JP2005258799A - 需要予測装置、需要予測方法、コンピュータプログラム及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents
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Abstract
【課題】代替商品が存在する場合であっても、商品の需要予測を行うことが可能な需要予測装置を提供する。
【解決手段】商品の需要予測を行う需要予測装置であって、商品の過去の販売実績に基づいて新規需要を予測する新規需要予測手段1と、商品の過去の販売実績に基づいて買い替え需要を予測する買い替え需要予測手段2と、商品に対する代替商品の代替率を求める代替率計算手段4と、新規需要予測手段1の出力と、買い替え需要予測手段2の出力と、代替率計算手段4の出力とに基づいて、単年度需要の予測値を算出する単年度需要予測手段3とを具備する。
【選択図】 図1
【解決手段】商品の需要予測を行う需要予測装置であって、商品の過去の販売実績に基づいて新規需要を予測する新規需要予測手段1と、商品の過去の販売実績に基づいて買い替え需要を予測する買い替え需要予測手段2と、商品に対する代替商品の代替率を求める代替率計算手段4と、新規需要予測手段1の出力と、買い替え需要予測手段2の出力と、代替率計算手段4の出力とに基づいて、単年度需要の予測値を算出する単年度需要予測手段3とを具備する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、需要予測装置、需要予測方法、及び需要の予測を実現するためのコンピュータプログラム、および該コンピュータプログラムを格納したコンピュータ読み取り可能な記録媒体に関する。
近年においては、商品の生産、物流、販売等を管理するため、サプライチェーンマネジメントと呼ばれる管理方法が用いられる。サプライチェーンマネジメントでは商品がいつ、どこで、どのくらい必要になるかが重要であり、需要の予測がキーポイントとなる。
商品の需要予測方法等については例えば、特開2002−7671号公報に開示されている。ここでは、過去の実績に基づいて商品の月次需要予測値を算出する手段と、予算に基づいて月次予算値を算出する手段とを備え、月次需要予測値と月次予算値との間に差異があるときに演算パラメータに変更を加えた上で、商品の週次需要予測値を算出する需要予測装置が開示されている。
また、特開2002−149224号公報には、販売会社等からの需要情報、販売見込手段からの実需要情報を入力・処理する需要情報処理手段と、在庫情報や生産能力などの工場の制約情報を入力・処理する制約情報処理手段とこれらの手段からの情報に基づいて需要計画を策定する需給計画策定手段とを備えた需給計画策定装置が開示されている。
特開2002−7671号公報
特開2002−149224号公報
しかしながら、代替商品が存在する場合には、社会環境の変化や技術進歩などによって、需要を予測しようとしている商品が代替商品によって代替される可能性があり、過去の実績だけから判断すると予測が乖離することがある。この点に鑑みると、上記いずれの従来技術にも需要予測の点で、代替商品の需要動向が反映されておらず、代替商品が当該商品を置き換えることが予測される場合には適用できない。
本発明はこのような課題に着目してなされたものであり、その目的とするところは、代替商品が存在する場合であっても、商品の需要予測を行うことが可能な需要予測装置、需要予測方法、及び需要の予測を実現するためのコンピュータプログラム、および該コンピュータプログラムを格納したコンピュータ読み取り可能な記録媒体を提供することにある。
上記の目的を達成するために、第1の発明は、商品の需要予測を行う需要予測装置であって、前記商品の過去の販売実績に基づいて新規需要を予測する新規需要予測手段と、前記商品の過去の販売実績に基づいて買い替え需要を予測する買い替え需要予測手段と、前記商品に対する代替商品の代替率を求める代替率計算手段と、前記新規需要予測手段の出力と、前記買い替え需要予測手段の出力と、前記代替率計算手段の出力とに基づいて、単年度需要の予測値を算出する単年度需要予測手段と、を具備する。
また、第2の発明は、第1の発明に係る需要予測装置において、前記単年度需要予測手段は、前記新規需要予測手段からの新規需要予測と、前記買い替え需要予測手段からの買い替え需要予測の和に、前記代替率計算手段からの代替率の1に対する補数を乗算した値を求める。
また、第3の発明は、第1または第2の発明に係る需要予測装置において、前記新規需要予測手段は、ロジスティック曲線に基づいて新規需要を求める。
また、第4の発明は、第1または第2の発明に係る需要予測装置において、前記新規需要予測手段は、前記商品の非保有者数に基づいて新規需要を求める。
また、第5の発明は、第1から第4のいずれか1つに記載の発明に係る需要予測装置において、前記買い替え需要予測手段は、累積販売台数を買い替え年数で除算することによって買い替え需要予測数を求める。
また、第6の発明は、第1から第5のいずれか1つに記載の需要予測装置において、前記買い替え需要予測手段は、過去の販売数の一定の割合を買い替え需要予測数として求める。
また、第7の発明は、商品の需要予測を行う需要予測方法であって、前記商品の過去の販売実績に基づいて新規需要を予測する新規需要予測ステップと、前記商品の過去の販売実績に基づいて買い替え需要を予測する買い替え需要予測ステップと、前記商品に対する代替商品の代替率を求める代替率計算ステップと、前記新規需要予測ステップで得られた出力と、前記買い替え需要予測ステップで得られた出力と、前記代替率計算ステップで得られた出力とに基づいて、単年度需要の予測値を算出する単年度需要予測ステップと、を具備する。
また、第8の発明は、第7の発明に係る需要予測方法において、前記単年度需要予測ステップは、前記新規需要予測ステップで得られた新規需要予測と、前記買い替え需要予測ステップで得られた買い替え需要予測の和に、前記代替率計算ステップで得られた代替率の1に対する補数を乗算した値を求める。
また、第9の発明は、第7または第8の発明に係る需要予測方法において、前記新規需要予測ステップは、ロジスティック曲線に基づいて新規需要を求める。
また、第10の発明は、第7または第8の発明に係る需要予測方法において、前記新規需要予測ステップは、前記商品の非保有者数に基づいて新規需要を求める。
また、第11の発明は、第7から第10のいずれか1つに記載の需要予測方法において、前記買い替え需要予測ステップは、累積販売台数を買い替え年数で除算することによって買い替え需要予測数を求める。
また、第12の発明は、第7から第11のいずれか1つに記載の需要予測方法において、前記買い替え需要予測ステップは、過去の販売数の一定の割合を買い替え需要予測数として求める。
また、第13の発明は、商品の需要予測を行うコンピュータプログラムを格納した、コンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、前記コンピュータプログラムはコンピュータに対し、前記商品の過去の販売実績に基づいて新規需要を予測させ、前記商品の過去の販売実績に基づいて買い替え需要を予測させ、前記商品に対する代替商品の代替率を求めさせ、前記予測された新規需要予測値と、前記予測された買い替え需要予測値と、前記求められた代替率とに基づいて、単年度需要の予測値を算出させる。
また、第14の発明は、商品の需要予測を実現するためのコンピュータプログラムであって、前記コンピュータプログラムはコンピュータに対し、前記商品の過去の販売実績に基づいて新規需要を予測させ、前記商品の過去の販売実績に基づいて買い替え需要を予測させ、前記商品に対する代替商品の代替率を求めさせ、前記予測された新規需要予測値と、前記予測された買い替え需要予測値と、前記求められた代替率とに基づいて、単年度需要の予測値を算出させる。
また、第15の発明は、1〜mの複数のカテゴリーに属する商品の需要予測を行う需要予測装置であって、あるカテゴリーiに属する商品の過去の販売実績に基づいて新規需要を予測する新規需要予測手段と、前記カテゴリーiに属する商品の過去の販売実績に基づいて買い替え需要を予測する買い替え需要予測手段と、前記カテゴリーiに属する商品に対する代替商品の代替率を求める代替率計算手段と、前記新規需要予測手段の出力と、前記買い替え需要予測手段の出力と、前記代替率計算手段の出力とに基づいて、前記カテゴリーiに属する商品の単年度需要の予測値を算出する単年度需要予測手段と、前記カテゴリーiに属する商品について求めた単年度需要の予測値を上記の方法により1〜mの全てについて算出し、これらの和を求める予測値算出手段と、を具備する。
また、第16の発明は、商品の需要予測を行う需要予測装置であって、前記商品の過去の販売実績に基づいて新規需要を予測する新規需要予測手段と、前記商品に対する代替商品の代替率を求める代替率計算手段と、前記前記新規需要予測手段からの出力と、前記代替率計算手段からの出力とに基づいて、代替商品の影響を考慮した新規需要を計算する新規需要計算手段と、前記商品の過去の販売実績に基づいて累積台数を計算する累積台数計算手段と、前記代替率計算手段の出力と、前記累積台数計算手段の出力に基づいて、代替商品の影響を考慮した買い替え需要を計算する買い替え需要計算手段と、前記代替商品の影響を考慮した新規需要計算手段からの出力と、前記代替商品の影響を考慮した買い替え需要計算手段からの出力とに基づいて、代替商品を考慮した単年度需要の予測値を算出する単年度需要予測手段と、を具備する。
本発明によれば、代替商品が存在し、需要の減少が予測される場合であっても、商品の需要予測を行うことが出来る。
以下に図面を参照して本発明の実施形態を詳細に説明する。
(第1実施形態)
まず本発明の第1実施形態の概略を説明する。第1の実施形態は、当該商品の属性が顧客をセグメント化しない場合、すなわちマスマーケットの商品に係る場合に関している。
まず本発明の第1実施形態の概略を説明する。第1の実施形態は、当該商品の属性が顧客をセグメント化しない場合、すなわちマスマーケットの商品に係る場合に関している。
まず、代替商品が存在しないか代替商品が存在してもその影響がほとんどないと仮定して、そのときのY年における当該商品の需要をDN (Y)とすると、DN (Y)は新規需要DE (Y)と買い替え需要DR (Y)との和として表すことができる。
DN (Y)=DE (Y)+DR (Y)…(1)
(1)式において、新規需要DE (Y)は当該商品の保有世帯の数Xまたは未保有世帯の数M−Xの函数として表すことができる。ここで、Mは当該商品の対象顧客世帯の数、すなわち市場規模を表す。例えば、新規需要DE (Y)が
(1)式において、新規需要DE (Y)は当該商品の保有世帯の数Xまたは未保有世帯の数M−Xの函数として表すことができる。ここで、Mは当該商品の対象顧客世帯の数、すなわち市場規模を表す。例えば、新規需要DE (Y)が
で与えられる。ここで、aは定数、Fは全世帯数を表す。
と与えられる。
次に、当該商品のうちY年に代替商品に置き換わる割合をα(Y)(0≦α≦1)とすると、Y年における当該商品の需要は−α(Y)DN (Y)だけ減少する。
次に、当該商品のうちY年に代替商品に置き換わる割合をα(Y)(0≦α≦1)とすると、Y年における当該商品の需要は−α(Y)DN (Y)だけ減少する。
となる。
以下に図1を参照して本発明の第1実施形態を詳細に説明する。ここでは(Y−1)年までの販売データに基づき、Y年から(Y+n)年までの需要予測を求める。(Y−1)年までの各年の販売データが新規需要予測手段1に入力されると、新規需要予測手段1では、これに基づいて新規需要の予測曲線を発生する。予測曲線としては、ロジスティック曲線などが考えられ、例えば、世帯財については、日本では世帯数は国勢調査等により既知であるから、過去の販売データから世帯普及率が求められる。ここで、例えば普及率が10%から30%に増加するのに3年かかったとすると、
以下に図1を参照して本発明の第1実施形態を詳細に説明する。ここでは(Y−1)年までの販売データに基づき、Y年から(Y+n)年までの需要予測を求める。(Y−1)年までの各年の販売データが新規需要予測手段1に入力されると、新規需要予測手段1では、これに基づいて新規需要の予測曲線を発生する。予測曲線としては、ロジスティック曲線などが考えられ、例えば、世帯財については、日本では世帯数は国勢調査等により既知であるから、過去の販売データから世帯普及率が求められる。ここで、例えば普及率が10%から30%に増加するのに3年かかったとすると、
この式によって求められた新規需要の値は年次ごとに単年度需要予測手段3に入力される。
一方、過去の年次の販売データは買い替え需要予測手段2にも入力され、(Y−1)年までの累積台数が計算される。さらに、平均の買い替え年数は商品の種類により既知であるから、(Y−1)年までの累積台数を平均の買い替え年数で割ることによって、買い替え需要の台数が求められる。この買い替え需要の値は単年度需要予測手段3に入力される。
他方、代替率計算手段4では、以下のようにして需要を予測する商品の代替商品による代替率が求められる。例えば、フィルムカメラの需要を予測する場合に、デジタルカメラがフィルムカメラの代替商品であり、代替のポイントは画質であるとする。さらに、デジタルカメラの画質は撮像素子の画素数で表されるとして、技術進歩の予測として(Y+i)年(0<i<n)に画素数がPiになるとする。
このとき、画素数Piの画質で満足な顧客のうちの一定割合はフィルムカメラからデジタルカメラに移行する。この割合を代替率α(Y+i)とする。カメラに対して顧客がどの程度の画質を要求するかは、あらかじめセントロケーション調査などから得ることが出来る。
このようにして得られた代替率が単年度需要予測手段3に入力され、新規需要予測手段1から入力されたY年の新規需要台数および買い替え需要予測手段2から入力された買い替え需要台数に基づいて、(5)式に従って単年度需要を算出し、出力する。また、求められた単年度需要は翌年までの累積台数を計算するために買い替え需要予測手段2に入力される。
以下、買い替え需要予測手段2によって求められた買い替え需要予測台数と最初に新規需要予測手段1によって求められた新規需要の予測とに基づいて単年度需要予測手段3によって単年度需要が繰り返し求められる。
以上の例では、商品を世帯財としたので(2)式において全世帯数Fを普及率に掛け算することによって新規需要を求めたが、個人財の場合には世帯数の代わりに人口を用いることによって、上記の実施形態はそのまま用いることができる。当該商品が生産財の場合には、全世帯数Fに代えて当該商品を必要とする企業数などを用いればよい。
また、新規需要が当該商品の保有者の影響を受けないと考えられる場合には、当該商品の保有率または保有率の変化を非保有者の数のみの函数として表しても良い。
さらに、買い替え需要は(3)式の代わりに、平均買い替え年数をmとすれば、m年前の単年度需要に買い替え率βを乗算した式、すなわち
DR (Y)=βR(Y−m)を用いても良い。
DR (Y)=βR(Y−m)を用いても良い。
また、第1の実施形態はソフトウェアによっても実現することができる。以下、図2を参照してその手順を説明する。(Y−1)年までの販売数は既知であるとして、まず、(Y−1)年までの販売実績に基づいて、ロジスティック曲線を生成する(ステップS11)。これは、例えば、上記したように普及率や販売数の変化から適当なロジスティック曲線を決定することが出来る。次に、ステップS11で求めた普及率を表すロジスティック曲線と世帯財の場合には全世帯数、個人財の場合には需要年齢層の全人口を乗算することによって、Y年から(Y+n)年までの単年の新規需要を求める(ステップS12)。買い替え需要と新規需要を合わせた単年度の全需要を求めるために、年数のカウンターiを0にセットして(ステップS13)、まずY年の買い替え需要を(Y−1)年までの累積数の実績をその商品の買い替えサイクルで割ることによって求める(ステップS14)。
次に、ステップS12で求めたY年の新規需要とステップS14で求めた買い替え需要を加えることによって、Y年の単年需要を求める(ステップS15)。その上で、Y年までの累積数を求めるために、(Y−1)年までの累積数とステップS15で求めたY年の単年需要を加える(ステップS16)。
以下、iをインクリメントして(ステップS17)、iが需要を求めるn年を超えるまでステップS14からステップS17までを繰り返す(ステップS18)。(Y+n)年までの単年需要が求められたら、代替商品による代替率α(Y)を単年需要に乗算した値を単年需要から引くことによって(ステップS19)、Y年から(Y+n)年までの代替商品による影響を考慮した需要数を求めることが出来る。
ステップS11では新規需要を求めるためにロジスティック曲線を発生させたが、既存の製品の普及率曲線から変化率を求め、この値を適用して新規需要を求めても良いし、またステップS14では買い替え需要を求めるために、累積台数を買い替えサイクルで割っているが、累積台数のうちの一定の割合が買い換えられるとしても良い。
以上、説明したように第1実施形態によれば、代替商品が存在する場合の商品の需要予測を行うことが出来る。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態について説明する。第2の実施形態は、製品に複数のカテゴリーが存在し、市場に複数のセグメントが存在する場合に関する。セグメントを切る軸は年齢や性別などのデモグラフィックな軸であっても良いし、ライフスタイルや趣味などのビヘイビアの軸であっても良い。製品のカテゴリーをi(i=1,2,…m)で表すことにして、代替商品がないとした場合のカテゴリーiの当該商品の需要をDN i(Y)とすると、第1実施形態と同様に、DN i(Y)は新規需要DE i(Y)と買い替え需要DR i(Y)との和として書くことができる。
次に、本発明の第2実施形態について説明する。第2の実施形態は、製品に複数のカテゴリーが存在し、市場に複数のセグメントが存在する場合に関する。セグメントを切る軸は年齢や性別などのデモグラフィックな軸であっても良いし、ライフスタイルや趣味などのビヘイビアの軸であっても良い。製品のカテゴリーをi(i=1,2,…m)で表すことにして、代替商品がないとした場合のカテゴリーiの当該商品の需要をDN i(Y)とすると、第1実施形態と同様に、DN i(Y)は新規需要DE i(Y)と買い替え需要DR i(Y)との和として書くことができる。
と書くことができる。
当該商品のうち、代替商品に置き換わる率α(Y)は、一般的にはカテゴリーiによって異なるから、カテゴリーiの代替商品への置き換え率をαi (Y)と書くことにすると、当該商品の単年度需要D(Y)は
当該商品のうち、代替商品に置き換わる率α(Y)は、一般的にはカテゴリーiによって異なるから、カテゴリーiの代替商品への置き換え率をαi (Y)と書くことにすると、当該商品の単年度需要D(Y)は
で与えられる。
カテゴリーiにとって、ある商品Bが当該商品Aの代替となりうるかどうかは、以下のようにして決められる。簡単のために、ここでは例として腕時計市場を採り上げ、代替商品として携帯電話を考える。また、腕時計のカテゴリーとして、「デジタル腕時計」、「アナログ腕時計」、「高級機械式腕時計」があるとする。
カテゴリーiにとって、ある商品Bが当該商品Aの代替となりうるかどうかは、以下のようにして決められる。簡単のために、ここでは例として腕時計市場を採り上げ、代替商品として携帯電話を考える。また、腕時計のカテゴリーとして、「デジタル腕時計」、「アナログ腕時計」、「高級機械式腕時計」があるとする。
腕時計市場が携帯電話にどのくらい侵食されるかを求めるために図3の表に示すような内容を考える。すなわち、腕時計の市場は「10〜20歳代」、「30〜40歳代」、「50歳代以上」の3つにセグメンテーションできると仮定し、それぞれのセグメントのある年の腕時計需要をA1 ×100%、A2 ×100%、A3 ×100%とする。また、セグメント別の購買動機として「時刻を知るため」、「ファッションのため」、「ステータスシンボルのため」を仮定する。
さらに、商品のある機能を実現するために、ユーザーが購入する製品カテゴリー(ここではデジタル式腕時計、アナログ式腕時計、高級機械式腕時計)の割合として、図4の表に示すような内容を仮定する。
図5の表からわかるように、例えば30〜40歳代のファッション目的でのデジタル腕時計、アナログ腕時計、高級機械式腕時計の単年度需要数は、それぞれZ21 *X22 *A2 *DN i(Y)、Z22 *X22 *A2 *DN i(Y)、Z23 *X22 *A2 *DN i(Y)となり、ファッション目的での腕時計需要はセグメントについて合計すればよいから、デジタル腕時計、アナログ腕時計、高級機械式腕時計のファッション目的の需要数は、それぞれ
となる。
次に、商品の代替が起こり始める要素を考える。ここでは、ファッション性にとって重要な要素の例として商品の大きさを取り上げる。すなわち、腕時計市場が携帯電話に侵食される度合いは、携帯電話の大きさに依存すると考えるのである。
次に、商品の代替が起こり始める要素を考える。ここでは、ファッション性にとって重要な要素の例として商品の大きさを取り上げる。すなわち、腕時計市場が携帯電話に侵食される度合いは、携帯電話の大きさに依存すると考えるのである。
例えば、図6に示す表の第2行目のように侵食の度合いが与えられるとすると、デジタル式腕時計、アナログ式腕時計、高級機械式腕時計が携帯電話に侵食される市場は第3行目以降によって与えられる。したがって、この例では代替品として携帯電話を考えたときの各製品カテゴリーの置き換え率αi(Y)は、第6行目〜第8行目のように書ける。
と書くことができる。ここでXt は行列Xの転置行列を表す。
Xt Aはk列の列ベクトルであり、各列は商品機能Kk に対応して顧客が購入する割合を示す。Xt Aのk列目をXt A(k)で表すことにして、次に、商品の機能とこれに対応して顧客が購入する製品カテゴリーの割合をk個の行ベクトルZp からなる行列Zで以下のように表すと、
で与えられる。
(第3実施形態)
以下に本発明の第3実施形態について説明する。第1および第2実施形態は、代替商品が存在しないと仮定して当該商品の新規需要と買い替え需要を各年ごとに予測する期間全てについて求めた上で、代替商品の置き換え率を各年ごとに当該商品の需要に乗算することによって置き換え数を求め、これを当該商品の需要から各年ごとに減算することによって、代替商品が存在する場合の当該商品の需要を求めた。
(第3実施形態)
以下に本発明の第3実施形態について説明する。第1および第2実施形態は、代替商品が存在しないと仮定して当該商品の新規需要と買い替え需要を各年ごとに予測する期間全てについて求めた上で、代替商品の置き換え率を各年ごとに当該商品の需要に乗算することによって置き換え数を求め、これを当該商品の需要から各年ごとに減算することによって、代替商品が存在する場合の当該商品の需要を求めた。
このとき、買い替え需要は代替商品が存在しないと仮定した新規需要と前年までの累積台数に基づいて求めているが、実際には新規需要および買い替え需要の一部は代替商品によって代替されるため、次の年以降の買い替え需要に影響を与えることになる。
そこで第3の実施形態は、新規需要および買い替え需要の一部が代替商品によって代替される効果を考慮したものである。以下、図7を参照して第3実施形態を説明する。過去の販売データ((Y−1)年まで)が新規需要予測手段11に入力されると、新規需要予測手段11は(Y−1)年までの販売データに基づいて、ロジスティック曲線を発生させ、さらに世帯財、個人財の別により、世帯数、需要対象人口を乗算してY年から(Y+n)年までの新規需要数を求め、代替商品の影響を考慮した新規需要計算手段12に出力する。
一方、代替率計算手段13では、上述したような方法でY年から(Y+n)年までの代替率を求め、代替商品の影響を考慮した新規需要計算手段12および代替商品の影響を考慮した買い替え需要計算手段14に出力する。代替商品の影響を考慮した新規需要計算手段12では、新規需要予測手段11から新規需要数を受け取って、代替率計算手段13から受け取ったY年から(Y+n)年までの代替率と対応する年の新規需要数を乗算することによって、代替商品の影響を考慮した新規需要数を求める。
また、累積台数計算手段15は(Y−1)年までの販売データを受け取って、(Y−1)年までの累積台数を求め、代替商品の影響を考慮した買い替え需要計算手段14に出力する。代替商品の影響を考慮した買い替え需要計算手段14では、代替率計算手段13からY年からY+n年までの代替率を受け取るとともに、(A)累積台数計算手段15から、(Y−1)年までの累積台数を受け取って、これを買い替えサイクルで割ることによって代替商品がないと仮定した場合のY年の買い替え需要数を求める。
さらに、代替商品がないと仮定した場合のY年の買い替え需要数に1からY年の代替率を引いた値を乗算することによって代替商品の影響を考慮したY年の買い替え需要数を求め、加算手段16に出力する。加算手段16では、代替商品の影響を考慮した新規需要予測手段12からの出力と、代替商品の影響を考慮した買い替え需要計算手段14からの出力とを加えることによって、代替商品を考慮した単年度需要数を求める。
他方、累積台数計算手段15は、代替商品の影響を考慮した新規需要計算手段12からY年の代替商品の影響を考慮した新規需要数を受け取り、これを(Y−1)年までの累積台数と加算することによってY年までの累積台数を求め、これを代替商品の影響を考慮した買い替え需要計算手段14に出力する。
以下、(A)からの繰り返しによって(Y+1)年以降の需要予測を行う。新規需要を求めるために新規需要予測手段11では、ロジスティック曲線を発生させたが、既存の製品の普及率曲線から変化率を求め、この値を適用して新規需要を求めても良いし、また代替商品の影響を考慮した買い替え需要計算手段14では買い替え需要を求めるために、累積台数を買い替えサイクルで割っているが、累積台数のうちの一定の割合が買い換えられるとしても良い。
なお、第3の実施形態はソフトウェアによっても実現することができる。以下、図8を参照してその手順を説明する。(Y−1)年までの販売数は既知であるとして、まず、(Y−1)年までの販売実績に基づいて、ロジスティック曲線を生成する(ステップS21)。これは、例えば、上記したように普及率や販売数の変化から適当なロジスティック曲線を決定することが出来る。次に、ステップS21で求めた普及率を表すロジスティック曲線と世帯財の場合には全世帯数、個人財の場合には需要年齢層の全人口を乗算することによって、Y年から(Y+n)年までの単年の新規需要を求める(ステップS22)。
買い替え需要と新規需要を合わせた単年度の全需要を求めるために、年数のカウンターiを0にセットして(ステップS23)、Y年の新規需要と(Y−1)年までの累積数の実績をその商品の買い替えサイクルで割った買い替え需要を加えたものにY年の代替率α(Y)を1から引いた値を掛け算することによって、Y年の代替商品を考慮した単年度需要を求める(ステップS24)。
次に、Y年の新規需要台数に1から代替率α(Y)を引いた値を乗算して求めた代替商品の影響を考慮に入れた新規需要台数に(Y−1)年までの累積台数を加えてY年までの累積台数を求める(ステップS26)。
以下、iをインクリメントして(ステップS27)、iが需要を求めるn年を超えるまでステップS24からステップS27までを繰り返す(ステップS28)。このようにして、ステップS24で求められた値が、代替商品を考慮したときの当該商品の単年度需要となる。
ステップS21では新規需要を求めるためにロジスティック曲線を発生させたが、既存の製品の普及率曲線から変化率を求め、この値を適用して新規需要を求めても良いし、またステップS24では買い替え需要を求めるために、累積台数を買い替えサイクルで割っているが、累積台数のうちの一定の割合が買い換えられるとしても良い。
以上、説明したように本実施形態では、各年ごとに代替商品によって代替される当該商品の需要の減少分を組み入れるので、より正確に需要を予測することが出来る。
1…新規需要予測手段、2…買い替え需要予測手段、3…単年度需要予測手段、4…代替率計算手段。
Claims (16)
- 商品の需要予測を行う需要予測装置であって、
前記商品の過去の販売実績に基づいて新規需要を予測する新規需要予測手段と、
前記商品の過去の販売実績に基づいて買い替え需要を予測する買い替え需要予測手段と、
前記商品に対する代替商品の代替率を求める代替率計算手段と、
前記新規需要予測手段の出力と、前記買い替え需要予測手段の出力と、前記代替率計算手段の出力とに基づいて、単年度需要の予測値を算出する単年度需要予測手段と、
を具備することを特徴とする需要予測装置。 - 前記単年度需要予測手段は、前記新規需要予測手段からの新規需要予測と、前記買い替え需要予測手段からの買い替え需要予測の和に、前記代替率計算手段からの代替率の1に対する補数を乗算した値を求めることを特徴とする請求項1記載の需要予測装置。
- 前記新規需要予測手段は、ロジスティック曲線に基づいて新規需要を求めることを特徴とする請求項1または2記載の需要予測装置。
- 前記新規需要予測手段は、前記商品の非保有者数に基づいて新規需要を求めることを特徴とする請求項1または2記載の需要予測装置。
- 前記買い替え需要予測手段は、累積販売台数を買い替え年数で除算することによって買い替え需要予測数を求めることを特徴とする請求項1から4のいずれか1つに記載の需要予測装置。
- 前記買い替え需要予測手段は、過去の販売数の一定の割合を買い替え需要予測数として求めることを特徴とする請求項1から5のいずれか1つに記載の需要予測装置。
- 商品の需要予測を行う需要予測方法であって、
前記商品の過去の販売実績に基づいて新規需要を予測する新規需要予測ステップと、
前記商品の過去の販売実績に基づいて買い替え需要を予測する買い替え需要予測ステップと、
前記商品に対する代替商品の代替率を求める代替率計算ステップと、
前記新規需要予測ステップで得られた出力と、前記買い替え需要予測ステップで得られた出力と、前記代替率計算ステップで得られた出力とに基づいて、単年度需要の予測値を算出する単年度需要予測ステップと、
を具備することを特徴とする需要予測方法。 - 前記単年度需要予測ステップは、前記新規需要予測ステップで得られた新規需要予測と、前記買い替え需要予測ステップで得られた買い替え需要予測の和に、前記代替率計算ステップで得られた代替率の1に対する補数を乗算した値を求めることを特徴とする請求項7記載の需要予測方法。
- 前記新規需要予測ステップは、ロジスティック曲線に基づいて新規需要を求めることを特徴とする請求項7または8記載の需要予測方法。
- 前記新規需要予測ステップは、前記商品の非保有者数に基づいて新規需要を求めることを特徴とする請求項7または8記載の需要予測方法。
- 前記買い替え需要予測ステップは、累積販売台数を買い替え年数で除算することによって買い替え需要予測数を求めることを特徴とする請求項7から10のいずれか1つに記載の需要予測方法。
- 前記買い替え需要予測ステップは、過去の販売数の一定の割合を買い替え需要予測数として求めることを特徴とする請求項7から11のいずれか1つに記載の需要予測方法。
- 商品の需要予測を行うコンピュータプログラムを格納した、コンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、
前記コンピュータプログラムはコンピュータに対し、
前記商品の過去の販売実績に基づいて新規需要を予測させ、
前記商品の過去の販売実績に基づいて買い替え需要を予測させ、
前記商品に対する代替商品の代替率を求めさせ、
前記予測された新規需要予測値と、前記予測された買い替え需要予測値と、前記求められた代替率とに基づいて、単年度需要の予測値を算出させることを特徴とする記録媒体。 - 商品の需要予測を実現するためのコンピュータプログラムであって、
前記コンピュータプログラムはコンピュータに対し、
前記商品の過去の販売実績に基づいて新規需要を予測させ、
前記商品の過去の販売実績に基づいて買い替え需要を予測させ、
前記商品に対する代替商品の代替率を求めさせ、
前記予測された新規需要予測値と、前記予測された買い替え需要予測値と、前記求められた代替率とに基づいて、単年度需要の予測値を算出させることを特徴とするコンピュータプログラム。 - 1〜mの複数のカテゴリーに属する商品の需要予測を行う需要予測装置であって、
あるカテゴリーiに属する商品の過去の販売実績に基づいて新規需要を予測する新規需要予測手段と、
前記カテゴリーiに属する商品の過去の販売実績に基づいて買い替え需要を予測する買い替え需要予測手段と、
前記カテゴリーiに属する商品に対する代替商品の代替率を求める代替率計算手段と、
前記新規需要予測手段の出力と、前記買い替え需要予測手段の出力と、前記代替率計算手段の出力とに基づいて、前記カテゴリーiに属する商品の単年度需要の予測値を算出する単年度需要予測手段と、
前記カテゴリーiに属する商品について求めた単年度需要の予測値を上記の方法により1〜mの全てについて算出し、これらの和を求める予測値算出手段と、
を具備することを特徴とする需要予測装置。 - 商品の需要予測を行う需要予測装置であって、
前記商品の過去の販売実績に基づいて新規需要を予測する新規需要予測手段と、
前記商品に対する代替商品の代替率を求める代替率計算手段と、
前記前記新規需要予測手段からの出力と、前記代替率計算手段からの出力とに基づいて、代替商品の影響を考慮した新規需要を計算する新規需要計算手段と、
前記商品の過去の販売実績に基づいて累積台数を計算する累積台数計算手段と、
前記代替率計算手段の出力と、前記累積台数計算手段の出力に基づいて、代替商品の影響を考慮した買い替え需要を計算する買い替え需要計算手段と、
前記代替商品の影響を考慮した新規需要計算手段からの出力と、前記代替商品の影響を考慮した買い替え需要計算手段からの出力とに基づいて、代替商品を考慮した単年度需要の予測値を算出する単年度需要予測手段と、
を具備する需要予測装置。
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---|---|---|---|
JP2004069320A JP2005258799A (ja) | 2004-03-11 | 2004-03-11 | 需要予測装置、需要予測方法、コンピュータプログラム及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体 |
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ID=35084453
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Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010146413A (ja) * | 2008-12-19 | 2010-07-01 | Hitachi East Japan Solutions Ltd | 需要予測装置 |
JP2013069304A (ja) * | 2010-06-30 | 2013-04-18 | Rakuten Inc | 代替関係判定装置、代替関係判定方法及び代替関係判定プログラム |
CN110874751A (zh) * | 2018-08-29 | 2020-03-10 | 北京京东尚科信息技术有限公司 | 一种超市补货的方法和系统 |
RU208065U1 (ru) * | 2021-06-15 | 2021-12-01 | Сергей Николаевич Милов | Автоматизированное устройство для оценки возможных продаж в прошедшем периоде |
RU2794948C2 (ru) * | 2021-06-15 | 2023-04-26 | Сергей Николаевич Милов | Автоматизированное устройство для оценки возможных продаж в прошедшем периоде |
-
2004
- 2004-03-11 JP JP2004069320A patent/JP2005258799A/ja not_active Withdrawn
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