JP2005217756A - Adslシステム試験装置及びその方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ビル等に配置されたDSLAM及びBRASにおけるADSL回線の開通試験を効率化し、この試験時間を短縮するADSL試験システム及びその方法を提供する。
【解決手段】 本発明のADSLシステム試験装置は、電話回線各々に対応したADSL回線の複数のチャンネルを有する集線装置と、この集線装置の収束したADSL回線各々を、所定のプロバイダへの回線接続を行うルータとで構成されるADSLシステムの試験を行う試験装置において、複数のADSLモデムが設けられ、前記集線装置の各チャンネルが正常に動作するか否かを試験するリンク確立試験を、並列に複数のチャンネルに対して行う試験制御部を有する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ビル等に配設される、複数のADSL(Asymmetric Digital Subcriber Line:非対称デジタル加入者線)回線を収束し、ルータ等を介して高速・大容量な基幹回線(バックボーン)への接続処理を行う集線装置であるDSLAM(DSL Access Multiplexer)に対して、設置した時点における開通試験を行うADSLシステム試験装置及びその方法に関するものである。
ADSLは、電話回線を使用して高速なデータ通信を実現したものであり、伝送速度も年々向上しており、これに伴い、インターネットの普及と共に、加入者が著しく増加している。
ADSLシステムは、図4に示すように、各加入者宅に設置されたADSLモデム10と、加入者交換局に設置されているDSLAM11とを有し、上述したように、既設の電話回線を使用して高速なデータ通信を行うものである。DSLAM11は複数のパッケージ(例えば、12パッケージ)から構成されており、さらに、各パッケージ毎に複数チャンネル(例えば、8,16,32,64チャンネル)が設けられ、このチャンネル単位にADSL回線が対応している。
なお、図4に示してはいないが、通常の音声信号とデータ信号とを分離するため、上記ADSLモデム10と、DSLAM11とには対向する位置にスプリッタ装置が設けられている。
そして、新たにADSLに加入した加入者宅に対して、加入者のパーソナルコンピュータ12からのIPS(インターネット・サービス・プロバイダ)16へのアクセスに対して、ADSLモデム10,DSLAM11,BRAS(加入者系ルータ)13,情報通信網(公衆情報網,専用情報網およびインターネット網などを含む)15間における接続確認を行う開通試験を行う必要がある。
試験方法としては、加入者交換局において、利用者宅からのADSL回線と、DSLAM11のADSL回線とを回線試験装置に接続して、回線が接続されているか否かを判定することが行われている(特許文献1参照)。
特開2003−8739号公報
上述した特許文献1に示す回線試験装置にあっては、すでに回線が接続され、保守を目的とした試験に対応しており、加入者交換局においてのみの回線接続試験が行える構成となっている。
しかしながら、近年、インターネットへの加入者が増加するにつれ、マンションの様な集合住宅やテナントの多いビルなどに、加入者交換局に設置されていたDSLAM11とBRAS13とを設けて、直接に情報通信網13に接続する形態が増加している。
この様なビル内において、ADSL回線の開通試験を行う場合、DSLAM11及びBRAS13の動作確認をも行う必要がある。
このため、従来においては、各加入者宅やテナントの電話線が集線されている端子ボックス14の端子各々が、DSLAM11の各チャンネル端子に接続されているので、この端子ボックスに14の各端子に対し、試験装置のADSLモデムを接続して、DSLAM11及びBRAS13を介して、情報通信網15を経由して、プロバイダなどのISP(インターネットサービスプロバイダ)16に回線接続されるか否かにより、開通試験を行っていた。
ここで、上述のIPS16までの回線接続の確認試験(回線接続試験、以下、1call試験)は、DSLAM11を構成する複数のパッケージに設けられたチャンネルのいずれか1つに対して、図5に示すように、端子ボックス14の端子に呼出確認装置(内部にADSLモデム内蔵)20を接続して行う。
そして、1つのパッケージにおいて、1つのチャンネルを使用して、1call試験を行うことにより、このチャンネルとこのパッケージ自体がインターネットを介してIPS16へ回線接続することが確認できる。
このため、各パッケージにおける1call試験を行ったチャンネル以外の他のチャンネルに対しては、図5に示すように、1つのチャンネル毎にリンク確立試験装置(ADSLモデム内蔵)21を接続して、各チャンネルのリンク確立を確認する(リンク確立試験を行う)のみとなる。
ところが、1call試験を行うとき、チャンネルのハードウェアが故障していた場合、回線接続が行えないため、次々に他のチャンネルにADSLを差し替えて、1call試験を実施していく必要がある。
また、例えば、リンク確立試験においては、チャンネル毎に試験を行う担当者がADSLモデムを繋ぎ替える時間を除いて、1チャンネルについて1分かかるため、パッケージ毎のチャンネル数が32の場合、1パッケージあたり32分の試験時間が必要となり、1call試験においては10分の時間が必要である。
各パッケージ毎に全チャンネルのリンク試験を、完全に人手を用いた切り替え処理を行いながら実行すると、非常に時間がかかるという問題がある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、ビル等に配置されたDSLAM及びBRASにおけるADSL回線の開通試験を効率化し、この試験時間を短縮するADSL試験システム及びその方法を提供することを目的とする。
本発明のADSLシステム試験装置は、建物における複数の電話回線各々に接続されたADSL回線の複数のチャンネルを有する集線装置と、この集線装置に集線された電話回線各々に、それぞれ接続されるADSL回線を用い、所定のプロバイダへの回線接続を行うルータと、で構成されるADSLシステムの試験を行う試験装置において、複数のADSLモデムが設けられ、前記集線装置の各チャンネルが正常に動作するか否かを試験するリンク確立試験を、並列に複数のチャンネルに対して行う試験制御部を有することを特徴とする。
本発明のADSLシステム試験装置は、前記チャンネル単位に接続する複数の試験端子を有し、設定されたチャンネル数に対応した数の前記試験端子を前記試験制御部へ接続する選択部を有することを特徴とする。
本発明のADSLシステム試験装置は、前記端子ボックスから前記プロバイダまで回線が接続されるか否かを試験する回線接続試験と、前記リンク確立試験とを、いずれの試験端子に対して行うかを選択する試験選択部を有し、試験制御部が前記試験選択部により、リンク確立試験で正常と判断したなかから、1つのチャンネルを選択して、このチャンネルに対して、前記回線接続試験を行うことを特徴とすることを特徴とする。
本発明のADSLシステム試験装置は、前記制御部が、リンク確立試験において、正常でないと判定したチャンネルを、表示部へ表示することを特徴とする。
本発明のADSLシステム試験方法は、建物における複数の電話回線各々に接続されたADSL回線の複数のチャンネルを有する集線装置と、この集線装置に集線された電話回線各々に、それぞれ接続されるADSL回線を用い、所定のプロバイダへの回線接続を行うルータと、で構成されるADSLシステムの試験方法であり、試験制御部が複数のADSLモデムにより、前記集線装置のチャンネルが正常に動作するか否かを試験するリンク確立試験を、並列に複数のチャンネルに対して行う過程と、前記チャンネル単位に接続する複数の試験端子により、設定されたチャンネル数に対応した数の前記試験端子を前記試験制御部へ接続する選択過程とを有することを特徴とする。
本発明のADSLシステム試験方法は、前記端子ボックスから前記プロバイダまで回線が接続されるか否かを試験する回線接続試験と、前記リンク確立試験とを、いずれの試験端子に対して行うかを選択する試験選択部を有し、試験制御部が前記試験選択部により、リンク確立試験で正常と判断したなかから、1つのチャンネルを選択して、このチャンネルに対して、前記回線接続試験を行うことを特徴とすることを特徴とする。
本発明のADSLシステム試験装置によれば、複数のADSLモデムを有しており、DSLAMの各チャンネルに対するリンク確立(同期)試験において、予め設定されたチャンネル数に対して、ADSLモデムの数に対応した複数のチャンネル単位で、並列に(同時に)リンク確立(同期)試験を行うことができるので、DSLAMのADSL回線に対応するチャンネルの良否(正常/非正常)判定の時間を短縮することが可能となる。
また、本発明のADSLシステム試験装置によれば、リンク確立試験において、正常動作をしていると判定されたチャンネルを選択して、DSLAM,BRASを介し、インターネットを経由して、プロバイダへの回線接続の確信試験を行うため、チャンネルの不良により、回線接続が行えないということがなく、回線接続が行えない場合に、DSLAMのチャンネル不良と、DSLAMからプロバイダまでの回線接続における不良とを区別することができる。
さらに、本発明のADSLシステム試験装置によれば、パッケージのチャンネル単位で、作業員が試験端子を繋ぎ替える処理を必要としないため、作業員の勘違い等により、試験を行わないというようなことが無くなり、DSLAMのチャンネルの非正常による開通トラブルの発生を防止することを可能とする。
本発明のADSLシステム試験装置の特徴は、図4に示すADSLシステムにおいて、集合住宅または複数のテナントが入居しているビル等で、各利用者の複数の電話回線が集線された端子ボックスと、この端子ボックスの各端子に接続される電話回線各々に対応したADSL回線の複数のチャンネルを有する集線装置(図4のDSLAM11)と、この集線装置の収束したADSL回線各々を、所定のプロバイダへの回線接続を行うルータ(図4のBRAS13)とで構成されるADSLシステムの試験を行う試験装置において、複数のADSLモデムが設けられ、前記集線装置の各チャンネルが正常に動作するか否かを試験するリンク確立試験を、上記複数のADSLモデムにより、並列に複数のチャンネルに対して行う試験制御部(図1の制御部4)を有することである。
以下、本発明の一実施形態によるADSLシステム試験を図面を参照して説明する。図1は同実施形態の一構成例を示すブロック図である。試験対象のADSLシステムの構成に関しては、従来例の説明において使用した図4の構成と同様である。試験が行われた後、正常に動作するDSLAM11のチャンネルに、電話回線を介して、各加入者宅(テナント)のADSLモデム10が接続される。
選択部1は、ビルもしくは建物内の電話線が集線される端子ボックスの端子に接続する複数の試験端子(例えば、64本)を有しており、回線数設定部2に設定される設定数に対応する試験端子を試験選択部3に電気的に接続する。
ここで、選択部1の有する多芯マルチケーブルに接続された試験端子の数は、DSLAM11のパッケージ毎のチャンネル数に対応した数で設けられている。(多芯マルチケーブルの各信号線に試験端子が割り当てられ、選択部1におのおのの試験端子が電気的に接続されている。)ここで、パッケージとは、所定数のADSL回線のチャンネル回路が実装され、実装されたチャンネル回路とBRAS13(ルータ)とを接続する接続回路が設けられた、ADSL回線制御基板である。
すなわち、試験を行う作業員が、ADSL回線の開通試験を行うために、端子ボックス14の各端子に対して、試験端子を繋ぎ替えるのが非効率的であるため、できれば、パッケージ単位で、試験端子を繋ぎ替えずに開通試験を行うのが効率的である。
このため、試験端子の数は、試験を行うDSLAM11に設けられたパッケージの有するチャンネル数に対応していることが望ましい。
図2に示すように、例えば、多芯マルチケーブルの先の試験端子の数が64個有り、DSLAM11の各パッケージが32個のチャンネルを有していれば、多芯マルチケーブルの先の64個の試験端子のうち、32個の試験端子をそれぞれ、試験ボックス14の端子に接続し、回線数設定部2に32を設定する。ここで、選択部1は、回線数設定部2に設定した数の試験端子を、シリアル番号順に制御部4に電気的に接続する。
これにより、試験ボックス14の各端子に対応した、DSLAM11のチャンネル各々が試験端子を介して、制御部4に電気的に接続されることとなる。
試験選択部3は、電気的に接続された各試験端子に対して、1call試験(いずれかの端子を介しての呼出確認)を行うか、またはリンク確立(同期確認)の試験を行うかの選択を、制御部4の制御により行う。
制御部4は、1call試験用の1台のADSLモデムと、リンク確立試験用の複数、例えば8台のADSLモデムとが設けられており、各ADSLモデムによる試験結果を集計する。
表示部5は、CRT(Cathode Ray Tube)または液晶ディスプレイであり、試験結果が表示される。
出力部6は、プリンタなどであり、表示部4に表示された試験結果を、利用者の指示により印刷する。
次に、図3を用いて、本発明の一実施形態によるADSLシステム試験装置の動作説明を行う。図3は、ADSLシステム試験装置の一動作例を示すフローチャートである。
試験を行う作業者が、図2に示すように、DSLAM11のパッケージ(32個のチャンネルを有している)のチャンネルに対応した、端子ボックス14の端子各々に、それぞれ試験端子を接続する(ステップS1)。これにより、パッケージのチャンネル全てに試験端子が接続されたことになる。
ここで、選択部1から出力される試験端子が64個あるとすると、パッケージにおけるチャンネル数が32であるため、作業作は回線数設定部2に「32」を設定する。これにより、選択部1は、この「32」の設定値が入力され、64本の試験端子のうち、1〜32番目の各試験端子を制御部4に対して接続する(ステップS2)。
そして、制御部4は、DSLAM11におけるADSL回線に対応したチャンネルの試験を開始する。
このとき、制御部4は、接続されている1〜32の試験端子のうち、1〜8までの試験端子を、内蔵されているADSLモデムに接続して、リンク確立の試験を行う(ステップS3)。
そして、制御部4は、1〜8の各試験端子に接続された8個のチャンネルが正常に動作しているか否かの判定を、各試験端子に接続したADSLモデムの検出結果に基づいて行い、処理をステップS5へ進める(ステップS4)。
制御部4は、ステップS4における良否判定の後、何回目の測定であるかの判定、すなわち、パッケージ単位の開通試験で1回目の良否判定後であるか、2回目以降の良否判定後であるかの判定を行う。
ここで、制御部4は、1回目の測定であることを判定すると処理をステップS6へ進めると共に、並列にステップ8〜ステップS11の時系列に行うよう処理を進める(ステップS5)。
ここで、制御部4は、1回目の試験で測定したチャンネル(1〜8までの試験端子に対応)において、リンク確立試験で正常と判定したチャンネル(1〜8までのいずれか1つのチャンネル)を使用して、1call試験を1回のみ行い、すなわち、1call試験がDSLAM11のパッケージ毎に1回行うことで、プロバイダに対するアクセスが正常に行えるか否かが判定できるため、2回目以降の試験のタイミングでは1call試験を実行しない。
次に、ステップS4の良否判定の後、制御部4は接続した試験端子全てに対して、リンク試験が行われたか否かの判定を行う(ステップS6)。
ここで、32個の試験端子が制御部4に接続されているため、「1〜8」(端子ボックス14の1列目),「9〜16」(端子ボックス14の2列目),「17〜24」(端子ボックス14の3列目),「25〜32」(端子ボックス14の4列目)の4回、8個の試験端子に対して、順次、内蔵のADSLモデムを接続し、並列にリンク確立試験を実行する。
したがって、制御部4は、並列に行うリンク確立試験の4回目が終了したことが確認されないと、処理をステップS3に戻し、「1〜8」番目の試験端子の試験が終了した後、「1〜8」番目の試験端子を内蔵のADSLモデムと切り離し、新たに、「9〜16」番目の試験端子を内蔵のADSLモデムと接続して、リンク確立の試験を行う。
このとき、制御部4は、回線数設定部2に入力された試験を行う回線数を、内蔵するADSLモデムの数で除算し、すなわち設定数の「32」をADSLモデム数の「8」で除算し、「4」の回数値を得る。
そして、制御部4は、リンク確認試験の「1」回目の場合にのみ、ステップS7へ処理を移行させ、「2」,「3」,「4」回目の場合には、ステップS7に処理を移行することを行わず、ステップS5のみに処理を移行する。
そして、制御部4は、接続されている全ての試験端子に対するリンク確立の試験が終了したことを確認すると、表示部5に対して正常でないと判定されたチャンネルを識別する情報を表示し、試験結果を出力する(ステップS7)。
また、制御部4は、ステップS6以降において2回目(2列目の端子に対応するチャンネル)のリンク確立試験の処理を行うと共に、1回目のリンク確立試験の結果から、すなわち、「1〜8」番目の試験端子に接続されているチャンネルの正常/非正常の判定結果から、正常と判定したチャンネルのいずれかを選択し(ステップS8)、この選択したチャンネルを使用して、回線接続試験を行う(ステップS9)。
そして、制御部4は、所定のプロバイダにアクセスできた場合(Pingを送信して、プロバイダのサーバからの返答を、一定時間以内に受信した場合)に正常と判定し、所定のプロバイダにアクセスできなかった場合(Pingを送信して、プロバイダのサーバからの返答を、一定時間以内に受信できなかった場合)に非正常と判定する(ステップS11)。
このとき、制御部4は、正常と判定した場合に試験を終了し、非正常と判定した場合にアクセス出来なかったことを示す情報を表示部5へ表示する。
ステップS12において、作業員は、上記非正常の判定表示に基づき、故障箇所(不良箇所)の探索を行う。
ここで、1call試験に用いたチャンネルは、リンク確立試験において正常と判定しているため、DSLAM11のパッケージの出力側と、プロバイダとの間に問題があることが切り分けられている。
このステップS12の処理を行うと共に、DSLAM11の次のパッケージ(他のパッケージ)のチャンネルに対応した、端子ボックス14の端子(2回目で有れば「9〜16」の端子)に試験端子を接続し、このパッケージに対して、上述した1つめのパッケージに対すると同様の開通試験を行う。このように、順次、DSLAM11における全てのパッケージに対して、ADSL回線の開通試験を行う。
なお、図1における制御部1及び他のADSLシステム試験装置の各部の機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することによりADSLシステムの試験を行ってもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピュータシステム」は、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)を備えたWWWシステムも含むものとする。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムが送信された場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ(RAM)のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。
また、上記プログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良い。さらに、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても良い。
本発明の一実施形態のADSLシステム試験装置の一構成例を示すブロック図である。 本発明の一実施形態のADSLシステム試験装置の試験処理を説明するための概念図である。 図1に示すADSLシステム試験装置を用いたADSL回線の開通試験の一動作例を示すフローチャートである。 試験対象となるADSLシステムの構成例を示す概念図である。 従来のADSLシステム試験装置の試験処理を説明するための概念図である。
符号の説明
1…選択部
2…回線数設定部
3…試験選択部
4…制御部
5…表示部
6…出力部
11…DSLAM
13…BRAS
14…端子ボックス
15…情報通信網
16…ISP

Claims (6)

  1. 建物における複数の電話回線各々に接続されたADSL回線の複数のチャンネルを有する集線装置と、この集線装置に集線された電話回線各々に、それぞれ接続されるADSL回線を用い、所定のプロバイダへの回線接続を行うルータと、で構成されるADSLシステムの試験を行う試験装置において、
    複数のADSLモデムが設けられ、前記集線装置の各チャンネルが正常に動作するか否かを試験するリンク確立試験を、並列に複数のチャンネルに対して行う試験制御部を有することを特徴とするADSLシステム試験装置。
  2. 前記チャンネル単位に接続する複数の試験端子を有し、設定されたチャンネル数に対応した数の前記試験端子を前記試験制御部へ接続する選択部を有することを特徴とする請求項1記載のADSLシステム試験装置。
  3. 前記端子ボックスから前記プロバイダまで回線が接続されるか否かを試験する回線接続試験と、前記リンク確立試験とを、いずれの試験端子に対して行うかを選択する試験選択部を有し、
    試験制御部が前記試験選択部により、リンク確立試験で正常と判断したなかから、1つのチャンネルを選択して、このチャンネルに対して、前記回線接続試験を行うことを特徴とすることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のADSLシステム試験装置。
  4. 前記制御部が、リンク確立試験において、正常でないと判定したチャンネルを、表示部へ表示することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載のADSLシステム試験装置。
  5. 建物における複数の電話回線各々に接続されたADSL回線の複数のチャンネルを有する集線装置と、この集線装置に集線された電話回線各々に、それぞれ接続されるADSL回線を用い、所定のプロバイダへの回線接続を行うルータと、で構成されるADSLシステムの試験方法であり、
    試験制御部が複数のADSLモデムにより、前記集線装置のチャンネルが正常に動作するか否かを試験するリンク確立試験を、並列に複数のチャンネルに対して行う過程と、
    前記チャンネル単位に接続する複数の試験端子により、設定されたチャンネル数に対応した数の前記試験端子を前記試験制御部へ接続する選択過程と
    を有することを特徴とするADSLシステム試験方法。
  6. 前記端子ボックスから前記プロバイダまで回線が接続されるか否かを試験する回線接続試験と、前記リンク確立試験とを、いずれの試験端子に対して行うかを選択する試験選択部を有し、
    試験制御部が前記試験選択部により、リンク確立試験で正常と判断したなかから、1つのチャンネルを選択して、このチャンネルに対して、前記回線接続試験を行うことを特徴とすることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のADSLシステム試験方法。
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JP2014216681A (ja) * 2013-04-22 2014-11-17 エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社 ネットワークシステムおよびネットワークシステムのネットワーク機器保守方法
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