JP2005265454A - Fault diagnosis device for vehicle - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、車両に搭載されている制御部品または制御システムの異常を高精度に検出することができる車両用故障診断装置に関する。 The present invention relates to a vehicle failure diagnosis apparatus that can detect an abnormality of a control component or a control system mounted on a vehicle with high accuracy.
近年、車両には多くの電子制御機器が搭載され、多数の制御システムによって運転が支援され、安全性の向上が図られている。したがって、電子制御機器に接続されるセンサやスイッチなどの制御部品および制御システムの動作異常は安全性の低下に直結する。このため、下記特許文献1に記載されているように、車両用データ収集装置を用いて制御部品および制御システムの動作状態を収集し、収集したデータを開発者が解析して、動作異常の有無を検討している。
このように、従来は収集したデータを開発者が解析することによって、動作異常(設計不良や製造不良)の有無を検討するようになっていたため、制御部品または制御システムの異常の解析にはある程度の熟練を要し、またその異常の特定および修理には非常に時間がかかという問題がある。 In this way, conventionally, the developer analyzes the collected data to examine whether there is an operation abnormality (design failure or manufacturing failure). It takes a long time to identify and repair the abnormality.
本発明は、以上のような従来の問題を解消するために成されたものであり、車両に搭載されている制御部品または制御システムの異常を高精度に検出することができる車両用故障診断装置の提供を目的とする。 The present invention has been made to solve the conventional problems as described above, and is capable of detecting an abnormality of a control component or a control system mounted on a vehicle with high accuracy. The purpose is to provide.
上記目的を達成するための本発明に係る車両用故障診断装置は、車両に搭載されている複数の制御部品または制御システムから動作信号を収集する動作信号収集手段と、収集した動作信号を記憶する動作信号記憶手段と、異常検出に用いる動作信号の種類とその動作信号の解析方法が記された異常検出条件を診断項目ごとに記憶する異常検出条件記憶手段と、指定された診断項目に対応する異常検出条件から該当する動作信号を取り出すとともにその動作信号を当該解析方法にしたがって解析し、当該診断項目に対する前記制御部品または制御システムの異常を検出する異常検出手段と、を有することを特徴とするものである。 In order to achieve the above object, a vehicle fault diagnosis apparatus according to the present invention stores operation signal collection means for collecting operation signals from a plurality of control components or control systems mounted on the vehicle, and stores the collected operation signals. Corresponding to the specified diagnosis item, the operation signal storage means, the abnormality detection condition storage means for storing the abnormality detection condition in which the type of the operation signal used for abnormality detection and the analysis method of the operation signal are recorded for each diagnosis item An abnormality detection means for extracting a corresponding operation signal from the abnormality detection condition, analyzing the operation signal according to the analysis method, and detecting an abnormality of the control component or the control system with respect to the diagnosis item. Is.
以上のように構成された本発明によれば、異常検出に用いる動作信号の種類とその動作信号の解析方法が記された異常検出条件に基づいて収集した動作信号の解析を行っているので、制御部品または制御システムの異常を速やかにかつ高精度に検出することができる。また、動作信号の解析は異常検出条件に基づいて自動的に行われるので、その解析を生産現場の作業者でも行うことができ、その解析や修理にかかる時間を短縮することができる。さらに、異常検出条件の内容を作業者からのフィードバックにより最適なものに変えていくことによってより高精度の検出が可能になる。 According to the present invention configured as described above, since the analysis of the operation signal collected based on the abnormality detection condition in which the type of the operation signal used for abnormality detection and the analysis method of the operation signal is described, Abnormalities in the control component or control system can be detected promptly and with high accuracy. In addition, since the analysis of the operation signal is automatically performed based on the abnormality detection condition, the analysis can be performed by a worker on the production site, and the time required for the analysis and repair can be shortened. Further, the detection of the accuracy can be performed by changing the content of the abnormality detection condition to an optimum one by feedback from the operator.
以下に、本発明に係る車両用故障診断装置の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。図1は、車両用故障診断装置車と故障診断の対象となる制御部品または制御システムとが両用ネットワークによって接続されている状態を示す図である。 Embodiments of a vehicle fault diagnosis apparatus according to the present invention will be described below in detail with reference to the drawings. FIG. 1 is a diagram illustrating a state in which a vehicle failure diagnosis apparatus vehicle and a control component or control system to be subjected to failure diagnosis are connected by a dual-use network.
車両用ネットワーク100にはエンジンの動作を制御するエンジン制御ユニット110、トランスミッションギアの動作を制御するトランスミッション制御ユニット120、車両用故障診断装置130が接続されている。エンジン制御ユニット110には、エンジン冷却水の温度を検出する水温センサ112、車両の速度を検出する車速センサ122、エンジンの回転数を検出するエンジン回転数検出センサ124、各種のスイッチ114が接続されている。一方、トランスミッション制御ユニット120には、車速センサ122、エンジン回転数検出センサ124、ギアポジションを検出するためのポジションスイッチを含む各種のスイッチ126が接続されている。
An
エンジン制御ユニット110およびトランスミッション制御ユニット120はそれぞれの情報を車両用ネットワーク100により相互に通信している。なお、車両用ネットワーク100にはこれらのユニット以外にも多数のユニットが接続されているが、説明を簡略化するために図1では2つのユニットのみを例示している。通常、エンジン制御ユニット110とトランスミッション制御ユニット120は一定の周期でそれぞれの情報の通信を行っている。車両用故障診断装置130は常時車両用ネットワーク100に接続されているが、車両用ネットワーク100に流れている情報を常に収集するのではなく、故障診断が必要な場合にのみ動作させる。なお、各ユニットに接続されているセンサやスイッチなどの制御部品に不具合が発生する場合には、通常流れている情報とは異なる情報が流れるようになるか、通常行われている周期とは異なる周期で通信が行われるようになる。このようなときに、車両用故障診断装置130が動作を開始するようにしても良いし、手動で動作させるようにしても良い。
The
図2は、本発明に係る車両用故障診断装置130の概略構成を示すブロック図である。
FIG. 2 is a block diagram showing a schematic configuration of the vehicle
車両用故障診断装置130は、入力装置132、表示装置134、CPU136、メモリ138、インターフェース140から構成される。入力装置132は診断項目を指定する入力手段として機能する。入力装置132は操作者による動作プログラムの起動、データ収集の開始、終了(手動の場合)、車両番号などの識別記号を入力する。また、入力装置132からは、制御部品自体の故障を診断するための項目、制御システムの故障を診断するための項目、制御部品とこれが接続される電子制御装置との間または制御システム内の通信系の故障を診断するための項目を含む診断項目が指定される。表示装置134は表示手段として機能する。表示装置134には入力装置132で指定された診断項目の診断結果、たとえば、診断結果が正常であれば「正常」である旨が、異常であれば「異常」である旨が、その診断の対象となった制御部品または制御システムの名称とともに表示される。また、表示装置134は、収集した動作信号の値、グラフなどの統計データも表示する。
The vehicle
CPU136は動作信号収集手段および異常検出手段として機能する。動作信号収集手段として機能する場合、CPU136は、動作プログラムにしたがって、車両に搭載されている複数の制御部品または制御システムから(後述のインターフェース140を介して)動作信号を収集する。動作データを収集する場合、収集の対象となる動作信号をその種類別に並べたリストを参照しながら行う。このリストは後述するメモリ138に記憶させておく。また、異常検出手段として機能する場合、CPU136は、入力装置132によって指定された診断項目に対して、対応する異常検出条件(後述のメモリ138に記憶されている)から該当する動作信号(これも後述のメモリ138に記憶されている)を取り出すとともにその動作信号を異常検出条件に記されている解析方法にしたがって解析し、その診断項目に対する制御部品または制御システムの異常を検出する。なお、異常検出条件における解析方法は、異常検出に用いる各動作信号の基準値との比較、動作信号同士の比較、その比較のタイミング、動作信号と基準値との四則演算、動作信号同士の四則演算、演算後の数値と基準値との比較、演算後の数値同士の比較、演算後の数値の絶対値の演算のいずれかまたはこれらの組み合わせからなる。
The
メモリ138は動作信号記憶手段および異常検出条件記憶手段として機能する。動作信号記憶手段として機能する場合、メモリ138はCPU136が収集した動作信号を記憶する。動作信号は、通常は一定の周期で収集されるが、メモリ138の記憶容量を節約するため本実施の形態では故障診断が必要な場合にのみ収集している。また、異常検出条件記憶手段として機能する場合、異常検出に用いる動作信号の種類とその動作信号の解析方法が記された異常検出条件を診断項目ごとに記憶する。なお、メモリ138は、CPU136の動作プログラム、動作データを収集する場合に用いるリストも記憶されている。
The
図3は、メモリ138に記憶されている異常検出条件の具体例、すなわち動作信号の解析方法である。
FIG. 3 shows a specific example of the abnormality detection condition stored in the
機能1は、動作信号を基準値の上限値または下限値と比較させるために設定したものである。収集された動作信号に機能1を適用すれば動作信号の値を基準値と比較することができる。機能2は、動作信号の上限値とその動作信号との比較のタイミングを設定したものである。収集された動作信号に機能2を適用すれば、動作信号の値と基準値との比較のタイミングを設定することができる。機能3は、複数の動作信号を関連させて比較するための設定である。収集された動作信号に機能3を適用すれば、ある動作信号を複数の動作信号と比較することができる。機能4は、動作信号同士を比較するための設定であり、機能5は、動作信号と基準値との四則演算を行うための設定である。これらの機能を収集された動作信号に適用すれば、動作信号同士を比較したり、四則演算後の動作信号同士を比較したりすることができる。機能6は、動作信号同士の四則演算を行うための設定である。収集された動作信号に機能6を適用すれば、複数の動作信号同士で四則演算を行わせることができる。機能7は、演算後の数値の絶対値をとるための設定であり、機能8は、前サンプリング値と動作信号とを比較するための設定であり、機能9は他の動作信号との判定結果と動作信号との比較を行わせるための設定である。これらの機能を収集された動作信号に適用すれば、絶対値をとったり、前サンプリングまたは判定結果と比較したりすることができる。
Function 1 is set to compare the operation signal with the upper limit value or lower limit value of the reference value. If function 1 is applied to the collected operation signal, the value of the operation signal can be compared with the reference value. Function 2 sets the timing of comparison between the upper limit value of the operation signal and the operation signal. If the function 2 is applied to the collected operation signal, the timing of comparison between the value of the operation signal and the reference value can be set. Function 3 is a setting for comparing a plurality of operation signals in association with each other. If function 3 is applied to the collected operation signals, a certain operation signal can be compared with a plurality of operation signals. Function 4 is a setting for comparing operation signals with each other, and
各機能の概略は以上の通りであるが、機能9を図4に基づいて詳細に説明する。機能9は、信号1の値が100よりも大きいか否かを信号1の判定ONから10秒後に判定し(機能2と同一)、さらに信号2の値が100よりも大きいか否かを信号1の判定から10秒後に判定させるための設定である。 Although the outline of each function is as described above, the function 9 will be described in detail with reference to FIG. Function 9 determines whether or not the value of signal 1 is greater than 100 after 10 seconds from the determination ON of signal 1 (same as function 2), and further determines whether or not the value of signal 2 is greater than 100. This is a setting for determining after 10 seconds from the determination of 1.
図中の信号1は、エンジン回転数検出センサ124によって検出されたエンジン回転数に関する動作信号である。信号2は、車速センサ122によって検出された車速に関する動作信号である。エンジン回転数に関する動作信号は、その判定ONの指令が出されてから(図4のA時点)判定開始時間として設定されている10秒経過後に(図4のC時点)判定フラグがONし、エンジン回転数の値が1000よりも大きいか否かが判定される。一方、車速に関する動作信号は、エンジン回転数に関する動作信号の判定フラグがONしたときから(図4のC時点)判定開始時間として設定されている10秒経過後に(図4のD時点)判定フラグがONし、車速の値が100よりも大きいか否かが判定される(図4のB時点では判定されない)。
Signal 1 in the figure is an operation signal related to the engine speed detected by the engine
つまり、機能9をエンジン回転数と車速に関する信号に適用すると、エンジンの回転が安定する始動から10秒後にエンジン回転数が1000rpmよりも高いか否かが判断され、次に、エンジン回転数の判定が開始されてから10秒後に車速が100Km/hよりも大きいか否かが判断されることになる。このように、1つの機能を適用することによって複数の動作信号に対して異常検出条件を設定することができる。 That is, when the function 9 is applied to a signal relating to the engine speed and the vehicle speed, it is determined whether or not the engine speed is higher than 1000 rpm after 10 seconds from the start when the engine speed is stabilized. Whether or not the vehicle speed is greater than 100 km / h is determined 10 seconds after the start of. As described above, the abnormality detection condition can be set for a plurality of operation signals by applying one function.
このように、異常検出条件は、異常検出に用いる動作信号の種類とその動作信号の解析方法からなるが、たとえば、診断項目が「車速センサ」の場合には、異常検出に用いる動作信号の種類は「車速」、「エンジン回転数信号」、「ギアポジション信号」の3つが設定されており、解析方法としては機能1、2、3が設定されている。このように、1つの動作信号を異常を判定するために、他の複数の動作信号を見て、さらに複数の機能を用いて多面的な判定を行うと、異常有無の判定精度は格段に向上する。 As described above, the abnormality detection condition includes the type of operation signal used for abnormality detection and the analysis method of the operation signal. For example, when the diagnosis item is “vehicle speed sensor”, the type of operation signal used for abnormality detection. “Vehicle speed”, “Engine speed signal”, and “Gear position signal” are set, and functions 1, 2, and 3 are set as analysis methods. In this way, in order to determine abnormality in one operation signal, looking at other operation signals and performing multifaceted determination using a plurality of functions, the determination accuracy of presence / absence of abnormality is remarkably improved. To do.
図5は、本発明に係る車両用故障診断装置の動作フローチャートである。 FIG. 5 is an operation flowchart of the vehicle fault diagnosis apparatus according to the present invention.
まず、CPU136はメモリ138に記憶されているリストにしたがい、インターフェース140を介して、エンジン制御ユニット110を含む制御システムの動作信号、トランスミッション制御ユニット120を含む制御システムの動作信号、水温センサ112、スイッチ114、車速センサ122、エンジン回転数検出センサ124、スイッチ126などの制御部品の動作信号(車両用データ)を収集し、メモリ138に記憶させる(S1)。
First, the
次に、CPU136は、入力装置132から入力された診断項目にしたがってその診断項目に関連する動作信号をメモリ138から取り出し、その診断項目に対応する異常検出条件を適用して制御部品または制御システムに異常があるか否かの解析をする(S2、S3)。
Next, the
制御部品または制御システム(不具合部品)に異常がなければ(S3:NO)処理を終了する。一方、不具合部品に異常があれば(S3:YES)、現場作業者はその不具合部品の修理または交換をする(S4)。そして、制御部品または制御システムの改善を図るため、および、異常検出条件の内容を最適なものにするために、収集した車両用データをデータ解析部署に送信し(S5)、データ解析部署でその車両用データを詳細に解析する(S6)。 If there is no abnormality in the control component or the control system (defective component) (S3: NO), the process is terminated. On the other hand, if there is an abnormality in the defective part (S3: YES), the field worker repairs or replaces the defective part (S4). Then, in order to improve the control component or the control system and optimize the content of the abnormality detection condition, the collected vehicle data is transmitted to the data analysis department (S5), and the data analysis department The vehicle data is analyzed in detail (S6).
次に、図5のS2のステップの処理を図6および図7のフローチャートに基づいてさらに詳しく説明する。 Next, the process of step S2 of FIG. 5 will be described in more detail based on the flowcharts of FIGS.
図6は、診断項目として車速センサ122を指定した場合の具体的な解析手順を示すフローチャートである。この診断項目の場合、異常検出条件は、異常検出に用いる動作信号の種類として「車速」、「エンジン回転数信号」、「ギアポジション信号」の3つが、また解析方法として機能1、2、3が設定されている。
FIG. 6 is a flowchart showing a specific analysis procedure when the
車速センサ122の診断が指定されると、CPU136はメモリ138から車速、エンジン回転数、ギアポジションに関する動作信号を取り出す(S11)。次に、CPU136は、機能1を用いて、それぞれの動作信号が設定されている上下限を満足するか否かを判定する。さらに、CPU136は、機能3を用いて、3つの動作信号の演算を行う。具体的には、車速(信号1)が100以上であり、かつエンジン回転数(信号2)が10よりも小さく、ギアポジション信号(信号3)が0であるか否かの演算を行う(S13)。CPU136は、機能2を用いて車速センサ122の異常の判定のタイミングを10秒間遅らせる(S14)。CPU136は10秒経過した後に車速センサ122の異常の有無を判断する(S15)。CPU136は判断の結果を表示装置134に送り、表示装置134はその結果を表示する(S16)。
When the diagnosis of the
このように、車速センサ122が正常か異常かを判断する場合でも、単に車速センサ122からの動作信号のみによらずに、この動作信号に関連する動作信号、すなわち、エンジン回転数、ギアポジションに関する動作信号をも加味して判断すると、高精度な判断が可能になる。たとえば、車速センサ122単体から得られる信号が正常値であったとしても、エンジン回転数またはギアポジションからは考えられない値が出力されている場合が考えられるが、本実施の形態では、このような場合も車速センサ122の異常が判断できる。
As described above, even when it is determined whether the
図7は、診断項目として水温センサ112を指定した場合の具体的な解析手順を示すフローチャートである。この診断項目の場合、異常検出条件は、異常検出に用いる動作信号の種類として「水温」、「スタータスイッチ」の2つが、また解析方法として機能1、2、3が設定されている。
FIG. 7 is a flowchart showing a specific analysis procedure when the
水温センサ112の診断が指定されると、CPU136はメモリ138から水温、スタータスイッチに関する動作信号を取り出す(S21)。次に、CPU136は、機能1を用いて、それぞれの動作信号が設定されている上下限を満足するか否かを判定する。さらに、CPU136は、機能3を用いて、2つの動作信号の演算を行う。具体的には、水温(信号1)が100以上であり、スタータスイッチ信号(信号3)が0であるか否かの演算を行う(S23)。CPU136は、機能2を用いて水温センサ112の異常の判定のタイミングを10秒間遅らせる(S24)。CPU136は10秒経過した後に水温センサ112の異常の有無を判断する(S25)。CPU136は判断の結果を表示装置134に送り、表示装置134はその結果を表示する(S16)。
When the diagnosis of the
このように、水温センサ112が正常か異常かを判断する場合でも、単に水温センサ112からの動作信号のみによらずに、この動作信号に関連する動作信号、すなわち、スタータスイッチに関する動作信号をも加味して判断すると、スタータスイッチがONしていないのに水温センサ112が異常に高い値を出力している場合に水温センサ112の異常を判断できる。
As described above, even when it is determined whether the
なお、以上では車速センサ122と水温センサ112との異常の判断について述べたが、ブレーキスイッチ、吸気センサ、O2センサなどの制御部品に対しても上記の機能1〜9を組み合わせてなる解析方法を設定しておくことによって、高精度の判断を自動的に行うことができるようになる。本実施の形態は、エンジン部品以外にも、駆動系や艤装部品の異常検出にも応用可能である。
Although described abnormality judgment that the
本発明は、車両に搭載されている制御部品または制御システムの異常を高精度に検出できるため、生産工場または修理工場などの現場で用いる車両用故障診断装置として応用することができる。 Since the present invention can detect an abnormality of a control component or a control system mounted on a vehicle with high accuracy, the present invention can be applied as a vehicle fault diagnosis device used at a site such as a production factory or a repair factory.
100 車両用ネットワーク、
110 エンジン制御ユニット、
112 水温センサ、
114 スイッチ、
120 トランスミッション制御ユニット、
122 車速センサ、
124 エンジン回転数検出センサ、
126 スイッチ、
130 車両用故障診断装置、
132 入力装置、
134 表示装置、
136 CPU、
138 メモリ、
140 インターフェース。
100 network for vehicles,
110 engine control unit,
112 water temperature sensor,
114 switches,
120 transmission control unit,
122 vehicle speed sensor,
124 engine speed detection sensor,
126 switch,
130 vehicle fault diagnosis device,
132 input devices,
134 display device,
136 CPU,
138 memory,
140 Interface.
Claims (4)
収集した動作信号を記憶する動作信号記憶手段と、
異常検出に用いる動作信号の種類とその動作信号の解析方法が記された異常検出条件を診断項目ごとに記憶する異常検出条件記憶手段と、
指定された診断項目に対応する異常検出条件から該当する動作信号を取り出すとともにその動作信号を当該解析方法にしたがって解析し、当該診断項目に対する前記制御部品または制御システムの異常を検出する異常検出手段と、
を有することを特徴とする車両用故障診断装置。 An operation signal collecting means for collecting operation signals from a plurality of control components or control systems mounted on the vehicle;
An operation signal storage means for storing the collected operation signals;
An abnormality detection condition storage means for storing, for each diagnosis item, an abnormality detection condition in which the type of the operation signal used for abnormality detection and an analysis method of the operation signal are recorded;
An abnormality detection means for extracting a corresponding operation signal from an abnormality detection condition corresponding to a designated diagnosis item, analyzing the operation signal according to the analysis method, and detecting an abnormality of the control component or the control system with respect to the diagnosis item; ,
A vehicle fault diagnosis device comprising:
前記診断項目は、前記制御部品自体の故障を診断するための項目、前記制御システムの故障を診断するための項目、前記制御部品とこれが接続される電子制御装置との間または前記制御システム内の通信系の故障を診断するための項目を含むことを特徴とする請求項1に記載の車両用故障診断装置。 Furthermore, it has an input means for designating the diagnostic item,
The diagnosis item includes an item for diagnosing a failure of the control component itself, an item for diagnosing a failure of the control system, between the control component and an electronic control device to which the control component is connected, or in the control system The vehicle fault diagnosis apparatus according to claim 1, further comprising an item for diagnosing a communication system fault.
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