JP2005260865A - テレビ受信機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ユーザによって選択された受信するべきチャンネルの映像の画質を低下させることなく、隣接チャンネルによる干渉を防止することができるテレビ受信機を提供することである。
【解決手段】テレビ受信機30は、チューナ3とトラップ手段6、7とトラップ制御部20と隣接チャンネル判別処理部18とトラップ用スイッチ手段1、2と外部メモリ21を備えている。外部メモリ21には、テレビ受信機30により受信可能に存在するチャンネルが記憶されている。
隣接チャンネル判別処理部18は、ユーザにより選択されたチャンネルに隣接するチャンネルが受信可能に存在するか否か判別する。隣接するチャンネルが存在する場合には、トラップ制御部20が隣接するチャンネルをトラップ手段6、7に設定する。また、トラップ制御部20は、トラップ用スイッチ手段1、2をオン、オフする制御を行う。
【選択図】 図1

Description

本発明は、受信するべきチャンネルに対する隣接チャンネルからの干渉を防止することができるテレビ受信機に関する。
テレビ受信機は、これを使用する使用者(以下、「ユーザ」という)により選択された特定のチャンネルのテレビ放送を選局受信するチューナを備えている。また、テレビ受信機には一般にSAWフィルタ等が設けられている。
このSAWフィルタ等により、チューナが受信したテレビ放送信号のうち、ユーザにより選択されたチャンネル以外の隣接チャンネルの放送信号が除去されるようにされている。これにより、ユーザが受信するべく選択したチャンネルに対する隣接チャンネルによる干渉が防止されるようにされている。
ここで、前記SAWフィルタによっては隣接チャンネルの信号を完全に除去することができず、映像出力に乱れを生ずることがあった。そして、従来のテレビ受信機には、このSAWフィルタの能力の限界を補って隣接チャンネルによる干渉を防ぐべく、チューナに対するAGC(Auto Gain Control(オートゲインコントロール))機能を利用するものがある(例えば、特許文献1参照)。
このAGC機能を利用して隣接チャンネルによる干渉を防止するテレビ受信機では、受信するべく選択されたチャンネルに隣接するチャンネルが受信可能に存在している場合、チューナの出力利得を低下させるように制御する。これにより、受信するべきチャンネルに対してノイズとして作用する隣接チャンネルの放送信号のレベルは低下する。
特開平11−243322号公報
しかし、AGC機能を利用して隣接チャンネルによる干渉を防ぐようにした従来のテレビ受信機では、チューナの出力利得を低下させると、受信するべきチャンネルの放送信号に対する利得も低下した。これにより、受信するべきチャンネルの映像信号のレベルも低下し、映像の画質の低下を招くことがあった。
そこで、本発明は、受信するべきチャンネルの映像の画質を低下させることなく、隣接チャンネルによる干渉を防止することができるテレビ受信機を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明は、受信可能なチャンネルのチャンネルナンバー及び周波数を記憶するとともに、前記受信可能なチャンネルのうちユーザの操作によって選択された受信するべきチャンネルが設定されるチューナを備えるテレビ受信機であって、
設定された周波数のテレビ放送信号をトラップするトラップ手段と、
トラップするべきテレビ放送信号の周波数を前記トラップ手段に設定するトラップ周波数設定手段と、
受信するべきチャンネルがユーザによって選択されると、この受信するべきチャンネルに隣接する隣接チャンネルが前記受信可能なチャンネル中に存在するか否か判別するとともに、隣接チャンネルが存在する場合に該隣接チャンネルの周波数を前記トラップ周波数設定手段に設定する隣接チャンネル判別処理手段と、
チューナより出力されたテレビ放送信号を前記トラップ手段に導くためのトラップ回路に設けられたトラップ用スイッチ手段と、
前記トラップ用スイッチ手段をオン、オフするためのスイッチ制御手段とを備え、
前記受信するべきチャンネルがユーザによって選択されると、前記隣接チャンネル判別処理手段が隣接チャンネルが存在するか否か判別し、
前記隣接チャンネルが存在すると判別された場合に、前記トラップ周波数設定手段が隣接チャンネルの周波数を前記トラップ手段に設定するとともに、前記スイッチ制御手段が前記トラップ用スイッチ手段をオンさせることを特徴とするテレビ受信機である(請求項1)。
本発明のテレビ受信機によると、ユーザの操作により選択された受信するべきチャンネルに隣接する隣接チャンネルが受信可能に存在する場合には、この隣接チャンネルの存在は隣接チャンネル判別処理手段によって判別される。
そして、隣接チャンネルが存在する場合、トラップ手段には隣接チャンネルの周波数が設定され、前記スイッチ制御手段は前記トラップ用スイッチ手段をオンさせる。そして、前記チューナを出力された隣接チャンネルの放送信号は前記トラップ手段に導かれてトラップされる。これにより、前記受信するべきチャンネルに対する隣接チャンネルからの干渉を防ぐことができる。
また、前記隣接チャンネルが存在しない場合には、この隣接チャンネルが存在しないことは前記隣接チャンネル判別処理手段によって判別される。そして、前記隣接チャンネルが存在しない場合には、前記トラップ用スイッチ手段はオンされず、前記トラップ手段は放送信号をトラップする動作を行わない。
このように、本発明のテレビ受信機によると、前記隣接チャンネルが存在する場合にのみ前記隣接チャンネルの放送信号を前記トラップ手段によりトラップするように制御を行う。
これにより、不要にトラップ手段を動作させることを防ぐことができる。これにより、受信するべきチャンネルのテレビ放送の映像や音声の質の低下を防ぐことができる。
また、前記テレビ受信機について、前記隣接チャンネル判別処理手段は、前記受信するべきチャンネルの周波数より低周波数側に隣接する低周波数側隣接チャンネル及び前記受信するべきチャンネルの周波数より高周波数側に隣接する高周波数側隣接チャンネルを判別し、
前記トラップ手段として、前記低周波数側隣接チャンネルのテレビ放送信号をトラップする低周波数側トラップ手段と前記高周波数側隣接チャンネルのテレビ放送信号をトラップする高周波数側トラップ手段とが設けられており、
前記トラップ回路として、前記チューナより出力されたテレビ放送信号を低周波数側トラップ手段に導くための第一のトラップ回路とチューナより出力されたテレビ放送信号を高周波数側トラップ手段に導くための第二のトラップ回路とが設けられており、
前記第一のトラップ回路には第一のトラップ用スイッチ手段が設けられ、前記第二のトラップ回路には第二のトラップ用スイッチ手段が設けられており、
前記受信するべきチャンネルがユーザによって選択されると、前記隣接チャンネル判別処理手段が高周波数側隣接チャンネル及び低周波数側隣接チャンネルが存在するか否か判別し、
低周波数側隣接チャンネルが存在すると判別された場合には、前記隣接チャンネル判別処理手段が前記トラップ周波数設定手段に前記低周波数側隣接チャンネルを設定し、前記トラップ周波数設定手段が前記低周波数側トラップ手段に低周波数側隣接チャンネルの周波数を設定するとともに、前記スイッチ制御手段が前記第一のトラップ用スイッチ手段をオンさせるようにされており、
高周波数側隣接チャンネルが存在すると判別された場合には、前記隣接チャンネル判別処理手段が前記トラップ周波数設定手段に前記高周波数側隣接チャンネルを設定し、前記トラップ周波数設定手段が前記高周波数側トラップ手段に高周波数側隣接チャンネルの周波数を設定するとともに、前記スイッチ制御手段が前記第二のトラップ用スイッチ手段をオンさせるようにされており、
低周波数側隣接チャンネル及び高周波数側隣接チャンネルが存在すると判別された場合には、前記隣接チャンネル判別処理手段が前記トラップ周波数設定手段に前記低周波数側隣接チャンネル及び高周波数側隣接チャンネルを設定し、前記トラップ周波数設定手段が前記低周波数側トラップ手段に低周波数側隣接チャンネルの周波数を設定し、前記トラップ周波数設定手段が前記高周波数側トラップ手段に高周波数側隣接チャンネルの周波数を設定するとともに、前記スイッチ制御手段が前記第一のトラップ用スイッチ手段及び第二のトラップ用スイッチ手段をオンさせるようにすることができる(請求項2)。
この発明のテレビ受信機にあっては、前記隣接チャンネル判別処理手段は、前記低周波数側隣接チャンネル及び高周波数側隣接チャンネルの存在を判別する。
そして、トラップ周波数設定手段は、低周波数側隣接チャンネル及び高周波数側隣接チャンネルの存在の状況に応じて、低周波数側トラップ手段及び高周波数側トラップ手段に隣接チャンネルの周波数を設定する。そして、前記スイッチ制御手段は、前記隣接チャンネルの存在の状況に応じて、前記第一のトラップ用スイッチ手段及び第二のトラップ用スイッチ手段をオンさせる。
これにより、低周波数側隣接チャンネル及び高周波数側隣接チャンネルの存在の状況に応じて、低周波数側トラップ手段及び高周波数側トラップ手段を動作させることができる。
また、前記テレビ受信機について、前記低周波数側隣接チャンネルの周波数を低周波数側隣接チャンネルの音声信号の周波数とし、前記高周波数側隣接チャンネルの周波数を高周波数側隣接チャンネルの映像信号の周波数とすることができる(請求項3)。
この発明によると、低周波数側隣接チャンネルが存在する場合には、低周波数側隣接チャンネルの音声信号をトラップすることができる。また、高周波数側隣接チャンネルが存在する場合には、高周波数側隣接チャンネルの映像信号をトラップすることができる。
これにより、受信するべきチャンネルの放送信号に対して低周波数側隣接チャンネルより干渉し易い低周波数側隣接チャンネルの音声信号を除去することができる。また、受信するべきチャンネルの放送信号に対して高周波数側隣接チャンネルより干渉し易い高周波数側隣接チャンネルの映像信号を除去することができる。
また、前記テレビ受信機について、前記受信可能なチャンネルのチャンネルナンバー及びその周波数の記憶を、受信可能なチャンネルを設定するための処理であるチャンネルのプリセットによって行うことができる(請求項4)。
この発明によると、前記受信可能なチャンネルのチャンネルナンバー及びその周波数の記憶を、チャンネルのプリセットにより行うことができる。これにより、受信可能なチャンネルのチャンネルナンバー及び周波数を記憶させるための処理が容易である。
また、前記テレビ受信機について、前記チャンネルのプリセットにより、受信可能なチャンネルに関するチャンネルナンバー及びその周波数を含むデータからなるチャンネルマップが形成されるようにし、
前記隣接チャンネル判別処理手段が前記チャンネルマップを参照することによって前記隣接チャンネルが存在するか否か判別するようにすることができる(請求項5)。これにより、前記隣接チャンネル判別処理手段が前記隣接チャンネルの存在を判別するにあたって、その処理を簡易にすることができる。
また、前記トラップ用スイッチ手段を、オン信号を与えることによってオン状態に制御されるトランジスタによって構成し、
前記スイッチ制御手段がオン信号を出力すると、前記トラップ用スイッチ手段のトランジスタがオンされるようにすることができる(請求項6)。
この発明によると、トラップ用スイッチ手段をトランジスタによって構成し、該トランジスタをオン信号を与えることによってオンさせることができる。これにより、トラップ用スイッチ手段の構成を簡潔にすることができ、そのオン、オフの制御を簡易に行うこともできる。
本発明は、以上説明したような形態で実施され、以下に記載するような効果を奏する。本発明のテレビ受信機によると、ユーザにより選択された受信するべきチャンネルに対する隣接チャンネルの存在の状況を判別し、その状況に応じてトラップ手段を動作させることができる。
これにより、トラップ手段を必要な場合に限って動作させることができ、トラップ手段を不要に動作させることがないので、受信するべきチャンネルの映像や音声の質の低下を招くことがない。
本発明の実施の形態について、図1乃至図5に基づいて説明する。図1は、本発明の一実施形態であるテレビ受信機30の概略構成を示すブロック図である。テレビ受信機30は、チューナ3と低周波数側トラップ手段6と高周波数側トラップ手段7と第一のトラップ回路11と第二のトラップ回路12と制御用マイコン25を備えている。
このテレビ受信機30は、図1に図示されない操作用リモコンを備えている。このテレビ受信機30を使用する使用者(以下、「ユーザ」という。)は、この操作用リモコンを用いてテレビ受信機30の操作を行うことができる。
この操作用リモコンには、テレビ受信機30を操作するための各種の操作キーが設けられている。これらの操作キーには、ユーザが受信を希望するチャンネルを選局するためのチャンネル選択キーが設けられている。
この操作用リモコンの操作キーが操作されると、操作されたキーの種類や操作内容は後に説明する制御用マイコン25によって検出される。
また、このテレビ受信機30は図示されないテレビモニタを備えており、受信したチャンネルのテレビ放送の内容がテレビモニタに出力される。このテレビモニタは、映像を出力するテレビ画面と音声を出力するスピーカとを備えている。
チューナ3はアンテナを介してテレビ放送電波を選局受信する。チューナ3には、ユーザにより選局された受信するべきチャンネルが設定される。ユーザが操作用リモコンにより視聴したいチャンネルを選択する操作を行うと、選択されたチャンネルは制御用マイコン25によって検出され、制御用マイコン25は選択されたチャンネル(以下、「選局チャンネル」ともいう)をチューナ3に設定する処理を行う。
チューナ3は、テレビ放送電波に対する一定の受信特性を備えている。即ち、チューナ3は、チューナ3に設定された選局チャンネルの中心周波数において受信感度が最大となり、この中心周波数の両側の周波数においてある程度の受信感度が残存する受信特性を示す。
このチューナ3の受信特性により、選局チャンネルに隣接するチャンネルが受信可能に存在する場合には、この隣接チャンネルの放送信号もチューナ3によって受信される。
SAWフィルタ(Surface Acoustic Wave Filter(表面弾性波フィルタ))8は、チューナ3から入力されたテレビ放送信号より不要な信号を除去し、選局チャンネルの放送信号を選別して出力するフィルタリング処理を行う。
SAWフィルタ8を通過したテレビ放送信号は、図1に図示されない信号処理回路に入力される。そして、テレビ放送信号中の映像信号及び音声信号は各々に対して設けられる信号処理回路により処理され、選局チャンネルのテレビ放送の映像及び音声がテレビモニタに出力される。
低周波数側トラップ手段6は、選局チャンネルの低周波数側に隣接する低周波数側隣接チャンネルの放送信号をトラップする。低周波数側トラップ手段6には、トラップするべき放送信号の周波数が後に説明する制御用マイコン25により設定される。
低周波数側トラップ手段6は、第一のトラップ回路11を介してチューナ3の出力側に接続されている。チューナ3より出力されたテレビ放送信号のうちトラップ手段6によってトラップされるべき信号成分は、第一のトラップ回路11を通って低周波数側トラップ手段6に導かれる。
高周波数側トラップ手段7は、選局チャンネルの高周波数側に隣接する高周波数側隣接チャンネルの放送信号をトラップする。高周波数側トラップ手段7には、トラップするべき放送信号の周波数が後に説明する制御用マイコン25より設定される。
高周波数側トラップ手段7は、第二のトラップ回路12を介してチューナ3の出力側に接続されている。チューナ3より出力されたテレビ放送信号のうちトラップ手段7によってトラップされるべき信号成分は、第二のトラップ回路12を通って高周波数側トラップ手段7に導かれる。
第一のトラップ回路11には、第一のトラップ用スイッチ手段1が設けられている。第一のトラップ用スイッチ手段1がオンされることにより、チューナ3の出力側と低周波数側トラップ手段6とが導通する。
第二のトラップ回路12には、第二のトラップ用スイッチ手段2が設けられている。第二のトラップ用スイッチ手段2がオンされることにより、チューナ3の出力側と高周波数側トラップ手段7とが導通する。
第一のトラップ用スイッチ手段1及び第二のトラップ用スイッチ手段2は、後に説明する制御用マイコン25によりオン、オフが制御される。
このテレビ受信機30にあっては、第一のトラップ用スイッチ手段1及び第二のトラップ用スイッチ手段2は、トランジスタによって構成されている。そして、これらスイッチ手段1、2は、トランジスタをオン状態とするオン信号(論理ハイ”H”)が制御用マイコン25より入力されると、オンされる。
第一のトラップ用スイッチ手段1及び第二のトラップ用スイッチ手段2をトランジスタにより構成すると、これらスイッチ手段のオン、オフの制御を容易にできる。
なお、これらスイッチ手段1、2は、トランジスタにより構成する他、制御用マイコン25によってオン、オフの制御が可能な機械式マイクロスイッチによって構成することもできる。
制御用マイコン25はテレビ受信機30の制御を行う。制御用マイコン25は、CPU(中央処理装置)、ROM(読み出し専用メモリ)、及びRAM(読み書き可能メモリ)を備えている。また、制御用マイコン25には、外部メモリ21が接続されている。この外部メモリ21は、E2PROM等の不揮発性メモリにより構成することができる。
制御用マイコン25には、制御部15、選局処理部17、隣接チャンネル判別処理部18、チャンネル設定処理部19及びトラップ制御部20が形成されている。制御用マイコン25に形成されたこれらの各部は、ROM内の演算処理が可能なプログラムによってモジュール化されている。
制御部15は、制御用マイコン25の動作の制御を行う。制御部15が制御用マイコン25の各部を制御することにより、制御用マイコン25がテレビ受信機30の動作を制御する。
選局処理部17は、テレビ受信機30が受信するチャンネルの選局に関する処理を行う。ユーザが操作用リモコンにより受信するべきチャンネルを選択する操作を行うと、この選択されたチャンネルを特定するデータが選局処理部17に入力される。
選局処理部17は、選択された選局チャンネルを特定するデータを図示されない信号処理経路を介してチューナ3へ出力する。また、選局処理部17は、選局チャンネルを特定するデータを隣接チャンネル判別処理部18へ出力する。
隣接チャンネル判別処理部18は、選局チャンネルに隣接するチャンネルが受信可能に存在するか否か判別する処理を行う。このテレビ受信機30によって受信することが可能なチャンネルに関する各種の情報は、外部メモリ21に記憶される。
隣接チャンネル判別処理部18は、後に説明するチャンネルマップに記録されるデータを参照することにより、受信可能なチャンネル中に選局チャンネルに隣接する隣接チャンネルが存在するか否か判別する。隣接チャンネル判別処理部18がチャンネルマップを参照して隣接チャンネルの存在を判別すると、該判別のための処理を簡易にすることができる。
また、隣接チャンネル判別処理部18は、隣接チャンネルが存在する場合に、トラップするべき隣接チャンネルの放送信号の周波数をチャンネルマップから読み出す。
そして、隣接チャンネル判別処理部18は、隣接チャンネルが存在することを判別した場合に、隣接チャンネル検出信号をトラップ制御部20に出力しトラップ制御部20を制御する。
隣接チャンネル判別処理部18は、選局チャンネルに対する低周波数側に隣接する低周波数側隣接チャンネルが存在する場合には、第一の隣接チャンネル検出信号をトラップ制御部20に出力し、低周波数側隣接チャンネルのトラップするべきテレビ放送信号の周波数をトラップ制御部20に設定する。
この第一の隣接チャンネル検出信号は、低周波数側隣接チャンネルに関するデータを含んでおり、このデータとして低周波数側隣接チャンネルの音声信号の周波数のデータを含んでいる。
また、隣接チャンネル判別処理部18は、隣接チャンネルに対する高周波数側に隣接する高周波数側隣接チャンネルが存在する場合には、第二の隣接チャンネル検出信号をトラップ制御部20に出力し、高周波数側隣接チャンネルのトラップするべき放送信号の周波数をトラップ制御部20に設定する。
この第二の隣接チャンネル検出信号は、高周波数側隣接チャンネルに関するデータを含んでおり、このデータとして高周波数側隣接チャンネルの映像信号の周波数のデータを含んでいる。
この隣接チャンネル判別処理部18は、選局チャンネルに隣接するチャンネルが存在するか否か判別する隣接チャンネル判別処理手段にあたる。
チャンネル設定処理部19は、このテレビ受信機30により受信することが可能なチャンネルを記憶し設定する処理であるチャンネルのプリセットのための処理を行う。
このプリセットは以下のように実行される。テレビ受信機30のユーザがチャンネルをプリセットするための操作を行うと、この操作がされたことが制御用マイコン25によって検出される。
そして、チャンネル設定処理部19は、チャンネル選択キーによって選択することが可能なチャンネルとして用意されているチャンネルを順次にチューナ3に設定し、チューナに設定されたチャンネルが受信可能に存在するか否かを順次に検出する。
そして、チャンネル設定処理部19は、受信可能であることが検出されたチャンネルについて、各種の情報を外部メモリ21に記憶させる。チャンネル設定処理部19がチャンネルのプリセットを行うことにより、外部メモリ21にはチャンネルマップが形成される。このチャンネルマップには、受信可能な全てのチャンネルについて、チャンネルナンバー及び周波数を含む各種の情報が記録される。
トラップ制御部20は、低周波数側トラップ手段6及び高周波数側トラップ手段7にトラップするべきテレビ放送信号の周波数を設定する。また、トラップ制御部20は、第一のトラップ用スイッチ手段1及び第二のトラップ用スイッチ手段2のオン、オフの制御を行う。
トラップ制御部20は、隣接チャンネル判別処理部18より第一の隣接チャンネル検出信号が入力されると、低周波数側隣接チャンネルの音声信号の周波数を低周波数側トラップ手段6に設定し、第一のトラップ用スイッチ手段1にオン信号を出力する。これにより、第一のトラップ用スイッチ手段1はオンされ、チューナ3より出力された放送信号のうち低周波数側隣接チャンネルの音声信号は、低周波数側トラップ手段6によりトラップされる。
また、トラップ制御部20は、隣接チャンネル判別処理部18より第二の隣接チャンネル検出信号が入力されると、高周波数側隣接チャンネルの映像信号の周波数を高周波数側トラップ手段7に設定し、第二のトラップ用スイッチ手段2にオン信号を出力する。これにより、第二のトラップ用スイッチ手段2はオンされ、チューナ3より出力された放送信号のうち高周波数側隣接チャンネルの映像信号は、高周波数側トラップ手段7によりトラップされる。
このトラップ制御部20は、トラップ手段6、7にトラップするべきテレビ放送信号の周波数を設定するトラップ周波数設定手段にあたる。また、トラップ制御部20は、トラップ用スイッチ手段1、2をオン、オフさせる制御を行うスイッチ制御手段にあたる。
次に、図2、図3を参酌し、外部メモリ21に記憶されるデータについて説明する。図2は、チャンネルのプリセットにより外部メモリ21に記憶されたチャンネルマップの例を示している。
チャンネルマップには、操作用リモコンのチャンネル選択キーの操作によって選択することが可能なチャンネルについて受信可能であるか否か記録されている。図2において、CH(チャンネル)の欄には、チャンネルに割り当てられたチャンネルナンバーが記録されている。
図2において、○はそのチャンネルについて放送局が存在すること、即ちチャンネルが受信可能に存在することを示している。一方、図2において、×はそのチャンネルについて放送局が存在しないこと、即ちチャンネルが受信可能に存在していないことを示している。この図2に示されるチャンネルマップでは、1、3、4、5、8、9、10、及び12の各チャンネルが受信可能に存在することが記録されている。
この図2に示されるチャンネルマップによると、1チャンネルには隣接チャンネルは存在しておらず、3チャンネルには高周波側隣接チャンネルとして4チャンネルが存在している。また、4チャンネルには、低周波数側隣接チャンネルとして3チャンネルが存在し、高周波数側隣接チャンネルとして5チャンネルが存在している。
また、8チャンネルには高周波数側隣接チャンネルとして9チャンネルが存在している。そして、9チャンネルには、低周波数側隣接チャンネルとして8チャンネルが存在し、高周波数側隣接チャンネルとして10チャンネルが存在している。
このチャンネルマップには、図2に図示されない他のデータも記録されており、受信可能な各チャンネルについての中心周波数、映像信号の搬送周波数、及び音声信号の搬送周波数が記録されている。
図3は、チャンネルマップに記録された受信可能なチャンネルの周波数の一例を示している。図3は、図2に示されるチャンネルのうち、8、9、10チャンネルの周波数を示している。
図3において、fpは映像信号の周波数であり、fsは音声信号の周波数である。図3に示されるように、9チャンネルについて、映像信号の周波数が199.25MHzであり、音声信号の周波数が203.75MHzである。そして、8チャンネルの音声信号の周波数が197.75MHzであり、10チャンネルの映像信号の周波数が205.25MHzである。
このように、9チャンネルの映像信号の周波数に対して低周波数側隣接チャンネルである8チャンネルの音声信号の周波数が近接しており、9チャンネルの音声信号の周波数に対して高周波数側隣接チャンネルである10チャンネルの映像信号の周波数が近接している。
これにより、9チャンネルの映像信号は8チャンネルの音声信号による干渉を受け易く、9チャンネルの映像は8チャンネルにより乱され易い。また、9チャンネルの音声信号は10チャンネルの映像信号による干渉を受け易く、9チャンネルの音声は10チャンネルにより乱され易い。
このテレビ受信機30では、9チャンネルを受信する場合には、8チャンネルの音声信号を低周波数側トラップ手段6によってトラップし、10チャンネルの映像信号を高周波数側トラップ手段7によってトラップできる。これにより、9チャンネルを受信する場合に、その映像や音声が8チャンネルの放送信号や10チャンネルの放送信号によって乱されることを防ぐことができる。
次に、以上のトラップ手段6、7により隣接チャンネルの放送信号をトラップした場合の放送信号の波形について説明する。図4は、トラップ手段6、7により隣接チャンネルの放送信号をトラップする処理を行った場合の放送信号の波形を示す図である。
図4において、横方向は周波数に対応しており、図の左から右に進むに従って周波数が増加するように表している。また、図4において、縦方向は放送信号の強度に対応している。図の上方向に進むに従って信号の強度が増加するように表している。
図4において、fc0は選局チャンネルの中心周波数であり、fp0は選局チャンネルの映像信号の搬送周波数であり、fs0は選局チャンネルの音声信号の搬送周波数である。
また、図4において、fp1は低周波数側隣接チャンネルの映像信号の搬送周波数であり、fs1は低周波数側隣接チャンネルの音声信号の搬送周波数である。また、fp2は高周波数側隣接チャンネルの映像信号の搬送周波数であり、fs2は高周波数側隣接チャンネルの音声信号の搬送周波数である。
チューナ3より出力された放送信号のうち、図4に示されるように、低周波数側トラップ手段6により、周波数fs1により搬送される低周波数側隣接チャンネルの音声信号がトラップされる。
また、チューナ3より出力された放送信号のうち、図4に示されるように、高周波数側トラップ手段7により、周波数fp2により搬送される高周波数側隣接チャンネルの映像信号がトラップされる。
次に、以上に説明したテレビ受信機30の動作の例について、図5を参酌しつつ説明する。図5は、テレビ受信機30を動作させる手順の一例についてのフローチャートである。
テレビ受信機30のユーザがテレビ受信機30を電源オンし、操作用リモコンのチャンネル選択キーを操作して受信するべきチャンネルを選択し、チャンネルの選局を行う。このチャンネル選局が有ると(S1)、制御用マイコン25は、選局されたチャンネルのチャンネルナンバー(チャンネル番号)の周波数データと選局チャンネルに対する隣接チャンネルの有無のデータを、外部メモリ21から読み出す(S2)。
そして、選局チャンネルに隣接チャンネルが無い場合には(S3、NO)、制御用マイコン25がトラップをオフするように制御する(S4)。即ち、制御用マイコン25は、第一のトラップ用スイッチ手段1及び第二のトラップ用スイッチ手段2にオン信号を出力せず、低周波数側トラップ手段6及び高周波数側トラップ手段7にトラップするべき周波数を設定する処理を行わない。これにより、トラップ手段6、7は、チューナ3より出力された放送信号に対するトラップを行わない。
一方、選局チャンネルに隣接チャンネルが存在する場合には(S3、YES)、制御用マイコン25がトラップをオンするように制御する(S5)。この場合には、制御用マイコン25は、低周波数側隣接チャンネル及び/又は高周波数側隣接チャンネルの存在に対応させて、第一のトラップ用スイッチ手段1及び/又は第二のトラップ用スイッチ手段2にオン信号を出力する。
また、制御用マイコン25は、低周波数側隣接チャンネル及び/又は高周波数側隣接チャンネルの存在に対応させて低周波数側トラップ手段6及び/又は高周波数側トラップ手段7にトラップするべきチャンネルの放送信号の周波数を設定する。
即ち、低周波数側隣接チャンネルが存在する場合には、制御用マイコン25は、低周波数側トラップ手段6に低周波数側隣接チャンネルの周波数を設定する。また、高周波数側隣接チャンネルが存在する場合には、制御用マイコン25は、高周波数側トラップ手段7に高周波数側隣接チャンネルの周波数を設定する。
また、低周波数側隣接チャンネル及び高周波数側隣接チャンネルが存在する場合には、制御用マイコン25は、低周波数側トラップ手段6に低周波数側隣接チャンネルの周波数を設定するとともに、高周波数側トラップ手段7に高周波数側隣接チャンネルの周波数を設定する。
以上に説明したテレビ受信機30によると、受信するべき選局チャンネルに隣接するチャンネルの放送信号をトラップするための低周波数側トラッ手段プ6、及び高周波数側トラップ手段7を備えている。
そして、テレビ受信機30は、低周波数側トラップ手段6によるトラップをオンするための第一のトラップ用スイッチ手段1及び高周波数側トラップ手段7によるトラップをオンするための第二のトラップ用スイッチ手段2を備えている。
そして、テレビ受信機30は、受信するべき選局チャンネルに対する隣接チャンネルの存在を判別し、隣接チャンネルの存在に応じて第一のトラップ用スイッチ手段1及び第二のトラップ用スイッチ手段2の動作を制御する。
即ち、テレビ受信機30は、選局チャンネルに対する隣接チャンネルの存在の状況に応じて、トラップ手段6、7にトラップするべき隣接チャンネルの周波数を設定するとともに、スイッチ手段1、2のオン、オフの制御を行う。
このように、テレビ受信機30は、選局チャンネルに隣接チャンネルが存在する場合にはトラップ手段6、7を動作させる処理を行い、隣接チャンネルが存在しない場合にはトラップ手段6、7を動作させる処理を行わない。
これにより、隣接チャンネルが存在する場合には、トラップ手段によって隣接チャンネルの放送信号をトラップすることができ、選局チャンネルのテレビ放送の映像や音声の乱れを防ぐことができる。
一方、隣接チャンネルが存在しない場合にはトラップ手段を動作させないので、不要にトラップ手段を動作させることに伴う電力消費等を防ぐことができる。また、隣接チャンネルが存在しない場合にはトラップ手段を動作させないことにより、以下の利点もある。
即ち、トラップ手段を常に動作させると選局チャンネルの映像や音声に影響を及ぼし、映像や音声の質の低下を招くおそれがある。テレビ受信機30では、トラップ手段を動作させる必要がない場合には動作させないので、かかる場合における映像や音声の質の低下を防止することができる。
また、テレビ受信機30によると、隣接チャンネルの放送信号をトラップすることによって隣接チャンネルの影響を防ぐので、隣接チャンネルの音声信号による影響を有効に防止することもできる。
例えば、チューナに対するAGC機能を利用して隣接チャンネルの影響を防止する場合であれば、隣接チャンネルの映像信号による影響を防止できるが、音声信号による影響を防止することはできない。テレビ受信機30によると、隣接チャンネルの音声信号をトラップできるので、音声信号による影響を防ぐこともできる。
なお、以上のテレビ受信機30による説明では、低周波数側隣接チャンネルについては音声信号をトラップし、高周波数側隣接チャンネルについては映像信号をトラップする例を挙げて説明した。
本発明を実施するにあたり、低周波数側隣接チャンネルについてのトラップの対象は音声信号に限られず、高周波数側隣接チャンネルについてのトラップの対象は映像信号に限られない。
即ち、本発明を実施するにあたって、選局チャンネルの放送信号に干渉するおそれのある隣接チャンネルの放送信号の全てがトラップの対象となる。そして、トラップするべき放送信号が選局チャンネルの低周波数側隣接チャンネルの放送信号であれば、このトラップするべき放送信号の周波数が低周波数側トラップ手段に設定される。
また、トラップするべき放送信号が選局チャンネルの高周波数側隣接チャンネルの放送信号であれば、このトラップするべき放送信号の周波数が高周波数側トラップ手段に設定される。
本発明の一実施形態であるテレビ受信機の概略構成を示すブロック図である。 チャンネルのプリセットに伴って形成されるチャンネルマップの一例である。 受信可能なチャンネルの周波数の一例である。 隣接チャンネルの放送信号をトラップしたときの放送信号の波形を示す図である。 テレビ受信機の動作の一例を示すフローチャートである。
符号の説明
1 第一のトラップ用スイッチ手段
2 第二のトラップ用スイッチ手段
3 チューナ
6 低周波数側トラップ手段
7 高周波数側トラップ手段
8 SAWフィルタ
11 第一のトラップ回路
12 第二のトラップ回路
15 制御部
17 選局処理部
18 隣接チャンネル判別処理部
19 チャンネル設定処理部
20 トラップ制御部
21 外部メモリ
25 制御用マイコン
30 テレビ受信機

Claims (6)

  1. 受信可能なチャンネルのチャンネルナンバー及び周波数を記憶するとともに、前記受信可能なチャンネルのうちユーザの操作によって選択された受信するべきチャンネルが設定されるチューナを備えるテレビ受信機であって、
    設定された周波数のテレビ放送信号をトラップするトラップ手段と、
    トラップするべきテレビ放送信号の周波数を前記トラップ手段に設定するトラップ周波数設定手段と、
    受信するべきチャンネルがユーザによって選択されると、この受信するべきチャンネルに隣接する隣接チャンネルが前記受信可能なチャンネル中に存在するか否か判別するとともに、隣接チャンネルが存在する場合に該隣接チャンネルの周波数を前記トラップ周波数設定手段に設定する隣接チャンネル判別処理手段と、
    チューナより出力されたテレビ放送信号を前記トラップ手段に導くためのトラップ回路に設けられたトラップ用スイッチ手段と、
    前記トラップ用スイッチ手段をオン、オフするためのスイッチ制御手段とを備え、
    前記受信するべきチャンネルがユーザによって選択されると、前記隣接チャンネル判別処理手段が隣接チャンネルが存在するか否か判別し、
    前記隣接チャンネルが存在すると判別された場合に、前記トラップ周波数設定手段が隣接チャンネルの周波数を前記トラップ手段に設定するとともに、前記スイッチ制御手段が前記トラップ用スイッチ手段をオンさせることを特徴とするテレビ受信機。
  2. 前記隣接チャンネル判別処理手段は、前記受信するべきチャンネルの周波数より低周波数側に隣接する低周波数側隣接チャンネル及び前記受信するべきチャンネルの周波数より高周波数側に隣接する高周波数側隣接チャンネルを判別し、
    前記トラップ手段として、前記低周波数側隣接チャンネルのテレビ放送信号をトラップする低周波数側トラップ手段と前記高周波数側隣接チャンネルのテレビ放送信号をトラップする高周波数側トラップ手段とが設けられており、
    前記トラップ回路として、前記チューナより出力されたテレビ放送信号を低周波数側トラップ手段に導くための第一のトラップ回路とチューナより出力されたテレビ放送信号を高周波数側トラップ手段に導くための第二のトラップ回路とが設けられており、
    前記第一のトラップ回路には第一のトラップ用スイッチ手段が設けられ、前記第二のトラップ回路には第二のトラップ用スイッチ手段が設けられており、
    前記受信するべきチャンネルがユーザによって選択されると、前記隣接チャンネル判別処理手段が低周波数側隣接チャンネル及び高周波数側隣接チャンネルが存在するか否か判別し、
    前記低周波数側隣接チャンネルが存在すると判別された場合には、前記隣接チャンネル判別処理手段が前記トラップ周波数設定手段に前記低周波数側隣接チャンネルを設定し、前記トラップ周波数設定手段が前記低周波数側トラップ手段に低周波数側隣接チャンネルの周波数を設定するとともに、前記スイッチ制御手段が前記第一のトラップ用スイッチ手段をオンさせるようにされており、
    高周波数側隣接チャンネルが存在すると判別された場合には、前記隣接チャンネル判別処理手段が前記トラップ周波数設定手段に前記高周波数側隣接チャンネルを設定し、前記トラップ周波数設定手段が前記高周波数側トラップ手段に高周波数側隣接チャンネルの周波数を設定するとともに、前記スイッチ制御手段が前記第二のトラップ用スイッチ手段をオンさせるようにされており、
    高周波数側隣接チャンネル及び低周波数側隣接チャンネルが存在すると判別された場合には、前記隣接チャンネル判別処理手段が前記トラップ周波数設定手段に前記低周波数側隣接チャンネル及び高周波数側隣接チャンネルを設定し、前記トラップ周波数設定手段が前記低周波数側トラップ手段に低周波数側隣接チャンネルの周波数を設定し、前記トラップ周波数設定手段が前記高周波数側トラップ手段に高周波数側隣接チャンネルの周波数を設定するとともに、前記スイッチ制御手段が前記第一のトラップ用スイッチ手段及び第二のトラップ用スイッチ手段をオンさせるようにされている請求項1に記載のテレビ受信機。
  3. 前記低周波数側隣接チャンネルの周波数が低周波数側隣接チャンネルの音声信号の周波数であり、前記高周波数側隣接チャンネルの周波数が高周波数側隣接チャンネルの映像信号の周波数である請求項2に記載のテレビ受信機。
  4. 前記受信可能なチャンネルのチャンネルナンバー及びその周波数の記憶を、受信可能なチャンネルを設定するための処理であるチャンネルのプリセットによって行うようにされた請求項1乃至3のいずれかに記載のテレビ受信機。
  5. 前記チャンネルのプリセットにより、受信可能なチャンネルに関するチャンネルナンバー及びその周波数を含むデータからなるチャンネルマップが形成されるようにされており、
    前記隣接チャンネル判別処理手段が前記チャンネルマップを参照することによって前記隣接チャンネルが存在するか否か判別するようにされた請求項1乃至4のいずれかに記載のテレビ受信機。
  6. 前記トラップ用スイッチ手段が、オン信号を与えることによってオン状態に制御されるトランジスタによって構成されており、
    前記スイッチ制御手段がオン信号を出力すると、前記トラップ用スイッチ手段のトランジスタがオンされる、請求項1乃至5のいずれかに記載のテレビ受信機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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