JP2005186864A - ハンガーフック - Google Patents

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嘉七 廣田
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Abstract

【課題】簡単な構成でありながら、自動車座席のヘッドレストに負担をかけることなく確実に固定されるようになったハンガーフックを提供する。
【解決手段】ハンガーフック6は上端部12と板状の本体部材13と下端部14とからなり、自動車の座席のヘッドレストに取り付けられるようになっている。上端部の幅方向両端部には円筒形状の滑り止め領域がそれぞれ形成されており、該円筒形状のそれぞれの外周面には滑り止め用ゴム8がはめられている。上端部から、本体部材が均一の厚さを有して円弧形状を形成するようにして下端部に向かって先細となり、下端部がC字型のフック形状となっている。
【選択図】図2

Description

本発明は、ハンガーフックに関し、より詳細には、自動車の座席部に取りつけられるようになったハンガーフックに関する。
従来、自動車内において乗席者の上着などを掛けるためのハンガーフックは、後部座席側の左右扉の上部に形成されていることが多かった。しかし、このようなハンガーフックに上着などを掛けた状態のときに車両が走行すると後部座席の着席者が外の景色が見えにくいといったことに加え、運転者が後部を確認するときにはハンガーフックに掛けられた上着などにより視界が遮られ安全性を損なうこともあった。最近では、このような自動車室内において使用されるハンガーフックには、座席の側面や裏面を利用し、これらにハンガーフックが取りつけられるようになったものもある。(例えば、特許文献1から5参照)。特許文献1の発明は、ハンガー付きシートに関するものであり、シートの側面部にフックがねじ止めまたは接着剤による公知の手段によって取りつけられている。特許文献2の発明は、自動車のシートハンガーであり、ハンガー上部を自動車のシート背もたれの肩部から突出するヘッドレストスティに回動可能に取り付けるようになっている。さらに、特許文献3の発明は、ヘッドレストに取りつけられるようになったハンガーを開示している。また、特許文献4の発明は、特許文献3の発明と同様にヘッドレストに取り付けられるようになったカーハンガーを開示する。さらに、特許文献5の発明は、自動車のシートのシートバックに格納されるようになったハンガーを開示している。これらの文献のうち、特許文献1の発明は、シート側面にフックが取り付けられているがこれではフックに掛けられる物品の大きさなどが限られたものとなる。また特許文献2の発明はヘッドレストのスティを利用するフックであるが、ヘッドレストのステイ部分を利用することになるため、スティ部分に負担がかかるために破損する可能性もある。さらに特許文献3乃至5の発明は、それぞれヘッドレスト部に取りつけられるようになったハンガーを開示しているが、これらのハンガーは、別個にハンガーを取りつけるための支柱が必要だったり、既存のハンガーを利用できないことが考えられ、適用性が乏しい、また、これらのハンガーは、利用するヘッドレストのシートの着席者の頭部を越えてしまうようなことも考えられ、外観上も見栄えのよいものではないし、安全性の面からも好ましいものではない。
実用新案出願公開番号昭59−116242号公報 実用新案出願公開番号平5−44695号公報 実用新案出願公開番号昭63−196247号公報 実用新案出願公開番号平7−13602号公報 特許出願公開番号2001−190357号公報
本願発明は、従来の上述した欠点を回避するためになされたものであり、公知の技術と比較してより簡単な構成でありながらも、使用時には十分な強度を有するとともに、ヘッドレスト部分や、スティ部分に余分な負担をかけることのない取り付け、取り外しともに容易なハンガーフックを提供することを課題とする。
本発明のハンガーフックの構成によれば、ハンガーフックは上端部と板状の本体部材と下端部とからなり、自動車の座席のヘッドレストに取り付けられるようになっている。上端部の幅方向両端部には円筒形状の滑り止め領域がそれぞれ形成されており、該円筒形状のそれぞれの外周面には滑り止め用ゴムがはめられている。そして上端部から、本体部材が所定の均一の厚さを有して、所定の円弧形状を形成するようにして下端部に向かって先細となり、下端部がC字型のフック形状となっている。
このハンガーフックがヘッドレストに取り付けられるときには、下端部のフック終端部を通る水平な線と、ヘッドレスト厚み方向の中心点との交点から、水平線に対し垂直な線に対しヘッドレスト前方方向に所定の角度をなす線がヘッドレストの外周面と交差する位置に、上端部が配置されるようになっていればよい。この所定の角度は約15度から30度であることが好ましく、最も好ましくは約20度である。このようにハンガーフックをヘッドレストに配置することにより、フックに荷重がかけられても、ヘッドレストからフックがずれるといった危険性はない。
さらに、本発明のハンガーフックの別の構成によれば、該フックは上端部と板状の本体部材と下端部とから構成される。上端部の幅方向両端部には円筒形状の滑り止め領域がそれぞれ形成されており、該円筒形状のそれぞれの外周面には滑り止め用ゴムがはめられており、上端部から、本体が所定の均一の厚さを有して、所定の円弧形状を形成するようにして下端部に向かって先細となり、下端部は中央部分が縮径された円筒形状であり、該下端部の縮径部分にはハンガーが勘合され一体化されるようになている。
このハンガーフックがヘッドレストに取り付けられるときには、上端部が、ハンガーの最先端部を通る水平な線と、ヘッドレスト厚み方向の中心点との交点から水平線に対し垂直な線に対しヘッドレスト前方方向に所定の角度をなす線がヘッドレストの外周面と交差する位置に配置されるようになっていることが好ましい。この所定の角度は約15度から30度であることが好ましく、最も好ましくは約20度である。
さらに本発明のハンガーフックの構成によれば、ベース部材と、これのほぼ中央に形成された中空の突出部とから構成される。ベース部材が自動車の座席のヘッドレスト上部部に取りつけられようになっており、突出部内に既存のハンガーの引掛け部分が挿入されるようになっている。
本発明のハンガーフックの構成によれば、フックの滑り止め領域を含む上端部がヘッドレストの前方側の所定の位置に配置されることにより、特別の取りつけ手段等を必要とすることなく、フックの自重によりヘッドレストにしっかりと固定され、さらにフックに別の荷重がかけられてもフックはヘッドレストからずれることなく、固定されたままであり、さらに不用な場合には簡単に取り外せるという極めて有利な効果を得ることができる。
さらに、本発明の構成によれば、極めて簡単な手段で、最低限の材料のみでハンガーフックを形成することができるので、費用も安いといった利点を有するものである。
以下、本発明の実施の形態を、図を参照して説明する。本明細書において、図全体を通し、同一の要素は同一の符号により表す。
図1は、一般的な乗用車の座席1の斜視図である。座席1は、背もたれ部とヘッドレスト2とを備えている。ヘッドレスト2の、後部座席に面する側の後部面5にはハンガーフック4が形成されている。フック4は、本実施形態においては後部面5のほぼ中央に形成されているが、この位置に限定されるものではなく、これより上方あるいは下方に形成されていてもよいし、左右方向に多少ずれた位置に形成されていてもよい。また、フック4は1つではなく、例えば、2つ左右対称に形成されていてもよい。フック4は、後部面5にたいし、例えば、縫い付けといった一般的な方法で取り付けられていればよい。また、ベルクロファスナーを採用して、フック4を後部面5に取り付けるようにしてもよい。ベルクロファスナーを採用することにより、フックを容易に取り外すことができる。フック4は、ポリプロピレンまたはポリエチレンなどの一般的な熱可塑性樹脂の成型により製造されていればよい。このようにシートの後部面5にハンガーフック4が形成されることにより、既存のハンガーなどを掛けて乗用者の上着などを掛けたり、あるいは他の荷物を掛けることも可能である。
図2は、本願の第2の実施形態を示すハンガーフック6がヘッドレスト2に取りつけられた状態を表す側面図であり、図3はフック6の正面図、図4はフック6の概略的斜視図である。図3と図4を参照すると、フック6は、ヘッドレスト2の着席者の頭部側に対応する前面部7側に位置するようになる上端部12と、均一の厚さを有する板状のフック本体13と、ヘッドレスト2の後部面に対応するようになる下端部14とを有する。上端部12は幅方向の全体長さW1を有する。上端部12の幅方向両端部は、滑り止め領域10、10´が形成されるようになっており、中空の円筒形状になっている。滑り止め領域10、10´には、後述する滑り止め用のゴム8が円筒形滑り止め領域10、10´のほぼ外周全体にわたり嵌めこまれるようになっている。フック本体13は、フック6の上端部12の領域10、10´を除いた幅W2を有する中央領域11において、上端部12から連続してフック6の下端部14にかけてタング状に均一の厚さをもって、フック6の幅方向中心線に対し左右対称に徐々に先細、すなわち幅が減少するように形成されている。そして、フック本体13から連続した均一の厚さを有する下端部14は、最終的に所定の半径の円弧形状すなわちC字型の一般的なフックの形状になるように形成されている。フック6は、ポリプロピレン、ポリエチレンなどの一般的な熱可塑性樹脂の成型により製造されればよい。
図2を参照すると、図3及び図4に図示したハンガーフック6が、ヘッドレスト2の前部面7の所定位置に上端部12が配置されて、本体13がヘッドレスト2の外周面にほぼ沿うようにして後部面5の下方に向って取りつけられている。ここで、上端部12がヘッドレスト2上に配置されるべき位置について説明する。フック6の下端部14のC字形状フック部の先端部15を通る水平線をXとし、これとヘッドレスト2の厚み方向の中心との交点をPとし、Pから水平線に対し垂直な線をYとする。このYに対しヘッドレスト前方側に所定の角度Θをなす線Sとヘッドレスト2の外周面とが交わる位置上にフック6の上端部が配置されるようになっていればよい。角度Θは、約15度から約30度であることが好ましく、最も好ましくは約20度である。この角度Θの値は実験データにより得られたものである。このような位置に上端部12が配置されることにより、フック6が直接または前方にずれて着席者の頭部に当たるようなことはない。角度Θが15度よりも小さいと、フックが後方に滑り落ちる可能性が発生し、また30度よりも大きいと着席者の頭部に当たるといった危険性も発生する。しかし、本実施形態のように角度Θを15度から30度に設定することによって、フック6の自重により、そしてすべり止め領域の助けを得てフック6はヘッドレスト2に固定されるようになる。また、フック6の使用時において、フック部にハンガー等が掛けられた場合、そのハンガーや衣類等の重量でさらに固定されることになる。この固定は、滑り止めとして使用される滑り止め用ゴム8とヘッドレスト2の上面との摩擦とともに、滑り止め領域がその対応するヘッドレストの上面部分に食い込むようになりさらに固定されることになる。滑り止め用ゴム8は、生ゴムなどの一般的なゴム材料から形成されていればよい。ゴム8は、フック6の上端部12の円筒形両端部に嵌るような大きさであればよく、ゴム8の直径は、円筒形上端部12の直径とほぼ等しいか、わずかに大きい程度であればよい。具体的には、滑り止めゴム8の直径は上端部12の直径より最大で2mm程度大きいことが好ましい。
さらに図2を参照すると、フック6がヘッドレスト2に取りつけられる場合、ヘッドレスト2の後部面5とフック6とはそれぞれの曲率が一致する地点Qにおいて内接しなければならない。つまり、フック6は、フック6の上端部12と地点Qに対応する部分とが少なくともヘッドレスト2に接することになる。従って、フック部に荷物等が掛けられた場合、フック6の上端部に対応する地点と地点Qとにおけるヘッドレスト2上の2つの地点において荷重が支持されることになりフック6がヘッドレスト2からずれたり、落下することはない。
次に、図5と図6を参照して、本願の第3の実施形態を説明する。図5は、第3の実施形態のフック16の側面図であり、図6はフック16の正面図である。第3の実施形態は図2の実施形態と下端部14におけるフック部が異なる点を除けばほぼ同一であるので、重複する説明は省略する。フック16は、第2の実施例と同様にして形成されている上端部12とフック本体部13と下端部14とからなり、下端部14には、フックとは別体のハンガー17がさらに取りつけられるようになっている。下端部14は板状のフック本体13から連続して円筒形状に形成される。この円筒形状の下端部14の長手方向の中央領域24は部分的に縮径されている。図6を参照するとわかるように、ハンガー17には、これが下端部14に取りつけられるべき幅方向の中央部において貫通孔が形成されており、この貫通孔とフック16の下端部14の長手方向の中央領域24とがぴったりと勘合するようになっている。フック16は、ポリプロピレン、ポリエチレンなどの一般的な熱可塑性樹脂の成型より製造されていればよい。またハンガー17もポリプロピレン、ポリエチレンなどの一般的な熱可塑性樹脂の成型より製造されていればよい。フック16とハンガー17は別々に成形され、後工程で勘合させて一体に形成されるようになっている。フック16がヘッドレスト2に取りつけられる場合、第2の実施形態と同様に、フック16の上端部12がヘッドレストの前面部7側に位置し、ハンガー17が勘合された下端部14が後部面5側に位置するようになる。そして、滑り止めゴム8が両端部に取りつけられた上端部12は、ハンガー17が、フック16の下端部14に勘合したときのハンガー上縁18を通る水平な線をXとし、これとヘッドレスト2の厚み方向中心点との交点から線Xに対し垂直な線Yに対しヘッドレスト2前方方向に所定の角度Θをなす直線Sとヘッドレストの外周面とが交差する地点に位置するように配置される。角度Θは、約15度から約30度であることが好ましく、最も好ましくは約20度である。これにより、第2の実施形態で説明したようにフック16がヘッドレストからずれたりすることなく、自重またはこれに荷重が加えられてもヘッドレスト2に固定されることになる。
図7と図8を参照すると、自動車の座席のヘッドレストの上部に形成されている一般的な既存のハンガーの引掛け部分を利用する本願の第4の実施形態に係るフック21が図示されている。図7は、本願の第4の実施形態のフック21が、座席のヘッドレストの上部に取りつけられ、フック21に既存のハンガーが引っ掛けられた状態を表す斜視図である。図8(a)は、本願のフック21にハンガーの引掛け部分20が取りつけられた状態を拡大して示す側面図であり、図8(b)はこれの平面図である。フック21は、例えばEVA樹脂のようなゴム系樹脂により射出成形される。従って、フック21は弾性力を有することになる。図8(c)は、フック21の平面図であり、図8(d)は、フック21の側面図である。図8(c)からわかるように、フック21は、ほぼ矩形状のベース部分22と、これのほぼ中央に形成されている、上部が開放されたチューブ状の突出部23とを有している。ベース部分22の形状は、矩形形状に限定されるものではなく、様々な形状を採用することもできる。中空の突出部23の穴の中にハンガー引掛け部分20の先端を収容するようになっている。従って、突出部23の直径は既存の様々な太さのハンガー引掛け部分20先端に対応できるような大きさであればよい。例えば、本願の実施形態の場合、ベース部分22の縦の長さを40mmとし、横の長さを18mm、厚さを2mmとした場合、これの中央部に位置する突出部23の外径は約7.5mmであり、内径は約5mmである。また突出部の高さは20mmである。本願のフック21は弾力性を有するような材料から構成されているので、多種のハンガー引掛け部に対応できるとともに、嵌めやすく、摩擦により、荷重がかかってもはずれにくいという利点を有する。フック21は、本願の第1の実施形態と同様にヘッドレスト2の上部に縫い付けあるいはベルクロファスナーといった一般的な取り付け方法により取り付けられればよい。
(実施例1)
次に、本発明の第2の実施形態を具体的に説明する。もう一度図2と図3を参照する。本願のフック6の円筒形状の滑り止め領域10、10´を含む上端部12の幅方向の全体の長さW1は60mmである。上端部12の滑り止め領域10、10´の外径は約6mmで、幅方向の長さはそれぞれ15mmであり、これの外周全体の上にはめられる滑り止め用ゴム8の幅方向の長さは滑り止め領域10、10´とほぼ同一、すなわち15mmであり、外径は約8mmである。従ってフック本体13の上端部側の幅W2は30mmであり、フック6の上端より均一の厚さ2.5mmを有した状態で板状に長手方向中心線に対し左右対称に先細になるように幅狭となり、最終的には、フック下端部の幅は10mmとなる。そして、この板状フック本体13から均一の厚さ2.5mmを有しながら、連続して、下端部14に移行しC字型のフック部が形成される。フック部は半径が6mmの半円形の円弧形状である。
上端部12と、板状フック本体13と、下端部14とから構成されるフック6の内側面は、円筒形上端部12の断面中心点Mから、フック部が形成される下端部14に至る地点Nまでは、半径70mmの円弧形状である。フック6がヘッドレスト2に取りつけられる場合、フック部の最先端部を通る水平な線をXとし、これとヘッドレストの厚み方向のほぼ中心と交わる点Pから線Xに対し垂直な線をYとすると、この線Yに対しヘッドレスト前方方向に約15度から30度の角度(Θ)をなした線Sとヘッドレストが交わる位置にフック6の上端部が位置するようにする。角度Θは約20度であることが好ましい。このように上端部の位置が決定されると、フック6はヘッドレスト2上に配置される。フック6は、ヘッドレスト2の外側面すなわち外周のある地点の曲率とフック6の曲率が一致する地点Qでヘッドレストと内接しており、フック6の上端部から地点Qまでは若干ヘッドレスト2から離間しており、さらに地点Qからフック下端部14に至るまで離間しており、最終的には点Pからフック部の最下端部Uまでの長さは78.5mmである。
本発明の自動車のハンガーフックは、従来のものに比較して極めて簡単に取りつけ可能であり、不用であるときには、フック自体を取り外しておくこともできるといった利点を有するものである。また、本願のハンガーフックは、フックの寸法等を上述したように限定されるものではないので、他の様々な用途にも適用できるものである。
本発明の第1の実施形態のハンガーフックがヘッドレストに取り付けられた状態の斜視図である。 本発明の第2の実施形態のハンガーフックがヘッドレストに取りつけられたときの側面図である。 本発明の第2の実施形態のハンガーフックの正面図である。 本発明の第2の実施形態の概略的な斜視図である。 本発明の第3の実施形態のハンガーフックがヘッドレストに取りつけられたときの側面図である。 本発明の第3の実施形態のハンガーフックの正面図である。 本発明の第4の実施形態のハンガーフックがヘッドレストに取りつけられたときの斜視図である。 (a)は、本発明の第4の実施形態のハンガーフックにハンガーの引掛け部が挿入されたときの側面図であり、(b)は(a)の平面図、(c)は第4の実施形態のハンガーフックの平面図、(d)は(c)の側面図である。
符号の説明
1・・・座席部
2・・・ヘッドレスト
4、6、16、21・・・ハンガーフック
5・・・ヘッドレスト後部面
7・・・ヘッドレスト前部面
8・・・滑り止め用ゴム
10、10´・・・滑り止め領域
12・・・上端部
13・・・本体部材
14・・・下端部
22・・・ベース部材
23・・・突出部

Claims (8)

  1. 上端部と板状の本体部材と下端部とからなる、自動車の座席のヘッドレストに取り付けられるようになったハンガーフックであって、
    前記上端部の幅方向両端部のそれぞれには円筒形状の滑り止め領域が形成されており、該各円筒形状の滑り止め領域の外周面には滑り止め用ゴムがはめられており、前記本体部材は、前記滑り止め領域を除いた前記上端部から、均一の厚さを有して、円弧形状を形成するようにして前記下端部に向かって幅狭の先細となるように形成されており、これに連続して前記下端部がフック形状となっているハンガーフック。
  2. 前記ハンガーフックがヘッドレストに取り付けられるときには、前記上端部が、前記下端部のフック終端部を通る水平な線と、前記ヘッドレスト厚み方向の中心点との交点から前記水平線に垂直な線に対し前記ヘッドレスト前方方向に所定の角度をなす線が前記ヘッドレストの外周面と交差する位置に配置されるようになっていることを特徴とする請求項1に記載のハンガーフック。
  3. 上端部と板状の本体部材と下端部とからなる、自動車の座席のヘッドレストに取り付けられるようになったハンガーフックであって、
    前記上端部の幅方向両端部のそれぞれには円筒形状の滑り止め領域が形成されており、該各円筒形状の滑り止め領域の外周面には滑り止め用ゴムがはめられており、前記本体部材は、前記滑り止め領域を除いた前記上端部から、均一の厚さを有して、円弧形状を形成するようにして前記下端部に向かって幅狭の先細となるように形成されており、前記下端部は中央部分が縮径された円筒形状であり、該下端部の縮径部分にはハンガーが勘合されるようになったハンガーフック。
  4. 前記ハンガーフックがヘッドレストに取り付けられるときには、前記上端部が、前記下端部に勘合された前記ハンガーの最上端部を通る水平な線と、前記ヘッドレスト厚み方向の中心点との交点から前記水平線に垂直な線に対し前記ヘッドレスト前方方向に所定の角度をなす線が前記ヘッドレストの外周面と交差する位置に配置されるようになっていることを特徴とする請求項3に記載のハンガーフック。
  5. 前記所定の角度は15度から30度であることを特徴とする請求項2または4に記載のハンガーフック。
  6. 前記所定の角度は20度であることを特徴とする請求項5に記載のハンガーフック。
  7. ベース部材と、これのほぼ中央に形成された中空の突出部とからなる弾性力を有するハンガーフックであって、前記ベース部材が自動車の座席のヘッドレスト上部に取りつけられようになっており、前記突出部内に既存のハンガーの引掛け部分が挿入されるようになっているハンガーフック。
  8. 前記ハンガーフックは、EVA樹脂から成型されるものであることを特徴とする請求項7に記載のハンガーフック。
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