JP2005203122A - イルミネーション装置 - Google Patents

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JP2005203122A
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Hiroyuki Mori
裕之 森
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Teijin Ltd
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Teijin Techno Products Ltd
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Abstract

【課題】軽量で、運搬や設置が容易に行えるイルミネーション装置を提供すること。
【解決手段】耐候性樹脂を塗布されたメッシュ状基布と、該メッシュ状基布上に複数個配設された発光装置から構成されている。
【選択図】なし

Description

本発明は、イルミネーション装置に関するものであり、さらに詳しくは、メッシュ状基布上に複数個の発光装置が配設されてなり、軽量で、運搬や設置が容易に行えるイルミネーション装置に関するものである。
最近、コンサートや舞台、展示会場において、さまざまな演出が行われているが、中でも、格子状の基材に複数個の発光装置を取り付けて、あたかも一つの画面の様にした上で、コンピューターによりその画面の動画などを操作するイルミネーション手法がしばしば用いられるようになってきた(例えば、特開2003−36981号公報など)。この手法は、発光ダイオードや有機ELの発達により、益々質のよい動画を提供できるようになっており、今後使用される機会がより一層増していくものと思われる。
ところで、従来、このようなイルミネーション手法においては、発光ダイオードや有機ELなどの発光装置を取り付ける基材として、アクリル板などからなる数十cm角のメッシュ板が使用され、その板を枠状に設営されたパイプなどに固定して大型の画面を形成させる方法が採用されてきた。
しかしながら、このような方法では、アクリル板などの重量が重くなり、画面設置の際には非常に多くの人手が必要となるばかりでなく、運搬の際には、小さな板を何枚も梱包して運ばねばならず、運搬や設置に非常に手間がかかるという問題があった。
このような問題を解決するため、例えば、特開平9−319318号公報に示される如く、アクリル板に代えて、柔軟で可撓性のある合成樹脂からなる基材を使用することも考えられるが、該方法では、強風が吹いた際、画面が風にあおられて観客からの視認性が低下する上、漏電や短絡などの事故が発生する恐れがあるという問題があった。さらに、合成樹脂製の基材を使用した場合は、発光装置の取り付け位置を変更する際、新たに取り付け孔等を空け直す必要があり、画面のフレキシビリティが低いという問題もあった。
特開2003−36981号公報 特開平9−319318号公報
本発明の目的は、上記従来技術の有する問題点を解決し、軽量で、運搬や設置が容易に行えるイルミネーション装置を提供することにある。
本発明者らは上記目的を達成するために鋭意検討した結果、イルミネーション装置の基材として、メッシュ状基布を使用するとき、所望のイルミネーション装置が得られることを究明し本発明に到達した。
かくして本発明によれば、耐候性樹脂を塗布されたメッシュ状基布と、該メッシュ状基布上に複数個配設された発光装置から構成されていることを特徴とするイルミネーション装置が提供される。
本発明によれば、軽量で、運搬や設置が容易に行えるイルミネーション装置が得られるので、コンサートや舞台、さらには展示会場などのイベントで、光を用いたイルミネーションによる演出が容易に行える。
以下、本発明について詳細に説明する。
本発明で使用する繊維としては、綿などの天然繊維、ガラス繊維などの無機繊維あるいは、合成繊維などを挙げることができる。合成繊維としては、レーヨンなどの再生繊維、アセテートなどの半合成繊維、ポリオレフィン系、ポリアミド系、ポリエステル系、ポリアクリロニトリル系、ポリビニルアルコール系、ポリ塩化ビニル系、ポリ塩化ビニリデン系、ポリウレタン系もしくはフェノール系といった汎用の合成繊維、さらにはアラミド繊維、炭素繊維、PBO繊維、ポリアリレート繊維といった、いわゆる高強度繊維などを挙げることができる。
中でもアラミド繊維や炭素繊維などの高強度繊維は、強度が高いばかりでなく、弾性率が高いために、寸法安定性に優れた性能を発揮し、イルミネーション装置の基材として好ましく使用できる。
本発明においては、上記繊維からなるメッシュ状基布をイルミネーション装置の基材として使用する。ここで、メッシュ状基布とは、上記繊維からなる織物、編物、直行ネット、直交積層ネット、多軸積層ネット等であり、格子状の空隙を有するものを言う。
本発明においては、上記メッシュ状基布に、耐候性を向上させるための樹脂が塗布されていることが必要である。塗布される樹脂としては、ポリオレフィン系、ポリアミド系、ポリエステル系、ポリアクリロニトリル系、ポリビニルアルコール系、ポリ塩化ビニル系、ポリ塩化ビニリデン系、ポリウレタン系、フッ素系の樹脂を挙げることができる。中でもフッ素系の樹脂は耐光性をはじめとする耐久性に優れているので好ましい。
樹脂を塗布する手段としては、メッシュ状の基布にディッピングにより塗布すればよく、特別な手段は必要ない。
本発明においては、上記メッシュ状基布は、イルミネーションとしてより鮮やかな演出効果を出すため、黒色であることが好ましい。また、黒色であれば、屋外で使用した場合、耐候性の点でも有利である。黒色に着色する手段としては、メッシュ状基布を構成する繊維を染色する、メッシュ状基布を構成する繊維として黒原着糸を使用する、或いは樹脂を塗布する際に顔料を添加する等の方法が任意に採用できる。
また、メッシュ状基布を得るための他の手段として、平面状の不織布に樹脂を塗布した後、格子状に打ち抜いて、メッシュ状にする方法もある。
本発明においては、上記メッシュ状基布に、発光ダイオードや有機ELなどの発光装置を複数個配設し、イルミネーション装置を得る。使用する発光装置の種類や配列方法などには特に制限はなく、イルミネーションの画面に応じて適宜設定すれば良い。
かくして得られたイルミネーション装置は、基材がメッシュ状基布により構成されているので、軽量であり、画面設置の際にも多くの人手は必要なく、運搬も容易に行える。また、強風が吹いた際にも、画面が風にあおられることなく、事故発生の懸念もない。
さらに、本発明のイルミネーション装置の基材はメッシュ状基布により構成されているので、発光装置の配列を変更することも容易である。
以下、実施例を挙げて、本発明の構成及び効果を詳細に説明する。
[実施例1]
経緯挿入ラッセル編機(24G)を使用し、筬L3に、経挿入糸であるパラ系アラミド繊維(帝人テクノプロダクツ(株)製、テクノーラT240、1670dtex)を、00/11の組織、24本/inの密度となるように32in、38outで供給した。
また、筬L1、L2には、絡み糸であるポリエチレンテレフタレートマルチフィラメント糸(帝人(株)製、BHT56−24)を、L1が10/01、L2が01/10の組織となるように、2バーで32in、38outで供給した。
さらに、緯糸挿入糸として、パラ系アラミド繊維(帝人テクノプロダクツ(株)製、テクノーラT240、1670dtex)を4本引き揃えた糸条に80t/mの撚りを掛けた糸条を供給して4本/inの密度で、all inにて編成し、メッシュ状の編物を得た。
得られた編物に、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)を、ディッピングにより付着含浸させた後、乾燥、硬化させ、巾1000mm、長さ15mのメッシュ状の基材を得た。
該基材のメッシュ状の格子点に、赤、青、緑色の発光ダイオードを備えた発光装置を配設し、必要な配線を施してイルミネーション装置を得た。
得られたイルミネーション装置を、上下10mの間隔に設置されたパイプに基材の両端を捲きつけて固定し、さらに同様の装置を横方向に10枚並べて、10m×10mのイルミネーション画面を設置した。
該イルミネーション装置は、基材の両端を固定するだけで非常に簡便に設置ができ、しかも長手方向に自由にサイズが調整できるので、必要な大きさの画面を容易に設定することができた。また、基材を捲いて運搬することが可能であり、運搬も容易であった。
[比較例1]
メッシュ状のアクリル変性塩化ビニル板(筒中プラスチック(株)製、カイダックKPD8800:1000mm×2000mm)の格子点に、赤、青、緑色の発光ダイオードを備えた発光装置を配設し、必要な配線を施してイルミネーション装置を得た。
得られたイルミネーション装置を、格子状に設置されたパイプに、縦方向に5枚、横方向に10枚の合計50枚固定し、イルミネーション画面を設置した。
該イルミネーション装置は、画面設置の際、先ず基材を固定するためのパイプを格子状に設置する必要があり、さらに、基材をパイプに一枚づつ固定していく必要があるため、多くの人手が必要であった。また、運搬に際しては、重い板状の基材を何枚も梱包して運ばねばならず、設置、運搬ともに非常に手間がかかった。
本発明によれば、軽量で、運搬や設置が容易に行えるイルミネーション装置が得られるので、コンサートや舞台、さらには展示会場などのイベントで、光を用いたイルミネーションによる演出が容易に行える。

Claims (3)

  1. 耐候性樹脂を塗布されたメッシュ状基布と、該メッシュ状基布上に複数個配設された発光装置から構成されていることを特徴とするイルミネーション装置。
  2. メッシュ状基布がアラミド繊維からなる基布である請求項1記載のイルミネーション装置。
  3. 耐候性樹脂が、フッ素系樹脂である請求項1記載のイルミネーション装置。
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