JP2005222540A - プリペイドカードを用いる販売システム - Google Patents

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Abstract

【課題】プリペイドカードを用いる販売システムであって,プリペイドカードの自動販売機に対するセキュリティを可能とする。
【解決手段】ルータと接続される都度,プリペイドカード販売機から送られる情報と,データテーブルに設定された情報とを比較して認証を実行し,前記認証の結果が正当である場合に,前記プリペイドカード販売機の発券動作を可能とし,且つ前記プリペイドカード販売機は,定期的に前記ルータとの接続を確認し,接続が確認されない時は,前記ルータと接続され,セキュリティセンターによる認証結果が正当とされるまで,発券動作が停止される。
【選択図】図22

Description

本発明は、プリペイドカードを用いて商品等の購入を可能とする販売システムに関し、特に、プリペイドカード販売機がルータを通して接続されるセキュリティセンターを有する販売システムに関する。
近年、予め入金された金銭額を登録し、商品の購入あるいは有料サービスを受け、使用の都度、使用額を減算していくプリペイドカードを利用したシステムが交通機関等、種々の面で利用されている。
かかるプリペイドカードを使用したシステムにおいて、プリペイドカードの自動販売機が使用され、多くのシステムは、所定金額の入金に対応したカードを発行し、使用の都度減額し所定金額の範囲内でのみ使用可能とするものである。すなわち、残高がゼロとなったときに当該プリペイドカードは無効とされる使い切を前提とするものである。
これに対し、プリペイドカードに使用ごとに記録を残し、記録がプリペイドカードの印字可能行を超えたときに新たなプリペイドカードを発行して、新たなプリペイドカードに残高を引き継ぐようにしたシステムが提案されている(特許文献1参照)。
しかし、かかる特許文献1に記載された技術においても、新たなプリペイドカードに引き継ぐ情報は、はじめに入金された所定金額の範囲での残高のみである。したがって、かかるシステムにおいても、従前の多くのシステムと同様に、一旦設定された所定金額の範囲内でのみプリペイドカードを使用可能とする使い切りの技術思想の範囲を出ないものである。
一方、近年、顧客自身で給油作業を行なうセルフ式給油所が普及の段階にあり、現金、クレジットカードによる利用の他に、プリペイドカードの使用を可能とする給油所システムも運用されている。
かかる給油所システムにおけるプリペイドカードの使用の場合であっても、これまでのシステムでは、上記したようにプリペイドカードは、使い切りとするものであった。
一般に、給油所はチェーン系列を構成している場合が多く、顧客へのサービスとして一の給油所で発行されたプリペイドカードは、同一のチェーン系列内で、他の給油所においても利用を可能とすることが望ましい。
さらには、同一給油所あるいは、同一チェーン系列内の給油所での繰り返し利用の多い顧客に対して特定のサービスを提供するために、更に繰り返し利用の意欲を高めてもらうために、プリペイドカード利用者の顧客情報を容易に取得し、管理可能とすることが望まれる。
また、プリペイドカードの自動販売機は、夜間においても利用可能であり、特にセルフ式給油所においては、プリペイドカードの自動販売機に対する盗難等に対するセキュリティ対応が望まれる。
上記の要望及びセキュリティ対応は、特に給油所システムには限定されず、プリペイドカードを使用する商品又はサービスの販売システムにおいても同様である。
特許第3022639号公報
したがって、本発明の目的は、プリペイドカードを使用する顧客の顧客情報を容易に取得し、且つ最初のプリペイドカード発行時からのカード情報を継続して収集し、管理利用することを可能とするプリペイドカードによる販売システムを提供することにある。
さらに本発明の目的は、かかる目的に適うプリペイドカードによる販売システムを適用する給油所システムを提供することにある。
また、本発明は、プリペイドカードによる販売システムにおけるプリペイドカードの自動販売機に対するセキュリティ対応を可能とするプリペイドカードによる販売システム及び、これを利用する給油所システムを提供することにある。
上記の本発明の目的を達成するプリペイドカードによる販売システムは、第1の態様として、プリペイドカードを販売するプリペイドカード販売機と、前記プリペイドカード販売機とルータを通して接続されるセキュリティセンターを有し, 前記セキュリティセンターは,前記プリペイドカード販売機の置かれる店舗情報と前記プリペイドカード販売機を特定する機器情報が設定されたデータテーブルを有し,前記プリペイドカード販売機が電源ON状態となり,前記ルータと接続される都度,前記プリペイドカード販売機から送られる情報と,前記データテーブルに設定された情報とを比較して認証を実行し,前記認証の結果が正当である場合に,前記プリペイドカード販売機の発券動作を可能とし,且つ前記プリペイドカード販売機は,定期的に前記ルータとの接続を確認し,接続が確認されない時は,前記ルータと接続され,前記セキュリティセンターによる認証結果が正当とされるまで,発券動作が停止されることを特徴とする。
また,上記の本発明の目的を達成するプリペイドカードによる販売システムは、第2の態様として、プリペイドカードにより商品の販売を実行する商品販売装置と、前記プリペイドカードを販売するプリペイドカード販売機を有し、前記プリペイドカード販売機は、新規にプリペイドカードを発行する際、プリペイドカードを特定する顧客コードを付与し、前記新規のプリペイドカード発行の際の入金、既発行のプリペイドカードへの新たな入金及び、前記商品販売装置により商品が販売されたときの取引額に基づく残高をプリペイドカード上に記録し、前記プリペイドカード上の記録が、所定の記録制限領域に達したときに、前記顧客コードと前記記録された残高を引き継いで、新たなプリペイドカードを発行するプリペイドカード用いる販売システムであって,さらに,前記プリペイドカード販売機とルータを通して接続されるセキュリティセンターを有し、前記セキュリティセンターは、前記プリペイドカード販売機の置かれる店舗情報と前記プリペイドカード販売機を特定する機器情報が設定されたデータテーブルを有し、前記プリペイドカード販売機が電源ON状態となり、前記ルータと接続される都度、前記プリペイドカード販売機から送られる情報と、前記データテーブルに設定された情報とを比較して認証を実行し、前記認証の結果が正当である場合に、前記プリペイドカード販売機の発券動作を可能とし、且つ前記プリペイドカード販売機は、定期的に前記ルータとの接続を確認し、接続が確認されない時は、前記ルータと接続され、前記セキュリティセンターによる認証結果が正当とされるまで、発券動作が停止されることを特徴とする。
また,上記の本発明の目的を達成するプリペイドカードによる販売システムは、第3の態様として、第1又は第2の態様において,前記プリペイドカード販売機から前記セキュリティセンターに送られる情報は,前記プリペイドカード販売機を特定する機器情報を含み,前記機器情報は,前記プリペイドカード販売機の最初の起動の際に,前記セキュリティセンターから付与されることを特徴とする。
さらに又,上記の本発明の目的を達成するプリペイドカードによる販売システムは、第4の態様として、第1又は第2の態様において,前記データテーブルには,更に前記ルータが接続されるプリペイドカード販売機に付与可能のIPアドレスの範囲が予め設定され,前記プリペイドカード販売機が電源ON状態とされるときに,前記ルータは,前記予め設定されている付与可能のIPアドレスの範囲において,一のIPアドレスを前記プリペイドカード販売機に付与することを特徴とする。
また,上記の本発明の目的を達成するプリペイドカードによる販売システムは、第5の態様として、第1乃至第4の態様のいずれかにおいて,更に,商品販売装置を有し,前記商品販売装置は,給油装置と販売管理装置で構成され,前記プリペイドカード販売機は,前記販売管理装置とともに前記給油装置を有する給油所に配置されることを特徴とする。
本発明の特徴は、以下に図面に従い説明される発明の実施の形態例から更に明らかになる。
本発明により、プリペイドカードを用いた販売システムにおけるプリペイドカードの自動販売機に対するセキュリティを可能とするシステムが提供される。
以下に図面を参照して、本発明の実施の形態例を説明する。なお、以下の実施の形態例の説明において、商品またサービスの提供を行う販売システムとして、給油所システムを例とするが、本発明のプリペイドカードによる商品またサービスの提供を行う販売システムの適用はこれに限定されるものではない。
図1は、本発明のプリペイドカードによる販売システムを適用する給油所システムの構成例を示す図である。
複数の給油所SS-1〜SS-Nを有してA社のチェーン系列が構成されている。複数の給油所SS-1〜SS-Nのそれぞれは、離間して異なる地域に存在している。さらに、複数N個の給油所SS-1〜SS-Nのそれぞれにおいて、プリペイドカード自動販売機(以下、プリカ自販機という)1と、販売管理装置(以下、SS用POSという)3が、LAN(ローカルエリアネットワーク)に相互に接続されている。なお、図1では、プリカ自販機1として、2台のプリカ自販機1-1、1-2示されている。また、A社のセンター装置(例えば、本社コンピュータ)4が、給油所SS-1に置かれ、LANに接続されている。
さらに、複数の給油機2-1,2-2がSS用POS3に通信ラインOCLを通して接続されている。なお、図1では、実施例として給油機2-1,2-2のそれぞれと一体に構成され、内蔵されている販売管理装置子機(以下、POS子機という)の機能部が通信ラインPCLを通してSS用POS3と接続されている。販売管理装置子機は、独立に設けられるようにすることも可能である。
図1において、複数の給油所SS-1〜SS-NのLANは、ISDN・VPN(仮想私設網)等によるネットワーク200を介して相互に接続されている。
また、後に説明する本発明の特徴とするプリペイドカード販売機1のセキュリティを担保するためにセキュリティサービスを提供するセキュリティセンター100を有し、異なる系列、例えばB社の給油システムともネットワーク200を通して接続されている。
図1に示す給油所SS-1〜SS-Nにおける本発明に従うプリペイドカードを使用する商品販売即ち、給油サービスの手順を図2のフローに従い簡単に説明する。
図2において、プリカ自販機1に顧客から入金があると、所定事項を磁気記録し、更に入金金額等を印字したプリペイドカードを新規に発行する(処理工程P1)。同時に領収書を発行する(処理工程P2)。
図3は、プリペイドカードの一例を示す図であり、磁気記録等の不可視の状態で記録される領域と、可視可能に印字される領域を有する。磁気記録される情報と可視可能に印字される情報は、目的に対応して共通する情報と、それぞれ異なる情報がある。
図3において可視可能に印字されている情報は、実施例として次のようである。
プリカコード:顧客コードであって、プリカ自販機1が置かれる給油所を特定するコード、プリカ自販機1のコード番号及び、プリペイドカードの発行順に対応するコードの組合わせ等で構成される。本発明の特徴として、プリペイドカードの新規発行の時に新規に付与され、別のカードに引継ぎ更新される場合には同じプリカコードが引き継がれる。
継続ポイント:別のカードからの引継ぎ更新時に該当のカードの所有する累計ポイントを数字で表示する。
加算ポイント:継続ポイント以後に取得したポイント数に対応して*マークで表示される。
カード使用経過記録:左右に設定される所定印字領域の各行に順次、発券時、入金(加金)時、燃料等商品購入時に、日時と残高が印字記録される。
継続時マーク:所定印字領域の行が最終行の一行前に達した場合において、残高がゼロでない場合、新規カードに継続されたことを示す“継”のマークが記録される。後に説明するように、“継”のマークが記録されたカードは以降、取引において無効とされる。
なお、磁気記録等の不可視の状態で記録される内容は、カード自身の真贋を証明するセキュリティ情報、プリカコード、残高、累計ポイント、印字位置情報、取引無効フラグ等がある。
図2に戻り、新規カードが発行される(処理工程P1)とプリカコードがプリカ自販機1からセンター装置4に送られる。センター装置4は、新たにプリカ自販機1から通知されるプリカコードがあると、当該プリカコードを顧客コードとして顧客管理テーブルに登録する(処理工程P3)。
センター装置4では、系列に属する複数の給油所SS-1〜SS-Nにある複数のプリカ自販機1からのプリカコードを受領して顧客管理テーブルに登録する。
センター装置4は、顧客管理テーブルに登録された顧客情報を、プリカコードを参照して該当するプリカ自販機1が配置される給油所あるいは必要によっては系列に属する他の給油所のSS用POS3に該当する顧客情報を定期的に送る(処理工程P4)。
ここで、給油機2に対し、プリペイドカードを用いて給油を行う場合、顧客は、給油機2の所定のカード挿入口に挿入して、給油機2にアクセスする(処理工程P5)。給油機2は、プリペイドカードによりアクセスされると、プリペイドカードのプリカコードに対応する顧客情報を自販機SS用POS3から取得し、挿入されたプリペイドカードの認証を行う(処理工程P6)。
この認証は、プリカコードが顧客管理テーブルに存在すること、事故カード台帳に存在しないこと、カード残高がゼロでないこと、その他カード自身の真贋を証明するセキュリティ情報が所定の適正なものであるかなどの一部若しくは、これらの組み合わせで行われる。
プリペイドカードが認証されると、顧客が設定した給油量の給油を実行する(処理工程P7)。給油が終了すると、実給油量がSS用POS3に通知される(処理工程P8)。SS用POS3には、当日の燃料販売単価が設定されているので、通知された実給油量に対し、給油金額と、後述する商品購入時の付与ポイントを計算し(処理工程P9)、給油機2に計算結果を通知する。なお、SS用POS3では、該当の顧客の顧客情報から後に説明する販売ランクに基づく値引きがある場合は、販売単価から値引きを行って、給油金額を計算する。
また、通常知られている方法で、プリペイドカード残高以上には給油されないように最大給油量は残高がゼロになる給油量で停止するようにSS用POS3から給油機2に予め通知してあるので残高が不足する事はない。
給油機2は、SS用POS3から給油金額を受けると、プリペイドカードの残高から給油金額を引いて、新たな残高と給油日を新たな印字行に印字し、更に商品購入時の付与ポイントを加算ポイントマークとして印字するプリカ清算処理を行う(処理工程P10)。
SS用POS3は、給油売り上げデータをプリカコードに対応した売り上げデータとしてセンター装置に送る(処理工程P11)。その後、プリペイドカードは排出される(処理工程P13)とともに必要な場合は、領収書が発行される。さらに、かかる領収書を発行する際に、後に説明するプリカ自販機1における処理と同様に、付与ポイントの累計値が所定値を超える場合は、景品交換伝票を発行し、所定値を超えない場合は、ポイント付与サービスの案内等のメッセージを表示することも可能である。
センター装置4は、通知された売り上げデータに基づき、該当する顧客について顧客管理テーブルのポイント値を更新するとともに、売り上げトランザクションデータに追加する(処理工程P12)。
ここで、処理工程P2に戻り、領収書発行について説明する。
図4は、領収書発行の際にプリカ自販機1から出力されるスリップ(伝票)の一例である。図4Aは、領収書であり、あて先(新規カード発行の場合又は、顧客名が登録されていない場合は、顧客名は不明であるので、「ウエ様」と表示される)、入金金額、ポイント等が印字される。
ここでポイントの管理については、後に詳細に説明するが、理解のためにここでポイントシステムの概略を説明する。実施例として、入金金額の所定範囲ごとに付与されるサービスポイントが設定されている。
例えば、\1,000〜1,999の範囲の入金である場合は、1ポイント、\2,000〜2,999の範囲の入金である場合は、2ポイントを付与する如くである。図4Aの領収書に示される今回ポイントは、入金\10,000に対し付与されたポイントである。また、累積ポイントは、これまでのポイントと今回付与されたポイントの合計値である。
このポイントの累積値に応じて、顧客に特別のサービスの提供が行われるシステムである。これにより顧客に継続的に同一系列の給油所を利用する意欲を高めることが出来る。
図4Bは、領収書の発行の際に累積ポイントが所定値に達した顧客に対し、同時に発行される所定のサービスの引き換え用伝票である。氏名、住所等の個人情報を得るために使用される。図4Cは、既に個人情報が取得されている顧客に対して、同様に累積ポイントが所定値に達した時に発行される伝票である。図4C では、既に個人情報が取得されているので、氏名、住所等の個人情報を得るための記載欄が省略されている。
図2に戻り説明すると、図4Bの伝票を用いて、顧客がSS用POS3の係員に赴き、サービスを受けるために個人情報を記入してサービスの引き換え用伝票を渡すことにより、給油所は顧客情報を得ることができる(処理工程P20)。
センター装置4では、先にプリペイドカードの新規発行の際に登録された顧客コードに対応して取得した個人情報の登録を行う(処理工程P21)。この登録結果は、適時にセンター装置4から対応するSS用POS3あるいは必要によっては系列に属する他の給油所に通知される。したがって、SS用POS3において、顧客コードに対応して個人情報まで含んだ顧客管理テーブルの内容を取得することが出来る。
さらに、図2において、顧客により既に発行されたプリペイドカードに追加の入金を行なう(処理工程P22)場合は、処理工程P2におけると同様に、図4Aの領収書が発行される(処理工程P23)。このとき既に顧客情報が登録されている場合は、プリカ自販機1はセンター装置4から該当のプリペイドカードに記載された顧客情報を取得して、個人情報を領収書に反映することが出来る。例えば、領収書の宛先を“ウエ様”でなく、宛先に個人名を印字することが出来る。これにより顧客に対し、より親切な領収書を印象付けることが出来、更なる継続利用の意欲を高めることが可能である。同様に給油機2において、プリペイドカードの排出(処理工程P13)時に領収書が発行される場合は、宛先に個人名を印字することができる
次に、図1、図2に基づき本発明に従う一実施の形態例としての給油所システムにおける処理の流れを説明したが、給油所システムを構成する要素について更に具体例として以下に順次説明する。
図5は、プリカ自販機1の外観図であり、図6は、内部構成例ブロック図である。更に、図7は、プリカ自販機1の動作を説明するフローである。
プリカ自販機1の動作は、主として図7に示すように入金処理SI、発券処理SII、カード排出処理III、及びポイント処理SIVを有する。
入金処理SIにおいて、表示部11にカード挿入案内が表示される(ステップS1)。既に顧客にプリペイドカードが発行されている場合は、当該プリペイドカードがプリペイドカード挿入・発券口13に挿入される。
したがって、プリペイドカード処理部16のカードリーダ160が挿入されるプリペイドカード上の情報を読み取ることになるが、制御装置15において、所定時間カードリーダ160からの読み取り信号入力がない場合(ステップS2、N)、操作部10にある新規発券ボタンが押されたか否かを判断する(ステップS3)。
制御装置15は、ステップS2において、カードが挿入された時(ステップS2、Y)または、新規発券ボタンが押下された時(ステップS3、Y)は、入金案内を表示部11に表示する(ステップS4)。
この入金案内に従って、顧客により現金入金部12から入金があると、制御装置15により入金紙幣の鑑別を行なう。真正な紙幣で無ければ、入金を拒否する。真正な紙幣の入金である場合、入金額を表示部11に表示して顧客による入金額の確認を求める。これに対し、金額が正しければ、顧客により操作部10から金額の確認を入力する(ステップS5)。これにより入金処理が終わる。
次いで、発券処理SIIが行われる。先の入金処理SIにおいて、新規カード発行か継続かが、制御装置15において判断されている。したがって、新規カード発行か継続かにより処理が異なる(ステップS6)。
新規カードの発行の場合は、新規に顧客コードを発行し(ステップS7)、新規カード発行処理が行なわれる(ステップS8)。顧客コードは、先に図3に関連して説明したように、少なくとも給油所及びプリカ自販機を特定する情報を有し、プリカコードとして印字される。
新規カード発行処理(ステップS8)において、プリペイドカードの生カードを保管するプリペイドカードホッパー131からカード搬送機構132により生カードが取出され、プリペイドカード処理部16において、カードライタ161により上記の顧客コード及び、ポイント処理SIVにおいて得られる単価ランク及び付与されるポイント等の所定の情報が磁気記録されるとともに、サーマルプリンタ162により可視可能に印字される。このように記録及び印字されたプリペイドカードは、カード排出処理SIIIによりプリペイドカード挿入・発券口13から排出され、顧客に渡される。
一方、カードの継続である場合(ステップS6、継続)、制御装置15は、カードの印字行に余地があるか否かを判断する(ステップS9)。
ここで、カードの印字行に余地があるか否かの判断について、図3の例を参照して説明する。図3の例では、入金、商品購入等取引記録を行う印字行は、左右欄に各々16行、従って合計32行あるが、右欄の16行目即ち、最終の32行目には、取引記録は印字されずに、新たなカードに引き継がれたことを示す"継“のマークを印字するために、使用される。なお、印字済みの行を示す値は、磁気記録されている。
従って、カードの印字行に余地があるか否かは、(最終行−1)である、31番目の行に既に印字が行われているか否かを磁気記録データにより判断する。
カードに印字行の余地がない場合は(ステップS9、Y)、旧カード処理(ステップS10)において、旧カードの最終行に図3に示すように"継“のマークを印字して当該カードの磁気記録用領域の取引無効フラグを “真”とする。
一方、旧カードに付与されていた顧客コードは、新たなカードに引き継ぎ(ステップS11)、新カード発行処理(ステップS8)において、図3に示すようにプリカコードの位置に引き継いだ顧客コードを印字する。更に旧カードの残高に入金額を加算して得られた新たな残高と入金日を印字記録する。
次いで、旧カード処理(ステップS10)を終えた旧カードと、顧客コードを引き継いだ新たなプリペイドカードが、カード排出処理SIIIによりプリペイドカード挿入・発券口13から排出される。
一方、プリペイドカードに印字行の余地がある場合は(ステップS9、N)、更新カード処理(ステップS12)として、入金金額と残高との合計額と、入金日を印字記録してカード内容を更新する。次いで、内容を更新されたカードをカード排出処理SIIIによりプリペイドカード挿入・発券口13から排出する。
図7において、更にポイント処理SIVは、新カード発行処理(ステップS8)及び更新カード処理(ステップS12)において、サブルーチンとして処理が実行される。
ポイント処理SIVにおいて、先ず入金処理SIにおいて入金された金額に基づき単価ランク判定(ステップS14)とポイント付与(ステップS15)を行う。
プリカ自販機1の記憶部17はセンター装置4において設定され、通知される単価ランク区分及びポイント付与のために閾値が記憶されている。図8において、図8A,8B,8C,8Eは、センター装置4から通知され記憶部17に格納されているテーブルの例を示している。
図8Aに金額−単価ランク対応テーブルを示す。実施例として、入金金額が¥10,000〜¥29,999の範囲にある場合は、販売ランクを10、¥30,000以上である場合は、販売ランクを11としている。
この販売ランクは、商品またはサービスを購入するときの割り引きの基準とされる。例えば、後に説明するように給油機2において、販売される燃料油の単価を販売ランクが10の場合は1円引き、販売ランクが11の場合は2円引きとする如くである。
従って、制御装置15は、図7のステップS14の処理において、入金金額と図8Aに示す金額−単価ランク対応テーブルを参照比較して、何れの単価ランクとするかを判定し、新カード発行処理(ステップS8)又は、更新カード処理(ステップS12)において反映させる。即ち、新カード発行処理(ステップS8)における新カード発行又は、更新カード処理(ステップS12)におけるカード内容更新の際に、カードライタ161により、判定した単価ランクを磁気記録するように制御する。
さらに、図8において、図8Bは金額−ポイント対応テーブルである。すなわち、入金金額に応じて付与されるポイントを設定している。例えば、¥999以下はポイントは付与されず、¥1,000〜¥1,999であれば1ポイントが付与され、¥2,000〜¥2,999であれば2ポイントが付与される如くである。
したがって、ステップS15において、制御装置15は入金金額に対し、図8Bのテーブルを参照し、付与するポイントを決定し、これを新カード発行(ステップS8)又は、カード内容更新(ステップS12)において反映させ、カードライタ161により、決定した付与ポイントを磁気記録するように制御する。
すなわち、継続時の新カード発行の場合は、旧カードが保有する累計ポイントに加算して新たな累計ポイントとして磁気記録されるとともに、旧カードの累計ポイントが継続ポイントとして印字される。同時に、図3により説明したように、継続時に印字行に余地がある場合には、付与ポイントは、可視可能に加算ポイント数に対応する*マークを印字する。
さらに、ポイント処理SIVとして累計のポイントがポイント閾値を越えるか否かを判断する(ステップS16)。このポイント閾値はセンター装置4により設定され、プリカ自販機1に通知される。図8Cは、記憶部17に格納された閾値−ポイント対応テーブルの例である。ここでは、ポイント閾値が50,100,300に設定されている。
したがって、制御装置15は、ステップS16で累計ポイントが、上記ステップS15によるポイント付与によって、上記ポイント閾値のいずれかを超えたか否かを判断する。累計ポイントがいずれかのポイント閾値を超えた場合(ステップS16、Y)は、図4Aに示す領収書と、図4B又は図4Cの景品交換伝票(引き換え券)をレシートプリンタ141(図6)により印字出力する(ステップS17)。一方、累計ポイントが閾値を超えなければ、領収書を発行する際、必要により領収書上にあるいは別のスリップにポイントサービス等の案内情報メッセージを載せることも可能である(ステップS18)。
さらに、図8Dは、当該プリカ自販機1において、新規に発行したプリペイドカードに対し採用した顧客コードのテーブルである。また、図8Eは、先に説明したように、顧客情報を取得し、センター装置4の顧客情報テーブルに登録された顧客情報のうち、センター装置4から転送された顧客コード対応に氏名が示されたテーブルであって、記憶部17に格納されたものである。なお、この図8Eは、必要の都度センター装置4に照会して取得する構成としてもよい。
したがって、プリカ自販機1は、先に言及したように追加等入金の処理において領収書を発行する際は、図8Eのテーブル情報に基づき領収書の宛先に、該当の顧客氏名を印字することが可能である。
さらに、図6に戻り説明すると、通信インタフェース部18は、給油所内LANに接続され、センター装置4とデータの送受を行う。この通信インタフェース部18を通して、センター装置4から図8に示したテーブル情報(図8A,B,C,E)を受信し、図8Dの新規顧客に採用した顧客コードを、通信インタフェース部18を通してセンター装置4に送る如くである。
次に、図9は、給油機2の外観図である。図9に示す給油機2にはPOS子機の主機能部と、ポンプ制御部の主機能部を有している。
図10はPOS子機の主機能部の構成例ブロック図であり、図11は給油ポンプ部の主機能部の構成例ブロック図である。なお、POS子機と給油ポンプ部は一体としてではなく独立に構成されてもよい。
図12は、POS子機の主機能部により制御される給油処理の動作フロー図である。なお、図12のフローには、破線で囲われたポンプ制御部での処理も含まれている。
給油機2に顧客が近づくと、人物感知センサ27により、これを検知し制御装置201を起動する。制御装置201は、スタンバイ状態からアクティブ状態に移行し、表示部20−1に案内を表示し、また必要により音声案内部241により音声により案内を行う。
顧客は、案内に従って、指示部20−2より支払い方法を入力する。この支払い方法は、指示部20−2により直接に「現金」、「クレジットカード」又は「プリペイドカード」の区別を入力する方法の他、紙幣挿入口22に現金紙幣を挿入することにより、クレジットカード挿入口23からクレジットカードを挿入することにより、あるいは、本発明に適用されるプリペイドカードをプリペイドカード挿入口21に挿入するかのいずれかを行うことにより区別することが出来る。
したがって、制御装置201は、先ず顧客により指示入力される支払い方法区分を判断する(ステップS20)。
「現金」による場合は、紙幣鑑別・計数部221により、入金紙幣の真正を鑑別し、入金額を確認する(ステップS210)。次いで、指示部20−2により入力される給油量を確認する(ステップS211)。さらに、SS用POS3に通信インタフェース部203を通して入金額を通知する。
次いで、ステップS200〜S202までの処理は、図11のポンプ制御部において実行される給油開始制御から実給油量取得までの処理である。
図11を参照すると、SS用POS3において、給油機2から通知された入金額を確認すると、ポンプ制御部に対し給油可能制御を行う(ステップS200)。
給油可能制御(ステップS200)において、SS用POS3から給油を可能とする制御信号が送られ、図11において、顧客が給油ノズル(図示せず)を取り出すことで、ノズルスイッチ283が入り、ポンプモータ280が駆動される。ポンプモータ280により駆動される給油ポンプ281により地下給油タンク282から燃料油が汲み上げられる。同時に、電磁弁284が開放する。
この状態で、顧客により給油ノズル(図示せず)を開放操作すると、給油が開始される。先にステップS211において、指示部20−2により入力した給油量に達し、電磁弁284が閉じられるまで給油が実行される(ステップS201)。この間の給油量の積算値は、図9の給油情報表示部26に逐次表示される。
次いで、流量計285に実際に給油された実給油量が計数され、この計数値がSS用POS3に通知される(ステップS202)。ここで、流量計285に実際に給油された実給油量は、先に指示部20−2から入力指示した給油量に常に一致するとは限らない。すなわち、顧客により入力指示した給油量となる以前に、顧客が給油を中止した場合、あるいは、自動車燃料タンクが既に満タンになる場合などである。
この後、処理はPOS子機に移される。実給油量を通知されたSS用POS3において、給油料金と釣銭額が計算される。この計算結果がSS用POS3から給油機2に送られる(ステップS213)。
したがって、給油機2は、レシート排出口25に領収書と釣銭がある場合は釣銭引き換え券を発行するなどして、給油作業を終了する(ステップS214)。
ステップS20に戻り、クレジットカードによる支払いであると判断すると、クレジットカード挿入口23から挿入されたクレジットカードの情報をクレジットカードリーダ230により読み取り、その情報をSS用POS3に通知する(ステップS220)。SS用POS3に送られたクレジットカードの情報に基づき、クレジットカードが真正であると判断すると、クレジットカードを、挿入口23から排出する(ステップS221)。次いで、給油予定量を入力確認させる(ステップS222)。
その後、SS用POS3は、ポンプ制御部に対し給油可能制御を行なう(ステップS200)。なお、クレジットカードの排出は、給油が終了してクレジットカード会社へのデータ送信が完了するまで行わない場合もある。
以降、ステップS202までの給油実行の処理は現金支払いの場合と同様である。
さらに、ステップS223における処理は、ステップS213におけると同様であるが、SS用POS3からは、計算された給油金額のみが通知される。掛売りであるので、釣銭額は生じない。次いで、給油機2は、レシート排出口25に領収書の払い出しを行って、給油作業を終了する(ステップS224)。
再び、ステップS20に戻り、本発明に従うプリペイドカードによる支払いであると判断すると、プリペイドカード挿入口21から挿入されたプリペイドカードが有効なものであるか否かを判断する(ステップS230)。この判断は、図2における給油機2による認証((処理工程P6)と同様である。
挿入されたプリペイドカードが有効なものでないとき(ステップS230、N)は、そのまま排出する(ステップS231)。
有効なプリペイドカードと判断されるとき(ステップS230、Y)は、SS用POSに顧客コードとカード残高を通知する(ステップS232)。次いで、給油予定量を入力確認させる(ステップS233)。
次いで、SS用POS3からポンプ制御部に対し給油可能制御を行なう(ステップS200)。以降、ステップS202までの給油実行の処理は現金支払い、クレジットカードによる支払いの場合と同様である。
さらに、SS用POS3から、計算された給油金額が通知される(ステップS234)。したがって、給油機2は、SS用POS3により通知された給油金額を差し引き、更新された残高を給油日付とともに新たな行に印字記録する。
そして、更新されたプリペイドカードは、プリペイドカード挿入口21から排出し、給油作業を終了する(ステップS235)。この際、必要により現金支払い、クレジットカードによる支払いの場合と同様に領収書を発行することも可能である。そして、この場合、プリカコードに対応する氏名情報が図8Eにあれば、領収書の宛名に氏名を印刷することができる。
図13は、センター装置4の構成例ブロック図である。制御装置40により全体が制御され、記憶部41には、系列に属する給油所の売り上げデータ及び先に説明した顧客管理テーブルが格納される。
また、操作者の便宜のために、表示部42、操作部43、バーコードリーダ44及びプリンタ45を有している。
本発明と直接関連する部分は、通信インタフェース部46を通して、SS用POS3及び、プリカ自販機1と送受され、記憶部41に格納される顧客管理テーブルである。また、バーコードリーダ44は、本発明では図2における個人情報登録(処理工程P21)において、図4Bの伝票にプリカコードがバーコード(図示せず)で印刷されている場合には入力の省力化のため、その読み取りに使用される。
図14は、センター装置4の記憶部41に格納されるデータの種類を示す図である。
系列にある給油所から収集した売り上げトランザクションデータ(図14A)、この売り上げトランザクションデータに関連して、売り上げ集計レポート(図14B)、一般分析レポート(図14C)、請求データ(図14D)及び、プリペイドカード発券・利用残高管理テーブル(図E)がある。これらは、経理処理上必要なデータであり、本発明と直接には関連しない。
本発明と関連するデータとして、顧客コード・氏名台帳即ち、顧客管理テーブル(図14F)、単価ランク台帳(図14G)、商品台帳(図14H)及び、ポイント適用台帳(図14I)がある。
かかる顧客管理テーブル(図14F)、単価ランク台帳(図14G)、商品台帳(図14H)及び、ポイント適用台帳(図14I)のデータは、先に説明したように定期的に店舗コードに対応する給油所に送られ、副本として対応する給油所のSS用POSに保持される。かかる点は、後に説明するSS用POSの構成例においてさらに言及する。
図15は、顧客管理テーブル(図14F)の一例である。顧客コードが、店舗(給油所)コードと、シリアル番号(プリカ自販機及び発券順をコード)で構成されている。氏名欄には、プリペイドカードを新規発券した状態である場合は、空欄である。さらに、顧客情報が登録されていなくてもプリペイドカードの発行や商品購入に対応したポイント数が記録されている。なお、最新ポイントは、景品交換等でポイントを減算するように運用する場合に差し引き後のポイントとして記録される。
図16は、単価ランク台帳(正)の例を示す図であり、先に説明したように、プリペイドカードへの入金の際に特定金額の場合に付与されるランクに対し、値引き額が設定されるテーブルである。系列チェーンとして統一的にランクに応じた値引きを行うために設定し、実給油量に対する給油額等をSS用POS3で計算するときに用いる。
図17は、商品台帳(正)であって、給油所で扱う商品において、図16に示すランクに応じた値引き額が与えられる商品を特定するテーブルである。図17の例では、ガソリンに対しては単価ランクの対象とするが、エンジンオイルについては対象外であることを示す。
図18は、ポイント適用台帳(正)の例であり、プリペイドカード発行時又は追加入金される金額の範囲で付与するポイントの大きさを示す金額−ポイント対応テーブル(図18A)、累積ポイントにより顧客にサービスを与える条件として累積ポイントを設定する閾値−ポイント対応テーブル(図18B)を有する。
さらに、プリペイドカードへの入金の際にポイントを付与する他に、商品を購入した時にポイントを付与することにより、より顧客に商品購入の動機付けを与えるものである。図18Cは、ポイント適用台帳の一つとして、商品購入の時にポイントを与える対象と、ポイント数を設定したテーブルである。
かかるポイント適用台帳は、プリカ自販機1及びSS用POS3に送られ、プリカ自販機1における入金処理及び、プリペイドカードによる購入時のポイント付与処理に反映される。
図19は、SS用POS3の構成例ブロック図である。基本的構成は、図13に示したセンター装置4の構成と同様である。
通信インタフェース部39を通して、センター装置4、POS子機及び給油機と通信を行なう外、クレジットカードによる清算のために対応のクレジットカード会社と認証確認等の処理が行われる。
さらに、センター装置4の構成と比較すると、更にカードリーダ34、プリペイドカード処理部35、レシートプリンタ37、キャッシュドロア38等の機能を有する。これは、プリペイドカード、クレジットカード又は、現金による商品販売を取り扱うためである。
記憶部31には、図20に示すようなデータ及びテーブルが格納される。本発明と関連するデータとして、図14に示したセンター装置4から顧客コード・氏名台帳(顧客管理テーブル)(図20C)、商品台帳(図20I)、単価ランク台帳(図20J)及びポイント適用台帳(図20K)は、対応するセンター装置4にある正本の内容の内、該当の給油所に対応するデータ部分のみ若しくは全てが副本として所定周期で送られる。したがって、これらのデータはSS用POS3の記憶部31に書き込み所定周期で更新されている。
ここで、図1に示したような給油所システムにおかれるプリカ自販機1等の自動販売機は、先に述べたように、夜間においても利用可能であり、特にセルフ式給油所においては、盗難等に対するセキュリティ対応が強く望まれる。
図21は、かかる要望に対応する本発明の特徴である、プリペイドカードによる販売システムにおけるセキュリティシステムを説明する図である。図22は、図21の構成における処理の手順を示す図である。なお、図22における処理手順[1]〜[3]は、図21の[1]〜[3]に対応して示されている。
ここで、図1に示したように各給油所のLANは、ルータ5により、ISDNあるいはVPN200を介してセキュリティセンター100に接続される。図22に示す処理手順の前提としてセキュリティセンター100は、図23に示すようなセキュリティサービスにおける認証を行うためのデータテーブルを予め構築する。
すなわち、各給油所(プリカ自販機等の自販機が設置される所在場所)の店舗情報を示す店舗情報テーブルT1(図23A)と、設置端末(自販機)の情報を表すテーブルT2(図23B)が登録されている。
店舗情報テーブルT1には、セキュリティセンター100によりセキュリティサービスが行われる社名、店舗名(給油所名)、店舗ID及び、割り当てたIPアドレスの範囲が登録されている。設置端末情報テーブルT2には、店舗に配置された自販機端末の種別を示す端末機種別コード(図23Bでは、プリカ自販機を示すコードPCRDが登録されている)と、セキュリティセンター100により管理するために一義的に定められる端末ID(ただし、後に説明するように、設置後の最初の起動時に付与される)と、該当の端末の状態、即ち給油所に既に設置され稼動済みであるか、何らかの理由により稼動が禁止されているか、あるいは未だ給油所に設置されておらず、出荷待ち及び稼動待ちの状態であるかを識別するステータスが登録されている。
図22に戻り、プリカ自販機の電源が投入される都度、電源ONメッセージ処理[1]として、次のような処理が行なわれる。
プリカ自販機の電源がONされた状態(ステップS61)をルータ5により検知すると、図23Aにより説明したように予めルータ5に割り当て設定されているIPアドレスの範囲内で、ルータ5により当該プリカ自販機に対し、特定のIPアドレスが付与される(ステップS62)。
ついで、プリカ自販機1から、ルータ5を経由してセキュリティセンター100に、「電源ONメッセージ」と、ルータ5により割り当てられたIPアドレスと、最初の起動時には自販機を特定する「端末IDを要求する」電文を、自販機特定情報メッセージとしてセキュリティセンター100に送る(ステップS63)。なお、プリカ自販機が二回目以降の起動時であって、既に当該プリカ自販機に端末IDが付与されている場合は、この端末IDを自販機特定情報に含めてセキュリティセンター100に送る。
したがって、セキュリティセンター100は、「電源ONメッセージ」とともに送られた自販機特定情報メッセージに含まれる情報を解析し、認証確認を行う(ステップS64)。この認証確認において、認証されなければ、自販機特定情報は破棄される(ステップS65)。
ステップS64における認証確認処理は、図24のフローに従って行われる。即ち、セキュリティセンター100において、前記の自販機特定情報を解析し、ルータ5により付与されているIPアドレスが、セキュリティセンタ100により、一の店舗IDに対応して、予めテーブルT1に割り当て設定されているIPアドレスの範囲内であるか否かを判断する(ステップS641)。
設定されているIPアドレスの範囲内に無ければ、前記の自販機特定情報を破棄する(ステップS65)。設定されているIPアドレスの範囲内にあれば(ステップS641、Y)、最初の起動時に送られる「端末IDを要求する」電文の有無、及び、図23Bの設置端末情報テーブルT2を参照し、該当の店舗IDにおかれる端末IDと、一致するかを判断する(ステップS642)。
「端末IDを要求する」電文が無く、更に該当の店舗IDに対応して付与された端末IDと不一致の場合(ステップS642、N)は、自販機特定情報は破棄される(ステップS65)。
「端末IDを要求する」電文がある場合、又は該当の店舗IDに対応して付与された端末IDと一致する場合(ステップS642、Y)は、テーブルT2の状態フラグを参照して、該当の端末が稼動済状態にあるか否かを判断する(ステップS643)。稼動済状態にあれば(S643、Y)、稼動を継続許可する「認証メッセージ」([2])を該当のプリカ自販機に返送する(ステップS64、Y、S644)。なお、「端末IDを要求する」電文がある場合は、稼動済状態と判定されることはない。
ステップS643における判断で状態フラグが稼動済状態以外であれば(ステップS643、N)、状態フラグが稼動待ちであるか否かを判定する(ステップS645)。稼動待ち状態にあれば(ステップS645、Y)、ここで初めて設置端末情報テーブルT2において、端末IDが付与される。
なお、上記した「電源ONメッセージ」と「認証メッセージ」は、暗号化されているので、通信途中での盗聴解析を防止することができる。
図22に戻り、「認証メッセージ」又は、付与された端末IDを受信すると、プリカ自販機1は、発券動作が可能とされる(ステップS66)。
さらに、セキュリティを確保するために所定時間経過ごとに常時に接続確認を行う([3])。すなわち、プリカ自販機1は、定期的に(所定時間経過ごと:ステップS67、Y)自身が接続されているルータ5に対し、ping(IP相における接続確認)を実行し、ルータ5との接続を確認する(ステップS68)。この接続が確認できない場合は(ステップS69、N)、直ちに発券動作は停止し(ステップS70)、ステップS61に戻り、次に電源ONされ、接続が確認されるまで発券動作は不能とされる。ルータ5との接続が確認されると(ステップS69、Y)、発券動作可能状態を継続する。
本発明のプリペイドカード販売機を用いる販売システムのための上記セキュリティシステムにより、図22のフローに従い、図21に示すセキュリティセンター100による、自販機が電源ONとされるごとの認証動作により、自販機が盗難を受けた場合にあっては、発券動作は可能状態とならないのでセキュリティを確保することが可能である。
さらに、上記したように、自販機特定情報の一部又は全て(図24の実施例では、設置端末情報テーブルT2の端末ID)は、自販機を設置後の最初の起動時にセキュリティセンター100との通信認証を通して、セキュリティセンター100から一義的に付与される。
この場合、端末機種別コードと「自販機を特定する情報即ち、端末ID」を要求する要求電文のみが通知され、セキュリティセンター100ではテーブルT1を参照してIPアドレス範囲が正当であり、テーブルT2を参照して、該当店舗IDの該当端末機種コードで状態フラグが稼働待ちである場合に、端末ID、店舗IDをプリカ自販機に対して通知する。従って、あらかじめ付与されていないので、設置前の盗難についてもプリカ自販機の偽造が防止できる。
上記に図面に従い実施の形態例を説明したように、本発明により、プリペイドカードを使用する顧客の顧客情報を容易に取得し、管理利用することを可能とするプリペイドカードによる販売システムを提供される。また、プリペイドカードによる販売システムにおけるプリペイドカードの自動販売機に対するセキュリティを可能とするシステムが提供される。
本発明のプリペイドカードを用いる販売システムを適用する給油所システムの構成例を示す図である。 本発明に従うプリペイドカードを使用する商品販売即ち、給油サービスの手順フローを示す図である。 プリペイドカードの一例を示す図である。 領収書発行の際にプリカ自販機1から出力されるスリップ(伝票)の一例である。 プリカ自販機1の外観図である。 プリカ自販機1の内部構成例ブロック図である。 プリカ自販機1の動作を説明するフローである。 センター装置4から通知され記憶部17に格納されているテーブルの例を示している。 給油機2の外観図である。 POS子機の主機能部の構成例ブロック図である。 給油ポンプ部の主機能部の構成例ブロック図である。 POS子機の主機能部により制御される給油処理の動作フロー図である。 センター装置4の構成例ブロック図である。 センター装置4の記憶部41に格納されるデータの種類を示す図である。 顧客管理テーブル(図14F)の一例である。 単価ランク台帳(正)の例を示す図である。 商品台帳(正)であって、給油所で扱う商品において、図16に示すランクに応じた値引き額が与えられる商品を特定するテーブルである。 ポイント適用台帳(正)の例である。 SS用POS3の構成例ブロック図である。 SS用POS3の記憶部31に格納されるデータ及びテーブルの例を示す図である。 本発明に従うプリペイドカードによる販売システムにおけるセキュリティシステムを説明する図である。 図21の構成における処理の手順を示す 図21のセキュリティセンター100が持つ情報テーブルの例を示す図である。 図21における認定確認処理64の手順を示す図である。
符号の説明
1(1−1,1−2) プリカ自販機
2(2−1,2−2) 給油機
3 SS用POS
4 センター装置
5 ルータ
100 セキュリティセンター
200 ISDN・VPN
SS−1,SS−2 給油所

Claims (5)

  1. プリペイドカードを販売するプリペイドカード販売機と、
    前記プリペイドカード販売機とルータを通して接続されるセキュリティセンターを有し,
    前記セキュリティセンターは,前記プリペイドカード販売機の置かれる店舗情報と前記プリペイドカード販売機を特定する機器情報が設定されたデータテーブルを有し,
    前記プリペイドカード販売機が電源ON状態となり,前記ルータと接続される都度,前記プリペイドカード販売機から送られる情報と,前記データテーブルに設定された情報とを比較して認証を実行し,前記認証の結果が正当である場合に,前記プリペイドカード販売機の発券動作を可能とし,且つ
    前記プリペイドカード販売機は,定期的に前記ルータとの接続を確認し,接続が確認されない時は,前記ルータと接続され,前記セキュリティセンターによる認証結果が正当とされるまで,発券動作が停止される
    ことを特徴とするプリペイドカードを用いる販売システム。
  2. プリペイドカードにより商品の販売を実行する商品販売装置と、
    前記プリペイドカードを販売するプリペイドカード販売機を有し、
    該プリペイドカード販売機は、新規にプリペイドカードを発行する際、プリペイドカードを特定する顧客コードを付与し、
    前記新規のプリペイドカード発行の際の入金、既発行のプリペイドカードへの新たな入金及び、前記商品販売装置により商品が販売されたときの取引額に基づく残高をプリペイドカード上に記録し、
    前記プリペイドカード上の記録が、所定の記録制限領域に達したときに、前記顧客コードと前記記録された残高を引き継いで、新たなプリペイドカードを発行するプリペイドカード用いる販売システムであって,
    さらに,前記プリペイドカード販売機とルータを通して接続されるセキュリティセンターを有し、
    前記セキュリティセンターは、前記プリペイドカード販売機の置かれる店舗情報と前記プリペイドカード販売機を特定する機器情報が設定されたデータテーブルを有し、
    前記プリペイドカード販売機が電源ON状態となり、前記ルータと接続される都度、前記プリペイドカード販売機から送られる情報と、前記データテーブルに設定された情報とを比較して認証を実行し、前記認証の結果が正当である場合に、前記プリペイドカード販売機の発券動作を可能とし、且つ
    前記プリペイドカード販売機は、定期的に前記ルータとの接続を確認し、接続が確認されない時は、前記ルータと接続され、前記セキュリティセンターによる認証結果が正当とされるまで、発券動作が停止される
    ことを特徴とするプリペイドカードを用いる販売システム。
  3. 請求項1又は2において,
    前記プリペイドカード販売機から前記セキュリティセンターに送られる情報は,前記プリペイドカード販売機を特定する機器情報を含み,該機器情報は,前記プリペイドカード販売機の最初の起動の際に,前記セキュリティセンターから付与されることを特徴とするプリペイドカードを用いる販売システム。
  4. 請求項1又は2において,
    前記データテーブルには,更に前記ルータが接続されるプリペイドカード販売機に付与可能のIPアドレスの範囲が予め設定され,
    前記プリペイドカード販売機が電源ON状態とされるときに,前記ルータは,前記予め設定されている付与可能のIPアドレスの範囲において,一のIPアドレスを前記プリペイドカード販売機に付与することを特徴とするプリペイドカードを用いる販売システム。
  5. 請求項1乃至4のいずれか1項において,
    更に,商品販売装置を有し,前記商品販売装置は,給油装置と販売管理装置で構成され,前記プリペイドカード販売機は,前記販売管理装置とともに前記給油装置を有する給油所に配置されることを特徴とするプリペイドカードを用いる販売システム。

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