JP2005229841A - 茶葉摘採機の茶葉収容袋と茶葉摘採方法 - Google Patents

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Kanae Miyazaki
金苗 宮崎
Koichi Shirai
浩一 白井
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Abstract

【課題】
本発明では、通気がよく、製茶に不要なもの(切れ葉など)を製茶工場に持ち込まず、茶園で摘採時に取り除くための装置を提供することを課題とする。
【解決手段】
本発明の第1の手段は、複数の圧力風吹出ノズルを有する送風管を装着し、前記送風管の圧力風により刈刃で刈り取った茶葉を後方の茶葉収容袋に収容する茶葉摘採機において、茶葉収容袋の面積の30%以上を、細かい切れ葉などを通す大きさの網目で構成し、摘採作業を行ないながら茶葉と選別することを特徴とする茶葉摘採機の茶葉収容袋。
【選択図】図1

Description

本発明は、茶葉を摘採する茶葉摘採機の茶葉収容袋に関するものである。
茶葉摘採機には、作業者が持って移動しながら摘採を行なう可搬型と、走行装置を備えた門型枠の上に作業者が乗って摘採を行なう走行型がある。可搬型の茶葉摘採機は、一般的に送風管を装着し、刈刃の後に茶葉収容袋を横に装着して茶葉を摘採するタイプであり、走行型の茶葉摘採機は、送風管を装着し、刈刃の後に茶葉収容袋を横に装着して茶葉を摘採するタイプ(例えば、特許文献1)と、摘採した茶葉を一度上方へ移送してから、茶葉収容装置(茶葉収容袋またはコンテナ)へ落として収容するタイプ(例えば、特許文献2)のものがある。本発明は、送風管を装着し、刈刃の後に茶葉収容袋を横に装着して茶葉を摘採するタイプの茶葉摘採機の茶葉収容袋に関するものである。
送風管を装着し、刈刃の後に茶葉収容袋を横に装着して茶葉を摘採する走行式茶葉摘採機や可搬式摘採機で茶葉を収容する茶葉収容袋は、従来、風を抜くための網目状部分があるが、この網目は約10メッシュで、茶葉収容袋の面積の約10〜20%の面積である。
近年、茶の品質向上のために、製茶工場では、茶葉を蒸す前に、細かい切れ葉などを取り除き、製茶している。
特開2002−191217号公報 特願2002−321419号
細かい切れ葉などを取り除くためには、細かい切れ葉などを取り除く装置を設置しなければならず、設備費とスペースが必要になった。また、取り除いた細かい切れ葉などのゴミを処分する必要もあった。
従来、袋の一部を細かい網目状にしたものはあったが、これは通気をよくするためのものであり、細かい切れ葉などが網目から出るような大きさのものではなかった。また、このような細かい網目にした場合、雨や朝露に濡れた茶葉、火山灰が付着した茶葉を摘採するとき、網目に水や火山灰が詰まり、風が抜けないので、茶葉収容袋の開口部より茶葉を吹き出してしまうという問題があった。
本発明では、通気がよく、製茶に不要なもの(切れ葉など)を製茶工場に持ち込まず、茶園で摘採時に取り除くための装置を提供することを課題とする。
本発明の第1の手段は、複数の圧力風吹出ノズルを有する送風管を装着し、前記送風管の圧力風により刈刃で刈り取った茶葉を後方の茶葉収容袋に収容する茶葉摘採機において、茶葉収容袋の面積の30%以上を、細かい切れ葉などを通す大きさの網目で構成し、摘採作業を行ないながら茶葉と選別することを特徴とする茶葉摘採機の茶葉収容袋。第2の手段は、第1の手段の網目を3〜6メッシュで構成することを特徴とする請求項1記載の茶葉摘採機の茶葉収容袋。第3の手段は、茶葉摘採時に、細かい切れ葉などを通し、茶葉を通さない大きさの網目の茶葉収容袋を茶葉摘採機に装着し、茶葉を摘採しながら、摘採作業時に出る細かい切れ葉などと茶葉を選別することを特徴とする茶葉摘採方法。
本発明の装置によって、茶葉を摘採しながら、茶葉と切れ葉などを選別することができる。摘採時に、切れ葉などを取り除くことにより、製茶工場で切れ葉など等を取り除く装置が不要になる。また、製茶工場で切れ葉などを取り除いた場合、取り除いた切れ葉などを処分しなければならないが、本発明は、茶園に切れ葉などを落とすので、切れ葉などは茶園の肥料となる。また、切れ葉などを取り除くことで茶製品の品質がよくなり、更に、摘採してすぐに切れ葉などを取り除くことで、茶葉の酸化を防ぐことができる。
また、雨や朝露に濡れた茶葉、火山灰が付着した茶葉を摘採しても、網目に水や火山灰が詰まることがなくなり、スムーズに摘採作業を行なうことができる。雨や朝露に濡れた茶葉の場合、本発明により茶葉と茶葉の表面の水を分離することで、摘採した茶葉を製茶工場で受け入れる際の露引き(付着した水の量を測り、受け入れた全体の重量から差し引いて、茶葉代金を計算する)が不要となる。更には、製茶工場受け入れ後、茶葉の表面に水が付いていると、搬送装置のベルトコンベヤや振動コンベヤに茶葉が付着するが、本発明のように摘採時に茶葉の表面の水を分離することで、搬送装置への付着を防ぐことができる。
走行型の茶葉摘採機の例を実施例1で示す。本実施例では走行型の茶葉摘採機の例を示すが、可搬型の茶葉摘採機でも同様であり、レールによる走行の茶葉摘採機でも同様である。
図1は走行型茶葉摘採機の平面図、図2は側面図、図3は茶葉収容袋の側面断面図である。1、2は無限軌道式の走行装置であり、茶畝3を挟んでその両側を走行する。左右の走行装置は門型枠4によりつながっている。門型枠4の下には、刈刃11が刈刃のガイド枠12に取り付けられて、設置されている。門型枠4の上には、送風ファン9が設けてあり、刈刃11の前方に設けた送風管10とフレキシブルホース13でつながれている。送風ファン9の風は送風管10に付いている多数の吹出ノズル16から刈刃11の上へ吹き付けられる。ガイド枠12の後には、茶葉収容袋15を取り付けて摘採する。茶葉収容袋15は茶袋受板14で保持する。
本実施例の茶葉収容袋15は全面を網目状にしてあるが、全面でなくても全体の約30%以上であればよく、送風ファンによる風が通り抜ける位置が網目状になっていれば効果的である。また、この網目は、製品にする茶葉は通り抜けず、切れ葉などが通り抜ける大きさであればよく、3〜6メッシュがのぞましい。
走行装置1、2によって、茶畝3を移動しながら刈刃11で刈り取った茶葉を、送風ファン9による風により、茶葉収容袋15へ移送する。摘採時には、刈刃11で摘採するため、この茶葉の中には、製品に加工する茶葉Aと切れ葉などBが混ざっている。切れ葉などBは茶葉Aより呼吸熱が多く、傷ついていない茶葉Aより早く、変質し、葉焼けという状態を起こし、加工することができなくなってしまう。また、切れ葉などBが混ざっていると、製品の品質が低下する。その為、加工する前に切れ葉などBを除去する必要があり、本実施例の装置では、茶葉(茶葉A+切れ葉などB)を茶葉収容袋15へ投入したあと、茶葉収容袋15の網目から茶葉Aを通さず、切れ葉などBを通して、茶葉(茶葉A+切れ葉などB)を網目で選別する。茶葉収容装置15の網目を通った切れ葉などBは、茶園に落ち、茶園の肥料となる。
茶葉収容袋15に収容された茶葉Aを、茶園の枕地でトラックの荷台へ載せかえる。この時、茶葉収容袋15の中身を揺することで、茶葉収容袋15内に取り残された切れ葉などBも茶葉収容袋15の外へ落とすことができる。
摘採する茶葉が雨や朝露に濡れた茶葉の場合は、切れ葉などBの他に水を分離し、火山灰が付着した茶葉の場合は、切れ葉などBの他に火山灰を分離することができる。
本実施例の平面図。 本実施例の側面図。 本実施例の茶葉収容袋の断面図。
符号の説明
1 走行装置
2 走行装置
3 茶畝
4 門型枠
5 エンジン
6 座席
7 作業者
8 ハンドル
9 送風ファン
10 送風管
11 刈刃
12 ガイド枠
13 フレキシブルホース
14 茶袋受板
15 茶袋
16 吹出ノズル
A 茶葉
B 切れ葉など

Claims (3)

  1. 複数の圧力風吹出ノズルを有する送風管を装着し、前記送風管の圧力風により刈刃で刈り取った茶葉を後方の茶葉収容袋に収容する茶葉摘採機において、茶葉収容袋の面積の30%以上を、細かい切れ葉などを通す大きさの網目で構成し、摘採作業を行ないながら茶葉と選別することを特徴とする茶葉摘採機の茶葉収容袋。
  2. 網目を3〜6メッシュで構成することを特徴とする請求項1記載の茶葉摘採機の茶葉収容袋。
  3. 茶葉摘採時に、細かい切れ葉などを通し、茶葉を通さない大きさの網目の茶葉収容袋を茶葉摘採機に装着し、茶葉を摘採しながら、摘採作業時に出る細かい切れ葉などと茶葉を選別することを特徴とする茶葉摘採方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104303706A (zh) * 2014-10-08 2015-01-28 农业部南京农业机械化研究所 一种智能采茶机
CN111713256A (zh) * 2020-06-29 2020-09-29 温州大学 仿真采茶设备

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CN104303706B (zh) * 2014-10-08 2016-09-14 农业部南京农业机械化研究所 一种智能采茶机
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