JP2005255135A - 空気袋 - Google Patents

Abstract

【課題】浮き袋等の空気で膨らませる袋は、空気袋全体の空気量を送り込まなければ膨らまない為、時間がかかり大変であった。
【解決手段】空気袋の本体１に外形を支える空気室３を設け、本体１に空気を取り入れる空気取り入れ口２とは別に設けられている空気室用空気取り入れ口４と離れた位置に本体１に通じる空気孔５が設けられている。空気室３を膨らませることにより外形を広げて空気取り入れ口２から自然に入る空気も利用するので、送り込む空気の量を少なくし、短い時間で簡単に膨らませることができる。
【選択図】 図１

Description

この発明は、空気を入れやすくした浮き袋等の空気で膨らませる袋に関する。

従来、浮き袋やその他の空気を入れて膨らませる袋には、図５に示すように、空気袋の本体１に空気取り入れ口２が設けられたものである。

しかしながら、以上の技術によれば、空気袋全体の空気量を送り込まなければ膨らまない為、時間がかかり大変であった。そこで、この発明は、送り込む空気の量を少なくし、短い時間で膨らませる空気袋を提供することを課題とする。

以上の課題を解決する為に、第一発明は、空気袋の外形を広げて骨組みとなる空気室を設け、この空気室を膨らませる空気取り入れ口を空気袋本体を膨らませる空気取り入れ口とは、別に設けたことを特徴とする空気袋である。
また、第二発明は、外形を広げる空気室と空気袋本体に通じる空気孔があり、空気室用空気取り入れ口を空気袋本体を膨らませる空気取り入れ口とは、別に設けたことを特徴とする空気袋である。

第一発明、または第二発明によれば、空気室用空気取り入れ口から空気室の容量分の空気を送り込み空気室を膨らませることにより空気袋本体にも空気取り入れ口から自然に空気を取り込み膨らませやすくしている。
また第二発明によれば、空気室に空気袋本体に通じる空気孔を設け、空気室より空気袋本体にも空気が入り、空気袋の外形も空気室で変形しにくくなり、空気を抜く時にも抜きやすくなる。

この発明の一実施形態を、図１に示す。
空気袋の本体１は、軟質ビニールやゴム等の材質であり、空気取り入れ口２が設けられている。この本体１に外形を支える空気室３を設け、本体１に空気を取り入れる空気取り入れ口２とは別に空気室３に空気を入れる空気室用空気取り入れ口４が設けられている。
空気室３には、空気室用空気取り入れ口４と離れた位置に本体１に通じる空気孔５が設けられている。

この実施形態によれば、空気室３を膨らませることにより空気袋の本体１に空気取り入れ口２から自然に入る空気を利用して膨らませる為、送り込む空気の量を少なくし、短い時間で簡単に膨らませることができる。

図１の実施形態では、本体１と通じる空気孔５を設けてあったが、他の実施形態では、この空気孔５がない場合で最初に空気室３を利用し、最後に本体１だけで膨らませる形態では、空気室用空気取り入れ口４の栓や弁は、なくても良い。
また、図４のように本体１と空気室３が固定されていない構造でも良い。

この発明の一実施例を示す部分断面図である。 図１におけるＡ−Ａ線断面図である。 図１におけるＢ−Ｂ線断面図である。 他の実施形態による部分断面図である。 従来技術を示す断面図である。

符号の説明

１ 空気袋本体
２ 空気取り入れ口
３ 空気室
４ 空気室用空気取り入れ口
５ 本体と通じる空気孔

Claims (2)

1. 外形を広げて骨組みとなる空気室を設け、この空気室を膨らませる空気取り入れ口を空気袋本体を膨らませる空気取り入れ口とは、別に設けたことを特徴とする空気袋。
2. 前記の空気室と空気袋本体に通じる空気孔があることを特徴とする請求項１記載の空気袋。

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