JP2005227621A - 風力利用機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】風力を利用し、音を聞く者あるいは光を見る者の趣味性により強く訴えることができ、かつ、容易に設置することのできる風力利用機器を提供する。
【解決手段】風力利用機器10は、風力により電圧を発生する風力発電機11と、スピーカ13と、風力発電機11により駆動され、スピーカ13を駆動してこのスピーカ13から音声を発生させる音声出力制御回路22を備える。音声出力制御回路22は、風力発電機11で発生した電圧に応じて、スピーカ13で発生させる音声の大きさを変化させる。
【選択図】 図2

Description

本発明は風力を利用する機器に関する。
風力を利用する機器として、風力発電機により発電を行い、家庭用の電力を補充したり、電力を蓄積して夜間のみ常夜灯として使ったりするものが挙げられる。
また、風の強弱の変化で、音の強弱を変化させる風鈴なども古くから親しまれている。風という自然現象が反映した音は、聞く者にとって心地良く感じ、心理面で非常に癒される。近年の癒し系ブームにより、自然現象が反映したものを感じられる手段がさらに求められている。
しかしながら、前述の風鈴では単に鈴の音の強弱を変化させていたため単調であり、上記多様な要求を満たすことはできない。
また、音だけではなく光を利用してその強弱、発色および発光パターンも変化させて、この光を見るものに対して、心地良い感じを考えることも望まれる。
本発明ではこの点に鑑み、風力を利用し、音を聞く者あるいは光を見る者の趣味性により強く訴えることができ、かつ、容易に設置することのできる風力利用機器を提供することを目的とする。
その第一の解決手段は、風力により電圧を発生する風力発電機と、スピーカと、上記風力発電機により駆動され、上記スピーカを駆動してこのスピーカから音声を発生させる音声出力制御手段と、を備える風力利用機器であって、上記音声出力制御手段は、上記風力発電機で発生した電圧に応じて、上記スピーカで発生させる音声に関する特性を変化させる音声特性変化手段を含む風力利用機器である。
この風力利用機器では、音声出力制御手段が、音声特性変化手段を含んでいるため、風の強弱などによって変化する電圧に応じて、音声に関する特性を変化させることができる。
このため、この音声を聞く者に対し、風の強弱などを音声の特性変化として感じさせることができ、この者の趣味性に訴え、快感を与えることができる
さらに、音声出力制御手段は風力発電機により駆動され、またスピーカは音声出力制御手段によって駆動される。つまり、この風力利用機器では風力発電機によって、音声出力制御手段もスピーカも駆動されるため、別途、電力を得るための電源配線や一次電池を用意する必要がない。従って、この風力利用機器のみを所望の場所、例えば、庭、公園などに設置するだけで済み、設置も容易である。
なお、音声出力制御手段は、風力発電機で発電した電力を直ちに用いて駆動されていてもよいが、ニッケルカドミウム蓄電池のような、二次電池に風力発電機で発生した電力を蓄え、この電力で駆動されるようにしても良い。
なお、音声に関する特性を変化させることの具体例としては、例えば、音の強さ(大きさ)を変化させる、音質(硬い音質、柔らかい音質など)を変化させる、音の高さ(音程)を変化させる、音楽(音声)のテンポを変化させる、音楽(音声)の種類を変更する(例えば、小鳥の鳴き声で言えば、音源を切換えて啼いている鳥の種類を変更する、また、小鳥の鳴き声、せせらぎの音、波の音など音声の種類を変更する)、複数のスピーカについて、どれから音声を発生させるかを変化させる、などが挙げられる。
また、風力発電機は、風力によって電力を発生し、風の強弱に応じて発生する電圧が変動するもので有れば、交流発電機および直流発電機のいずれも用いることができる。
さらに、スピーカとしては入力された音声信号に基づいて音声を発生することができるものであれば良く、例えば、ムービングコイル型のスピーカや圧電素子を用いたスピーカなどが挙げられる。
さらに、上記の風力利用機器であって、前記音声出力制御手段は、前記風力発電機の出力した電圧の変化に応じ、かつこの電圧変化に比して緩やかに変化する風力変化信号を発生する風力変化信号発生手段を含み、前記音声特性変化手段は、上記風力変化信号により、前記音声の特性を変化させる風力利用機器とすると良い。
この風力利用機器では、風力発電機の出力電圧に応じつつも、その電圧変化より緩やかに変化する風力変化信号を用いて、音声の特性を変化させるので、風の強弱変化が短時間に生じても、音声の特性が頻繁に変化するなどの不具合を生じず、違和感なく音声を発生させることができる。
なお、風力変化信号発生手段としては、風力発電機から出力された電圧変化を積分して、緩やかな変化のみを風力変化信号として取り出す積分回路、風力変化信号を所定時間一定値に維持させて、風力発電中の電圧変化より風力変化信号を緩やかに変化させるタイマなどが挙げられる。
さらに、上記いずれかに記載の風力利用機器であって、前記音声出力制御手段は、前記スピーカに向けて音声信号を送り、このスピーカで音声を発生させる音声発生手段を含み、前記音声特性変化手段は、上記音声信号の強度を変化させる音声信号強度変化手段である風力利用機器とすると良い。
この風力利用機器では、風の強弱に応じて、スピーカから発せられる音声の大きさが変化することとなり、風の揺らぎや、時間と共に徐々に風が強くなったり(逆に弱くなったり)する場合に、その変化が音の大きさの変化で感じられ、この音声を聞く者に心地良い感じを与えることができる。
ここで、音声発生手段としては、自身で音声信号を発生してスピーカを駆動する音声発生装置や、別途の音源で発生した音声信号を増幅してスピーカを駆動するアンプなどが挙げられる。
また、音声信号強度変化手段としては、アンプに入力する音声信号の入力レベルあるいはアンプから出力された音声信号の大きさを変化させる電子ボリュームや、アンプの増幅率を変化させる増幅率変化手段、音声発生装置において発生する音声信号自身のレベルを変化させるレベル変化手段などが挙げられる。
さらに、請求項1または請求項2に記載の風力利用機器であって、前記音声出力制御手段は、音声信号を発生する音源を含み、前記音声特性変化手段は、上記音源で発生する音声信号の種類を変化させる音声信号種類変化手段である風力利用機器とすると良い。
この風力利用機器では、音声の種類、例えば、小鳥の鳴き声のおける鳥の種類を変えることにより、風の変化に応じて、様々な鳥の鳴き声を聞くことができるなど、音声の種類を変化させて聞くことができるので、この音声を聞く者に、飽きることなく心地良い感じを与えることができる。
なお、音源としては、予め記憶された音声データに基づいて音声信号を発生する音声合成回路などが挙げられる。
また、音声信号種類変化手段としては、音源に応じて、この音源で発生(再生)する音声信号の種類を切り替えるための手段で有れば良く、例えば、複数格納した音声データのうちから、音源で再生する音声データを適宜切換えて選択するためのスイッチなどの切換手段が挙げられる。
さらに他の解決手段は、風力により電圧を発生する風力発電機と、発光素子と、上記風力発電機により駆動され、上記発光素子を発光させる光制御手段と、を備える風力利用機器であって、上記光制御手段は、上記風力発電機で発生した電圧に応じて、上記発光素子で発光させる光に関する特性を変化させる光特性変化手段を含む風力利用機器である。
この風力利用機器では、光制御手段が、光特性変化手段を含んでいるため、風の強弱などによって変化する電圧に応じて、光に関する特性を変化させることができる。
このため、この光を見る者に対し、風の強弱などを、光の特性変化として感じさせることができ、この者の趣味性に訴え、快感を与えることができる。
さらに、光制御手段は風力発電機により駆動され、また発光素子は光制御手段によって駆動される。つまり、この風力利用機器では風力発電機によって、光制御手段も発光素子も駆動されるため、別途、電力を得るための電源配線や一次電池を用意する必要がない。従って、この風力利用機器のみを所望の場所、例えば、庭、公園などに設置するだけで済み、設置も容易である。
なお、光制御手段は、風力発電機で発電した電力を直ちに用いて駆動されていてもよいが、ニッケルカドミウム蓄電池のような、二次電池に風力発電機で発生した電力を蓄え、この電力で駆動されるようにしても良い。
なお、光に関する特性を変化させることの具体例としては、例えば、発光素子で発光する光の強さ(輝度)を変化させる、光の点滅の間隔を変化させる、光の色を変更する(例えば、光を、白、緑、赤というように変化させる。)、複数の発光素子について、発光パターンを変化させる、などが挙げられる。
また、発光素子としては、電力を用いて光を発するものであれば良いが、例えば、発光ダイオード、電球、ネオン管などが挙げられ、特に寿命及び消費電力等から発光ダイオードを用いるのが好ましい。
さらに、上記の風力利用機器であって、前記光制御手段は、前記風力発電機の出力した電圧の変化に応じ、かつこの電圧変化に比して緩やかに変化する風力変化信号を発生する風力変化信号発生手段を含み、前記光特性変化手段は、上記風力変化信号により、前記光の特性を変化させる風力利用機器とすると良い。
この風力利用機器では、風力発電機の出力電圧に応じつつも、その電圧変化より緩やかに変化する風力変化信号を用いて、光の特性を変化させるので、風の強弱変化が短時間に生じても、光の特性が頻繁に変化するなどの不具合を生じず、違和感なく光を発生させることができる。
なお、風力変化信号発生手段としては、風力発電機から出力された電圧変化を積分して、緩やかな変化のみを風力変化信号として取り出す積分回路、風力変化信号を所定時間一定値に維持させて、風力発電中の電圧変化より風力変化信号を緩やかに変化させるタイマなどが挙げられる。
さらに、請求項5または請求項6に記載の風力利用機器であって、前記光制御手段は、 前記発光素子に電力を投入し、発光させる光発生手段を含み、前記光特性変化手段は、 上記電力の大きさを変化させて、発光の強度を変化させる光強度変化手段である風力利用機器とすると良い。
この風力利用機器では、風の強弱に応じて、発光素子で発光する光の強さが変化することとなり、風の揺らぎや、時間と共に徐々に風が強くなったり(逆に弱くなったり)する場合に、その変化が光の強さ(輝度)の変化で感じられ、この光を見る者に心地良い感じを与えることができる。
なお、光発生手段としては、発光素子に電力を投入する回路が挙げられる。
また、光強度変化手段としては、発光素子に電力を投入する回路の抵抗値を切り替え変化させる切り替え回路や、発光素子に投入する電力を変化させる電子ボリュームなどが挙げられる。
さらに、請求項5または請求項6に記載の風力利用機器であって、前記発光素子は、発光色の異なる複数の発光素子であり、前記光特性変化手段は、上記複数の発光素子のうち、発光させる発光素子を選択する発光素子選択手段である風力利用機器とすると良い。
この風力利用機器では、発光色の異なる複数の発光素子のうちから、発光させる発光素子を選択することにより、風の変化に応じて、発光させる色を変化させることができるので、この光を見る者に飽きることなく心地良い感じを与えることができる。
なお、発光素子選択手段としては、各々の発光素子を発光させるための回路(光発生手段)への通電を切り替えて、発光させる発光素子を選択する切り替え回路などが挙げられる。
さらに、請求項5または請求項6記載の風力利用機器であって、前記発光素子は、複数の発光素子であり、前記光制御手段は、前記複数の発光素子の各々の発光タイミングを発光制御パターンに従って制御する発光パターン制御手段を含み、前記光特性変化手段は、上記発光パターン制御手段で制御する発光制御パターンを変化させる発光パターン変化手段である風力利用機器とすると良い。
この風力利用機器では、複数の発光素子の発光パターンを、風の変化に応じて、変化させることで、風の強弱などに応じた発光パターンの変化を実現することができる。例えば、風が強く吹いた場合には、発光パターンの進み速度を速くし、弱い風の場合には、発光パターンの進み速度を遅くすることで、発光パターンの移り変わりを風の強弱に合わせて表現できる。あるいは、風が強く吹いた場合には、或る発光パターンを用い、弱い風の場合には、別の発光パターンを用いることで、発光パターンの違いを風の強弱に合わせて表現できるなど、発光パターンを変化させることができる。このようにして、この発光パターンを見る者に飽きることなく心地良い感じを与えることができる。
なお、発光パターン制御手段としては、各発光素子を点滅させる発光素子駆動回路の制御素子と、この制御素子を制御するマイクロコンピュータと、複数の発光パターンデータを格納するROM,RAMなどの記憶素子とからなるものが挙げられる。
また、光パターン変化手段としては、使用する発光パターン制御手段に応じて、発光パターンを切り替えられるものであれば良く、例えば、複数の発光パターンデータの中から、使用する発光パターンデータを、適宜プログラムを切り替えて選択するためのスイッチなどの切換え手段が挙げられる。
本発明の実施の形態に関する実施例1、2及び変形例1〜3を、図面を参照して説明する。
本発明の第1の実施例にかかる風力利用機器を、図1及び図2を参照して説明する。風力利用機器10は、風力発電機11、音声出力制御回路22及びスピーカ13を含んでいる。ここで、音声出力制御回路22及びスピーカ13は筐体15に収容されている。また、風力発電機11の出力は音声出力制御回路22に接続され、音声出力制御回路22の出力はスピーカ13に接続されている。
風力発電機11はプロペラ110、回転軸111及び発電装置112を含んでいる。また、プロペラ110と発電装置112は回転軸111で結合されている。ここで、プロペラ110が風力を受けて回転軸111が駆動されると、発電装置112で電力(電圧)を発生する。発電された電力は音声出力制御回路22に出力される。なお、本例においては、発電装置112は交流発電装置である。また、発電装置112で発生する電力は風力(風の強さ)によって、電圧が変化する。
図2に示すように、音声出力制御回路22は、交流を直流に変換するブリッジ回路からなる整流回路220、入力されたリップルの大きい整流電圧RGを用いて一定の安定化した電圧を出力する安定化電源回路222、ツェナーダイオード221を有する。また、入力された電圧の積分値を出力する積分回路223、音声発生回路224、出力信号レベルをコントロール端子Xへの入力電圧により制御する電子ボリューム回路225及び増幅回路226を含んでいる。
前記風力発電機11の発電出力は、まず、整流回路220に入力される。この整流回路220の出力(整流電圧RG)は、安定化電源回路222に入力される。この安定化電源回路222から出力される一定電圧の出力+Vは、音声発生回路224、電子ボリューム225、増幅回路226及びスピーカ13の駆動に用いられる。
また、整流回路220の出力は積分回路223にも入力されており、この積分回路223では整流電圧RGを積分した積分電圧IVを出力する。これにより、整流電圧RGの大きさの変化、従って風力発電機11(発電装置112)の出力する電圧の変化に対して、これに応じながらもこれより緩やかに変化する積分電圧IVが得られる。なお、整流電圧RGはツェナーダイオード221のカソードにも印加されている。強風時(台風など)に発電装置112で大きな電圧が発生し、整流電圧RGが大きくなりすぎた場合に、各回路の素子を保護する為である。
積分回路223の積分電圧IVは、電子ボリューム回路225のコントロール端子Xに接続されている。この電子ボリューム回路225は、音声発生回路224と増幅回路226との間に介在しており、音声発生回路224から出力された音声信号AS1(例えば、小鳥の鳴き声の音声信号)は、電子ボリューム回路225で、減衰され音声信号AS2とされた上で、増幅回路226に入力される。この増幅回路226で増幅された音声信号AS3はスピーカ13に入力され、これによりスピーカから音声が発せられる。
しかるに、上述したように本実施例1では、電子ボリューム回路225のコントロール端子Xに積分回路223からの積分電圧IVが入力されている。
従って、電子ボリューム225から出力される音声信号AS2及び、増幅回路226から出力される音声信号AS3、及びスピーカ13から発せられる音声の大きさは、この積分電圧IVの大きさに応じて変化することとなる。
前述したようにこの積分電圧IVの大きさは、風力発電機11の出力する電圧の変化に応じて、かつ、これよりも緩やかに変化する。そして、風力発電機11の出力する電圧は、風力(風の強さ)によってその大きさが変化する。このため、結局、本実施例1によれば、スピーカ13から発する音声(例えば小鳥の鳴き声)が、風の強さ応じて変化することとなる。
このように、この風力利用機器10を用いれば、風の強さによってスピーカ13から発生する音声の大きさが変化するため、この機器から発する音声を聞く者に対して、その者の趣味性に訴え、快感を与えることができる。
さらに、音声出力制御回路22の各回路は風力発電機11により駆動され、またスピーカ13は音声出力制御回路22によって駆動される。つまり、この風力利用機器10では風力発電機11によって、音声出力制御回路22もスピーカ13も駆動されるため、別途、電力を得るための電源配線や一次電池を用意する必要がない。従って、この風力利用機器10のみを風の吹く所望の場所に設置するだけで利用することができるから、設置も容易である。
なお、整流回路220としては、ダイオードによる公知のブリッジ回路により全波整流を行うものを用いたが、半波整流を行うものでも良い。また、安定化電源回路222としては、コンデンサと安定化電源ICを用いたが、他の構成を採用することもできる。さらに、積分回路としては、抵抗とコンデンサ(容量素子)とを用いたRCタイプの積分回路を用いたが、整流電圧RGをA/D変換し、デジタル信号を用いて積分を行うこともできる。また、積分回路に代えて、あるいは積分回路と共にタイマ回路を用い、電子ボリューム回路225のコントロール端子Xに入力される信号を、所定時間ずつ維持するようにして、音声信号AS2,AS3が頻繁に変更されるのを抑制すると良い。また、音声発生回路224としては、予め記憶された音声データを用いて音声信号AS1を出力する公知の音声合成回路を用いたが、音声信号を発生させることのできる装置で有ればいずれのものを用いることもできる。
(変形例1)
変形例1にかかる風力利用機器を、図1及び図3を参照して説明する。本変形例1の風力利用機器10Aは、前記実施例1と同様、風力発電機11及びスピーカ13を含んでいる。しかし、前述の実施例1が音声出力制御回路22を備え、スピーカ13から発する音声の大きさを風力に応じて変化させていたのに対して、この変形例1の風力利用機器10Aでは、スピーカ13で発する音声の種類を変化させる音声出力制御回路32を備えている点で異なる。そこで、風力発電機11など実施例1と同様の部分の説明は、省略又は簡略化し、実施例1と異なる部分を中心に説明する。
図3に示す本変形例1の音声出力制御回路32は、整流回路220、安定化電源回路222、ツェナーダイオード221、及び積分回路224を有する。さらに本変形例1では、3種類の一定電圧V1、V2及びV3を発生する基準電圧発生回路323、2つの入力電圧を比較するコンパレータ325、326及び327、音声発生回路228、及び増幅回路226を含んでいる。
ここで、整流回路220、ツェナーダイオード221、安定化電源回路222、積分回路224については、実施例1と同様であるので、説明を省略する。
整流回路220から出力された整流電圧RGは、実施例1と同じく、安定化電源回路222ほか、積分回路223に供給されるため、この積分回路223からは、整流電圧RGを積分した積分電圧IVが出力される。一方、基準電圧発生回路323では、V1,V2,V3の3種の基準電圧が生成される。この基準電圧V1,V2,V3と積分電圧IVとを、コンパレータ325,326,327でそれぞれ比較する。具体的には、積分電圧が各コンパレータの−入力端子に入力され、基準電圧V1等が+入力端子に入力される。なお、本例では、V1<V2<V3としてある。この比較結果(コンパレータの出力)は、音声発生回路328の3つの入力端子I1,I2,I3にそれぞれ入力される。
このため、積分電圧IVが、IV<V1,V2,V3である場合には、3つのコンパレータ325,326,327の出力のいずれもがハイレベルとなる。これにより、音声発生回路328の3つの入力端子I1,I2,I3のいずれにも、ハイレベルの信号が入力される。
また、V1<IV<V2,V3である場合には、コンパレータ325はローレベルとなる一方、コンパレータ326,327はハイレベルとなる。これにより、音声発生回路328の入力端子I1にはローレベル、入力端子I2,I3には、ハイレベルの信号が入力される。
また、V1,V2<IV<V3である場合には、コンパレータ325,326はローレベルとなる一方、コンパレータ327はハイレベルとなる。これにより、音声発生回路328の入力端子I1,I2にはローレベル、入力端子I3には、ハイレベルの信号が入力される。
さらに、V1,V2,V3<IVである場合には、3つのコンパレータ325,326,327の出力のいずれもがローレベルとなる。これにより、音声発生回路328の3つの入力端子I1,I2,I3のいずれにも、ローレベルの信号が入力される。
かくして、積分電圧IVの大きさを4段階に区別することができる。
この音声発生回路328には、予め4種の音声データ(例えば、4種の小鳥の鳴き声の音声データ)が格納されており、入力端子I1,I2,I3に入力される信号レベルに応じて、音声データを選択できるようにしてなる。即ち、入力端子I1,I2,I3のいずれにも、ハイレベルの信号が入力された場合には、第1の音声データが選択され、これによる音声信号AS4が出力される。また、入力端子I1にローレベル、入力端子I2,I3にハイレベルの信号が入力された場合には、第2の音声データが選択され、これにより音声信号AS4が出力される。また、入力端子I1,I2にローレベル、入力端子I3にハイレベルの信号が入力された場合には、第3の音声データが選択され、これにより音声信号AS4が出力される。さらに、入力端子I1,I2,I3のいずれにも、ハイレベルの信号が入力された場合には、第4の音声データが選択され、これにより音声信号AS4が出力される。
かくして、この音声信号AS4を増幅回路226で増幅し、スピーカ13に入力することで、積分電圧IVの大きさに従って選択された音声データにかかる音声が、スピーカ13から発せられることとなる。このようにして、本変形例1では、風の強さに応じて、鳥の鳴き声の種類を変更するなど、スピーカ13から発生させる音声を切り替えることができ、この音声を聞く者が聞き飽きることが無く、趣味性に訴えることができる。
ついで、実施例2にかかる風力利用機器を、図1及び図4を参照して説明する。前述の実施例1及び変形例1にかかる風力利用機器10,10Aは、いずれも、風力発電機11及びスピーカ13を含み、スピーカから音声を発するものである。これに対し、本実施例2の風力利用機器10Bは、図1に破線で示すように、音声出力制御回路22及びスピーカ13に代えて、光制御回路42と、発光部14とを有し、風力に応じて、発光部14の互いに色の異なる3つの発光ダイオード140,141,142のいずれかを発光させる点で異なる。そこで、風力発電機11など実施例1、変形例1と同様の部分の説明は、省略又は簡略化し、実施例1及び変形例1と異なる部分を中心に説明する。
図4に示す本実施例2の光制御回路42は、整流回路220、安定化電源回路222、ツェナーダイオード221、及び積分回路224を有する。さらに本実施例2では、3種類の一定電圧V1、V2及びV3を発生する基準電圧発生回路323、2つの入力電圧を比較するコンパレータ425,426,427、及び抵抗428,429,430を含んでいる。
ここで、整流回路220、ツェナーダイオード221、安定化電源回路222、積分回路224については、実施例1と同様であるので、説明を省略する。
また、基準電圧発生回路323、及びコンパレータ425,426,427については、変形例1と同様であり、積分電圧が各コンパレータの−入力端子に入力され、基準電圧V1等が+入力端子に入力される。
さらに、発光ダイオード140は緑の光を発し、発光ダイオード141は白色の光を発し、発光ダイオード142は赤色の光を発する。
光制御回路42では、積分回路223から出力された積分電圧IVと、基準電圧発生回路323で生成された3種の基準電圧V1,V2,V3とがコンパレータ425〜427によりそれぞれ比較される。なお、本例でも、V1<V2<V3としてある。この比較により、コンパレータ425等の出力は、ハイレベルあるいはローレベルとなる。もしコンパレータ425がハイレベルとなった場合には、発光ダイオード140の両端の電位差が小さいため、この発光ダイオード140は発光しない。一方、コンパレータ425がローレベルにされると、発光ダイオード140に電位差がかかり、電流が流れて、発光ダイオード140が発光する。なお、抵抗428は、発光ダイオード140を流れる電流を制限する。同様なことが、コンパレータ426,427と発光ダイオード141,142との間にも成り立つ。つまり、コンパレータ425等がハイレベルの時には発光ダイオード140等は点灯せず、ローレベルの時には発光ダイオード140等が点灯する。
従って、本実施例2においては、積分電圧IVが、IV<V1,V2,V3である場合には、3つのコンパレータ425,426,427の出力のいずれもがハイレベルとなる。このため、3つの発光ダイオード140等はいずれも点灯しない。
また、V1<IV<V2,V3である場合には、コンパレータ425はローレベルとなる一方、コンパレータ426,427はハイレベルとなる。これにより、コンパレータ425に接続する発光ダイオード140(緑色)のみ点灯する。
また、V1,V2<IV<V3である場合には、コンパレータ425,426はローレベルとなる一方、コンパレータ427はハイレベルとなる。これにより、コンパレータ425,426に接続する発光ダイオード140、141(緑色と白色)が点灯する。
さらに、積分電圧IVが、V1,V2,V3<IVである場合には、3つのコンパレータ425,426,427の出力のいずれもがローレベルとなる。このため、3つの発光ダイオード140,141,142のいずれも(緑色と白色と赤色)が点灯する。
かくして、積分電圧IVの大きさにより、発光部を4段階に発光させることができる。具体的には、積分電圧IVが小さい場合には発光部は点灯せず、積分電圧IVが大きくなるに従って、発光部14からは、緑、緑+白、緑+白+赤の光が発せられることとなり、その色が順次変化することとなる。このようにして、本実施例2では、風の強さに応じて、発光部14で発する光の色を切り替えることができ、この光を見る者が飽きることが無く、趣味性に訴えることができる。
(変形例2)
ついで、変形例2にかかる風力利用機器を、図1及び図5を参照して説明する。前述の実施例2にかかる風力利用機器10Bと同じく、変形例2の風力利用機器10Cは、風力発電機11及び発光部14を含み、この発光部14から光を発する。
但し、実施例2では、互いに色の異なる3つの発光ダイオード140等を切り替えて点灯していたのに対し、本変形例2では、3つの発光ダイオード143,144,145の発光する光の強さ(輝度)を変化させる点で異なる。そこで、風力発電機11など実施例1,2及び変形例1と同様の部分の説明は、省略又は簡略化し、これらと異なる部分を中心に説明する。
図5に示す本変形例2の光制御回路52は、実施例2と同じく、整流回路220、安定化電源回路222、ツェナーダイオード221、及び積分回路224を有する。さらに本実施例2では、基準電圧V1,V2及びV3を発生する基準電圧発生回路323、コンパレータ525,526,527、及び抵抗528,529,530を含んでいる。
ここで、整流回路220、ツェナーダイオード221、安定化電源回路222、積分回路224については、実施例1等と同様であるので、説明を省略する。
また、基準電圧発生回路323、及びコンパレータ425,426,427については、実施例2と同様である
但し、発光ダイオード143,144,145はいずれも同じ白色の光を発する同一種の発光ダイオードである。
光制御回路52では、実施例2と同じく、コンパレータ525等において、積分電圧IVと、3種の基準電圧V1,V2,V3とがそれぞれ比較される。なお、本例でも、V1<V2<V3としてある。この比較により、すべてのコンパレータ525等がハイレベルとなった場合には、各発光ダイオード143等の両端にかかる電位差が小さいため、いずれの発光ダイオード143等も発光しない。一方、少なくともいずれかのコンパレータがローレベルにされると、3つの発光ダイオード143等のいずれにも電位差が生じ、電流が流れて、発光ダイオード143等が発光する。なお、抵抗528等は、発光ダイオード143等を流れる電流を制限する。また、ローレベルとなるコンパレータが増えるほど、各発光ダイオードに流れる電流が増え、各発光ダイオードの発する光が強くなる(輝度が上昇する)。
本変形例2においては、積分電圧IVが、IV<V1,V2,V3である場合には、3つのコンパレータ525,526,527の出力のいずれもがハイレベルとなる。このため、3つの発光ダイオード140等はいずれも点灯しない。
また、V1<IV<V2,V3である場合には、コンパレータ525はローレベルとなる一方、コンパレータ526,527はハイレベルとなる。これにより、3つの発光ダイオード143,144,145とも発光する。
また、V1,V2<IV<V3である場合には、コンパレータ525,526はローレベルとなる一方、コンパレータ527はハイレベルとなる。これにより、3つの発光ダイオード143,144,145とも発光し、しかも、上述のV1<IV<V2,V3の場合よりも、強い光が発せられる。
さらに、積分電圧IVが、V1,V2,V3<IVである場合には、3つのコンパレータ525,526,527の出力のいずれもがローレベルとなる。これにより、3つの発光ダイオード143,144,145とも発光し、しかも、上述のV1,V2<IV<V3の場合よりも、強い光が発せられる。
かくして、積分電圧IVの大きさにより、発光部14を4段階に発光させることができる。具体的には、積分電圧IVが小さい場合には発光部は点灯せず、積分電圧IVが大きくなるに従って、発光部14からは、3段階に発せられる光の強さ(輝度)が大きくなる。このようにして、本変形例2では、風の強さに応じて、発光部14で発する光の強度を切り替えることができ、この光を見る者が飽きることが無く、趣味性に訴えることができる。
(変形例3)
ついで、変形例3にかかる風力利用機器を、図1及び図6を参照して説明する。前述の実施例2、変形例2にかかる風力利用機器10B,10Cと同じく、この変形例3の風力利用機器10Dは、風力発電機11及び発光部14を含み、この発光部14から光を発する。
但し、実施例2では、互いに色の異なる3つの発光ダイオード140等を切り替えて、発光部14から発する光の色を変更し、変形例2では、3つの発光ダイオード143等の発光の強さを切り替えて、発光部14から発する光の強度を変更した。これに対し、本変形例3では、色の異なる3つの発光ダイオード140,141,142の発光するパターンを変化させる点で異なる。そこで、風力発電機11など実施例1,2及び変形例1,2と同様の部分の説明は、省略又は簡略化し、これらと異なる部分を中心に説明する。
図6に示す本変形例3の光制御回路62は、実施例2,変形例2と同じく、整流回路220、安定化電源回路222、ツェナーダイオード221、及び積分回路224を有する。さらに本実施例2では、基準電圧V1,V2及びV3を発生する基準電圧発生回路323、コンパレータ625,626,627、及び抵抗628,629,630を含んでいる。
ここで、整流回路220、ツェナーダイオード221、安定化電源回路222、積分回路224については、実施例1等と同様であるので、説明を省略する。
また、基準電圧発生回路323、及びコンパレータ625,626,627については、実施例2と同様である
また、発光ダイオード140,141,142も同じである。即ち、発光ダイオード140は緑の光を発し、発光ダイオード141は白色の光を発し、発光ダイオード142は赤色の光を発する発光ダイオードである。
光制御回路62では、実施例2と同じく、コンパレータ625等において、積分電圧IVと、3種の基準電圧V1,V2,V3とがそれぞれ比較される。なお、本例でも、V1<V2<V3としてある。この比較結果(コンパレータの出力)は、発光パターン制御回路628の3つの入力端子I4,I5,I6にそれぞれ入力される。
このため、積分電圧IVが、IV<V1,V2,V3である場合には、3つのコンパレータ625,626,627の出力のいずれもがハイレベルとなる。これにより、発光パターン制御回路628の3つの入力端子I4,I5,I6のいずれにも、ハイレベルの信号が入力される。
また、V1<IV<V2,V3である場合には、コンパレータ625はローレベルとなる一方、コンパレータ626,627はハイレベルとなる。これにより、発光パターン制御回路628の入力端子I4にはローレベル、入力端子I5,I6には、ハイレベルの信号が入力される。
また、V1,V2<IV<V3である場合には、コンパレータ625,626はローレベルとなる一方、コンパレータ627はハイレベルとなる。これにより、発光パターン制御回路628の入力端子I4,I5にはローレベル、入力端子I6には、ハイレベルの信号が入力される。
さらに、V1,V2,V3<IVである場合には、3つのコンパレータ625,626,627の出力のいずれもがローレベルとなる。これにより、発光パターン制御回路628の3つの入力端子I4,I5,I6のいずれにも、ローレベルの信号が入力される。
かくして、積分電圧IVの大きさを4段階に区別することができる。
本変形例3の発光パターン制御回路628では、予め4種の発光パターンデータ(例えば、3つの発光ダイオード140等をゆっくり点滅させる、これとは逆に早く点滅させる、3つの発光ダイオード140等を順に点滅させるなどの発光パターンのデータ)が格納されており、入力端子I4,I5,I6に入力される信号レベルに応じて、発光パターンデータを選択できるようにしてなる。即ち、入力端子I4,I5,I6のいずれにも、ハイレベルの信号が入力された場合には、第1の発光パターンデータが選択され、これに従って3つの発光ダイオード140等が点滅される。また、入力端子I4にローレベル、入力端子I5,I6にハイレベルの信号が入力された場合には、第2の発光パターンデータが選択され、これに従って発光ダイオード140等が点滅される。また、入力端子I4,I5にローレベル、入力端子I6にハイレベルの信号が入力された場合には、第3の発光パターンデータが選択され、これに従って発光ダイオード140等が点滅される。さらに、入力端子I4,I5,I6のいずれにも、ローレベルの信号が入力された場合には、第4の発光パターンデータが選択され、これに従って発光ダイオード140等が点滅される。
かくして、この変形例3では、風の強さに応じて、発光部14の3つの発光ダイオード140,141,142の発光パターンが変更され、様々なパターンで発光ダイオードを発光させることができるから、この光を見る者が飽きることが無く、趣味性に訴えることができる。
なお、発光パターン制御回路628は、入力端子I4等の入力レベルによって指定され、予めROMあるいはRAMに記憶してあった発光パターンデータに従って、公知のマイクロコンピュータにより、スイッチS4,S5,S6を適宜ON/OFFさせることで、発光ダイオード140等の接続された回路を開閉して、発光ダイオード140等及び抵抗629等への通電を制御する。
以上において、本発明を実施例1,2及び変形例1,2,3に即して説明したが、本発明は上記実施例等に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で、適宜変更して適用できることはいうまでもない。
例えば、上記各実施例等では、図1に示すように、風力発電機11と音声出力制御回路22,32、スピーカ13、光制御回路42,52,62、発光部14などを格納する筐体15とは別体とされている。
しかし、例えば図7に示すように、プロペラ710,発電装置712及びこれをつなぐ回転軸711からなる風力発電機71と、音声出力制御回路22,32、スピーカ13、光制御回路42,52,62、発光部14などとを、同じ筐体75に組み込んで、一体型の風力利用機器70とすることもできる。
また、上記各実施例等では、風力発電機11の発生した電力を整流回路220、安定化電源回路222を用いて安定した直流電力とし、直ちにこれを用いて音声発生回路224、328、電子ボリューム回路225、増幅回路226、基準電圧発生回路323、コンパレータ325等、発光パターン制御回路628や、スピーカ13、発光ダイオード140等を駆動した。
しかし、風力発電機11の発電した電力を二次電池に一旦蓄え、これを用いて各回路やスピーカ13、発光ダイオード140等を駆動するようにしても良い。この場合には、例えば、整流回路220の出力を用いて二次電池を充電すればよい。
なお、二次電池の充電にあたり、この二次電池の保護のため、整流回路220と二次電池との間に公知の過充電保護回路を設ける。また、二次電池と負荷(各回路等)との間に公知の過放電保護回路を設けると良い。
実施例1、変形例1、実施例2、及び変形例2,3にかかる別体型の風力利用装置の外観を示す説明図である。 実施例1にかかる風力利用装置の構成を示す説明図である。 変形例1にかかる風力利用装置の構成を示す説明図である。 実施例2にかかる風力利用装置の構成を示す説明図である。 変形例2にかかる風力利用装置の構成を示す説明図である。 変形例3にかかる風力利用装置の構成を示す説明図である。 一体型の風力利用装置の外観を示す説明図である。
符号の説明
10,10A,10B,10C,10D,70 風力利用機器
11,71 風力発電機
110,710 プロペラ
111,711 回転軸
112,712 発電装置
13 スピーカ
14 発光部
140,141,142,143,144,145 発光ダイオード(発光素子)
15,75 筐体
22,32 音声出力制御回路(音声出力制御手段)
220 整流回路
221 ツェナーダイオード
222 安定化電源回路(光発生手段)
223 積分回路(風力変化信号発生手段)
224,328 音声発生回路
225 電子ボリューム回路(音声特性変化手段、音声信号強度変化手段)
226 増幅回路
RG 整流電圧
IV 積分電圧
323 基準電圧発生回路(音声特性変化手段、音声信号種類変化手段、光特性変化手段、発光素子選択手段、光強度変化手段、発光パターン変化手段)
325,326,327 コンパレータ(音声特性変化手段、音声信号種類変化手段)
425,426,427 コンパレータ(光特性変化手段、発光素子選択手段)
525,526,527 コンパレータ(光特性変化手段、光強度変化手段)
625,626,627 コンパレータ(光特性変化手段、発光パターン変化手段)
428,429,430 抵抗
528,529,530 抵抗(光特性変化手段、光強度変化手段)
629,630,631 抵抗
42,52,62 光制御回路(光制御手段)
628 発光パターン制御回路(発光パターン制御手段)

Claims (9)

  1. 風力により電圧を発生する風力発電機と、
    スピーカと、
    上記風力発電機により駆動され、上記スピーカを駆動してこのスピーカから音声を発生させる音声出力制御手段と、を備える
    風力利用機器であって、
    上記音声出力制御手段は、上記風力発電機で発生した電圧に応じて、上記スピーカで発生させる音声に関する特性を変化させる音声特性変化手段を含む
    風力利用機器。
  2. 請求項1に記載の風力利用機器であって、
    前記音声出力制御手段は、
    前記風力発電機の出力した電圧の変化に応じ、かつこの電圧変化に比して緩やかに変化する風力変化信号を発生する風力変化信号発生手段を含み、
    前記音声特性変化手段は、上記風力変化信号により、前記音声の特性を変化させる
    風力利用機器。
  3. 請求項1または請求項2に記載の風力利用機器であって、
    前記音声出力制御手段は、
    前記スピーカに向けて音声信号を送り、このスピーカで音声を発生させる音声発生手段を含み、
    前記音声特性変化手段は、
    上記音声信号の強度を変化させる音声信号強度変化手段である
    風力利用機器。
  4. 請求項1または請求項2に記載の風力利用機器であって、
    前記音声出力制御手段は、
    音声信号を発生する音源を含み、
    前記音声特性変化手段は、
    上記音源で発生する音声信号の種類を変化させる音声信号種類変化手段である
    風力利用機器。
  5. 風力により電圧を発生する風力発電機と、
    発光素子と、
    上記風力発電機により駆動され、上記発光素子を発光させる光制御手段と、を備える
    風力利用機器であって、
    上記光制御手段は、上記風力発電機で発生した電圧に応じて、上記発光素子で発光させる光に関する特性を変化させる光特性変化手段を含む
    風力利用機器。
  6. 請求項5に記載の風力利用機器であって、
    前記光制御手段は、
    前記風力発電機の出力した電圧の変化に応じ、かつこの電圧変化に比して緩やかに変化する風力変化信号を発生する風力変化信号発生手段を含み、
    前記光特性変化手段は、上記風力変化信号により、前記光の特性を変化させる
    風力利用機器。
  7. 請求項5または請求項6に記載の風力利用機器であって、
    前記光制御手段は、
    前記発光素子に電力を投入し、発光させる光発生手段を含み、
    前記光特性変化手段は、
    上記電力の大きさを変化させて、発光の強度を変化させる光強度変化手段である
    風力利用機器。
  8. 請求項5または請求項6に記載の風力利用機器であって、
    前記発光素子は、発光色の異なる複数の発光素子であり、
    前記光特性変化手段は、
    上記複数の発光素子のうち、発光させる発光素子を選択する発光素子選択手段である
    風力利用機器。
  9. 請求項5または請求項6に記載の風力利用機器であって、
    前記発光素子は、複数の発光素子であり、
    前記光制御手段は、
    前記複数の発光素子の各々の発光タイミングを発光制御パターンに従って制御する発光パターン制御手段を含み、
    前記光特性変化手段は、
    上記発光パターン制御手段で制御する発光制御パターンを変化させる発光パターン変化手段である
    風力利用機器。
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