JP2005252684A - 平面スピーカー - Google Patents

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Yoshiaki Kobayashi
儀昭 小林
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Faurecia Clarion Electronics Co Ltd
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Abstract

【課題】簡単な構造でありながら磁束密度が高く、音圧の増大された平面スピーカーを提供する。
【解決手段】高分子フィルムにヴォイスコイルをプリントした振動板の対向面側に着磁したマグネットを配し,マグネット間の磁気ギャップで振動板を振動させる形式のスピーカーにおいて、前記マグネットのギャップに対向する各N極とS極の面に、それぞれ強磁性金属からなる集磁部材を固定している。
【選択図】図3

Description

本発明は平面スピーカーに関する。
スピーカーの一タイプとして図1のような平面スピーカーがある。 この平面スピーカーは、図2のように、高分子フィルムにヴォイスコイル6をプリントした振動板3を用い、厚さ方向の前後に配したマグネット200、200間を磁気ギャップとし、この空隙で振動板3を振動させて音を伝えるようになっている。図1において、1、1’はフレーム、11,11’は音抜き孔、7はコイルの入力端子である。
かかる平面スピーカは、コーン型などの慣用のスピーカーに比べて厚さを薄くでき、また、平面波として音が出るため、聴いていても疲れず、反射波が少ないので音の減衰率も低い利点が得られるとされているが、振動板3の前面側と後面側のマグネット200、200間を磁気ギャップとしている関係から、音圧の低下が大きいと言う問題があった。
特開2001−333493公報
本発明は前記のような問題点を解消するためになされたもので、その目的とするところは、簡単な構造でありながら磁束密度が高く、音圧の増大された平面スピーカーを提供することにある。
上記目的を達成するため本発明は、高分子フィルムにヴォイスコイルをプリントした振動板の対向面側に着磁したマグネットを配し,マグネット間の磁気ギャップで振動板を振動させる形式のスピーカーにおいて、前記マグネットのギャップに対向する各N極とS極の面に、それぞれ強磁性金属からなる集磁部材を固定していることを特徴としている。
本発明は、高分子フィルムにヴォイスコイルをプリントした振動板の対向面側にあるマグネットのギャップに対向する各N極とS極の面にそれぞれ強磁性金属の集磁部材を固定しているので、磁束を所定点に集中させることができ、磁束密度が増大する。このため、マグネットの各N極とS極だけの場合に比べて、発生する出力(音圧)を増強することができる。
集磁部材はフラットバー状をなし、マグネットに接着またはインサート成形されている。
これによれば、対向するマグネット間のギャップの大きさを増さずに簡単に実施することができる。
以下添付図面を参照して本発明の実施例を説明する。
図3ないし図6は本発明に係る平面スピーカーの一態様を示しており、1、1’は皿状ないし薄箱状をなしたフレームで、各フレームの周縁には鍔部10,10’が形成されており、それら鍔部10,10’を重合固定することにより扁平状の盤体が構成されるようになっている。
2、2’はそれぞれのフレーム1、1’内に配置固定されたマグネットユニットであり、磁極を垂直にした複数の帯板状の単位磁石2aを、隣り合う同士で極性が反対となるように同一平面上に配列してなる。図面上で上と下のマグネットユニット2,2’における磁極はN極同士、S極同士が正対している。
そして、マグネットユニット2,2’には一定間隔ごとに厚さ方向を貫通して音抜き孔21、21’が配設されており、それら音抜き孔21、21’に対応してフレーム1、1’にも厚さ方向を貫通して音抜き孔11,11’が配設されている。
本発明においては、前記マグネットユニット2,2’を構成する各単位磁石2a、2aにおけるギャップ側に面するN極面とS極面、とりわけそれらのほぼ中央位置に、鉄で代表される強磁性金属からなる集磁部材5、5を一体化している。
集磁部5はこの例では矩形状断面のフラットバー状をなしており、各単位磁石2a、2aの長手方向に延在するように配置されている。
集磁部材5は、たとえば、単位磁石2aが焼結磁石である場合には、図5(a)のように表面に接着方式で固定される。また、インジェクション成型によるボンド磁石である場合には、図5(b)のようにマグネット成型時にインサート成型で固定すればよく、この場合には、集磁部材5は適度の範囲が単位磁石2aに埋設された形態となる。後者は後加工を要さないので、コスト上有利であり、また突出高さが低い割に集磁効率がよくなる。
3は前記マグネットユニット2,2’の磁極面20,20’から所定の距離だけ離して保持ないしはフリー配置された振動板(振動膜)であり、高分子フイルム30の片面(両面でもよい)に複数のヴォイスコイル6を印刷的手法で施している。
各ヴォイスコイル6の平面パターンは一筆書きの枠状、渦巻状など任意であるが、いずれの場合も、互いに隣り合う極性の異なる永久磁石2a、2aによって形成される磁界中に置かれることが必要である。
4は前記集磁部材5のギャップ対向面側に張られた緩衝シートであり、不織布あるいは和紙などで構成されており、浮音抜き孔11,11’を通してごみ類の進入を阻止する防塵手段も兼ねている。
前記緩衝シート4と振動板3の間に空隙が設けられ、この空隙により振動板3の振動の阻害を防止し、かつ振動板3が大きく振動した時にも集磁部材5との接触を抑制し、雑音の発生を防止するようになっている。
なお、他の構成は従来の平面スピーカーと同様であり、外観上は図1と同じようになっている。
本発明の作用を説明すると、ヴォイスコイル6に入力端子を介して給電すると、各ヴォイスコイル6は互いに隣り合う極性の異なる単位磁石2a、2aによって形成される磁界中に置かれるので、隣り合うヴォイスコイルの隣接辺に同じ方向の電流が流れると、振動板3はフレミングの左手の法則により電磁力を受けることになり、振動板3は前記マグネットユニット2,2’間をギャップとして、ヴォイスコイルに流れる音声電流によって振動する。
このとき、本発明では、マグネットユニット2,2’を構成する各単位磁石2a、2aにおけるギャップ側に面するN極面とS極面に一体化した強磁性金属からなる集磁部材5、5が突出している。
このため、磁束が集磁部5、5に効率よく収束し、図6で模式的に示すように、磁束密度が向上する。このため、ギャップが大きくても音圧を高くすることができ、迫力のある到達距離の長い平面波を得ることができる。
なお、上述した実施例では、マグネットユニットを振動板3の両面側に配置しているが、この場合に限らず、振動板3の片面側のみにマグネットユニットを配置してもよい。この場合には、その片側だけのマグネットユニットを構成する各単位磁石2a、2aにおけるギャップ側に面するN極面とS極面に強磁性金属からなる集磁部材5を一体化するものであり、本発明はこの態様も含む。
平面スピーカの外観を示す斜視図である。 図1のII−II線に沿う断面図である。 本発明による平面スピーカの部分的断面図である。 マグネットユニットと振動板の関係を示す部分的斜視図である。 (a)と(b)はマグネットユニットの局部的断面図である。 本発明による平面スピーカの磁束分布を集磁部材なしの場合と比較して示す説明図である。
符号の説明
1 フレーム
2’2 マグネットユニット
2a 単位磁石
3 振動板
5 集磁部材
6 ボイスコイル

Claims (2)

  1. 高分子フィルムにヴォイスコイルをプリントした振動板の対向面側に着磁したマグネットを配し,マグネット間の磁気ギャップで振動板を振動させる形式のスピーカーにおいて、前記マグネットのギャップに対向する各N極とS極の面に、それぞれ強磁性金属からなる集磁部材を固定していることを特徴とする平面スピーカー。
  2. 集磁部材はフラットバー状をなし、マグネットに接着またはインサート成形されていることを特徴とする請求項1に記載の平面スピーカー。
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