JP2005236613A - ネットワークシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】 ネットワークに簡単に参入できてパラメータ設定に要する時間の短縮化、およびパラメータの設定ミスによる誤動作等の不具合発生を低減したノード装置を提供する。
【解決手段】 管理装置Mは各ノード装置N1〜N4からパラメータP1〜P4を収集した後、これらのパラメータP1〜P4を特定のノード装置例えばN1に転送する。ネットワークに新規参入するノード装置例えばN3は、起動時に自己のパラメータを検査し、通信に必要なパラメータがなければネットワーク内の他のノード装置N1,N2,N4にパラメータ取得要求を出し、自己のパラメータP3を保有するノード装置N1から当該パラメータP3を取得した後、このパラメータP3に基づいて起動する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、複数のノード装置と、各ノード装置を管理する管理装置とから構成されるネットワークシステムに関する。
一般に、ネットワークシステムにおいては、ルータやLANスイッチ等の伝送制御を行うノード装置を通信回線を介して接続してネットワークを構成し、各ノード装置に対してコンピュータ等の端末機を接続して各種のデータ通信を行えるようにしている。このようなノード装置を用いてユーザの通信を可能とするためには、各ノード装置に対して通信に必要な様々なパラメータを設定しておく必要がある。
その場合のパラメータとしては、例えば、各々のノード装置を特定するためのノードID、通信を行うポート毎のIPアドレス、仮想LANのように特定のグループ間でのみ通信を許可するグループ属性、セキュリティ用に通信範囲を一部制限して特定の通信のみを許可するフィルタ設定などがある。
ところで、例えば上記のノード装置の一つが故障したような場合には、別のノード装置と交換し、この交換後のノード装置をネットワークに新規に参入させることが必要になる。その場合、従来は、新規参入予定のノード装置を予め管理装置に接続し、管理装置からノード装置に対して交換前のノード装置と全て同じパラメータを設定した上で、このノード装置をネットワークに接続する必要があった。
なお、従来、トークンパッシング方式のネットワークにおいて、伝送装置(ここでのノード装置に相当)が新規参入してからトークンパッシングによる伝送制御が実際に可能になるまでに要する時間を短縮化して効率を向上させるようにした技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
しかし、この従来技術の場合も、新規参入される伝送装置が他の伝送装置と通信可能になるためには、ネットワークに伝送装置を新規参入する前に、この伝送装置を予め管理装置に接続して交換前のノード装置と全て同じパラメータの設定を完了しておく必要がある。
特公平6−83222号公報(第7頁、第1図)
このように、従来のノード装置においては、ネットワークに新規参入するためには、事前にノード装置を管理装置に接続して交換前のノード装置と全て同じパラメータを設定しておく必要があるので、パラメータ設定のために余分な時間がかかる。しかも、管理装置によって設定入力するパラメータの数が多いために、パラメータの設定ミスが発生し易く、その結果、ノード装置が誤動作する可能性があるなどの問題が残されている。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたもので、通信に必要な全てのパラメータ設定を事前に行わなくても、必要最小限の僅かなパラメータ設定を行うだけでネットワークに簡単かつ確実に参入できるようにして、パラメータ設定に要する時間の短縮化、およびパラメータの設定ミスによる誤動作等の不具合発生を低減することが可能なノード装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明にあっては、複数のノード装置と、各ノード装置を管理する管理装置とから構成されるネットワークシステムにおいて、次の構成を採用している。
すなわち、本発明に係るネットワークシステムにおいて、上記管理装置は、上記各ノード装置から各ノード装置の通信に必要なパラメータを収集するパラメータ収集手段と、このパラメータ収集手段で収集した全てのノード装置に関するパラメータを特定のノード装置に転送するパラメータ転送手段とを備える一方、上記各ノード装置は、上記パラメータを保存するパラメータ保存部と、このパラメータ保存部において通信に必要な自己の全てのパラメータが設定登録されていない場合に他のノード装置に対して自己のパラメータの取得要求を出すパラメータ取得要求手段と、他のノード装置からの上記パラメータ取得要求に対して該当するパラメータを保有する場合には応答をパラメータ取得要求元のノード装置に対して返す応答手段と、他のノード装置からパラメータ取得応答があった場合には応答のあった当該ノード装置から自己のパラメータを取得して上記パラメータ保存部に保存するパラメータ取得手段とを備えることを特徴としている。
本発明によれば、複数のノード装置の内の少なくとも一つのノード装置は、自他を含む各ノード装置のパラメータを保有しているので、ネットワークに新規参入するノード装置は、上記他のノード装置から自己のノード装置に関するパラメータを取得することができる。
このため、ネットワークに新規参入予定のノード装置は、通信に必要な全てのパラメータ設定を事前に行わなくても、必要最小限の僅かなパラメータ設定を行うだけでネットワークに簡単かつ確実に参入することができる。したがって、パラメータ設定に要する時間の短縮化を図ることが可能になる。また、パラメータの設定ミスによる誤動作等の不具合発生を可及的に低減することが可能になる。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1に係るネットワークシステム全体の構成図、図2は同システムにおける管理装置の構成を示す機能ブロック図、図3は同システムにおける各ノード装置の構成を示す機能ブロック図である。
この実施の形態1のネットワークシステムは、複数(本例では4つ)のノード装置N1〜N4が通信回線Lを介してリング状に接続されてネットワークが構成されている。そして、一つのノード装置、ここではN1に対して管理装置Mが接続されている。また、各ノード装置N1〜N4にはパーソナルコンピュータなどの端末機Tが接続されている。
上記の管理装置Mは、例えばパーソナルコンピュータからなるもので、パラメータ収集手段11、パラメータ保存部12、パラメータ転送手段13、入力操作部14、およびインタフェイス15を備えている。
パラメータ収集手段11は、各ノード装置N1〜N4から通信に必要なパラメータP1〜P4を収集する機能を有する。また、パラメータ保存部12は、メモリ等で構成されており、パラメータ収集手段11で収集した各ノード装置N1〜N4に関するパラメータP1〜P4を保存するものである。
パラメータ転送手段13は、パラメータ保存部12に保存されている各ノード装置N1〜N4に関するパラメータP1〜P4をある特定のノード装置に対して転送する機能を有している。さらに、インタフェイス15には、ノード装置に接続するためのポートや他の機器を接続するためのポートが設けられている。また、入力操作部14は、例えばキーボード等からなり、各ノード装置N1〜N4に関するパラメータP1〜P4を設定入力できるようになっている。
一方、各々のノード装置N1〜N4は、基本的に同じ構成を有しており、パラメータ保存部21、パラメータ取得手段22、応答手段23、パラメータ取得要求手段24、判定手段25、インタフェイス26、およびデップスイッチ27を備えている。
パラメータ保存部21は、メモリ等で構成され、通信に必要なパラメータを保存するものである。すなわち、パラメータ保存部21には、自己のパラメータおよび他のノード装置のパラメータを保存できるようになっている。
また、パラメータ取得要求手段24は、パラメータ保存部21において通信に必要な自己のパラメータが設定登録されていない場合に他のノード装置に対して自己のパラメータの取得要求を出す機能を有する。
応答手段23は、他のノード装置からのパラメータ取得要求に対してパラメータ保存部21にこの要求に対応したパラメータが保有されている場合には、その応答をパラメータ取得要求元のノード装置に対して返すものである。
パラメータ取得手段22は、他のノード装置からパラメータ取得応答があった場合にはその応答元のノード装置から自己のパラメータを取得してパラメータ保存部21に保存する機能を有している。
インタフェイス26には、通信回線Lに接続するためのノード装置間通信ポートや端末機Tを接続するためのポート(いずれも図示せず)などが設けられている。また、デップスイッチ27は、ネットワーク内で互いのノード装置N1〜N4を一意に特定するためのノードIDをハードウェア的に設定できるものである。ここでは、一例としてノード装置N1のノードIDは“1”、ノード装置N2のノードIDは“2”、ノード装置N3のノードIDは“3”、ノード装置N4のノードIDは“4”に設定されている。
以下、各ノード装置N1〜N4を通信回線Lを介してリング状に接続してネットワークを構成する場合の初期状態からの動作を順次説明する。
各ノード装置N1〜N4に対して始めてパラメータP1〜P4を設定するには、管理装置Mに対して各ノード装置N1〜N4を個別に接続し、管理装置Mの入力操作部14から個々のノード装置N1〜N4に対してパラメータP1〜P4を設定入力する。その結果、各ノード装置N1〜N4のパラメータ保存部21には、それぞれ通信に必要な自己のパラメータP1〜P4が保存される。したがって、この場合の管理装置Mは単にデータ入力手段としての役目を果たしている。
なお、管理装置Mから設定入力される上記のパラメータP1〜P4には、例えば、各ノード装置N1〜N4を特定するためのノードID、通信を行うポート毎のIPアドレス、仮想LANのように特定のグループ間でのみ通信を許可するグループ属性、セキュリティ用に通信範囲を一部制限して特定の通信のみを許可するフィルタ設定などがある。
こうして各ノード装置N1〜N4にそれぞれパラメータP1〜P4が設定されると、図4に示すように、各ノード装置N1〜N4を通信回線Lを介して互いに接続してネットワークを構成する。なお、この段階では、管理装置Mのパラメータ保存部12には各ノード装置2のパラメータP1〜P4は格納されておらず、各ノード装置N1〜N4のパラメータ保存部21に個別にパラメータP1〜P4が保持されている。
図4に示した初期状態になると、管理装置1は、始めて通信回線Lを介して各ノード装置N1〜N4との通信が可能になるので、入力操作部14からのユーザの指示により、パラメータ収集手段11が各ノード装置N1〜N4が保有するパラメータP1〜P4を収集してパラメータ保存部12に保存する。
これにより、図5に示すように、管理装置Mのパラメータ保存部12には、パラメータ収集の結果、ネットワークに接続された全てのノード装置N1〜N4に関するパラメータP1〜P4が保存される。
このようにして、管理装置Mのパラメータ保存部12に全てのノード装置N1〜N4のパラメータP1〜P4が保存されると、入力操作部14からのユーザの指示により、パラメータ転送手段13はパラメータ保存部12に保存されている全てのノード装置N1〜N4に関するパラメータP1〜P4を一括して特定のノード装置、例えばN1に転送する。これにより、図6に示すように、ネットワーク中のある特定のノード装置N1がネットワーク内の全てのノード装置N1〜N4に関するパラメータP1〜P4を保有することになる。
なお、ここでは一つのノード装置N1に対してネットワーク中の全てのノード装置N1〜N4に関するパラメータP1〜P4を転送するようにしているが、他のノード装置N2〜N4についても同様に全てのノード装置N1〜N4に関するパラメータP1〜P4を転送して保有させてもよい。
次に、新規参入するノード装置が他のノード装置からパラメータを取得する場合の処理動作について、図7および図8に示すフローチャートを参照して説明する。なお、以下で符号Sは各処理ステップを意味する。
ここでは、理解を容易にするため、一例として、図6において符号N3で示すある一つのノード装置が故障し、そのため、ユーザは故障したノード装置N3をネットワークから外して代替機となるノード装置と交換した後、この交換後のノード装置N3を新たにネットワークに新規参入させるものとする。
この場合、新規参入すべきノード装置N3を単にネットワークに接続しただけでは、通信に必要なパラメータP3が未だ設定されていないので、他のノード装置N1,N2,N4や管理装置Mとの通信は不可能である。そこで、この新規参入予定のノード装置N3に対しては、管理装置1を使用して予めノード装置間通信ポート用のIPアドレスおよびノードIDを設定した後に通信回線Lに接続して起動させる。
すると、このノード装置N3の判定手段25は、まず、自己のパラメータ保存部21に既に何らかのパラメータが保存されているか否かを確認する(S1)。ここで、他のノード装置N1,N2,N4から自己のパラメータP3を取得する場合、他ノード装置N1,N2,N4との通信を可能にする必要がある。この場合、他のノード装置N1,N2,N4との通信は、ノード間通信ポートを使用して行うので、ノード装置間通信ポートにはIPアドレスが必要となる。
したがって、S1において、パラメータ保存部21に全く何のパラメータも登録されていないと判断された場合には、当然ながらノード間通信ポートのIPアドレスも登録されておらず、そのため、現状では他のノード装置N1,N2,N4との通信を行えないので、このノード装置N3は管理装置Mからパラメータが設定されるのを待つことになる(S12)。
一方、S1において、判定手段25によって自己のノード装置N3のパラメータ保存部21に既に何らかのパラメータが登録されていると判断された場合には、次いで、ノード間通信ポートのIPアドレスが設定されているか確認する(S2)。これが設定されていなければ、上述の理由により他ノード装置N1,N2,N4との通信が行えないので、管理装置Mからパラメータが設定されるのを待つことになる(S12)。
S2で他のノード装置N1,N2,N4との通信用IPアドレスが設定されていれば、次に、判定手段25は、パラメータ保存部21に保存されているパラメータ中のノードIDと、デップスイッチ27によってハードウェア的に設定されているノードIDとが一致するか否かを確認する(S3)。
例えば、以前にノード装置N2として使われていた装置を、故障したノード装置N3の代替機として使用する場合、代替機となるノード装置N3のパラメータ保存部21には以前の通信用のパラメータP2がそのまま残っていることがある。この状態のままノード装置N3をネットワークに不意に参入させてしまうと、このノード装置N3は、以前のパラメータP2に基づいてそのまま動作するため、ネットワーク内にある既存のノード装置N2と衝突することになって正常な通信が行えなくなる。
そこで、上記S3において、判定手段25によってデップスイッチ27により設定されたノードID(この場合は“3”)と、パラメータ保存部21に保存されているパラメータ中のノードIDとを比較した結果、両者が一致しないと判定された場合には、パラメータ取得要求手段24は、次のS4の確認を行わずに無条件で他のノード装置N1,N2,N4に対してパラメータの取得要求をブロードキャストで送信する(S5)。この場合、送信されるパラメータ取得要求には、自己のノードID(この場合“3”)の情報が含まれている。
なお、ブロードキャストとは、ノード間通信ポートに接続された自己以外の他の全てのノード装置が強制的にデータを受信するモードであり、したがって、ネットワーク内の自己以外の他の全てのノード装置N1,N2,N4がこのパラメータ取得要求を受信することになる。
これに対して、S3においてパラメータ中にあるノードIDとデップスイッチ27で設定されているノードIDとが一致している場合には、次に、判定手段25は、パラメータ保存部21にパラメータとして登録されているIPアドレスの内、ノード間通信ポート以外の他のポートに関するIPアドレスが存在するか否かを確認する(S4)。
ノード間通信ポート以外の他のポートは、ユーザが端末機Tを接続するために使用するポートであり、これらの他のポートのいずれかにIPアドレスが設定されているということは、ユーザが意図的な通信のために既に何らかの設定を行っているということである。したがって、この場合には現在登録されているパラメータを信頼して優先的に使用すべきであると判断することができる。そこで、ノード間通信ポート以外の他のポートに関するIPアドレスが既に設定がされている場合には、ノード装置N3はこれらのパラメータを使用して起動を行う(S11)。
また、S4において、パラメータ保存部21にノード間通信ポートに関するIPアドレスのみが設定登録されている場合は、ユーザによる通信を行う上でそれ以外のポートに関するIPアドレスを他のノード装置から入手する必要がある。そこで、パラメータ取得要求手段24は、パラメータ取得要求をノード間通信ポートからブロードキャストで送信する(S5)。その場合、送信されるパラメータ取得要求には自己のノードID(この場合は“3”)の情報が含まれて入る。そして、このパラメータ取得要求は、ネットワーク内の他の全てのノード装置N1,N2,N4に受信される。
パラメータ取得要求を受信したノード装置N1,N2,N4の応答手段23は、図8のフローチャートに示すように、パラメータ取得要求からノードIDを取り出し(S21)次に、受信されたノードIDに対応するパラメータがパラメータ保存部21内に格納されているか否かを検索する(S22)。
このとき、受信したノードIDに対応するパラメータがパラメータ保存部21に格納されていなければ、何もせずに処理を終了する(S24)。これに対して、受信されたノードIDに該当するパラメータがパラメータ保存部21に格納されておれば、応答手段23は、そのノードIDに基づいてパラメータ取得要求がいずれのノード装置から送信されたのかを知ることができるので、パラメータ取得要求の送信元のノード装置N3に対してパラメータ取得応答を送信した後(S23)、処理を終了する(S24)。したがって、この例では、ノード装置N1がパラメータ取得応答を送信することになる。
図7に戻って、新規参入したノード装置N3は、次に、他のノード装置N1,N2,N4からのパラメータ取得応答があるか否かを判断する(S6)。パラメータ取得要求の送信元のノード装置N3に関するパラメータを持っているノード装置がネットワーク内に全く存在しなければ、ノード装置N3は他のノード装置N1,N2,N4からのパラメータ取得応答を受信することはない。つまり、この場合には他のノード装置N1,N2,N4から自己のノード装置N3に関するパラメータを取得できないので、管理装置Mによるパラメータ設定を待つことになる(S12)。
これに対して、パラメータ取得要求の送信元のノード装置N3に関するパラメータを持っているノード装置(ここではN1)がネットワーク内に存在すれば、このノード装置N1からのパラメータ取得応答をパラメータ取得要求を出した送信元のノード装置N3が受信することになる。
その場合、ネットワークに新規参入したノード装置N3は、他のノード装置から送信されたパラメータ取得応答の内、最初のパラメータ取得応答を受信した時点でこのパラメータ取得応答を送信したノード装置N1に対してFTP(File Transfer Protocol)で接続する。なお、FTPは、装置間でファイルを転送するためのプロトコルであるが、同様の目的に使えるプロトコルであればFTP以外のプロトコルであっても使用可能である。
そして、パラメータ取得手段22は、他のノード装置N1のパラメータ保存部21に保存されている自己のノード装置N3に関するパラメータP3を取得し、パラメータ取得が成功すれば(S8)、このパラメータP3を自己のノード装置N3のパラメータ保存部21に保存する(S9)。なお、S8でパラメータ取得が不成功となった場合には、管理装置Mによるパラメータ設定を待つことになる(S12)。
その後、こうしてパラメータP3を取得したノード装置N3は、自己自身を再起動し(S10)、再起動後はS1に戻る。このとき、このノード装置N3は他のノード装置N1からパラメータを取得した結果、既にパラメータ保存部21にはノード装置間通信ポートのIPアドレスに加えて端末機Tを接続するための他のポートに関するIPアドレスが格納されている。したがって、起動処理がS4に至ったときの判断はYESとなる。このため、ノード装置N3は自己のパラメータを使用して起動することになる(S11)。
このように、ネットワークに新規参入するノード装置N3は、以前に動作していたのと同じノードIDを持つノード装置N3に関するパラメータを他のノード装置N1から取得することができる。このため、従来のように、新規参入予定のノード装置N3に対して予め管理装置Mによって通信に必要な全てのパラメータ設定を行った上でネットワークに参入させる必要がなくなる。つまり、新規参入予定のノード装置N3に対しては予めノード装置間通信ポート用のIPアドレスおよびノードIDだけを設定するだけでよいので、全てのパラメータを設定する場合に比べて設定項目が少なくて済み、パラメータ設定に要する時間が短縮化されるとともに、設定ミスによって通信障害を起こす可能性が低減される。
なお、ここでは符号N3で示すノード装置に関して新規参入する場合を例にとって説明したが、他のノード装置N1,N2,N4を新規参入させる場合についても処理動作は基本的に同じである。また、この実施の形態1では、4つのノード装置N1〜N4を通信回線Lを介して接続してネットワークを構成した場合を示したが、ノード装置の数は本例の4個に限定されるものでないことは勿論である。また、各ノード装置N1〜N4をリング状に接続しているが、バスライン状に接続した構成の場合にも当然適用することができる。
本発明の実施の形態1におけるネットワークシステム全体の構成図である。 同システムにおける管理装置の構成を示す機能ブロック図である。 同システムにおける各ノード装置の構成を示す機能ブロック図である。 本発明の実施の形態1において初期状態のネットワークを示す図である。 本発明の実施の形態1において、管理装置がネットワークに接続されている全てのノード装置からパラメータを取得した状態を示す図である。 本発明の実施の形態1において、管理装置からある特定のノード装置が他の全てのノード装置に関するパラメータを取得した状態を示す図である。 本発明の実施の形態1において、ネットワークに一つのノード装置を新規参入した場合の起動時の処理を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態1において、ノード装置が他のノード装置からのパラメータ取得要求を受信した時の処理を示すフローチャートである。
符号の説明
M 管理装置、N1〜N4 ノード装置、L 通信回線、
P1〜P4 パラメータ、T 端末機、11 パラメータ収集手段、
12 パラメータ保存部、13 パラメータ転送手段、15 インタフェイス、
21 パラメータ保存部、22 パラメータ取得手段、23 応答手段、
24 パラメータ取得要求手段、25 判定手段、
27 デップスイッチ(ハードウェア)。

Claims (2)

  1. 複数のノード装置と、各ノード装置を管理する管理装置とから構成されるネットワークシステムにおいて、
    上記管理装置は、上記各ノード装置から各ノード装置の通信に必要なパラメータを収集するパラメータ収集手段と、このパラメータ収集手段で収集した全てのノード装置に関するパラメータを特定のノード装置に転送するパラメータ転送手段とを備える一方、
    上記各ノード装置は、上記パラメータを保存するパラメータ保存部と、このパラメータ保存部において通信に必要な自己の全てのパラメータが設定登録されていない場合に他のノード装置に対して自己のパラメータの取得要求を出すパラメータ取得要求手段と、他のノード装置からの上記パラメータ取得要求に対して該当するパラメータを保有する場合には応答をパラメータ取得要求元のノード装置に対して返す応答手段と、他のノード装置からパラメータ取得応答があった場合には応答のあった当該ノード装置から自己のパラメータを取得して上記パラメータ保存部に保存するパラメータ取得手段とを備えることを特徴とするネットワークシステム。
  2. 上記パラメータ取得要求手段は、ネットワーク内の個々のノード装置を特定するノードIDに関し、上記パラメータ保存部に保存されているノードIDとハードウェアにより設定された自己のノードIDとが不一致の場合には、他のノード装置に対して無条件で上記パラメータ取得要求を出すものであることを特徴とする請求項1記載のネットワークシステム。
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