JP2005202750A - パワーマネージメント実行装置、コンピュータ、パワーマネージメント実行方法、およびプログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 所定の条件が満たされた場合にパワーセーブモードへの移行を決定するモード移行決定モジュール200aと、パワーセーブモードへの移行が決定された場合に、ディスプレイの消費電力を低減するための全画面ウィンドウの開設をマルチウィンドウOSに指示する全画面ウィンドウ開設モジュール200bと、開いているウィンドウの情報をマルチウィンドウOSから取得するウィンドウ情報取得モジュール200cと、アクティブウィンドウが全画面ウィンドウの前面に表示されるようにウィンドウを配列するようマルチウィンドウOSに指示するウィンドウ配列モジュール200dと、パワーセーブモードの終了指示に応じて全画面ウィンドウを閉じるようマルチウィンドウOSに指示する全画面ウィンドウ閉鎖モジュール200eとを備える。
【選択図】 図2
Description
一方で、今日、オペレーティングシステム(以下、「OS」という)として、マルチウィンドウOSが広く用いられている。マルチウィンドウOSとは、複数のウィンドウを同時に開き、各ウィンドウで異なるプログラムを実行できるようにしたOSのことである。ユーザは、マウス等のポインティングデバイスを用いて画面上でウィンドウを移動させたり、ウィンドウのサイズを変えたりしながら、複数のプログラムの同時実行を効率的に行うことができる。
ところで、マルチウィンドウOSの制御下でプログラムを実行し作業を行う場合、画面上に複数のウィンドウを表示していても、実際は、現在作業中でフォーカスが当たっているウィンドウ(以下、「アクティブウィンドウ」という)だけしか必要としていない場合も多い。このようなことが想定される場合、従来から、アクティブウィンドウ以外の部分についてのみパワーマネージメントを実行するという試みがなされていた(例えば、特許文献1、2参照。)。
また他の目的は、パワーマネージメント効果の高い場合に限ってパワーマネージメントを行うようにすることにある。
図1は、本実施の形態が適用されるコンピュータシステム10のハードウェア構成を示した図である。このコンピュータシステム10(以下、単に「システム」と呼ぶ場合がある)を備えるコンピュータ装置は、例えば、マルチウィンドウOSを搭載したノートブック型パーソナルコンピュータ(ノートPC)として構成されている。
(第1の実施の形態)
図2は、第1の実施の形態におけるコンピュータシステム10で動作するマルチウィンドウOS100およびパワーマネージメントアプリケーションプログラム200(以下、「PMアプリケーション」という)の構成を示したブロック図である。図2に示すように、PMアプリケーション200は、モード移行決定モジュール200aと、全画面ウィンドウ開設モジュール200bと、ウィンドウ情報取得モジュール200cと、ウィンドウ配列モジュール200dと、全画面ウィンドウ閉鎖モジュール200eとから構成される。
全画面ウィンドウ開設モジュール200bは、ディスプレイの消費電力を低減させるための全画面ウィンドウ、例えば、黒の全画面ウィンドウを開くよう、マルチウィンドウOSに指示するためのモジュールである。
ウィンドウ情報取得モジュール200cは、現在開いているウィンドウの情報をマルチウィンドウOSから取得するためのモジュールである。
ウィンドウ配列モジュール200dは、全画面ウィンドウ開設モジュール200bが開設した全画面ウィンドウの前面に、現在開いているウィンドウのうちのアクティブウィンドウが表示されるように、ウィンドウの配列をマルチウィンドウOSに指示するモジュールである。
全画面ウィンドウ閉鎖モジュール200eは、パワーセーブモードの終了指示に応じて、全画面ウィンドウを閉じるよう、マルチウィンドウOSに指示するモジュールである。
図3は、本実施の形態におけるPMアプリケーションの動作を示したフローチャートである。
モード移行決定モジュール200aは、コンピュータシステム10に対する操作が行われない時間が予め定められた所定の時間(基準値)に達したかどうかを判定する(ステップ201)。ここで、基準値に達していなければ、ステップ201を繰り返すが、基準値に達していれば、ステップ202に進む。
尚、ここでは、モード移行決定モジュール200aが条件判定を行うことにより、パワーセーブモードへの移行を自動的に行うようにしたが、ユーザが明示的にパワーセーブモードへの移行を指示するようにしてもよい。
次に、ウィンドウ情報取得モジュール200cは、マルチウィンドウOSに対し、現在開いている全てのウィンドウのサイズおよび位置の情報を取得するための命令を発行する(ステップ206)。具体的には、ステップ205と同様、APIを呼び出し、命令をマルチウィンドウOSに伝える。これにより、マルチウィンドウOSは、現在開いている全てのウィンドウの情報をPMアプリケーション200に提供する。
その後、ウィンドウ配列モジュール200dは、マルチウィンドウOSに対し、アクティブウィンドウを最前面に、その背後に黒の全画面ウィンドウを表示し、その背後にその他のウィンドウを隠蔽するようにウィンドウを配列する命令を発行する(ステップ208)。これにより、マルチウィンドウOSでは、指定された順にウィンドウが配列され、ディスプレイへの表示が行われ、命令を完了した旨がPMアプリケーション200に返される。
図4−1(A)は、図3の処理が終了した時点での表示の例である。即ち、黒の全画面ウィンドウが表示され、その前面にアクティブウィンドウである「Window1」が表示されている。また、黒の全画面ウィンドウの右上には、パワーセーブモードをぬけるためのボタンである「Exit PowerSave Mode」が表示されている。
一方、黒の全画面ウィンドウの下辺には、タスクバーが表示されている。タスクバーには、スタートボタン301、クイック起動アイコン群302、ウィンドウ選択ボタン群303が表示されている。クイック起動アイコン群302は、頻繁に使用するソフトウェアの起動等を迅速に行うためのアイコンであり、その中には、アイコン群の一番右に示されるような、デスクトップ画面の表示を迅速に行うためのアイコンも含まれている。また、ウィンドウ選択ボタン群303は、黒の全画面ウィンドウの前面に表示されている「Window1」を選択するためのボタン、黒の全画面ウィンドウの背後に隠蔽されている「Window2」を選択するためのボタン、黒の全画面ウィンドウ(「PowerSave」ウィンドウ)を選択するためのボタンを含んでいる。
例えば、図4−1(A)の状態でタスクバーの「Window2」の部分を押下することにより、図4−1(B)に示すように、「Window2」が黒の全画面ウィンドウの前面に表示される。
また、図示しないが、タスクバーの「PowerSave」の部分を押下することにより、黒の全画面ウィンドウを最前面に持ってくることも可能である。
さらに、タスクバーのクイック起動アイコン群302の一番右側のアイコンを押下することにより、パワーセーブモードを続行したままデスクトップ画面を表示することもでき、その後、タスクバーの「Window1」、「Window2」の部分を押下すれば、図4−2(C)に示すような表示となる。
この場合のPMアプリケーション200の動作について、図5を参照して説明する。
まず、PMアプリケーション200は、ユーザによりパワーセーブモードの終了が指示されたかどうか判断する(ステップ211)。具体的には、キーボード、マウス等の操作があったかどうかを判断する。
ここで、パワーセーブモードの終了が指示されたと判断すると、全画面ウィンドウ閉鎖モジュール200eに制御が渡り、全画面ウィンドウ閉鎖モジュール200eは、マルチウィンドウOSに対し、黒の全画面ウィンドウを閉じる命令を発行する(ステップ212)。具体的には、APIを呼び出し、命令をマルチウィンドウOSに伝える。これにより、マルチウィンドウOSでは、黒の全画面ウィンドウが閉じられ、命令を完了した旨がPMアプリケーション200に返される。
その後、PMアプリケーション200は、タイマをリセットし(ステップ213)、図3のステップ201に戻る。
図6は、「Window1」が黒の全画面ウィンドウの前面に位置し、「Window2」が黒の全画面ウィンドウの背面に位置することを示している。また、図6中の矢印は、黒の全画面ウィンドウの前面に表示されていた「Window1」を黒の全画面ウィンドウの背面に隠せること、および、黒の全画面ウィンドウの背面に隠れていた「Window2」を黒の全画面ウィンドウの前面に表示できることを示している。
また、一定時間操作がないことによりパワーセーブモードへ移行する場合は、自己発光素子のディスプレイデバイスがアクティブであること、バッテリーにより動作していること、アクティブウィンドウが全画面表示になっていないことを条件として、パワーセーブモードへ移行することとしている。これにより、パワーマネージメントをより効果的に行うことができる。
第1の実施の形態では、パワーセーブモードに移行した後のウィンドウの切替は、マルチウィンドウOSに備わっているタスクバーを用いて行うようにした。これに対し、この第2の実施の形態では、パワーセーブモード移行後にウィンドウを切り替えるための特別なユーザインターフェース(ウィンドウ切替UI)を設け、このウィンドウ切替UIを用いてウィンドウ切替の要求があった場合に、PMアプリケーション200が、マルチウィンドウOSに対し、その切替の指示を行うようにしている。
ウィンドウ切替UI生成モジュール200fは、ウィンドウの切替を要求する際に用いるユーザインターフェースであるウィンドウ切替UIを生成するためのモジュールである。
ウィンドウ切替モジュール200gは、ウィンドウ切替UIを用いてなされたウィンドウ切替の要求に応じて、ウィンドウの配列順序を並べ替えるよう、マルチウィンドウOSに指示するためのモジュールである。
パワーセーブモードに移行し、黒の全画面ウィンドウを表示するまでの動作は、図3に示したものとほぼ同様である。ただし、本実施の形態では、ステップ205〜208で黒の全画面ウィンドウの表示を指示する際に、ウィンドウ切替UI生成モジュール200fが、ウィンドウの切替を要求する際に用いられるウィンドウ切替UIを黒の全画面ウィンドウ上に生成する。これにより、図3の処理が終了した時点での画面表示は、図8または図9に示すようなものとなる。
図8(A)では、表示中ウィンドウ情報表示欄401に「Window1」と記述し、非表示ウィンドウ情報表示欄402に「Window2」、「Window3」と記述することで、黒の全画面ウィンドウの前面に「Window1」のみが表示されていることを表している。
この状態で、例えば、非表示ウィンドウ情報表示欄402に示された「Window2」をダブルクリック、または、ドラッグ&ドロップして表示中ウィンドウ情報表示欄401に移動させることにより、「Window2」を黒の全画面ウィンドウの前面に表示することを要求することができる。これにより、ウィンドウ切替UIは、図8(B)に示すような表示となり、黒の全画面ウィンドウの前面には、「Window1」と「Window2」とが表示されることとなる。
また、逆に、図8(B)において、表示中ウィンドウ情報表示欄401に示された「Window2」をダブルクリック、または、ドラッグ&ドロップして非表示ウィンドウ情報表示欄402に移動させることにより、図8(A)のような表示に戻すこともできる。
図9(A)では、「Window1」を通常の色で記述し、「Window2」、「Window3」をグレイアウトすることで、黒の全画面ウィンドウの前面に「Window1」のみが表示されていることを表している。
この状態で、例えば、グレイアウトされている「Window2」をダブルクリックすることにより、「Window2」を黒の全画面ウィンドウの前面に表示することを要求することができる。これにより、ウィンドウ切替UIは、図9(B)に示すような表示となり、黒の全画面ウィンドウの前面には、「Window1」と「Window2」とが表示されることとなる。
また、逆に、図9(B)において、「Window2」をダブルクリックしてグレイアウトさせることにより、図9(A)のような表示に戻すこともできる。
まず、PMアプリケーション200は、ユーザによりウィンドウ切替が指示されたかどうか判断する(ステップ221)。具体的には、図8または図9に示したウィンドウ切替UIを用いて、黒の全画面ウィンドウの前面に表示されたウィンドウの全画面ウィンドウの背後への隠蔽、または、黒の全画面ウィンドウの背後に隠蔽されたウィンドウの全画面ウィンドウの前面への表示が指示されたかどうかを判断する。
ここで、ウィンドウの切替が指示されたと判断すると、ウィンドウ切替モジュール200gに制御が渡り、ウィンドウ切替モジュール200gは、切替指示の内容を取得する(ステップ222)。
次に、ウィンドウ情報取得モジュール200cは、マルチウィンドウOSに対し、現在開いている全てのウィンドウのサイズおよび位置の情報を取得するための命令を発行する(ステップ223)。具体的には、APIを呼び出し、命令をマルチウィンドウOSに伝える。これにより、マルチウィンドウOSは、現在開いている全てのウィンドウの情報をPMアプリケーション200に提供する。
その後、ウィンドウ切替モジュール200gは、マルチウィンドウOSに対し、各ウィンドウをステップ222で取得した切替指示の内容に従って並べ替えるための命令を発行する(ステップ225)。これにより、マルチウィンドウOSでは、指定された順にウィンドウが配列され、ディスプレイへの表示が行われ、命令を完了した旨がPMアプリケーション200に返される。
尚、パワーセーブモードを終了する時のPMアプリケーション200の動作も、図5に示したものと同様である。
また、一定時間操作がないことによりパワーセーブモードへ移行する場合は、自己発光素子のディスプレイデバイスがアクティブであること、バッテリーにより動作していること、アクティブウィンドウが全画面表示になっていないことを条件として、パワーセーブモードへ移行することとしている。これにより、パワーマネージメントをより効果的に行うことができる。
また、第1および第2の実施の形態では、パワーマネージメントを行う対象のディスプレイを備えたコンピュータ自体が、本発明のパワーマネージメントを実行する機能を有することを前提として説明した。しかしながら、パワーマネージメントを行う対象のディスプレイを備えたコンピュータの外部に、このようなパワーマネージメントを実行する機構を設けることとしてもよい。
この場合において、全画面ウィンドウを表示する機能では、既に表示されているウィンドウのうちのアクティブウィンドウがその全画面ウィンドウの前面に表示されるように全画面ウィンドウを表示することも可能である。
この場合において、表示および/または隠蔽を指示する機能では、他のウィンドウのうちのアクティブウィンドウを全画面ウィンドウの前面に表示するように指示することも可能である。
また、全画面ウィンドウが表示された状態でのウィンドウの切替指示に応じて、その全画面ウィンドウの前面に表示されたウィンドウの全画面ウィンドウの背後への隠蔽および/またはその全画面ウィンドウの背後に隠蔽されたウィンドウの全画面ウィンドウの前面への表示をマルチウィンドウOSに指示する機能をさらに実現させるプログラムを記憶した記憶媒体であってもよい。
Claims (18)
- コンピュータのディスプレイの消費電力を低減させるパワーマネージメントを実行するパワーマネージメント実行装置であって、
所定の条件が満たされた場合にパワーセーブモードへの移行を決定するモード移行決定部と、
前記モード移行決定部によりパワーセーブモードへの移行が決定された場合に、前記ディスプレイにその消費電力を低減するための全画面ウィンドウを表示する全画面ウィンドウ表示部と、
前記全画面ウィンドウが表示された状態でのウィンドウの切替指示に応じて、当該全画面ウィンドウの前面に表示されたウィンドウの当該全画面ウィンドウの背後への隠蔽および/または当該全画面ウィンドウの背後に隠蔽されたウィンドウの当該全画面ウィンドウの前面への表示を行うウィンドウ切替部と
を備えたことを特徴とするパワーマネージメント実行装置。 - 前記全画面ウィンドウ表示部は、既に表示されているウィンドウのうちのアクティブウィンドウが当該全画面ウィンドウの前面に表示されるように当該全画面ウィンドウを表示することを特徴とする請求項1記載のパワーマネージメント実行装置。
- 前記モード移行決定部は、前記コンピュータに対し一定時間操作がなされず、かつ、前記ディスプレイでの表示が自己発光素子により行われている場合に、パワーセーブモードへの移行を決定することを特徴とする請求項1記載のパワーマネージメント実行装置。
- 前記モード移行決定部は、前記コンピュータに対し一定時間操作がなされず、かつ、前記コンピュータがバッテリーにより動作している場合に、パワーセーブモードへの移行を決定することを特徴とする請求項1記載のパワーマネージメント実行装置。
- 前記モード移行決定部は、前記コンピュータに対し一定時間操作がなされず、かつ、前記全画面ウィンドウの最初の表示の際に当該全画面ウィンドウが他のウィンドウによって完全に隠蔽されることがない場合に、パワーセーブモードへの移行を決定することを特徴とする請求項1記載のパワーマネージメント実行装置。
- 黒の全画面ウィンドウを開設する全画面ウィンドウ開設部と、
前記全画面ウィンドウの前面に表示されたウィンドウの当該全画面ウィンドウの背後への隠蔽および/または当該全画面ウィンドウの背後に隠蔽されたウィンドウの当該全画面ウィンドウの前面への表示を指示するためのウィンドウ切替ユーザインターフェース(UI)を生成するウィンドウ切替UI生成部と、
前記全画面ウィンドウ開設部により開設された前記全画面ウィンドウと、前記ウィンドウ切替UI生成部により生成された前記ウィンドウ切替UIとを表示する表示部と
を備えたことを特徴とするコンピュータ。 - 前記ウィンドウ切替UI生成部は、前記全画面ウィンドウを表す標識で隔てられた領域の一方に、当該全画面ウィンドウの前面に表示されたウィンドウの特定情報を表示すると共に、当該領域の他方に、当該全画面ウィンドウの背後に隠蔽されたウィンドウの特定情報を表示することを特徴とする請求項6記載のコンピュータ。
- 前記ウィンドウ切替UI生成部は、前記全画面ウィンドウの前面に表示されたウィンドウの特定情報と、当該全画面ウィンドウの背後に隠蔽されたウィンドウの特定情報とを、異なる表示形式で表示することを特徴とする請求項6記載のコンピュータ。
- コンピュータのディスプレイの消費電力を低減させるパワーマネージメントを実行するパワーマネージメント実行方法であって、
所定の条件が満たされた場合にパワーセーブモードへの移行を決定するステップと、
パワーセーブモードへの移行が決定された場合に、前記ディスプレイにその消費電力を低減するための全画面ウィンドウを表示するステップと、
前記全画面ウィンドウが表示された状態でのウィンドウの切替指示に応じて、当該全画面ウィンドウの前面に表示されたウィンドウの当該全画面ウィンドウの背後への隠蔽および/または当該全画面ウィンドウの背後に隠蔽されたウィンドウの当該全画面ウィンドウの前面への表示を行うステップと
を含むことを特徴とするパワーマネージメント実行方法。 - 前記全画面ウィンドウを表示するステップでは、既に表示されているウィンドウのうちのアクティブウィンドウが当該全画面ウィンドウの前面に表示されるように当該全画面ウィンドウを表示することを特徴とする請求項9記載のパワーマネージメント実行方法。
- 所定のディスプレイの消費電力を低減させるパワーマネージメントをコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
所定の条件が満たされた場合にパワーセーブモードへの移行を決定する機能と、
パワーセーブモードへの移行が決定された場合に、前記ディスプレイにその消費電力を低減するための全画面ウィンドウを表示する機能と、
前記全画面ウィンドウが表示された状態でのウィンドウの切替指示に応じて、当該全画面ウィンドウの前面に表示されたウィンドウの当該全画面ウィンドウの背後への隠蔽および/または当該全画面ウィンドウの背後に隠蔽されたウィンドウの当該全画面ウィンドウの前面への表示を行う機能と
を前記コンピュータに実現させるためのプログラム。 - 前記全画面ウィンドウを表示する機能では、既に表示されているウィンドウのうちのアクティブウィンドウが当該全画面ウィンドウの前面に表示されるように当該全画面ウィンドウを表示することを特徴とする請求項11記載のプログラム。
- マルチウィンドウOSが動作するコンピュータのディスプレイの消費電力を低減させるパワーマネージメントを当該コンピュータに実行させるプログラムであって、
前記ディスプレイの消費電力を低減させるための全画面ウィンドウの開設を、前記マルチウィンドウOSに指示する機能と、
既に開設されている他のウィンドウの情報を前記マルチウィンドウOSから取得する機能と、
前記他のウィンドウの前記全画面ウィンドウの前面への表示および/または前記全画面ウィンドウの背後への隠蔽を前記マルチウィンドウOSに指示する機能と
を前記コンピュータに実現させるためのプログラム。 - 前記表示および/または隠蔽を指示する機能では、前記他のウィンドウのうちのアクティブウィンドウを前記全画面ウィンドウの前面に表示するように指示することを特徴とする請求項13記載のプログラム。
- 前記コンピュータに対し一定時間操作がなされず、かつ、前記ディスプレイでの表示が自己発光素子により行われている場合に、前記各機能が実行されるモードへの移行を決定する機能をさらに実現させるための請求項13記載のプログラム。
- 前記コンピュータに対し一定時間操作がなされず、かつ、前記コンピュータがバッテリーにより動作している場合に、前記各機能が実行されるモードへの移行を決定する機能をさらに実現させるための請求項13記載のプログラム。
- 前記コンピュータに対し一定時間操作がなされず、かつ、前記全画面ウィンドウの最初の表示の際に当該全画面ウィンドウが他のウィンドウによって完全に隠蔽されることがない場合に、前記各機能が実行されるモードへの移行を決定する機能をさらに実現させるための請求項13記載のプログラム。
- 前記全画面ウィンドウが表示された状態でのウィンドウの切替指示に応じて、当該全画面ウィンドウの前面に表示されたウィンドウの当該全画面ウィンドウの背後への隠蔽および/または当該全画面ウィンドウの背後に隠蔽されたウィンドウの当該全画面ウィンドウの前面への表示を前記マルチウィンドウOSに指示する機能をさらに実現させるための請求項13記載のプログラム。
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