JP2005249299A - 汚染物質を除去する方法とその装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 細菌類およびそれらの毒素、重症急性呼吸器症候群(SARS)などの病原性ウイルス類並びに化学薬品等の有害物質を、光触媒技術と空気清浄技術で無害化することにより、被害を皆無ないし最小限にとどめる。
【解決手段】 仕切壁10で区画された2室以上の並列密閉空間A室、B室を形成させ、各室に給気ダクト11と還気ダクト12を取付ける。抗菌加工空間内に抗菌加工し、浮遊塵埃センサ22を取付ける。還気ダクト12に設けた外気取入口13の下流に滅菌・除菌用の紫外線殺菌灯内蔵の化学フィルタ18と空気浄化のため空気清浄器20とからなる空気浄化装置17を配置する。室内に設けた浮遊塵埃センサ22によって浮遊塵埃の粒径・数量を検出し、その検出値が所定値を超えたときには、コンピュータ24を介して塵埃表示器25を点灯させる。最重要施設に対しては、個別滅菌・清浄化ゲートを併設し、多数回循環させることで浄化能力を向上させる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、疸ソ菌、ボツリヌス菌を代表とする細菌類およびそれらの毒素、天然痘ウイルス、ステルスウイルス及び重症急性呼吸器症候群(SARS)などの病原性ウイルス類並びに砒素・青酸カリ・塩酸・硫酸・サリンなどの化学薬品等であり、これらの有害物質を、光触媒技術と空気清浄技術で無害化することにより、被害を皆無ないし最小限にとどめる方法とその装置に関する。
昨今、SARSコロナウイルスを病原体とする感染症の発生に対し、各国とも緊急な対応を迫られている、一方テロリストによる国家的に重要な人物や施設への生物化学的物質による攻撃が懸念されている。すなわち、疸ソ菌、ボツリヌス菌を代表とする細菌類およびそれらの毒素、天然痘ウイルス、ステルスウイルスおよび重症急性呼吸器症候群(SARS)などの微生物、並びに砒素・青酸カリ・塩酸・硫酸・サリンなどの化学薬品等による攻撃に対処する方策が求められている。
重症急性呼吸器症候群(SARS)は、SARSコロナウイルスを病原体とする感染症で、患者のせきを浴びたり、飛沫や体液等に直接触れるなどの濃厚な接触をしたりした場合に感染し、2〜7日、最大10日程度の潜伏期間を経て発症する。潜伏期或いは無症状期における他への感染力は極めて弱いと考えられている。また、SARSウイルスは、エタノールや漂白剤等の消毒で死滅する。このウイルスによる肺炎に対してはマスク・ガウン等感染防禦資器材を整備して感染症病室簡易陰圧装置、SARS患者と他の患者とを区分するパーティション内等で全身状態の管理、呼吸管理、症状を和らげる治療などをおこなうが、感染予防として手洗い、うがい以外になく、SARSの迅速診断法や治療法の研究と共に、抗ウイルス剤や予防ワクチンの研究開発が急がれている。また、インフレンザウイルスや、化学薬品等による攻撃に対しては未だ有効な方策を見出していない。
粒子状、液体状又はガス状の有害物質散布による生物・化学テロ、或いは細菌類、毒素、病原性ウイルス類を含む飛沫・浮遊・散布等による感染を防ぐことは、国を超えて当面の解決しなければならない問題である。特に、これらの有害物質の浮遊、拡散或いは空調等による循環、同一場所又は他の場所へ再分配により汚染域が拡大し、被害を増幅させる危険を未然に防ぐ必要に迫られているが、現状では充分に対処できているとは言えない。
本発明は、守るべき人物や施設の重要度に応じて構成を変えることで、被害を(発症者・致死者)を限りなくゼロにすることを目指すものである。例として、4500mの床面積を有する建物に数百名の人が働く施設が生物化学テロにより、攻撃された場合の被害を、無対策の場合と、対処手段又はシステムグレード(後述)別の対策を施したものとを比べると、一般室、重要室を問わず、被害者、発症者、死者数のいずれも無対策の場合に比べ50〜20%に、又はそれ以下に抑えることを目的とするものである。
上記目的を達成するため、本発明の請求項1は、化学フィルタと空気清浄器とからなる空気浄化装置で処理した清浄空気を、抗菌加工した空間と非抗菌加工の空間とを隣接させた2室以上の並列密閉空間へ供給して、換気を重ねることを特徴とする汚染物質を除去する方法である。請求項2は、室内を抗菌加工した空間と非抗菌加工空間とを隣接させた2室以上の並列密閉空間を設け、前記抗菌加工空間を部外者立ち入り空間とし非抗菌加工空間を部外者立ち入り禁止空間とすると共に、前記両空間への循環空気路に、紫外線殺菌灯を併用する化学フィルタと空気清浄器からなる空気浄化装置を配置し、該空気浄化装置で処理した清浄空気を、並列密閉に供給して空間の空気の循環により、換気を重ねることを特徴とする汚染物質を除去する装置である。また、請求項3は、前記抗菌加工空間内の床に抗菌ワックス、天井に抗菌クリア、壁に抗菌クリアを塗布または抗菌カーテンを設けると共に陽圧空間とし、非抗菌加工空間を陰圧空間として両空間内に浮遊塵埃センサを取付け、前記循環空気路中に空気浄化のため空気清浄器と滅菌・除菌用の紫外線殺菌灯内蔵の化学フィルタとからなる空気浄化装置を配置して、平時には下向き気流と床面吸引とで除塵、除菌、消臭又はガス除去を行い、浮遊塵埃センサによって所定粒径以上の病原菌又は重症性感染症病原菌を検出したときには化学フィルタにより滅菌し気流を改善するようにした、ことを特徴とする汚染物質を除去する装置である。
本発明は、化学フィルタと、空気清浄器と、2室以上の並列密閉空間との間での空気の循環により、換気を重ねることにより汚染物質を除去する方法であり、特に、最重要施設に対しては、2室以上の並列密閉空間としたA室をテロ発生のおそれのある抗菌加工のエリア、B室を非抗菌加工の保護対象エリアとし、個別化学フィルタと空気清浄器とによる空気浄化装置(バクテリア、ウイルスに対する抗菌処理したパネルと紫外線殺菌灯内蔵による滅菌ゲート又はシェルタ)を併設し、多数回循環(例えばN=8〜16回/時)させることで浄化能力を向上させる。また、これにより、浄化時間を短縮して汚染物質を除去するものである。なお、A室、B室とも室内圧を、大気圧附近又は陽・陰圧下でほぼ同じにしてもよいが、A室を陽圧空間、B室を陰圧空間としてもよい。
図1は本発明方法を実施する装置の平面図である。図示のように、仕切壁10で区画された2室以上の並列密閉空間で、抗菌加工したA室と非抗菌加工のB室とを形成させ、各室に給気ダクト11と還気ダクト12を取付ける。抗菌空間内の床に抗菌ワックス、天井に抗菌クリア、壁に抗菌クリアを塗布または抗菌カーテンを設けるほか、両空間内に浮遊塵埃センサ22を取付ける。密閉空間の壁に給気口と吸気口を開口させ、天井に排気口14、14から排気ダクト15,15を設ける。さらに還気ダクト12に設けた外気取入口13の下流に滅菌・除菌用の紫外線殺菌灯内蔵の化学フィルタ18と空気浄化のため空気清浄器20とからなる空気浄化装置17を配置する。還気ダクト12の途中に切換弁16を設けて一方に化学フィルタ18を介して空気浄化装置17に連ね、他方にバイパス19を設けて直接空気浄化装置17に連ねる。
平時にはA室、B室ともに下向き気流と床面吸引とで除塵、除菌、消臭又はガス除去を行う一方、室内に設けた浮遊塵埃センサ22によって浮遊塵埃の粒径・数量を検出し、その検出値を浮遊塵埃測定器23に入力する。浮遊塵埃測定器23では所定粒径以上の病原菌又は重症性感染症病原菌の量を測定し、所定値を超えたときには、コンピュータ24を介して塵埃表示器25を点灯させる。
上記のように、化学フィルタ18と、空気清浄器17と、2室以上の並列密閉空間A室、B室の空気の循環により、換気を重ねることによって汚染物質を除去するものであり、特、最重要施設に対しては、2室以上の並列密閉空間としたA室をテロの発生の高い場所、B室を外来者立入禁止の保護対象エリアとし、個別化学フィルタと空気清浄器とによる空気浄化装置(バクテリア。ウイルス滅菌ゲート又はシェルタ)を併設し、多数回循環(例えばN=8〜16回/時)させることで浄化能力を向上させる。
化学フィルタと空気清浄器とによる空気浄化装置使用のメリットとしては、有害物質の散布によって浮遊する有害物質が減少するため、摂取量減少で治療効果増となる一方、摂取者数の減少で発生率低下となり、その結果、被害者が減少して安全な状態になる。
デメリットは下記のとおりである。(イ)電力消費が増加する(送風機動力の増加、前記空気浄化装置の電力消費及び床面の照度250ルクス以上確保の為の消費電力)。(ロ)光触媒の酸化作用により有害性のある中間生成物が生ずることがある。(ハ)機械室に化学フィルタと空気清浄器とによる空気浄化装置の設置スペースが必要となる。(ニ)室内に立ち下げダクト又は空気浄化装置の設置スペースを必要とする。
本発明は、生物化学テロに使われる材料を「粒子状物質」と「ガス状物質」として捉え、その特性と材料本来の特徴を利用した対処方法でもある。技術的なデータは実績と研究に基づいて出願人開発した規格・資料を採用したものであって、対象は建物内部に於ける生物化学テロであり、頻繁に発生するものではないが、平時はシックビルの改善或いはインフルエンザやSARSの予防などに活用できる常備性のある対策である。
(構成1);AB区分方式で、Aゾーンは外来者の立ち入り区域でテロ発生の確率の高い区域であり、Bゾーンは外来者の立入禁止区域で保護区域とする。 (構成2);化学フィルタと空気清浄器とによる空気浄化装置‥菌・ウイルスを死滅・不活化する装置(ガス除去も併設)で、HEPAフィルタの弱点(ウイルスによる二次汚染現象)を解消した空気浄化装置である。また、空調区分方式の弱点(テロ発生系統の全滅の危険性)も解消できる。
(構成3);気流の改善‥散布された汚染物質を気流で下方へ移動させる作用と下方からの吸引排出作用で、摂取量・摂取率が減る効果が生まれる。その結果、被害者の発生率が減り、治療効果が増す。
(構成4);内面の抗菌化‥光触媒の酸化作用は、液体やガスなどの毒性作用を低下させる効果は即座に発揮する。天井・壁(カーテン含む)の加工は主にガス状物質対策である。1μ未満の粒子とガス以外は自然沈降するので、床面の加工は特に効果がある。
(構成5);自動制御‥粒子状物質(日常の存在量+臨時の増加量)を自動計測する。同時刻の増加が10倍の時、警報を発する。テロの発生および発生場所を即座に知ることができる。ただし、テロに使われた材料を知ることはできない。ガス状物質も同様手法で感知する。
(塵埃測定自動制御の原理)1μ未満の粒子は自然凝集して1μ以上に成長するものが多く、これらは静空間では沈降するが動空間では浮遊する。その中で、わずかな気流(0.0006m/秒)でも浮遊する1μ粒子を1μ未満の粒子の指標とする。また、ウイルス用の卵白粒子(1μ)や疸ソ菌芽胞(1.5〜3μ)のように人工生成されたものも、自然凝集して10μ以上になると見えるようになるが、沈降しやすく浮遊しにくくなる。そこで、浮遊粒子のほぼ限界となる5μに成長したものを1μ以上の粒子の指標とする(0.015m/秒以上で浮遊)。なお、5μ粒子は、浮遊塵埃としてフィルタに捕捉されて循環せず、室内で発生又は散布したものを計測するので異常が発見しやすい。したがって、この2つの粒子の異常増加を計測することによって粒子状物質の散布を迅速に察知することができる。なお、1.0μ前後はウイルス用卵白細胞・高度生成菌(化学物質の凝集体)、5.0μは卵白細胞や高度生成菌の凝集体(浮遊限界)として扱う。
浮遊塵埃測定器で、室内の1μと5μ粒子の浮遊量を常時測定し、設定数値より異常に増加した時に警報や信号を発する。
設定数値の求め方としては、前日までの5週間の指標粒子の平均値(1回の換気時間毎)と同時刻の計測値を比較し、平均値の10倍以上を計測したら異常と見なして、警報や信号を発する。平均値は毎日、再計算して更新する。(コンピュータ処理)これにより、テロの発生と発生場所を即座に知り、緊急避難や封鎖あるいは化学フィルタと空気清浄器とによる空気浄化装置の作動による空気浄化などを迅速に行う。または、ガス状物質の感知・警報も同様方法で行うことができる。
運転中に異常増加を感知したときには、(1)個別化学フィルタと空気清浄器とによる空気浄K化装置を作動させる。平時は使用しないがインフルエンザなどの流行時は手動で作動させる。(2)通過空気をバイパスさせずに化学フィルタと空気清浄器とによる空気浄K化装置を通過させる。平時は使用しないがインフルエンザなどの流行時は手動で作動させる。(3)中央式化学フィルタと空気清浄器とによる空気浄K化装置の通過空気量を増やし、減少したらバイパスさせる。平時も室内の指標粒子の量が一定になる。
本発明は室内の浮遊菌等の捕捉はもちろんのこと、落下菌や床、壁もしくは天井等の内装部に付着した菌類を滅菌することができる。
本発明で除去すべき「有害物質」とは、下記の形状又は状態、原料を指す。
(形状)粒子状物:1〜10μの散布、気流により浮遊と沈降に区分される。
液体状物:原料液や懸濁液の噴霧によるもので、噴霧粒子の大きさにより粒状
と同様に区分される。
ガス状物:液化ガス又は気体の噴射で常温気化し、比重により上昇又は下降す
るもの。
(原料)微生物 :疸ソ菌の胞子(改良型1.5〜3μ)、(遅効性)ボツリヌス菌(
強力な毒素を産生)、天然痘ウイルス(250〜300nm)、ス
テルスウイルス、SARSなどのウイルス類。
化学薬品:砒素・青酸カリ・塩酸・硫酸・サリン(速効性)。
被害を減らす手段としては、下記手段又は対処イ,ロ,ハが挙げられる。
(手段イ):空気を浄化する。
外気;取入れ外気からの侵入を防止する。外気専用又は中央式化学フィルタと空気清浄
器とによる空気浄K化装置を設置する。
室内空気;室内の有害物質を化学フィルタと空気清浄器とによる空気浄K化装置で浄化
する。中央式化学フィルタと空気清浄器とによる空気浄K化装置を設置でき
ない時は個別式化学フィルタと空気清浄器とによる空気浄K化装置を室内に
設ける。
(手段ロ):室内面を浄化する。
天井:比重の軽いガス状物質を分解処理するため、抗菌クリアを塗布する。
壁 ;比重の軽いガス状物質を分解処理するため、抗菌クリアを塗布又は窓部分に抗菌
加工したレースカーテンを設ける。
床 ;沈降・堆積する有害物質を分解処理するため、抗菌ワックスを塗布する。
例えば、プラスチックタイル、木材又は石材床に抗菌ワックスを塗布し、補強コ
ンクリート床に抗菌エポキシ樹脂を塗装した抗菌タイルを敷設する。
なお、天井・壁;組立式の抗菌断熱パネルを使用すると、気密性が非常に良く、
有害物質の漏洩や侵入を防ぐ必要のある場合に適している。
(手段ハ):気流を改善する。
1.下方気流;有害物質の浮遊停滞を減らして呼吸による摂取量を減らす。
2.吸込み口;床面付近から空気を吸込む形式にすると、下方に溜まる有害物質を早く
排出できる。
上記各手段を実行する際には次の事項を注意する必要がある。
1;ジュータンは、風味を損ねるばかりか、繊維間の内部の光エネルギーが届かず、光触
媒加工しても意味がないため、抗菌加工しない。また、繊維間に侵入した微粒子は再飛
散しにくい。その代替方法として前述の対処B−3に変更する。
2;壁面は、風味を損ね、人肌との接触防止のため極力抗菌加工しない。その対策として
抗菌カーテンを使用し、現状が塗布仕上げなら抗菌塗装が可能である。
3;ガラス面は、光散乱現象(虹色)が発生するため抗菌加工しない。自然光を吸収しや
すい抗菌カーテンを使用する。
4;化学フィルタと空気清浄器とによる空気浄K化装置に内蔵させた紫外線殺菌灯は、波
長253.7nmを使用しているのでオゾンは発生しない。
5;化学フィルタと空気清浄器とによる空気浄化装置の電材品はUL規格品を使用する
換気の効果として、換気回数N(回/時)による粒子状物質の減少量Sを安全率2として例示すると、下記のとおりとなる。
N=1回/時→ S= − N=6 → S=0.67
2 → 0.0 7 → 0.72
3 → 0.333 8 → 0.75
4 → 0.5 9 → 0.78
5 → 0.6 10 → 0.8
排出量 粒子状= 排出率×(浮遊残留量 − 沈降量)
ガス状= 排出率×(浮遊残留量 − 内装面吸着量)
次の浮遊残留量= 前の残留量 + 再循環量
再循環量 = 通過率×0.6
通過率 = 現状(粗塵用) → ×0.8
BV(中性能型) → ×0.0235
BV(準高性能型)→ ×0.000272
BV(高性能型) → ×0.00000158
(化学フィルタと空気清浄器とによる空気浄化装置の効果)
空気中の有害物質を浄化する装置(送風機は含まない)。特注品としては、ULPAフィルタを使用する場合とガス用フィルタを追加する場合がある。
1.中性能型
粒子状物質 プレ +中性能+抗菌+ガス用(1層) 通過率
0.1μ 99% 90 99 90×1 =79.39%
1.0μ 90 5 90 58×1 = 2.35%
ウイルス 79.39×0.0001(非損傷率)=0.007939%
ガス状物質
フィルタ1層 100%×0.5×0.2 =10.0%
2.準高性能型
粒子状物質 プレ+準高性能+抗菌+ガス用(2層) 通過率
0.1μ 99 1.5 99 90×2 = 1.1908%
1.0μ 90 0.1 90 58×2 = 0.0272%
ウイルス 1.19×0.0001(非損傷率)= 0.000119%
ガス状物質
フィルタ2層 100%×0.5×0.04 = 2.0%
3.高性能型
粒子状物質 プレ+準高性能+抗菌+ガス用(3層) 通過率
0.1μ 99 0.08 99 90×3 = 0.057159%
1.0μ 90 0.001 90 58×3 = 0.000158%
ウイルス 0.057×0.0001(非損傷率)= 0.000006%
ガス状物質
フィルタ3層 100%×0.5×0.008 = 0.4%
(内装材の効果)
ガス状物質の吸着率(1/換気回数)
N=1 → 1.0 N= 6 → 0.167
2 → 0.5 7 → 0.143
3 → 0.333 8 → 0.125
4 → 0.25 9 → 0.111
5 → 0.2 10 → 0.1
内装面の吸着量は80%は再発散されるものとする。
気流の効果を確かめるため、1〜10μの粒子が1.1908から0.00191に渡って分布する場合、 粒子の体積={4πr(3乗)}÷3、分布量=1÷粒子の体積とし、沈降量=合計分布量÷2.28829×100とし、1μ粒子の沈降量を100、気流速度0.0006m/秒として試算すると、10μ粒子の沈降量が0.08になるまで、気流速度=0.3になるまで漸減した。
(床の効果)
1;床に沈降堆積する有害物質を酸化分解する。菌や毒素は直接作用(胞子は発芽した後
に作用)し、液体は水分への作用が含有する有害物質に及ぶ、又水分蒸発後は残留物に
直接作用する。その他、菌の栄養素(有機物)を日常的に減らすので、菌の増殖を抑制
する効果がある。
2;抗菌の有効度は、結晶精度90%、接触障害10%、表面分散度75%とすると、
60%≒0.9×(1−0.1)×0.75である。
無効スペース(40%)は光触媒に囲まれた限定スペースなので、菌の多量増殖は防止
される。アルコール水溶液や酸性水で拭き掃除後、酸性が失われても光触媒の作用が水
分に及ぶために2重の効果が得られる。
(光触媒フィルタの効果)
粒子状物質の除去能力は10%、ガス状物質の吸着能力は50%する。
この場合、排出した浮遊有害物質は下記の比に分配されるものとすると、
再循環 0.6(同一フロア内:他のフロア⇒面積比)
その他 0.4(設備内残留0.3+排気0.1)となる。
(被害想定)生物化学テロが発生した時の被害状況を比較検討する。
比較 現状のまま:対処1(中性能型BV):対処2(準高性能型BV)
規模 建物 延べ面積 4500m
[1]一般施設
比較 現状のまま:対処1(中性能型BV):対処2(準構成能型BV)
規模 建物 延べ面積 4500m = 90m×50m×1階建
対象室 3000m = 60m×50m
その他 1500m = 30m×50m
天井高 2.7m
空調 方式 セントラル方式
換気回数 8回/時(7.5分に1回換気)
送風量 1080CMM= 3000×2.7×8÷60
外気量 108 CMM= 1080×0.1
対処1;中央式化学フィルタと空気清浄器とによる空気浄K化装置(中性能型)を1
基設け、吸込み口は立下りダクト又はカバーを設ける。天井加工は対象室・
その他を全面塗装(抗菌クリア)し、床加工は対象室・その他を全面塗装(
抗菌ワックス)する。
窓に抗菌レースカーテンを設ける
対処2;中央式化学フィルタと空気清浄器とによる空気浄K化装置(準高性能型)を
1基設ける。他は対処1に同じ。
対処3;中央式化学フィルタと空気清浄器とによる空気浄K化装置(高性能型)を1
基設ける。他は対処1に同じ。
(被害者の発生率)
被害者の発生は初期の散布量100が換気によって室内残留量がゼロになるまで継続するので、その合計を発生係数とする。最大の被害者発生数は発生率100%の時なので、上記数値を100%とした時の対処1・対処2・対処3の数値を比較する。
(浮遊物質と沈降物質の区分) 空調設備の吹出し口と吸込み口の配置によって室内の気流速度が変化し、それに伴って、浮遊粒子の大きさ及び浮遊量が変わるので下記の4通りの平均値を求める。但し、ガス状物質は浮遊のみ1通りの計算とする。
セントラル方式で、(1)天井−床(垂直1方向)、(2)天井−天井(垂直2方向)ユニット式天吊型含む、(3)壁−壁(水平1方向)、(4)壁−壁(水平2方向)ユニット式床置型含むものとして、気流速度と沈降量を示すと下記のとおりである。
(1)垂直1方向0.006m/秒、最小沈降粒子4μ、沈降量2.96%
(2)垂直2方向0.012m/秒、最小沈降粒子5μ、沈降量1.66%
(3)水平1方向(4系統)0.0277m/秒、最小沈降粒子6μ、沈降量0.99%
(4)水平2方向(4系統)0.0555m/秒、最小沈降粒子8μ、沈降量0.36%
[1の1]一般施設:粒子状物質を散布された時
「被害者発生係数」
(a)天井吹出し−床吹込み型
4μ未満は浮遊し、以上は沈降する。カビ菌の胞子はやや浮遊するが、ダニの糞や花粉は浮遊しない。気管支疾患の予防効果があり、飛沫感染防止効果がある。
(a−現状) 一般的な粗塵用フィルタの通過率0.8
N 残留量 沈降量 排出量 再循環量 その他
2.96% 75% 60% 40%
被害者発生係数 252.21
(対処a−1) フィルタの通過率0.0235
N 残留量 沈降量 排出量 再循環量 その他
2.96% 75% 60% 40%
被害者発生係数 135.41
(対処a−2) フィルタの通過率0.000272
被害者発生係数 133.6
(対処a−3) フィルタの通過率0.00000158
被害者発生係数 133.58
(b)天井吹出し−天井吸込み型
5μ未満は浮遊し、以上は沈降する。カビ菌の胞子はかなり浮遊するが、ダニの糞や花粉は浮遊しない。飛沫感染防止効果がある。
(b−現状) フィルタの通過率0.8
N 残留量 沈降量 排出量 再循環量 その他
1.66% 75% 60% 40%
被害者発生係数 253.95
(対処b−1) フィルタの通過率0.00235
N 残留量 沈降量 排出量 再循環量 その他
1.66% 75% 60% 40%
被害者発生係数 135.35
(対処b−2) フィルタの通過率0.000272
被害者発生係数 133.46
(対処b−3) フィルタの通過率0.000000158
被害者発生係数 133.45
(c)天井吹出し−壁吹込み型
6μ未満は浮遊し、以上は沈降する。カビ菌の胞子は浮遊するが、ダニの糞や花粉は浮遊しない。飛沫感染防止効果がやや劣る。
(c−現状) フィルタの通過率0.8
N 残留量 沈降量 排出量 再循環量 その他
0.99% 75% 60% 40%
被害者発生係数 254.94
(c−対処1) フィルタの通過率0.0235
被害者発生係数 135.30
(c−対処2) フィルタの通過率0.000272
被害者発生係数 133.42
(c−対処3) フィルタの通過率0.00000158
被害者発生係数 133.39
(d)壁吹出し−壁吹込み型 1方向式
8μ未満は浮遊し、以上は沈降する。カビ菌がかなり浮遊するが、ダニの糞や花粉は浮遊しない。飛沫感染がかなり発生する。
(d−現状) フィルタの通過率0.8
N 残留量 沈降量 排出量 再循環量 その他
0.36% 75% 60% 40%
被害者発生係数 255.76
(d−対処1)フィルタの通過率 0.00235
被害者発生係数 135.06
(d−対処2) フィルタの通過率 0.000272
被害者発生係数 133.36
(d−対処3) フィルタの通過率 0.00000158
被害者発生係数 133.33
「集計」
現状 対処1 対処2 対処3
a; 252.21 135.41 133.6 133.58
b; 253.95 135.35 133.46 133.45
c; 254.94 135.30 133.42 133.39
d; 255.76 135.25 133.36 133.33
平均 254.22 135.33 133.46 133.44
被害者発生率% 100 53.23 52.5 52.49
検討1;被害者が発生する確立が100/254.22=39.3%の時、現状では在室者全員が被害者となる。また、被害者が発生する確率が10%の時、現状→10.0%、対処1→5.32%、対処2→5.25%、対処3→5.25%となる。
検討2;前記空気浄化装置では、粒子状物質の通過率はあまり差はないが、ウイルスの通過率は、中性能型で0.007939%、準高性能型で0.000132%、高性能型で0.000027%となり、その差が大きい。
[1の2]一般施設:ガス状物質を散布された時
ガス状物質の場合は気流形式の影響は受けないので1種類だけ計算する。
<現状 フィルタの透過率0.8 >
N 残留量 内装吸着 排出量 再循環量 その他
12.5% 75% 60% 40%
被害者発生係数 235.83
<対処1フィルタの透過率0.1 > 被害者発生係数 140.17
<対処2 同 0.02 > 被害者発生係数 134.46
<対処3 同 0.04 > 被害者発生係数 133.38
「集計」
現状 対処1 対処2 対処3
I; 235.83 140.17 134.46 133.38
(100%) (59.44%) (57.02%) (56.56%)
検討1;被害者が発生する確率が100/235.83=42.4%の時、在室者全
全員が被害者となる。
[2]重要施設
『対処』1;前記空気浄化装置に耐熱型フィルタを使用する。
目的;350℃の耐熱性能を付加。
2;A室(部外者立ち入り区域)とB室(立ち入り禁止区域)を区分する。
目的;A室への入室者→身元証明・身体検査・手荷物検査等。
3;A室は陰圧、B室は陽圧にする。
目的;ドア等のすきまからの流入・漏出を防止。
4;外気取入口は部外者立ち入り禁止区域に設ける。
目的;有害物質の散布防止。
5;外気取入口、吸込み口に抗菌プレフィルタとSUS金網を設ける。
目的;砂塵や微小生物(10〜100μ)の侵入防止。
;砂塵によるフィルタの濾紙の破損防止。100μはダクト内気流速度が1.6
m/秒以上で飛散。
6;ダクトに逆流防止ダンパーを設ける(A室流入口・B室排出口)。
7;A室・B室に個別式空気浄化装置を併設する。
『検証』A室;テロ発生現場→面積1、B室;重要施設→面積9
空調;セントラル方式で換気回数は8回/時
気流;天井→床(垂直1方向)を計算して比較する(他は省略)
『被害者発生率』
(1)粒子状物質
現状 対処1 対処2 対処3
A室 147.53 133.63 133.58 左 同
(100%) (90.58) (90.54)
B室 104.6 1.65 0.01 47.7×10−6
(100%) (1.58) (0.0001)
(2)ガス状物質
現状 対処1 対処2 対処3
A室 150.27 133.83 133.32 133.1
(100%) (89.06) (88.72) (88.57)
B室 85.61 6.34 1.22 0.02
(100%) (7.41) (1.43) (0.02%)
[2の1]重要施設;粒子状物質を散布された時
現状(フィルタの透過率0.8)
A室 累 計 沈降量 排出量 再循環量
N 2.96% ×0.75 ×0.06
被害者発生係数 147.53
B室 累 計 沈降量 排出量 再循環量
N 2.96% ×0.75 ×0.54
被害者発生係数 104.6
対処1(フィルタの透過率0.0235)
A室 累 計 沈降量 排出量 再循環量
N 2.96% ×0.75 ×0.06
被害者発生係数 133.63
B室 累 計 沈降量 排出量 再循環量
N 2.96% ×0.75 ×0.54
被害者発生係数 1.65
対処2(フィルタの透過率0.000272)
A室 累 計 沈降量 排出量 再循環量
N 2.96% ×0.75 ×0.06
被害者発生係数 133.58
B室 累 計 沈降量 排出量 再循環量
N 2.96% ×0.75 ×0.54
被害者発生係数 0.01
対処3(フィルタの透過率0.00000158)
A室 累 計 沈降量 排出量 再循環量
N 2.96% 75% 6%
被害者発生係数 133.58
B室 累 計 沈降量 排出量 再循環量
N 2.96% 75% 54%
被害者発生係数 47.72×10−6
[2の2]重要施設;ガス状物質が散布された時。
現状(フィルタの透過率0.8)
A室 累 計 内装吸着 排出量 再循環量
N 12.5% ×0.75 ×0.06
被害者発生係数 150.27
B室 累 計 内装吸着 排出量 再循環量
N 12.5% ×0.75 ×0.54
被害者発生係数 85.61
対処1(フィルタの透過率0.1)
A室 累 計 内装吸着 排出量 再循環量
N 12.5% ×0.75 ×0.06
被害者発生係数 133.83
B室 累 計 内装吸着 排出量 再循環量
N 12.5% ×0.75 ×0.54
被害者発生係数 6.34
対処2(フィルタの透過率0.02)
A室 累 計 内装吸着 排出量 再循環量
N 12.5% ×0.75 ×0.06
被害者発生係数 133.32
B室 累 計 内装吸着 排出量 再循環量
N 12.5% ×0.75 ×0.54
被害者発生係数 1.22
対処3(フィルタの透過率0.0004)
A室 累 計 内装吸着 排出量 再循環量
N 12.5% ×0.75 ×0.06
被害者発生係数 133.1
B室 累 計 内装吸着 排出量 再循環量
N 12.5% ×0.75 ×0.54
被害者発生係数 0.02
上記のように、本発明は、炭ソ菌、ボツリヌス菌を代表とする細菌類およびそれらの毒素、天然痘ウィルス、ステルスウィルス及び重症急性呼吸器症候群(SARS)などの病原性ウィルス類並びに砒素・青酸カリ・塩酸・硫酸・サリンなどの化学薬品等であり、これらの有害物質を、光触媒技術と空気清浄技術で無害化することにより、被害を皆無ないし最小限にとどめることができる。
本発明方法を実施する装置の平面図である。
符号の説明
10 隔壁 11 給気ダクト
12 還気ダクト 13 外気取入口
14 排気口 15 排気ダクト
16 切換弁 17 空気浄化装置
18 化学フィルタ 19 バイパス
20 空気清浄器 21 送風機
22 浮遊塵埃センサ 23 塵埃測定器
24 コンピュータ 25 塵埃表示器
A,B 密閉空間

Claims (3)

  1. 化学フィルタと空気清浄器とからなる空気浄化装置で処理した清浄空気を、抗菌加工した空間と非抗菌加工の空間とを隣接させた2室以上の並列密閉空間へ供給して、換気を重ねることを特徴とする汚染物質を除去する方法。
  2. 室内を抗菌加工した空間と非抗菌加工空間とを隣接させた2室以上の並列密閉空間を設け、前記抗菌加工空間を部外者立ち入り空間とし非抗菌加工空間を部外者立ち入り禁止空間とすると共に、前記両空間への循環空気路に、紫外線殺菌灯を併用する化学フィルタと空気清浄器からなる空気浄化装置を配置し、該空気浄化装置で処理した清浄空気を、並列密閉に供給して空間の空気の循環により、換気を重ねることを特徴とする汚染物質を除去する装置。
  3. 前記抗菌加工空間内の床に抗菌ワックス、天井に抗菌クリア、壁に抗菌クリアを塗布または抗菌カーテンを設けると共に陽圧空間とし、非抗菌加工空間を陰圧空間として両空間内に浮遊塵埃センサを取付け、前記循環空気路中に空気浄化のため空気清浄器と滅菌・除菌用の紫外線殺菌灯内蔵の化学フィルタとからなる空気浄化装置を配置して、平時には下向き気流と床面吸引とで除塵、除菌、消臭又はガス除去を行い、浮遊塵埃センサによって所定粒径以上の病原菌又は重症性感染症病原菌を検出したときには化学フィルタにより滅菌し気流を改善するようにした、ことを特徴とする汚染物質を除去する装置。
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