JP2005207874A - 釣合い試験機 - Google Patents
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Abstract
【課題】 重力式であってもピボット等を利用することなく試験体の不釣合い状態を測定するようにし、製造コストを低減するとともに、十分な強度、耐久性を確保する。
【解決手段】 試験体における鉛直方向の測定軸まわりの不釣り合い量を測定する重力式の釣合い試験機1であって、測定時に試験体が載置される試験台4と、試験台4を測定軸から均等距離且つ均等荷重で支持し、測定軸まわりに等間隔に配された少なくとも3つのロードセル5と、試験台4に試験体を載置した状態で各ロードセル5にて検出された荷重から試験体の測定軸まわりの不釣り合いの角度及び質量を演算する制御部とを備えた。
【選択図】 図2
【解決手段】 試験体における鉛直方向の測定軸まわりの不釣り合い量を測定する重力式の釣合い試験機1であって、測定時に試験体が載置される試験台4と、試験台4を測定軸から均等距離且つ均等荷重で支持し、測定軸まわりに等間隔に配された少なくとも3つのロードセル5と、試験台4に試験体を載置した状態で各ロードセル5にて検出された荷重から試験体の測定軸まわりの不釣り合いの角度及び質量を演算する制御部とを備えた。
【選択図】 図2
Description
本発明は、重力式の釣合い試験機に関する。
プロペラシャフト、マイクロモータ、高速スピンドル等のように、所定軸まわりの釣合い状態が要求される部品について、釣合い状態の測定を行う釣合い試験機が周知である。この種の釣合い試験機は、部品を回転させて動的な不釣合いを検出する遠心力式と、部品を回転させることなく静的な不釣合いを検出する重力式とに大別される。
重力式の釣合い試験機としては、試験体が固定される試験台の中心を等方向性の二軸のピボットで受けるものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。これによれば、試験体を試験台に載置して、試験台の傾倒状態をセンサで検出し、試験体の不釣合いを演算する。すなわち、試験台を直交する二軸に関して傾倒自在に設け、試験台が水平となる方向へ十字ばねにより付勢するようになっている。
特開平10−281913号公報
しかしながら、前記釣合い試験機では、ピボット、十字ばね等が二軸に関して同様の動作をするため、構造が複雑となり製造コストが嵩むという問題点があった。また、ピボット、十字ばね等は構造が脆弱であるので、試験台に比較的大きな衝撃が加わったり、試験機を長期にわたって使用すると、ピボット、十字ばね等が変形するおそれがある。すなわち、試験台まわりの強度、耐久性を十分に確保できないという問題点もある。
本発明は、前記事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、ピボット等を利用することなく試験体の不釣合い状態を測定するようにし、製造コストを低減するとともに、十分な強度、耐久性を確保することのできる重力式の釣合い試験機を提供することにある。
前記目的を達成するため、例えば図1から図4に示すように、請求項1に記載の発明では、試験体(2)における鉛直方向の測定軸(3)まわりの不釣り合い量(110)を測定する重力式の釣合い試験機(1)であって、測定時に前記試験体が載置される試験台(4)と、前記試験台を前記測定軸から均等距離且つ均等荷重で支持し、該測定軸まわりに等間隔に配された少なくとも3つの荷重検出部(例えば、ロードセル5等)と、前記試験台に前記試験体を載置した状態で、各荷重検出部にて検出された荷重から、前記試験体の測定軸まわりの不釣り合いの角度及び質量を演算する演算手段(例えば、制御部6等)と、を備えることを特徴とする。
請求項2に記載の発明では、請求項1に記載の釣合い試験機において、前記各荷重検出部は前記試験台側に設けられたロードセル(5)を有することを特徴とする。
請求項3に記載の発明では、請求項2に記載の釣合い試験機において、前記各ロードセルを支持し上下方向へ移動自在の上下テーブル(7)と、前記上下テーブルを上下に移動させる駆動手段(例えば、シリンダ8等)と、前記上下テーブルの下降時に前記試験台を支持する休止台(9)と、を備えることを特徴とする。
請求項4に記載の発明では、請求項2または3のいずれか一項に記載の釣合い試験機において、前記試験体の複数の種類ごとに設定された試験体重量情報(112)及び回路校正情報(113)が記憶される記憶手段(例えば、EEPROM102等)と、前記各荷重検出部にて検出された荷重の総和と、各試験体重量情報と、を比較して前記試験体の種類を判別する種類判別手段(例えば、制御部6等)と、前記種類判別手段により判別された前記試験体の種類に対応する回路校正情報に基き、前記各荷重検出部にて検出されたデータを処理するデータ処理手段(例えば、制御部6等)と、を備えることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、釣合い状態を測定するに際し、試験体を試験台に載置し、各荷重検出部により試験台ごと試験体の荷重を検出する。次いで、各荷重検出部ごとの荷重から、試験体の測定軸まわりの不釣合いの角度及び質量を演算する。
このとき、各荷重検出部は、それぞれ測定軸から均等距離で互いに測定軸まわりに等間隔に配されているので、試験体に不釣合いがある場合は、いずれかの荷重検出部にて他の荷重検出部に比して大きな荷重が検出される。これにより、不釣合いの角度及び質量の検出を容易且つ的確に行うことができる。また、各荷重検出部で検出された荷重の合計から試験台の質量を減ずることにより、試験体の質量を演算することができる。
また、重力式であるにもかかわらず、従来のようにピボット等を利用することなく試験体の不釣合い状態を測定することができる。従って、試験台の支持構造を簡単にして、製造コストを低減するとともに、十分な強度、耐久性を確保することができる。
このとき、各荷重検出部は、それぞれ測定軸から均等距離で互いに測定軸まわりに等間隔に配されているので、試験体に不釣合いがある場合は、いずれかの荷重検出部にて他の荷重検出部に比して大きな荷重が検出される。これにより、不釣合いの角度及び質量の検出を容易且つ的確に行うことができる。また、各荷重検出部で検出された荷重の合計から試験台の質量を減ずることにより、試験体の質量を演算することができる。
また、重力式であるにもかかわらず、従来のようにピボット等を利用することなく試験体の不釣合い状態を測定することができる。従って、試験台の支持構造を簡単にして、製造コストを低減するとともに、十分な強度、耐久性を確保することができる。
請求項2に記載の発明によれば、請求項1の発明が奏する作用効果に加え、圧縮時に荷重を検出するロードセルにより試験台が直接支持されることから、さらに構造を簡単にすることができる。
また、試験台を上下テーブルのどの位置に着地させても、ロードセルによる荷重検出を的確に行うことができる。すなわち、試験台と上下テーブルとの軸合わせ等の必要がなく、これによっても構造を簡単にすることができ、実用に際して極めて有利である。
また、試験台を上下テーブルのどの位置に着地させても、ロードセルによる荷重検出を的確に行うことができる。すなわち、試験台と上下テーブルとの軸合わせ等の必要がなく、これによっても構造を簡単にすることができ、実用に際して極めて有利である。
請求項3に記載の発明によれば、請求項2の発明が奏する作用効果に加え、上昇した上下テーブルにより各ロードセルが支持されると、各ロードセルに試験体及び試験台の荷重が作用することから、不釣合い状態の測定が可能な状態となる。
この状態から駆動手段を動作させて上下テーブルを下降させると、休止台により試験台が支持され、試験台の下面に設置された各ロードセルと上下テーブルとが離隔した状態となる。すなわち、試験台の荷重負担は各ロードセルから休止台へと受け渡され、各ロードセルに荷重が作用しない状態となる。
従って、釣合い状態の測定時以外は、休止台を用いて試験台を支持させて各ロードセルに負荷が加わらないようにし、各ロードセルの耐久性を向上することができる。
この状態から駆動手段を動作させて上下テーブルを下降させると、休止台により試験台が支持され、試験台の下面に設置された各ロードセルと上下テーブルとが離隔した状態となる。すなわち、試験台の荷重負担は各ロードセルから休止台へと受け渡され、各ロードセルに荷重が作用しない状態となる。
従って、釣合い状態の測定時以外は、休止台を用いて試験台を支持させて各ロードセルに負荷が加わらないようにし、各ロードセルの耐久性を向上することができる。
請求項4に記載の発明によれば、請求項2または3の発明が奏する作用効果に加え、記憶手段に試験体の各種類ごとに試験体重量情報と回路校正情報が記憶される。試験体重量情報は試験体の総重量に関する情報であり、また、本発明にあっては前述のように荷重検出部にて検出される荷重の総和に基づいて試験体の総重量を求めることができる。すなわち、種類判別手段により、この試験体重量情報と、各荷重検出部にて検出された荷重の総和と、を比較することにより記憶手段に記憶された試験体の種類のいずれであるかを判別することができる。そして、データ処理手段により、この種類に対応する回路校正情報に基づいて、各荷重検出部に接続された電気回路を校正して、各荷重検出部にて検出されたデータを処理する。
従って、従来のように、作業者が試験体の重量情報を入力したり、回路を校正する情報を入力したりする必要がない。すなわち、試験体の総重量に応じた回路の選択を自動的に行うことができ、実用に際して極めて有利である。
従って、従来のように、作業者が試験体の重量情報を入力したり、回路を校正する情報を入力したりする必要がない。すなわち、試験体の総重量に応じた回路の選択を自動的に行うことができ、実用に際して極めて有利である。
図1から図6は本発明の一実施形態を示すもので、図1は釣合い試験機の全体正面図、図2は試験体の不釣合い量を測定する状態の釣合い試験機の正面図、図3は釣合い試験機の上面図、図4は釣合い試験機の概略構成ブロック図、図5は表示パネルの画面を示した図、図6は上下テーブルを下降させた状態の釣合い試験機の正面図である。
図1に示すように、この釣合い試験機1は、いわゆる重力式と呼ばれるものであり、試験体2を回転させることなく、静的な状態における試験体2の測定軸3まわりの釣合い状態を測定し、試験体2の釣合い状態を表示器12に表示させる。図3に示すように、釣合い試験機1は、試験体2が載置される円盤状の試験台4と、試験台4の下面に周方向について約120°の間隔で並設される3つのロードセル5と、各ロードセル5に電気的に接続される制御部6と、を備えている。また、図1に示すように、この釣合い試験機1は、各ロードセル5を支持し上下方向へ移動自在の上下テーブル7と、この上下テーブル7を上下に移動させる駆動手段としてのシリンダ8と、下降した上下テーブル7を支持する休止台9と、を備えている。本実施形態のシリンダ8は、従来公知のエアハイドロ制御により駆動する。すなわち、図示しないエアハイドロユニットにエアを供給することにより、シリンダ8の油圧を制御するよう構成されている。
試験台4は、中心軸が測定軸3と略一致するよう構成され、各ロードセル5がボルト10により固定される。
図2に示すように、各ロードセル5は、径方向に延びる支持部5aと、支持部5aの下面における径方向外側に設けられた検出部5bと、を有する。図4に示すように、各検出部5bは、それぞれアンプ11を介して制御部6と接続される。制御部6は、試験機1の動作状態、測定された試験体2の釣合い状態等を表示する表示器12と接続される。
図3に示すように、上下テーブル7は上面視にて略三角形状を呈している。本実施形態においては、上下テーブル7の各頂点付近に、各ロードセル5の検出部に対応して径方向外側へ延長された延長部7aが形成されている。図2に示すように、上下テーブル7は、土台13に形成されたガイド13aに包囲され上下に延びる金属製のガイド軸7bを有する。図3に示すように、本実施形態においては、ガイド13a及びガイド軸7bは120°の間隔で周方向へ3つ並べられている。また、上下テーブル7の中央には、試験台4及び土台13と係合する軸部材7cが固定されている。
これにより、シリンダ8を駆動すると、上下テーブル7が上昇して各ロードセル5の検出部5bと接触して、試験台4ごと試験体2が支持される(図2参照)。このとき、上下テーブル7には各ガイド軸7bが周方向に等間隔に配されていることから、上下テーブル7は滑らかに上昇する。すなわち、上昇時において上下テーブル7に偏った力やモーメントが作用して、上下テーブル7が傾くことはない。
制御部6は、各ロードセル5から出力される電気的信号を質量に換算する測定回路100を有する。また、制御部6は、CPU101、EEPROM102、RAM103等を有する。
EEPROM102には、各ロードセル5にて検出された3つの質量から、試験体2の不釣合い量110を演算する不釣合い量演算プログラム111が記憶されている。すなわち、制御部6が演算手段をなしている。本実施形態においては、この不釣合い量110は、角度に関する量110aと、質量に関する量110bとからなる。
また、記憶手段としてのEEPROM102には、試験体2の複数の種類ごとに設定された試験体重量情報112及び回路校正情報113が記憶されている。試験体重量情報112は試験体2の総重量に関する情報であり、回路校正情報113は試験体2に応じた測定回路100の校正に関する情報である。これら各情報112,113は、予めEEPROM102に記憶された特定の試験体2についての情報であってもよいし、現実に測定された試験体2の情報に基づいて後発的にEEPROM102に書き込まれた情報であってもよい。
また、本実施形態においては、EEPROM102には、各ロードセル5にて検出された荷重の総和と、試験体重量情報112とを比較して試験体2の種類を判別する種類判別プログラム114が記憶されている。さらに、種類判別プログラム114により判別された試験体2の種類に対応する回路校正情報113に基づき、各ロードセル5にて検出されたデータを処理するデータ処理プログラム115が記憶されている。すなわち、本実施形態においては、制御部6が種類判別手段及びデータ処理手段をなしている。
以上のように構成された釣合い試験機1によれば、試験体2の釣合い状態を測定するに際し、試験体2を試験台4に載置し、各ロードセル5により試験台4ごと試験体2の荷重を検出する。本実施形態においては、シリンダ8を動作させて上下テーブル7を上昇させ、図1に示すように上下テーブル7により各ロードセル5が支持されると、各ロードセル5に試験体2及び試験台4の荷重が作用することから、不釣合い状態の測定が可能な状態となる。次いで、各ロードセル5ごとの荷重から、試験体2の測定軸3まわりの不釣合いの角度に関する量110a及び質量に関する量110bを演算して、図5に示すように表示器12に表示する。尚、図5に示すように、表示器12は、ディスプレイ部12aと、複数の操作ボタン12bとを有している。
このとき、各ロードセル5は、それぞれ測定軸3から均等距離で互いに測定軸3まわりに等間隔に配されているので、試験体2に不釣合いがある場合は、いずれかのロードセル5にて他のロードセル5に比して大きな荷重が検出される。これにより、不釣合いの角度及び質量の検出を容易且つ的確に行うことができる。また、各ロードセル5で検出された荷重の合計から試験台の質量を減ずることにより、試験体2の質量を演算することができる。
このように、各ロードセル5にて検出される荷重の総和に基づいて試験体の総重量を求めることができる。そして、種類判別プログラム114により、試験体重量情報112と、各ロードセル5にて検出された荷重の総和と、を比較することによりEEPROM102に記憶された試験体2の種類のいずれであるかを判別することができる。そして、データ処理プログラム115により、この種類に対応する回路校正情報113に基づいて、各ロードセル5に接続された測定回路100を校正して、各ロードセル5にて検出されたデータを処理する。
従って、従来のように、作業者が試験体2の重量情報を入力したり、測定回路100を校正する情報を入力したりする必要がない。すなわち、試験体2の総重量、重心位置、形状等に応じた回路の選択を自動的に行うことができ、実用に際して極めて有利である。
従って、従来のように、作業者が試験体2の重量情報を入力したり、測定回路100を校正する情報を入力したりする必要がない。すなわち、試験体2の総重量、重心位置、形状等に応じた回路の選択を自動的に行うことができ、実用に際して極めて有利である。
また、重力式であるにもかかわらず、従来のようにピボット等を利用することなく試験体2の不釣合い状態を測定することができる。従って、試験台4の支持構造を簡単にして、製造コストを低減するとともに、十分な強度、耐久性を確保することができる。特に、本実施形態においては、試験台4が、圧縮されると荷重を検出するロードセル5により直接支持されることから、構造を簡単にすることができる。また、試験台4を上下テーブル7のどの位置に着地させても、ロードセル5による荷重検出を的確に行うことができる。すなわち、試験台4と上下テーブル7との軸合わせ等の必要がなく、これによっても構造を簡単にすることができ、実用に際して極めて有利である。
そして、不釣合い量110の測定が終了した後、シリンダ8を駆動して上下テーブル7を下降させると、図4に示すように、休止台9により試験台4が支持され、試験台4の下面に設置された各ロードセル5と上下テーブル7とが離隔した状態となる。これにより、試験台4の荷重負担は各ロードセル5から休止台9へと受け渡され、各ロードセル5に荷重が作用しない状態となる。従って、釣合い状態の測定時以外は、休止台9を用いて試験台4を支持させて各ロードセル5に負荷が加わらないようにし、各ロードセル5の耐久性を向上することができる。
尚、前記実施形態においては、3つのロードセル5を測定軸3まわりに約120°間隔で並べたものを示したが、測定軸3まわりに等間隔であれば4以上のロードセル5により試験台4を支持するようにしても同様の作用効果を得ることができる。
また、前記実施形態においては、エアハイドロ制御のシリンダ8により上下テーブル7を上下に移動させるものを示したが、駆動手段として例えばエアシリンダ、電動モータ等を用いてもよいし、その他、具体的な細部構造等についても適宜に変更可能であることは勿論である。
1 釣合い試験機
2 試験体
3 測定軸
4 試験台
5 ロードセル
6 制御部
7 上下テーブル
8 シリンダ
9 休止台
100 測定回路
101 CPU
102 EEPROM
103 RAM
110 不釣合い量
110a 角度に関する量
110b 質量に関する量
111 不釣合い量演算プログラム
112 試験体重量情報
113 回路校正情報
114 種類判別プログラム
115 データ処理プログラム
2 試験体
3 測定軸
4 試験台
5 ロードセル
6 制御部
7 上下テーブル
8 シリンダ
9 休止台
100 測定回路
101 CPU
102 EEPROM
103 RAM
110 不釣合い量
110a 角度に関する量
110b 質量に関する量
111 不釣合い量演算プログラム
112 試験体重量情報
113 回路校正情報
114 種類判別プログラム
115 データ処理プログラム
Claims (4)
- 試験体における鉛直方向の測定軸まわりの不釣り合い量を測定する重力式の釣合い試験機であって、
測定時に前記試験体が載置される試験台と、
前記試験台を前記測定軸から均等距離且つ均等荷重で支持し、該測定軸まわりに等間隔に配された少なくとも3つの荷重検出部と、
前記試験台に前記試験体を載置した状態で、各荷重検出部にて検出された荷重から、前記試験体の測定軸まわりの不釣り合いの角度及び質量を演算する演算手段と、を備えることを特徴とする釣合い試験機。 - 前記各荷重検出部は前記試験台側に設けられたロードセルを有することを特徴とする請求項1に記載の釣合い試験機。
- 前記各ロードセルを支持し上下方向へ移動自在の上下テーブルと、
前記上下テーブルを上下に移動させる駆動手段と、
前記上下テーブルの下降時に前記試験台を支持する休止台と、を備えることを特徴とする請求項2に記載の釣合い試験機。 - 前記試験体の複数の種類ごとに設定された試験体重量情報及び回路校正情報が記憶される記憶手段と、
前記各荷重検出部にて検出された荷重の総和と、各試験体重量情報と、を比較して前記試験体の種類を判別する種類判別手段と、
前記種類判別手段により判別された前記試験体の種類に対応する回路校正情報に基き、前記各荷重検出部にて検出されたデータを処理するデータ処理手段と、を備えることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の釣合い試験機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004014382A JP2005207874A (ja) | 2004-01-22 | 2004-01-22 | 釣合い試験機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004014382A JP2005207874A (ja) | 2004-01-22 | 2004-01-22 | 釣合い試験機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005207874A true JP2005207874A (ja) | 2005-08-04 |
Family
ID=34900189
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004014382A Pending JP2005207874A (ja) | 2004-01-22 | 2004-01-22 | 釣合い試験機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005207874A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013148498A (ja) * | 2012-01-20 | 2013-08-01 | Honda Motor Co Ltd | 静的不釣合測定装置及び静的不釣合測定方法 |
-
2004
- 2004-01-22 JP JP2004014382A patent/JP2005207874A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013148498A (ja) * | 2012-01-20 | 2013-08-01 | Honda Motor Co Ltd | 静的不釣合測定装置及び静的不釣合測定方法 |
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