JP2005266734A - 歯科用光照射器のライトガイド - Google Patents
歯科用光照射器のライトガイド Download PDFInfo
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Abstract
【課題】従来の歯科用光照射器のライトガイドの形状は、光照射器本体より、一定の形状で光を導くものである。このため、患者に負担を強いると共に、光照射部位によってはライトガイドを口腔内の患部まで導入することが不可能であり、光硬化型材料による治療に限界を与えていた。
【解決手段】光透過性が高くかつ柔軟なガラス系光ファイバーを複数本バンドルすることにより、自由に曲げることができることを特徴とする歯科用光照射器のライトガイドである。また、ライトガイド先端部に保持部を設けることにより、自由に曲げることができるライトガイドの操作性を高めたことを特徴とする、歯科用光照射器のライトガイドである。
【選択図】図1
【解決手段】光透過性が高くかつ柔軟なガラス系光ファイバーを複数本バンドルすることにより、自由に曲げることができることを特徴とする歯科用光照射器のライトガイドである。また、ライトガイド先端部に保持部を設けることにより、自由に曲げることができるライトガイドの操作性を高めたことを特徴とする、歯科用光照射器のライトガイドである。
【選択図】図1
Description
この発明は、光硬化型歯科材料を重合硬化させる際に使用する、歯科用光照射器のライトガイドに関する。
従来の歯科用光照射器のライトガイドの形状は、図2に示すように、光照射器本体より一定の形状で術野に光を導くものである。以上の技術によれば、ライトガイドの形状が一定であることにより、照射部位によって、また、女性や小児にとっては、数十秒間にわたり大きく口を開いておく必要があり、負担となる。さらに、ライトガイドの形状が一定であるため、光を照射できる部位に限界があるため、治療における有力な選択肢のひとつである光硬化型歯科材料の使用が不可能となる場合がある。
従来の技術を使用することは、歯科治療時の患者に対するストレス低減、および最小限の侵襲による虫歯治療という観点において、大きな障害となっている。本発明は、こうした問題点を指摘する多くの歯科医師の強い要望にこたえるために発明されたものである。
以上の課題を解決するために、第一発明は、光透過性が高くかつ柔軟なガラス系光ファイバーを複数本バンドルすることにより、自由に曲げることができることを特徴とする歯科用光照射器のライトガイドである。また、第二発明は、請求項1記載のライトガイド先端部に保持部を設けることにより、自由に曲げることができるライトガイドの操作性を高めたことを特徴とする、歯科用光照射器のライトガイドである。
本発明は、歯科用光照射器のライトガイドに曲げることができる特徴を設けたので、患者に対する負担が軽減すると共に、先端部に保持部を設けたことにより、操作性が向上し、口腔内のすべての部位に容易に光を照射することができる。本発明の利用方法としては、光硬化型歯科材料の重合のため、のみに留まらず、齲蝕検診、歯冠色修復材の余剰充填部位の特定等、が挙げられる。
光ファイバー1本あたりの直径が細くなればなるほど、本ライトガイドの柔軟性は向上する。また、歯科用光照射器との接続部には熱が発生するため、ガラス系光ファイバーを使用することにより耐久性の向上を図った。
その構成を説明すると、
(イ)歯科用光照射器側に光照射器とライトガイドの接続部(2)を設ける。
(ロ)歯科用光照射器より発せられた光を、ライトガイド本体(1)の内部におさめられている光ファイバーを通し、光照射部(4)に導光する。
(ハ)術者が、本ライトガイドを操作しやすくするために、保持部(3)を設けた。
ライトガイドの本体1は、ガラス系光ファイバーを内包するフレキシブルチューブに覆われており、この本体1の光照射器側先端には、光照射器との接続部2が一体的に設けられている。その反対側には、本ライトガイドの保持を容易にするために、保持部3が本体と一体に設けてあり、その先に光照射部4が存在する。
(イ)歯科用光照射器側に光照射器とライトガイドの接続部(2)を設ける。
(ロ)歯科用光照射器より発せられた光を、ライトガイド本体(1)の内部におさめられている光ファイバーを通し、光照射部(4)に導光する。
(ハ)術者が、本ライトガイドを操作しやすくするために、保持部(3)を設けた。
ライトガイドの本体1は、ガラス系光ファイバーを内包するフレキシブルチューブに覆われており、この本体1の光照射器側先端には、光照射器との接続部2が一体的に設けられている。その反対側には、本ライトガイドの保持を容易にするために、保持部3が本体と一体に設けてあり、その先に光照射部4が存在する。
この実施形態によれば、歯科治療において光硬化型材料を使用する上で、患者にストレスを与えることなく、口腔内にスムーズにライトガイドを導入することができ、かつ操作性が良い。また、従来のライトガイドでは、その形状により光照射が行えず、光硬化型材料の使用が適応できなかった部位に対しても、本ライトガイドを用いることで適応できる。また、従来のライトガイドにおいては、ある程度の強度をライトガイドに持たせるために太さが必要であったが、本発明は、ライトガイドの直径を細くできるため、従来のように術野をライトガイドによって妨げられることなく、目視の上で術野に光照射することが可能である。
図1の実施形態では、保持部を円形としているが、他の実施形態では、本形態にとらわれないものでも良い。同様に光照射部先端の形状や本体の長さや太さは、図1以外の形態でも良い。
また、通常の歯科用光照射器とライトガイドは別体として構成されるが、本発明と同様の特徴を有したライトガイドと歯科用光照射器を一体として構成することも可能である。
また、通常の歯科用光照射器とライトガイドは別体として構成されるが、本発明と同様の特徴を有したライトガイドと歯科用光照射器を一体として構成することも可能である。
本発明の利用方法としては、光硬化型歯科材料を重合させるための利用、のみに留まらず、齲蝕検診、歯冠色修復材の余剰充填部位の特定等、が挙げられる。
1 ライトガイド本体 2 光照射器との接続部
3 保持部 4 光照射部
3 保持部 4 光照射部
Claims (2)
- 柔軟なガラス系光ファイバーを緊密にバンドルすることにより十分な光透過性を有した、自由に曲げることができることを特徴とする歯科用光照射器のライトガイド本体。
- 前記ライトガイド本体の操作性を向上させるために、本体先端部に、保持部があることを特徴とする請求1記載の歯科用光照射器のライトガイド本体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004120921A JP2005266734A (ja) | 2004-03-18 | 2004-03-18 | 歯科用光照射器のライトガイド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004120921A JP2005266734A (ja) | 2004-03-18 | 2004-03-18 | 歯科用光照射器のライトガイド |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005266734A true JP2005266734A (ja) | 2005-09-29 |
Family
ID=35091295
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2004120921A Pending JP2005266734A (ja) | 2004-03-18 | 2004-03-18 | 歯科用光照射器のライトガイド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005266734A (ja) |
-
2004
- 2004-03-18 JP JP2004120921A patent/JP2005266734A/ja active Pending
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