JP2005211178A - ドレナブル排泄物収容装具 - Google Patents
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Abstract
【課題】排出口の開閉操作および排泄物の排出ならびに拭き取り操作を簡便に行うことができるようにし、かつ排出口の密閉の確実性を図ったドレナブル排泄物収容装具を提供する。
【解決手段】人体の開口より排出される排泄物を受容するための開口部6を有する袋体2と、この袋体に連通して袋体の下方に延びその端部に前記袋体内に受容された排泄物を排出するための排出口17を有する筒状の頸状部16と、この頸状部または袋体部に設けられ前記排出口からの排泄物の流出を閉鎖するための頸状部固定手段(19,20)とを備えるドレナブル排泄物収容装具において、前記排出口17を開放または閉鎖する際に指で力を加えることによって塑性変形させて排出口の開閉状態を維持することが可能な、排出口の開閉補助部材18を、前記頸状部表面の排出口部に設ける。
【選択図】 図1
【解決手段】人体の開口より排出される排泄物を受容するための開口部6を有する袋体2と、この袋体に連通して袋体の下方に延びその端部に前記袋体内に受容された排泄物を排出するための排出口17を有する筒状の頸状部16と、この頸状部または袋体部に設けられ前記排出口からの排泄物の流出を閉鎖するための頸状部固定手段(19,20)とを備えるドレナブル排泄物収容装具において、前記排出口17を開放または閉鎖する際に指で力を加えることによって塑性変形させて排出口の開閉状態を維持することが可能な、排出口の開閉補助部材18を、前記頸状部表面の排出口部に設ける。
【選択図】 図1
Description
本発明は、生体の表面に形成された開口に装着し、生体内からの排泄物、排泄液、ガス等(以下排泄物と称する)を一時的に収容し、収容された排泄物を排出する機構を備えたドレナブル排泄物収容装具に関する。
便、尿の失禁者、消化器系、泌尿器系器官の疾患のため外科的手術を行い腸管や尿管を体表まで導き体表面にストーマを造設した人、或いはその他の疾患で体表面にストーマやフィステルを造設した人は、それらの造設された開口から排出される便、尿、体液等の排泄物を処理するため、排泄物を一時的に貯留できる排泄物収容装具を造設した開口に装着する。この排泄物収容装具は一般に面板と袋体とから構成され、面板は体表面の開口の周囲に粘着固定し、排泄物が漏れないように袋体へ導くと共に袋体を保持する機能を持っている。そして、袋体に溜った排泄物は、そのまま袋体内に入れたまま保持しておくことは好ましくない場合があるので、これを排出して袋内を空にして再度利用することが行われている。このような目的のために、排泄物を排出する排出口とその排出後に再度袋体を使用できるように排出口を閉鎖する手段とを備えた排泄物収容装具が知られている。
前記の排出口を閉鎖する手段としては、袋体の排出口部を巻き上げて面ファスナーや粘着テープで閉鎖するもの、排出口部をジッパーで閉鎖するもの、細い金属線をビニル樹脂で被服した線材を用いた閉鎖クリップで閉鎖するものや、排出口部に特殊な構成を用いた後述する方式等々、種々の方式が提案されている。
特許文献1には、線材で形成される閉鎖クリップを用いた典型的なドレナブル排泄物収容装具(収集袋)が開示されており、図6にその構成を示す。図6は、特許文献1の図1に相当し、部番を変更して示す。特許文献1の記載によれば、図6に示す収集袋は、下記の構成を備える。即ち、「結合された縁部を有する二つの変形長円状のプラスチックフィルムブランク(1a、2a)によって形成される袋部材を備え、そのブランクのうち一つのブランク(1a)は、人間の開口部、特にはストーマ、と接続するための接続部(4a)によって囲まれた入口穴(3a)を有しており、その袋部材には前記の穴から離れて対向するその縁部(6a、7a)の間に狭められた出口穴(5a)が形成され、その出口穴(5a)は、一つのフィルムブランク(1a)に取り付けられた中央部(9a)を有し突出する端部(10a、11a)を有する閉鎖クリップ(8a)によって閉じることができ、その端部(10a、11a)は折りたたみ部(12a、13a)によって中央部(9a)と一体になっている構成」を備え、また「前記閉鎖クリップ(8a)の端部(10a、11a)は、閉鎖する際に、相互に協同する係止部(14a、15a)を有する」ことを特徴とする。
実際に、上記のようなドレナブル排泄物収容装具(収集袋)を使用する場合には、袋体に取り付けられた面板(図6の接続部(4a))を直接皮膚に貼るような所謂1ピース装具であれば、装具を身体に取付けたままの状態で、閉鎖手段を開放して袋体の下部の排出口から袋内の排泄物を便器等へ流し入れるようにする。そして、袋体下部の排出口の汚れている個所をトイレットペーパーなどでふき取り、再び閉鎖手段で排出口を閉じ、元に戻して作業を終える。
こうした一連の作業は通常便所の中で行わなければならず、便所は一般的に狭くて暗いし、作業を中腰で行う必要もある。特に、一度開放した袋体の排出口を再び閉鎖する際には、身体に取付けた袋体を取外すことなく、身体を支えることができない状態で作業を行う場合もあり、袋体の閉鎖手段を正確な位置で適用することは大変難しい。その上、こうした人工肛門を造設して装具を使用する人は一般に高齢者が多いので、視力が弱っているし、手先の器用さも劣って来ていることもあって困難さが増す。また、前記袋体はプラスチックフィルム製でフィルム同士が滑り易く、通常透明なフィルムで形成されているので、白い下着や肌の色との間で袋体下部の輪郭がはっきりとせず、高齢者にとっては一層その作業が困難となる。更に、通常、スト−マは下腹部に造設されるので、うつむいた状態でこれらの一連の操作を行う必要があるが、これらの操作を確実に行うのは極めて困難である。
上記のような作業において、袋体の排出口の開放または閉鎖作業を容易にすることを目的とした提案が種々行われている(例えば、特許文献2〜4参照)。特許文献2および3に開示されたドレナブル・オストミーパウチは、類似機能を用いた構成を備えるので、特許文献2について、その概要を以下に述べる。
特許文献2に開示された代表的なドレナブル・オストミーパウチの構成を図7に示す。図7は、特許文献2の図1および図5に相当し、部番を変更して示す。特許文献2の請求項1の記載(和訳)によれば、図7に示すドレナブル・オストミーパウチは、下記の構成を備える。即ち、「可撓性のシート材料からなる第1又は近位(人体側)の側壁(1b)及び第2又は遠位の側壁(2b)を有し、これらの側壁は互いにシールされ両側壁間に室を画成して前記近位の側壁にある開口(8b)を通る排泄物を受けるようになっており、
側壁の長手方向に下方へ広がり前記長手方向に対し横に広がる排出口(5b)に終わる長く伸びた排出部を有し、前記排出口(5b)に密接し且つ排出口に沿って延び、それぞれ前記排出部の前記第1及び第2の側壁の外表面に例えば熱シール又は粘着により取り付けられたPET、ナイロン、高密度ポリエチレン又は低密度ポリエチレンのような比較的堅い材料からなり曲げることができ強さを増した第1又は近位側及び第2又は遠位側のストリップ(6b,7b)を有し、パウチは更に前記第1及び第2の強さを増したストリップ(6b,7b)を少なくとも2回、好ましくは3回上方へ回転させて形成される巻き付け部を固定するための固定手段(9b,13b)を含むことを特徴とする。」なお、図7において、固定手段の(9b,13b)は、それぞれ、ベルクロファスナーのストリップであり、8gは腸内ガスを排出するための開口、3g,4gは腸内ガス分離用の中間壁とその端部、3s,3tは各分離空間、4bは面版を示す。
側壁の長手方向に下方へ広がり前記長手方向に対し横に広がる排出口(5b)に終わる長く伸びた排出部を有し、前記排出口(5b)に密接し且つ排出口に沿って延び、それぞれ前記排出部の前記第1及び第2の側壁の外表面に例えば熱シール又は粘着により取り付けられたPET、ナイロン、高密度ポリエチレン又は低密度ポリエチレンのような比較的堅い材料からなり曲げることができ強さを増した第1又は近位側及び第2又は遠位側のストリップ(6b,7b)を有し、パウチは更に前記第1及び第2の強さを増したストリップ(6b,7b)を少なくとも2回、好ましくは3回上方へ回転させて形成される巻き付け部を固定するための固定手段(9b,13b)を含むことを特徴とする。」なお、図7において、固定手段の(9b,13b)は、それぞれ、ベルクロファスナーのストリップであり、8gは腸内ガスを排出するための開口、3g,4gは腸内ガス分離用の中間壁とその端部、3s,3tは各分離空間、4bは面版を示す。
即ち、特許文献2および3に開示されたドレナブル・オストミーパウチは、排出口に近接するフィルムのそれぞれの側に板状で硬く、かつバネの性質をもったプラスチック部材(図7における6b,7b)を設け、この2枚の部材の両端を指で、図7においてR4で示すように押した際に、排出口が開放するような構成としたものである。
一方、特許文献4には、排出口に近接するフィルムの一方又は双方の側に弓形のバネの性質をもった部材を設け、通常の状態では排出口が開放された状態を維持し、排出口を閉じるときには指でその弓形部材を押すものが示されている。図8は、特許文献4の図1に相当し、部番を変更して示す。特許文献4の請求項1の記載(和訳)によれば、図8に示すドレナブル・オストミーパウチは、下記の構成を備える。
即ち、「可撓性のシート材のほぼ平行な側壁(11c)が縁部に沿って結合されて側壁間に画成される室と、下方に延び前記室からの内容物を排出させるための排出開口(17c)に終わる頸状部(16c)とを有するパウチ(10c)を備え、前記パウチは前記頸状部の壁部を前記開口と共に締め且つ前記頸状部(16c)を上方へ折り畳むことによって閉じられるドレナブル・オストミーパウチにおいて、前記頸状部(16c)の前記側壁の少なくとも一方は、前記排出開口(17c)に密接してアーチ状の横方向に延びるスプリング部材(20c,21c)を設けてなり、前記スプリング部材と前記一方の側壁とは通常は前記頸状部の前記側壁の他方から外方へ離れるように弓形に曲がって前記排出開口を通常開いた状態に保持し、また指で押すことによって前記開口(17c)を閉じるための真直ぐな状態に自由に変えられるようになっており、更に前記スプリング部材(20c,21c)を真直ぐな状態に選択的に保持するための手段(22c〜25cで示す部分)を有することを特徴とする。」なお、前記22c〜25cで示す部分は、例えば、ベルクロファスナーのような締結手段を示し、前記スプリング部材(20c,21c)を真直ぐな状態に締結固定する機能を有する。また、図8において、15cは面版、14cは面版部の開口、13cは前記可撓性のシート材からなる側壁の溶着接合部を示す。
しかしながら、前述の特許文献2〜4に開示されたような排泄物収容装具にはいくつかの問題がある。即ち、前者(特許文献2および3)のような排泄物収容装具においては、排出口をバネ力に抗して、指で押さえていないと排出口が元の閉じた状態に戻ってしまうため、上述したように高齢者が開口操作をするのは難しく、排出口が不意に閉じて排泄部が飛散する恐れがある。更に、排泄物を排出しようとする際には、両手を使い排泄物を絞り出すようにする方が排出し易いし、又、排出口を閉める前に排出口先端部を拭き取る必要があるが、前述のようなバネ作用により自動的に閉鎖する手段の場合には、排出口の開放形状を維持すべく、片手で排出口を押さえながら操作する必要があり、非常に煩雑な操作を強いられる問題があった。
一方、後者(特許文献4)のような排泄物収容装具の場合には、前者とは逆に、力を入れない状態では排出口が、バネ作用により常に開いているので、排出操作や拭き取りには有効な装具であるが、排出口を閉める際には、手で押さえつける必要があり、高齢者にとっては特に、排出口を閉める操作が難しく、排出口が完全に閉じられないまま巻き上げ操作をしてしまった場合には、排泄物が漏れる可能性が高くなる。又、排出操作を開始するために頸状部を下方へ折り戻すときには、注意していないと排出口がバネ作用により積極的に開こうとするので、排泄物が突出してしまう恐れがある。
この発明は、上記のような問題点に鑑みてなされたもので、本発明の課題は、上記のようなストーマ用装具を身体に取付けた状態においても、排出口の開閉操作および排泄物の排出ならびに拭き取り操作を簡便に行うことができるようにし、かつ排出口の密閉の確実性を図ったドレナブル排泄物収容装具を提供することにある。
この発明は、上記のような問題点に鑑みてなされたもので、本発明の課題は、上記のようなストーマ用装具を身体に取付けた状態においても、排出口の開閉操作および排泄物の排出ならびに拭き取り操作を簡便に行うことができるようにし、かつ排出口の密閉の確実性を図ったドレナブル排泄物収容装具を提供することにある。
上述の課題を解決するため、本発明のドレナブル排泄物収容装具においては、人体の開口より排出される排泄物を受容するための開口部を有する袋体と、この袋体に連通して袋体の下方に延びその端部に前記袋体内に受容された排泄物を排出するための排出口を有する筒状の頸状部と、この頸状部または袋体部に設けられ前記排出口からの排泄物の流出を閉鎖するための頸状部固定手段とを備えるドレナブル排泄物収容装具において、前記排出口を開放または閉鎖する際に指で力を加えることによって塑性変形させて排出口の開閉状態を維持することが可能な、排出口の開閉補助部材を、前記頸状部表面の排出口部に設けることを特徴とする(請求項1)。
前記請求項1の発明によれば、排泄物の排出の際には、前記開閉補助部材を備えた排出口部を指で押し広げることにより、その開放状態の開口形状を容易に保持することができるので、両手を使って排泄物の排出作業ができる。また、排出作業後の排泄物の拭き取り作業も、開口形状が保持された状態にあり、また開閉補助部材に腰がある(頸状部に比較して硬さがある)ので、比較的容易となる。さらに、排出口を、再度、閉鎖する場合には、開閉補助部材を備えた排出口部を、指で押圧し、開閉補助部材を元の平坦形状に戻して閉鎖し、頸状部固定手段で固定することにより、排出口の密閉の確実性が確保できる。
前記請求項1の発明の実施態様としては、下記請求項2ないし9の発明が好ましい。即ち、請求項1に記載のドレナブル排泄物収容装具において、前記開閉補助部材は、形状保持機能を有する樹脂製の帯状部材、テープ状部材または棒状部材からなることを特徴とする(請求項2)。開閉補助部材としては、前述のような細い金属線をビニル樹脂で被服した線材(例えば、(株)共和製の商品名「ビニタイ」)を使用することも可能であるが、金属線を含む場合には、錆びの発生や焼却不可能の問題があるので、請求項2の発明のように樹脂製を使用するのが好ましい。樹脂製の開閉補助部材の詳細については後述するが、ポリエチレンやポリプロピレンの細線やプレートを使用した市販の樹脂製形状保持材を適用することができる。又、この樹脂製材料の代わりに無機充填材を含有した樹脂製材料(請求項3)、又は防水処理した紙製の材料(請求項4)で閉鎖補助部材を形成することもでき、この場合も金属線を使用せずとも形状保持機能を有することができる。
また、前記請求項1ないし4のものにおいて、前記開閉補助部材は、前記排出口と平行に前記筒状の頸状部の両面または片面に設け、かつ前記筒状の頸状部の幅を突出しないように設ける(請求項5)。本構成によれば、開閉操作が簡便となる機能を果たす上で設計上、リーズナブルであり、又、排泄物収容装具の装着時に開閉補助部材が衣服の上から又は直接皮膚に接触することがないので、比較的硬い開閉補助部材の接触による違和感や不快感がなく、開閉補助部材の両端部を衣服等に引っ掛けてしまうこともない。
さらに、排出口の密閉の確実性と操作の簡便性の向上の観点から、下記請求項6の発明が好ましい。即ち、前記頸状部固定手段は、前記開閉補助部材を起点として頸状部上方に巻上げた際にその巻上げ部分を固定する手段とすることを特徴とする(請求項6)。
さらにまた、固定操作の簡便性の観点から、下記請求項7の発明が好ましい。即ち、前記巻上げ部分を固定する手段は、面ファスナーまたは粘着により固定する手段とすることを特徴とする(請求項7)。
また、前記請求項1ないし7のいずれか1項に記載のものにおいて、前記袋体および頸状部は、人体側と非人体側に配設される2枚のフィルムの周縁部を結合して一体的に形成したものとする(請求項8)。本構成によれば、前記袋体および頸状部の製造が容易となり、コストが低減できる。
さらに、前記請求項1ないし8のいずれか1項に記載のものにおいて、前記頸状部における排出口端部には、人体側または非人体側の一側に、他側の頸状部の排出口端部を前記一側から指をかけて広げるための切り欠き部を設けてなるものとする(請求項9)。詳細は後述するが、本構成によれば、排出口の開放操作性がさらに向上する。
本発明によれば、ドレナブル排泄物収容装具において、排泄物を排出するための排出口を開放または閉鎖する際に、指で力を加えることによって塑性変形させて排出口の開閉状態を維持することが可能な排出口の開閉補助部材を、前記排出口部に設けたことにより、排出口の開閉操作が容易となり、また排泄物の排出ならびに拭き取り操作を簡便に行うことができるようになる。さらに排出口の密閉の確実性を向上することができる。
図1〜5に基づき、本発明の実施形態について述べる。図1は、本発明の第1の実施形態の、aは正面図、bはaのB-B線に沿う縦断面図であり、排出口が開放状態にある図を示す。図2は、図1の実施形態において、排出口を上方に折り畳んで、排出口を開放状態から閉鎖状態に固定するまでの説明図で、eは閉鎖固定状態の部分背面図、a〜dは、排出口開放状態から閉鎖固定状態のeに至る経過を説明する部分断面図である。
図1において、1は面板、2は袋体、3はフランジ層、4は粘着層、5は剥離フィルム、6は開口、7は袋体の内側フィルム、8は袋体の外側フィルム、9は人体と袋体との接触を快適にするための不織布、10は袋体の内部空間、11は腸内ガスを排出するためのガス排出用通気口、12は脱臭フィルター、13は腸内ガス分離用の中間壁、14は中間壁と袋体の外側フィルムとの結合箇所、15は袋体の外周縁、16は筒状の頸状部、17は排出口、18は開閉補助部材、19は第1の固定手段、20は第2の固定手段を示す。
図1の実施形態に係るドレナブル排泄物収容装具は、前記図7に示した装具の基本構成と類似しているので、基本構成に関わる説明や各部の機能の詳細については、一部を除いて、その説明を省略する。
図1の実施形態に係るドレナブル排泄物収容装具は、前記図7に示した装具の基本構成と類似しているので、基本構成に関わる説明や各部の機能の詳細については、一部を除いて、その説明を省略する。
図1において、面板1、袋体2を構成する素材には、従来と同様のものを使用することができる。面板のフランジ層3には、ポリエチレン、エチレン・酢酸ビニルコポリマー、エチレン・アクリル酸エチルコポリマー、エチレン・アクリル酸メチルコポリマー、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、ポリエステル、ポリアミド等の材料を単独で、又は組み合わせて使用することができる。粘着層4には親水性ポリマーと疎水性ポリマーとからなる公知のハイドロコロイド材を使用することができる。袋体2の両フィルム7、8、には、ポリ塩化ビニリデン、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、塩素化ポリエチレン、ポリアクリルニトリル、エチレン酢酸ビニルコポリマー、又はこれらに他の樹脂をブレンド又は共重合させた単体フィルム、複合フィルムを使用することができる。不織布9としては例えばポリプロピレン/ポリエチレン・コンジュゲート不織布を使用することができる。上記袋体2の両フィルム7、8は、外周縁において、筒状の頸状部を含めて、溶着により一体となるように形成される。
次に、固定手段について述べる。図1の実施形態において、第1の固定手段19および第2の固定手段20は、図2に示すように、排出口17を上方に折り畳んで、排出口を閉鎖状態に固定する場合に用いる、面ファスナーであり、図2のdで示すように、第1の固定手段19と第2の固定手段20とが重なることにより固定される。この場合、排出口17は、開閉補助部材18を起点として頸状部16の上方に巻上げられ、その巻上げ部分が固定される。これにより、巻上げ部分の複数の面は平坦なシール面として機能し、排出口から排泄物が漏出することを確実に防止することができる。
なお、第1の固定手段19および第2の固定手段20は、図2のeに示すように、開閉補助部材18の幅に等しいかもしくは若干小さい寸法の底辺を有する略三角形状であり、特に第1の固定手段19は、三角形の底辺部分のみを袋体のフィルムに結合したフラップ状を有するので、三角形の頂点付近を指で操作することにより、開閉時の巻上げおよび巻き戻しを行う際に、操作性がよい利点がある。又、排出口に近い方の第1の固定手段19をフラップ状にすることで、図2のa〜dの一連の巻上げ状態の図が示すように、巻上げていく操作をするだけで自然に第1の固定手段と第2の固定手段とを係合させることができるので、片手でも固定操作ができる固定手段の構成となる。
第1の固定手段19および第2の固定手段20の面ファスナーとしては、公知のフックとループによる係合、突起部とそれを受容する凹部による係合を用いた面ファスナーを使用することができる。
なお、第1の固定手段19および第2の固定手段20は、図2のeに示すように、開閉補助部材18の幅に等しいかもしくは若干小さい寸法の底辺を有する略三角形状であり、特に第1の固定手段19は、三角形の底辺部分のみを袋体のフィルムに結合したフラップ状を有するので、三角形の頂点付近を指で操作することにより、開閉時の巻上げおよび巻き戻しを行う際に、操作性がよい利点がある。又、排出口に近い方の第1の固定手段19をフラップ状にすることで、図2のa〜dの一連の巻上げ状態の図が示すように、巻上げていく操作をするだけで自然に第1の固定手段と第2の固定手段とを係合させることができるので、片手でも固定操作ができる固定手段の構成となる。
第1の固定手段19および第2の固定手段20の面ファスナーとしては、公知のフックとループによる係合、突起部とそれを受容する凹部による係合を用いた面ファスナーを使用することができる。
次に、開閉補助部材18について述べる。開閉補助部材18は、前述のように、ポリエチレンやポリプロピレンの細線やプレートを使用した市販の樹脂製形状保持材、例えば、積水化学工業(株)製の超延伸シートや樹脂製形状保持テープ、三井化学(株)製の形状保持材、商品名「テクノロート」等を用いることができる。前者はポリオレフィン(PE,PP)を一軸方向に高倍率延伸した高強度・高弾性率のシートやテープである。また、後者のテクノロートは、例えば、直径0.67mmのポリエチレン細線を芯材とし、ポリエチレンを外装フィルムとして組み合わせてテープ状としたものであり、針金のように自在に折り曲げることができ、また、折り曲げ時の曲げ戻りもほとんどないのが特徴である。前者および後者共に、用途に応じて、断面形状,形状保持性,強度等に関して種々のタイプがあるので、前記排出口の開閉操作とその際の形状保持のために、好適に利用できる。
又、別の材料として、開閉補助部材18には、無機充填材を含有した樹脂製の材料を使用できる。この材料は、ポリオレフィン(PE,PP)樹脂に無機充填材(タルク、炭酸カルシウム、酸化チタン等)を混合した溶融樹脂を、押し出し又は延伸することにより形成することができる。このように無機充填材を樹脂に混合することで、樹脂にある程度の腰をもたせながら、排出口の開閉状態を維持できる塑性変形性、即ち形状保持機能を付与することができる。
更に別の材料として、 開閉補助部材18は、形状保持機能を有する防水処理した紙製の材料を使用できる。防水処理としては、紙に疎水性の樹脂をコーティングする方法又は、樹脂製のフィルムやシートを紙に被覆又はラミネートする方法等が採用できる。このような処理をすることで、紙製の閉鎖補助部材が、排泄物の水分や洗浄時の水を吸収し、強度が落ちたり、破壊されたりすることを防ぐことができ、さらに紙に閉鎖補助部材として取り扱い易い適度な腰を付与することができる。
又、別の材料として、開閉補助部材18には、無機充填材を含有した樹脂製の材料を使用できる。この材料は、ポリオレフィン(PE,PP)樹脂に無機充填材(タルク、炭酸カルシウム、酸化チタン等)を混合した溶融樹脂を、押し出し又は延伸することにより形成することができる。このように無機充填材を樹脂に混合することで、樹脂にある程度の腰をもたせながら、排出口の開閉状態を維持できる塑性変形性、即ち形状保持機能を付与することができる。
更に別の材料として、 開閉補助部材18は、形状保持機能を有する防水処理した紙製の材料を使用できる。防水処理としては、紙に疎水性の樹脂をコーティングする方法又は、樹脂製のフィルムやシートを紙に被覆又はラミネートする方法等が採用できる。このような処理をすることで、紙製の閉鎖補助部材が、排泄物の水分や洗浄時の水を吸収し、強度が落ちたり、破壊されたりすることを防ぐことができ、さらに紙に閉鎖補助部材として取り扱い易い適度な腰を付与することができる。
次に、開閉補助部材18の適応範囲とその理由について述べる。まず、サイズ、形状(幅、厚み、長さ等)について述べる。基本的には、どのような形状(波形であったり、多角形を連続させて繋げたような形状等)でもよい。特に、長方形が巻上げのし易さ、排出口の密閉性に対して好適で、更にその長方形の両端を斜めにカットして略台形にすれば、巻上げて固定したときに、開閉補助部材両端部の皮膚への接触が少なく、違和感がない。
長さ(頸状部の上下方向の寸法)は、0.5mmの針金状から100mmくらいの板状のものまで可能である。ただし、開閉補助部材を巻上げて使用するためには、5〜50mmが好ましい。幅(頸状部の左右方向の寸法)は、密閉性を確保するためには、筒状の頸状部16の全長幅(頸状部材の溶着に掛かるまで)を有することが好ましいが、排出口の開放状態を維持するためには、排出口幅の1/2以上あれば良い。厚みは、0.1〜2.0mmの範囲が好ましく、0.1mm以下であると巻上げ固定する時に巻上げる起点として取り扱いづらく、2.0mm以上であると弱い力で曲げ難く、形状保持機能も発揮し難くなる。なお、この開閉補助部材18は、頸状部表面の排出口部、即ち排出口17に隣接する又はその近傍の頸状部表面に、接着、粘着、溶着等の結合手段により設置される。
長さ(頸状部の上下方向の寸法)は、0.5mmの針金状から100mmくらいの板状のものまで可能である。ただし、開閉補助部材を巻上げて使用するためには、5〜50mmが好ましい。幅(頸状部の左右方向の寸法)は、密閉性を確保するためには、筒状の頸状部16の全長幅(頸状部材の溶着に掛かるまで)を有することが好ましいが、排出口の開放状態を維持するためには、排出口幅の1/2以上あれば良い。厚みは、0.1〜2.0mmの範囲が好ましく、0.1mm以下であると巻上げ固定する時に巻上げる起点として取り扱いづらく、2.0mm以上であると弱い力で曲げ難く、形状保持機能も発揮し難くなる。なお、この開閉補助部材18は、頸状部表面の排出口部、即ち排出口17に隣接する又はその近傍の頸状部表面に、接着、粘着、溶着等の結合手段により設置される。
次に、図3について述べる。図3は図1とは異なる実施形態を示し、フラップ状の面ファスナを人体と反対側のフィルムに取り付けた場合を示す。図3のaは部分正面図、bは部分断面図、cは固定した状態の部分背面図である。基本的な作用効果は、図1の実施形態と同様であるが、図3の実施形態の場合には、第1の固定手段19に排泄物が比較的付着し難く、操作性もよい利点がある。
次に、図4について述べる。図4はさらに異なる実施形態を示し、一対のフラップ状の面ファスナに代えて、粘着式固定手段21を用いた例を示す。図4のaは部分正面図、bは部分断面図、cは排出口17を開閉補助部材を起点として3回折りたたみ固定した状態の部分背面図、dは4回折りたたみ固定した状態の部分背面図である。図4において、粘着式固定手段21は、aの正面図に示すように、略、T字形状でかつ板状をしている。そして、T字の水平の辺が、図4のbに示すように、袋体の内側フィルム7に固定されており、T字の垂直の辺の袋体の内側フィルム7側の面に粘着層が設けられている。これにより、図4のcまたはdに示すように、開閉補助部材を起点として折りたたんだ際に、前記粘着層を袋体の外側フィルム8に粘着させることにより、排出口の閉鎖固定を達成することができる。
図4の場合も、基本的な作用効果は、図1および図3の実施形態と同様であるが、面ファスナーに比較して、固定手段のコストが低減する利点がある。また、固定手段が排泄物等で汚れた場合の交換も容易となる利点がある。
これまで、固定手段としては面ファスーと粘着による手段を説明したが、巻上げた頸状部を固定できるものであればボタンやクランプ等の公知の固定手段で代替することもできる。
図4の場合も、基本的な作用効果は、図1および図3の実施形態と同様であるが、面ファスナーに比較して、固定手段のコストが低減する利点がある。また、固定手段が排泄物等で汚れた場合の交換も容易となる利点がある。
これまで、固定手段としては面ファスーと粘着による手段を説明したが、巻上げた頸状部を固定できるものであればボタンやクランプ等の公知の固定手段で代替することもできる。
次に、図5について述べる。図5は排出口部のさらに異なる実施形態を示し、前記請求項9に関わる実施形態を示す。図5a,b,cは、いずれも、頸状部16における排出口端部には、人体側または非人体側の一側に、他側の頸状部の排出口端部を前記一側から指をかけて広げるための切り欠き部22を設けた例であって、それぞれ異なる実施形態を示す。aの実施形態は開閉補助部材18を設けた側と反対側に切り欠き部22を設けた場合を示し、bの実施形態は開閉補助部材18自体に切り欠き部22を設けた場合を示し、cの実施形態は頸状部16において、一側に切り欠き部22を設けた部分の同一側上方に、開閉補助部材18を設けた場合を示す。
いずれの場合でも、切り欠き部22に指をかけて、他側の頸状部16の排出口端部を広げることができるので、本実施形態の構成によれば、排出口の開放操作性がさらに向上する。なお、図5においては、開閉補助部材18を頸状部16の一側にのみ配設する例を示したが、両側に配設してもよい。両側に配設した場合であっても、切り欠き部22を設けるのは一側である。
いずれの場合でも、切り欠き部22に指をかけて、他側の頸状部16の排出口端部を広げることができるので、本実施形態の構成によれば、排出口の開放操作性がさらに向上する。なお、図5においては、開閉補助部材18を頸状部16の一側にのみ配設する例を示したが、両側に配設してもよい。両側に配設した場合であっても、切り欠き部22を設けるのは一側である。
1 面板
2 袋体
3 フランジ層
4 粘着層
6 開口
7 袋体の内側フィルム
8 袋体の外側フィルム
15 袋体の外縁部
16 頸状部
17 排出口
18 開閉補助部材
19 第1の固定手段
20 第2の固定手段
21 粘着式固定手段
22 切り欠き部
2 袋体
3 フランジ層
4 粘着層
6 開口
7 袋体の内側フィルム
8 袋体の外側フィルム
15 袋体の外縁部
16 頸状部
17 排出口
18 開閉補助部材
19 第1の固定手段
20 第2の固定手段
21 粘着式固定手段
22 切り欠き部
Claims (9)
- 人体の開口より排出される排泄物を受容するための開口部を有する袋体と、この袋体に連通して袋体の下方に延びその端部に前記袋体内に受容された排泄物を排出するための排出口を有する筒状の頸状部と、この頸状部または袋体部に設けられ前記排出口からの排泄物の流出を閉鎖するための頸状部固定手段とを備えるドレナブル排泄物収容装具において、前記排出口を開放または閉鎖する際に指で力を加えることによって塑性変形させて排出口の開閉状態を維持することが可能な、排出口の開閉補助部材を、前記頸状部表面の排出口部に設けることを特徴とするドレナブル排泄物収容装具。
- 前記開閉補助部材は、形状保持機能を有する樹脂製の帯状部材、テープ状部材または棒状部材からなることを特徴とする請求項1に記載のドレナブル排泄物収容装具。
- 前記開閉補助部材は、形状保持機能を有する無機充填材を含有した樹脂製の帯状部材、テープ状部材または棒状部材からなることを特徴とする請求項1に記載のドレナブル排泄物収容装具。
- 前記開閉補助部材は、形状保持機能を有する防水処理した紙製の帯状部材、テープ状部材または棒状部材からなることを特徴とする請求項1に記載のドレナブル排泄物収容装具。
- 前記開閉補助部材は、前記排出口と平行に前記筒状の頸状部の両面または片面に設け、かつ前記筒状の頸状部の幅を突出しないように設けることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載のドレナブル排泄物収容装具。
- 前記頸状部固定手段は、前記開閉補助部材を起点として頸状部上方に巻上げた際にその巻上げ部分を固定する手段とすることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1項に記載のドレナブル排泄物収容装具。
- 前記巻上げ部分を固定する手段は、面ファスナーまたは粘着により固定する手段とすることを特徴とする請求項6に記載のドレナブル排泄物収容装具。
- 前記袋体および頸状部は、人体側と非人体側に配設される2枚のフィルムの周縁部を結合して一体的に形成したものとすることを特徴とする請求項1ないし7のいずれか1項に記載のドレナブル排泄物収容装具。
- 前記頸状部における排出口端部には、人体側または非人体側の一側に、他側の頸状部の排出口端部を前記一側から指をかけて広げるための切り欠き部を設けてなることを特徴とする前記請求項1ないし8のいずれか1項に記載のドレナブル排泄物収容装具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004019209A JP2005211178A (ja) | 2004-01-28 | 2004-01-28 | ドレナブル排泄物収容装具 |
Applications Claiming Priority (1)
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Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007000852U Continuation JP3131250U (ja) | 2007-02-14 | 2007-02-14 | ドレナブル排泄物収容装具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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Family
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2004019209A Pending JP2005211178A (ja) | 2004-01-28 | 2004-01-28 | ドレナブル排泄物収容装具 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2005211178A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017000834A (ja) * | 2010-09-30 | 2017-01-05 | コンバテック・テクノロジーズ・インコーポレイテッドConvatec Technologies Inc | フィルタシステムを有するストーマパウチ |
US10285847B2 (en) | 2011-09-29 | 2019-05-14 | Convatec Technologies Inc. | Ostomy pouch with filtering system |
US10478329B2 (en) | 2014-04-24 | 2019-11-19 | Convatec Technologies Inc. | Ostomy pouch filter system |
-
2004
- 2004-01-28 JP JP2004019209A patent/JP2005211178A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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US10285847B2 (en) | 2011-09-29 | 2019-05-14 | Convatec Technologies Inc. | Ostomy pouch with filtering system |
US10478329B2 (en) | 2014-04-24 | 2019-11-19 | Convatec Technologies Inc. | Ostomy pouch filter system |
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