JP2005236539A - 携帯送受信機用アンテナ装置 - Google Patents

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JP2005236539A JP2004041569A JP2004041569A JP2005236539A JP 2005236539 A JP2005236539 A JP 2005236539A JP 2004041569 A JP2004041569 A JP 2004041569A JP 2004041569 A JP2004041569 A JP 2004041569A JP 2005236539 A JP2005236539 A JP 2005236539A
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Abstract

【課題】 周囲の電波状況や携帯送受信機の使用目的に応じて最適なアンテナ利得が得られるようにした携帯送受信機用アンテナ装置を構成する。
【解決手段】 アンテナ素子11と、そのアンテナ素子11に導通して、またはその給電線12に導通して給電用信号を入出力するプラグ14とを備えて着脱アンテナ100を構成する。一方、プラグ14を挿入するジャック20を携帯送受信機本体に設けておく。このジャック20と送受信回路200との間に平衡・不平衡変換を行うと共にインピーダンス整合をとる平衡・不平衡変換器30を設け、本体側アンテナ取り付け部110を構成する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、放送波または通信波である電磁波を送信または受信する携帯送受信機のアンテナ装置に関するものである。
従来、放送波または通信波を送信または受信する送受信装置において、携帯用の装置では小型で棒状の無指向性アンテナが設けられている。
図4はその構成例を示す図である。図4の例では、ホイップアンテナまたはロッドアンテナと呼ばれる棒状のアンテナ素子11が伸縮自在に設けられている。このアンテナの基部は送受信機本体の内部にアンテナ固定ネジ16によって固定されている。そしてアンテナ端子15が送受信回路200に給電線で接続されている。
図4に示したようなアンテナはモノポールアンテナとして作用させる場合、アンテナ素子11を引き出した状態でアンテナ素子11の全長が送受信すべき信号のλ/4(1/4波長)となるように設計されている。
また、特許文献1には、λ/4のアンテナロッドを引き出している状態で、λ/4のアンテナロッドとλ/4ヘリカルアンテナとが並列接続されてアンテナ入出力回路に結合されるようにし、λ/4のアンテナロッドを挿入している状態でλ/4ヘリカルアンテナのみがアンテナ入出力回路に結合されるようにしたものが示されている。
特表平8−503830号公報
図4に示したような従来の携帯送受信機用のアンテナでは、アンテナが送受信機本体内に固定されているため、通常の使用状態で着脱できない。このことは特許文献1についても同様である。
ところがこのような従来の携帯送受信機用のアンテナ装置では、全体の小型化や意匠を優先してアンテナ装置が設計される場合が多く、一般にその利得は高くない。そのため弱電界地域や電波の届きにくくなったエリアでは送受信や通信をあきらめざるを得ない場合も生じる。特許文献1に開示されているアンテナ装置ではアンテナロッドを引き出すことによって利得を向上させることができるが、さほど大きな利得向上は望めない。
この発明の目的は、周囲の電波状況や携帯送受信機の使用目的に応じて最適なアンテナ利得が得られるようにして、上述の問題を解消した携帯送受信機用アンテナ装置を提供することにある。
この発明の携帯送受信機用アンテナ装置は次のように構成する。
(1)アンテナ素子と、該アンテナ素子に導通して、または該アンテナ素子の給電線に導通して、給電用信号を入出力するプラグを備えた着脱アンテナと、プラグが挿入されるジャックと、該ジャックの端子に導通して、着脱アンテナと送受信回路との間のインピーダンス整合を行う整合回路とを備えた本体側アンテナ取り付け部とによって構成する。
(2)(1)において、プラグは円柱状の複数の電極を備え、ジャックはプラグが挿入された状態でプラグの電極と導通したままそのプラグを回転自在に支持するように構成する。
(3)(1),(2)において、整合回路を平衡・不平衡変換回路で構成し、整合回路によってインピーダンス整合と平衡・不平衡変換を同時に行うものとする。
(4)(3)において、平衡型アンテナ素子を備える着脱アンテナのプラグが前記ジャックに挿入された状態で、平衡型アンテナの平衡信号が整合回路の平衡端子に導通し、不平衡型アンテナ素子を備える着脱アンテナのプラグがジャックに挿入された状態で、不平衡型アンテナの不平衡信号が整合回路の不平衡端子に導通するように、プラグとジャックの電極およびジャックの端子と整合回路との接続関係を定める。
(1)目的に応じて、複数種の着脱アンテナを予め用意しておくことができ、状況に応じて所望の着脱アンテナのプラグをジャックに挿入することによって容易に交換可能となり、例えば弱電界地域や電波の届きにくいエリアに入った場合でも良好な送受信状態を確保できるようになる。
(2)プラグの電極を円柱状とし、プラグをジャックに差し込んだ状態で回転自在としたことによって、例えば高利得を得るために指向性を持たせた着脱アンテナを挿入して、送受信状態が最良となるように指向性の向きを合わせられるようになる。
(3)前記整合回路を平衡・不平衡変換回路で構成したことにより、平衡型で給電を行う着脱アンテナを用いる場合と、不平衡型で給電を行う着脱アンテナを用いる場合とで、最適なインピーダンス整合をとることができ、送信時の電力効率を高めることができる。また受信時の利得を高めることができる。
(4)平衡型アンテナ素子を備える着脱アンテナのプラグをジャックに挿入した状態で平衡型で入出力が行われるようになり、不平衡型アンテナ素子を備える着脱アンテナのプラグをジャックに挿入した状態で不平衡で入出力が行われるようになるため、着脱アンテナを装着するだけで、最適なインピーダンス整合のもとで利用できるようになる。
第1の実施形態に係る携帯送受信機をアンテナ装置の構成を図1を基に説明する。
図1においてアンテナ素子11またはアンテナ素子に導通する給電線12は、その端部のみを図示している。このアンテナ素子11または給電線12の端部には補強部13を介してプラグ14を設けている。プラグ14には円柱形状の3つの電極14a,14b,14cを形成している。このプラグ14とアンテナ素子11を含む部分を着脱アンテナ100として構成している。
携帯送受信機本体側にはジャック20を取り付けネジ23によって取り付けている。ジャック20の上部には上記プラグ14を挿入するプラグ挿入口21を設けている。送受信回路200の入出力部には平衡・不平衡変換器30によるインピーダンス整合回路を設けている。ジャック20の端子22a,22b,22cは平衡・不平衡変換器30の一次側の3つの端子T1,T2,T3にそれぞれ接続していて、二次側の端子T4,T5を送受信回路200に接続している。このジャック20と平衡・不平衡変換器30を含む部分で本体側アンテナ取り付け部110を構成している。
ジャック20のプラグ挿入口21は携帯送受信機を通常使用する状態で上面側に位置するように設けている。そのため、着脱アンテナ100は携帯送受信機の上方に突出(立設)することになり、高いアンテナ利得を確保できる。また着脱アンテナ100と携帯送受信機との電気的接続と機械的接合を、プラグ14のジャック20に対する挿入によって同時に行うことができ、その着脱が極短時間に行えるようになる。その結果、通信中の回線接続を実質上中断することなく電界強度低下に対応できるようになる。
次に、第2の実施形態に係る携帯送受信機用アンテナ装置について図2を基に説明する。
図2は不平衡型アンテナ素子を備える着脱アンテナと平衡・不平衡変換器との電気的接続の関係を示している。ここでアンテナ素子11はλ/4のモノポールアンテナの素子である。このアンテナ素子11の基部はプラグ14の電極14bに電気的に接続している。この着脱アンテナのプラグ14を携帯送受信機のジャックに挿入した状態で、プラグ14の3つの電極14a,14b,14cはジャック側の端子22a,22b,22cにそれぞれ電気的に導通する。この例ではプラグ14の電極14bに導通するジャック側の端子22bが平衡・不平衡変換器30の端子T1に導通する。λ/4のモノポールアンテナは約37Ω程度の低インピーダンスの不平衡型であるので、平衡・不平衡変換器30の端子T1−T2間(不平衡、低インピーダンス入力)で受けてインピーダンスマッチングし、端子T4−T5で平衡型で入出力する。
次に、第3の実施形態に係る携帯送受信機用アンテナ装置について図3を基に説明する。
この例では、各素子長が0.5〜0.6λのアンテナ素子11a〜11dによっていわゆるAWXアンテナを構成している。このAWXアンテナの給電部とプラグ14との間を給電線12で接続している。給電線12の端部はプラグ14の電極14a,14bにそれぞれ接続している。
AWXアンテナは数百Ωの高インピーダンスの平衡型アンテナであるので、平衡・不平衡変換器30の端子T1−T3間(平衡、高インピーダンス入力)で受けてインピーダンスマッチングし、端子T4−T5で平衡型で入出力する。
このようにして平衡・不平衡変換器30で平衡・平衡型変換を行うとともにインピーダンス整合を行う。
このAWXアンテナは「8の字」型の指向性パターンを備えているので、そのプラグ14をジャックに挿入したまま水平面内で回転させることによって利得が変化し、最大利得が得られる位置で使用できるようになる。
尚、以上に示した各実施形態では3つの電極を備えたプラグ(3極プラグ)を用いたが、4極以上の電極を備えたプラグおよびジャックを用いて、更に多種類の着脱アンテナを選択利用可能にしてもよい。
第1の実施形態に係る携帯送受信機をアンテナ装置の構成を示す図 第2の実施形態に係る携帯送受信機をアンテナ装置の構成を示す図 第3の実施形態に係る携帯送受信機をアンテナ装置の構成を示す図 従来のアンテナ装置の構成を示す図
符号の説明
11−アンテナ素子
12−給電線
13−補強部
14−プラグ
14a,14b,14c−電極
15−アンテナ端子
16−アンテナ固定ネジ
20−ジャック
21−プラグ挿入口
22a,22b,22c−端子
23−取り付けネジ
30−平衡・不平衡変換器(整合回路)
100−着脱アンテナ
110−本体側アンテナ取り付け部

Claims (4)

  1. 放送波または通信波である電磁波を送信または受信する携帯送受信機のアンテナ装置であって、
    アンテナ素子と、該アンテナ素子に導通して、または該アンテナ素子の給電線に導通して、給電用信号を入出力するプラグを備えた着脱アンテナと、
    前記プラグが挿入されるジャックと、該ジャックの端子に導通して、前記着脱アンテナと送受信回路との間のインピーダンス整合を行う整合回路とを備えた本体側アンテナ取り付け部と、
    から成る携帯送受信機用アンテナ装置。
  2. 前記プラグは円柱状の複数の電極を備え、前記ジャックは前記プラグが挿入された状態で、前記プラグの電極と導通したまま該プラグを回転自在に支持するものである請求項1に記載の携帯送受信機用アンテナ装置。
  3. 前記整合回路を平衡・不平衡変換回路で構成し、該整合回路によってインピーダンス整合と平衡・不平衡変換を同時に行うようにした請求項1または2に記載の携帯送受信機用アンテナ装置。
  4. 平衡型アンテナ素子を備える着脱アンテナのプラグが前記ジャックに挿入された状態で、該平衡型アンテナの平衡信号が前記整合回路の平衡端子に導通し、不平衡型アンテナ素子を備える着脱アンテナのプラグが前記ジャックに挿入された状態で、該不平衡型アンテナの不平衡信号が前記整合回路の不平衡端子に導通するように、前記プラグと前記ジャックの電極および該ジャックの端子と前記整合回路との接続関係を定めた請求項3に記載の携帯送受信機用アンテナ装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007281832A (ja) * 2006-04-05 2007-10-25 Sony Corp アンテナ装置
JP2013038785A (ja) * 2011-08-03 2013-02-21 Harada Ind Co Ltd 無線通信用放射アンテナ

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