虚像を提供するとともに、外界からの光を板状部材102を透過させて眼Eに導いて外界の像を提供する。外界からの光は少なくとも「背景」部の一部より入光するものとする。
この実施の形態の映像表示装置1は、出力画像が観察者に与える影響度を評価する評価手段124と、出力画像以外の光線の特性をその影響度に反映させる補正手段125とを有し、この出力画像が観察者に与える影響度を評価し、出力画像以外の光線の特性をその影響度に反映させることで、例えば視覚障害者等が用いる装置で、入力と異なった出力による疲労度を出力画像以外の光線の特性を考慮して正確に予測可能である。この出力画像以外の光線の特性は、画像入力部111から得られる撮像することによって得ているが、別の撮像手段によって得てもよい。
次に、特性による影響度の予測について説明する。
特性とは、出力画像以外の光線の輝度の変化量であり、輝度の変化量が大きいほど疲れ易いために影響度を大きく評価し、視覚障害者向けに影響度を設定することで疲労度を正確に予測可能である。
また、特性とは、出力画像以外の光線の輝度と出力画像の輝度の差であり、輝度の差の変化量が大きいほど疲れ易いために影響度を大きく評価し、視覚障害者向けに影響度を設定することで疲労度を正確に予測可能である。
また、特性とは、出力画像以外の光線の色域と出力画像の色域差であり、色域差の変化量が大きいほど疲れ易いために影響度を大きく評価し、視覚障害者向けに影響度を設定することで疲労度を正確に予測可能である。
また、特性とは、図3に示すように、入力画像の視野角と、その出力画像の視野角の比率であり、視野角の比率が1から離れるほど影響度を大きく評価する。 また、特性とは、図4に示すように、入力画像の視線方向と、その出力画像の視線方向との差であり、視線方向の差が大きいほど影響度を大きく評価する。
また、特性とは、図5に示すように、入力画像と、その出力画像との歪曲の量であり、前記歪曲の量が大きいほど影響度を大きく評価する。
また、特性とは、図6に示すように、入力画像と、その出力画像との視差であり、視差の量が大きいほど影響度を大きく評価する。
第3の実施の形態
図8は映像表示装置の構成図である。この実施の形態の映像表示装置1は、図7の実施の形態と同様に構成されるが、出力画像が観察者に与える影響度を評価する評価手段134と、観察者の視覚特性をその影響度に反映させる補正手段135とを有する。この観察者の視覚特性は、予め診断によって設定され、観察者の視覚特性を補正手段135に記憶しておく。出力画像が観察者に与える影響度を評価し、観察者の視覚特性をその影響度に反映させることで、例えば視覚障害者等が用いる装置で、入力と異なった出力による疲労度を観察者の視覚特性を考慮して正確に予測可能である。
次に、視覚特性による影響度の予測について説明する。
視覚特性は、残存した有効な網膜gの残存率である。有効な網膜gの残存率が小さいほど疲れ易いため、残存した有効な網膜gの残存率を考慮して疲労度を正確に予測可能である。
また、視覚特性は、残存した有効な網膜gの視覚中心からのずれ量である。有効な網膜gの視覚中心からのずれ量が大きいほど疲れ易いため、残存した有効な網膜の視覚中心からのずれ量を考慮して疲労度を正確に予測可能である。
また、視覚特性は、知覚可能な輝度域の健常者との差である。知覚可能な輝度域の健常者との差が大きいほど疲れ易いため、知覚可能な輝度域の健常者との差を考慮して疲労度を正確に予測可能である。
また、視覚特性は、知覚可能な色域の健常者との差である。知覚可能な色域の健常者との差が大きいほど疲れ易いため、知覚可能な色域の健常者との差を考慮して疲労度を正確に予測可能である。
第4の実施の形態
図9は映像表示装置の構成図である。この実施の形態の映像表示装置1は、図7の実施の形態と同様に構成されるが、出力画像が観察者に与える影響度を評価する評価手段144と、観察者に与えられた音響ストレスをその影響度に反映させる補正手段145とを有する。この観察者に与えられた音響ストレスは、予め測定によって設定され、観察者に与えられた音響ストレスを補正手段115に記憶しておく。出力画像が観察者に与える影響度を評価し、観察者に与えられた音響ストレスをその影響度に反映させることで、例えば視覚障害者等が用いる装置で、入力と異なった出力による疲労度を観察者に与えられた音響ストレスを考慮して正確に予測可能である。
第5の実施の形態
図10は映像表示装置の構成図である。この実施の形態の映像表示装置1は、図7の実施の形態と同様に構成されるが、出力画像が観察者に与える影響度を評価する評価手段154と、観察者に与えられた振動ストレスをその影響度に反映させる補正手段155とを有する。この観察者に与えられた振動ストレスは、予め測定によって設定され、観察者に与えられた振動ストレスを補正手段155に記憶しておく。出力画像が観察者に与える影響度を評価し、観察者に与えられた振動ストレスをその影響度に反映させることで、例えば視覚障害者等が用いる装置で、入力と異なった出力による疲労度を観察者に与えられた振動ストレスを考慮して正確に予測可能である。
第6の実施の形態
図11は映像表示装置の構成図である。この実施の形態の映像表示装置1は、図7の実施の形態と同様に構成されるが、出力画像が観察者に与える影響度を評価する評価手段164と、観察者の移動距離をその影響度に反映させる補正手段115とを有する。この観察者の移動距離は、観察者が日常生活で移動する距離などであり、この移動距離を補正手段165に記憶しておく。出力画像が観察者に与える影響度を評価し、観察者の移動距離をその影響度に反映させることで、例えば視覚障害者等が用いる装置で、入力と異なった出力による疲労度を観察者の移動距離を考慮して正確に予測可能である。移動距離の算出方法としては、携帯電話やカーナビなどで公知の技術を利用することができる。
第7の実施の形態
図12は映像表示装置の構成図である。この実施の形態の映像表示装置1は、図7の実施の形態と同様に構成されるが、出力画像が観察者に与える影響度を評価する評価手段174と、観察者の疲労度を測定し、影響度に反映させる補正手段175とを有する。この実施の形態では、疲労度を眼Eの虹彩の観察で測定し、この測定の結果を補正手段175に記憶しておく。また、疲労測定を虹彩観測手段176によって行なってもよい。この虹彩観測手段176は、図13に示すように、画像入力部111を構成するCCDカメラ等の撮像手段と兼ねてもよく、この兼用する場合にはCCDカメラ等の撮像手段を反転機構300によって観察者の眼Eへ向けて反転させて虹彩を観測する。また、画像入力部111を構成するCCDカメラ等の撮像手段の前側に、ミラー301を配置することで反転機構300を用いないで虹彩を観測することができる。疲労すると外界の光または映像の光の強度変化の速度に対する虹彩の追随速度が遅くなる傾向があり、この2つの速度を比較することで、疲労度を予測することができる。
この実施の形態では、出力画像が観察者に与える影響度を評価し、観察者の疲労度を測定し、影響度に反映させることで、例えば視覚障害者等が用いる装置で、入力と異なった出力による疲労度を観察者の疲労度を測定して正確に予測可能である。また、疲労度を虹彩の観察で測定することで、正確に予測可能であり、この疲労測定の虹彩観測手段176は、観察者に出力する画像の入力手段を兼ね、部品点数が削減でき簡単な構造である。
前記第1の実施の形態乃至第7の実施の形態において、影響度を観察者に表示する。この表示は、図14に示すように、表示部100によって『○』、『△』、『×』のうち該当する標識を点滅して影響度を表示し、観察者が日常生活で極度に疲労することがないように警告することができる。また、評価手段114は、影響度によって表示部100からの出力画像を制御し、観察者が極度に疲労することがないようにすることができる。この表示は、観察者の有効な視野内に表示することが望ましい。また、視覚に限定されず、音声、振動、無線通信などの手法で観察者に表示できるものとする。
また、前記第7の実施の形態において、疲労度を観察者に表示する。この表示は、図15に示すように、『1』、『2』、『3』のうち該当する標識を点滅して疲労度を観察者に表示し、観察者が日常生活で極度に疲労することがないように警告することができる。また、評価手段174は、疲労度によって表示部100からの出力画像を制御し、観察者が極度に疲労することがないようにすることができる。この表示は、観察者の有効な視野内に表示することが望ましい。また、視覚に限定されず、音声、振動、無線通信などの手法で観察者に表示できるものとする。
この実施の形態の制御として以下の制御が行なわれる。例えば、出力画像の光線の輝度の制御であり、観察者が極度に疲労することがないようにすることができる。また、出力画像の色域の制御であり、観察者が極度に疲労することがないようにすることができる。また、入力画像の視野角と、その出力画像の視野角の比率制御であり、観察者が極度に疲労することがないようにすることができる。入力画像の視線方向と、その出力画像の視線方向との差の制御であり、観察者が極度に疲労することがないようにすることができる。また、入力画像と、その出力画像との歪曲の制御であり、観察者が極度に疲労することがないようにすることができる。
第8の実施の形態
図16は映像表示装置の構成図である。この実施の形態の映像表示装置1は、図7の実施の形態と同様に構成されるが、複数の観察者に対応して影響度を評価する評価手段184と、観察者の識別にバイオメトリクスを利用する補正手段185とを有する。このバイオメトリクスは虹彩を利用し、観察者識別の虹彩観測手段186は、図17に示すように、観察者に出力する画像の入力手段である画像入力部111のCCDカメラ等の撮像手段を兼ねる。画像入力部111は、回転し、あるいはミラー188を配置して観察者の眼の虹彩観測を行ない、観察者と影響度を関連づけて記憶する。
このように、複数の観察者に対応して影響度を評価し、観察者の識別にバイオメトリクスを利用することで、疲労している観察者を正確に識別することができる。また、バイオメトリクスは虹彩を利用することで、疲労している観察者を簡単かつ正確に識別することができる。観察者識別の虹彩観測手段は、観察者に出力する画像の入力手段を兼ね、部品点数が削減でき簡単な構造である。観察者と影響度を関連づけて記憶し、観察者の疲労度を測定して正確に予測可能である。
この発明は、入力画像を表示し、この出力画像を観察者に観察可能に提供し、映像が観察者に与える影響度を評価し、様々な用途に使用可能な映像表示装置に適用できる。
第1の実施の形態の映像表示装置の構成図である。 映像表示装置をメガネに適用した実施の形態を示す図である。 入力画像の視野角とその出力画像の視野角の比率で評価する実施の形態を示す図である。 入力画像の視線方向とその出力画像の視線方向との差で評価する実施の形態を示す図である。 入力画像とその出力画像との歪曲の量で評価する実施の形態を示す図である。 入力画像とその出力画像との視差で評価する実施の形態を示す図である。 第2の実施の形態の映像表示装置の構成図である。 第3の実施の形態の映像表示装置の構成図である。 第4の実施の形態の映像表示装置の構成図である。 第5の実施の形態の映像表示装置の構成図である。 第6の実施の形態の映像表示装置の構成図である。 第7の実施の形態の映像表示装置の構成図である。 疲労測定の虹彩観測手段が画像入力部を兼ねる実施の形態を示す図である。 影響度を観察者に表示する実施の形態を示す図である。 疲労度を観察者に表示する実施の形態を示す図である。 第8の実施の形態の映像表示装置の構成図である。 観察者識別の虹彩観測手段が画像入力部を兼ねる実施の形態を示す図である。
符号の説明
1 映像表示装置
100 表示部
111 画像入力部
112 画像処理部
114 評価手段
115 補正手段
150 表示ユニット

Claims (53)

  1. 入力画像を表示し、この出力画像を観察者に観察可能に提供する映像表示装置であり、
    前記出力画像が観察者に与える影響度を評価する評価手段と、
    前記出力画像の特性をその影響度に反映させる補正手段とを有することを特徴とする映像表示装置。
  2. 前記特性とは、入力画像の視野角と、その出力画像の視野角の比率であることを特徴とする請求項1に記載の映像表示装置。
  3. 前記視野角の比率が1から離れるほど影響度を大きく評価することを特徴とする請求項2に記載の映像表示装置。
  4. 前記特性とは、入力画像の視線方向と、その出力画像の視線方向との差であることを特徴とする請求項1に記載の映像表示装置。
  5. 前記視線方向の差が大きいほど影響度を大きく評価することを特徴とする請求項4に記載の映像表示装置。
  6. 前記特性とは、入力画像と、その出力画像との歪曲の量であることを特徴とする請求項1に記載の映像表示装置。
  7. 前記歪曲の量が大きいほど影響度を大きく評価することを特徴とする請求項6に記載の映像表示装置。
  8. 前記特性とは、入力画像と、その出力画像との視差であることを特徴とする請求項1に記載の映像表示装置。
  9. 前記視差の量が大きいほど影響度を大きく評価することを特徴とする請求項8に記載の映像表示装置。
  10. 前記特性とは、出力画像の画像処理による変化量であることを特徴とする請求項1に記載の映像表示装置。
  11. 前記変化量は、色域変換量であることを特徴とする請求項10に記載の映像表示装置。
  12. 前記色域変換量の変化量が大きいほど影響度を大きく評価することを特徴とする請求項11に記載の映像表示装置。
  13. 前記変化量は、輝度の変化域の差であることを特徴とする請求項10に記載の映像表示装置。
  14. 前記輝度の変化域の差の変化量が大きいほど影響度を大きく評価することを特徴とする請求項13に記載の映像表示装置。
  15. 入力画像を表示し、この出力画像とそれ以外の光線とが同時に観察者に観察可能に提供する映像表示装置であり、
    前記出力画像が観察者に与える影響度を評価する評価手段と、
    前記出力画像以外の光線の特性をその影響度に反映させる補正手段とを有することを特徴とする映像表示装置。
  16. 前記特性とは、出力画像以外の光線の輝度の変化量であることを特徴とする請求項15に記載の映像表示装置。
  17. 前記輝度の変化量が大きいほど影響度を大きく評価することを特徴とする請求項16に記載の映像表示装置。
  18. 前記特性とは、出力画像以外の光線の輝度と出力画像の輝度の差であることを特徴とする請求項15に記載の映像表示装置。
  19. 前記輝度の差の変化量が大きいほど影響度を大きく評価することを特徴とする請求項18に記載の映像表示装置。
  20. 前記特性とは、出力画像以外の光線の色域と出力画像の色域差であることを特徴とする請求項15に記載の映像表示装置。
  21. 前記色域差の変化量が大きいほど影響度を大きく評価することを特徴とする請求項20に記載の映像表示装置。
  22. 前記特性とは、入力画像の視野角と、その出力画像の視野角の比率であることを特徴とする請求項15に記載の映像表示装置。
  23. 前記視野角の比率が1から離れるほど影響度を大きく評価することを特徴とする請求項22に記載の映像表示装置。
  24. 前記特性とは、入力画像の視線方向と、その出力画像の視線方向との差であることを特徴とする請求項15に記載の映像表示装置。
  25. 前記視線方向の差が大きいほど影響度を大きく評価することを特徴とする請求項24に記載の映像表示装置。
  26. 前記特性とは、入力画像と、その出力画像との歪曲の量であることを特徴とする請求項15に記載の映像表示装置。
  27. 前記歪曲の量が大きいほど影響度を大きく評価することを特徴とする請求項26に記載の映像表示装置。
  28. 前記特性とは、入力画像と、その出力画像との視差であることを特徴とする請求項15に記載の映像表示装置。
  29. 前記視差の量が大きいほど影響度を大きく評価することを特徴とする請求項28に記載の映像表示装置。
  30. 入力画像を表示し、この出力画像を観察者に観察可能に提供する映像表示装置であり、
    前記出力画像が観察者に与える影響度を評価する評価手段と、
    前記観察者の視覚特性をその影響度に反映させる補正手段とを有することを特徴とする映像表示装置。
  31. 前記視覚特性は、残存した有効な網膜の残存率であることを特徴とする請求項30に記載の映像表示装置。
  32. 前記視覚特性は、残存した有効な網膜の視覚中心からのずれ量であることを特徴とする請求項30に記載の映像表示装置。
  33. 前記視覚特性は、知覚可能な輝度域の健常者との差であることを特徴とする請求項30に記載の映像表示装置。
  34. 前記視覚特性は、知覚可能な色域の健常者との差であることを特徴とする請求項30に記載の映像表示装置。
  35. 入力画像を表示し、この出力画像を観察者に観察可能に提供する映像表示装置であり、
    前記出力画像が観察者に与える影響度を評価する評価手段と、
    前記観察者に与えられた音響ストレスをその影響度に反映させる補正手段とを有することを特徴とする映像表示装置。
  36. 入力画像を表示し、この出力画像を観察者に観察可能に提供する映像表示装置であり、
    前記出力画像が観察者に与える影響度を評価する評価手段と、
    前記観察者に与えられた振動ストレスをその影響度に反映させる補正手段とを有することを特徴とする映像表示装置。
  37. 入力画像を表示し、この出力画像を観察者に観察可能に提供する映像表示装置であり、
    前記出力画像が観察者に与える影響度を評価する評価手段と、
    前記観察者の移動距離をその影響度に反映させる補正手段とを有することを特徴とする映像表示装置。
  38. 入力画像を表示し、この出力画像を観察者に観察可能に提供する映像表示装置であり、
    前記出力画像が観察者に与える影響度を評価する評価手段と、
    前記観察者の疲労度を測定し、影響度に反映させる補正手段とを有することを特徴とする映像表示装置。
  39. 前記疲労度を虹彩の観察で測定することを特徴とする請求項38に記載の映像表示装置。
  40. 前記疲労測定の虹彩観測手段は、観察者に出力する画像の入力手段を兼ねることを特徴とする請求項39に記載の映像表示装置。
  41. 前記影響度を観察者に表示することを特徴とする請求項1乃至請求項40のいずれか1項に記載の映像表示装置。
  42. 前記疲労度を観察者に表示することを特徴とする請求項38乃至請求項40のいずれか1項に記載の映像表示装置。
  43. 前記影響度によって出力画像を制御することを特徴とする請求項1乃至請求項40のいずれか1項に記載の映像表示装置。
  44. 前記疲労度によって出力画像を制御することを特徴とする請求項38乃至請求項40のいずれか1項に記載の映像表示装置。
  45. 前記制御は、出力画像の光線の輝度の制御であることを特徴とする請求項43または請求項44に記載の映像表示装置。
  46. 前記制御は、出力画像の色域の制御であることを特徴とする請求項43または請求項44に記載の映像表示装置。
  47. 前記制御は、入力画像の視野角と、その出力画像の視野角の比率制御であることを特徴とする請求項43または請求項44に記載の映像表示装置。
  48. 前記制御は、入力画像の視線方向と、その出力画像の視線方向との差の制御であることを特徴とする請求項43または請求項44に記載の映像表示装置。
  49. 前記制御は、入力画像と、その出力画像との歪曲の制御であることを特徴とする請求項43または請求項44に記載の映像表示装置。
  50. 入力画像を表示し、この出力画像を観察者に観察可能に提供する映像表示装置であり、
    複数の観察者に対応して影響度を評価する評価手段と、
    前記観察者の識別にバイオメトリクスを利用する補正手段とを有することを特徴とする映像表示装置。
  51. 前記バイオメトリクスは虹彩を利用することを特徴とする請求項50に記載の映像表示装置。
  52. 前記観察者識別の虹彩観測手段は、観察者に出力する画像の入力手段を兼ねることを特徴とする請求項51に記載の映像表示装置。
  53. 前記観察者と影響度を関連づけて記憶することを特徴とする請求項50乃至請求項52のいずれか1項に記載の映像表示装置。
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