JP2005211729A - バイパス機能付き浄水器 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 水道水Wの流入口2a及び流出口2bを有し、流入口2aに一つの入口8a及び二つの出口8b,8cを有する三方弁8の一方の出口8bを連通状に接続すると共に、流出口2bに浄水管7を接続してこの浄水管7と三方弁8の他方の出口8cとをバイパス管9により連通状に接続して成るベース2と、ベース2に気密状に取り付けられ、ベース2との間でカートリッジ収容空間Sを形成する容器3と、カートリッジ収容空間Sに収容され、流入口2aからカートリッジ収容空間S内に流入した水道水Wを浄化する濾過材4を備えたカートリッジ5とから構成する。
【選択図】 図1
Description
水道水に多量の塩素が含まれていると、味が悪くなったり、異臭がしたり、更には人体の健康上の点からも好ましくない。このため、各家庭に於いては、水道水を浄化処理する浄水器が使用されることが多くなって来ている。この浄水器は、家庭の水道機器の中で最も多く飲用等に使用される台所の蛇口に取り付けられているのが一般的である。
又、浴室で使用する水道水やお湯は、塩素や有機物等の有害物質が除去されていないため、肌や髪の毛を傷めたりすると云う問題が発生している。
従って、前記浄水器によれば、水道メーターを通った水道水が全て浄水器に流入し、ここで浄化処理されてから水道管に分岐状に接続された複数の分岐管を介して給湯器、台所、浴室、洗面所等へ夫々供給されることになり、家庭内で使用する全ての水道水を浄化処理することができる。
ところが、従来の浄水器は、全ての水道水を浄水器内へ通すようにしているため、濾過材等の取り替え時には浄水器の上流側の水道管に介設した止水弁を閉鎖し、水道水の流れを止めてから浄水器を水道管から取り外して濾過材等を交換しなければならない。その結果、従来の浄水器は、濾過材等の交換時に給水を停止しなければならないうえ、水道水の流れを止めるための厄介な作業や浄水器自体を水道管から取り外す作業を必要とし、作業性や取扱性等に劣ると云う問題があった。
しかし、この場合には浄水器を設置する際にバイパス管路を別に設置しなければならず、工事費や材料費が高くつくと共に、バイパス管路の設置に手数が掛かり、然も、大きな設置スペースを必要とすると云う問題があった。
その結果、本発明のバイパス機能付き浄水器は、カートリッジの濾過材が目詰まりして水量が不足した場合や浄水器が破損して水漏れを起こした場合でも、水道水の流れをバイパス管側へ切り換えることによって、必要な水量を確保することができる。
又、本発明のバイパス機能付き浄水器は、水道水の流れをバイパス管側へ切り換えることによって、水道水の流れを止めることなくカートリッジの交換を行うことができる。
更に、本発明のバイパス機能付き浄水器は、ベースに三方弁やバイパス管を予め組み込んでいるため、浄水器を設置する際に新たにバイパス管路を形成する必要もなく、施工費や材料費の低減を図れると共に、設置スペースも小さくて済み、マンション等の狭い設置スペースであっても取り付けが可能となる。
即ち、本発明の請求項2のバイパス機能付き浄水器は、浄水管に逆止弁、開閉弁又は三方弁を設けているため、水道水の流れをバイパス管側へ切り換えた際にバイパス管内を流れる水道水が浄水管から容器内に逆流するのを確実に防止することができ、カートリッジ等の交換に支障を来たすと云うことがなく、カートリッジ等の交換を良好且つ円滑に行える。
本発明の請求項3のバイパス機能付き浄水器は、容器をベースに着脱自在に取り付け、又、カートリッジをベースに着脱自在に挿着しているため、カートリッジの濾過材が目詰まりしたときには容器をベースから取り外し、カートリッジのみを交換すれば良い。その結果、浄水器自体を水道管から取り外したりすると云うことがなく、カートリッジの交換を簡単且つ迅速に行える。
本発明の請求項4のバイパス機能付き浄水器は、カートリッジと容器とを一体型とし、カートリッジを容器毎交換可能としているため、カートリッジの濾過材が目詰まりしたときには容器をカートリッジ毎ベースから取り外せば良く、カートリッジの交換を簡単且つ迅速に行える。
図1は本発明の第1の実施形態に係るバイパス機能付き浄水器1を示し、当該バイパス機能付き浄水器1は、個人住宅やマンション等の水道メーターの下流側の水道管Pに介設されており、飲料用や調理用、風呂用、洗面用等に用いる水道水Wを浄化処理するようにしたものである。
このベース2の外周縁部の一部には、水道水Wの流入口2aが形成されており、この流入口2aには、分岐管6の一端部がユニオンナット10を介して接続されている。
又、ベース2の中心部には、カートリッジ5がベース2の上面側から着脱自在に挿着される筒状の支持部2cがベース2の下面側へ突出する状態で一体的に形成されており、筒状の支持部2cの下端開口が浄化された水道水W′の流出口2bとなっている。この流出口2bには、浄水管7の一端部がユニオンナット10を介して接続されている。
更に、ベース2の上面には、水道水Wの流入口2aに連通する環状の浅溝2dと、環状の浅溝2dの周囲に位置してOリング11が嵌め込まれる環状のOリング溝2eとが夫々形成されている。
そして、前記三方弁8には、一つの入口8a及び二つの出口8b,8cを有する手動式の三方弁8(又は電磁式の三方弁8)が使用されており、三方弁8の一方の出口8bには、分岐管6の他端部が、又、三方弁8の他方の出口8cには、バイパス管9の一端部が夫々接続されている。このバイパス管9の他端部は、浄水管7の他端部にT字形の管継ぎ手12を介して接続されている。
又、濾過材4は、活性コークス炭を繊維状にして円筒状に固化した繊維状活性炭フィルターから成る。この繊維状活性炭フィルターは、粒状活性炭と比較して同体積で10倍以上の塩素除去力を持ち、流量も大きくて処理推量も3倍以上である。
前記バイパス機能付き浄水器1は、一般家庭の水道メーター(図示省略)の下流側の水道管Pに介設されており、三方弁8の入口8aには、水道メーターに接続された水道管Pの一端部が接続され、又、浄水管7には、家庭内の水道蛇口や給湯器等の末端の水道機器に浄化された水道水W′を夫々供給する分岐状の水道管Pの基端部が管継ぎ手12を介して接続されている。
このバイパス機能付き浄水器1は、ベース2に三方弁8やバイパス管9を予め組み込んでいるため、浄水器1を設置する際に新たにバイパス管路を形成する必要もなく、施工費や材料費の低減を図れると共に、設置スペースも小さくて済み、マンション等の狭い設置スペースであっても取り付けが可能となる。
芯材13に達した浄化された水道水W′は、芯材13内に流入し、芯材13内を下向きに流れてベース2の流出口2bから浄水管7内へ流出し、浄水管7から分岐状の水道管Pを通って建物内へ送られ、飲料用や調理用、風呂用、洗面用等に使用される。
この浄水器1は、浄水管7に逆止弁16を介設したこと以外は図1に示す浄水器1と同一構造に構成されており、図1に示す浄水器1と同じ部位・部材には同一の参照番号を付し、その詳細な説明を省略する。
この浄水器1は、浄水管7に逆止弁16を設けているため、水道水Wの流れをバイパス管9側へ切り換えた際にバイパス管9内を流れる水道水Wが浄水管7から容器3内に逆流するのを確実に防止することができ、カートリッジ5等の交換に支障を来たすと云うことが全くなく、カートリッジ5等の交換を良好且つ円滑に行える。
これらの浄水器1は、浄水管7に開閉弁17又は三方弁18を介設したこと以外は図2に示す浄水器1と同一構造に構成されており、図2に示す浄水器1と同じ部位・部材には同一の参照番号を付し、その詳細な説明を省略する。
この第3及び第4の実施形態に係る浄水器1は、上記第2の実施形態に係る浄水器1と同様の作用効果を奏することができる。
Claims (4)
- 水道水(W)の流入口(2a)及び流出口(2b)を有し、前記流入口(2a)に一つの入口(8a)及び二つの出口(8b),(8c)を有する三方弁(8)の一方の出口(b)を連通状に接続すると共に、前記流出口(2b)に浄水管(7)を接続してこの浄水管(7)と三方弁(8)の他方の出口(8c)とをバイパス管(9)により連通状に接続して成るベース(2)と、ベース(2)に気密状に取り付けられ、ベース(2)との間でカートリッジ収容空間(S)を形成する容器(3)と、容器(3)内に収容され、流入口(2a)からカートリッジ収容空間(S)内に流入した水道水(W)を浄化する濾過材(4)を備えたカートリッジ(5)とから構成したことを特徴とするバイパス機能付き浄水器。
- 浄水管(7)に逆止弁(16)、開閉弁(17)又は三方弁(18)を設け、水道水(W)の非浄化時にバイパス管(9)内を流れる水道水(W)が浄水管(7)から容器(3)内へ逆流するのを防止するようにしたことを特徴とする請求項1に記載のバイパス機能付き浄水器。
- 容器(3)をベース(2)に着脱自在に取り付けると共に、カートリッジ(5)をベース(2)に着脱自在に挿着し、カートリッジ(5)のみを交換可能としたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のバイパス機能付き浄水器。
- 容器(3)とカートリッジ(5)を一体型とし、カートリッジ(5)を容器(3)毎交換可能としたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のバイパス機能付き浄水器。
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