JP2005213943A - Cylinder lock - Google Patents
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Abstract
Description
この発明は、シリンダ錠に係り、特に、不正解錠に対する抵抗性を高め、安全性を向上させたシリンダ錠に関する。 The present invention relates to a cylinder lock, and more particularly, to a cylinder lock with improved resistance to unauthorized unlocking and improved safety.
シリンダ錠には種々の形式のものがあるが、その一つであるレバータンブラー錠は、図1及び図2に示すように、内周面の母線に沿ってカム溝1を形成した外筒2と、この外筒に回転自在に嵌合し、間隙を介して中心軸線方向に積層された複数の仕切板3、3を設けると共に、中心軸線に沿って鍵孔4を貫通させた内筒5と、この内筒5の母線に沿って延在し、内筒の外周部において半径方向に移動可能に案内されると共に、上記カム溝1と係合する外側縁が外方に突出する方向に付勢されたロッキングバー6とを有している。
There are various types of cylinder locks, one of which is a lever tumbler lock, as shown in FIGS. 1 and 2, an
また、仕切板の間の各スロット7に、夫々全体の形状が略C字形で一端部を揺動自在に軸支され、鍵孔に挿入された鍵の側端縁と干渉する方向に付勢されると共に、常態では内筒を軸線方向に貫通するバックアップピン8に係止され、かつ自由端部外側端縁にロッキングバー6の内側縁を受入れる解錠切欠9を形成したレバータンブラー11が挿設されている。
Further, each
そして、これらのタンブラー群の夫々が鍵孔に挿通された合鍵の対応する鍵溝と係合したとき、各レバータンブラー11の解錠切欠9がロッキングバー6の内側縁と整合する(図示せず)ように構成されている。
When each of these tumbler groups is engaged with the corresponding keyway of the key inserted through the key hole, the
したがって、合鍵を鍵孔4に挿入して内筒5を外筒2内で相対的に回動させると、カム溝1とロッキングバー6との間に生じる楔作用による、ロッキングバー6の内筒中心軸方向への移動が可能になり、換言すればレバータンブラー錠は解錠状態となって内筒5は解錠方向に回動する。
Therefore, when the key is inserted into the
なお、図1及び図2において、符号12はレバータンブラー11、11の一端を共通に貫通してこれらを回動自在に支承する支軸を示す。
In FIGS. 1 and 2,
また、シリンダ錠の他の形式のものであり、本出願人が後記特許文献1によって提案したロータリーディスクタンブラー錠は、図3に示すように、中央部に鍵孔を包囲し得る大きさの鍵挿通孔13を形成した環状のロータリーディスクタンブラー14を挿設し、その実体部の1ヵ所を、内筒を軸線方向に貫通する支軸12に揺動可能に軸支すると共に、自由端部外側端縁に解錠切欠9を形成し、一方、鍵挿通孔の開口端縁に、先端の移動軌跡が鍵孔4に挿入された合鍵15のブレードの平面部又は端縁部と干渉する係合突起16を一体に突設し、各ロータリーディスクタンブラー14をこの係合突起が合鍵に近接する方向に付勢している。
Further, as shown in FIG. 3, the rotary disk tumbler lock which is another type of cylinder lock and has been proposed by the present applicant according to
そして、常態ではロータリーディスクタンブラー14を内筒を軸線方向に貫通するバックアップピン8に係止し、他方、これらのタンブラー群の係合突起の夫々が鍵孔に挿通された合鍵のブレードに形成された対応する窪み17と係合したとき、各ロータリーディスクタンブラーの解錠切欠がロッキングバーの内側縁と整合するようにしたものである。
In a normal state, the
なお、図3において符号18は係合突起16を合鍵方向に付勢する板ばねである。
In FIG. 3,
上記した構成のレバータンブラー錠及びロータリーディスクタンブラー錠は、作動の確実性及び使用感が優れていることから、住戸の錠前の主流になりつつある。 Lever tumbler locks and rotary disc tumbler locks having the above-described configuration are becoming mainstream before the locks of dwelling units because they are reliable and easy to use.
しかしながら、近年、後記特許文献2に記載された鍵の複製用具が提案され、かつ市販されている如くである。
However, in recent years, a key duplication tool described in
この鍵の複製用具は、本出願人の製造販売に係る上記レバータンブラー錠用の鍵の複製用具であり、また、ロータリーディスクタンブラー錠にも適用可能である。 This key duplication tool is a key duplication tool for the lever tumbler lock according to the manufacture and sale of the applicant of the present application, and can also be applied to a rotary disc tumbler lock.
そして、この複製用具を用いると、鍵を紛失したり鍵を室内に置き忘れたまま施錠した場合に簡単に鍵の複製ができる、という効果をうたってはいるが、これを犯罪者が手にすれば、不正解錠が容易になる、換言すれば公序良俗に反する器具になる。
そこで、この発明は、上記特許文献2に記載の鍵の複製用具によって鍵違いを探られないようにしたシリンダ錠を提供し、以てシリンダ錠の安全性を高めることを目的としている。
In view of this, an object of the present invention is to provide a cylinder lock that prevents a key difference from being searched for by the key duplicating tool described in
上記の目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、内周面の母線に沿ってカム溝を形成した外筒と、この外筒に回転自在に嵌合し、中心軸線に沿って鍵孔を貫通させると共に、複数の仕切板を所定の間隔を保って列設した内筒と、この内筒の母線に沿って延在し、内筒の外周部において半径方向に移動可能に案内されると共に、上記カム溝と係合する外側縁が外方に突出する方向に付勢されたロッキングバーとを有し、上記仕切板の間の各スロットに、夫々全体の形状が略C字形で一端部を支軸に揺動自在に軸支され、鍵孔に挿入された合鍵の側端縁と干渉する方向に付勢されると共に、常態では内筒を軸線方向に貫通するバックアップピンに係止され、かつ自由端部外側端縁にロッキングバーの内側縁を受入れる解錠切欠を形成したレバータンブラーの複数を鍵孔に沿って設け、これらのタンブラー群の夫々が鍵孔に挿通された合鍵の対応する鍵溝と係合したとき、各レバータンブラーの解錠切欠がロッキングバーの内側縁と整合するようにしたものにおいて、少なくとも1個の仕切板の、レバータンブラーの自由端部と重合する部分から外周縁にかけてを切欠いたことを特徴とする。
In order to achieve the above object, an invention according to
また、請求項2に記載の発明は、内周面の母線に沿ってカム溝を形成した外筒と、この外筒に回転自在に嵌合し、中心軸線に沿って鍵孔を貫通させると共に、複数の仕切板を所定の間隔を保って列設した内筒と、この内筒の母線に沿って延在し、内筒の外周部において半径方向に移動可能に案内されると共に、上記カム溝と係合する外側縁が外方に突出する方向に付勢されたロッキングバーとを有し、上記仕切板の間の各スロットに、中央部に鍵孔を包囲し得る大きさの鍵挿通孔を形成した環状のロータリーディスクタンブラーを挿設し、その実体部の1ヵ所を、内筒を軸線方向に貫通する支軸に揺動可能に軸支すると共に、自由端部外側端縁に解錠切欠を形成し、一方、鍵挿通孔の開口端縁に、先端の移動軌跡が鍵孔に挿入された合鍵のブレードの平面部又は端縁部と干渉する係合突起を一体に突設し、各ロータリーディスクタンブラーをこの係合突起が合鍵に近接する方向に付勢すると共に、常態では内筒を軸線方向に貫通するバックアップピンに係止し、他方、これらのタンブラー群の係合突起の夫々が鍵孔に挿通された合鍵のブレードに形成された対応する窪みと係合したとき、各ロータリーディスクタンブラーの解錠切欠がロッキングバーの内側縁と整合するようにしたものにおいて、少なくとも1個の仕切板の、レバータンブラーの自由端部と重合する部分から外周縁にかけてを切欠いたことを特徴とする。 According to a second aspect of the present invention, an outer cylinder having a cam groove formed along a generatrix of the inner peripheral surface, and a rotary fit fitted to the outer cylinder and penetrating the keyhole along the central axis. An inner cylinder in which a plurality of partition plates are arranged at a predetermined interval; the inner cylinder extends along a generatrix of the inner cylinder, and is guided in a radially movable manner at the outer peripheral portion of the inner cylinder; and the cam A locking bar biased in a direction in which an outer edge engaged with the groove protrudes outward, and a key insertion hole of a size capable of enclosing the key hole in a central portion in each slot between the partition plates Insert the formed annular rotary disk tumbler and pivotally support one part of its substantial part on a support shaft that penetrates the inner cylinder in the axial direction and unlocks the notch on the outer edge of the free end. On the other hand, at the opening edge of the key insertion hole, the movement track of the tip is inserted into the key hole. Engagement projections that interfere with the flat surface or edge of the card are integrally projected, and each rotary disk tumbler is urged in the direction in which the engagement projections come close to the key. On the other hand, when each of the engaging protrusions of these tumbler groups engages with a corresponding recess formed in the keyed blade inserted through the key hole, each rotary disk tumbler The unlocking notch is aligned with the inner edge of the locking bar, and is characterized in that at least one partition plate is notched from a portion overlapping with the free end of the lever tumbler to the outer peripheral edge.
上記のように構成された請求項1又は2に記載の発明によるシリンダ錠は、鍵孔から薄平の細線を入れ、この細線を仕切板とレバータンブラー、或いはロータリーディスクタンブラーとの隙間からタンブラーの自由端側に差込み、その解錠切欠の角度位置を探る上記特許文献2に記載の鍵の複製用具を使用する際、当該鍵の複製用具の作動原理上必須である、仕切板とレバータンブラー或いはロータリーディスクタンブラーとの隙間が無くなってしまうので、センサーである偏平な細線がタンブラーから離間し、したがって解錠切欠を探ることができない。
The cylinder lock according to the first or second aspect of the present invention configured as described above is configured such that a thin thin wire is inserted from the keyhole, and the thin wire is inserted into the tumbler from the gap between the partition plate and the lever tumbler or the rotary disk tumbler. When using the key duplicating tool described in the above-mentioned
少なくとも1個の仕切板の、レバータンブラー或いはロータリーディスクタンブラーの自由端部と重合する部分から外周縁にかけての部分を切欠いたので、鍵の複製用具のセンサーとしての薄平の細線がタンブラーから離間してしまい、解錠切欠の角度位置の検知を不可能にし、また、その実施も容易である。 Since at least one part of the partition plate from the part that overlaps the free end of the lever tumbler or rotary disk tumbler to the outer peripheral edge is cut away, the thin thin wire as the sensor for the key duplication tool is separated from the tumbler. Therefore, it is impossible to detect the angular position of the unlocking notch, and the implementation is easy.
図4及び図5において符号3は仕切板を示し、この仕切板5のレバータンブラー11の自由端部と重合する部分から外周縁にかけての部分が切欠かれている。
4 and 5,
具体的には、図5に示すように、バックアップピン8の中心軸をやや上方を通る水平線から下方の部分が切欠かれている。
Specifically, as shown in FIG. 5, a lower portion is cut away from a horizontal line passing slightly above the central axis of the
なお、図5から明らかなように、仕切板3のバックアップピン8と嵌合する部分はリング状の部分が残されている。これは、仕切板3の強度を保持するためである。
As is clear from FIG. 5, the ring-shaped portion remains in the portion of the
上記のように構成された請求項1に記載の発明の一実施例によるシリンダ錠は、図4及び図6に示すように先端をL字形に曲げた細いパイプ19を鍵孔4内に差込み、パイプ19を通して薄平の細線(以下センサーという)を仕切板3に押圧するようにして繰り出し、次いでパイプ19を回して細線をタンブラーと仕切板との間に隙間に差し込むと共に解錠切欠9の位置を検知しようとしても、本発明においてはセンサーをタンブラー方向に押し曲げる仕切板3の部分が切り欠かれているので、センサーはその弾性によりタンブラーから離間し、結局解錠切欠の角度位置を検知することができない。
The cylinder lock according to an embodiment of the invention described in
したがって、少なくとも1つのタンブラーの解錠切欠の位置を知ることが不可能であるから、完全な合鍵を得ることができない。なお、ここで合鍵とはスペアキーをいうものとする。 Therefore, since it is impossible to know the position of the unlocking cutout of at least one tumbler, a complete key cannot be obtained. Here, the combined key is a spare key.
なお、全ての仕切板3を上記したように切り欠く必要は無い。それは、解錠切欠9の角度位置が一つのタンブラーにおいて不明ならば合鍵を完成することができないからである。
Note that it is not necessary to cut out all the
また、図3に示すロータリーディスクタンブラー錠においても、仕切板3を前記したように切り欠くことができ、更に、そうしたときのロータリーディスクタンブラー錠の機能、効果は図4に示すものと同様であることは明らかであるから、更に詳細な説明及び図示を省略する。
Also in the rotary disc tumbler lock shown in FIG. 3, the
1 カム溝
2 外筒
3 仕切板
4 鍵孔
5 内筒
6 ロッキングバー
7 スロット
8 バックアップピン
9 解錠切欠
11 レバータンブラー
12 支軸
13 鍵挿通孔
14 ロータリーディスクタンブラー
15 合鍵
16 係合突起
17 窪み
19 パイプ
DESCRIPTION OF
Claims (2)
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004024534A JP2005213943A (en) | 2004-01-30 | 2004-01-30 | Cylinder lock |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004024534A JP2005213943A (en) | 2004-01-30 | 2004-01-30 | Cylinder lock |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005213943A true JP2005213943A (en) | 2005-08-11 |
Family
ID=34907188
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004024534A Withdrawn JP2005213943A (en) | 2004-01-30 | 2004-01-30 | Cylinder lock |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005213943A (en) |
-
2004
- 2004-01-30 JP JP2004024534A patent/JP2005213943A/en not_active Withdrawn
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Effective date: 20070129 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 |
|
A761 | Written withdrawal of application |
Effective date: 20081031 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 |