JP2005231819A - ローダーの原料払い出し方法 - Google Patents

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貢 小川
Masaharu Sugimoto
政春 杉本
Shigeharu Okamoto
重治 岡本
Tatsuo Yamashita
龍夫 山下
Takayuki Mishima
孝之 三島
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Abstract

【課題】回転するバケットホイールがブーム先端に設けられ、ブームの旋回動作により原料の積山から原料を払い出すローダーの原料払い出し方法において、ローダーの自動運転を継続できるローダーの原料払い出し方法を提供することにある。
【解決手段】反転角度記憶工程にて積山の山端でのブームの反転角度を記憶するようにしたので、対象段でのローダーの原料払い出し自動運転を継続するとともに、各段反転角度算出工程にて先の反転角度記憶工程で記憶された反転角度を用いて対象段以外での各段の反転角度を計算・記憶するようにしたので、対象段以外でもローダーの自動運転を継続する。
【選択図】図1

Description

本発明は、ヤードに積み付けされた原料を払い出す移動機械(以下、ローダーと称する)の原料払い出し方法に関するものである。
ヤードに積み付けされた原料を払い出す装置または方法に関しては、特開平4−116024号公報(特許文献1)に記載されるような技術が提案されている。この装置は、払出量の目標値と実績値の偏差をPI制御し、当該PI制御値で旋回速度指令の補正を行うことにより、気温や運転状態が変化しても定量払出しが可能となるとしている。
また、特開平4−223933号公報(特許文献2)に記載されるような技術では、負荷電流計測とブーム反転可能範囲角度設定により、ブーム自動旋回ができるとしている。
特開平4−116024号公報 特開平4−223933号公報
特許文献1および特許文献2で示される方法では、荷切れセンサやバケットホイールの負荷電流値を監視することによってブームの反転を行っていた。しかしながら、センサの誤動作や、山崩れなどによりバケットホイールに機械的負荷の急激な変化が生じるとブームの反転を自動的に行う運転を継続できないという問題が多発していた。さらに、規定の大きさの積山でない、小さな積山が複数集まった集鉱山でも、原料有無の判断が困難となり、自動運転を継続できないという問題があった。
本発明は上記問題を解決し、ローダーの自動運転を継続できるローダーの原料払い出し方法を提供することにある。
本発明は、回転するバケットホイールがブーム先端に設けられ、ブームの旋回動作により原料の積山から原料を払い出すローダーの原料払い出し方法において、前記積山の山端での前記ブームの反転角度を記憶する反転角度記憶工程と、該記憶された反転角度を用いて対象段以外での各段の反転角度を計算・記憶する各段反転角度算出工程とを有することを特徴とするローダーの原料払い出し方法である。
また本発明は、請求項1に記載のローダーの原料払い出し方法において、前記反転角度記憶工程にて記憶された反転角度に基づいて、対象段の払出しを継続することを特徴とするローダーの原料払い出し方法である。
また本発明は、請求項1または請求項2のいずれか1項に記載のローダーの原料払い出し方法において、前記各段反転角度算出工程にて計算・記憶された反転角度に基づいて、対象段替え後の払出しを継続することを特徴とするローダーの原料払い出し方法である。
さらに本発明は、請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載のローダーの原料払い出し方法において、前記原料は、製鉄所内の原料ヤードに置かれた原料であることを特徴とするローダーの原料払い出し方法である。
本発明によれば、ブームの反転角度を記憶する反転角度記憶工程と対象段以外での各段の反転角度を計算・記憶する各段反転角度算出工程とを設けるようにしたので、対象段の自動運転継続だけでなく、段切替え後でも自動運転継続が実現できる。これにより、原料搬送能力の向上がもたらされるとともに、ブームおよびバケットホイールの故障低減につながる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、図面等を用いて説明する。図2(a)は、原料ヤードにおけるローダーの配置を示す平面図、図2(b)は、その側面図である。図中、1は原料ヤード、2は積山、3はローダー、4はブーム、5はバケットホイール、6は走行レール、および7は旋回角度検出器をそれぞれ示す。
原料の積山2を積付けた原料ヤード1には走行レール6が付設されており、この走行レール6に原料を払い出すためのローダー3が走行可能に設置されている。このローダー3には上下に俯仰および左右に旋回可能なブーム4が搭載されており、ブーム4の先端には油圧で駆動されるバケットホイール5が取付けられている。このバケットホイール5が回転して、積山2を切り崩すようにして原料を払い出す。
また、ブーム4にはブーム俯仰角度検出器(図示せず)、および旋回角度検出器7が、ローダー3にはレール上でのローダーの位置を検出する走行位置検出器(図示せず)がそれぞれ設けられている。
図3(a)は運転デスクのパネルイメージを、図3(b)は積山断面をそれぞれ示す。運転デスク8に予測反転スイッチ9(左・右用1つずつ)および強制反転スイッチ10を設け、その組合せによって運転員が任意に予測制御機能のON/OFFできるようにしている。予測制御機能は、積山に対して左右個別に設定でき、予測反転スイッチ9ONかつ強制反転スイッチ10ONの状態で、予測制御機能がONとなる。また、この状態から、予測反転スイッチ9を再度押すことにより、予測制御機能がOFFとなる。
例えば、自動運転中に図3(b)の星印の位置で、左の予測制御機能をONさせることにより、その直後の左山端の反転角度を記憶し、それ以降予測反転スイッチをOFFするまで、山端反転は記憶した反転角度で継続的に行われる。右山端の反転についても同様である。また、認識した反転角度に対してその他の各段(図3(b)の例では、4段以外の1〜6段)の山端反転角度11を自動計算して、払出段替え後も自動反転を継続できるようにしている。詳細は後述するが、この計算には、安息角12が関連しており、設定変更可能であるが、通常39度としている。図3(a)に示した強制反転スイッチ10は、単体の機能を有し、旋回位置に関係なく運転員が強制的に山端を認識させ反転・走行を実施するためのものである。
図1は、ローダーの運転フローの概要を示す図である。積山にローダをセットして、スタート(ステップ100)で自動運転を開始すると、ブームの旋回を開始(ステップ101)する。ここで、予測反転スイッチの変化を受付ける状態になる。
すなわち、次の予測反転SWがONか?(ステップ102)にて、予測反転SWが押されない状態(NO)であれば、旋回継続(ステップ103)を行い、またステップ102に戻るというループをとる。また、運転員がブームの旋回方向によって、予測反転スイッチの右または左のスイッチを押せば、予測反転スイッチが点滅を始め、強制反転SWがONか?(ステップ104)に進む。
右山端または左山端にバケットがきた時に、強制反転スイッチを押すと予測反転スイッチが点灯に変化する。この状態が、予測制御機能がONとなった状態であり、反転角度記憶(ステップ108)、各段反転角度算出(ステップ109)、さらに旋回停止(ステップ110)へと進む。図4は、山端での反転角度記憶を模式的に表わした図である。バケット5が、右山端および左山端にきた時に、強制反転スイッチを押してそれぞれの反転角度を記憶して、それ以降の払出し方向(図4の例では、図面の上方向)に向かって継続運転する。
強制反転スイッチが押されない状態では、ステップ104から下へ、反転角度記憶か?(ステップ105)、記憶した角度か?(ステップ106)の判断ステップを経て、旋回継続(ステップ107)そしてステップ104に戻るというループを辿る。だだし、反転角度記憶がされ、かつブーム角度がその反転角度に達したならば、ステップ106から旋回停止(ステップ110)へとループを外れる。
ステップ109の各段反転角度算出では、以下の計算を行う。例えば、4段の右山端の反転角度を設定した場合を、図5に示す。山端反転角度を、θi,jで表わし、添字iは段、添字jはrで右山端、lで左山端を表わすとする。さらに、各段の高さをL、積山の安息角をψ、i段でのバケットまでのアームの旋回半径の水平面への投影長さをMiと表わす。そうすると、下段である3段目の右山端の反転角度θ3,rは、4段目の右山端の反転角度θ4,rを用いて、(1)式のように表わせる。
Figure 2005231819
また、上段である5段目の右山端の反転角度θ5,rは、4段目の右山端の反転角度θ4,rを用いて、(2)式のように表わすことができる。
Figure 2005231819
以上示したように、右山端の反転角度は、対象段の下段では狭くなり、対象段の上段では広くなる。
同様に、4段目の左山端の反転角度θ4,lを用いて、3段目および5段目の左山端の反転角度θ3,l、θ5,lを求めると、それぞれ(3)式および(5)式のように表わせる。右山端の場合とは、逆に、左山端の反転角度は、対象段の下段では広くなり、対象段の上段では狭くなる。
Figure 2005231819
Figure 2005231819
一般化をすれば、右山端および左山端の反転角度は、(5)式および(6)式のように表わすことができ、すべての段での反転角度を求めることができる。
Figure 2005231819
Figure 2005231819
以上のように各段の反転角度を計算・記憶しておくことによって、反転角度を設定した段での払出しが終了して、上段または下段への段替えを行う場合にも、払出し作業を自動的に継続することができる。
次に、バケットが積山端に来て、旋回停止(ステップ110)から、次の切出し長さ設定値か?(ステップ111)にて予め決めておいた積山長手方向の切出しが終わったかどうかを判定する。切出しが終わっていれば、段替えヘ(ステップ115)に進む。ここでは、終わった段より下段を行うか、上段を行うことになる。そして、ステップ109の各段反転角度算出で求めた反転角度を用いることにより、予測反転スイッチおよび強制反転スイッチの操作をしなくても自動で運転が継続できる。
ステップ111で切出し長さ設定値に達していなければ、ローダーを進め反転旋回し、旋回開始に戻り(ステップ112、113、114、101)、以後旋回継続・自動反転を切出し長さ設定値に達するまで行う。
本発明を実施するための最良の形態の一例であるローダーの運転フローの概要を示す図である。 原料ヤードにおけるローダーの配置を示す図であり、(a)は平面図、(b)は側面図である。 (a)は運転デスクのパネルイメージを、(b)は積山断面をそれぞれ示す図である。 山端での反転角度記憶を模式的に表わした図である。 各段反転角度算出を説明するための図である。
符号の説明
1 原料ヤード
2 積山
3 ローダー
4 ブーム
5 バケットホイール
6 走行レール
7 旋回角度検出器
8 運転デスク
9 予測反転スイッチ
10 強制反転スイッチ
11 山端反転角度
12 安息角

Claims (4)

  1. 回転するバケットホイールがブーム先端に設けられ、ブームの旋回動作により原料の積山から原料を払い出すローダーの原料払い出し方法において、
    前記積山の山端での前記ブームの反転角度を記憶する反転角度記憶工程と、
    該記憶された反転角度を用いて対象段以外での各段の反転角度を計算・記憶する各段反転角度算出工程とを有することを特徴とするローダーの原料払い出し方法。
  2. 請求項1に記載のローダーの原料払い出し方法において、
    前記反転角度記憶工程にて記憶された反転角度に基づいて、対象段の払出しを継続することを特徴とするローダーの原料払い出し方法。
  3. 請求項1または請求項2のいずれか1項に記載のローダーの原料払い出し方法において、
    前記各段反転角度算出工程にて計算・記憶された反転角度に基づいて、対象段替え後の払出しを継続することを特徴とするローダーの原料払い出し方法。
  4. 請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載のローダーの原料払い出し方法において、
    前記原料は、製鉄所内の原料ヤードに置かれた原料であることを特徴とするローダーの原料払い出し方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN109319518A (zh) * 2018-09-01 2019-02-12 广西沃尔多机器人有限公司 堆料机和取料机全自动堆取料协同控制系统

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