JP2005220817A - Fuel pump - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、燃料ポンプに関し、例えばトロコイドポンプ等の歯車式の燃料ポンプに適用して好適なものである。 The present invention relates to a fuel pump, and is suitable for application to a gear-type fuel pump such as a trochoid pump.
燃料ポンプは、例えば内燃機関の燃料供給装置において、トロコイドポンプ等の歯車式ポンプが知られており、歯車式ポンプは燃料タンクから燃料を吸い上げ、吐出する(特許文献1参照)。この種の歯車式ポンプは、外周に外歯部を有するインナロータと、内周に内歯部を有するアウタロータと、インナロータとアウタロータとを収容するケーシング等から構成されている。 As a fuel pump, for example, a gear pump such as a trochoid pump is known in a fuel supply device of an internal combustion engine. The gear pump sucks up and discharges fuel from a fuel tank (see Patent Document 1). This type of gear-type pump includes an inner rotor having an outer tooth portion on the outer periphery, an outer rotor having an inner tooth portion on the inner periphery, a casing for accommodating the inner rotor and the outer rotor, and the like.
なお、インナロータおよびアウタロータは、鉄系の材料で形成されており、これらロータと摺動する相手面となるケーシングは、アルミダイカスト材で形成され、アルマイト処理が施されている。アウタロータの歯数より一枚少ない歯数を有するインナロータを回転駆動することにより、インナロータと噛み合うアウタロータをインナロータと同一方向に回転させる。インナロータとアウタロータとの間に形成される複数のポンプ室内での隙間容積を変化させながら移動することで、燃料が吐出される。
従来構成では安価に製造することは可能であるが、使用燃料等の給油環境が異なる仕向地へ輸出する場合には、鉄系材料のインナロータ、アウタロータの腐食が懸念される。例えば有機酸や硫黄などを含有した粗悪燃料を使用することにより、インナロータ、アウタロータが腐食するおそれがある。 Although it is possible to manufacture at low cost with the conventional configuration, there is a concern about corrosion of the iron-based material inner rotor and outer rotor when exporting to destinations with different fueling environments such as fuel used. For example, when an inferior fuel containing organic acid or sulfur is used, the inner rotor and the outer rotor may be corroded.
また、インナロータ、アウタロータと、これらロータと摺動する相手面とは、鉄系材料とアルマイト処理を行ったアルミダイカスト材との摺動によるフリクションが大きく、性能ロスを生じるという問題がある。 Further, the inner rotor, the outer rotor, and the mating surfaces that slide with these rotors have a problem in that friction due to sliding between the iron-based material and the anodized aluminum die casting material is large, resulting in performance loss.
本発明は、このような事情を考慮してなされたものであり、その目的は、粗悪燃料を使用する場合であっても、耐腐食性の向上が図れる燃料ポンプを提供することにある。 The present invention has been made in view of such circumstances, and an object of the present invention is to provide a fuel pump capable of improving corrosion resistance even when using poor fuel.
また、他の目的は、粗悪燃料を使用する場合であっても耐腐食性の向上が図れるとともに、性能ロスなく、安定した流量が得られる燃料ポンプを提供することにある。 Another object of the present invention is to provide a fuel pump that can improve corrosion resistance even when a poor fuel is used, and can obtain a stable flow rate without loss of performance.
本発明の請求項1によると、外周に外歯部を有するインナロータと、内周に内歯部を有し、インナロータとの間で複数のポンプ室を形成するアウタロータと、インナロータとアウタロータを収容するケーシングとを備え、インナロータを回転駆動させることにより、燃料タンク内の燃料を吸入して内燃機関へ吐出する燃料ポンプにおいて、インナロータとアウタロータは、耐粗悪燃料耐性を有する皮膜が形成されていることを特徴とする。 According to the first aspect of the present invention, the inner rotor having the outer teeth on the outer periphery, the outer rotor having the inner teeth on the inner periphery and forming a plurality of pump chambers with the inner rotor, the inner rotor and the outer rotor are accommodated. A fuel pump that sucks fuel in the fuel tank and discharges it to the internal combustion engine by rotating the inner rotor by rotating the inner rotor, and that the inner rotor and the outer rotor are formed with a film having poor fuel resistance. Features.
これによると、インナロータおよびアウタロータに、ニッケルメッキ、クロームメッキ等の粗悪燃料耐性を有する皮膜を形成するので、インナロータ、アウタロータ、およびケーシングの基本的な材料構成を変更することなく、例えば鉄系材料等で形成され、比較的腐食し易いインナロータおよびアウタロータを、有機酸や硫黄などを含有した粗悪燃料から、防食することができる。 According to this, since a coating having poor fuel resistance such as nickel plating and chrome plating is formed on the inner rotor and the outer rotor, for example, an iron-based material or the like without changing the basic material configuration of the inner rotor, the outer rotor, and the casing. The inner rotor and the outer rotor which are formed by the above and are relatively easily corroded can be prevented from being deteriorated by a poor fuel containing an organic acid or sulfur.
本発明の請求項2によると、ケーシングのうち、インナロータおよびアウタロータと相対的に摺動する相手面には、摺動抵抗の低減可能な樹脂皮膜が形成されていることを特徴とする。 According to claim 2 of the present invention, a resin film capable of reducing sliding resistance is formed on a mating surface of the casing that slides relative to the inner rotor and the outer rotor.
これによると、インナロータおよびアウタロータと相対的に摺動する相手面には、フッ素樹脂コーティング等の摺動抵抗の低減可能な樹脂皮膜が形成されているので、例えば小出力の駆動装置等によりインナロータが回転駆動される場合であっても、性能ロスなく、安定した吐出流量を得られる。 According to this, a resin film capable of reducing sliding resistance, such as a fluororesin coating, is formed on the mating surface that slides relative to the inner rotor and the outer rotor. Even when it is rotationally driven, a stable discharge flow rate can be obtained without performance loss.
本発明の請求項3によると、インナロータおよびアウタロータに形成する皮膜は、ニッケルメッキ層で形成されていることが好ましい。これにより、インナロータおよびアウタロータの母材とほぼ同じ機械的強度を確保するとともに、インナロータおよびアウタロータの表面を防食できる。 According to claim 3 of the present invention, the coating formed on the inner rotor and the outer rotor is preferably formed of a nickel plating layer. Thereby, while ensuring substantially the same mechanical strength as the base material of an inner rotor and an outer rotor, the surface of an inner rotor and an outer rotor can be corrosion-protected.
本発明の請求項4によると、樹脂皮膜は、シリコン樹脂、またはフッ素樹脂が相手面にコーティングされていることを特徴とする。 According to claim 4 of the present invention, the resin film is characterized in that the mating surface is coated with silicon resin or fluororesin.
これによると、樹脂皮膜は、非粘着性を有するシリコン樹脂またはフッ素樹脂を用いるので、インナロータおよびアウタロータと、ケーシングの相手面との摩擦による摺動抵抗の低減が図れる。 According to this, since the non-adhesive silicon resin or fluororesin is used for the resin film, the sliding resistance due to friction between the inner rotor and the outer rotor and the mating surface of the casing can be reduced.
本発明の請求項5によると、ケーシングは、アルミダイカスト材で形成され、アルマイト処理されていることを特徴とする。 According to claim 5 of the present invention, the casing is made of an aluminum die-cast material and is anodized.
これによると、アルミダイカスト材で形成され、アルマイト処理されているケーシングを有する車両用燃料ポンプに適用して好適である。例えば、省燃費が要求される車両用燃料ポンプにおいて、安価で軽量な母材を維持することができる。 According to this, it is suitable for application to a fuel pump for vehicles having a casing formed of an aluminum die-cast material and anodized. For example, in a vehicle fuel pump that requires fuel saving, an inexpensive and lightweight base material can be maintained.
以下、本発明の燃料ポンプを、具体化した実施形態を図面に従って説明する。図1は、本実施形態の燃料ポンプを示す図であって、図1の燃料ポンプの部分的組立分解図である。図2は、本実施形態の燃料ポンプの一実施例を示す断面図である。図3は、図2中のインナロータおよびアウタロータ周りを内部からみた矢視図である。 Hereinafter, embodiments of the fuel pump of the present invention will be described with reference to the drawings. FIG. 1 is a view showing a fuel pump of the present embodiment, and is a partially exploded view of the fuel pump of FIG. FIG. 2 is a cross-sectional view showing an example of the fuel pump of the present embodiment. 3 is an arrow view of the inner rotor and outer rotor in FIG. 2 as viewed from the inside.
図2に示す燃料ポンプ10は、例えば図示しない二輪または四輪車両等の燃料タンク内に収容されており、燃料タンクから吸入した燃料をエンジン側に供給するものである。
A
燃料ポンプ10はポンプ部20とこのポンプ部20を駆動する電磁駆動部としてのモータ部30とから構成されている。モータ部30はブラシ付の直流モータであり、円筒状のハウジング11内に永久磁石を環状に配置し、この永久磁石の内周側に同心円上に電機子32を配置した構成となっている。電機子32はモータ部30内に回転可能に収容され、コイルがコア32aの外周に巻回されている。整流子50は円板状に形成されており、電機子32の上部に配設されている。図示しない電源から、コネクタ47に埋設されたターミナル48、図示しないブラシ、整流子50を介してコイルに電力が供給される。供給された電力により電機子32が回転する。
The
ポンプ部20は、インナロータ23、アウタロータ24、ケーシング本体21、ケーシングカバー22を含んで構成されている。ケーシング本体21およびケーシングカバー22は、インナロータ23とアウタロータ24とを収容するケーシングを構成している。ケーシング21、22の内部回転部材としてのインナロータ23およびアウタロータ24が回転可能に収容されている。
The
アウタロータ24は略円板状に形成され、この略円板状に形成された内周には、トロコイド曲線で形成された所定歯数(本実施例では、9歯)の内歯が形成されている。インナロータ23はその回転中心に貫通孔が形成され、貫通孔には回転シャフト35が係合して同軸に配置されて、回転シャフト35の係止部35aにより回転方向の位置決めされている。インナロータ23の外周には、トロコイド曲線で形成された所定歯数(本実施例では、8歯)の外歯が形成されている。そして、インナロータ23はアウタロータ24内に偏心して収容され、インナロータ23の外歯はアウタロータ24の内歯と噛み合わされ、所定数(本実施例では、9個)のポンプ室を形成する。インナロータ23およびアウタロータ24は、鉄系の材料で形成されている。
The
さらに、本実施形態では、図1の組立分解図に示すように、インナロータ23とアウタロータ24の表面には、ニッケル(Ni)メッキ層23a、24aが皮膜形成されている。この皮膜(以下、ニッケル層皮膜と呼ぶ)は、無電解メッキ処理により形成されている。ニッケル層皮膜の膜厚は、8〜12μm程度の範囲が好ましい。膜厚が8μmであると、インナロータ23とアウタロータ24との噛み合いによる磨耗代の確保が難しい。膜厚の範囲が4μmを超えると、インナロータ23およびアウタロータ24を収容するケーシング21、22とのスラストクリアランスが増加し、吐出効率等のポンプ効率の低下を招く。
Further, in the present embodiment, as shown in the exploded view of FIG. 1, nickel (Ni) plating
ケーシング本体21およびケーシングカバー22は、アルミダイカスト材でダイカスト成形により成形され、アルマイト処理が施されている。さらに本実施形態では、インナロータ23およびアウタロータ24と相対的に摺動する相手面となる表面には、摺動抵抗を小さくする樹脂皮膜がコーティング形成されている。なお、詳しくは、図1の組立分解図に示すように、ケーシングカバー22の上記表面に、非粘着性のフッ素樹脂(本実施例では、例えばPTFE(ポリテトラフルオロエチレン))の樹脂皮膜(以下、コーティング膜と呼ぶ)22aが形成されていることが好ましい。ケーシングカバー22の上記表面には、インナロータ23の回転駆動によりポンプ室の隙間空間内で昇圧した燃料によってインナロータ23およびアウタロータ24が押し付けられるためである。インナロータ23およびアウタロータ24が押し付けられる時に生じる摺動抵抗を小さくすることができる。
The casing
ケーシング本体21はハウジング11の一方の端部内側に圧入固定されており、その中心に軸受25が嵌着されている。ケーシングカバー22は、ケーシング本体21に被せられた状態でハウジング11の一端にかしめ等により固定されている。ケーシングカバー22の中心にはスラスト軸受26が圧入固定されている。電機子32の回転シャフト35の一方の端部は、軸受25により回転可能に径方向に支持されているとともに、スラスト軸受26によりスラスト方向の荷重を支持されている。回転シャフト35の他方の端部は軸受27により回転可能に径方向に支持されている。
The
ケーシングカバー22に燃料入口40が形成されており、インナロータ23が回転することにより燃料タンク内の燃料が燃料入口40に吸入され、回転駆動されるインナロータと、これと同一方向に回転するアウタロータとの間に形成される複数のポンプ室内での隙間容積を変化させながら移動する周知の方法で燃料は昇圧される。燃料入口41から吸入された燃料は、インナロータ23とアウタロータ24の回転により昇圧され、ケーシング本体21に形成された燃料出口42(図1参照)からモータ部30の燃料室31に排出される。また、図2および図3に示すように、ケーシングカバー22の略軸方向に形成された燃料入口41に連通する吸入ポート41が形成されており、吸入ポート41は複数のポンプ室が横並びする方向に沿ってケーシングカバー22に形成されている。ケーシング本体21の略軸方向に形成された燃料出口42に連通する吐出ポート42aが形成されており、吐出ポート42aは複数のポンプ室が横並びする方向に沿ってケーシング本体21に形成されている。
A
次に、上述した構成を有する本実施形態の作動について説明する。エンジン1が駆動され、コネクタ47から燃料ポンプ10に駆動電流が供給されると、電機子32の回転シャフト35とともにインナロータ23が回転する。インペラ23が回転すると、インナロータ23と噛み合うアウタロータ24をインナロータ23と同一方向に回転する。この回転に伴い、図3で図示される複数のポンプ室は時計方向に移動する。しかも、ポンプ室の容積は、9時の位置から時計方向に移動するに従って増加した後、再び減少する。ポンプ室の容積が増加する範囲に形成された吸入ポート41から燃料が吸入される。また、ポンプ室に満たされた燃料は、ポンプ室の容積が減少する範囲に形成された吐出ポート42aから吐出される。吐出ポート42aから燃料出口42を経て燃料室31に排出された燃料は、電機子32の周囲を通過し吐出口45から燃料ポンプ外に吐出される。なお、吐出口45には逆止弁46が収容されており、この逆止弁46が吐出口45から吐出された燃料の逆流を防止している。
Next, the operation of the present embodiment having the above-described configuration will be described. When the engine 1 is driven and a drive current is supplied from the
次に、本実施形態の作用効果を説明すると、(1)インナロータ23およびアウタロータ24に、ニッケル(Ni)メッキを施したニッケルメッキ層23a、24aを皮膜形成する。これにより、インナロータ23、アウタロータ24、およびケーシング21、22の基本的な材料構成を変更することなく、インナロータおよびアウタロータを、有機酸や硫黄などを含有した粗悪燃料から、インナロータおよびアウタロータを防食することができる。
Next, the operation and effect of the present embodiment will be described. (1) Nickel plating layers 23a and 24a subjected to nickel (Ni) plating are formed on the
なお、基本的な材料構成は、インナロータ23およびアウタロータ24が比較的腐食し易い鉄系の材料で、ケーシング21、22がアウミダイカスト材で形成され、アルマイト処理されたものである。
The basic material structure is such that the
(2)インナロータ23およびアウタロータ24に形成する耐腐食耐性を有する皮膜として、ニッケル層皮膜で形成するためインナロータ23およびアウタロータ24の母材とほぼ同じ機械的強度を確保するとともに、インナロータ23およびアウタロータ24の表面を防食できる。
(2) Since the coating having corrosion resistance formed on the
なお、インナロータ23およびアウタロータ24と摺動する相手面となるケーシング21、22へ、ニッケル層皮膜の影響を及ぼすことを防止することができる。
In addition, it is possible to prevent the nickel layer coating from affecting the
(3)ケーシング21、22のうち、インナロータ23およびアウタロータ24と相対的に摺動する相手面には、非粘着性を有するフッ素樹脂のコーティング皮膜が形成されている。これにより、インナロータ23の回転によりインナロータ23およびアウタロータ24と上記相手面に生じる摺動抵抗を、小さくすることができる。したがって、ポンプ部20を駆動する駆動装置として、例えば小出力のモータ部30によりインナロータ23が回転駆動される場合であっても、性能ロスなく、安定した吐出流量を得られる。
(3) A non-adhesive fluororesin coating film is formed on the mating surfaces of the
(4)なお、上記相手面に形成するコーティング皮膜22aとしては、PTFE等のフッ素樹脂に限らず、非粘着性を有するものであれば、シリコン樹脂であってもよい。
(4) The
(5)上記コーティング皮膜を形成する相手面の部材としては、ケーシング21、22のうち、ケーシングカバー22が好ましい。ケーシングカバー22には、インナロータ23の回転駆動によりポンプ室の隙間空間内で昇圧した燃料によって、インナロータ23およびアウタロータ24が押し付けられるため、このとき生じる摺動抵抗を小さくすることができる。
(5) Of the
(6)ケーシング21、22は、アルミダイカスト材で形成され、アルマイト処理される基本材料構成は変えない。これにより、近年、省燃費が要求される車両用燃料ポンプにおいて、安価で軽量な母材を維持することができる。
(6) The
(7)なお、上記車両用燃料ポンプを、二輪車両に適用する場合には、バッテリ容量が比較的小さため、モータ部30は小出力のものを用いるのが一般的であるが、本発明の燃料ポンプ10を適用することで、性能ロスなく、安定した吐出流量を供給できる。
(7) When the vehicle fuel pump is applied to a two-wheeled vehicle, since the battery capacity is relatively small, the
(その他の実施形態)
以上説明した本実施形態では、耐粗悪燃料耐性を有するメッキ処理としてニッケルメッキ処理で説明したが、耐粗悪燃料耐性を有する皮膜を形成するものであれば、クロームメッキ処理等によるものであってもよい。
(Other embodiments)
In the present embodiment described above, the nickel plating process has been described as the plating process having the resistance to poor fuel. However, as long as the film having the resistance to poor fuel is formed, even the chrome plating process may be used. Good.
以上説明した本実施形態において、燃料ポンプ10が吸い上げ、吐出する作動流体としての燃料自体は、腐食性が比較的高い作動流体ではなく、水分の含有等により僅かに腐食性を有するものである。粗悪燃料を使用するおそれのある仕向地(輸出国先)において、有機酸や硫黄等を含有する粗悪燃料を、給油する環境で使用される燃料ポンプに適用して好適なものである。
In the present embodiment described above, the fuel itself as the working fluid sucked up and discharged by the
10 燃料ポンプ
20 ポンプ部
21 ケーシング本体(ケーシング)
22 ケーシングカバー(ケーシング)
22a コーティング皮膜(樹脂皮膜)
23 インナロータ
23a ニッケル層皮膜(皮膜)
24 アウタロータ
24a ニッケル層皮膜(皮膜)
30 モータ部(駆動装置)
40 燃料入口
42 燃料出口
DESCRIPTION OF
22 Casing cover (casing)
22a Coating film (resin film)
23
24
30 Motor part (drive device)
40
Claims (5)
内周に内歯部を有し、前記インナロータとの間で複数のポンプ室を形成するアウタロータと、
前記インナロータと前記アウタロータを収容するケーシングとを備え、
前記インナロータを回転駆動させることにより、燃料タンク内の燃料を吸入して内燃機関へ吐出する燃料ポンプにおいて、
前記インナロータと前記アウタロータは、耐粗悪燃料耐性を有する皮膜が形成されていることを特徴とする燃料ポンプ。 An inner rotor having external teeth on the outer periphery;
An outer rotor having an inner tooth portion on an inner periphery and forming a plurality of pump chambers with the inner rotor;
A casing that houses the inner rotor and the outer rotor;
In the fuel pump for sucking the fuel in the fuel tank and discharging it to the internal combustion engine by rotationally driving the inner rotor,
A fuel pump, wherein the inner rotor and the outer rotor are formed with a coating having resistance to poor fuel.
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2004
- 2004-02-05 JP JP2004029707A patent/JP2005220817A/en active Pending
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