JP2005210343A - 情報処理装置および方法、記録媒体、並びにプログラム - Google Patents

情報処理装置および方法、記録媒体、並びにプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】より高品位の画像をリアルタイムで生成することができるようにする。
【解決手段】 生徒画像生成部11は、入力されたSD画像信号から画素を水平方向と垂直方向に1/2ずつ間引くことで、生徒画像信号としてのCIF画像信号を生成する。学習対生成部12は、SD画像信号とCIF画像信号の信号対からなる学習対を生成する。係数生成部13は、学習対に基づいて正規方程式を生成し、予測係数を生成する。画像演算部14は、SD画像信号に予測係数を適用して、HD画像信号を生成する。本発明は、SD画像信号からHD画像信号を生成する画像処理装置に適用することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、情報処理装置および方法、記録媒体、並びにプログラムに関し、特に、より高い予測精度で画像信号を生成することができるようにした情報処理装置および方法、記録媒体、並びにプログラムに関する。
本出願人は、クラス分類適応処理により、標準的な画質のSD画像信号から、より高品位のHD画像信号を生成する手法を先に提案している(例えば、特許文献1)。
この場合、SD画像信号からHD画像信号を生成するための予測係数セットが必要となる。従来、この予測係数セットは次のようにして求められている。すなわち、HD画像信号から間引き処理などによりSD画像信号が生成され、SD画像信号の注目画素に対して所定の関係を有するクラスタップに対応して、1ビットADRC処理が行われクラスが決定される。一方、SD画像信号の注目画素に対して所定の関係にある予測タップが抽出され、その予測タップとHD画像信号との関係に基づく正規方程式がクラスごとに生成される。そしてこの正規方程式を解くことで、クラスごとの予測係数セットが求められる。
このように、あらかじめ用意されたHD画像信号とそれから生成されたSD画像信号に基づいて学習を行うことで予測係数セットが生成される。この学習は、多くの種類のHD画像信号に基づいて行われる。その結果、多くの種類のHD画像信号とSD画像信号との関係に基づく予測係数セットが得られることになる。
受信したSD画像信号にこの予測係数セットを適用することで、実際には受信していないHD画像信号を予測生成することができる。予測係数は、ある入力に対して、実際のHD画像信号に最も近くなる可能性が高いという統計的性質に基づいた係数となる。その結果、一般的なSD画像信号が入力された場合に、クラスごとにみて平均的に精度の高いHD画像信号が予測生成可能となる。
特開2000−78536号公報
しかしながら、予測係数を学習生成する場合に用いられるHD画像信号は、実際に予測されるHD画像信号とは異なる画像であるため、正確な予測演算処理が困難な場合があるという課題があった。
これを解決するには、クラスの数を充分多くする必要がある。しかしながら、クラスの数は有限であり、HD画像信号の学習時において適したクラスが存在しない場合にも、必ずどこかのクラスに割り当てる処理が行われるため、結局、正確な予測処理を行うことが困難であった。
さらにまた、従来の方法においては、予測係数セットを生成するのにHD画像信号が存在しなければならない。その結果、予測係数セットを学習生成する処理と、生成された予測係数セットを用いて、SD画像信号からHD画像信号を生成する処理とは、その日時、場所を変更して行わなければならず、リアルタイムの処理が困難である課題があった。
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、より正確に、高品位の画像を予測生成することができるようにするものである。また、その処理をリアルタイムで行うことができるようにするものである。
請求項1の情報処理装置は、入力された第1の種類の信号から第2の種類の信号を生成する信号生成手段と、前記第1の種類の信号と第2の種類の信号の信号対を生成する信号対生成手段と、前記信号対に基づいて予測係数を生成する係数生成手段と、前記第1の種類の信号に、前記予測係数を適用して第3の種類の信号を演算する演算手段とを備えることを特徴とする。
前記第1乃至第3の種類の信号は、それぞれ異なる解像度の画像信号であるようにすることができる。
前記第2の種類の信号は第1の種類の信号より低い解像度の画像信号であり、第3の種類の信号は第1の種類の信号より高い解像度の画像信号であるようにすることができる。
前記信号対生成手段は、第1の種類の信号から第1の範囲の信号を抽出する第1の抽出手段と、第2の種類の信号から第2の範囲の信号を抽出する第2の抽出手段と、第1の範囲の第1の種類の信号と第2の範囲の第2の種類の信号の相関関係を計算する計算手段と、第1の範囲の第1の種類の信号に対して閾値以上の相関を有する第2の範囲の第2の種類の信号と、それに対応する第1の種類の信号を選択する選択手段と、選択された第1の種類の信号と第2の範囲の第2の種類の信号を信号対として登録する登録手段とを備えるようにすることができる。
前記係数生成手段は、信号対から正規方程式を生成する正規方程式生成手段と、正規方程式を解いて予測係数を算出する算出手段とを備えるようにすることができる。
前記演算手段は、第1の種類の信号から第1の範囲の第1の種類の信号を抽出する第3の抽出手段と、第3の抽出手段により抽出された第1の範囲の第1の種類の信号と予測係数を積和演算して第3の種類の信号を生成する積和演算手段とを備えるようにすることができる。
請求項7の情報処理方法は、入力された第1の種類の信号から第2の種類の信号を生成する信号生成ステップと、前記第1の種類の信号と第2の種類の信号の信号対を生成する信号対生成ステップと、前記信号対に基づいて予測係数を生成する係数生成ステップと、前記第1の種類の信号に、前記予測係数を適用して第3の種類の信号を演算する演算ステップとを含むことを特徴とする。
請求項8の記録媒体のプログラムは、入力された第1の種類の信号から第2の種類の信号を生成する信号生成ステップと、前記第1の種類の信号と第2の種類の信号の信号対を生成する信号対生成ステップと、前記信号対に基づいて予測係数を生成する係数生成ステップと、前記第1の種類の信号に、前記予測係数を適用して第3の種類の信号を演算する演算ステップとを含むことを特徴とする。
請求項9のプログラムは、入力された第1の種類の信号から第2の種類の信号を生成する信号生成ステップと、前記第1の種類の信号と第2の種類の信号の信号対を生成する信号対生成ステップと、前記信号対に基づいて予測係数を生成する係数生成ステップと、前記第1の種類の信号に、前記予測係数を適用して第3の種類の信号を演算する演算ステップとをコンピュータに実行させることを特徴とする。
本発明においては、第1の種類の信号から第2の種類の信号が生成され、第1の種類の信号と第2の種類の信号の信号対が生成される。そして、信号対に基づいて予測係数が生成され、その予測係数を第1の種類の信号に適用して第3の種類の信号が演算される。
本発明によれば、異なる種類の信号を演算することが可能となる。特に、より正確に、異なる種類の信号を、必要に応じてリアルタイムに生成することが可能となる。
以下に本発明の最良の形態を説明するが、開示される発明と実施の形態との対応関係を例示すると、次のようになる。明細書中には記載されているが、発明に対応するものとして、ここには記載されていない実施の形態があったとしても、そのことは、その実施の形態が、その発明に対応するものではないことを意味するものではない。逆に、実施の形態が発明に対応するものとしてここに記載されていたとしても、そのことは、その実施の形態が、その発明以外の発明には対応しないものであることを意味するものでもない。
さらに、この記載は、明細書に記載されている発明の全てを意味するものではない。換言すれば、この記載は、明細書に記載されている発明であって、この出願では請求されていない発明の存在、すなわち、将来、分割出願されたり、補正により出現し、追加される発明の存在を否定するものではない。
請求項1の情報処理装置(例えば、図1の情報処理装置1)は、入力された第1の種類の信号(例えば、SD画像の信号)から第2の種類の信号(例えば、CIF画像の信号)を生成する信号生成手段(例えば、図1の生徒画像生成部11)と、前記第1の種類の信号と第2の種類の信号の信号対(例えば、学習対)を生成する信号対生成手段(例えば、図1の学習対生成部12)と、前記信号対に基づいて予測係数を生成する係数生成手段(例えば、図1の係数生成部13)と、前記第1の種類の信号に、前記予測係数を適用して第3の種類の信号(例えば、HD画像の信号)を演算する演算手段(例えば、図1の画像演算部14)とを備えることを特徴とする。
前記第2の種類の信号(例えば、CIF画像の信号)は前記第1の種類の信号(例えば、SD画像の信号)より低い解像度の画像信号であり、前記第3の種類の信号(例えば、HD画像の信号)は前記第1の種類の信号より高い解像度の画像信号とすることができる。
前記信号対生成手段は、前記第1の種類の信号から第1の範囲(例えば、予測範囲)の信号(例えば、予測タップ)を抽出する第1の抽出手段(例えば、図3のタップ抽出部55)と、前記第2の種類の信号から第2の範囲(例えば、参照範囲)の信号(例えば、参照タップ)を抽出する第2の抽出手段(例えば、図3のタップ抽出部51)と、前記第1の範囲の第1の種類の信号と前記第2の範囲の第2の種類の信号の相関関係を計算する計算手段(例えば、図3のタップ評価値計算部52)と、前記第1の範囲の第1の種類の信号に対して閾値以上の相関を有する前記第2の範囲の第2の種類の信号(例えば、図11のCIF画像信号の画素データc0乃至c12)と、それに対応する前記第1の種類の信号(例えば、図11のSD画像信号の画素データh0乃至h3)を選択する選択手段(例えば、図3の生徒選択部53と教師選択部56)と、選択された前記第1の種類の信号と前記第2の範囲の第2の種類の信号を前記信号対として登録する登録手段(例えば、図3の学習対登録部54)とを備えることができる。
前記係数生成手段は、前記信号対から正規方程式を生成する正規方程式生成手段(例えば、図4の正規方程式生成部71)と、前記正規方程式を解いて予測係数を算出する算出手段(例えば、図4の係数算出部72)とを備えるようにすることができる。
前記演算手段は、前記第1の種類の信号から前記第1の範囲の第1の種類の信号を抽出する第3の抽出手段(例えば、図5の予測タップ抽出部91)と、前記第3の抽出手段により抽出された前記第1の範囲の第1の種類の信号と前記予測係数を積和演算して前記第3の種類の信号を生成する積和演算手段(例えば、図5の予測画像生成部92)とを備えるようにすることができる。
請求項7の情報処理方法は、入力された第1の種類の信号から第2の種類の信号を生成する信号生成ステップ(例えば、図6のステップS1)と、前記第1の種類の信号と第2の種類の信号の信号対(例えば、学習対)を生成する信号対生成ステップ(例えば、図6のステップS5)と、前記信号対に基づいて予測係数を生成する係数生成ステップ(例えば、図6のステップS7)と、前記第1の種類の信号に、前記予測係数を適用して第3の種類の信号を演算する演算ステップ(例えば、図6のステップS9)とを含むことを特徴とする。
請求項8の記録媒体は、入力された第1の種類の信号から第2の種類の信号を生成する信号生成ステップ(例えば、図6のステップS1)と、前記第1の種類の信号と第2の種類の信号の信号対(例えば、学習対)を生成する信号対生成ステップ(例えば、図6のステップS5)と、前記信号対に基づいて予測係数を生成する係数生成ステップ(例えば、図6のステップS7)と、前記第1の種類の信号に、前記予測係数を適用して第3の種類の信号を演算する演算ステップ(例えば、図6のステップS9)とを含むことを特徴とするコンピュータが読み取り可能なプログラムが記録されている。
請求項9のプログラムは、入力された第1の種類の信号から第2の種類の信号を生成する信号生成ステップ(例えば、図6のステップS1)と、前記第1の種類の信号と第2の種類の信号の信号対(例えば、学習対)を生成する信号対生成ステップ(例えば、図6のステップS5)と、前記信号対に基づいて予測係数を生成する係数生成ステップ(例えば、図6のステップS7)と、前記第1の種類の信号に、前記予測係数を適用して第3の種類の信号を演算する演算ステップ(例えば、図6のステップS9)とをコンピュータに実行させる。
次に、本発明の実施の形態について説明する。図1は、本発明を適用した情報処理装置の構成例を表している。この情報処理装置1は、生徒画像生成部11、学習対生成部12、係数生成部13、および画像演算部14により構成されている。
生徒画像生成部11は、入力されたSD(Standard Definition)画像信号を、例えば、水平方向と垂直方向にそれぞれ1画素ごとに間引くことで、生徒画像信号としてのCIF(Common Intermediate Format)画像信号を生成し、学習対生成部12に供給する。学習対生成部12は、生徒画像生成部11より供給された生徒画像信号としてのCIF画像信号と、それに対応するSD画像信号とを対応付けて、信号対としての学習対を生成する。
係数生成部13は、学習対生成部12より供給された学習対に基づいて、予測係数を生成し、画像演算部14に出力する。画像演算部14は、SD画像信号に対して予測係数を適用して、HD(High Definition)画像を生成する。
生徒画像生成部11は、例えば、図2に示されるように構成される。図2の生徒画像生成部11は、ローパスフィルタ31、位相シフト部32、およびサブサンプル部33により構成されている。
ローパスフィルタ31は、入力されたSD画像信号の水平方向と垂直方向の帯域を1/2に落とす処理を実行する。すなわち、この実施の形態の場合、SD画像信号を4倍の密度のHD画像信号に変換するため、ローパスフィルタ31は、ハーフバンドフィルタとして構成される。
位相シフト部32は、ローパスフィルタ31より供給された、帯域が抑圧されたSD画像信号のデータを位相シフトした後、サブサンプル部33に供給する。サブサンプル部33は、位相シフト部32より供給された帯域が抑圧されたSD画像信号を、水平方向と垂直方向それぞれに、1画素おきに間引くことでCIF画像信号を生成する。
この実施の形態においては、画像演算部14において、SD画像信号からHD画像信号を生成する。すなわち、SD-HD変換を行うため、生徒画像生成部11では、その逆変換、すなわち、HD-SD変換に相当する処理を行うのであるが、画像演算部14において、等倍画像変換処理(例えば、HD-HD変換)を行う場合には、生徒画像生成部11における位相シフト部32とサブサンプル部33は省略することができる。
図3は、学習対生成部12の構成例を表している。この学習対生成部12は、タップ抽出部51、タップ評価値計算部52、生徒選択部53、学習対登録部54、タップ抽出部55、および教師選択部56により構成されている。
タップ抽出部51は、生徒画像生成部11より供給されたCIF画像信号から、処理対象とされている注目画素に対して、あらかじめ設定されている一定の相対的位置関係にある領域(参照領域)の画素としての参照タップを抽出する。タップ抽出部55は、入力されたSD画像信号から、注目画素に対して所定の相対的位置関係にある予測領域の画素を、予測タップとして抽出する。
タップ抽出部51における参照タップと、タップ抽出部55における予測タップの注目画素に対応する相対的位置関係は、実質的に同一となるように(評価値の計算ができるように)設定されている。
タップ評価値計算部52は、タップ抽出部51により抽出された参照タップと、タップ抽出部55により抽出された予測タップの相関関係を判定する。具体的には、それぞれのタップの相関係数が計算される。
例えば、参照タップをX(X1,X2,X3,X4,X5)とし、予測タップをY(Y1,Y2,Y3,Y4,Y5)とすると、相関係数Cは、次式で演算される。
Figure 2005210343
なお、上記(1)式おいて、XM,YMは、それぞれXi,Yiの平均値を表す。
あるいはまた、タップ評価値計算部52は、参照タップと予測タップの波形距離を用いて、両者の相関関係を判定するようにしてもよい。この場合、波形距離Dは次式で演算される。
Figure 2005210343
生徒選択部53は、予測タップとの相関があらかじめ設定されている閾値以上である場合、その参照タップを生徒画像信号として選択し、学習対登録部54に供給し、登録させる。評価値として波形距離Dが用いられた場合には、波形距離Dがあらかじめ設定されている閾値より小さい場合に、その参照タップが生徒選択部53により選択され、学習対登録部54に供給され、登録される。
教師選択部56は、生徒選択部53により選択された参照タップに対応するSD画像信号を教師画像信号として選択する。学習対登録部54は、生徒選択部53より供給された生徒画像信号としてのCIF画像信号と、教師選択部56より供給された教師画像信号としてのSD画像信号の信号対よりなる学習対を対応させて登録する。
図4は、係数生成部13の構成例を表している。この係数生成部13は、正規方程式生成部71と係数算出部72により構成されている。
正規方程式生成部71は、学習対生成部12の学習対登録部54より供給された学習対に基づいて、正規方程式を生成する。係数算出部72は、正規方程式生成部71で生成された正規方程式を最小自乗法などを用いて解くことで予測係数を算出する。
図5は、画像演算部14の構成例を表している。この画像演算部14は、予測タップ抽出部91と予測画像生成部92により構成されている。
予測タップ抽出部91は、入力されたSD画像信号からあらかじめ設定されている予測領域の画素を、予測タップとして抽出する。この予測タップの注目画素に対する相対的位置関係は、図3のタップ抽出部51およびタップ抽出部55における場合と同一とされる。予測画像生成部92は、予測タップ抽出部91により抽出された予測タップと、係数算出部72より供給された予測係数を、線形1次式に適用して、HD画像信号としての予測画素を生成する。
次に、図6のフローチャートを参照して、図1の情報処理装置1のHD画像信号生成処理について説明する。
最初に、ステップS1において、生徒画像生成部11は、CIF画像信号生成処理を実行する。このCIF画像信号生成処理の詳細は、図7のフローチャートに示されている。
すなわち、ステップS31において、ローパスフィルタ31は、入力されたSD画像信号から、高域周波数成分を除去する。これにより、折り返し歪みが発生することが防止される。次にステップS32において、位相シフト部32は、ローパスフィルタ31より供給された高域周波数成分が除去されたSD画像信号を、水平方向と垂直方向に1/2画素ずつずらすことで位相シフトする。さらに、ステップS33において、サブサンプル部33は、位相シフトされたSD画像信号を、水平方向と垂直方向に1画素おきに間引くことでCIF画像信号を生成する。
すなわち、図8に示されるように、図中、四角形で示されるSD画像信号の画素が、ローパスフィルタ31により高域周波数成分が除去された後、右方向と下方向にそれぞれ1/2画素分ずつ位相シフトされ、さらに1画素おきに間引かれることで、図8において「×」印で示されるCIF画像信号の画素が生成される。すなわち、1個のCIF画像信号の画素は、4個のSD画像信号の画素に対応することになる。
図6に戻り、以上のようにして、CIF画像信号が生成された後、ステップS2において、タップ抽出部55は、入力されたSD画像信号の注目画素に対する予測タップを抽出する。これにより、例えば、図9に示されるように、SD画像信号の画素データs0乃至s12よりなる13個の画素データが、予測タップとして抽出される。図9の例においては、注目画素は画素データs6であり、水平方向に左方向に隣接して位置する画素データs5,s4と、右方向に隣接して位置する画素データs7,s8の5個の画素データ、注目画素の画素データs6より上側に位置する画素データs2と、その左方向に位置する画素データs1と、右方向に位置する画素データs3の3個の画素データ、画素データs2より上側に位置する1個の画素データs0、注目画素の画素データs6より下側に位置する画素データs10と、その左方向に位置する画素データs9と、右方向に位置する画素データs11よりなる3個の画素データ、並びに画素データs10より下側に位置する1個の画素データs12により予測タップが構成されている。
ステップS3において、タップ抽出部51は、サブサンプル部33より供給されたCIF画像信号の探索範囲内の1つの画素に対し、それを中心とした参照タップを抽出する。この参照タップは、タップ抽出部55で抽出される予測タップと、相対的に同一の位置関係になるようにあらかじめ設定されている。すなわち、図10に示されるように、図中「×」印で示されるCIF画像信号から、1つの画素データc6とその左側に位置する2個の画素データc5,c4と、右側に位置する2個の画素データc7,c8よりなる5個の画素データ、画素データc6より1画素上側に位置する画素データc2と、その左側に位置する画素データc1と、右側に位置する画素データc3の3個の画素データ、画素データc2より1画素上側に位置する1個の画素データc0、画素データc6より1画素下側に位置する画素データc10と、その左側に位置する画素データc9と右側に位置する画素データc11の3個の画素データ、並びに画素データc10より1画素下側に位置する画素データc12の合計13個の画素データが参照タップとして抽出される。
次に、ステップS4において、タップ評価値計算部52は、タップ評価値を演算する。評価値として、例えば、相関値が用いられる場合、図11に示されるように、ステップS2で抽出された13個の予測タップs0乃至s12と、ステップS3で抽出された参照タップc0乃至c12の相関係数Cが、上記した(1)式に基づいて演算される。
上述したように、この演算が確実に行われるように、ステップS2でタップ抽出部55により抽出される予測タップと、ステップS3でタップ抽出部51により抽出される参照タップは、対応するようにあらかじめ定められている。すなわち、図9と図10に示されるように、参照タップの画素データc0乃至c12は、それぞれ予測タップの画素データs0乃至s12に対応するように、その相対的位置関係が定められている。
次にステップS5において、生徒選択部53は、ステップS4の処理で演算された評価値(今の場合、相関係数C)をあらかじめ設定されている所定の閾値と比較し、相関値Cが閾値以上である場合には、そのCIF画像信号(参照タップ)はSD画像信号の予測タップと高い相関関係を有しているので、これを選択し、学習対登録部54に供給する。学習対登録部54は、これを登録する。具体的には、図10と図11に示されるステップS3で抽出された参照タップとしての画素データc0乃至c12が、学習対登録部54に登録される。
また、このとき教師選択部56は、図11に示されるように、ステップS3で抽出した参照タップの中心の1つの画素データc6の左上、右上、左下、および右下に位置するSD画像信号の画素データh0乃至h3を、参照タップc0乃至c12に対応する教師画像信号の画素データ(対応注目画素)として選択する。学習対登録部54は、この画素データh0乃至h3を、画素データc0乃至c12に対応する学習対として登録する。
ステップS6において、タップ抽出部51は、探索範囲を全て探索したか否かを判定し、まだ探索範囲の全てを探索していない場合には、ステップS3に戻り、探索範囲内の他の1つの画素を選択し、それを中心とした参照タップを抽出する。ステップS4において、タップ評価値計算部52は、ステップS3で新たに選択された参照タップに関し、上述した場合と同様にして評価値を演算する。ステップS5において、生徒選択部53は、ステップS4の処理で演算された評価値が、閾値以上であるか否かを判定し、閾値以上であれば、学習対登録部54に供給し登録させる。閾値以上でなければ、この登録処理は行われない。教師選択部56は、生徒選択部53により選択された画素データc0乃至c12に対応する教師データとしてのSD画像信号の画素データh0乃至h3を選択し、学習対登録部54に供給する。学習対登録部54は、供給された生徒画像信号としての参照タップc0乃至c12と、教師画像信号としてのSD画像信号の画素データh0乃至h3を学習対として登録する。
以上の処理は、図12に示されるように、SD画像プレーン111上の1つの注目画素の予測タップに相関するタップを、CIF画像信号プレーン112上の探索範囲113内で探索することを意味する。探索範囲113は、例えば、200×200画素の範囲とされる。探索範囲113内において、注目画素に対応する予測タップと閾値以上の相関を有する参照タップが検索され、その参照タップと、それに対応するSD画像信号の対応注目画素が学習対として登録される。
ステップS6において、探索範囲113内における探索が全て終了したと判定されるまで上述した処理が繰り返され、終了したと判定された場合、ステップS7に進み、係数生成部13は係数生成処理を実行する。この係数生成処理の詳細は、図13のフローチャートに示されている。
ステップS51において、正規方程式生成部71は、学習対登録部54より供給された学習対に基づいて(3)式に示されるような正規方程式を生成する。
Figure 2005210343
(3)式の4つの式は、それぞれ図11におけるSD画像信号の画素データh0とCIF画像信号の画素データc0乃至c12との関係、SD画像信号の画素データh1とCIF画像信号の画素データc0乃至c12との関係、SD画像信号の画素データh2とCIF画像信号の画素データc0乃至c12との関係、またはSD画像信号の画素データh3とCIF画像信号の画素データc0乃至c12との関係を、それぞれ表すものである。そして、画素データh0と画素データc0乃至c12との関係を表す式は、探索範囲113内において、13個以上求められる。従って、未知数である13個の予測係数W0,kを求めることが可能である。画素データh1,h2,h3についても同様に、それぞれ探索範囲113内において、13個以上の式が生成される。従って、予測係数W1,k,W2,k,W3,kも同様にして求めることが可能となる。
ステップS51において、正規方程式生成部71により正規方程式が生成されると、ステップS52において、係数算出部72は、生成された正規方程式を、例えば、最小自乗法を用いて解くことで係数を算出する。これにより(3)式における予測係数W0,k乃至W3,k が求められることになる。
次に、図6のステップS8において、画像演算部14の予測タップ抽出部91は、入力されたSD画像信号から、あらかじめ定められている予測領域の画素データを予測タップとして抽出する。この予測タップは、図3のタップ抽出部55において抽出されるタップと同一のタップである。すなわち、図14に示されるように、入力されたSD画像信号データから予測タップとして画素データs0乃至s12が選択される。この予測タップの形状(注目画素に対する相対的位置関係)は、図11に示される画素データc0乃至c12からなるタップの形状と同一の形状とされている。
予測画像生成部92は、ステップS9において、予測係数に基づいてSD画像信号からHD画像信号を生成する処理を実行する。具体的には、次の(4)式に、ステップS7の処理で生成された予測係数と、ステップS8の処理で抽出された予測タップを適用することでHD画像信号の画素データH0乃至H3が生成される。
Figure 2005210343
H0乃至H3は、図14に示されるように、予測タップs0乃至s12のうちの中央の注目画素としての画素データs6の左上、右上、左下、または右下に位置するHD画像信号の画素データである。(4)式の予測係数W0,k乃至W3,kは、(3)式における予測係数W0,k乃至W3,kと同一の係数である。
図14と図11(または図10)を比較して明らかなように、図14におけるSD画像信号の画素としての予測タップs0乃至s12と、HD画像信号としての画素データH0乃至H3との相対的位置関係は、図11(または図10)におけるCIF画像信号の画素データc0乃至c12とSD画像信号の画素データh0乃至h3の相対的位置関係と同一、または相似の関係にある。そして、HD画像信号はSD画像信号を、水平方向と垂直方向に画素数を倍にした関係にあり、SD画像信号もCIF画像信号を、水平方向と垂直方向に画素密度を倍にした関係にある。従って、画素データc0乃至c12と、画素データh0乃至h3との関係は、画素データs0乃至s12と画素データH0乃至H3との関係と極めて近似した関係(極めて大きい相関関係がある)ことになる。そこで、上述したように、CIF画像信号の画素データc0乃至c12と、SD画像信号の画素データh0乃至h3との関係から求めた予測係数W0,k乃至W3,kは、SD画像信号の画素データs0乃至s12とHD画像信号の画素データH0乃至H3との関係を表す予測係数W´0,k乃至W´3,kと実質的に同一か、異なっていたとしても極めて近似した値となることが予想される。そこで、SD画像信号の画素データs0乃至s12に予測係数W0,k乃至W3,kを適用することで、HD画像信号の画素H0乃至H3を生成することができる。
すなわちこのことは、図15に示されるように、HD画像信号のフィールド141の画素は、1階層下のSD画像信号のフィールド111の画素に比べて、水平方向と垂直方向に2倍の密度を有しているので、SD画像信号のフィールド111の画素に比べて、水平方向と垂直方向にそれぞれ1/2の画素密度を有する1階層下のCIF画像信号のフィールド112の画素を生成し、SD画像信号のフィールド111とCIF画像信号のフィールド112の間で予測係数Wiを求め、その予測係数Wiを、SD画像信号のフィールド111とHD画像信号のフィールド141との間で用いることを意味する。これにより、教師画像信号としてのHD画像信号が存在しなくても、予測係数Wiを生成することができるので、それに基づいてSD画像信号からそれより高品位のHD画像信号を生成することが可能となる。
図6に戻り、ステップS10において、画像演算部14は、全SD画素を処理したか否かを判定し、まだ処理していないSD画像信号が残っている場合には、ステップS2に戻り、入力されたSD画像信号の注目画素を新たな注目画素とし、その新たな注目画素に対する予測タップを抽出して、その予測タップに対して上述した場合と同様の処理を実行する。
ステップS10において、全SD画素を処理したと判定された場合、HD画素生成処理は終了される。
以上においては、入力された画像より4倍の密度を有する高品位の画像を生成する場合に、入力された画像の1/4の密度の画像を生成し、それとの間で予測係数を生成するようにしたが、n倍の画像を生成する場合には、1/n倍の画像を生成し、それとの間で予測係数を生成すればよいことになる。すなわち、上述した場合は、「n=4」の倍であるが、nの値は1以上の任意の値とすることができる。
また、以上においては、より高品位の画像を生成する場合を例としたが、各種の種類の信号を生成する場合に本発明を適用することは可能である。さらに本発明は、画像信号に限らず、音声信号その他の信号を処理する場合にも適用することが可能である。
上述した一連の処理は、ハードウエアにより実行させることもできるし、ソフトウエアにより実行させることもできる。この場合、例えば、情報処理装置は、図16に示されるようなパーソナルコンピュータにより構成される。
図16において、CPU(Central Processing Unit)221は、ROM(Read Only Memory)222に記憶されているプログラム、または記憶部228からRAM(Random Access Memory)223にロードされたプログラムに従って各種の処理を実行する。RAM223にはまた、CPU221が各種の処理を実行する上において必要なデータなども適宜記憶される。
CPU221、ROM222、およびRAM223は、バス224を介して相互に接続されている。このバス224にはまた、入出力インタフェース225も接続されている。
入出力インタフェース225には、キーボード、マウスなどよりなる入力部226、CRT(Cathode Ray Tube)、LCD(Liquid Crystal display)などよりなるディスプレイ、並びにスピーカなどよりなる出力部227、ハードディスクなどより構成される記憶部228、モデムなどより構成される通信部229が接続されている。通信部229は、インターネットを含むネットワークを介しての通信処理を行う。
入出力インタフェース225にはまた、必要に応じてドライブ230が接続され、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、或いは半導体メモリなどのリムーバブルメディア231が適宜装着され、それらから読み出されたコンピュータプログラムが、必要に応じて記憶部228にインストールされる。
一連の処理をソフトウエアにより実行させる場合には、そのソフトウエアを構成するプログラムが、専用のハードウエアに組み込まれているコンピュータ、または、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能な、例えば汎用のパーソナルコンピュータなどに、ネットワークや記録媒体からインストールされる。
この記録媒体は、図16に示されるように、装置本体とは別に、ユーザにプログラムを提供するために配布される、プログラムが記録されている磁気ディスク(フロッピディスクを含む)、光ディスク(CD-ROM(Compact Disk-Read Only Memory),DVD(Digital Versatile Disk)を含む)、光磁気ディスク(MD(Mini-Disk)を含む)、もしくは半導体メモリなどよりなるリムーバブルメディア231により構成されるだけでなく、装置本体に予め組み込まれた状態でユーザに提供される、プログラムが記録されているROM222や、記憶部228に含まれるハードディスクなどで構成される。
なお、本明細書において、記録媒体に記録されるプログラムを記述するステップは、記載された順序に沿って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に実行される処理をも含むものである。
また、本明細書において、システムとは、複数の装置により構成される装置全体を表すものである。
本発明を適用した情報処理装置の構成例を示すブロック図である。 図1の生徒画像生成部の構成例を示すブロック図である。 図1の学習対生成部の構成例を示すブロック図である。 図1の係数生成部の構成例を示すブロック図である。 図1の画像演算部の構成例を示すブロック図である。 図1の情報処理装置のHD画像信号生成処理を説明するフローチャートである。 図6のステップS1のCIF画像信号生成処理を説明するフローチャートである。 サブサンプリングを説明する図である。 予測タップを説明する図である。 参照タップを説明する図である。 予測タップと参照タップの関係を説明する図である。 予測タップと探索範囲の関係を説明する図である。 図6のステップS7の係数生成処理を説明するフローチャートである。 予測タップとHD画像信号の関係を説明する図である。 CIF画像信号、SD画像信号、およびHD画像信号の関係を説明する図である。 パーソナルコンピュータの構成例を示すブロック図である。
符号の説明
1 情報処理装置, 11 生徒画像生成部, 12 学習対生成部, 13 係数生成部, 14 画像演算部, 51 タップ抽出部, 52 タップ評価値計算部, 53 生徒選択部, 54 学習対登録部, 55 タップ抽出部, 56 教師選択部, 71 正規方程式生成部, 72 係数算出部, 91 予測タップ抽出部, 92 予測画像生成部

Claims (9)

  1. 入力された第1の種類の信号から第2の種類の信号を生成する信号生成手段と、
    前記第1の種類の信号と第2の種類の信号の信号対を生成する信号対生成手段と、
    前記信号対に基づいて予測係数を生成する係数生成手段と、
    前記第1の種類の信号に、前記予測係数を適用して第3の種類の信号を演算する演算手段と
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記第1乃至第3の種類の信号は、それぞれ異なる解像度の画像信号である
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記第2の種類の信号は前記第1の種類の信号より低い解像度の画像信号であり、
    前記第3の種類の信号は前記第1の種類の信号より高い解像度の画像信号である
    ことを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記信号対生成手段は、
    前記第1の種類の信号から第1の範囲の信号を抽出する第1の抽出手段と、
    前記第2の種類の信号から第2の範囲の信号を抽出する第2の抽出手段と、
    前記第1の範囲の第1の種類の信号と前記第2の範囲の第2の種類の信号の相関関係を計算する計算手段と、
    前記第1の範囲の第1の種類の信号に対して閾値以上の相関を有する前記第2の範囲の第2の種類の信号と、それに対応する前記第1の種類の信号を選択する選択手段と、
    選択された前記第1の種類の信号と前記第2の範囲の第2の種類の信号を前記信号対として登録する登録手段と
    を備えることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  5. 前記係数生成手段は、
    前記信号対から正規方程式を生成する正規方程式生成手段と、
    前記正規方程式を解いて予測係数を算出する算出手段と
    を備えることを特徴とする請求項4に記載の情報処理装置。
  6. 前記演算手段は、
    前記第1の種類の信号から前記第1の範囲の第1の種類の信号を抽出する第3の抽出手段と、
    前記第3の抽出手段により抽出された前記第1の範囲の第1の種類の信号と前記予測係数を積和演算して前記第3の種類の信号を生成する積和演算手段と
    を備えることを特徴とする請求項5に記載の情報処理装置。
  7. 入力された第1の種類の信号から第2の種類の信号を生成する信号生成ステップと、
    前記第1の種類の信号と第2の種類の信号の信号対を生成する信号対生成ステップと、
    前記信号対に基づいて予測係数を生成する係数生成ステップと、
    前記第1の種類の信号に、前記予測係数を適用して第3の種類の信号を演算する演算ステップと
    を含むことを特徴とする情報処理方法。
  8. 入力された第1の種類の信号から第2の種類の信号を生成する信号生成ステップと、
    前記第1の種類の信号と第2の種類の信号の信号対を生成する信号対生成ステップと、
    前記信号対に基づいて予測係数を生成する係数生成ステップと、
    前記第1の種類の信号に、前記予測係数を適用して第3の種類の信号を演算する演算ステップと
    を含むことを特徴とするコンピュータが読み取り可能なプログラムが記録されている記録媒体。
  9. 入力された第1の種類の信号から第2の種類の信号を生成する信号生成ステップと、
    前記第1の種類の信号と第2の種類の信号の信号対を生成する信号対生成ステップと、
    前記信号対に基づいて予測係数を生成する係数生成ステップと、
    前記第1の種類の信号に、前記予測係数を適用して第3の種類の信号を演算する演算ステップと
    をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
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