JP2005270047A - 爪とぎ付止まり木 - Google Patents

Abstract

【課題】 人が捕まえることで鳥が人の手の不安感を感じ、爪を切っているときに鳥が暴れ怪我をさせる危険性がありました。このようなことをなくし鳥かごの中から小鳥を取り出すことなく常に爪が伸びてない状態にすることを目的としたものである。
【解決手段】 止まり木に小鳥が止まったときの爪が来る部分にやすりを取り付ける。そうすることにより爪をとぐことができる。
【選択図】 図１

Description

本発明は止まり木の裏面側にやすりをつけて小鳥がつかまることで自然に爪を研ぐ止まり木に関する。

従来の爪を研ぐものには、猫の爪とぎを電動で施すものがある（例えば、特許文献１参照）。
特開２００２−２７８５９号 公報

以上に述べた電動爪とぎでは、猫用であって小鳥には使えませんでした。

人が小鳥を鳥かごの中から取り出し、小鳥を捕まえたままはさみや爪切りなどで切っていたことをなくし、鳥かごの中から小鳥を出すことなく爪をみじかくする。

さらに人が捕まえることで鳥が人の手の不安感を感じ、爪を切っているときに鳥が暴れ怪我をさせる危険性がありました。このようなことをなくし鳥かごの中から小鳥を取り出すことなく常に爪が伸びてない状態にすることを目的としたものである。

上記目的を達成するために、本発明は鳥かごの中にある止まり木の裏面側にやすりを取り付けたものである。

止まり木とは、鳥が止まるためのものであり木材やプラスチックなどで作られたものが多く、おもに鳥かごの中で使われている。鳥かごの中にあるものは、かごの大きさによって長さは違いますが、太さはおよそ直径が１ｃｍから２ｃｍで、多少鳥の種類によって異なります。

止まり木の裏面側に取付けるやすりの種類は、金属や紙やすり、サンドペーパーなどのやすりを使用します。
やすりは止まり木の裏面側、つまり木をつかんでいるときに爪がくる部分に止まり木の直径の３分の１程度に取り付ける。そのときのやすりの幅は爪以外の場所にあたらない大きさにする。

やすりの目の粗さは爪の伸び方によって変える必要がある。伸びている場合は、８０番から１２０番、ある程度丸くなれば、２４０番くらいを使用し、普段爪が伸びてないときは、６００番から１２００番のものを取り付け常に爪の長さを保つことが出来る。
上記のやすりの番数は、日本共通のペーパーやすりを使用した場合です。

止まり木の下にやすりを取り付けることで小鳥が止まり木の上を移動することにより爪が研がれていく。そのため、鳥かごの中から小鳥を捕まえて爪切りをする必要がなくなり、そのとき小鳥が暴れて怪我をさせてしまう危険性がなくなりました。

図１は本発明の実施形態となる爪とぎ付止まり木の実施例を示す説明図である。
以下、実施例に従い本発明を詳細に説明する。

この実施例の止まり木１の長さは３０ｃｍで、太さは直径1ｃｍの物を使用します。裏面側に紙やすり３を止まり木１の端から端まで接着剤で円周３分の１（約1ｃｍ）に取り付ける。このときのやすり３の目の粗さは、２４０番を使用。

止まり木１は、鳥かごに取り付けるために止まり木の両端にかごに取り付ける為のみぞ２をつくる。みぞは紙やすり３を真下にしたときに縦に幅３ｍｍ、深さ５ｍｍ、長さは止まり木１の直径で両端につくる。このみぞを鳥かごの柵にはめ込み止まり木1を固定させる。

このとき、紙やすりの目の粗さを変えるときには、止まり木全体を交換することになる。

爪とぎ止まり木を示す説明図。

符号の説明

１ 止まり木
２ かごに取り付ける為のみぞ
３ 紙やすり

Claims (1)

1. 鳥かごに使用する止まり木であって、止まり木の裏面側に、やすりを備えたことを特徴とする爪とぎ付止まり木。
   
   

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