JP2005182586A - デシタルコンテンツ再生システム - Google Patents

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明義 岡本
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Abstract

【課題】 パスワード等が盗用されてもサーバからコンテンツを不正にダウンロードしたり不正に再生できないようにする。
【構成】 本システムは、コンテンツの配信及び管理を行うサーバ10と、サーバ10に通信回線を介して接続されており且つサーバ10からダウンロードされたコンテンツを再生するPC端末20とを有している。サーバ10の管理ファイル113にはPC端末20を特定するための端末IDが登録されている一方、PC端末20の記憶装置22の所定メモリ領域にはサーバ10により付与された又は同端末に当初から付与されている端末IDが記録されており、サーバ10は、PC端末20から転送された端末IDを受けると、登録された端末IDと一致するか否かを判定し、一致しないときはPC端末20にコンテンツのダウンロードを行わない又はコンテンツの再生を不可にさせる。
【選択図】 図1

Description

本発明は映画や音楽等のコンテンツをサーバからダウンロードしてPC端末にて再生するデシタルコンテンツ再生システムに関する。
従来のデシタルコンテンツ再生システムの一例として次のようなものがある。即ち、コンテンツの配信及びその管理を行うサーバと、サーバに通信回線を介して接続されたPC端末とを有しており、PC端末がユーザ操作に応じてコンテンツの再生用ソフトウエアの要求をサーバに対して行うと、サーバが再生用ソフトウエアをPC端末にダウンロードし、その後、PC端末がユーザ操作に応じてコンテンツダウンロードの要求をコンテンツの選択入力を含めてサーバに対して行うと、サーバがユーザの認証を行った上で要求されたコンテンツをPC端末にダウンロードし、その後、PC端末がコンテンツを再生用ソフトウエアにより再生する基本構成となっている(例えば、特許文献1参照) 。
特開2001−338049号公報
しかしながら、上記従来例による場合、サーバがPC端末を特定するに当たりユーザにより選択されたユーザID等のパスワードを用いている以上、パスワードが他人に盗用されると、他のPC端末を用いてサーバからコンテンツを不正にダウンロードしたり不正に再生するおそれがある。特にサーバからレンタルとして不正にダウンロードされると、そのレンタル料金等が本人に対して課金され不測の被害を被ることになる。このような結果はユーザID等を盗用された本人の自己責任であるものの、この種のシステムの普及を妨げる要因の一つとなっている。これはPC端末のハードディスクが盗用されたときも同様である。即ち、同ハードディスクを別のPC端末に組み込むようにすると、サーバからコンテンツを不正にダウンロードして再生することが可能である。
本発明は上記事情に鑑みて創案されたものであって、その目的とするところは、パスワード等が盗用されてもサーバからコンテンツを不正にダウンロードしたり不正に再生できないようにしたデシタルコンテンツ再生システムを提供することにある。
本発明のデシタルコンテンツ再生システムは、コンテンツの配信及び管理を行うサーバと、サーバに通信回線を介して接続されており且つサーバからダウンロードされたコンテンツを再生する通信端末とを有しており、サーバの管理ファイルには、通信端末を特定するための端末IDが登録されている一方、PC端末の記憶装置の所定メモリ領域にはサーバにより付与された又は同端末に当初から付与されている前記端末IDが記録されている。特にサーバは、通信端末から転送された端末IDを受けると、当該端末IDが登録された端末IDと一致するか否かを判定し、一致しないときは当該通信端末にコンテンツのダウンロードを行わない又は当該通信端末にダウンロードされたコンテンツの再生を不可にさせる構成となっている。また、サーバは、通信端末から転送されたユーザIDを受けると、ユーザIDに対応する端末IDを通信端末に転送し、通信端末は、サーバから転送された端末IDを受けると、当該端末IDが記録された端末IDと一致するか否かを判定し、一致しないときはコンテンツの再生を不可にする構成にしても良い。
具体的には、通信端末の一例としてPC端末であり、PC端末がユーザ操作に応じてコンテンツの再生用ソフトウエアの要求をサーバに対して行うと、サーバが再生用ソフトウエアをPC端末にダウンロードし、その後、PC端末がユーザ操作に応じてコンテンツダウンロードの要求をコンテンツの選択入力を含めてサーバに対して行うと、サーバが当該要求に係るユーザの認証を行った上で当該要求に係るコンテンツを当該PC端末にダウンロードし、その後、PC端末が当該コンテンツを前記再生用ソフトウエアにより再生するというシステムとなっている場合、以下のような構成にすると良い。
第1の例としては、サーバは、PC端末からの再生用ソフトウエアの要求を受けて、当該PC端末を特定するためのプレーヤIDを付与して登録するとともに当該PC端末に転送する一方、PC端末は、サーバから転送されたプレーヤIDを所定のメモリ領域に記憶し、コンテンツダウンロードの要求を行った後又は行う前に、当該プレーヤIDをサーバに転送し、サーバは、PC端末から転送されたプレーヤIDと登録されたプレーヤIDとが一致するか否かを判定し、一致しないときは当該PC端末にコンテンツのダウンロードを行わない又は当該PC端末にダウンロードされたコンテンツの再生を不可にさせるような構成となっている。
第2の例としては、サーバは、PC端末からの再生用ソフトウエアの要求を受けて、当該PC端末を特定するためのプレーヤIDを付与して登録するとともに当該PC端末に転送する一方、PC端末は、サーバから転送されたプレーヤIDを所定のメモリ領域に記憶し、サーバは、PC端末にコンテンツダウンロードを行う前又は行った後に、登録されたプレーヤIDを当該PC端末に転送し、PC端末は、サーバから転送されたプレーヤIDと記憶されたプレーヤIDとが一致するか否かを判定し、一致しないときはコンテンツの再生を不可にする構成となっている。
第3の例としては、PC端末は、再生用ソフトウエアの要求を行った後又は行う前に、同端末の中央処理装置、記憶装置、OSその他の基本構成部分に当初から付されている端末固有IDを読み出してサーバに転送し、サーバは、PC端末から転送された端末固有IDを受けるとこれを登録し、サーバは、PC端末にコンテンツダウンロードを行う前又は行った後に、登録された端末固有IDを当該PC端末に転送し、PC端末は、サーバから転送された端末固有IDと読み出した端末固有IDとが一致するか否かを判定し、一致しないときはコンテンツの再生を不可にする構成となっている。
第4の例としては、PC端末は、再生用ソフトウエアの要求を行った後又は行う前に、同端末の中央処理装置、記憶装置、OSその他の基本構成部分に当初から付されている端末固有IDを読み出してサーバに転送し、サーバは、PC端末から転送された端末固有IDを受けるとこれを登録し、PC端末は、コンテンツダウンロードの要求を行った後又は行う前に、当該端末固有IDをサーバに転送し、サーバは、PC端末から転送された端末固有IDと登録された端末固有IDとが一致するか否かを判定し、一致しないときは当該PC端末にコンテンツのダウンロードを行わない又は当該PC端末にダウンロードされたコンテンツの再生を不可にさせる構成となっている。
上記したシステムを前提として、サーバがコンテンツをレンタルとしてPC端末にダウンロードする場合、再生用ソフトウエアには、PC端末にダウンロードされたコンテンツのヘッダ情報に含まれるレンタル期間又は再生回数の設定に応じて当該コンテンツの再生を制限する再生制限用プログラムを含めるようにすると良い。
上記したシステムを前提として、サーバからPC端末にダウンロードされるコンテンツが暗号化されている場合、サーバは、PC端末にコンテンツをダウンロードした後又はする前に、当該コンテンツを復号化するのに必要な復号キーを当該PC端末に転送し、PC端末は、サーバからダウンロードされたコンテンツを当該復号キーを用いて復号して再生する構成にすると良い。
上記したシステムを前提として、サーバからPC端末にダウンロードされる再生用ソフトウエアに、PC端末が同ソフトウエアのダウンロード後に行うべき上記処理を実現させるための制御用プログラムを含めるようにすることが望ましい。
本発明の請求項1、2、3、4、5又は6に係るデジタルコンテンツ再生システムによる場合、サーバの管理ファイルに登録された通信端末(PC端末)を特定するための端末ID(プレーヤID、端末固有ID等)と通信端末の記憶装置の所定メモリ領域に記録された端末IDとが一致しないときには、サーバからコンテンツが通信端末にダウンロードされない又はたコンテンツが通信端末にて再生されない構成となっているので、通信端末のパスワード又はハードディスク等が盗用されてもサーバから別の通信端末にコンテンツが不正にダウンロードされたり不正に再生されたりするおそれがなく、これに伴ってシステムの信頼性が高まり、同システムの普及を図ることが可能になる。
本発明の請求項7に係るデジタルコンテンツ再生システムによる場合、通信端末のパスワード又はハードディスク等が盗用されたときであってもレンタル料金等が本人に対して課金されるおそれがなくなり、この点でもシステムの信頼性が高まり、同システムの普及を図ることが可能になる。
本発明の請求項8に係るデジタルコンテンツ再生システムによる場合、サーバ上のコンテンツが暗号化されているので、サーバに不正侵入されてコンテンツが入手されたとしてもその再生を簡単に行うことはできず、この点でシステムの信頼性が高まり、同システムの普及を図ることが可能になる。
本発明の請求項9に係るデジタルコンテンツ再生システムによる場合、サーバからPC端末にダウンロードされる再生用プログラムに制御用プログラムが含まれた構成となっているので、ユーザが同システムを利用するに際して特別なソフトウエアを用意する必要がなく、非常に便利であり、この点で同システムの普及を図ることが可能になる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。図1はデジタルコンテンツ再生システムの構成図、図2は同システムを構成するサーバ及びPC端末の処理の流れを示す説明図である。
ここに掲げるデジタルコンテンツ再生システムは、図1に示されているように映画、音楽等のコンテンツの配信及びそのレンタル管理を行うサーバ10と、サーバ10からレンタルとしてダウンロードされたコンテンツを再生するのに使用される機器であってサーバ10にインターネット回線等の通信回線30を介して接続された複数のPC端末20(通信端末)とを有しており、PC端末20がユーザ操作に応じて再生用ソフトウエアの要求をサーバ10に対して行うと、サーバ10が再生用ソフトウエアをPC端末20にダウンロードし、その後、PC端末20がユーザ操作に応じてコンテンツダウンロードの要求をコンテンツの選択入力を含めてサーバ10に対して行うと、サーバが当該要求に係るユーザの認証を行った上で当該要求に係るコンテンツをPC端末20にダウンロードし、その後、PC端末20が当該コンテンツを再生用ソフトウエアにより再生する基本構成となっている。同システムにおいて最も特徴的であるのは以下の点である。
まず、サーバ10の管理ファイル113には、PC端末20を特定するための端末ID(プレーヤID及び端末固有ID)が登録されている一方、PC端末20の記憶装置22の所定メモリ領域には、PC端末20に係るユーザのユーザIDとは別に、サーバ10により付与されたプレーヤID及び同端末に当初から付与されている端末固有IDが記録されている。
これを前提として、サーバ10は、PC端末20から転送されたプレーヤID及びユーザIDを受けると、これが登録されたプレーヤIDと一致するか否かを判定し、一致しないときはPC端末20にコンテンツのダウンロードを行わないようになっている。また、サーバ10は、PC端末20から転送されたユーザID等を受けると、ユーザIDに対応する端末固有IDをPC端末20に転送し、PC端末20は、サーバ10から転送された端末固有IDを受けると、これが記録された端末固有IDと一致するか否かを判定し、一致しないときはコンテンツの再生を不可にするようになっている。以下、同システムの構成部の詳細について説明する。
サーバ10は、コンテンツのレンタル配信等を行う事業者が運営する同システムのホスト局であり、本実施形態ではWEBサーバ11とFTPサーバ12等から構成されている。WEBサーバ11の記憶装置には、ソフトウエアファイル111、復号キーファイル112及び管理ファイル113等が備えられている一方、FTPサーバ12の記憶装置にはコンテンツファイル121等が備えられている。
コンテンツファイル121には、PC端末20に配信することが可能な多種類のコンテンツ等が暗号化及び圧縮化された形で記録されている。コンテンツのヘッダ情報には、当該コンテンツのレンタル期間又は再生回数の設定値、レンタル料金(これらのデータをレンタルスタンプと称する)、当該コンテンツを特定するためのコンテンツIDが同様に暗号化された形で含められている。復号キーファイル112には、コンテンツファイル121上のコンテンツをPC端末20にて復号化するのに必要な復号キーがコンテンツ毎に記録されている。
ソフトウエアファイル111には、PC端末20にて実行される再生用ソフトウエア等が記録されている。再生用ソフトウエアは、FTPサーバ12からダウンロードされたコンテンツを単に再生するだけでなく、WEBサーバ11又はFTPサーバ12に対してアクセスする等のサーバ10の動作と協調した処理を実現するための制御用プログラム、PC端末20にダウンロードされたコンテンツのヘッダ情報に含まれるレンタルスタンプ(レンタル期間又は再生回数の設定値)の設定に応じて当該コンテンツの再生を制限する再生制限用プログラムも含まれている(詳しいことは後述する)。
管理ファイル113には、再生用ソフトウエアがダウンロードされたPC端末20のユーザに関するユーザファイルを中心として構成されている。即ち、管理ファイル113には、住所、氏名、ユーザID、アドレス、プレーヤID、端末固有ID等のユーザ情報と、そのユーザがレンタルを受けたコンテンツの種類(コンテンツID)、その決済情報等のレンタル情報等がユーザ毎に登録可能となっている。
ユーザ情報に関しては、プレーヤID及び端末固有IDを除いて、ユーザ操作によりPC端末20に入力されて転送された後、WEBサーバ11により管理ファイル113に登録される。プレーヤIDに関しては、WEBサーバ11が自動的に発番して管理ファイル113に登録する一方、端末固有IDに関しては、PC端末20が自動的に取得して転送した後、WEBサーバ11が管理ファイル113に登録するようになっている。
レンタル情報に関しては、WEBサーバ11が自動的に管理ファイル113に登録するようになっている。即ち、WEBサーバ11は、PC端末20にコンテンツをダウンロードすると、当該コンテンツのコンテンツIDを管理ファイル113に登録するとともに、そのレンタル料金の課金処理をネットバンキング等を通じて行い、決済が完了したときには、管理ファイル113又はこれに付属するファイルに登録する一方、未決済であるときには、その後の当該ユーザに対するコンテンツの配信を制約するようになっている。
PC端末20は、ここでは汎用コンピュータを使用している。即ち、CPU等の中央処理装置21と、ハードディスク、ROM及びRAM等の記憶装置22と、通信回線30に接続されたモデム等の通信部23と、ディスプレイやスピーカ等の出力部24と、キーボードやマウス等の入力部25とを有した構成となっている。このような汎用コンピュータにサーバ10から再生用ソフトウエアがダウンロードされて起動されると、汎用コンピュータがPC端末20としての本来の機能を発揮するようになっている。以下、端末固有ID及び再生用ソフトウエアに関して説明する。
端末固有IDとは、PC端末20に備えられた中央処理装置21、記憶装置22、OSその他の基本構成部分に当初から付されている固有コードである。具体的には、中央処理装置21に関しては、CPUのシリアルナンバー(CPUID)の他、CPU製造会社、CPUモデル、CPUファミリー及び処理速度等が、記憶装置22に関しては、ハードディスクナンバー(HDID)の他、IDEシリアルナンバー及びNICカードナンバ等が、OSに関しては、OS製造IDの他、ビルドナンバー、プラットフォーム及びマイナーバージョン等が、BIOSに関しては、BIOSデート及びBIOSバージョン等が例としてある。これらの例の中で最低限含めることが必要であるのは、盗用されるおそれがあるハードディスク以外のハードウエアを特定することができる端末固有IDであり、具体的にはCPUID等である。本実施形態においてはCPUID等を含めて、これ以外の全部又は一部を組み合わせたものを端末固有IDとして使用している。このような端末固有IDについては所定のOSの下では所定のファイルに登録されているので、PC端末20は同ファイル上の端末固有IDを読み込むことで取得している。
再生用ソフトウエアはその処理の内容に着目して分けると、コンテンツダウンローダ、コンテンツ管理モジュール及びプレーヤモジュール等からなる再生モジュール群であり、これに付随するものとしてプレーヤインストーラがある。
プレーヤインストーラは、コンテンツダウンローダ、コンテンツ管理モジュール及びプレーヤモジュール等を記憶装置22にインストールさせる等の処理を行うのに必要なプログラムであって、コンテンツダウンローダ、コンテンツ管理モジュール及びプレーヤモジュールがパッケージに含められた形でPC端末20にダウンロードされる。このプログラムには制御用プログラムの一部が含まれている(詳しいことは後述する)。このようなプレーヤインストーラは、本実施形態では再生用ソフトウエアダウンロード時にWEBサーバ11によるアクティブXコントロールにより実行されるようになっている。
コンテンツダウンローダは、FTPサーバ12からダウンロードされたコンテンツをコンテンツ管理モジュールを転送する等の処理を行うのに必要なプログラムであり、制御プログラムの一部が含まれている(詳しいことは後述する)。このようなコンテンツダウンローダは、本実施形態ではWEBサーバ11がPC端末20からコンテンツダウンロードの要求を受けた後にWEBサーバ11によるアクティブXコントロールにより実行されるようになっている。
コンテンツ管理モジュールは、コンテンツダウンローダから転送されたコンテンツを記憶装置22にコンテンツファイルとして記憶させ、以後コンテンツファイルが閉じられないように管理する一方、再生時に記憶装置22上のコンテンツを読み出しプレーヤモジュールに転送する等の処理を行うのに必要なプログラムであって、制御用プログラムの一部及び再生制限用プログラムも含まれている(詳しいことは後述する)。このようなコンテンツ管理モジュールはインストール直後に実行され、しかも上記汎用コンピュータがPC端末20としての本来の機能を発揮しないときであっても、記憶装置22上のコンテンツファイルを管理するために常時実行されるようになっている。これは、常駐タイプのリカバリーソフトウエア(例えば、GO BACK等)によりコンテンツファイルがコピーされるのを防止するためである。
プレーヤモジュールは、再生時にコンテンツ管理モジュールから転送されたコンテンツに対する伸長及び必要なデコード等を行い出力部24に転送する一方、早送り時や巻き戻し時にコンテンツ管理モジュールに対して記憶装置22のコンテンツの読み出しポインタを変更させる等の処理を行うのに必要なプログラムである(詳しいことは後述する)。このようなプレーヤモジュールはユーザ操作により実行されるようになっている。
以上のように構成されたデジタルコンテンツ再生システムの動作について図2を参照して説明し、併せてユーザの使用方法について説明する。
まず、ユーザがPC端末20の汎用コンピュータを用いてWEBサーバ11に回線接続すると、PC端末20の出力部24のディスプレイ上にサーバ10のポータルサイト画面が表示出力される。この状態で入力部25を用いたユーザ操作によりポータルサイト画面からサインアップ画面、再生用ソフトウエアダウンロード画面、コンテンツ選択画面、コンテンツダウンロード画面に任意に切り換え変え可能になっている。サインアップ画面には、ユーザの氏名、住所及びユーザIDの入力項目の他、ログオンボタンが含められている。
サインアップ画面が表示出力された状態で、入力部25を通じてユーザにより氏名等がPC端末20に入力され、ログオンボタンがクリックされると、PC端末20からユーザID等がWEBサーバ11に転送される。
その後、ユーザによりサインアップ画面から再生用ソフトウエアダウンロード画面に切り換えられると、再生用ソフトウエアダウンロード画面には、ユーザIDの入力項目の他、ダウンロードボタンが含められている。
再生用ソフトウエアダウンロード画面が表示出力された状態で、入力部25を通じてユーザによりユーザIDがPC端末20に入力され、ダウンロードボタンがクリックされると、PC端末20からユーザID等が再生用ソフトウエアの要求としてWEBサーバ11に転送される。
WEBサーバ11は、PC端末20から転送されたユーザID等を再生用ソフトウエアの要求として受けると、PC端末20を特定するためのプレーヤIDを作成する一方、管理ファイル113を参照して同一のユーザID及びプレーヤIDが既に登録されていないかをチェックした上で、乱数データであるランダムIDを発番し、これをPC端末20に転送して記憶装置22上の外部アクセス可能領域に記録させ、ソフトウエアファイル111から再生用ソフトウエアを読み出してPC端末20にダウンロードする。特にプレーヤインストーラについてはアクティブXコントロールを用いて実行している。
なお、再生用ソフトウエアの要求に係るユーザと同一のユーザID及びプレーヤIDが管理ファイル113に既に登録されているときは、WEBサーバ11は、ランダムIDの作成等や再生用ソフトウエアのダウンロードを行わず、PC端末20の出力部24に再生用ソフトウエアが既にインストールされている旨のメッセージを表示出力させる。再生用ソフトウエアの二重ダウンロードを未然に防止するためである。
PC端末20は、WEBサーバ11に対して再生用ソフトウエアの要求を行った後、WEBサーバ11からプレーヤインストールがダウンロードされ、WEBサーバ11によるアクティブXコントロールにより実行される。すると、プレーヤインストールによりコンテンツダウンローダ、コンテンツ管理モジュール及びプレーヤモジュールがインストールされ、記憶装置22上のランダムIDを読み出してWEBサーバ11に転送される。
WEBサーバ11は、PC端末20から転送されたランダムIDを受けると、これがPC端末20に転送したものと同一か否かを判定し、その結果、同一であると判定したときには、当該PC端末20に付与したプレーヤIDをそのユーザID等とともに管理ファイル113に登録し、プレーヤIDをPC端末20に転送する。一方、ランダムIDが同一でないと判定したときには、管理ファイル113の登録やプレーヤIDの転送を行わず、PC端末20の出力部24に所定のエラーメッセージを表示出力させる。WEBサーバ11においてランダムIDが同一か否かを判定するのは、PC端末20が特定されない状態でコンテンツのダウンロードを未然に防止するためである。
PC端末20は、プレーヤインストールによりコンテンツダウンローダ等がインストールされ、その途中でWEBサーバ11から転送されたプレーヤIDを受けると、このプレーヤIDを記憶装置22上の所定メモリ領域(レジストリ221)に記録する。この際、プレーヤインストールに情報として含められたFTPサーバ12のIPアドレスもレジストリ221に記録する。プレーヤインストールによりコンテンツダウンローダ等のインストール完了を確認すると、CPUID等の端末固有IDを上記の通りに取得してレジストリ221に記録するとともにWEBサーバ11に転送する。これでプレーヤインストールの処理が終了する。
WEBサーバ11は、PC端末20から転送されたCPUID等の端末固有IDを受けると、当該PC端末20のユーザの管理ファイル113にCPUID等の端末固有IDを登録する。
このようにPC端末20に再生用ソフトウエアがインストールされた後には、WEBサーバ11のポータルサイト画面の一部であるコンテンツ選択画面やコンテンツダウンロード画面を通じてサーバ10から所望のコンテンツをダウンロードすることが可能になっている。具体的には以下の通りである。
コンテンツ選択画面にはサーバ10からユーザに提供可能なコンテンツの一覧が含められている一方、コンテンツダウンロード画面にはユーザIDの入力項目の他、ダウンロードボタンが含められている。
即ち、入力部25を通じてユーザによりコンテンツ選択画面の中の所望のコンテンツの部分がクリックされ(コンテンツ選択入力)、コンテンツ選択画面からコンテンツダウンロード画面に切り換えられた状態で、ユーザID等がPC端末20に入力され、ダウンロードボタンがクリックされると、PC端末20からユーザID等がコンテンツダウンロードの要求としてコンテンツ選択入力とともにWEBサーバ11に転送される。
WEBサーバ11は、PC端末20から転送されたコンテンツダウンロードの要求を受けると、当該要求に係るユーザのユーザIDをPC端末20に転送して記憶装置22上の外部アクセス可能領域に記録させ、PC端末20にインストールされたコンテンツダウンローダをアクティブXコントロールを用いて実行させる。
PC端末20は、コンテンツダウンローダがWEBサーバ11によるアクティブXコントロールにより実行される。このコンテンツダウンローダの実行により、記憶装置22上の外部アクセス可能領域に記録されたユーザIDを読み出し、このユーザIDとレジストリ221上のユーザIDとが一致するか否かを判定し、この結果、ユーザIDが一致すると判定したときには、レジストリ221上のプレーヤIDを読み出し、このプレーヤIDをユーザIDとともにWEBサーバ11に転送する。一方、ユーザIDが一致しないと判定したときには、プレーヤIDの転送を行わず、PC端末20の出力部24に所定のエラーメッセージを表示出力させる。ユーザIDが同一か否かを判定するのは、PC端末20が特定されない状態でWEBサーバ11での次の認証が行われるのを未然に防止するためである。
WEBサーバ11は、PC端末20から転送されたユーザID及びプレーヤIDを受けると、このプレーヤIDがユーザIDに係るユーザの管理ファイル113を参照してPC端末20から転送されたプレーヤIDと一致するか否かを判定して認証を行う。その結果、認証を肯定するときには、当該PC端末20に当該要求に係るコンテンツをFTPサーバ12からダウンロードするのに必要な各種パラメータ(FTPサーバ12のIPアドレス、FTPユーザID、FTPパスワード、コンテンツフォルダサイズ等)を作成してPC端末20に転送する。この際、管理ファイル113に登録されたユーザのCPUID等の端末固有IDを読み出して上記各種パラメータとともにPC端末20に転送する。一方、認証を否定するときには、各種パラメータ等を転送せず、PC端末20の出力部24に認証が否定された旨のエラーメッセージを表示出力させる。
PC端末20は、コンテンツダウンローダの実行により、WEBサーバ11から転送された各種パラメータ及びCPUID等の端末固有IDを受けると、CPUID等の端末固有IDを上記の通りに取得し、WEBサーバ11から転送されたCPUID等の端末固有IDと一致するか否かを判定し、これが一致するときは、記憶装置22上のランダムID及びレジストリ221上のプレーヤIDを読み出し、これらのデータを復号キーの要求としてWEBサーバ11に転送する。一方、WEBサーバ11にて認証が否定されたときには、各種パラメータ等がWEBサーバ11から転送されないので、PC端末20ではコンテンツダウンロードの要求に係るコンテンツの再生が不可になる。
WEBサーバ11は、PC端末20から転送された復号キーの要求を受けると、コンテンツダウンロードの要求に係るコンテンツに対応する復号キーを復号キーファイル112から読み出し、この復号キーをPC端末20に転送する。
PC端末20は、コンテンツダウンローダの実行により、WEBサーバ11から転送された上記各種パラメータに含まれた又はレジストリ221上のIPアドレスを用いてFTPサーバ12と回線接続してパラメータの一部(FTPユーザID、FTPパスワード等)を転送する。また、WEBサーバ11から転送された復号キーを受けると、これをレジストリ221に記憶する。
FTPサーバ12は、PC端末20から転送されたパラメータの一部を受けると、当該パラメータに対応するコンテンツをPC端末20にダウンロードし、その後、PC端末20の記憶装置22上の外部アクセス可能領域に記録されていたユーザIDを削除する。
PC端末20は、コンテンツダウンローダの実行により、FTPサーバ12からダウンロードされたコンテンツをコンテンツ管理モジュールにソケット(プロトコル)を使って転送する。また、コンテンツのヘッダ情報の全てを復号キーを用いて復号化する。そして、その中に含まれるコンテンツIDを復号化したままコンテンツ管理モジュールに同様に転送し、その後、コンテンツのダウンロードが終了すると、その旨を示すステータスをコンテンツ管理モジュールに同様に転送し、FTPサーバ12との回線接続を遮断するとともに、コンテンツのヘッダ情報に含まれるレンタルスタンプを再び暗号化してレジストリ221に記録させる。これでコンテンツダウンローダが終了となる。
PC端末20は、上記コンテンツダウンローダの実行に平行してコンテンツ管理モジュールの実行により、コンテンツダウンローダからコンテンツが転送されると、記憶装置22上に各種パラメータに含まれるコンテンツフォルダサイズのデータに従ってコンテンツファイルを作成し、コンテンツダウンローダから転送されたコンテンツを書き込む。その後、記憶装置22へのコンテンツの書き込みが終了したときには、その旨を示すステータスをWEBサーバ11に転送する。なお、コンテンツ管理モジュールが常時実行されることによりコンテンツファイルが常に開いた状態で維持されるのは上記した通りである。
WEBサーバ11は、PC端末20から転送されたステータスを受けると、当該PC端末20のプレーヤID及びコンテンツIDを管理ファイル113に記録する。これでWEBサーバ113の管理ファイル113に全てのデータが登録されたことになる。その後にWEBサーバ11が行う課金処理等に関しては上記した通りである。
このようにPC端末20にコンテンツがダウンロードされた後、入力部25を通じてのユーザ操作によりプレーヤモジュールを起動させると、プレーヤモジュールの実行によりPC端末20の出力部24のディスプレイ上に再生画面が表示出力される。この再生画面にはコンテンツリスト(レンタル期間又は再生回数を含む)、再生ボタン、早送りボタン及び早戻しボタン等が含められており、この画面を通じてダウンロードされたコンテンツの再生等を行うことができるようになっている。具体的には以下の通りである。
まず、プレーヤモジュールがユーザにより起動されると、レジストリ221上のコンテンツID及びレンタルスタンプを読み出し、その後、復号キーを用いて復号化し、PC端末20の出力部24のディスプレイにプレーヤ画面を表示出力させる。このときコンテンツリストにはコンテンツIDに対応するコンテンツ内容及びレンタルスタンプに対応するレンタル期間又は再生回数及びレンタル料金が含められる。
入力部25を用いてユーザ操作によりプレーヤ画面中のコンテンツリストがクリックされ、これにより再生すべきコンテンツが選択され、その後、再生ボタンがクリックされると、プレーヤモジュールのモジュールの実行により、再生モードの通知やコンテンツIDをソケットを使ってコンテンツ管理モジュールに転送する。
コンテンツ管理モジュールの実行により、プレーヤモジュールから転送された再生モードの通知やコンテンツIDを受けると、CPUID等の端末固有IDを上記の通りに取得し、これがレジストリ221上の端末固有IDと一致するか否かを判定する。端末固有IDが一致すると判定したときには、記憶装置22上の当該コンテンツIDに対応するコンテンツを読み出し、これをソケットを使ってプレーヤモジュールに転送する。一方、端末固有IDが一致しないと判定したときには、PC端末20の出力部24に再生不可である旨のエラーメッセージを表示出力させる。
プレーヤモジュールの実行により、コンテンツ管理モジュールから転送されたコンテンツを受けると、復号キーを用いて復号化するとともに伸長及び必要なデコードを行い、出力部24に出力する。すると、選択されたコンテンツが出力部24にて再生される。
また、入力部25を用いてユーザ操作により再生画面中の早送りボタン又は早戻しボタン等がクリックされると、プレーヤモジュールの実行により、早送り又は早戻しモードの通知をソケットを使ってコンテンツ管理モジュールに転送する。すると、転送された早送り又は早戻しモードの通知に従ってコンテンツ管理モジュールにより記憶装置22のコンテンツの読み出しポインタが変更される。
このようにしてPC端末20にダウンロードされたコンテンツの再生を繰り返し行うことが可能である。ただ、コンテンツ管理モジュールは、コンテンツがダウンロードされた時点からの経過時間又はコンテンツが再生された回数をコンテンツ毎に計数しており、これがレジストリ221上のレンタルスタンプに含まれるレンタル期間又は再生回数を越えたときには、その後、再生操作されたタイミングで、記憶装置22の当該コンテンツのメモリ領域に0のビットデータを上書して当該コンテンツを消去させる。そして、出力部24にレンタル期間等が経過した旨のメッセージを表示出力させる。即ち、PC端末20にダウンロードされたコンテンツのヘッダ情報に含まれるレンタルスタンプ(レンタル期間又は再生回数の設定値)の設定に応じて当該コンテンツの再生が制限される。
上記したようなデジタルコンテンツ再生システムによる場合、サーバ10は、PC端末20から転送されたコンテンツダウンロードの要求としてプレーヤID及びユーザIDを受けると、これが登録されたプレーヤIDと一致するか否かを判定し、一致しないときはPC端末20にコンテンツのダウンロードを行わないようになっている。しかもプレーヤID等が一致したと判定された後、ユーザIDに対応する端末固有IDをPC端末20に転送する。そして、PC端末20は、サーバ10から転送された端末固有IDを受けると、その後、同端末の端末固有IDと一致するか否かを判定し、一致しないときはコンテンツの再生を不可にするようになっている。
このためPC端末20のユーザIDやハードディスクが他人に盗用され、他のPC端末20を用いてサーバ10とアクセスしても、サーバ10と他のPC端末20との間でプレーヤID又は端末固有IDが一致しない以上、サーバ10から他のPC端末20にコンテンツを不正にダウンロードされることがなく、コンテンツが不正にダウンロードされたとしても他のPC端末20にて不正に再生されることがなくなる。それ故、従来システムとは異なり、コンテンツの不正ダウンロードに伴うレンタル料金が本人に対して課金され不測の被害を被るおそれがなく、これに伴ってシステムの信頼性が高まり、同システムの普及を図ることが可能になる。
なお、本発明に係るデジタルコンテンツ再生システムは上記実施形態に限定されず、通信端末から通信回線を介してサーバにアクセスしてサーバから通信端末に通信回線を介してコンテンツをダウンロードして再生するシステムである限り、どのようなシステムにも適用可能である。例えば、通信端末に関しては、汎用コンピュータ(PC端末)だけに限らず、PDAや携帯電話等の情報通信端末も対象に含まれ、再生用ソフトウエアに関しては、サーバからダウンロードせず、CD等の記憶媒体から通信端末にインストールする形態でもかまわない。通信端末にて実行される制御用プログラムや再生制限用プログラムに関しては、再生用ソフトウエアとは別に用意する形態でも良い。また、コンテンツをレンタルで通信端末にダウンロードするのではなく、フリーダウンロードやセルダウンロードの形態でも良いのは当然である。
ところで、同システムが上記の通り動作するには、通信端末の記憶装置の所定メモリ領域にはサーバにより付与された又は同端末に当初から付与されている端末IDが記録されていること、サーバの管理ファイルには、通信端末に係るユーザのユーザIDとは別に前記端末IDが登録されていることが必要である。端末IDに関してはサーバとの関係で通信端末を特定することができる限り、どのようなものを用いても良く、通信端末及びサーバの所定メモリに同種の端末IDが記録されていれば足りる。
端末IDがサーバにより付与される場合(上記例ではプレーヤID等)、サーバが通信端末からの要求に応じて作成して登録した後、これを通信端末に転送して記憶装置の所定メモリ領域に記憶させるようにすると良い。一方、端末IDが同端末に当初から付与されている場合(上記例では端末固有ID)、通信端末が記憶装置の所定メモリ領域に記憶されたものを読み出してサーバに転送し、サーバがこれを登録させるようにすると良い。
このような通信端末側の端末IDとサーバ側の端末IDとが一致するか否かを通信端末とサーバとの間の一連のやりとりの過程でサーバ又は通信端末にて判定すると良い。
この判定をサーバにて行う場合には、サーバは、通信端末から転送された端末IDを受けると、当該端末IDが登録された端末IDと一致するか否かを判定し、一致しないときは当該通信端末にコンテンツのダウンロードを行わない又は当該通信端末にダウンロードされたコンテンツの再生を不可にさせる構成のものを用いる。このような機能が実現できる限り、サーバの構成はどのようなものを用いてもかまわない。
この判定を通信端末にて行う場合、サーバは、通信端末から転送されたユーザIDを受けると、ユーザIDに対応する端末IDを通信端末に転送の構成のものを用いる一方、通信端末は、サーバから転送された端末IDを受けると、当該端末IDが記録された端末IDと一致するか否かを判定し、一致しないときはコンテンツの再生を不可にする構成のものを用いる。このような機能が実現できる限り、サーバ又は通信端末の構成はどのようなものを用いてもかまわない。
本発明の実施の形態に係るデジタルコンテンツ再生システムのブロック図である。 同システムを構成するサーバ及びPC端末の処理の流れを示す説明図である。
符号の説明
10 サーバ
20 PC端末
30 通信回線

Claims (9)

  1. コンテンツの配信及び管理を行うサーバと、サーバに通信回線を介して接続されており且つサーバからダウンロードされたコンテンツを再生する通信端末とを有した構成であり、サーバの管理ファイルには、通信端末に係るユーザのユーザIDとは別に当該通信端末を特定するための端末IDが登録されている一方、PC端末の記憶装置の所定メモリ領域にはサーバにより付与された又は同端末に当初から付与されている端末IDが記録されており、サーバは、通信端末から転送された端末IDを受けると、当該端末IDが登録された端末IDと一致するか否かを判定し、一致しないときは当該通信端末にコンテンツのダウンロードを行わない又は当該通信端末にダウンロードされたコンテンツの再生を不可にさせるようになっていることを特徴とするデジタルコンテンツ再生システム。
  2. コンテンツの配信及び管理を行うサーバと、サーバに通信回線を介して接続されており且つサーバからダウンロードされたコンテンツを再生する通信端末とを有した構成であり、サーバの管理ファイルには、通信端末に係るユーザのユーザIDとは別に当該通信端末を特定するための端末IDが登録されている一方、通信端末の記憶装置の所定メモリ領域にはサーバにより付与された又は同端末に当初から付与されている前記端末IDが記録されており、サーバは、通信端末から転送されたユーザIDを受けると、ユーザIDに対応する端末IDを通信端末に転送し、通信端末は、サーバから転送された端末IDを受けると、当該端末IDが記録された端末IDと一致するか否かを判定し、一致しないときはコンテンツの再生を不可にするようになっていることを特徴とするデジタルコンテンツ再生システム。
  3. コンテンツの配信及びその管理を行うサーバと、サーバからダウンロードされたコンテンツを再生するのに使用される機器であってサーバに通信回線を介して接続されたPC端末とを有した構成であり、PC端末がユーザ操作に応じてコンテンツの再生用ソフトウエアの要求をサーバに対して行うと、サーバが再生用ソフトウエアをPC端末にダウンロードし、その後、PC端末がユーザ操作に応じてコンテンツダウンロードの要求をコンテンツの選択入力を含めてサーバに対して行うと、サーバが当該要求に係るユーザの認証を行った上で当該要求に係るコンテンツを当該PC端末にダウンロードし、その後、PC端末が当該コンテンツを前記再生用ソフトウエアにより再生するデジタルコンテンツ再生システムにおいて、サーバは、PC端末からの再生用ソフトウエアの要求を受けて、当該PC端末を特定するためのプレーヤIDを付与して登録するとともに当該PC端末に転送する一方、PC端末は、サーバから転送されたプレーヤIDを所定のメモリ領域に記憶し、コンテンツダウンロードの要求を行った後又は行う前に、当該プレーヤIDをサーバに転送し、サーバは、PC端末から転送されたプレーヤIDと登録されたプレーヤIDとが一致するか否かを判定し、一致しないときは当該PC端末にコンテンツのダウンロードを行わない又は当該PC端末にダウンロードされたコンテンツの再生を不可にさせるようになっていることを特徴とするデジタルコンテンツ再生システム。
  4. コンテンツの配信及びその管理を行うサーバと、サーバからダウンロードされたコンテンツを再生するのに使用される機器であってサーバに通信回線を介して接続されたPC端末とを有した構成であり、PC端末がユーザ操作に応じてコンテンツの再生用ソフトウエアの要求をサーバに対して行うと、サーバが再生用ソフトウエアをPC端末にダウンロードし、その後、PC端末がユーザ操作に応じてコンテンツダウンロードの要求をコンテンツの選択入力を含めてサーバに対して行うと、サーバが当該要求に係るユーザの認証を行った上で当該要求に係るコンテンツを当該PC端末にダウンロードし、その後、PC端末が当該コンテンツを前記再生用ソフトウエアにより再生するデジタルコンテンツ再生システムにおいて、サーバは、PC端末からの再生用ソフトウエアの要求を受けて、当該PC端末を特定するためのプレーヤIDを付与して登録するとともに当該PC端末に転送する一方、PC端末は、サーバから転送されたプレーヤIDを所定のメモリ領域に記憶し、サーバは、PC端末にコンテンツダウンロードを行う前又は行った後に、登録されたプレーヤIDを当該PC端末に転送し、PC端末は、サーバから転送されたプレーヤIDと記憶されたプレーヤIDとが一致するか否かを判定し、一致しないときはコンテンツの再生を不可にするようになっていることを特徴とするデジタルコンテンツ再生システム。
  5. コンテンツの配信及びその管理を行うサーバと、サーバからダウンロードされたコンテンツを再生するのに使用される機器であってサーバに通信回線を介して接続されたPC端末とを有した構成であり、PC端末がユーザ操作に応じてコンテンツの再生用ソフトウエアの要求をサーバに対して行うと、サーバが再生用ソフトウエアをPC端末にダウンロードし、その後、PC端末がユーザ操作に応じてコンテンツダウンロードの要求をコンテンツの選択入力を含めてサーバに対して行うと、サーバが当該要求に係るユーザの認証を行った上で当該要求に係るコンテンツを当該PC端末にダウンロードし、その後、PC端末が当該コンテンツを前記再生用ソフトウエアにより再生するデジタルコンテンツ再生システムにおいて、PC端末は、再生用ソフトウエアの要求を行った後又は行う前に、同端末の中央処理装置、記憶装置、OSその他の基本構成部分に当初から付されている端末固有IDを読み出してサーバに転送し、サーバは、PC端末から転送された端末固有IDを受けるとこれを登録し、サーバは、PC端末にコンテンツダウンロードを行う前又は行った後に、登録された端末固有IDを当該PC端末に転送し、PC端末は、サーバから転送された端末固有IDと読み出した端末固有IDとが一致するか否かを判定し、一致しないときはコンテンツの再生を不可にするようになっていることを特徴とするデジタルコンテンツ再生システム。
  6. コンテンツの配信及びその管理を行うサーバと、サーバからダウンロードされたコンテンツを再生するのに使用される機器であってサーバに通信回線を介して接続されたPC端末とを有した構成であり、PC端末がユーザ操作に応じてコンテンツの再生用ソフトウエアの要求をサーバに対して行うと、サーバが再生用ソフトウエアをPC端末にダウンロードし、その後、PC端末がユーザ操作に応じてコンテンツダウンロードの要求をコンテンツの選択入力を含めてサーバに対して行うと、サーバが当該要求に係るユーザの認証を行った上で当該要求に係るコンテンツを当該PC端末にダウンロードし、その後、PC端末が当該コンテンツを前記再生用ソフトウエアにより再生するデジタルコンテンツ再生システムにおいて、PC端末は、再生用ソフトウエアの要求を行った後又は行う前に、同端末の中央処理装置、記憶装置、OSその他の基本構成部分に当初から付されている端末固有IDを読み出してサーバに転送し、サーバは、PC端末から転送された端末固有IDを受けるとこれを登録し、PC端末は、コンテンツダウンロードの要求を行った後又は行う前に、当該端末固有IDをサーバに転送し、サーバは、PC端末から転送された端末固有IDと登録された端末固有IDとが一致するか否かを判定し、一致しないときは当該PC端末にコンテンツのダウンロードを行わない又は当該PC端末にコンテンツの再生を不可にさせるようになっていることを特徴とするデジタルコンテンツ再生システム。
  7. サーバがコンテンツをレンタルとしてPC端末にダウンロードする場合の請求項3、4、5又は6記載のデジタルコンテンツ再生システムにおいて、前記再生用ソフトウエアには、PC端末にダウンロードされたコンテンツのヘッダ情報に含まれるレンタル期間又は再生回数の設定に応じて当該コンテンツの再生を制限する再生制限用プログラムが含まれていることを特徴とするデジタルコンテンツ再生システム。
  8. サーバからPC端末にダウンロードされるコンテンツが暗号化されている場合の請求項3、4、5、6又は7記載のデジタルコンテンツ再生システムにおいて、サーバは、PC端末にコンテンツをダウンロードした後又はする前に、当該コンテンツを復号化するのに必要な復号キーを当該PC端末に転送し、PC端末は、サーバからダウンロードされたコンテンツを当該復号キーを用いて復号して再生するようになっていることを特徴とするデジタルコンテンツ再生システム。
  9. 請求項3、4、5、6、7又は8記載のデジタルコンテンツ再生システムにおいて、サーバからPC端末にダウンロードされる再生用ソフトウエアに、PC端末が同ソフトウエアのダウンロード後に行うべき上記処理を実現させるための制御用プログラムが含まれていることを特徴とするデジタルコンテンツ再生システム。
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