JP2005207809A - 時刻設定システム、時刻設定装置、電子機器 - Google Patents
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Abstract
【課題】 時計機能内蔵電子機器の時刻設定の自動化を低コストで実現可能な時刻設定システム、及びこれを構成する時刻設定装置、電子機器を提供すること。
【解決手段】 電子機器20と接続可能な第1の端子12を有する時刻設定装置10と、前記時刻設定装置の前記第1の端子12に接続可能な第2の端子22を有する電子機器20を含む時刻設定システムである。前記時刻設定装置10は、第1の内部時計と、外部から送信される時刻情報を無線で受信して正確な時刻情報を取得する時刻情報取得手段と、取得した時刻情報に基づき第1の内部時計の時刻を設定する手段と、第1の内部時計から時刻情報を取得して前記第1の端子に出力する。前記電子機器20は、第2の内部時計と、前記第2の端子から入力された時刻情報を受け取り、当該時刻情報に基づき第2の内部時計の時刻を設定する。
【選択図】 図1
【解決手段】 電子機器20と接続可能な第1の端子12を有する時刻設定装置10と、前記時刻設定装置の前記第1の端子12に接続可能な第2の端子22を有する電子機器20を含む時刻設定システムである。前記時刻設定装置10は、第1の内部時計と、外部から送信される時刻情報を無線で受信して正確な時刻情報を取得する時刻情報取得手段と、取得した時刻情報に基づき第1の内部時計の時刻を設定する手段と、第1の内部時計から時刻情報を取得して前記第1の端子に出力する。前記電子機器20は、第2の内部時計と、前記第2の端子から入力された時刻情報を受け取り、当該時刻情報に基づき第2の内部時計の時刻を設定する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、時刻設定システム、時刻設定装置、電子機器に関する。
時計機能内蔵の電子機器(例えばマイコンジャー、お風呂タイマー、エアコン、玄関照明、ビデオなど)に内蔵されている時計機能は、初期設定時に時刻設定が必要である。また停電の後などは、電子機器に内蔵された時計が間違った時刻で動き始めるため誤動作が発生する可能性があり、正しい時刻に設定することが必要となる。
特開2001−36184号公報
特開2001−305255号公報
このような場合の対処の一つは、人間が手作業で時刻の設定を行うことである。
しかし機器ごとに時刻設定の操作方法が異なるため、取り扱い説明書を見ながら操作する必要があり、煩雑で手間がかかる作業であった。
しかし機器ごとに時刻設定の操作方法が異なるため、取り扱い説明書を見ながら操作する必要があり、煩雑で手間がかかる作業であった。
また電子機器にGPSや電波時計を内蔵させると、それらが取得する時刻情報を用いて自動的に時刻設定を行うことが可能であるが、その分コストが増加する。またGPSや電波時計に必要な電波が受信できるように機器の設置場所が窓際などに制約されるという問題点があった。
また、GPSや電波時計で取得した時刻情報を有線又は無線で再配信するという手法もあるが、有線で再配信する場合には時刻マスタ機、配線、受信側のインターフェースが必要となり高価となる。また、無線で再配信する場合には時刻マスタ機、無線設備、受信側の無線インターフェースが必要となり高価となる。
またテレビの時報などを利用する機器は数分のずれの場合には時刻修正が可能であるが、1時間以上ずれた場合には新たな時間設定が必要となる。
本発明は、以上のような技術的課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、時計機能内蔵電子機器の時刻設定の自動化を低コストで実現可能な時刻設定システム、及びこれを構成する時刻設定装置、電子機器を提供することにある。
(1)本発明は、電子機器と接続可能な第1の端子を有する時刻設定装置と、前記時刻設定装置の前記第1の端子に接続可能な第2の端子を有する電子機器を含む時刻設定システムであって、
前記時刻設定装置は、
第1の内部時計と、
外部から送信される時刻情報を無線で受信して正確な時刻情報を取得する時刻情報取得手段と、
時刻取得手段が取得した時刻情報に基づき第1の内部時計の時刻を設定する手段と、
第1の内部時計から時刻情報を取得して前記第1の端子に出力する手段とを含み、
前記電子機器は、
第2の内部時計と、
前記第2の端子から入力された時刻情報を受け取り、当該時刻情報に基づき第2の内部時計の時刻を設定する手段と、
を含むことを特徴とする。
前記時刻設定装置は、
第1の内部時計と、
外部から送信される時刻情報を無線で受信して正確な時刻情報を取得する時刻情報取得手段と、
時刻取得手段が取得した時刻情報に基づき第1の内部時計の時刻を設定する手段と、
第1の内部時計から時刻情報を取得して前記第1の端子に出力する手段とを含み、
前記電子機器は、
第2の内部時計と、
前記第2の端子から入力された時刻情報を受け取り、当該時刻情報に基づき第2の内部時計の時刻を設定する手段と、
を含むことを特徴とする。
ここにおいて第1の端子と第2の端子は、外部の機器と接続可能な外部端子であり、単一の端子として構成されている場合でもよいし、複数の端子の集合として構成されていてもよい。
時刻情報取得手段はたとえば、電波時計やGPS(グローバル・ポジショニング・システム)等で実現することができる。
時刻設定装置の第1の内部時計には電波時計やGPS等で取得された正確な時刻が設定されている。
例えば電子機器の内部時計の初期設定時や停電の後などに、時刻設定装置の第1の端子を電子機器20の第2の端子に当接することにより、時刻設定装置が第1の端子に出力した正確な時刻情報(第1の内部時計に設定された時刻情報)を、電子機器が第2の端子から入力し、入力した時刻情報を第2の内部時計に設定する。
従って時計内蔵電子機器の時刻設定を低コストで自動的に行うことが可能となる。
(2)本発明の時刻設定システムは、
前記電子機器は、送信機能を有する無線タグであることを特徴とする。
前記電子機器は、送信機能を有する無線タグであることを特徴とする。
無線タグとはICチップとアンテナを内部に埋め込み通信機能(本発明では送信機能のみ有していればよい)をそなえた非接触型の電子荷札(タグ)である。
特に無線タグとして電波受信機能を持たない安価なRF−TAGを複数用いてシステムを構成する場合、使用開始時に複数のRF−TAGの時刻設定を簡単な操作で自動的に行うことが可能となるというメリットがある。
(3)本発明の時刻設定システムは、
前記電子機器が、
今回受け取った時刻情報と、第2の内部時計から取得した時刻情報に基づき第2の内部時計の遅れまたは進みに関する誤差値を演算し、
第2の内部時計の前回時刻設定から今回時刻設定までの経過期間を演算し、
当該誤差値と当該経過期間に基づき第2の内部時計の時刻調整を行うための補正情報を演算する時刻補正情報演算手段と、
前記補正情報に基づき、第2の内部時計の時刻調整を行う時刻調整手段とを含むことを特徴とする。
前記電子機器が、
今回受け取った時刻情報と、第2の内部時計から取得した時刻情報に基づき第2の内部時計の遅れまたは進みに関する誤差値を演算し、
第2の内部時計の前回時刻設定から今回時刻設定までの経過期間を演算し、
当該誤差値と当該経過期間に基づき第2の内部時計の時刻調整を行うための補正情報を演算する時刻補正情報演算手段と、
前記補正情報に基づき、第2の内部時計の時刻調整を行う時刻調整手段とを含むことを特徴とする。
本発明によれば、電子機器は時刻情報を受け取った時に正確な時刻が設定されるのみならず、時刻情報を受け取ってから、次の時刻情報を受け取る間にも所定の間隔で自動的に時刻の調整を行う。電子機器の内部時計を常に正確に維持することができる。
(4)本発明は上記のいずれかに記載されていることを特徴とする時刻設定装置である。
(5)本発明は上記のいずれかに記載されていることを特徴とする電子機器である。
(6)本発明は、所定の端子を有する電子機器であって、
内部時計と、
前記所定の端子から入力された時刻情報を受け取り、当該時刻情報に基づき内部時計の時刻を設定する手段と、
今回受け取った時刻情報と、内部時計から取得した時刻情報に基づき内部時計の遅れまたは進みに関する誤差値を演算し、
内部時計の前回時刻設定から今回時刻設定までの経過期間を演算し、
当該誤差値と当該経過期間に基づき内部時計の時刻調整を行うための補正情報を演算する時刻補正情報演算手段と、
前記補正情報に基づき、内部時計の時刻調整を行う時刻調整手段と、
を含むことを特徴とする。
内部時計と、
前記所定の端子から入力された時刻情報を受け取り、当該時刻情報に基づき内部時計の時刻を設定する手段と、
今回受け取った時刻情報と、内部時計から取得した時刻情報に基づき内部時計の遅れまたは進みに関する誤差値を演算し、
内部時計の前回時刻設定から今回時刻設定までの経過期間を演算し、
当該誤差値と当該経過期間に基づき内部時計の時刻調整を行うための補正情報を演算する時刻補正情報演算手段と、
前記補正情報に基づき、内部時計の時刻調整を行う時刻調整手段と、
を含むことを特徴とする。
(7)本発明の電子機器は、
送信機能を有する無線タグであることを特徴とする。
送信機能を有する無線タグであることを特徴とする。
以下、本発明の好適な実施の形態について図面を用いて詳細に説明する。なお、以下に説明する実施の形態は、特許請求の範囲に記載された本発明の内容を不当に限定するものではない。また以下で説明される構成の全てが本発明の必須構成要件であるとは限らない。
図1は本実施の形態の時刻設定システムについて説明するための図である。
本実施の形態の時刻設定システムは、外部の電子機器20と接続可能な第1の端子12を有する時刻設定装置(時刻ローダ)10と、前記時刻設定装置10の前記第1の端子12に接続可能な第2の端子22を有する少なくとも1つの電子機器20を含む。
電子機器20は時計機能内蔵の電子機器であり、図示しない第2の内部時計を有している。また時刻設定装置(時刻ローダ)10は、例えば内蔵するGPSや電波時計等によって正確な時刻設定される図示しない第1の内部時計を有している。なお時刻設定装置(時刻ローダ)10は、装置外部に設けられた液晶表示部14等に時刻表示を行うようにしてもよい。
本実施の形態の時刻設定システムでは、例えば電子機器20の内部時計の初期設定時や停電の後などに、時刻設定装置(時刻ローダ)10の第1の端子12を電子機器20の第2の端子22に当接する。このようにして時刻設定装置(時刻ローダ)10が第1の端子12に出力した正確な時刻情報(第1の内部時計に設定された時刻情報)を、電子機器20が第2の端子22から入力する。そして電子機器20は、入力した時刻情報を第2の内部時計に設定する。
このようにすることにより、時計内蔵電子機器の時刻設定を低コストで自動的に行うことが可能となる。
ここにおいて、前記電子機器を送信機能を有する無線タグで構成するようにしてもよい。特に無線タグとして電波受信機能を持たない安価なRF−TAGを複数用いてシステムを構成する場合、使用開始時に複数のRF−TAGの時刻設定を簡単な操作で自動的に行うことが可能となるというメリットがある。
また時刻設定装置(時刻ローダ)10は、時刻情報と共に時刻設定命令(コマンド)等も同時に出力し、電子機器は時刻情報と共に時刻設定命令(コマンド)等も同時に受け取るようにしてもよい。このようにすると、他のコマンドによって他の情報を設定することも可能となる。
図2は本実施の形態の時刻設定装置(時刻ローダ)の機能ブロック図である。
本実施の形態の時刻設定装置(時刻ローダ)100は、時刻取得部110、第1の内部時計120、処理部130、第1の端子140、時刻表示部150、記憶部160、電源部170を含む。
時刻取得部110は、外部から無線送信される時刻情報を受信して正確な時刻情報を取得する。アンテナ112等を介し外部から無線で時刻を取得する機能を有し、例えば電波時計(RCC)やGPS(グローバル・ポジショニング・システム)等で実現することができる。
第1の内部時計120には、時刻取得部で取得された時刻が所定の間隔で定期的に設定されることにより、常に正確な時刻を保つことができるように構成されている。
処理部130は、時刻設定装置の有する各機能を実現するための各種処理や機器全体の動作を統括的にコントロールする処理等を行うものであり、その機能は、各種プロセッサ(CPU等)、或いはASIC(ゲートアレイ等)などのハードウェアや、所与のプログラム(マイクロプログラム等)により実現できる。
また処理部130は、内部時計から時刻情報を取得して前記第1の端子140に出力する手段や時刻取得手段が取得した時刻に基づき内部時計の時刻を設定する手段として機能する。
なお第1の内部時計に時刻を設定する処理は、処理部130を介さずに、時刻取得手段110又は第1の内部時計120が直接行うようにしてもよい。
第1の端子140は、時刻情報等が出力されるもので、物理的には複数の端子で実現される場合でもよい。例えば3本の端子142、144、146で第1の端子140を構成し、端子142からイネーブルデータを、端子144からクロック信号を、端子146から時刻情報(例えば時刻データと時刻設定コマンド)等を出力するようにしてもよい。
時刻表示部は、第1の内部時計が示す時刻を外部に表示するもので、その機能は液晶表示部(LCD)と液晶コントローラ(LCDC)等で実現することが可能である。
記憶部160は、処理部130などのワーク領域として使用されたり、処理部で実行されるプログラム等が記憶される記憶部等を含み、RAMやROMやEEPROM(Electrically Erasable and Programmable ROM)のような書き込み可能な不揮発性メモリ装置等のハードウェアにより実現できる。
電源部170は、無線送信機に電子機器に電力を供給するためのもので、内部バッテリや電池等で実現できる。
図3は本実施の形態の電子機器の機能ブロック図である。
本実施の形態の電子機器時200は、第2の内部時計210、処理部220、第2の端子230を含む。
第2の内部時計210には、時刻設定装置(時刻ローダ)から受け取った時刻が設定されるように構成されている。
第2の内部時計210は、時刻調整部212を含む。時刻調整部212は、補正情報に基づき、第2の内部時計の時刻調整処理を行うもので、ハードウエアで実現するようにしてもよいし、ソフトウエアで実現するようにしてもよい。なおソフトウエアで実現する場合には、処理部の機能と実現するようにしてもよい。
処理部220は、電子機器の有する各機能を実現するための各種処理や機器全体の動作を統括的にコントロールする処理等を行うものであり、その機能は、各種プロセッサ(CPU等)、或いはASIC(ゲートアレイ等)などのハードウェアや、所与のプログラム(マイクロプログラム等)により実現できる。
処理部220は、時刻設定部222と時刻補正情報演算部224を含む。
時刻設定部222は、第2の端子230から入力された時刻情報を受け取り、当該時刻情報に基づき第2の内部時計の時刻を設定する処理を行う。
時刻補正情報演算部224は、 今回受け取った時刻情報と、第2の内部時計210から取得した時刻情報に基づき第2の内部時計210の遅れまたは進みに関する誤差値を演算し、第2の内部時計210の前回時刻設定から今回時刻設定までの経過期間を演算し、当該誤差値と当該経過期間に基づき第2の内部時計の時刻調整を行うための補正情報を演算する処理を行う。
第2の端子230は、時刻情報等が入力されるもので、物理的には複数の端子で実現される場合でもよい。例えば3本の端子232、234、236で第2の端子230を構成し、端子232からイネーブルデータを、端子234からクロック信号を、端子236から時刻情報(例えば時刻データと時刻設定コマンド)等を入力するようにしてもよい。
図4は、本実施の形態の時刻設定装置(時刻ローダ)の時刻出力に関するフローチャート図である。
時刻出力イベントが発生したか否かを検出し、時刻出力イベントが発生した場合には、第1の内部時計から時刻情報を取得して前記第1の端子に出力する(ステップS10、S20)。ここにおいて時刻出力イベントとは、例えば時刻設定装置(時刻ローダ)に設けられた操作部(例えば操作ボタン等)からの操作入力(時刻ロードボタンが押下される等)でもよいし、第1の端子が第2の端子に接続されたことを検出した場合でもよい。
図5は、本実施の形態の時刻設定装置(時刻ローダ)の第1の内部時計への時刻設定に関するフローチャート図である。
時刻取得時期であるか否か判断し、時刻取得時期である場合には以下の処理を行う(ステップS110)。
まず外部から送信される時刻情報を無線で受信して正確な時刻情報を取得する(ステップS120)。
次に取得した時刻情報に基づき第1の内部時計の時刻を設定する(ステップS130)。
図6は、本実施の形態の電子機器の第2の内部時計への時刻設定に関するフローチャート図である。
第2の端子から入力された時刻情報を受け取る(ステップS210)。
受け取った時刻情報に基づき第2の内部時計の時刻を設定する(ステップS220)。
今回時刻書き換え日時を書き換え日時レジスタに設定する(ステップS230)。
図7は、本実施の形態の電子機器の時刻補正情報演算に関するフローチャート図である。
第2の端子から入力された時刻情報と、第2の内部時計から取得した時刻情報に基づき第2の内部時計の遅れまたは進みに関する誤差値を演算する(ステップS310)。
前回から今回の時刻設定の間における停電の有無を判断し、停電がない場合には、以下の処理を行う(ステップS320)。ここにおいて例えば停電があればフラグを立て、時刻設定の際にリセットする停電フラグ等を設け、停電フラグが立っているか否かに基づいて停電の有無を判断するようにしてもよい。
第2の内部時計の時刻情報と前回書き換え日時情報に基づき、前回時刻設定から今回時刻設定までの経過期間を演算する(ステップS330)。ここにおいて前回書き換え日時情報は、例えば書き換え日時レジスタから取得するようにしてもよいが、この場合には書き換え日時レジスタが今回の各変え日時に更新される前に情報を取得する。
当該誤差値と当該経過期間に基づき第2の内部時計の時刻調整を行うための補正情報を演算し、補正値レジスタに設定する(ステップS340)。
ここにおいて補正情報は、例えば「x秒毎(補正間隔)にy秒(補正値)の+又は−の補正が必要である」というような情報である。
図8は、本実施の形態の電子機器の時刻調整部の時刻調整処理に関するフローチャート図である。
1秒ごとに以下の処理を繰り返す。
タイマーが1秒経過したことを検出すると(ステップS410)、進度調整ルーチンが実行される(ステップS420)。進度調整ルーチンでは進度の調整が必要な場合にのみ進度調整が行われる。ここにおいて補正情報が、例えば「x秒毎(補正間隔)にy秒(補正値)の+又は−の補正が必要である」である場合には、進度調整ルーチンではx秒毎に進度調整が行われる。
次に秒のカウントアップ処理がおこなわれ(ステップS430)、60秒に達していれば分のカウントアップ処理がおこなわれる(ステップS440、S450)。
次に60分に達していれば時のカウントアップ処理がおこなわれる(ステップS460、S470)。
図9は、本実施の形態の電子機器の時刻調整処理における進度調整ルーチン関するフローチャート図である。
まず補正用カウンタのアップ(インクリメント)処理を行う。補正用カウンタは補正情報が「x秒毎(補正間隔)にy秒(補正値)の+又は−の補正が必要である」である場合の補正間隔をカウントするカウンタである。
補正用カウンタが補正間隔に達した(次に補正時刻に達した)場合には以下の処理を行う(ステップS520)。
+補正でない場合には秒カウンタを1秒下げる(ステップS530、S540)。
+補正である場合には秒カウンタを1秒あげる(ステップS530、S550)。
ここでは補正値であるy秒が+1又は−1に設定されている場合を例にとり説明したが、補正値が+y秒又は−y秒である場合には、秒カウンタの値をy秒上げる又はy秒下げるようにしてもよい。
次に補正用のカウンタをリセットする(ステップS560)。
なお、本発明は上述した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内で種々の変形実施が可能である。
また、本発明のうち従属請求項に係る発明においては、従属先の請求項の構成要件の一部を省略する構成とすることもできる。また、本発明の1の独立請求項に係る発明の要部を、他の独立請求項に従属させることもできる。
1 時刻設定システム、10 時刻設定装置、20 電子機器、100 時刻設定装置、110 時刻取得部、120 第1の内部時計、130 処理部、140 第1の端子、150 時刻表示部、160 記憶部、170 電源部、200 電子機器時、210 第2の内部時計、220 処理部、230 第2の端子
Claims (7)
- 電子機器と接続可能な第1の端子を有する時刻設定装置と、前記時刻設定装置の前記第1の端子に接続可能な第2の端子を有する電子機器を含む時刻設定システムであって、
前記時刻設定装置は、
第1の内部時計と、
外部から送信される時刻情報を無線で受信して正確な時刻情報を取得する時刻情報取得手段と、
時刻取得手段が取得した時刻情報に基づき第1の内部時計の時刻を設定する手段と、
第1の内部時計から時刻情報を取得して前記第1の端子に出力する手段とを含み、
前記電子機器は、
第2の内部時計と、
前記第2の端子から入力された時刻情報を受け取り、当該時刻情報に基づき第2の内部時計の時刻を設定する手段と、
を含むことを特徴とする時刻設定システム。 - 請求項1において、
前記電子機器は、送信機能を有する無線タグであることを特徴とする時刻設定システム。 - 請求項1において、
前記電子機器は、
今回受け取った時刻情報と、第2の内部時計から取得した時刻情報に基づき第2の内部時計の遅れまたは進みに関する誤差値を演算し、
第2の内部時計の前回時刻設定から今回時刻設定までの経過期間を演算し、
当該誤差値と当該経過期間に基づき第2の内部時計の時刻調整を行うための補正情報を演算する時刻補正情報演算手段と、
前記補正情報に基づき、第2の内部時計の時刻調整を行う時刻調整手段とを含むことを特徴とする時刻設定システム。 - 請求項1乃至3のいずれかに記載されていることを特徴とする時刻設定装置。
- 請求項1乃至3のいずれかに記載されていることを特徴とする電子機器。
- 所定の端子を有する電子機器であって、
内部時計と、
前記所定の端子から入力された時刻情報を受け取り、当該時刻情報に基づき内部時計の時刻を設定する手段と、
今回受け取った時刻情報と、内部時計から取得した時刻情報に基づき内部時計の遅れまたは進みに関する誤差値を演算し、
内部時計の前回時刻設定から今回時刻設定までの経過期間を演算し、
当該誤差値と当該経過期間に基づき内部時計の時刻調整を行うための補正情報を演算する時刻補正情報演算手段と、
前記補正情報に基づき、内部時計の時刻調整を行う時刻調整手段と、
を含むことを特徴とする電子機器。 - 請求項6において、
送信機能を有する無線タグであることを特徴とする電子機器。
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JP2007264809A (ja) * | 2006-03-27 | 2007-10-11 | Osaka Gas Co Ltd | 設備機器の操作端末 |
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2004
- 2004-01-21 JP JP2004013059A patent/JP2005207809A/ja not_active Withdrawn
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