JP2005258824A - Icカード及びこれを用いたカードシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】テンキーを備えたICカードの操作性を向上する。
【解決手段】ICカード1はリーダとしての携帯電話機100近傍に配置され、ICカード1のテンキー4の操作により暗証番号が入力される。暗証番号がリーダに格納されている暗証番号と一致すると、ICカード1のテンキー4の操作により携帯電話機100の発信番号入力等の各種操作が可能となる。キャラクタ入力はICカード1側で行うため、携帯電話機100側のサイズや機能の制約が低減される。
【選択図】図3

Description

本発明は、例えばキャッシュカード、クレジットカード、電子マネー、あるいはIDカード等のICカード及びこれを用いたカードシステムの技術分野に関し、特に、テンキーを備えたICカード及びこれを用いたカードシステムの技術分野に属する。
従来の一般的なICカードはICチップとアンテナのみを備えているとともに、ICカードの情報処理はこのICカードのリーダに備えられているテンキーの操作によって行われている。しかし、このようにリーダ側にテンキーを設けたのでは、リーダの屋外使用で防水性や防塵性を考慮する必要がある場合等にはリーダの構造が複雑かつ面倒なものとなる。
そこで、テンキーを備えたICカードが提案されている(特許文献1参照)。この特許文献1に開示のテンキーを備えたICカードでは、ICカードの例えばテンキー入力に対する認証等の情報処理をICカード側で行う必要がある。
特開2002−109439号公報
しかしながら、この従来のテンキー付きICカードでは、ICカードの情報処理をICカード側で行うようにしているため、ICカードに内蔵されているICチップのコストが高くなっていた。
また、ICカードの用途毎に別々にICチップを作る必要があるため、用途が少ない場合にはその用途のためのICチップの生産性が悪く、少量の用途には適していなかった。
また、1台のリーダで1枚のICカードの処理を行うことしかできないため、1台のリーダで複数のICカードの処理を行うことができなかった。
さらに、複数のRFID(Radio Frequency Identification:無線周波による非接触自動識別技術)を内蔵したICカードも従来提案されており、このICカードでは個々のRFIDに格納されている情報を読み出すことができるものの、複数のICカードに対して個々にテンキーを対応させて操作することはできなかった。
本発明の目的は、テンキーを備えて多くの用途に適用でき、特に、携帯可能なリーダとの間でテンキー操作でデータを送信できるICカード及びカードシステムを提供することにある。
本発明は、リーダとの間でデータ送受を行うICカードであって、数字や文字、記号等のキャラクタをキー入力する入力部と、固有のIDコードを記憶する記憶部と、前記IDコード及び前記入力部でキー入力されたキャラクタのデータを無線で前記リーダに送信する送信部とを有する。
本発明では、ICカードに設けられた入力部から数字や文字等のキャラクタを入力する。入力されたキャラクタデータは無線でリーダに送信され、リーダに受信されて処理される。リーダでは、固有のIDコードによりICカードの正当性、すなわち認証を行い、さらにキャラクタのデータによりICカード所有者(ユーザ)の所望する処理を実行できる。
本発明の1つの実施形態では、ICカードの入力部からキー入力されるキャラクタのデータは、ユーザの暗証番号が用いられる。リーダでは、この暗証番号によりユーザの正当性、すなわち認証を行うことができる。
また、本発明の1つの実施形態では、前記リーダは無線通信機であり、前記入力部からキー入力されるキャラクタのデータは、通信用番号データが用いられる。ユーザは、無線通信機を用いて通信する場合、無線通信機の備える操作キーその他の操作手段を用いることなく、ICカードに設けられた入力部を用いて通信用番号データ(電話番号やメモリ番号など)を入力できる。ICカードは無線通信機と別体として存在するため、無線通信機のサイズに依存することなく入力部あるいはキーを構成できる。
また、本発明は、ICカード及び該ICカードとデータ送受を行うリーダを含むカードシステムであって、前記ICカードは、数字や文字、記号等のキャラクタをキー入力する入力部と、固有のIDコードを記憶する第1記憶部と、前記IDコード及び前記入力部でキー入力されたキャラクタのデータを無線で前記リーダに送信する送信部とを有し、前記リーダは、IDコードを記憶する第2記憶部と、前記ICカードから送信された前記IDコードと前記第2記憶部に記憶されたIDコードとを照合し、両コードが一致した場合に前記ICカードから送信された前記キャラクタのデータを入力し処理する処理部とを有する。
本発明のカードシステムでは、ICカードから固有のIDコードがリーダに送信され、リーダにおいてこのIDコードに基づきICカードを認証する。そして、送信されたIDコードと予め記憶されたIDコートとが一致して認証された場合、リーダではICカードから送信されたキャラクタデータを入力し、キャラクタデータを用いた処理を実行する。本発明でも、ICカード側ではキャラクタデータを処理するのではなく、リーダ側に送信する機能を有するのみで、キャラクタデータの処理はリーダ側で実行される。
本発明のシステムにおいて、前記リーダは携帯無線通信機に内蔵してもよく、前記ICカードは、前記キャラクタのデータとして前記携帯無線通信機の通信番号データを送信してもよい。これにより、携帯無線通信機の小型化と操作性の向上とを両立させることも可能となる。
本発明では、固有のIDコードによりICカードの正当性、すなわち認証を行った上でキャラクタデータを入力し、リーダでキャラクタデータに応じて所望の処理を行うので、ユーザはICカードを携帯し操作することで、多様なリーダ、例えば携帯電話機等に対して多様なデータを簡易に送信でき、リーダを操作することができる。
以下、図面を用いて本発明の実施形態について説明する。まず、全体構成について説明する。
図1には、ICカードの模式図が示されており、図2には、ICカードを読み取るリーダの模式図が示されている。
ICカード1には、RFIDチップ2と、このRFIDチップ2に接続された抵抗分圧回路3と、この抵抗分圧回路3に接続されたテンキー4と、RFIDチップ2に接続されたアンテナ5が内蔵されている。
RFIDチップ2には、ICカード固有であり書換不能な固定IDコード6と、書換メモリ7と、書換可能メモリ7に格納されたRFIDチップ2のリファレンス電圧の個体差(ばらつき)及びテンキー4の分圧手光の個体差(ばらつき)を補正するためのA/D補正情報8と、A/Dコンバータ9が内蔵されている。
一方、ICカード1を読み取るリーダ10には、データ処理部11と、このデータ処理部11に接続された送受信回路12と、この送受信回路12に接続されたアンテナ13と、データ処理部11にそれぞれ接続された書換可能メモリ14、表示装置15及び警報装置16が内蔵されている。この場合、ICカード1はリーダ10と接触しない非接触型のICとして構成される。
リーダ10は、ICカード1の有無をチェック(確認)するための決められたコードを送受信回路12からアンテナ13を介して0.数秒(1秒以下)周期でパルス送信している。ICカード1がリーダ10によるICカード1の有無確認に有効な位置に配置されると、ICカード1はそのアンテナ5を介してリーダ10からの決められたコードを受信する。ICカード1のRFIDチップ2からICカード1がリーダ10による有無確認に有効な位置に存在していることを示すコードをリーダ10に送信する。
リーダ10は、ICカード1から送信されたコードを受信することで、ICカード1の存在を確認する。これにより、リーダ10のデータ処理部11は送受信回路12及びアンテナ13を介してICカード1に電波を出力し、ICカード1はこの電波をアンテナ5で受信する。受信された電波信号のキャリア成分は、図示しない整流回路及び安定化電源回路を介してICカード1の電源として供給され、リーダ10とICカード1とのデータ通信が可能となる。
次に、リーダ10は、ICカード1の固定IDコード6を要求する信号を送信する。ICカード1は、この要求信号を受信すると、ICカード1のRFIDチップ2内に格納されているICカード1の固定IDコード6がアンテナ5を介してリーダ10側に出力される。ICカード1のアンテナ5から送信された固定IDコード6の信号はリーダ10のアンテナ13で受信され、受信した固定IDコード6は送受信回路12を介してデータ処理部11に供給される。固定IDコード6は、データ処理部11により解釈され識別される。
データ処理部11は、ICカード1の固定IDコード6がリーダ10に予め登録されていないIDコードであると判断した場合、ICカード1のテンキー4操作による何らかの信号が入力されてもこれに対応する処理を実行せず、固定IDコード6が登録されていないIDコードである旨の信号を送受信回路12を介して表示装置15に出力する。これにより、表示装置15はICカード1が正規のICカードでない旨を表示する。また、データ処理部11は、必要に応じて警報装置16に出力信号を発し、警報装置は任意の警報を発する。
一方、データ処理部11は、ICカード1の固定IDコード6がリーダ10に登録されているIDコードであると判断した場合、暗証番号(パスワード)処理が可能となる。データ処理部11による暗証番号処理可能状態で、ICカード1のテンキー4を操作することにより、暗証番号がリーダ10に入力される。すなわち、暗証番号に対応してテンキー4のキースイッチ(不図示)が押下操作される毎に、押下操作されたキースイッチに対応する電圧が抵抗分圧回路3を介してRFIDチップ2内のA/Dコンバータ9に供給される。A/Dコンバータ9は、入力された電圧をデジタルの数値に変換する。この数値はA/D補正情報8に基づいてRFIDチップ2のリファレンス電圧の個体差補正され、補正された数値はアンテナ5からリーダ10に送信される。リーダ10では、ICカード1のアンテナ5から出力された数値の信号がアンテナ13により受信され、受信された数値、すなわちICカード1のテンキー4操作による暗証番号の情報は送受信回路12を介してデータ処理部11に供給される。
データ処理部11は、入力された暗証番号の情報によりICカード1の押下操作されたキーを特定し、書換可能メモリ14に格納されている固定IDコード6と対応する暗証番号と照合する。暗証番号が一致しないと判断した場合、データ処理部11は処理不能状態となり、暗証番号が一致しない旨を表示装置15に表示する。一方、暗証番号が一致する場合、データ処理部11は暗証番号処理以外の処理可能状態に移行する。処理可能状態においては、リーダ10からICカード1内の書換可能メモリ7内に格納されている情報の読み取りや書き換え、及びICカード1内の書換可能メモリ7への書き込みが行われる。また、読み取り、書き換えあるいは書き込みが行われた書換可能メモリ7内の情報がリーダ10の表示装置15に表示される。これにより、ICカード1の所有者は、ICカード1の書換可能メモリ7に格納されている情報を知ることができる。
また、データ処理部11の暗証番号処理以外の処理可能状態で、ICカード1のテンキー4が操作されることにより、このテンキー4操作に基づく情報がリーダ10のデータ処理部11に供給される。データ処理部11は、ICカード1から入力された情報に基づいて書換可能メモリ14内に格納されている情報の読み取りや書き換え、あるいは書換可能メモリ14への書き込みが行われる。また、読み取り、書き換えあるいは書き込みが行われた書換可能メモリ14内の情報がリーダ10の表示装置15に表示される。これにより。ICカード1の所有者は、リーダ10の書換可能メモリ14に格納されている情報を知ることができる。
また、複数のICカード1がリーダ10によるICカード1の有無確認に有効な位置に配置された場合には、リーダ10でそれぞれの固定IDコード6が認識される。そして、それらの固定IDコード6に基づき順番に各ICカード1との通信が行われる。この場合、数十msの時間で各ICカード1を切り換えながらこれらのICカード1とのデータ通信を行う。これにより、複数のICカードが区別されて、見かけ上同時に処理が行われる。
ICカード1からリーダ10へ送信する情報及びリーダ10からICカード1へ送信する情報はそれぞれ暗号化することも機密漏洩の観点から好ましい。
この例のICカード1によれば、ICカード1でのテンキー4操作に基づく処理を全てリーダ10で行うようにしているので、ICカード1ではこの処理を行わない。これにより、テンキー4をICカード1に設けても、ICカード1のコストを低減できる。また、同じRFIDチップを使用したICカード1を使用することで、リーダ10のソフトウェアを変えるだけでICカード1を多種の用途に使用できる。
また、書き換えが不可能な固定IDコード6を有することで、ICカード1を多種の用途に使用しても同一のIDコードが使用されることとなり、用途によらず当該ICカード1を所有するユーザとの関係が維持される。
また、固定IDコード6はRFIDチップ2内に埋め込まれているため、盗難したカードの固定IDコード6を改竄する等のICカード1の変造も防止される。
また、リーダ10側にテンキーを設ける必要がないので、テンキーのための防水対策、防塵対策及び設置スペースが不要になる。
また、テンキー4が押下操作された情報を、抵抗分圧回路3を介してA/Dコンバータ9に出力し、A/Dコンバータ9でA/D変換処理することで、RFIDチップ2内の外部接続ピン数を少なくすることができる。これにより、コストダウン及び信頼性向上を図ることができる。
また、RFIDチップ2の書換可能メモリ7に書き込んだA/D補正情報8により、RFIDチップ2毎のリファレンス電圧のばらつき補正を行うことで、リファレンス電圧のばらつきによる操作キーの誤認識を防止できる。
また、A/D変換のためのリファレンス電圧の個体差やテンキーの分圧抵抗の個体差を書換可能メモリ7に製造後に書き込むことができる。これにより、高い絶対精度を必要とせずにICカード1のRFIDチップ2や抵抗分圧回路3を作ることができ、コストをさらに低減できる。
また、1台のリーダ10で複数のICカード1の操作を受け付けるように構成しているが、固有の固定ID付のRFIDチップ2を用いているためどのICカード1と通信しているかをリーダ10で確実に認識することができる。また、テンキー4が個々のICカード1に付いているため、テンキー4を操作しているユーザが自己の操作に専念することができる。
なお、上記の例ではICカード1を非接触型のICとしているが、リーダ10に接触する接触型のICとしてもよい。
また、上記の例ではリーダ10に表示装置15及び警報装置16を内蔵しているが、これらは必須ではなく省略してもよい。
また、上記の例において、書換可能メモリ7,14は、例えばEEPROMで構成することができる。
このような構成においてICカード1とリーダ10間でデータを送受信するが、リーダ10としては、ICカード1と送受信機能を有し、ICカードの暗証番号を認証し、かつICカード1のテンキー4操作を識別できる機能を有する任意の機器とすることができ、これによりICカード1の汎用性あるいは操作性を一層高めることが可能である。
以下、リーダ10を携帯電話に適用した場合(携帯電話がリーダ10の機能を有する場合)について説明する。
図3には、ペン型携帯電話機100及びICカード1が示されている。ペン型携帯電話機100は、一端に受話器102、他端に送話器104を有する。また、任意の位置に携帯電話用アンテナ106を有する。ペン型携帯電話機100は、通常の携帯電話機と同様に回路基板や電池、電源部、メモリ部、コーデック等の処理部、無線部等を備える。但し、ペン型携帯電話機100は、通常の携帯電話機が有するテンキー部分を有していない。一方、ペン型携帯電話機100は、図2に示されたリーダ10を内蔵する。リーダ10は、ICカード1とデータの送受信を非接触で行い、ICカード1のテンキー4から入力されたデータを受信する。ICカード1は、図示のように例えばペン型携帯電話機100のクリップ部分に差し込まれて保持される。
図4には、ICカード1をペン型携帯電話機100のクリップ部分に差し込んだ状態が示されている。ICカード1をペン型携帯電話機100のクリップ部分に差し込み、ICカード1をペン型携帯電話機100の近傍に配置することで、ICカード1はリーダ10の有効送受信範囲内に配置されることとなり、上述した例と同様にしてデータ通信が可能となる。すなわち、リーダ10からのパルスをICカード1で受信し、ICカード1はこれに応答して有効範囲内に存在していることを示すコードをリーダ10に送信する。リーダ10は、これに対してリクエストコマンドを送信し、ICカード1はリクエストコマンドに応答して固有の固定IDコード6を送信する。リーダ10は、固定IDコード6を受信し、予め登録されたIDコードに一致するか否かを判定する。予め登録されたIDコードに一致する場合、暗証番号処理に移行し、リーダ10はICカード1からの暗証番号入力待ち状態となる。ユーザは、ICカード1をペン型携帯電話機100のクリップ部分に差し込んだ状態においてテンキー4を操作して自己の暗証番号を入力する。入力された暗証番号はICカード1からリーダ10に供給され、リーダ10は予め登録された暗証番号と照合する。照合の結果、暗証番号が一致すると判定した場合、暗証番号処理以外の処理が可能な状態に移行し、さらなるテンキーの入力待ち状態となる。ユーザは、テンキー4を操作して所望の電話番号やメモリ番号などの番号を入力する。入力されたデータはICカード1からリーダ10に供給され、さらにリーダ10からペン型携帯電話機100の処理部に供給される。ペン型携帯電話機100の処理部は、通常の携帯電話機と同様に入力された電話番号やメモリ番号を用いて発呼先を特定し発呼する。
このように、テンキー4を有するICカード1をペン型携帯電話機100の近傍に配置し、ICカード1のテンキー4を携帯電話機のテンキーあるいは操作キーの代用として機能させることで、携帯電話機本体の小型化が容易化される。また、携帯電話機本体を小型化した場合でもテンキーあるいは操作パネル自体はICカード1を援用できるため操作面積(テンキーの大きさ)は十分確保され、操作性向上が図られる。
なお、本実施形態におけるテンキー4は、数字や記号等のキャラクタを入力する入力デバイスの一例として挙げたものであって、0〜9までの数字及び特殊記号(*や#)の他、他の記号(例えば+や−、=等)を入力できるものでもよく、さらにはアルファベットやかなを入力できるものでもよい。アルファベットやかなを入力できるテンキー4を用いることで、ペン型携帯電話機100に対する操作性が一層向上する。
また、図4の例ではICカード1をペン型携帯電話機100のクリップ部分に差し込んだ状態でテンキー4操作する場合を示したが、これに限定されないことは云うまでもない。ICカード1がペン型携帯電話機100の有効送受信範囲内に存在する限り、ICカード1のテンキー4を用いた番号入力は可能であり、ペン型携帯電話機100を胸ポケットに収納し、ICカード1を左手に把持して胸近傍に持っていき、右手でテンキー4を操作する等の使用態様も可能であろう。
また、上記の例では、ペン型携帯電話機100を示したが、携帯電話機に限らず一般の無線通信機あるいはPDA(携帯情報端末)にも適用することができる。
ICカードの模式図である。 リーダの模式図である。 ICカードとペン型携帯電話機の模式図である。 ICカードとペン型携帯電話機の使用状態を示す図である。
符号の説明
1 ICカード、2 RFIDチップ、3 抵抗分圧回路、4 テンキー、5 アンテナ、6 固定IDコード、7 書換可能メモリ、8 A/D補正情報、9 A/Dコンバータ、10 リーダ、100 ペン型携帯電話機、102 受話器、104 送話器、106 アンテナ。

Claims (7)

  1. リーダとの間でデータ送受を行うICカードであって、
    数字や文字、記号等のキャラクタをキー入力する入力部と、
    固有のIDコードを記憶する記憶部と、
    前記IDコード及び前記入力部でキー入力されたキャラクタのデータを無線で前記リーダに送信する送信部と、
    を有することを特徴とするICカード。
  2. 請求項1記載のICカードにおいて、
    前記入力部からキー入力されるキャラクタのデータは、ユーザの暗証番号であることを特徴とするICカード。
  3. 請求項1、2のいずれかに記載のICカードにおいて、
    前記リーダは無線通信機であり、
    前記入力部からキー入力されるキャラクタのデータは、通信用番号データであることを特徴とするICカード。
  4. 請求項3記載のICカードにおいて、
    前記リーダは携帯電話機であることを特徴とするICカード。
  5. ICカード及び該ICカードとデータ送受を行うリーダを含むカードシステムであって、
    前記ICカードは、
    数字や文字、記号等のキャラクタをキー入力する入力部と、
    固有のIDコードを記憶する第1記憶部と、
    前記IDコード及び前記入力部でキー入力されたキャラクタのデータを無線で前記リーダに送信する送信部と、
    を有し、
    前記リーダは、
    IDコードを記憶する第2記憶部と、
    前記ICカードから送信された前記IDコードと前記第2記憶部に記憶されたIDコードとを照合し、両コードが一致した場合に前記ICカードから送信された前記キャラクタのデータを入力し処理する処理部と、
    を有することを特徴とするカードシステム。
  6. 請求項5記載のシステムにおいて、
    前記キャラクタのデータは暗証番号であり、
    前記リーダは暗証番号を記憶する第3記憶部を備え、
    前記処理部は、前記暗証番号が前記第3記憶部に記憶された暗証番号と一致した場合に前記ICカードから送信された更なるキャラクタのデータを入力し処理する
    ことを特徴とするカードシステム。
  7. 請求項5、6のいずれかに記載のシステムにおいて、
    前記リーダは携帯無線通信機に内蔵され、
    前記ICカードは、前記キャラクタのデータとして前記携帯無線通信機の通信番号データを送信する
    ことを特徴とするカードシステム。
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