JP2005265346A - Drying device using heated steam - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、家庭塵、家畜の糞尿、又は汚泥土、産業廃棄物、粉塵を含む廃棄加工用液体(油又は水)等の如く、湿潤した被処理物の乾燥処理(分離又は水分を飛ばす処理等)、或いは販売用の製品(原料)の乾燥処理及び/又は品質の確保等を目的とする加熱蒸気を使用する乾燥装置に関する。 The present invention relates to drying treatment (separation or removal of moisture) of a wet object such as household dust, livestock manure or sludge soil, industrial waste, waste processing liquid (oil or water) containing dust, etc. Etc.), or a drying apparatus using heated steam for the purpose of drying and / or ensuring quality of products (raw materials) for sale.
従来、湿潤した被処理物(産業廃棄物、又は家庭塵で説明する)の乾燥処理(分離又は水分を飛ばす処理等)を目的とする乾燥装置としては、加熱手段と、分離手段、又は臭気処理手段を併設した構成が知られており、例えば、次に列挙する発明が知られている。 Conventionally, as a drying device for the purpose of drying treatment (separation or treatment for removing moisture) of a wet object to be treated (explained with industrial waste or household dust), heating means, separation means, or odor treatment Configurations provided with means are known. For example, the following inventions are known.
文献(1)は、特開2002-167209の「活性炭製造装置とその製造方法及び活性炭製造システム」であり、その概要は、廃棄物乾燥用の乾燥部内にカッターとスクリューコンベアを設け、また外部に加熱用のジャケットを有する乾燥機と、この乾燥機によって乾燥された廃棄物を乾留する乾留炉と、この乾留炉より排出された乾燥廃棄物を活性炭とする活性炭賦活炉とで構成した活性炭製造システムであり、この活性炭製造システムを下水処理施設に設置して、消化汚泥を炭化し、炭化された活性炭を三次処理に使用することを特徴とする構成である。 Document (1) is “Activated carbon production apparatus and production method and activated carbon production system” of Japanese Patent Application Laid-Open No. 2002-167209. The outline is that a cutter and a screw conveyor are provided in a drying section for drying waste, and the outside. An activated carbon production system comprising a dryer having a heating jacket, a carbonization furnace for carbonizing the waste dried by the dryer, and an activated carbon activation furnace using activated carbon as the dry waste discharged from the carbonization furnace The activated carbon production system is installed in a sewage treatment facility, the digested sludge is carbonized, and the carbonized activated carbon is used for the tertiary treatment.
また文献(2)は、特開2002-361201の「ごみ乾燥減容装置」であり、その概要は、有底筒状の加熱チャンバーに突設した回転軸と、この回転軸に設けられるとともに、前記加熱チャンバー内に着脱可能に収容されたバケットと、このバケット内に設けられた内部のごみを撹拌する撹拌翼と、前記加熱チャンバーの開口部を閉塞する蓋と、加熱チャンバー用の加熱手段及び減圧用の減圧手段とを備えた構成であり、乾燥したごみの排出の容易化、内部の掃除・洗浄等の簡便化、又は機械の耐久性の向上等が図れること等の特徴がある。 Reference (2) is a “garbage drying volume reduction device” of JP-A-2002-361201, the outline of which is provided on a rotating shaft projecting from a bottomed cylindrical heating chamber, and the rotating shaft, A bucket detachably accommodated in the heating chamber; an agitating blade for agitating the internal dust provided in the bucket; a lid for closing the opening of the heating chamber; a heating means for the heating chamber; The pressure reduction means for pressure reduction has features such as easy discharge of dry waste, simplification of internal cleaning / cleaning, improvement of machine durability, and the like.
文献(1)、(2)においては、被処理物の水分を飛ばす場合の手段は、加熱チャンバー等の手段を利用し、被処理物に直接熱処理を施す装置である。従って、熱効率が劣ることが考えられる。また文献(1)は加熱室と乾燥室とが個別の構造であることから、各室(各部)の熱源が有効利用されない。従って、熱源の有効利用の面で課題があるものと考えられる。さらに文献(2)は加熱室に通常のタンク形態を採用することから、処理する量が限定されるものと考えられるので、工場サイドでの使用には適さないものと考えられる。 In Documents (1) and (2), the means for removing moisture from the object to be processed is an apparatus that directly heats the object to be processed using means such as a heating chamber. Therefore, it is considered that the thermal efficiency is inferior. Further, in Document (1), since the heating chamber and the drying chamber are separate structures, the heat source of each chamber (each part) is not effectively used. Therefore, it is considered that there is a problem in terms of effective use of the heat source. Furthermore, since the reference (2) adopts a normal tank form for the heating chamber, it is considered that the amount to be treated is limited, so it is not suitable for use on the factory side.
請求項1の発明は、加熱蒸気を利用して効率的な乾燥を図ること、また乾燥室への加熱蒸気の供給及び/又は第1次乾燥部(予備乾燥室)を加熱蒸気で予備加熱することにより、被処理物の水分を効率的に飛ばして乾燥効率の向上と、乾燥時間の短縮化等を図ること等を意図する。
The invention of
請求項1は、ジャケットを装備した製品排出口を備えた乾燥室と、この乾燥室に区画して設けた投入口及び排出口を備えた第1次乾燥部と、前記乾燥室の下部に配した伸縮及び/又は可動する刃物を備えた撹拌羽根と、前記ジャケットに加熱蒸気を供給する配管とで構成した加熱蒸気を使用する乾燥装置である。
請求項2の発明は、請求項1の目的を達成すること、またスクリューフィダーを備えた第1次乾燥部と、撹拌羽根を備えた乾燥室とを利用し、大量の被処理物を処理すること等を意図する。
The invention of
請求項2は、ジャケットを装備した製品排出口を備えた乾燥室と、乾燥室に区画して設けた投入口及び排出口を備えた第1次乾燥部と、この第1次乾燥部に配したスクリューフィダーと、前記乾燥室の下部に配した刃物を備えた撹拌羽根と、前記ジャケットに加熱蒸気を供給する配管とで構成した加熱蒸気を使用する乾燥装置である。
請求項3の発明は、請求項1の目的を達成すること、また乾燥室に充填された加熱蒸気の温度管理及び/又はその維持を図って、乾燥の効率化と、乾燥時間の短縮化等を図ることを意図する。
The invention of claim 3 achieves the object of
請求項3は、請求項1又は請求項2のジャケットにヒータを設ける構成とした加熱蒸気を使用する乾燥装置である。 A third aspect of the present invention is a drying apparatus using heating steam in which a heater is provided on the jacket of the first or second aspect.
請求項4の発明は、請求項1の目的を達成すること、また乾燥室に加熱蒸気を万遍なく供給し、この乾燥室の温度管理及び/又はその維持を図るとともに、第1次乾燥部を加熱蒸気で予備加熱することにより、乾燥の効率化と、乾燥時間の短縮化等を図ることを意図する。
The invention of
請求項4は、請求項1又は請求項2の乾燥室に、加熱蒸気を供給する構成とし、加熱蒸気を供給する構成とし、この加熱蒸気をジャケットのノズルよりこの乾燥室に霧化状に噴射供給する構成とした加熱蒸気を使用する乾燥装置である。
請求項1の発明は、ジャケットを装備した製品排出口を備えた乾燥室と、乾燥室に区画して設けた投入口及び排出口を備えた第1次乾燥部と、乾燥室の下部に配した伸縮及び/又は可動する刃物を備えた撹拌羽根と、ジャケットに加熱蒸気を供給する配管とで構成した加熱蒸気を使用する乾燥装置である。
The invention according to
従って、請求項1は、加熱蒸気を利用して効率的な乾燥が図れること、またこの乾燥室への加熱蒸気の供給及び/又は第1次乾燥部(予備乾燥室)を加熱蒸気で予備加熱することにより、被処理物の水分を効率的に飛ばして乾燥効率の向上と、乾燥時間の短縮化等が図れること等の特徴がある。 Accordingly, the first aspect of the invention is that heating steam can be used for efficient drying, and heating steam is supplied to the drying chamber and / or the primary drying section (preliminary drying chamber) is preheated with heating steam. By doing so, there is a feature that the moisture of the object to be processed can be efficiently blown to improve the drying efficiency and shorten the drying time.
請求項2の発明は、ジャケットを装備した製品排出口を備えた乾燥室と、乾燥室に区画して設けた投入口及び排出口を備えた第1次乾燥部と、第1次乾燥部に配したスクリューフィダーと、乾燥室の下部に配した刃物を備えた撹拌羽根と、ジャケットに加熱蒸気を供給する配管とで構成した加熱蒸気を使用する乾燥装置である。
The invention of
従って、請求項2は、請求項1の目的を達成できること、またスクリューフィダーを備えた第1次乾燥部と、撹拌羽根を備えた乾燥室とを利用し、大量の被処理物を迅速及び/又は確実に処理できること等の特徴がある。
Therefore,
請求項3の発明は、請求項1又は請求項2のジャケットにヒータを設ける構成とした加熱蒸気を使用する乾燥装置である。
The invention of claim 3 is a drying apparatus using heating steam in which the jacket of
従って、請求項3は、請求項1の目的を達成できること、また乾燥室に充填された加熱蒸気の温度管理及び/又はその維持を図って、乾燥の効率化と、乾燥時間の短縮化等が図れること等の特徴がある。
Therefore, Claim 3 can achieve the object of
請求項4の発明は、請求項1又は請求項2の乾燥室に、加熱蒸気を供給する構成とし、加熱蒸気を供給する構成とし、加熱蒸気をジャケットのノズルより乾燥室に霧化状に噴射供給する構成とした加熱蒸気を使用する乾燥装置である。
The invention of
従って、請求項4は、請求項1の目的を達成できること、また乾燥室に加熱蒸気を万遍なく供給し、この乾燥室の温度管理及び/又はその維持が図れるとともに、第1次乾燥部を加熱蒸気で予備加熱することにより、乾燥の効率化と、乾燥時間の短縮化等が図れること等の特徴がある。
Accordingly,
: 本発明の一例を説明する。 An example of the present invention will be described.
1は製品排出口3及び排気口4を備えた断熱構造の乾燥室で、この乾燥室1は分割可能な構造であり、略半截曲面底部100及び側面101、101a(両側面)で構成した下部1aと、この下部1aに設けた略箱型で曲面形状の天井部1cを備えた上部1bとで構成する。またこの乾燥室1の下部1aの略1/2を断熱構造のジャケット2で被覆することで、加熱蒸気による熱交換の効率化と、この加熱蒸気の降温化(温度が下がること)を少なくする。そして、この乾燥室1はフレームAに取付けられる。この取付けの好ましい一例を説明すると、フレームAの取付け部A1に緊締具5で取付けたジャケット2を介して、乾燥室1の下部1aが当該フレームAに取付けられる(下部1aの当該フレームAからの取外しも可能である)。この下部1aに上部1bが緊締具5で固止されるとともに、この上部1bもフレームAに取付けられる(上部1bの当該フレームAからの取外しも可能である)。また必要により上部1bの天井部1cも取付け・取外し可能(可動可能)とすることもできる。そして、このジャケット2は乾燥室1の下部1aの略1/2を被覆することで、加熱蒸気による熱交換の効率化と、この加熱蒸気の降温化を少なくする。また乾燥室1全体を略楕円形状にし、蒸気の効率的な流動を図る。
1 is a heat-insulating drying chamber having a product discharge port 3 and an
6は乾燥室1の下部1aに多数設けた撹拌羽根で、この撹拌羽根6はフレームAの軸受け8に設けた回転軸7に適宜間隔70をもって配備されている。そして、好ましい例は、隣接する撹拌羽根6を略対峙方向に順次設けるとともに、一枚置きに設けた撹拌羽根6は同じ方向に順次設けられる(図2参照)。このように撹拌羽根6を回転軸7の円周方向で、略対峙方向に略1/3の間隔で間欠式に順次設けることで、予備乾燥した被処理物を効率的に乾燥し、またスムーズな撹拌を介して略均一な撹拌を図ること、確実に搬送すること等を意図する。また図示しないが、撹拌羽根6を回転軸7の円周方向で、略対峙方向及び/又は同じ方向に順次設けることで、装置の簡略化、又は予備乾燥した被処理物を簡易的に乾燥し、また強い撹拌を介して略均一な撹拌を図ること等を意図する。尚、この撹拌羽根6は、可動できる細長い形態の刃物60を有しており、この刃物60は対のスリーブ61内を移動(後述するスプリング63及び/又は規制を介してスリーブ61より出没)する対の取付け棒62に枢着されており、この枢着箇所を支点として可動する。またこの刃物60は、各取付け棒62にそれぞれ捲装した各スプリング63により、前後方向に移動する。この一例では、刃物60を対のスリーブ61、取付け棒62等により構成したが、この刃物60は、1本のスリーブ61、取付け棒62等により構成する(図示せず)ことも可能であり、限定されない。また望ましくは、この撹拌羽根6を構成する対のスリーブ61、対の取付け棒62間に搬送及び/又は切断用の補助羽根6aを数本設ける。この搬送及び/又は切断用の補助羽根6aを介して予備乾燥した被処理物を、効率的かつスムーズに搬送、又は撹拌すること、また予備乾燥した被処理物を、カットして解きほぐし、乾燥の効率化を図ること等を意図する。そして、図示しないが、撹拌羽根6の刃物60は、取付け棒62に固定方式で設けられる場合もあり得る。この固定方式では、確実及び/又は強力な剥離と、構造の簡略化、低コスト化等が図れる。
A number of stirring
この構成の如く、撹拌羽根6を対のスリーブ61、対の取付け棒62を介して刃物60を設ける構成を採用することで、この刃物60は、乾燥室1の側面101から対峙する側面101aに向かって、図面においてイ矢印方向に回転する際に、スプリング63の反撥力で開放側に移動する(刃物60が取付け棒62に枢着する構成では可動する)。また逆に乾燥室1の側面101aから対峙する側面101に向かって、図面においてロ矢印方向に回転する際に、当該刃物60は乾燥室1の曲面底部100の内面で押圧されるとともに、スプリング63が圧縮されてスリーブ61の内側に移動する(後退する)。この後退時に刃物60の刃先は、スプリング63の反撥力を利用して曲面底部100に摺接される。この刃物60の曲面底部100への摺接を介して当該曲面底部100にこびり付く乾燥した被処理物を剥離するとともに、ジャケット2内の加熱蒸気との熱交換を促進する。その後、刃物60が曲面底部100から側面101に至るに従って順次開放側に移動する。尚、この撹拌羽根6及び刃物60は図2で示すように側面視して偏平形状とし、前述の如く、回転軸7に適宜間隔70をもって設けられる。この構成によって、撹拌の効率化と、設備の簡略化、低コスト化等を図ることを意図する。また撹拌羽根6が設けられた回転軸7は、駆動源30を介して回転する構成とし、この例では駆動源30からベルト掛け手段で駆動が伝達される。
By adopting a configuration in which the
10は乾燥室1の上部1bの隅に形成した樋状の受け部1dに設けた第1次乾燥部(予熱加熱装置)で、この第1次乾燥部には、投入口11及び排出口12を設ける。そして、この第1次乾燥部10の天井部10aに複数の蓋10bを設け、この蓋10bの開閉で、この第1次乾燥部10の内部の詰まりの清掃と、視認に役立てる。そして、この第1次乾燥部10には被処理物を搬送するスクリューフィダー13が設けられる。このスクリューフィダー13は回転軸14に設けられており、この回転軸14を駆動させる駆動源30を介して回転する。尚、この例では駆動源30からベルト掛け手段で回転軸14が駆動する。そして、この例では、この回転軸14は、乾燥室1の加熱蒸気の中でも高温帯域に設けられており、水分を含有する被処理物(図示せず)を予熱乾燥し、乾燥室1に供給することを意図する。そして、このスクリューフィダー13の回転に対して、刃物60を低速とし、確実・効率的な乾燥、又は均一な乾燥を達成する。また場合により、この第1次乾燥部10は、小型化、設備の簡素化等を意図し、バッチ方式を採用することもあり得る。この刃物60は一面に設けた構成であるが、必要により両面もあり得る。尚、回転軸14はフレームAに回転自在に架承される。尚、第1次乾燥部10を受け部1dに設けることで、乾燥室1への蒸気の滴下を回避し、乾燥した被処理物の湿りを回避すること、効率的な乾燥を図ること等を意図する。図中10c(符号の説明は10b-1)は蓋10bの摘みである。
図中20は対に設けた(一例である)加熱蒸気手段で、この加熱蒸気手段20の加熱蒸気を複数の配管21(一例である)を介してジャケット2及び/又は乾燥室1の全体に略均一に供給する。また22はジャケット2に配した予熱及び/又は加熱用ヒータを示す。そして、ジャケット2には複数の蒸気噴射用ノズル200が設けられており、このジャケット2に供給された蒸気を、この蒸気噴射用ノズル200より乾燥室1に万遍なく噴射する。
In the figure,
: 以下、本発明の作用の要部を説明する。 Hereinafter, the main part of the operation of the present invention will be described.
一方側(図面に示した一例では向かって左側、以下同じ)の投入口11を介して第1次乾燥部10に投入された被処理物は、この第1次乾燥部10のスクリューフィダー13を介して順次搬送かつ撹拌されながら排出口12に至る。この過程において、投入された湿潤する被処理物は、当該第1次乾燥部10の加熱蒸気及び/又は乾燥室1の熱を利用して予熱乾燥(加熱乾燥)及び/又は熱交換(加熱等とする)される。そして、この例では、長い距離を移動しながら、順次撹拌かつ時間を掛けて乾燥等されるとともに、絡み合った状態の湿潤する被処理物を解すことで、効率的な乾燥と、乾燥に要する熱源の節約等が図れること、また素早く適温の雰囲気を達成できること等の特徴がある。そして、この適温の雰囲気を利用し、この湿潤する被処理物を乾燥済み被処理物に変換し、他方側の排出口12(図面に示した一例では向かって右側、以下同じ)を介して乾燥室1の他方側に供給する。そして、第1次乾燥部10の一方側から他方側に至ることで、乾燥時間の確保と、適度であって、しかも品質の劣化しない乾燥を図り、後述する乾燥室1に最適な湿潤状態の被処理物を製造する。尚、バッチ式の場合には、スクリューフィダー13を省略し、装置価格・ランニングコストの低廉化、簡略化・小型化、又は省スペース化等に有益である。
An object to be treated that has been input to the
この乾燥室1の他方側に供給された乾燥済み被処理物は、この乾燥室1に投入された段階で、大量の加熱蒸気に接すると、乾燥済み被処理物が湿潤して逆効果となるので、望ましくは当該乾燥室1の上部1bに蒸気溜り室102(撹拌羽根6と第1次乾燥部10の間の空間を云う)を形成して、この蒸気溜り室102の(過剰)蒸気を、排気口4を介して乾燥室1内にある余分の蒸気を排気する。所謂、強制排気を図る(一例である)。尚、この蒸気溜り室102を利用し、乾燥の効率化、時間の短縮化と、又は処理費用の低コスト化等に有効である。またこの乾燥室1に設けた撹拌羽根6の刃物60は、スプリング63の働きを利用して出没可能とした構成であるので、曲面底部100においては、その刃物60が摺接し、この曲面底部100に付着する(焼け焦げてこびり付いた)乾燥済み被処理物を剥ぎ取り(掻き落し、又は剥離)、ジャケット2からの熱源の効率的な伝達が図れ、乾燥時間の短縮化、適度を維持し、かつ品質の劣化しない乾燥が達成できること、又はこの乾燥済みの被処理物の焦げ付きを回避し、乾燥室1の持続性の確保と、被処理物の品質確保と、又は乾燥室1の清掃の簡略化、清掃頻度の低下等が図れる。また側面101は開放し、刃物60の疲労をなくし、耐久性の向上と、確実に曲面底部100に摺接し、付着する乾燥済み被処理物の剥ぎ取りを図ること等を意図する。この乾燥室1の一方側に達した略完全に乾燥した被処理物は、製品排出口3を介して外部に排出される。即ち、本発明の撹拌羽根6は、乾燥室1の曲面底部100及び/又は垂設した側面101に付着する略乾燥済みの被処理物の剥離と、この乾燥済みの被処理物の撹拌かつ搬送とを意図する。そして、この各撹拌羽根6間には、間隔70が形成されていることから、乾燥した被処理物が絡みつくことなく、また適度の撹拌を介して絡みつきの解消と、乾燥時間の確保を図ること等を意図する。
When the dried object to be processed supplied to the other side of the drying
尚、前記ジャケット2、乾燥室1の上下部1b、1a、又は必要によりフレームAを取付け、分解可能とし、保守管理・点検等の容易化、点検時の取外しの簡便化、迅速化等を図ること、又はコストの低廉化、また経験を要せずして保守管理・点検、又は修理ができること等を意図する。またジャケット2の加熱蒸気は、配管21を介して乾燥室1及び/又は第1次乾燥部10に略均一に供給される。また加熱蒸気は、間欠的に供給されるが、必要により連続の場合もあり得る。
The
またジャケット2に予熱及び/又は加熱用ヒータ22を設けることで始動時及び/又は始動時における乾燥室1の温度管理と、適温への迅速な対応を図ること等が可能である。
Further, by providing the
図中40は予熱及び/又は加熱用ヒータ22の熱源を示す。
In the figure, reference numeral 40 denotes a heat source of the preheating and / or
図中31はブロワを示す。 In the figure, 31 indicates a blower.
1 乾燥室
1a 下部
1b 上部
1c 天井部
1d 受け部
100 曲面底部
101 側面
101a 側面
102 蒸気溜り室
2 ジャケット
200 蒸気噴射用ノズル
3 製品排出口
4 排気口
5 緊締具
6 撹拌羽根
6a 搬送及び/又は切断用の補助羽根
60 刃物
61 スリーブ
62 取付け棒
63 スプリング
7 回転軸
70 間隔
8 軸受け
10 第1次乾燥部
10a 天井部
10b 蓋
10b-1 摘み
11 投入口
12 排出口
13 スクリューフィダー
14 回転軸
20 加熱蒸気手段
21 配管
22 予熱及び/又は加熱用ヒータ
30 駆動源
31 ブロワ
40 熱源
A フレーム
A1 取付け部
1 Drying room
1a Bottom
1b top
1c Ceiling
1d receiving part
100 Curved bottom
101 side
101a side
102 Steam chamber
2 jacket
200 Nozzle for steam injection
3 Product outlet
4 Exhaust port
5 Fastener
6 Stir blade
6a Auxiliary blades for transport and / or cutting
60 Cutlery
61 sleeve
62 Mounting rod
63 Spring
7 Rotating axis
70 interval
8 bearings
10 Primary drying section
10a Ceiling
10b lid
10b-1 Pick
11 slot
12 outlet
13 Screw feeder
14 Rotation axis
20 Heating steam means
21 Piping
22 Preheater and / or heater
30 Drive source
31 Blower
40 heat source
A frame
A1 Mounting part
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