JP2005207348A - 発電装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 構造が複雑にならないようにして、動翼が作動気体を十分に受けて軸体を回転できるようにし、作動気体のエネルギの変換効率の向上を図る。
【解決手段】 作動気体Gが流れる筒体30と、筒体30に回転可能に軸支される軸体40とを備え、軸体40に動翼60を設ける一方、筒体30には動翼60に作動気体Gを導く静翼70を設け、動翼60を、筒体30の他端側において軸体の外周に等角度関係で列設され軸方向に略沿い静翼70から導出される作動気体Gを受ける面を有した複数のブレード62と、列設されたブレード62群の軸方向一端部を塞ぐ閉塞板63とを備えて構成するとともに、静翼70を、筒体30の内周であって動翼60の外周部を囲繞する部位に等角度関係で列設され軸方向に略沿う面を有した複数の導風板72と、列設された導風板72群の軸方向他端部を覆う覆い板73と備えて構成した。
【選択図】 図1

Description

本発明は、作動気体を用いて発電するタービン型の発電装置に関する。
従来、この種の発電装置として、例えば、特許文献1(特開平7−279622号公報)に記載のものが知られている。
これは、図10に示すように、ゴミ燃料を燃焼させて発電する発電装置であり、燃焼ガスからなる作動気体Gを生成する燃焼室200に連続して設けられ一端側から他端側に向けて作動気体Gが流れる筒体201と、筒体201にこれと同軸に回転可能に軸支される軸体202とを備え、この軸体202に作動気体Gを受けて軸体202に回転力を付与する動翼203を設ける一方、筒体201には動翼203に作動気体Gを導く静翼204を設け、軸体202に連携された発電機205により軸体202の回転力を動力として取り出して発電する。
この発電装置において、動翼203は、軸体202に所定間隔離間して複数列設されており、軸体202とリング状の外環203aとの間に作動気体を受ける複数のブレード203bを設けて構成されている一方、静翼204は、筒体201の内周であって上記複数の動翼203に対して交互に複数列設されて固定されており、筒体201とリング状の内環204aとの間に作動気体Gを動翼203に送る複数の導風板204bを設けて構成されている。静翼204の導風板204bは、作動気体Gをある程度斜めに偏向するように湾曲形成されている。
そして、この発電装置においては、燃焼室200でゴミを一次燃焼及び二次燃焼させ、この燃焼気体を作動気体Gとして、筒体201に送り込む。筒体201内では、作動気体Gが静翼204及び動翼203を交互に通過させられ、この通過過程で、動翼203を介して軸体202が高速で回転させられ、発電機205が駆動されて発電される。
特開平7−279622号公報
ところで、上記の従来の発電装置にあっては、作動気体Gは、静翼204によりある程度斜めに偏向させられて動翼203に当てられるが、作動気体Gは、軸方向に沿うように流出していくので、動翼203が作動気体Gを十分に受けきれず、作動気体Gのエネルギの変換効率に劣るという問題があった。また、エネルギの変換効率をできるだけよくするために、動翼203と静翼204とを交互に複数配設して多段にしているが、それだけ、装置が大きくなるとともに構造も複雑になりコスト高になるという問題があった。
本発明は上記の問題点に鑑みて為されたもので、構造が複雑にならないようにして、動翼が作動気体を十分に受けて軸体を回転できるようにし、作動気体のエネルギの変換効率の向上を図った発電装置を提供することを目的とする。
このような目的を達成するための本発明の発電装置は、一端側から他端側に向けて作動気体が流れる筒体と、該筒体にこれと同軸に相対回転可能に軸支される軸体とを備え、該軸体に上記作動気体を受けて該軸体に相対回転力を付与する動翼を設ける一方、上記筒体には上記動翼に作動気体を導く静翼を設け、上記筒体と軸体との相対回転力を動力として取り出して発電する発電装置において、
上記動翼を、上記筒体の他端側において上記軸体の外周に等角度関係で列設され軸方向に略沿い上記静翼から導出される作動気体を受ける面を有した複数のブレードと、該列設されたブレード群の軸方向一端部及び他端部のいずれか一方を塞ぐ閉塞板とを備えて構成するとともに、該列設されたブレード群の外周部を作動気体の流入口とし、該列設されたブレード群の軸方向一端部及び他端部のいずれか他方を作動気体の流出口として構成し、
上記静翼を、上記筒体の内周であって上記動翼の外周部を囲繞する部位に等角度関係で列設され軸方向に略沿う面を有した複数の導風板と、該列設された導風板群の軸方向他端部を覆う覆い板とを備えて構成するとともに、該列設された導風板群の軸方向一端部を作動気体の導入口とし、該列設された導風板群の内周部を作動気体の導出口として構成している。
これにより、筒体の一端側から他端側に向けて作動気体が流れると、動翼を介して軸体が回転させられ、発電が行なわれていく。この場合、作動気体が静翼に至ると、作動気体は、覆い板に衝止するとともに、導風板により略半径方向に流向が変更させられる。そのため、動翼のブレードには略半径方向の流向の作動気体が衝止することになるので、動翼のブレードは作動気体の力を十分に受けることができるようになり、そのため、作動気体のエネルギの変換効率が大幅に向上させられ、発電効率が向上させられる。また、従来のように、静翼と動翼を多段にしなくても良くなり、構造が複雑になることが防止される。
また、必要に応じ、上記静翼の各導風板を、円周一方向に凹曲し、凹曲した面により作動気体に遠心力を付与する構成としている。これにより、作動気体には静翼の各導風板の凹曲した面の曲率半径を中心とした遠心力が付与されて流向が変更させられるので、動翼のブレードにはこの遠心力が付与された作動気体が衝止することになり、そのため、より一層、動翼のブレードは作動気体の力を十分に受けることができるようになり、そのため、作動気体のエネルギの変換効率が大幅に向上させられ、発電効率が向上させられる。
更に、必要に応じ、上記筒体を流れる作動気体を該筒体の円周に沿う方向に流れ上記静翼の各導風板の凹曲面に衝止するような渦流にする渦流生成手段を設けた構成としている。これにより、作動気体は、渦流となって遠心圧縮されて導風板の面に衝止するので、確実に導風板に受けられ略半径方向へと流向が変更させられる。
この場合、上記渦流生成手段を、上記軸体の一端部側に放射状に設けられ軸方向に略沿う面を有した複数のベーンで構成したことが有効である。確実に作動気体を渦流にして遠心圧縮させることができる。
また、この場合、上記渦流生成手段を、上記筒体の一端部側に設けられ上記作動気体を噴射する噴射口と、上記噴射口から噴射された作動気体を上記筒体の円周方向に沿って流れるようにガイドする複数のガイド羽根とを備えて構成している。確実に作動気体を渦流にして遠心圧縮させることができる。
そして、必要に応じ、上記筒体の一端側に設けられ、上記作動気体としての燃焼ガスを生成する燃焼室を設けた構成としている。ゴミ等の廃棄物からなる燃料を燃焼させて発電することができる。
この場合、必要に応じ、上記動翼のブレード群の軸方向一端部を閉塞板で塞ぎ、該列設されたブレード群の軸方向他端部を作動気体の流出口として構成し、上記筒体を内筒と該内筒を覆う外筒とを備えて構成し、該内筒に上記静翼を設け、該内筒と外筒との間を作動気体の排気通路として構成し、内筒の上端部に排気通路の排気入口を設け、該筒体の下端部に排気出口を設けた構成としている。排気を内筒と外筒との間に均等に流出させることができ、内筒内の気流を良好に保つことができる。
また、必要に応じ、上記軸体を、外気が通される管体で形成し、該管体に外気を筒体内に流出させる多数の小孔を設け、該管体に外気を給気する給気管を接続した構成としている。燃焼空気を軸体から噴射できるので、満遍なく燃焼空気を供給でき、燃焼を良好にすることができる。
そしてまた、必要に応じ、上記動翼のブレード群の軸方向他端部を閉塞板で塞ぎ、該列設されたブレード群の軸方向一端部を作動気体の流出口として構成し、上記筒体内に一端部に作動気体を噴射する噴射口が形成され他端部に上記流出口に連通し流出口からの作動気体を取り入れる取入口が形成された上記筒体と同軸の作動気体通過管を設け、上記筒体を内筒と該内筒を覆う外筒とを備えて構成し、該内筒に上記静翼を設け、該内筒と外筒との間を内筒を加熱する熱源流体が充満し内筒内の作動気体を加温する熱源流体室として構成し、上記作動気体通過管内の作動気体を冷却する冷却部を設け、作動気体が上記筒体と作動気体通過管との間及び上記作動気体通過管を通って循環するようにした構成としている。これにより、高温に加熱された熱源流体を用いて発電することができるようになる。
本発明の発電装置によれば、発電の際に、静翼により作動気体を静翼の覆い板に衝止させるとともに、導風板により略半径方向に流向を変更させることができるので、動翼のブレードに略半径方向の流向の作動気体を衝止させることができ、動翼のブレードで作動気体の力を十分に受けることができるようになり、そのため、作動気体のエネルギの変換効率を大幅に向上させて発電効率を向上させることができる。また、従来のように、静翼と動翼を多段にしなくても良くなり、構造が複雑になることが防止される。
また、静翼の各導風板を、円周一方向に凹曲し、凹曲した面により作動気体に遠心力を付与する構成とした場合には、動翼のブレードに遠心力が付与された作動気体を衝止させることができ、そのため、より一層、動翼のブレードが作動気体の力を十分に受けることができるようになり、そのため、作動気体のエネルギの変換効率を大幅に向上させて発電効率を向上させることができる。
更に、筒体を流れる作動気体を筒体の円周に沿う方向に流れ静翼の各導風板の凹曲面に衝止するような渦流にする渦流生成手段を設けた場合には、作動気体は、渦流となって遠心圧縮されて導風板の面に衝止するので、導風板で作動気体を確実に受けて略半径方向へと流向を変更させることができる。
以下、添付図面に基づいて、本発明の実施の形態に係る発電装置について詳細に説明する。
図1には、本発明の第一の実施の形態に係る発電装置を示す。この発電装置は、ゴミ等の廃棄物からなる燃料を燃焼させて発電する装置であり、作動気体Gとしての燃焼ガスを生成する燃焼室1と、この燃焼室1に連続して設けられ一端30a側から他端30b側に向けて作動気体Gが流れる筒体30とを備えて構成されている。
燃焼室1は、筒体30の一端側を抱擁するように設けられた逆円錐状の本体2を備えている。本体2の上部には開閉可能な燃料の投入口3が設けられている。本体2の上側はゴミ等の廃棄物からなる燃料を貯留する燃料貯留部4、下側は一次燃焼を行なう燃焼部5であり、燃焼部5での一次燃焼ガスは筒体30の一端30a側で二次燃焼させられる。6は燃料貯留部4と燃焼部5との間に設けられゴミの投入量を調整するダンパである。
7は本体2の下端部に設けられ燃焼用空気が供給される空気口、8は着火バーナである。本体2の下端部にはこの下端部を壁部で囲繞して形成され空気口7に流入する空気を一時的に貯留する空気貯留部10が設けられている。本体2の下端には燃焼灰が落下する開口2aが形成され、この開口2aに連通して本体2の下側には、壁部で囲繞され開口2aから落下した灰を受ける接地された受け空間部11が形成されている。12は受け空間部11の扉である。受け空間部11には例えばタイヤなどの燃焼物を入れ所謂いぶしてガス化し、このガスを燃焼部5に供給することができる。
また、本体2の上側の壁部は、二重構造になっており、上下に3つの部屋に区画されている。下側の部屋は外気を貯留し、後述の軸体40に空気を給気する給気管54が接続される外気貯留室13、中間の部屋は後述の筒体30からの排気を一時的に貯留する第1排気貯留室14、上側の部屋は燃料貯留部4に通孔16を通して後述の筒体30からの排気を供給するために排気を一時的に貯留する第2排気貯留室15として構成されている。上記の空気貯留部10及び外気貯留室13には、外気をスロットルで流量調整して供給する外気供給管17が接続されている。18は外気供給管17の径路に設けられ外気をマイナスイオン化する磁石である。
また、第1排気貯留室14には、排気ブロア19を径路に備えた排気管20が接続されている。また、この排気管20には、排気される排気の一部をスロットルで流量調整して上記の空気貯留部10に供給する管路21、及び、排気される排気の一部をスロットルで流量調整して上記の第2排気貯留室15に供給する管路22が接続されている。
筒体30は、内筒31と内筒31を覆う外筒32とを備えて構成されており、内筒31と外筒32との間が作動気体Gの排気通路33として構成され、内筒31の上端部に排気通路33の排気入口34が設けられ、筒体30の下端部に排気出口35が設けられている。排気出口35は、排気管体36を介して上記の第1排気貯留室14に接続されている。 また、排気通路33には螺旋状の水が通されるパイプ37が収納されており、下側に入口37a、上側に出口37bを有し、通された水が排気で加温されて湯になるようにしている。
筒体30には、これと同軸に回転可能に軸支される軸体40が備えられている。軸体40の一端部41は、筒体30に固定された軸受け部43に軸支される一方、軸体40の他端部42は筒体30の外筒32を貫通して軸受44に軸支されるとともに発電機45に連携されている。発電機45は、ケース体46に収納されている。
軸体40の一端部41の軸受け部43は、平軸受構造であり、架設部材49を介して内筒31の一端側に固定されオイル48が充満したオイルケース47内に収納されている。
軸体40は、外気が通される管体50で形成され、この管体50には、外気を燃焼用空気として筒体30内に流出させる多数の小孔51が設けられている。また、軸体40は、筒体30に固定された覆管52に覆われて保護されている。覆管52にも管体50の小孔51から流出した外気を筒体30内に流出させる多数の小孔53が設けられている。
この管体50の一端部41には、外気を給気する給気管54が接続されている。給気管54の一端は上記の外気貯留室13に連通し、他端はオイルケース47の外側を囲繞し管体50の一端に連通する中空状の接続ケース55に接続されている。管体50の他端部42は、上記の発電機45のケース体46に開放している。ケース体46にも外気を給気する給気管56が接続されている。57は給気管56の径路に設けられ外気をマイナスイオン化する磁石である。
軸体40には、作動気体Gを受けてこの軸体40に回転力を付与するボリュート型の動翼60が設けられる一方、筒体30の内筒31には動翼60に作動気体Gを導く静翼70が設けられている。
動翼60は、図2にも示すように、筒体30の他端側において軸体40の外周に等角度関係で列設され軸方向に略沿い静翼70から導出される作動気体Gを受ける面61を有した複数のブレード62と、この列設されたブレード62群の軸方向一端部及び他端部のいずれか一方(実施の形態では一端部)を塞ぐ閉塞板63とを備えて構成されている。ブレード62の面方向は半径方向に対して傾斜して設定されている。そして、この列設されたブレード62群の外周部は作動気体Gの流入口64として構成され、列設されたブレード62群の軸方向一端部及び他端部のいずれか他方(実施の形態では他端部)は作動気体Gの流出口65として構成されている。流出口65は、上記内筒31の排気通路33の排気入口34に臨んでいる。
静翼70は、図2にも示すように、筒体30の内筒31の内周であって動翼60の外周部を囲繞する部位に等角度関係で列設され軸方向に略沿う面71を有した複数の導風板72と、この列設された導風板72群の軸方向他端部を覆う覆い板73とを備えて構成されている。そして、この列設された導風板72群の軸方向一端部は作動気体Gの導入口74として構成され、列設された導風板72群の内周部は作動気体Gの導出口75として構成されている。
静翼70の各導風板72は、円周一方向に凹曲され、凹曲した面71により作動気体Gに遠心力を付与するよう構成されている。
また、本発電装置には、筒体30を流れる作動気体Gを筒体30の円周に沿う方向に流れ静翼70の各導風板72の凹曲面71に衝止するような渦流にする渦流生成手段80が設けられている。
この渦流生成手段80は、図3にも示すように、軸体40の一端部41に放射状に設けられ軸方向に略沿う面を有した複数の羽板81からなるベーン82で構成されている。
更に、図4にも示すように、ベーン82の下側の軸体40の一端部には、作動気体Gの流れを加速する加速ファン83が設けられている。
更にまた、図5にも示すように、筒体30の上端部には作動気体Gを排気通路33に導く固定の固定ファン84が設けられている。この固定ファン84により、排気は旋回させられて排気通路33に送出される。
従って、この第一の実施の形態に係る発電装置によれば、以下のようにして、発電が行なわれる。
燃焼室1の投入口3から適時に燃料貯留部4に投入されたゴミ等の廃棄物からなる燃料は、ダンパ6を適宜開閉することにより燃焼部5に落下させられ、着火バーナ8により着火させられて燃焼させられる。燃焼部5では燃料が一次燃焼させられ、この一次燃焼ガスは上昇して筒体30内に入り込み二次燃焼させられる。この燃焼に際しては、燃焼空気は、給気管54,56から給気されて供給されるが、磁石18,57によりマイナスイオン化されているので、燃焼効率が向上させられる。また、燃焼空気は、軸体40を構成する管体50の多数の小孔51及び覆管52の多数の小孔53から供給されるので、筒体30に満遍なく行き渡ることになり、この点でも、燃焼効率が向上させられる。
そして、この二次燃焼ガスからなる作動気体Gの上昇気流により、加速ファン83,ベーン82及び動翼60を介して軸体40が回転させられ、発電機45により発電が行なわれていく。この場合、作動気体Gは、加速ファン83により加速させられ、更に、ベーン82により、一方向に旋回する渦流に生成されて筒体30内を上昇する。この場合、作動気体Gは、ベーン82により筒体30の壁面に押し付けられて遠心圧縮される。
そして、静翼70に至ると、作動気体Gは、覆い板73に衝止するとともに、導風板72により略半径方向に流向が変更させられる。この場合、図2に示すように、作動気体Gは、渦流となって遠心圧縮されて導風板72の凹曲面71に衝止するので、確実に導風板72に受けられ略半径方向へと流向が変更させられるとともに、静翼70の各導風板72は、円周一方向に凹曲されているので、作動気体Gには遠心力が付与されて流向が変更させられる。
このため、動翼60のブレード62にはこの遠心力が付与された作動気体Gが略直角に衝止することになるので、動翼60のブレード62は作動気体Gの力を十分に受けることができるようになり、そのため、作動気体Gのエネルギの変換効率が大幅に向上させられ、発電効率が向上させられる。
動翼60のブレード62に衝止した作動気体Gは、動翼60の流出口65から流出させられて、筒体30の固定ファン84により旋回させられて排気通路33に送出される。排気通路33を通過する作動気体Gは、パイプ37を流れる水と熱交換を行ない、排気ブロア19により吸引されて、排気管体36,第1排気貯留室14を通って排気管20から排気されていく。パイプ37内の水は熱交換により加温されて温水になるので、暖房などの利用に供される。
図6には、本発明の第二の実施の形態に係る発電装置を示す。この発電装置は、熱源として、高温(例えば500℃)に加熱された熱源流体Lを用いて発電する装置であり、一端側から他端側に向けて作動気体Gが循環して流れる筒体130を備えて構成されている。
筒体130は、内筒131と内筒131を覆う外筒132とを備えて構成されており、内筒131と外筒132との端面は端面板133,134で閉塞されている。また、内筒131と外筒132との間は、内筒131を加熱して内筒131内の作動気体Gを加温する熱源流体Lが充満する熱源流体室135として構成されている。外筒132の上端部に熱源流体室135の流体入口136が設けられ、外筒132の下端部に流体出口137が設けられている。内筒131の内面及び外面には、熱源流体Lの熱伝達を円滑にするために、円周方向に螺旋状の溝138が形成されている。
筒体130には、これと同軸に回転可能に軸支される軸体140が備えられている。軸体140の一端部141は、内筒131の他端部側(上側)に位置し、軸体140の他端部142側は筒体130の端面板133を貫通して軸支されている。そして、図7にも示すように、この軸体140は、回転軸143とこの回転軸143にベアリング144を介して設けられる回転管145とで構成されている。回転軸143はその回転力を伝動するギヤ機構146を介して動力軸147に連携されている。回転管145もその回転力を伝動するギヤ機構148を介して上記の動力軸147に連携されている。動力軸147は発電機149に連携されている。
軸体140の回転管145には、作動気体Gを受けてこの軸体140の回転管145に回転力を付与するボリュート型の動翼160が設けられる一方、筒体130の内筒131には動翼160に作動気体Gを導く静翼170が設けられている。
動翼160は、図7及び図8に示すように、筒体130の他端側において軸体140の回転管145の外周に等角度関係で列設され軸方向に略沿い静翼170から導出される作動気体Gを受ける面161を有した複数のブレード162と、この列設されたブレード162群の軸方向一端部及び他端部のいずれか一方(実施の形態では他端部)を塞ぐ閉塞板163とを備えて構成されている。ブレード162の面方向は半径方向に対して傾斜して設定されている。そして、この列設されたブレード162群の外周部は作動気体Gの流入口164として構成され、列設されたブレード162群の軸方向一端部及び他端部のいずれか他方(実施の形態では一端部)は作動気体Gの流出口165として構成されている。
静翼170は、図8にも示すように、筒体130の内筒131の内周であって動翼160の外周部を囲繞する部位に等角度関係で列設され軸方向に略沿う面171を有した複数の導風板172と、この列設された導風板172群の軸方向他端部を覆う覆い板173(端面板133で構成されている)とを備えて構成されている。そして、この列設された導風板172群の軸方向一端部は作動気体Gの導入口174として構成され、列設された導風板172群の内周部は作動気体Gの導出口175として構成されている。
静翼170の各導風板172は、円周一方向に凹曲され、凹曲した面171により作動気体Gに遠心力を付与するよう構成されている。
図6に示すように、筒体130内には、一端部に作動気体Gを噴射する噴射口181が形成され他端部に上記の流出口165に連通し流出口165からの作動気体Gを取り入れる取入口182が形成された上記の筒体130と同軸の作動気体通過管180が設けられている。作動気体通過管180の一端部は、円錐台状に形成されており、内部がボリュート型の複数の仕切り183で仕切られて、この円錐台状に形成された一端部の円周上に内筒131の一端部内周に対峙する噴射口181が複数列設して設けられている。
作動気体通過管180内には、作動気体通過管180内の作動気体Gを冷却する冷却部185が設けられている。この冷却部185は、作動気体通過管180内で端面板134に立設され、図9にも示すように、冷却水を作動気体通過管180内に噴射する多数の小孔186が設けられた管体187を備えて構成されている。冷却水は、端面板134に設けられ管体187に接続された給水管188を通して管体187に供給され、その後、上記の噴射口181から流出し、端面板134に設けた排水管189を通して温水として排出される。図9に示すように、小孔186は管体187の円周の接線方向に噴射されるように斜めに形成されている。
また、本発電装置には、筒体130を流れる作動気体Gを筒体130の円周に沿う方向に流れ静翼170の各導風板172の凹曲面171に衝止するような渦流にする渦流生成手段190が設けられている。
この渦流生成手段190は、図6に示すように、筒体130の内筒131の一端部側に設けられた作動気体Gを噴射する上記の噴射口181と、この噴射口181から噴射された作動気体Gを筒体130の円周方向に沿って流れるようにガイドする複数のガイド羽根191とを備えて構成されている。
更に、上記軸体140の回転軸143の一端部には、作動気体通過管180内での作動気体Gの流れを加速する加速ファン192が設けられている。
従って、この第二の実施の形態に係る発電装置によれば、以下のようにして、発電が行なわれる。
熱源流体室135には高温の熱源流体Lが充満していることから常時内筒131は加熱され、内筒131内の作動気体Gは加温される一方、作動気体通過管180内では、管体187から冷却水が噴射され作動気体Gは冷却される。これにより、作動気体Gが筒体130の内筒131と作動気体通過管180との間を上昇し、静翼170及び動翼160を通って作動気体通過管180に入り、作動気体通過管180を下降して作動気体通過管180の噴射口181から噴射させられる。即ち、内筒131内で作動気体Gの循環する気流が生じる。
そして、この作動気体Gの気流により、動翼160を介して軸体140の回転管145が回転させられ、動力軸147が回転させられて、発電機149により発電が行なわれていく。この場合、作動気体Gは、作動気体通過管180内で加速ファン192により加速させられて下降させられ、作動気体通過管180の噴射口181から噴射させられるとともに、ガイド羽根191によって筒体130の内筒131の円周方向に沿って一方向に旋回する渦流に生成されて筒体130内を上昇する。このとき、作動気体Gは、筒体130の内筒131の壁面に押し付けられて遠心圧縮される。
そして、静翼170に至ると、作動気体Gは、覆い板173に衝止するとともに、導風板172により略半径方向に流向が変更させられる。この場合、図8に示すように、作動気体Gは、渦流となって遠心圧縮されて導風板172の凹曲面171に衝止するので、確実に導風板172に受けられ略半径方向へと流向が変更させられるとともに、静翼170の各導風板172は、円周一方向に凹曲されているので、作動気体Gには遠心力が付与されて流向が変更させられる。
このため、動翼160のブレード162にはこの遠心力が付与された作動気体Gが略直角に衝止することになるので、動翼160のブレード162は作動気体Gの力を十分に受けることができるようになり、そのため、作動気体Gのエネルギの変換効率が大幅に向上させられ、発電効率が向上させられる。
動翼160のブレード162に衝止した作動気体Gは、動翼160の流出口165から流出させられて、作動気体通過管180に送出される。
尚、上記実施の形態では、筒体30,130は円筒状に形成されているが必ずしもこれに限定されるものではなく、円錐形の筒状に形成するなど、どのような形状の筒体でも良く適宜変更して差支えない。また、上記実施の形態では、筒体を固定し軸体を回転させるように構成したが、必ずしもこれに限定されるものではなく、軸体を固定し筒体を回転させるよう構成しても良く、要するに、筒体に軸体を相対回転可能に軸支し、筒体と軸体との相対回転力を動力として取り出して発電するものであればどのように構成しても良い。
本発明の第一の実施の形態に係る発電装置を示す断面図である。 本発明の第一の実施の形態に係る発電装置において動翼及び静翼の構成を示す平断面図である。 本発明の第一の実施の形態に係る発電装置においてベーンの構成を示す平断面図である。 本発明の第一の実施の形態に係る発電装置において加速ファンの構成を示す平面図である。 本発明の第一の実施の形態に係る発電装置において固定ファンの構成を示す平面図である。 本発明の第二の実施の形態に係る発電装置を示す断面斜視図である。 本発明の第二の実施の形態に係る発電装置の軸体の構成を示す斜視図である。 本発明の第二の実施の形態に係る発電装置において動翼及び静翼の構成を示す平断面図である。 本発明の第二の実施の形態に係る発電装置において冷却部の管体を示す横断面図である。 従来の発電装置の一例を示す断面図である。
符号の説明
G 作動気体
1 燃焼室
2 本体
4 燃料貯留部
5 燃焼部
11 受け空間部
13 外気貯留室
14 第1排気貯留室
15 第2排気貯留室
17 外気供給管
18 磁石
20 排気管
30 筒体
31 内筒
32 外筒
33 排気通路
37 パイプ
40 軸体
41 一端部
42 他端部
45 発電機
50 管体
51 小孔
52 覆管
53 小孔
54 給気管
56 給気管
57 磁石
60 動翼
62 ブレード
63 閉塞板
64 流入口
65 流出口
70 静翼
72 導風板
73 覆い板
74 導入口
75 導出口
80 渦流生成手段
81 羽板
82 ベーン
83 加速ファン
84 固定ファン
130 筒体
131 内筒
132 外筒
133,134 端面板
L 熱源流体
135 熱源流体室
138 溝
140 軸体
141 一端部
142 他端部
143 回転軸
145 回転管
147 動力軸
149 発電機
160 動翼
162 ブレード
163 閉塞板
164 流入口
165 流出口
170 静翼
172 導風板
173 覆い板
174 導入口
175 導出口
180 作動気体通過管
181 噴射口
185 冷却部
186 小孔
187 管体
190 渦流生成手段
191 ガイド羽根
192 加速ファン

Claims (9)

  1. 一端側から他端側に向けて作動気体が流れる筒体と、該筒体にこれと同軸に相対回転可能に軸支される軸体とを備え、該軸体に上記作動気体を受けて該軸体に相対回転力を付与する動翼を設ける一方、上記筒体には上記動翼に作動気体を導く静翼を設け、上記筒体と軸体との相対回転力を動力として取り出して発電する発電装置において、
    上記動翼を、上記筒体の他端側において上記軸体の外周に等角度関係で列設され軸方向に略沿い上記静翼から導出される作動気体を受ける面を有した複数のブレードと、該列設されたブレード群の軸方向一端部及び他端部のいずれか一方を塞ぐ閉塞板とを備えて構成するとともに、該列設されたブレード群の外周部を作動気体の流入口とし、該列設されたブレード群の軸方向一端部及び他端部のいずれか他方を作動気体の流出口として構成し、
    上記静翼を、上記筒体の内周であって上記動翼の外周部を囲繞する部位に等角度関係で列設され軸方向に略沿う面を有した複数の導風板と、該列設された導風板群の軸方向他端部を覆う覆い板とを備えて構成するとともに、該列設された導風板群の軸方向一端部を作動気体の導入口とし、該列設された導風板群の内周部を作動気体の導出口として構成したことを特徴とする発電装置。
  2. 上記静翼の各導風板を、円周一方向に凹曲し、凹曲した面により作動気体に遠心力を付与することを特徴とする請求項1記載の発電装置。
  3. 上記筒体を流れる作動気体を該筒体の円周に沿う方向に流れ上記静翼の各導風板の凹曲面に衝止するような渦流にする渦流生成手段を設けたことを特徴とする請求項2記載の発電装置。
  4. 上記渦流生成手段を、上記軸体の一端部側に放射状に設けられ軸方向に略沿う面を有した複数のベーンで構成したことを特徴とする請求項3記載の発電装置。
  5. 上記渦流生成手段を、上記筒体の一端部側に設けられ上記作動気体を噴射する噴射口と、上記噴射口から噴射された作動気体を上記筒体の円周方向に沿って流れるようにガイドする複数のガイド羽根とを備えて構成したことを特徴とする請求項3記載の発電装置。
  6. 上記筒体の一端側に設けられ、上記作動気体としての燃焼ガスを生成する燃焼室を設けたことを特徴とする請求項2,3または4記載の発電装置。
  7. 上記動翼のブレード群の軸方向一端部を閉塞板で塞ぎ、該列設されたブレード群の軸方向他端部を作動気体の流出口として構成し、上記筒体を内筒と該内筒を覆う外筒とを備えて構成し、該内筒に上記静翼を設け、該内筒と外筒との間を作動気体の排気通路として構成し、内筒の上端部に排気通路の排気入口を設け、該筒体の下端部に排気出口を設けたことを特徴とする請求項6記載の発電装置。
  8. 上記軸体を、外気が通される管体で形成し、該管体に外気を筒体内に流出させる多数の小孔を設け、該管体に外気を給気する給気管を接続したことを特徴とする請求項6または7記載の発電装置。
  9. 上記動翼のブレード群の軸方向他端部を閉塞板で塞ぎ、該列設されたブレード群の軸方向一端部を作動気体の流出口として構成し、上記筒体内に一端部に作動気体を噴射する噴射口が形成され他端部に上記流出口に連通し流出口からの作動気体を取り入れる取入口が形成された上記筒体と同軸の作動気体通過管を設け、上記筒体を内筒と該内筒を覆う外筒とを備えて構成し、該内筒に上記静翼を設け、該内筒と外筒との間を内筒を加熱する熱源流体が充満し内筒内の作動気体を加温する熱源流体室として構成し、上記作動気体通過管内の作動気体を冷却する冷却部を設け、作動気体が上記筒体と作動気体通過管との間及び上記作動気体通過管を通って循環するようにしたことを特徴とする請求項2,3,4または5記載の発電装置。
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