JP2005267415A - 順序制御回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】 比較的簡単なハードウェアによって大小順のデータ列を、高速に生成できるようにする新規な手段を提供する。
【解決手段】 n個のレジスタユニット(11〜1n)が縦続に接続され、各レジスタユニットはデータバス102から入力されるデータと現在格納中のデータとの大小を比較し、比較結果CMPを出力する。シフト制御部101は、比較結果CMPに基づき、外部からデータバス102上に入力されたデータをどの位置のレジスタユニットに挿入すべきか判定し、そのレジスタユニットにはデータバス上のデータを書き込み、そのレジスタユニットより後のレジスタユニットでは1段前のレジスタユニットが保持していたデータを書き込むようにSEL信号やCLK信号を供給する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、複数の入力データを所定の順序(大きい順、あるいは小さい順)に並べ替えて出力する順序制御回路に関する。
各種の電子装置において、複数のデータを大きさの順に並べたいという要求は往々にして発生する。例えば、多数のデータをアドレス番号の大きい順に並べたい、計算結果を値の小さい順に並べたい、あるいは無線通信で受信レベルの高い順に信号を並べたい等々の場合である。
これらの目的には、例えばCPUやDSPを使用し、入力される複数のデータを順次比較することによりメモリーエリアの適当な領域にデータを大きい順番あるいは小さい順番に並べることにより実現可能である。しかしその操作には比較的長い時間が必要である。例えば、既にデータが順番に並んでいるところへ新たなデータを順序通りに挿入する場合にはまず、新しいデータと既に格納済みの多数のデータとの大小比較を行って、新しいデータを格納すべきメモリー位置を探索し、位置が判明した後も該当する位置のメモリーに書き込むため、それ以降のデータを全て1つずつ後にずらすという操作が必要となる。これらには一般に、数十〜数百の動作クロック数を要する。
このような並べ替えに要する時間を短縮するために、従来種々の方法が提案されている(特許文献1〜3参照)。
例えば特許文献1では、入力するn個のデータを大きい順、または小さい順にソートする際に、n個の判断・記憶部分を縦続接続するとともに、各判断・記憶部分をL、またはHで初期化した後、初段の判断・記憶部分で、入力データと記憶部分に格納されたデータとの大小を相互に比較判断し、入力データの方が大きい時、または小さい時には該入力データを該記憶部分に格納するとともに該記憶部分に以前に格納されていたデータを次段に送出し、一方、入力データの方が小さい時、または大きい時には入力データを次段に送出し、次段の判断・記憶部分で前段と同様な処理を繰り返すことにより、n個の該記憶部分に大きい順、または小さい順にn個のデータをソーティングしながら格納している。
また、特許文献2では、縦続接続した複数の処理要素における一端側の処理要素へ複数のデータを順次与え、各処理要素に1つのデータを格納した後、格納したデータと、その後に与えられる新たなデータとを比較し、所定の順序関係に基づいて、比較されたデータのうちの一方を格納するとともに他方を後段の処理要素へ与える処理を繰り返し行うことにより、ソーティングを行っている。
また、特許文献3では、データを格納するデータ保持レジスタと、入力した被ソートデータを前記データ保持レジスタの値と比較し、比較結果を後段に出力するデータ比較器と、前段のデータ保持レジスタの出力である保持データ入力と被ソートデータ入力と前記データ保持レジスタに保持されているデータのいずれかを選択して前記データ保持レジスタに保持させるデータセレクタと、前記データ比較器の比較結果に基づいて前記データセレクタが前記3つのデータのいずれを選択するかを指示する制御回路部と、ソートの完了したデータであることを表すソート完了フラグを保持するソート完了フラグレジスタとを備えた演算ユニットを、少なくとも並べ替えたいデータの数だけカスケード接続し、各ユニットにおいて被ソートデータとデータ保持レジスタの値の比較を同時に行うようにしている。
特開平3−126129号公報 特開平6−67844号公報 特開平6−83585号公報
上記特許文献1〜3に記載された方法によれば、CPUやDSPを使用し、入力される複数のデータを順次比較することによりメモリーエリアの適当な領域にデータを大きい順番あるいは小さい順番に並べる方法と比較して、並べ替えに要する時間を短縮することができる。
しかし、特許文献1〜2に記載された方法の場合、被ソートデータは縦続接続された演算ユニットの初段にのみ入力され、初段の演算ユニットから比較・保持動作を行い、その結果を次段の演算ユニットに順次転送するので、新しいデータを格納すべき演算ユニットが後段側にある場合には、更新する必要のない前段側の演算ユニットで無駄な比較・保持動作が行われるため、その分余計な時間がかかるとともに、無駄な電力消費となる。
一方、特許文献3に記載された方法では、被ソートデータは縦続接続された演算ユニットの全てに対して同時に入力されるので、並べ替えに要する時間をより短縮することができるが、特許文献3に記載された発明では、データセレクタとして3入力のデータセレクタを必要とするため、回路規模が大きくなるという問題があり、また、毎回全ユニットに対してクロックを与えて動作させているために、消費電力が大きいという問題がある。
本発明の目的は、上記問題点に鑑み、比較的簡単なハードウェアによって上述のような大小順のデータ列を、高速に生成できるようにする新規な手段を提供することにある。
本発明は、被ソートデータが入出力されるデータバスと、縦続接続されかつそれぞれが前記データバスと接続された複数のレジスタユニットと、該複数のレジスタユニットのシフト動作を制御するシフト制御部を有する順序制御回路において、前記レジスタユニットは、前記データバスから入力される1つの被ソートデータを格納する格納手段と、前記データバスから入力されたデータと現在格納中のデータとの大小を比較し、比較結果を出力する大小判定手段と、選択信号により前記データバスから入力されたデータと前段のレジスタユニットに格納されているデータの何れか一方を選択して前記格納手段へ出力する格納データ選択手段を備え、前記シフト制御部は、前記各レジスタユニットの大小判定手段からの判定結果を入力して該判定結果が変化する位置を検出する手段と、該判定結果が変化する位置に対応する順番のレジスタユニットに対して前記データバスから入力されたデータの選択を指示する前記選択信号を出力するとともに、前記判定結果が変化する位置に対応する順番より後段に接続されている全てのレジスタユニットに対して前記前段のレジスタユニットに格納されているデータの選択を指示する前記選択信号を出力する手段と、前記判定結果が変化する位置に対応する順番以後の全てのレジスタユニットに対して現在格納中のデータを更新するためのクロック信号を供給する手段を備えていることを特徴とする。
本発明では、それぞれデータバスに接続された複数のレジスタユニットを縦続接続して構成し、このレジスタユニット列に大小順にデータが格納されるが、格納すべきデータはデータバス上に順次出力し、各レジスタユニットにおいて既に格納されているデータとの大小比較を同時に行ってどのレジスタユニットの次に位置すべきかを判定し、その位置に挿入する。その位置以降に元々格納されていたデータは順次後へシフトする。
そのため本発明では、各レジスタユニットにデータバス上のデータと自分の格納データとの大小比較を行う大小比較器を備え、その比較結果がどの位置で変化するかを簡単な位置検出回路(シフト制御部)で検出しているのが第一のポイントである。
そして、その位置検出結果に基づき、しかるべき順番のレジスタユニットに新しいデータを挿入し、なおかつ以前からその位置以降にあったデータは1つずつ後へシフトさせるという、通常ならばかなりの時間を要する操作を、シフトレジスタを用いることによって、1クロックの操作で実行できるようにするとともに、しかるべき順番のレジスタユニットよりも前段に位置するレジスタユニットに対してはデータ更新用のクロックを供給しないように制御することで低消費電力化を図っているのが第二のポイントである。
本発明によれば、比較的簡単なハードウェアによって大小順のデータ列の並び替え操作を、非常に高速に実行することができるとともに、並び替え動作にともなう電力消費も必要最小限に抑えることができる。
図1は、本発明の実施形態の全体構成を示すブロック図である。
本実施形態では、n個のレジスタユニット(11〜1n)が縦続に接続されており、各レジスタユニットはデータバス102と接続されてデータの入出力を可能としている。特にデータを出力する場合は、データを出力させるレジスタユニットの番号をセレクタ103に指定すると、当該レジスタユニットに対する出力イネーブル信号(OE)がアクティブになり、そのレジスタユニットが格納するデータがデータバス上に出力される。
そのデータは、データバス102上に接続されたCPUやDSPで読み取られたり、あるいは他の回路で利用されたりする。シフト制御部101は、外部からデータバス102上に入力されたデータをどの位置のレジスタユニットに挿入すべきか判定し、そのレジスタユニットにはデータバス上のデータを書き込み、さらにそのレジスタユニットより後のレジスタユニットでは1段前のレジスタユニットが保持していたデータを書き込むようにSEL信号やCLK信号を供給する機能を有する。
図2は、上記レジスタユニットの一実施例を示す回路図であり、D型フリップフロップ回路(以下、D型F/F)20と、それへの入力データを選択するセレクタ回路21と、D型F/F20に保持されたデータとデータバス102上のデータとの大小比較を行い、結果を出力する大小比較器22、及びD型F/F20に保持されたデータの、データバス102への出力可否を制御するイネーブル付きバッファ23からなる。なお、D型F/F20はラッチ回路によって構成しても良い。また、各レジスタユニットにはデータのビット数に相当する数のD型F/F20が設けられている。
セレクタ回路21は、SEL信号が“0”の場合、前段のレジスタユニットからのデータを選択し、SEL信号が“1”の場合、データバス102からのデータを選択する。従ってSEL信号により取り込むべきデータを確定した後D型F/F20にCLK信号を入力すれば、D型F/F20はデータバス102上、あるいは前段のレジスタユニットのデータをセットする。RES信号はD型F/F20の全データを0にリセットする信号である。
大小比較器22は、データバス102上に被ソートデータが出力されたとき、データバス102上のデータとD型F/F20の出力データとを比較し、比較結果をCMP信号として出力する。例えば、データバス102上のデータの方が大きい場合にCMPは“1”となり、データバス102上のデータの方が小さい場合にはCMPは“0”となる。イネーブル付きバッファ23はOE信号が“1”のとき導通して、データバス102上にD型F/F20のデータを出力する。このOE信号は、例えばソートされたデータを外部へ出力する際に“1”となる。
図3は、シフト制御部101の一実施例を示す回路図であり、各レジスタユニット11〜1nから入力されたCMP信号に基づいて、各レジスタユニット11〜1nに対するSEL信号とCLK信号の供給を制御している。
各レジスタユニット11〜1nに供給されるSEL信号は、EXOR回路52〜5nによって生成される。即ち、各EXOR回路52〜5nから出力されるSEL信号は、当該SEL信号が供給されるレジスタユニットからのCMP信号と、その1段前のレジスタユニットからのCMP信号のEXORを取って生成される。従って、CMP信号に変化の無い部分ではSEL信号はずっと“0”であり、変化点でのみ“1”が出力される。なお1段目のレジスタユニットに対するSEL信号は例外的にCMP信号をそのまま利用する。
また、SEL信号が“1”となると、OR回路42〜4nのうち、“1”となったSEL信号が入力されたOR回路以降のOR回路も次々と出力が“1”となる。従って、この各OR回路出力により制御されるイネーブル付きバッファ31〜3nの内、OR回路から“1”が入力されたイネーブル付きバッファが導通し、CLK信号が対応するレジスタユニットに動作用クロックとして伝達される。
図4〜図6は、本実施形態において、レジスタユニット(RU)が10段で構成されている場合の各レジスタユニットに格納されたデータの内容と、そのときのCMP信号及びSEL信号の状態を示す第1の実施例の動作説明図である。以下、図4〜図6を参照して本実施例の動作について説明する。
まずステップ1としてRES信号を一度“1”にすることで全てのレジスタユニットをリセットする。この結果、全レジスタユニットのデータは「0」即ち最小値に設定される。続いてステップ2でデータバス上にデータ=3を入力すると、この値の方が全レジスタユニットのデータより大きいため、各レジスタユニットの大小比較器22(図2)から出力されるCMP信号は全て“1”になる。
この場合、レジスタユニット(RU1)のSEL信号のみが“1”になるので、レジスタユニット(RU1)は取り込みデータとしてデータバス側を、レジスタユニット(RU2)以降は前段のレジスタユニット側を選択するようにセレクタ回路21(図2)が制御される。ここでシフト制御部101(図1,図3)からCLK信号が与えられると、レジスタユニット(RU1)以降の全てのレジスタユニットにCLK信号が供給され、レジスタユニット(RU1)はデータバス上のデータ=3を取り込み、レジスタユニット(RU2)以降は前段のレジスタユニットのデータを取り込んで、ステップ3の状態になる。
次にステップ4でデータバス上にデータ=6を入力すると、今度もデータバス上のデータの方が全レジスタユニットのデータより大きいため、CMP信号は全て“1”、またSEL信号はレジスタユニット(RU1)のSEL信号のみが“1”になる。従って、CLK信号を与えると同様に、レジスタユニット(RU1)のみがデータバス上のデータ=6を取り込み、レジスタユニット(RU2)以降は前段のレジスタユニットのデータを取り込んで、ステップ5の状態になる。
次にステップ6でデータバス上にデータ=2を入力すると、このときのCMP信号は、レジスタユニット(RU1)とレジスタユニット(RU2)のみ“0”で、他のレジスタユニット(RU3〜RU10)のCMP信号は全て“1”となる。この場合、シフト制御部101から出力されるSEL信号は変化点であるレジスタユニット(RU3)の位置のみ“1”となるので、シフト制御部101は、レジスタユニット(RU3〜RU10)にのみCLK信号を供給し、レジスタユニット(RU1)とレジスタユニット(RU2)にはCLK信号を供給しない。
従って、レジスタユニット(RU1〜RU2)は、以前に取り込まれたデータをそのまま保持した状態で動作が停止される。一方、レジスタユニット(RU3〜RU10)はシフト制御部101からCLK信号が与えられることにより、レジスタユニット(RU3)はデータバス上のデータ=2を取り込み、レジスタユニット(RU4〜RU10)はそれぞれ前段のレジスタユニットのデータを取り込んで、ステップ7の状態となる。
次にステップ8でデータバス上にデータ=5を入力すると、このときのCMP信号は、レジスタユニット(RU1)のみ“0”で、他は全て“1”となる。従ってこの場合SEL信号は変化点であるレジスタユニット(RU2)の位置のみ“1”となるので、シフト制御部101は、レジスタユニット(RU2〜RU10)にのみCLK信号を供給し、レジスタユニット(RU1)にはCLK信号を供給しない。
従って、レジスタユニット(RU1)は、以前に取り込まれたデータをそのまま保持した状態で動作を停止し、一方、レジスタユニット(RU2〜RU10)はシフト制御部101からCLK信号が与えられることにより、レジスタユニット(RU2)はデータバス上のデータ=5を取り込み、レジスタユニット(RU3〜RU10)はそれぞれ前段のレジスタユニットのデータを取り込んで、ステップ9の状態となる。
次にステップ10でデータバス上にデータ=3を入力すると、このときのCMP信号はレジスタユニット(RU1〜RU3)で“0”となり、レジスタユニット(RU4〜RU10)で“1”となる。即ち、レジスタユニット(RU3)には同じデータ=3が既に格納されているので、データバス上のデータ=3はレジスタユニット(RU4)に取り込まれるように制御される。これによりデータ取り込み動作を行うレジスタユニットの数を減らすことができる。
従ってこの場合、SEL信号は変化点であるレジスタユニット(RU4)の位置のみ“1”となり、シフト制御部はレジスタユニット(RU4〜RU10)にのみCLK信号を供給し、レジスタユニット(RU1〜RU3)にはCLK信号が供給されないので、レジスタユニット(RU1〜RU3)は、以前に取り込まれたデータをそのまま保持した状態で動作を停止し、一方、レジスタユニット(RU4〜RU10)はシフト制御部からCLK信号が与えられることにより、レジスタユニット(RU4)はデータバス上のデータ=3を取り込み、レジスタユニット(RU4〜RU10)はそれぞれ前段のレジスタユニットのデータを取り込んで、ステップ11の状態となる。
以上の動作を行うことにより、データバス102上に次々と到来するデータを、レジスタユニット(RU1〜RU10)内に、大きい順に並べて行くことが出来る。
次に本発明の第2の実施例について説明する。
第1の実施例では図2に示す大小比較器22は、「そのときデータバス上に出力されているデータとD型F/F20の出力データとを比較し、データバス上のデータの方が大きい場合には、CMP信号として“1”を出力する」ように動作しているが、第2の実施例として、この大小比較器22の機能を、「そのときデータバス上に出力されているデータとD型F/F20の出力データとを比較し、データバス上のデータの方が大きいかあるいは同じ場合(即ち「以上」の場合)に、CMP信号として“1”を出力する」ように変更することができる。
第1の実施例と第2の実施例では、既に格納されているデータと同じデータがデータバス上に転送された場合の動作が異なってくる。以下、この動作上の相違について、図6と図7を参照して説明する。
第1の実施例では、ステップ10及び11で説明した通り、既に格納されているデータと同じデータ=3がデータバス上に来た場合、このデータは既に3が格納されているレジスタユニット3の次のレジスタユニット4に格納される(図6)。一方、第2の実施例においては、レジスタユニット3のSEL信号が1となるため、データバス102から来た新しいデータはレジスタユニット3に格納される(図7)。
大きさを比較する対照のデータだけで見ればどちらの並び方でも結果は同じであるが、例えば、16ビットからなるデータの8ビットを比較用として使い、残り8ビットには他の情報を入れておく場合には、一連の順番の前側に並ぶか後側に並ぶかという点で、両者の差が意味を持つことがある。
次に本発明の第3の実施例について説明する。
第1の実施例では図2に示す大小比較器22は、「そのときデータバス上に出力されているデータとD型F/F20の出力データとを比較し、データバス上のデータの方が大きい場合には、CMP信号として“1”を出力する」ように動作し、D型F/F20はRES信号で全データを0にセットしているが、第3の実施例として、この大小比較器22の機能を、「そのときデータバス上に出力されているデータとD型F/F20の出力データとを比較し、データバス上のデータの方が小さい場合に、1をCMP信号として“1”を出力する」ように変更し、D型F/F20はPRE信号によって最初に全データを「1」即ち最大値にセットするように変更することで実現できる。
本実施例では、第1〜第2の実施例とは逆に、データバス102上に次々と到来するデータを、レジスタユニット内に、小さい順に並べて行くことが出来る。また、第2の実施例の場合と同様に、大小比較器22の機能を、「そのときデータバス上に出力されているデータとD型F/F20の出力データとを比較し、データバス上のデータの方が小さいか、あるいは同じ場合に、CMP信号として“1”を出力する」ように変更することもできる。
次に本発明の第4の実施例について説明する。
図3に示すシフト制御回路では、SEL信号は、各レジスタユニットから出力されるCMP信号に従って、特定のレジスタユニットに対してのみ“1”を出力するように制御されているが、これに、全てのSEL信号が“1”になるように、強制“1”信号を外部から加える回路を追加することができる。
このような回路は通常の論理ICによって容易に実現可能である。例えば、図3に示すシフト制御回路から出力されるSEL信号を、それぞれOR回路介して各レジスタユニット11〜1nに供給するように変更し、各OR回路の一方の入力端子に対して、外部から強制“1”信号を加えられるように構成する等により実現できる。
本実施例において、外部から強制“1”信号を印加することにより、全てのレジスタユニットのSEL信号を“1”とした状態で、データバス102に何らかのデータを設定し、続いてCLK信号を入力すると、全レジスタユニットにデータバス102上のデータが書き込まれる。即ち全レジスタユニットに対する一括書き込みが可能となる。
こうすると、例えば実施例1の場合において、最初に、この一括書き込み動作により全てのレジスタユニットにデータ=5を書いておくと、その後のデータ並び替え動作時に、データバス102に5より小さいデータが入力されてもSEL信号は全て0になり、入力データは廃棄されることになる。従って、ある大きさ以上のデータだけを順に並べるという動作になり、データを並べる際に下限を設定できることになる。本実施例は、例えばあるレベル以上の受信信号だけを選択的に並べるという用途等に適用可能である。
次に本発明の第5の実施例について説明する。
第4の実施例は、第1〜第2の実施例に対して一括書き込み機能を適用しているが、本実施例は、一括書き込み機能を第3の実施例に適用したことを特徴とする。例えば一括書き込みでデータ=8を書いておくと、8より大きいデータが入力されてもSEL信号は全て0になり、入力データは廃棄される。従って本実施例では、ある大きさ以下のデータだけを順に並べるという動作になり、データを並べる際に上限を設定できることになる。これは例えば、規格外の大きさのデータを廃棄しながら小さい順にデータを並べて行くような用途に適用可能である。
本発明の実施形態の全体構成を示すブロック図である。 本実施形態におけるレジスタユニットの一実施例を示す回路図である。 本実施形態におけるシフト制御部の一実施例を示す回路図である。 本実施形態の動作を説明するための図である。 本実施形態の動作を説明するための図である。 本実施形態の動作を説明するための図である。 本実施形態の別の実施例動作を説明するための図である。
符号の説明
11〜1n レジスタユニット
20 D型フリップフロップ回路
21 入力データを選択するセレクタ回路
22 大小比較器
23、31〜3n イネーブル付きバッファ
42〜4n OR回路
52〜5n EXOR回路
101 シフト制御部
102 データバス
103 セレクタ回路

Claims (8)

  1. 被ソートデータが入出力されるデータバスと、縦続接続されかつそれぞれが前記データバスと接続された複数のレジスタユニットと、該複数のレジスタユニットのシフト動作を制御するシフト制御部を有する順序制御回路において、
    前記レジスタユニットは、前記データバスから入力される1つの被ソートデータを格納する格納手段と、前記データバスから入力されたデータと現在格納中のデータとの大小を比較し、比較結果を出力する大小判定手段と、選択信号により前記データバスから入力されたデータと前段のレジスタユニットに格納されているデータの何れか一方を選択して前記格納手段へ出力する格納データ選択手段を備え、
    前記シフト制御部は、前記各レジスタユニットの大小判定手段からの判定結果を入力して該判定結果が変化する位置を検出する手段と、該判定結果が変化する位置に対応する順番のレジスタユニットに対して前記データバスから入力されたデータの選択を指示する前記選択信号を出力するとともに、前記判定結果が変化する位置に対応する順番より後段に接続されている全てのレジスタユニットに対して前記前段のレジスタユニットに格納されているデータの選択を指示する前記選択信号を出力する手段と、前記判定結果が変化する位置に対応する順番以後の全てのレジスタユニットに対して現在格納中のデータを更新するためのクロック信号を供給する手段を備えている
    ことを特徴とする順序制御回路。
  2. 前記複数のレジスタユニットに格納された被ソートデータを、前記データバスを介して順次出力するための制御信号を供給する手段を備えていることを特徴とする請求項1に記載の順序制御回路。
  3. 前記格納手段は、D型フリップフロップ回路によって構成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の順序制御回路。
  4. 前記各レジスタユニットの大小判定手段からの判定結果を入力して該判定結果が変化する位置を検出する手段は、前記各レジスタユニットの互いに接続されている2つのレジスタユニットから出力される前記判定結果の排他的論理和(EXOR)を出力する手段によって構成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の順序制御回路。
  5. 前記複数のレジスタユニットの各格納手段に格納されているデータを最小値に初期設定する手段を備え、
    前記大小判定手段は、前記データバスから被ソートデータとして入力されたデータが現在格納中のデータよりも大きいことを示す信号、もしくは前記データバスから入力されたデータが現在格納中のデータ以上であることを示す信号を、前記比較結果として出力することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の順序制御回路。
  6. 前記複数のレジスタユニットの各格納手段に格納されているデータを最大値に初期設定する手段を備え、
    前記大小判定手段は、前記データバスから被ソートデータとして入力されたデータが現在格納中のデータよりも小さいことを示す信号、もしくは前記データバスから入力されたデータが現在格納中のデータ以下であることを示す信号を、前記比較結果として出力することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の順序制御回路。
  7. 全ての前記レジスタユニットに対する選択信号を、前記データバスから入力されたデータを選択するように設定する手段、および全ての前記レジスタユニットの格納手段に前記データバスを介して所定のデータを一括書き込みする手段からなり、前記各レジスタユニットの各格納手段に格納されているデータを全て前記所定のデータに初期設定する手段を備え、
    前記大小判定手段は、前記初期設定後に前記データバスから被ソートデータとして入力されたデータが現在格納中のデータよりも大きいことを示す信号、もしくは前記データバスから入力されたデータが現在格納中のデータ以上であることを示す信号を、前記比較結果として出力することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の順序制御回路。
  8. 全ての前記レジスタユニットに対する選択信号を、前記データバスから入力されたデータを選択するように設定する手段、および全ての前記レジスタユニットの格納手段に前記データバスを介して所定のデータを一括書き込みする手段からなり、前記各レジスタユニットの各格納手段に格納されているデータを全て前記所定のデータに初期設定する手段を備え、
    前記大小判定手段は、前記初期設定後に前記データバスから被ソートデータとして入力されたデータが現在格納中のデータよりも小さいことを示す信号、もしくは前記データバスから入力されたデータが現在格納中のデータ以下であることを示す信号を、前記比較結果として出力することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の順序制御回路。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014194619A (ja) * 2013-03-28 2014-10-09 Fujitsu Semiconductor Ltd バッファ回路及び半導体集積回路

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