JP2005202136A - 光学部材 - Google Patents

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仁 藤田
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Abstract

【解決手段】本発明の光学部材は伝送路であるシングルモード光ファイバ(SMF)3a、3bの途中に配設され、光学素子1の両端に一対のフォトニック結晶ファイバ(PhCF)2a、2bを配置している。これらのPhCF2a、2bはSMF3a、3bと接続される端部2x、2yから光学素子1と接続される端部1x、1yにかけてモードフィールド径(MFD)が漸次拡大されるようになっている。また、PhCF2a、2bは一体的に形成されている。
【効果】本発明によれば、光学素子の両端にMFDの設計の自由度の大きいPhCFからなる光ファイバコリメータを用い、シングルモードを維持しながらSMFとの接続端部から光学素子との接続端部までのMFDを漸次拡大するようにしたので、接続損失の極めて小さい光学部材を実現することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、伝送用シングルモード光ファイバと光学素子を低損失で結合するための光学部材に関する。
近年、FTTH(Fiber To The Home)の導入が始まり各家庭での高速インターネットの利用が急速に普及してきている。このような状況において通信ネットワークをますます充実させる必要性が高まり、光ファイバの特性要求も高いものになってきている。
通信ネットワークでは通常シングルモード光ファイバ(以下、「SMF」と称す)が用いられるが、伝送路の途中でこのSMFと光アイソレータや光スイッチ等の光学素子であるいわゆるバルク型光デバイスを結合して光を伝送することがある。
このような場合、一方のSMFからの光信号をバルク型光デバイスに入射して再び他方のSMFに入射する必要がある。この時に一方のSMFから出射した光はレンズ等により一度コリメートされた後、再びレンズで集光されて他方のSMFに入射されるようになっている。
しかし上記のような構成を取るとSMFのコア径が小さいので、SMFやレンズあるいはバルク型光デバイスとのアライメントが複雑になり、コストアップの要因となっていた。
そこで、従来は図5に示すように、光学素子(バルク型光デバイス)10の両端に一対のGRINレンズ(Gradient Index Lens)20a、20bを配置し、これらのGRINレンズ20a、20bの両端にSMF30a、30bを配置したGRINレンズ方式が提案されている(例えば特許文献1、特許文献2参照)。
また、図6に示すように、光学素子10の両端にSMFのコア径を加熱して拡大した一対のTEC(Thermal Expanded Core)ファイバ40a、40bを配置し、これらのTECファイバ40a、40bの両端にSMF30a、30bを配置したTEC方式も提案されている(例えば、非特許文献1、特許文献3参照)。
さらに、図7に示すように、光学素子10の両端に一対のGIF(Graded Index Fiber)50a、50bを配置し、これらのGIF50a、50bの両端にSMF30a、30bを配置したGIF方式も提案されている(例えば、非特許文献2参照)。
その他、本出願人は図8に示すように、光学素子10の両端に一対のフォトニック結晶ファイバ(Photonic Crystal Fiber、以下「PhCF」と称す)60a、60bを配置し、これらのPhCF60a、60bの両端に直接SMF30a、30bを配置したり、あるいは一対のGIF50a、50bを配置し、これらのGIF50a、50bの両端にSMF30a、30bを配置した方式を提案している(特許文献4参照)。
特開2001−75026号公報 特開平11−52293号公報 特開昭63−33706号公報 K. Shiraishi et al., ‘Analysis and Evaluation of Graded−Index Fiber−Lenses’, J. Lightwave Technol., Vol. 9, No. 4, 1991, P.430-435 W. L. Emkey et al., ‘Fiber−Embedded In−Line Isolator’, J. Lightwave Technol., Vol. LT-5, No.9, 1987, P. 1156-1164 特願2002−219701号
ところで、上記のような従来の技術には、次のような解決すべき課題があった。
即ち、特許文献1あるいは特許文献2に示すGRINレンズ方式では、シングルモードで光学素子に光接続できるので接続損失が低く、構成部品が安価であるという利点はあるものの、レンズの作製精度を高くしなければならず、また構成が複雑であるためにアライメントに要する工程が増え、全体的にコストアップとなるという問題があった。
また、非特許文献1あるいは特許文献3に示すTEC方式では、シングルモードを維持しながらコア拡大が可能であることやTEC部分の放射損失が低いので低損失でモードフィールド径(Mode Field Diameter、以下「MFD」と称す)の拡大が可能である点、さらにシングルモードで光学素子に光接続できるので接続損失が低いという利点を有するものの、TEC処理に時間がかかり結果的に構成部品が高価になり、またTEC部分の長さの調整が困難で、光学素子との間で最適なMFDで接続することが難しいという問題の他TECファイバのMFDは最大でも30μm程度でしかなく、回折角を小さくするのには限界があった。
さらに、非特許文献2に示すGIF方式では、構成部品が安価であり、比屈折率差やコア径等の作製条件によりMFDの大きさ、GIFの長さ等の調整は比較的容易であるが、シングルモードで光学素子と光接続できないという問題があり、また低次モード分散が発生するために光学素子から再びSMFに光が入射するときに接続損失が大きくなってしまうという問題があった。
また、特許文献4に示すPhCFを用いた方式では、シングルモードで光学素子に光接続でき、MFDの大きさを自由に設計できることからシングルモードを維持しながらコア拡大が可能であるというように前記したような従来の問題点は大きく改善されているものの、PhCFとSMFとを直接接続する場合は接続損失が大きくなるという問題があり、その他PhCFとSMFとの間にGIFを配置した場合は、GIFによる低次モード分散が発生するという問題点もあった。
本発明は以上の点に着目してなされたもので、光学素子とSMFとの間の接続にMFDが変化しているPhCFを用いることにより、MFDの大きさを自由に設計でき、かつシングルモードで光接続できるために接続損失が極めて小さい光学部材を提供することを目的とするものである。
本発明は以上の点を解決するため次のような構成からなるものである。
即ち、本発明の光学部材は、まず第1の構成としてシングルモード光ファイバからなる伝送路の途中に配設される光学部材であって、一方の側に光の入射端及び他方の側に光の出射端を有する光学素子と、この光学素子の入射端若しくは出射端にそれぞれ接続される光ファイバコリメータとからなり、この光ファイバコリメータは前記シングルモード光ファイバと接続される端部で前記シングルモード光ファイバのモードフィールド径と同等のモードフィールド径を有るとともに、他端は前記シングルモード光ファイバより大きなモードフィールドを有するフォトニック結晶ファイバであることを特徴としている。
また、第2の構成として、前記第1の構成において、前記フォトニック結晶ファイバからなる光ファイバコリメータは前記シングルモード光ファイバに接続する端部から前記光学素子に接続する端部まで一体的に形成されていることを特徴としている。
さらに、第3の構成として、前記第1の構成または第2の構成において、前記フォトニック結晶ファイバからなる光ファイバコリメータは前記シングルモード光ファイバに接続する端部から前記光学素子に接続する端部にかけて外径が変化していることを特徴としている。
また、第4の構成として、前記第3の構成において、前記フォトニック結晶ファイバからなる光ファイバコリメータは前記シングルモード光ファイバに接続する端部から前記光学素子に接続する端部にかけて外径が漸次拡大していることを特徴としている。
さらに、第5の構成として、前記第1の構成から第4の構成において、前記フォトニック結晶ファイバからなる光ファイバコリメータのモードフィールド径が1〜70μmであることを特徴としている。
また、第6の構成として、前記第1の構成から第5の構成において、前記フォトニック結晶ファイバからなる光ファイバコリメータは前記光学素子を介して対向配置されていることを特徴としている。
さらに、第7の構成として、前記第1の構成から第6の構成において、前記光学素子は光アイソレータ、光スイッチ、光サーキュレータ、光アッテネータ若しくは光フィルタまたはこれらの組み合わせからなることを特徴としている。
また、第8の構成として、前記第1の構成から第7の構成において、前記シングルモード光ファイバは石英ガラス系ファイバ若しくはフォトニック結晶ファイバまたはこれらの組み合わせからなることを特徴としている。
光学素子とSMFとの間にMFDがSMFのMFDと同等の大きさから低回折角で大きなMFDに変化するように設計したPhCFを用いたので、シングルモードで光接続でき、接続損失の極めて小さい光学部材を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態について具体例を用いて説明する。
図1(a)は本発明の第1の実施の形態を表した光学部材の縦断面図である。図1(a)において、本発明の光学部材は光アイソレータ、光スイッチ、光サーキュレータ、光アッテネータ、光フィルタ等またはこれらの組み合わせからなる光学素子1の両端に一対のPhCF2a、2bが配置されている。光学素子1の端面は光の入射端若しくは出射端となり、例えば光がPhCF2aから伝送された場合には1xが入射端となり、1yが出射端となる。そして、これらのPhCF2a、2bの両端にそれぞれSMF3a、3bが配置されている。なお、PhCF2a、2bはそれぞれコア21a、21bおよびその周囲のクラッド22a、22bを備えており、SMF3a、3bはそれぞれコア31a、31bおよびその周囲のクラッド32a、32bを備えている。
ここで、SMF3a、3bに接続される側のPhCF2a、2bの端部2x、2yのMFDはSMF3a、3bのMFDと同等になるように設計されており、また光学素子1に接続される側のPhCF2a、2bの端部1x、1yは光学素子1と低損失で光接続するように低回折角で大きなMFDになるように設計されている。
通常通信ネットワークの伝送路に使用されるSMF3a、3bのMFDは約10μm程度であるが、低損失で光学素子1と光接続するためにPhCFのMFDは20〜70μmに設定するとよい。これは、光学素子1の厚みに対応するPhCF間のギャップ間隔ロス(損失)と軸ずれロス(損失)がMFDを20〜70μmの範囲のいずれかに設定することで低損失化を実現できるためであり、PhCF2a、2bのMFDは端部2x、2y側から端部1x、1y側にかけて漸次拡大しながら変化している。従って、PhCF2a、2bは光ファイバコリメータとして機能する。
ここで、図2(a)はMFDが20μmおよび50μmのときのギャップ間隔とロスの関係を示したものである。ギャップ間隔は光学素子の厚さに対応している。MFDが20μmのとき、200μmの厚さの光学素子を使用した場合、MFDが20μm未満では接続ロスが1dB以上発生する。また、図2(b)はMFDが20μmおよび50μmのときの軸ずれ量とロスの関係を示したものである。MFDが20μmのとき、軸ずれ量が10μm発生したとき接続ロスが約2dB発生することがわかる。即ち、PhCFの光学素子との結合端部におけるMFDが小さいほど接続損失が増大することになるので、PhCFの光学素子との結合端部におけるMFDを大きくすると低損失で接続できることがわかる。
以上より、光学素子1と接続するPhCF端部のMFDを20μm〜70μmとするのは、PhCFと光学素子1を接続するとき、PhCFのMFDが20μm未満では接続損失が大きくなり、PhCFのMFDが70μmを超えるとSMFのMFDからの変化が大きくなり過ぎるため無視できないロスが発生するからである。
PhCF2a、2bは図3に示すように、コア21a(21b)に相当する石英ガラス等の中実部材の周囲にクラッド22a(22b)に相当する石英ガラス管を多数束ねてプリフォームロッドとし、このプリフォームロッドを線引きして形成するもので、ガラス管の部分はエアホールとなっている。
このようなPhCF2a、2bは、クラッド22a(22b)に相当するガラス管の穴径や穴間距離を調整することにより通常のSMFに比べて有効屈折率差やコア径を自由に設計することが可能であるので、光学素子に応じて光接続を効率よく行うことができる。
PhCF2a、2bは、前記したようにSMF3a、3bに接続される側の端部2x、2yから光学素子に接続される側の端部1x、1yにかけて漸次MFDが拡大しているが、これらPhCF2a、2bがシングルモードを維持するための種々の条件からクラッドもある領域を確保する必要があるため、MFDの拡大に伴ってPhCF2a、2bの外径も漸次拡大しながら変化している。従って本実施の形態では、SMF3a、3bに接続される側の端部2x、2y部分の外径はSMF3a、3bと同一外径となっており、光学素子に接続される側の端部1x、1yの外径は光学素子1と接続するべき外径と同一となっている。
そして、これらPhCF2a、2bはSMF3a、3bに接続される側の端部2x、2yから光学素子に接続される端部1x、1yまでそれぞれ一体的に形成されている。このように一体的に形成されることにより、途中に接続部を含まないので接続損失の発生のない効率的な伝送が可能な光ファイバコリメータを実現することができる。
ここで、PhCF2a、2bのMFDは1〜70μmが好ましい。これは1μm未満ではSMF3a、3bと光軸を合わせるのが困難になるためであり、70μmを超える場合は前述した光学素子との接続において不都合が生じるからである。
次に、本実施の形態におけるMFDの状況について説明する。図1(b)に示すように、まず伝送路のSMF3aを伝送してきたある大きさのMFD33aを有するシングルモード光は端部2xからPhCF2aに入射し、シングルモードを維持しながらMFDが34a、35aと漸次拡大されて端部1xから光学素子1に入射する。光学素子1に入射した光はやはりシングルモードを維持しながらMFD35b(35aと同等MFD)で端部1yからPhCF2bに入射し、今度は漸次MFDが35b、34bと縮小されながら端部2yからSMF3bに入射する。この時このシングルモード光は前記のSMF3aを伝送してきた光と同等の大きさのMFD33bとなり伝送路SMF3bを伝送してゆく。
なお、端部2x、2yは融着接続やコネクタ等による機械的接続あるいは光学的接着剤やマッチングオイルを用いて接続されている。また、端部1x、1yは特に限定されるものではないが通常コネクタ等による機械的接続が施される。
上記したように光学素子1の両端にMFDが変化している一対のPhCFを光学素子1を介して対向配置してSMFと接続するので、シングルモードを維持しながら光学素子とSMFを接続できるため接続損失を極めて小さくすることができる。
図4は本発明の第2の実施の形態を表した光学部材の外観図で、PhCFをフェルールに挿入した例である。なお、本図において図1と共通する箇所には同一の番号を付して詳細な説明を省略している。
図4において、PhCF2a(2b)はフェルール4に挿入されてコネクタハウジング5に収納されている。このフェルール4の外径は例えばMU(Miniature Unit coupling)コネクタのフェルールの外径1.25mmと同一にされている。またPhCF2a(2b)はSMF3a(3b)と光学的に接続されている。このようなPhCF2a(2b)を光学素子1とコネクタ接続したり、アダプタを介してMUコネクタ同士で接続することもできる。また、FC、SC、ST、LC等の通常用いられるコネクタ用のフェルールを使用してもよい。
なお、SMF3a、3bは通常の石英ガラス光ファイバの他、分散シフトファイバ
(Dispersion Shift Fiber、以下「DSF」と称す)、高NA
(Numerical Apperture)−SMF、EDF(Erbium
Doped Fiber)、光減衰用ファイバ、SM−NSP(Single
Mode−Non Strippable Primary coating)ファイバ、PhCF等を用いることができ、特に限定されない。
図1の実施の形態の構成を有し、光学素子1として光アイソレータを使用した。なお、SMF3a、3bは通常の石英ガラス系シングルモード光ファイバで、MFDは10μmであった。ここで本実施例で用いられた光学素子1の厚さが1000μmであるので、1dB以下の接続損失でSMFと光学素子とを接続するにはPhCFのMFDは45μmとするのが適当であったため、PhCF2a、2bはMFDが10μmから45μmまで漸次拡大するように設計した。この時の端部2x、2yにおける接続損失は波長1550nmで0.5dB、アイソレーションは45dBで極めて良好な特性を示した。
図1の実施の形態の構成を有し、光学素子1として光アッテネータ(可変減衰器)を使用した。なお、SMF3a、3bはDSFで、MFDは8μmであった。ここで本実施例で用いられた光学素子1の厚さが450μmであるので、1dB以下の接続損失でSMFと光学素子とを接続するにはPhCFのMFDは30μmとするのが適当であったため、PhCF2a、2bはMFDが8μmから30μmまで漸次拡大するように設計した。この時の波長1550nmにおける可変減衰量は駆動電圧0〜10Vの間で0.5〜25dBとなり、極めて良好な特性を示した。
図1の実施の形態の構成を有し、光学素子1として光スイッチを使用した。なお、SMF3a、3bは高NA−SMFで、MFDは6μmであった。ここで本実施例で用いられた光学素子1の厚さが200μmであるので、1dB以下の接続損失でSMFと光学素子とを接続するにはPhCFのMFDは20μmとするのが適当であったため、PhCF2a、2bはMFDが6μmから20μmまで漸次拡大するように設計した。この時の波長1550nmにおける減衰量は駆動電圧0V及び10Vで0.5dB及び25dBとなり、極めて良好な特性を示した。
図1の実施の形態の構成を有し、光学素子1として光アイソレータを使用した。なお、SMF3a、3bはSM−NSPで、MFDは10μmであった。ここで本実施例で用いられた光学素子1の厚さが2500μmであるので、1dB以下の接続損失でSMFと光学素子とを接続するにはPhCFのMFDは70μmとするのが適当であったため、PhCF2a、2bはMFDが10μmから70μmまで漸次拡大するように設計した。なお、この時の端部2x、2yはV溝上にSM−NSP及びPhCFを配置し、各端面にマッチングオイルを塗布して機械的に接続した。この時の波長1550nmにおける接続損失は1dB、アイソレーションは42dBで極めて良好な特性を示した。
本発明の第1の実施の形態を表した図で、図1(a)は本発明の光学部材の縦断面図、図1(b)はMFDの変化の状況を説明する図である。 ギャップ間隔とロス及び軸ずれ量とロスの関係を説明する図である。 フォトニック結晶ファイバを説明する図である。 本発明の第2の実施の形態を表した図である。 従来の光学部材の縦断面図である。 従来の光学部材の縦断面図である。 従来の光学部材の縦断面図である。 従来の光学部材の縦断面図である。
符号の説明
1・・・光学素子
2a、2b・・・光ファイバコリメータ
3a、3b・・・シングルモード光ファイバ
4・・・フェルール
5・・・コネクタハウジング

Claims (8)

  1. シングルモード光ファイバからなる伝送路の途中に配設される光学部材であって、一方の側に光の入射端及び他方の側に光の出射端を有する光学素子と、この光学素子の入射端若しくは出射端にそれぞれ接続される光ファイバコリメータとからなり、この光ファイバコリメータは前記シングルモード光ファイバと接続される端部で前記シングルモード光ファイバのモードフィールド径と同等のモードフィールド径を有るとともに、他端は前記シングルモード光ファイバより大きなモードフィールドを有するフォトニック結晶ファイバであることを特徴とする光学部材。
  2. 前記フォトニック結晶ファイバからなる光ファイバコリメータは前記シングルモード光ファイバに接続する端部から前記光学素子に接続する端部まで一体的に形成されていることを特徴とする請求項1記載の光学部材。
  3. 前記フォトニック結晶ファイバからなる光ファイバコリメータは前記シングルモード光ファイバに接続する端部から前記光学素子に接続する端部にかけて外径が変化していることを特徴とする請求項1または請求項2記載の光学部材。
  4. 前記フォトニック結晶ファイバからなる光ファイバコリメータは前記シングルモード光ファイバに接続する端部から前記光学素子に接続する端部にかけて外径が漸次拡大していることを特徴とする請求項3記載の光学部材。
  5. 前記フォトニック結晶ファイバからなる光ファイバコリメータのモードフィールド径が1〜70μmであることを特徴とする請求項1から請求項4までのいずれかの請求項に記載の光学部材。
  6. 前記フォトニック結晶ファイバからなる光ファイバコリメータは前記光学素子を介して対向配置されていることを特徴とする請求項1から請求項5までのいずれかの請求項に記載の光学部材。
  7. 前記光学素子は光アイソレータ、光スイッチ、光サーキュレータ、光アッテネータ若しくは光フィルタまたはこれらの組み合わせからなることを特徴とする請求項1から請求項6までのいずれかの請求項に記載の光学部材。
  8. 前記シングルモード光ファイバは石英ガラス系ファイバ若しくはフォトニック結晶ファイバまたはこれらの組み合わせからなることを特徴とする請求項1から請求項7までのいずれかの請求項に記載の光学部材。
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