JP2005182480A - 電子機器、電子機器の制御方法及び認証制御プログラム - Google Patents

電子機器、電子機器の制御方法及び認証制御プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 当該電子機器を盗用した他人が本人に成り済ます「成り済まし」による不正行為の発生を防止して、セキュリテイの向上を図る。
【解決手段】 位置記憶キーが操作された場合には(S22;YES)、この腕時計の現在位置を検出し(S23)、認証許可位置記録部に記録する(S24)。また、S21での判断の結果、認証開始キーが操作された場合にも、現在位置を検出する(S25)。S25で検出した現在位置と、S24で認証許可位置記録部に記憶させた設定位置とを比較し、現在位置が所定の位置か否かを判断する(S26)。所定の位置でない場合には、認証処理(S25)を実行しない。しかし、S26での判断の結果、現在位置が所定の位置である場合には、認証処理を実行する(S25)。更に、認証が成功したか否かを判断し(S28)、認証が成功したならば、所定の機能の動作を可能にする(S29)。
【選択図】 図3

Description

本発明は、本人認証を行う機能を備えた電子機器、該電子機器の制御方法及び認証制御プログラムに関する。
従来、認証機能を備えた身体装着機器が提案されるに至っている。この身体装着機器は腕時計型であって、当該機器が腕に装着されているか否かを検知するセンサと、認証用データを入力するためのキーと、このキーにより入力された認証用データを記憶するメモリと、認証用データを送信する送信部とを備えている。そして、前記センサにより機器が装着されていることが検知されていることを条件として、キー入力された認証用データをメモリに記憶させるとともに送信部から外部に送信する。しかし、身体に装着されていないことが検知された場合には、メモリの記憶を消去する。したがって、この身体装着機器を身体に装着している場合には、認証用データをメモリに記憶させたり、送信することが可能となるが、身体に装着していない場合には、メモリに記憶されている認証のデータが消去されて認証データの送信が不可能となることにより、セキュリティが確保されるものである(特許文献1参照)。
特開2000−200315号公報
しかしながら、係る従来の機器にあっては、前述のように機器が身体に装着されていることを条件として、認証データの記憶や送信を可能とするものであることから、機器を身体に装着していれさえすれば、誰が、何時、何処でキー入力を行っても、認証データの記憶及び送信が可能となる。したがって、他人により当該機器が盗用されると、当該他人が機器を身体に装着すれば、何時、何処でキー入力を行っても、認証データの記憶や送信を可能となる。このため、他人が本人に成り済ます「成り済まし」による不正行為の発生を必ずしも充分に防止することができず、確保し得るセキュリテイに関して満足すべきものではなかった。
本発明は、かかる従来の課題に鑑みてなされたものであり、他人が本人に成り済ます「成り済まし」による不正行為の発生を防止して、セキュリテイの向上を図ることのできる電子機器、電子機器の制御方法及び認証制御プログラムを提供することを目的とする。
前記課題を解決するため請求項1記載の発明に係る電子機器にあっては、認証手段と、この認証手段で認証が成功した際に所定の機能を実行する機能手段と、現在位置を検出する位置検出手段と、予め設定された位置を記憶する位置記憶手段と、前記位置検出手段で検出された現在位置と前記位置記憶手段に記憶されている位置とに基づいて、所定の位置にあるか否かを判別する位置判別手段と、この位置判別手段で前記所定の位置にあると判別された場合に、前記認証手段の動作を可能にする制御手段とを備える。
したがって、この電子機器は、現在位置が予め設定されて記憶手段に記憶された位置との関係において所定の位置にある場合にのみ、認証が成功した際に所定の機能を実行することが可能となる。よって、この電子機器の正当な所有者である本人以外の他人が、この電子機器を盗用し、更には認証が成功したとしても、当該機器が所定の位置になければ、譬え認証が成功したとしても、所定の機能を実行させることはできない。その結果、他人が本人に成り済ます「成り済まし」による不正行為の発生が防止され、セキュリテイの向上を図ることができる。
また、請求項2記載の発明に係る電子機器にあっては、認証手段と、この認証手段で認証が成功した際に所定の機能を実行する機能手段と、現在位置を検出する位置検出手段と、予め設定された位置を記憶する位置記憶手段と、前記位置検出手段で検出された現在位置と前記位置記憶手段に記憶されている位置とに基づいて、所定の位置にあるか否かを判別する位置判別手段と、現在時刻を計時する計時手段と、予め設定された認証可能時刻を記憶する時刻記憶手段と、前記計時手段により計時される現在時刻と前記時刻記憶手段に記憶されている認証可能時刻とに基づいて、所定の認証可能時間帯であるか否かを判別する時間帯判別手段と、前記位置判別手段で所定の位置にあると判別され、前記時間帯判別手段で所定の時間帯であることが判別された際に、前記認証手段の動作を可能にする制御手段とを備える。
したがって、この電子機器は、現在位置が予め設定されて記憶された位置との関係において所定の位置にあり、かつ、現在時刻が予め設定されて記憶された時刻との関係において所定の時間帯にある場合にのみ、認証が成功した際に所定の機能を実行することが可能となる。よって、この電子機器の正当な所有者である本人以外の他人が、この電子機器を盗用したとしても、当該機器が所定の位置になく、若しくは現在時刻が予め設定されて記憶された時刻との関係において所定の時間帯でなければ、譬え認証が成功させたとしても、所定の機能を実行させることはできない。その結果、他人が本人に成り済ます「成り済まし」による不正行為の発生がより確実防止され、セキュリテイの向上を図ることができる。
また、請求項3記載の発明に係る電子機器にあっては、認証手段と、この認証手段で認証が成功した際に所定の機能を開始させる機能制御手段と、当該装置を人体に装着しているか否かを検出する着脱検出手段と、現在位置を検出する位置検出手段と、予め設定された位置を記憶する位置記憶手段と、前記位置検出手段で検出された現在位置と前記位置記憶手段に記憶されている位置とに基づいて、当該装置が所定の位置にあるか否かを判別する位置判別手段と、前記所定の機能が動作中に着脱検出手段により前記装置が人体から外されたことが検出された際に、前記位置判別手段で前記所定の位置にないことが判別された場合、前記機能手段の動作を停止する制御手段とを備える。
したがって、この電子機器は、現在位置が予め設定されて記憶された位置との関係において所定の位置にない場合、当該機器人体から外されると、この認証が成功した際に開始させる所定の機能の動作が停止する。よって、この電子機器の正当な所有者である本人以外の他人が、この電子機器を盗用したとしても、当該機器が所定の位置にない状態で、人体から外されると、譬え認証が成功したとしても、所定の機能を実行させることはできない。その結果、他人が本人に成り済ます「成り済まし」による不正行為の発生がより確実防止され、セキュリテイの向上を図ることができる。
また、請求項4記載の発明に係る電子機器の制御方法にあっては、現在位置を検出する位置検出手段と、予め設定された位置を記憶する位置記憶手段とを備えた電子機器の制御方法であって、認証工程と、この認証工程で認証が成功した際に所定の機能を実行する機能実行工程と、前記位置検出手段で検出された現在位置と前記位置記憶手段に記憶されている位置とに基づいて、所定の位置にあるか否かを判別する位置判別工程と、この位置判別工程で前記所定の位置にあると判別された場合に、前記認証工程の動作を可能にする制御工程とを含む。したがって、記載した工程に従って処理を実行することにより、請求項1記載の発明と同様の作用効果を奏する。
また、請求項5記載の発明に係る電子機器の制御方法にあっては、現在位置を検出する位置検出手段と、予め設定された位置を記憶する位置記憶手段と、現在時刻を計時する計時手段と、予め設定された認証可能時刻を記憶する時刻記憶手段とを備えた電子機器の制御方法であって、認証工程と、この認証工程で認証が成功した際に所定の機能を実行する機能実行工程と、前記位置検出手段で検出された現在位置と前記位置記憶手段に記憶されている位置とに基づいて、所定の位置にあるか否かを判別する位置判別工程と、前記計時手段により計時される現在時刻と前記時刻記憶手段に記憶されている認証可能時刻とに基づいて、所定の認証可能時間帯であるか否かを判別する時間帯判別工程と、前記位置判別工程で所定の位置にあると判別され、前記時間帯判別工程で所定の時間帯であることが判別された際に、前記認証工程の動作を可能にする制御工程とを含む。したがって、記載した工程に従って処理を実行することにより、請求項2記載の発明と同様の作用効果を奏する。
また、請求項6記載の発明に係る電子機器の制御方法にあっては、当該装置を人体に装着しているか否かを検出する着脱検出手段と、現在位置を検出する位置検出手段と、予め設定された位置を記憶する位置記憶手段とを備えた電子機器の制御方法であって、認証工程と、この認証工程で認証が成功した際に所定の機能を開始させる機能制御工程と、前記位置検出手段で検出された現在位置と前記位置記憶手段に記憶されている位置とに基づいて、当該装置が所定の位置にあるか否かを判別する位置判別工程と、前記所定の機能が動作中に着脱検出手段により前記装置が人体から外されたことが検出された際に、前記位置判別工程で前記所定の位置にないことが判別された場合、前記機能手段の動作を停止する制御工程とを含む。したがって、記載した工程に従って処理を実行することにより、請求項3記載の発明と同様の作用効果を奏する。
また、請求項7記載の発明に係る電子機器の認証制御プログラムにあっては、現在位置を検出する位置検出手段と、予め設定された位置を記憶する位置記憶手段とを備えた電子機器が有するコンピュータを、認証手段と、この認証手段で認証が成功した際に所定の機能を実行する機能実行手段と、前記位置検出手段で検出された現在位置と前記位置記憶手段に記憶されている位置とに基づいて、所定の位置にあるか否かを判別する位置判別手段と、この位置判別手段で前記所定の位置にあると判別された場合に、前記認証手段の動作を可能にする制御手段として機能させる。したがって、前記コンピュータがこのプログラムに従って処理を実行することにより、請求項1記載の発明と同様の作用効果を奏する。
また、請求項8記載の発明に係る電子機器の認証制御プログラムにあっては、現在位置を検出する位置検出手段と、予め設定された位置を記憶する位置記憶手段と、現在時刻を計時する計時手段と、予め設定された認証可能時刻を記憶する時刻記憶手段とを備えた電子機器が有するコンピュータを、認証手段と、この認証手段で認証が成功した際に所定の機能を実行する機能実行手段と、前記位置検出手段で検出された現在位置と前記位置記憶手段に記憶されている位置とに基づいて、所定の位置にあるか否かを判別する位置判別手段と、前記計時手段により計時される現在時刻と前記時刻記憶手段に記憶されている認証可能時刻とに基づいて、所定の認証可能時間帯であるか否かを判別する時間帯判別手段と、前記位置判別手段で所定の位置にあると判別され、前記時間帯判別手段で所定の時間帯であることが判別された際に、前記認証手段の動作を可能にする制御手段として機能させる。したがって、前記コンピュータがこのプログラムに従って処理を実行することにより、請求項2記載の発明と同様の作用効果を奏する。
また、請求項9記載の発明に係る電子機器の認証制御プログラムにあっては、当該装置を人体に装着しているか否かを検出する着脱検出手段と、現在位置を検出する位置検出手段と、予め設定された位置を記憶する位置記憶手段とを備えた電子機器が有するコンピュータを、認証手段と、この認証手段で認証が成功した際に所定の機能を開始させる機能制御手段と、前記位置検出手段で検出された現在位置と前記位置記憶手段に記憶されている位置とに基づいて、当該装置が所定の位置にあるか否かを判別する位置判別手段と、前記所定の機能が動作中に着脱検出手段により前記装置が人体から外されたことが検出された際に、前記位置判別手段で前記所定の位置にないことが判別された場合、前記機能手段の動作を停止する制御手段として機能させる。したがって、前記コンピュータがこのプログラムに従って処理を実行することにより、請求項3記載の発明と同様の作用効果を奏する。
以上のように請求項1、4、7に係る発明によれば、当該電子機器の正当な所有者である本人以外の他人が、この電子機器を盗用し、更には認証を成功させたとしても、当該機器が所定の位置になければ、所定の機能を実行させることはできない。したがって、この電子機器を盗用した他人が本人に成り済ます「成り済まし」による不正行為の発生を防止することができ、セキュリテイの向上を図ることができる。
また、請求項2、5、8に係る発明によれば、当該電子機器の正当な所有者である本人以外の他人が、この電子機器を盗用したとしても、当該機器が所定の位置になく、若しくは現在時刻が予め設定されて記憶された時刻との関係において所定の時間帯でなければ、譬え認証が成功させたとしても、所定の機能を実行させることはできない。したがって、この電子機器を盗用した他人が本人に成り済ます「成り済まし」による不正行為の発生をより確実防止することができ、セキュリテイの向上を図ることができる。
また、請求項3、6、9に係る発明によれば、当該電子機器の正当な所有者である本人以外の他人が、この電子機器を盗用したとしても、当該機器が所定の位置にない状態で、人体から外されると、譬え認証が成功したとしても、所定の機能を実行させることはできない。したがって、この電子機器を盗用した他人が本人に成り済ます「成り済まし」による不正行為の発生がより確実防止され、セキュリテイの向上を図ることができる。
以下、本発明の一実施の形態を図に従って説明する。
(第1の実施の形態)
本実施の形態は、本発明を腕時計に適用したものである。図1は、本発明の第1の実施の形態に係る腕時計の回路構成を示すブロック図である。図に示すように、この腕時計は、制御部1とこの制御部1に接続された表示部2、送信部3、着脱検出部4、キー部5、時計部6、認証許可位置記録部(不揮発性)7、及びGPS(Global Positioning System)受信部8等で構成されている。
制御部1は、主としてCPU及びその周辺回路と、後述するフローチャートに示すプログラムや腕時計として機能するに必要なプログラム等が格納されているROM、CPUの作業用メモリであるRAM等から構成されるマイクロコンピュータであり、各部を制御する。表示部2は、液晶表示パネルとその駆動回路等により構成され、現在時刻やキー操作に応じた各種表示を行う。送信部3は、ID等を無線で外部に送信する機能を有する。
着脱検出部4は、近接して配置された赤外線LEDと赤外線フォトセンサとで構成され、この腕時計を腕に装着することにより、赤外線LEDからの赤外光が腕の皮膚に反射して赤外線フォトセンサにて受光されることにより、腕時計の人体への装着が検出されるように構成されている。あるいは、この腕時計が腕に装着された状態で体温を検出して、当該腕時計の人体への装着が検出されるように構成されている。
キー部5は、腕時計として必要な各種キー及び後述するフローチャートに示す認証開始キー、位置記憶キー、パスワードを入力するためのキー等とこれらキーの操作に応じた信号を出力する信号出力回路とからなる。時計部6は、所定周波数のクロック信号に基づき現在時刻情報を生成して制御部1に供給する。したがって、制御部1がこの現在時刻情報に基づき表示部2を制御することにより、表示部2に現在時刻が表示される。認証許可位置記録部7は、不揮発性メモリからなり後述する処理で取得した現在位置情報を記憶する。GPS受信部8は、測地衛星からのL1帯のC/Aコードを受信して復調・解読し現在位置の緯度・経度を割り出すものである。
以上の構成に係る本実施の形態において、制御部1は前記プログラムに基づき図2に示すフローチャートに従って処理を実行する。すなわち、キー部5からの出力信号の有無に基づき、キー入力があったか否かを判断し(ステップS1)、キー入力があった場合には、キー処理(ステップS2)を実行する。
このキー処理(ステップS2)は、図3に示すフローチャートに従って実行され、入力されたキーが認証開始キーであったか否かを判断する(ステップS21)。認証開始キーでなかった場合には、更にそれが位置記憶キーであったか否かを判断し(ステップS22)、位置記憶キーでもなかった場合には、その他のキー処理を実行する。また、位置記憶キーであった場合には(ステップS22;YES)、GPS受信部8を制御してこの腕時計が現時点で存在する位置(緯度・経度)を検出し(ステップS23)、検出した位置(位置情報=緯度・経度情報)を認証許可位置記録部7に記録する(ステップS24)。したがって、この認証許可位置記録部7に記録させる位置を当該ユーザの自宅とすることが条件付けられている場合には、ユーザが自宅において位置記憶キーをワンタッチ操作すれば、条件に合った位置を簡単に設定記憶させることができる。
一方、ステップS21での判断の結果、認証開始キーが操作された場合にも、GPS受信部8を制御して現在位置を検出する(ステップS25)。引き続き、このステップS25で検出した現在位置と、前記ステップS24で認証許可位置記録部7に記憶させた設定位置とを比較し、現在位置が設定位置から所定の範囲内である所定の位置か否かを判断する(ステップS26)。そして、このステップS26での判断の結果、現在位置が設定位置から所定の範囲外であり所定の位置でない場合には、認証処理(ステップS27)を実行することなく、図2のメインフローに戻る。
しかし、ステップS26での判断の結果、現在位置が設定位置から所定の範囲内であることにより現在位置が所定の位置である場合には、認証処理を実行する(ステップS27)。ここで認証処理とは、例えば表示部2にパスワード入力画面を表示して、ユーザにパスワードを入力させ、この入力されたパスワードと予めROM等に記憶されているパスワードとを比較する処理である。
次に、このパスワードが一致するか否かにより認証が成功したか否かを判断する(ステップS28)。パスワードが一致して認証が成功したならば(ステップS28;YES)、所定の機能の動作を可能にする(ステップS29)。ここで、認証が成功した場合に動作可能となる所定の機能とは、例えばIDを送信部3より外部に送信する機能である。なお、認証が成功した場合には、RAMに予め記憶してある認証済みフラグをオンにしておく。
他方、前記図2のフローチャートにおいて、このようにしてキー処理(ステップS2)が終了した場合、及びステップS1での判断がNOであってキー入力がなかった場合には、ステップS3に進む。そして、このステップS3において、着脱検出部4からの検出信号に基づき、当該腕時計が人体に装着中であるか否かを判断する。人体装着中でなかった場合には、外した時点から時計部6により計時された時間に基づき、外してから所定微少時間内であって外した直後であるか否かを判断する(ステップS4)。外した直後である場合には、認証を解除するとともに、前記所定の動作を停止させる(ステップS5)。
つまり、ユーザがこの腕時計を腕から外した直後に、前記認証が成功した場合にオンにされた認証済みフラグをオフにして認証を解除し、かつ、前述のステップS27で可能とした所定の機能の動作(本例では、IDを送信部3より外部に送信する動作)を停止させてしまう。
また、ステップS3での判断の結果、人体装着中である場合には、前記認証済フラグの状態に基づき認証済みであるか否かを判断する(ステップS6)。このとき、前記ステップS28で認証が既に成功しており、かつ、前記ステップS5での認証解除が実行されていなければ、認証済フラグはオンとなっており認証済の状態にある。したがって、ステップS6の判断がYESとなり、ステップS7に進んで所定の機能処理を実行する。しかる後に、表示処理を実行して表示部2に表示されている現在時刻の更新等を行う(ステップS8)。
ここで、所定の機能とは前述のように例えばIDを送信部3より外部に送信する機能であり、このステップS7に進んだ時点でこの所定の機能処理の実行が可能となる。
つまり、所定の機能処理がなされるためには、
(1)所定の位置で認証がなされたこと、
(2)認証後、腕時計が人体から外されていないこと(認証解除されていないこと)、
(3)所定の機能処理の実行時に腕時計が人体装着中であること、
の各条件が必要となる。したがって、所定の機能処理を実現するためには、これら複数の条件(1)(2)(3)が必要となることにより、他人が本人に成り済ます「成り済まし」を防止して、「成り済まし」による不正行為の発生を確実に防止することができる。
そして、ステップS8においては、表示処理を実行して表示部2に表示されている現在時刻の更新等を行い(ステップS8)、ステップS1からの処理を繰り返す。
(第2の実施の形態)
図4は、本発明の第2の実施の形態に係る腕時計の回路構成を示すブロック図である。図に示すように、この腕時計は、更に認証許可時刻記録部(不揮発性)9を有している。この認証許可時刻記録部9は不揮発性メモリからなり、後述する処理で設定した認証許可時刻を記憶する。なお、制御部1からGPS受信部8までの構成は、図1に示した第1の実施の形態と同様であるので同一部分に同一符号を付して説明を省略する。
以上の構成に係る本実施の形態において、制御部1はプログラムに基づき前述の第1の実施の形態と同様に、図2にしたフローチャートに従って処理を実行する。このとき、キー処理(ステップS2)は、図5に示すフローチャートに従って実行する。すなわち、先ず入力されたキーが認証開始キーであったか否かを判断する(ステップS31)。認証開始キーでなかった場合には、更にそれが位置記憶キーであったか否かを判断する(ステップS32)。位置記憶キーでもなかった場合には、キー操作が認証許可時刻入力であるか否かを判断し(ステップS35)、認証許可時刻入力でもなかったらその他のキー処理を実行する。
そして、ステップS32での判断の結果、位置記憶キーであった場合には(ステップS32;YES)、GPS受信部8を制御してこの腕時計が現時点で存在する位置(緯度・経度)を検出し(ステップS33)、検出した位置(位置情報=緯度・経度情報)を認証許可位置記録部7に記録する(ステップS34)。したがって、この認証許可位置記録部7に記録させる位置を当該ユーザの自宅とすることが条件付けられている場合には、ユーザが自宅において位置記憶キーをワンタッチ操作すれば、条件に合った位置を簡単に設定記憶させることができる。
また、ステップS35での判断の結果、認証許可時刻入力であった場合には(ステップS35;YES)、入力された認証許可時刻を認証許可時刻記録部9に記録する(ステップS36)。したがって、この認証許可時刻記録部9に記録させる時刻を9時とすることが条件付けられている場合には、認証許可時刻として「9時」を入力すれば、条件に合った時刻が記憶されることとなる。
一方、ステップS31での判断の結果、認証開始キーが操作された場合にも、GPS受信部8を制御して現在位置を検出する(ステップS37)。引き続き、このステップS37で検出した現在位置と、前記ステップS34で認証許可位置記録部7に記憶させた設定位置とを比較し、現在位置が設定位置から所定の範囲内である所定の位置か否かを判断する(ステップS38)。そして、このステップS38での判断の結果、現在位置が設定位置から所定の範囲外であり所定の位置でない場合には、認証処理(ステップS40)を実行することなく、図2のメインフローに戻る。
また、ステップS38での判断の結果、現在位置が設定位置から所定の範囲内であることにより現在位置が所定の位置である場合には、時計部6が計時している現座時刻と、前記ステップS36で認証許可時刻記録部9に記憶させた認証許可時刻とを比較し、現在位時刻が認証許可時刻から所定の時間内である所定の時間帯か否かを判断する(ステップS39)そして、このステップS39での判断の結果、現在位時刻が認証許可時刻から所定の時間外であり所定の時間帯でない場合には、認証処理(ステップS40)を実行することなく、図2のメインフローに戻る。
しかし、ステップS39での判断の結果、現在位時刻が認証許可時刻から所定の時間内であり所定の時間帯である場合には、認証処理を実行する(ステップS40)。ここで認証処理とは、例えば表示部2にパスワード入力画面を表示して、ユーザにパスワードを入力させ、この入力されたパスワードと予めROM等に記憶されているパスワードとを比較する処理である。次に、このパスワードが一致するか否かにより認証が成功したか否かを判断する(ステップS41)。パスワードが一致して認証が成功したならば(ステップS41;YES)、所定の機能の動作を可能にする(ステップS42)。ここで、認証が成功した場合に動作可能となる所定の機能とは、例えばIDを送信部3より外部に送信する機能である。なお、認証が成功した場合には、RAMに予め記憶してある認証済みフラグをオンにしておく。
他方、前記図2のフローチャートにおいて、前述のようにしてステップS3〜S8の処理がなされ、ステップS7に進んだ時点でこの所定の機能処理の実行が可能となる。
したがって、所定の機能処理がなされるためには、
(1)所定の位置で認証がなされたこと、
(2)所定の時間帯に認証がなされたこと、
(3)認証後、腕時計が人体から外されていないこと(認証解除されていないこと)、
(4)所定の機能処理の実行時に腕時計が人体装着中であること、
の各条件が必要となる。したがって、所定の機能処理を実現するためには、これら複数の条件(1)〜(4)が必要となることにより、他人が本人に成り済ます「成り済まし」を防止して、「成り済まし」による不正行為の発生を確実に防止することができる。
(第3の実施の形態)
図6は、本発明の第3の実施の形態に係る腕時計の回路構成を示すブロック図である。図に示すように、この腕時計は、更に着脱許可位置記録部(不揮発性)71を有している。この着脱許可位置記録部71は不揮発性メモリからなり、後述する処理で検出された着脱許可位置を記憶する。なお、制御部1から認証許可時刻記録部9までの構成は図1に示した第1の実施の形態、及び図4に示した第2の実施の形態と同様であるので同一部分に同一符号を付して説明を省略する。また、本実施の形態においては、キー部5には更に認証許可位置記憶キーと着脱許可位置記憶キーとが設けられている。
以上の構成に係る本実施の形態において、制御部1は前記プログラムに基づき図7に示すフローチャートに従って処理を実行する。すなわち、キー部5からの出力信号の有無に基づき、キー入力があったか否かを判断し(ステップS51)、キー入力があった場合には、キー処理(ステップS52)を実行する。
このキー処理(ステップS52)は、図8に示すフローチャートに従って実行され、入力されたキーが認証開始キーであったか否かを判断する(ステップS521)。認証開始キーでなかった場合には、更にそれが認証許可位置記憶キーであったか否かを判断し(ステップS522)、認証開始キーでなかった場合には、更にそれが着脱許可位置記憶キーであったか否かを判断する(ステップS525)。着脱許可位置記憶キーでもなかった場合には、キー操作が認証許可時刻入力であるか否かを判断し(ステップS528)、認証許可時刻入力でもなかったらその他のキー処理を実行する。
そして、ステップS522での判断の結果、認証許可位置記憶キーであった場合には(ステップS522;YES)、GPS受信部8を制御してこの腕時計が現時点で存在する位置(緯度・経度)を検出し(ステップS523)、検出した位置(位置情報=緯度・経度情報)を認証許可位置記録部7に記録する(ステップS524)。したがって、この認証許可位置記録部7に記録させる位置を当該ユーザの自宅とすることが条件付けられている場合には、ユーザが自宅において位置記憶キーをワンタッチ操作すれば、条件に合った位置を簡単に設定記憶させることができる。
また、ステップS525での判断の結果、着脱許可位置記憶キーであった場合には(ステップS525;YES)、GPS受信部8を制御してこの腕時計が現時点で存在する位置(緯度・経度)を検出し(ステップS526)、検出した位置(位置情報=緯度・経度情報)を着脱許可位置記録部71に記録する(ステップS527)。したがって、ユーザがこの着脱許可位置記録部71に記録させる位置を当該ユーザの自宅とすることを希望するのであれば、ユーザが自宅において着脱許可位置記憶キーをワンタッチ操作することにより、着脱許可位置を簡単に設定記憶させることができる。無論、認証許可位置と異なる位置を着脱許可位置として記憶させることもできる。
また、ステップS528での判断の結果、認証許可時刻入力であった場合には、入力された認証許可時刻を認証許可時刻記録部9に記録する(ステップS529)。したがって、この認証許可時刻記録部9に記録させる時刻を9時とすることが条件付けられている場合には、認証許可時刻として「9時」を入力すれば、条件に合った時刻が記憶されることとなる。
一方、ステップS521での判断の結果、認証開始キーが操作された場合にも、GPS受信部8を制御して現在位置を検出する(ステップS530)。引き続き、このステップS530で検出した現在位置と、前記ステップS524で認証許可位置記録部7に記憶させた設定位置とを比較し、現在位置が設定位置から所定の範囲内である所定の位置か否かを判断する(ステップS531)。そして、このステップS531での判断の結果、現在位置が設定位置から所定の範囲外であり所定の位置でない場合には、認証処理(ステップS533)を実行することなく、図7のメインフローに戻る。
また、ステップS531での判断の結果、現在位置が設定位置から所定の範囲内であることにより現在位置が所定の位置である場合には、時計部6が計時している現座時刻と、前記ステップS529で認証許可時刻記録部9に記憶させた認証許可時刻とを比較し、現在位時刻が認証許可時刻から所定の時間内である所定の時間帯か否かを判断する(ステップS532)そして、このステップS532での判断の結果、現在位時刻が認証許可時刻から所定の時間外であり所定の時間帯でない場合には、認証処理(ステップS533)を実行することなく、図7のメインフローに戻る。
しかし、ステップS532での判断の結果、現在位時刻が認証許可時刻から所定の時間内であり所定の時間帯である場合には、認証処理を実行する(ステップS533)。ここで認証処理とは、例えば表示部2にパスワード入力画面を表示して、ユーザにパスワードを入力させ、この入力されたパスワードと予めROM等に記憶されているパスワードとを比較する処理である。次に、このパスワードが一致するか否かにより認証が成功したか否かを判断する(ステップS534)。パスワードが一致して認証が成功したならば(ステップS534;YES)、所定の機能の動作を可能にする(ステップS535)。ここで、認証が成功した場合に動作可能となる所定の機能とは、例えばIDを送信部3より外部に送信する機能である。なお、認証が成功した場合には、RAMに予め記憶してある認証済みフラグをオンにしておく。
他方、前記図7のフローチャートにおいて、このようにしてキー処理(ステップS52)が終了した場合、及びステップS51での判断がNOであってキー入力がなかった場合には、ステップS53に進む。そして、このステップS53において、着脱検出部4からの検出信号に基づき、当該腕時計が人体に装着中であるか否かを判断する。人体装着中でなかった場合には、外した時点から時計部6により計時された時間に基づき、外してから所定微少時間内であって外した直後であるか否かを判断する(ステップS54)。外した直後である場合には、GPS受信部8を制御して現在位置を検出する(ステップS55)。引き続き、このステップS55で検出した現在位置と、前記ステップS527で着脱許可位置記録部71に記憶させた着脱許可位置とを比較し、現在位置が着脱許可位置から所定の範囲内である所定の位置か否かを判断する(ステップS56)。そして、このステップS56での判断の結果、現在位置が着脱許可位置から所定の範囲外であり所定の位置でない場合には、認証を解除するとともに、所定の動作を停止させる(ステップS57)。
つまり、ユーザがこの腕時計を腕から外した直後に、前述したように認証が成功した場合にオンにされた認証済みフラグをオフにして認証を解除し、かつ、前述のステップS527で可能とした所定の機能の動作(本例では、IDを送信部3より外部に送信する動作)を停止させてしまう。
しかし、ステップS56での判断の結果、現在位置が着脱許可位置から所定の範囲内であり所定の位置である場合には、認証を解除するとともにステップS57の処理を行うことなく、メインフローにリターンする。つまり、所定の位置において腕時計を人体から外した場合には、認証を解除せず、かつ、所定の機能の動作を停止させることなく継続させる。
したがって、本実施の形態において所定の機能処理がなされるためには、
(1)所定の位置で認証がなされたこと、
(2)所定の時間帯に認証がなされたこと、
(3)認証後、腕時計が所定の位置以外で人体から外されていないこと(認証解除されていないこと)、
(4)所定の機能処理の実行時に腕時計が人体装着中であること、
の各条件が必要となる。よって、所定の機能処理を実現するためには、これら複数の条件(1)〜(4)が必要となることにより、他人が本人に成り済ます「成り済まし」を防止して、「成り済まし」による不正行為の発生を確実に防止することができる。
但し、条件(3)に関しては、腕時計が所定の位置(本例の場合、ユーザの自宅)で人体から外されても、認証解除されない。したがって、自宅等の予め設定された位置にユーザがいる場合には、腕時計を外しても本人認証情報は有効に維持されることから、毎回腕時計装着時に本人認証操作を行わなければならい煩雑を解消することができる。
なお、第2及び第3の実施の形態においては、予め認証許可時刻を入力して記憶させこの時刻に基づき所定の時間帯であるか否かを判断するようにしたが、認証許可時間帯を入力して記憶させこの時間帯であるか否かを判断するようにしもよい。
また、第3の実施の形態では、各々位置検出を行って認証許可位置と着脱許可位置とを記憶させるようにしたが、認証許可位置のみを検出しこれをコピーして着脱許可位置として記録するようにしてもよい。さらに、第3の実施の形態においては、認証許可位置記録部7と着脱許可位置記録部71とを設け、各記録部7、71に記憶させた位置に基づきステップS56の判断とステップS531との判断を行うようにしたが、単一の記録部のみを設けこの記録部に記憶させた単一の位置情報に基づき、ステップS56の判断とステップS531との判断を行うようにしてもよい。
本発明の第1の実施の形態に係る腕時計のブロック回路図である。 同実施の形態における制御部の処理手順を示すフローチャートである。 図2のフローチャートにおけるキー処理(ステップS3)の詳細を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態に係る腕時計のブロック回路図である。 同実施の形態におけるキー処理(ステップS3)の詳細を示すフローチャートである。 本発明の第3の実施の形態に係る腕時計のブロック回路図である。 同実施の形態における制御部の処理手順を示すフローチャートである。 図7のフローチャートにおけるキー処理(ステップS52)の詳細を示すフローチャートである。
符号の説明
1 制御部
2 表示部
3 送信部
4 着脱検出部
5 キー部
6 時計部
7 認証許可位置記録部
8 受信部
8 GPS受信部
9 認証許可時刻記録部
71 着脱許可位置記録部

Claims (9)

  1. 認証手段と、
    この認証手段で認証が成功した際に所定の機能を実行する機能手段と、
    現在位置を検出する位置検出手段と、
    予め設定された位置を記憶する位置記憶手段と、
    前記位置検出手段で検出された現在位置と前記位置記憶手段に記憶されている位置とに基づいて、所定の位置にあるか否かを判別する位置判別手段と、
    この位置判別手段で前記所定の位置にあると判別された場合に、前記認証手段の動作を可能にする制御手段と
    を備えることを特徴とする電子機器。
  2. 認証手段と、
    この認証手段で認証が成功した際に所定の機能を実行する機能手段と、
    現在位置を検出する位置検出手段と、
    予め設定された位置を記憶する位置記憶手段と、
    前記位置検出手段で検出された現在位置と前記位置記憶手段に記憶されている位置とに基づいて、所定の位置にあるか否かを判別する位置判別手段と、
    現在時刻を計時する計時手段と、
    予め設定された認証可能時刻を記憶する時刻記憶手段と、
    前記計時手段により計時される現在時刻と前記時刻記憶手段に記憶されている認証可能時刻とに基づいて、所定の認証可能時間帯であるか否かを判別する時間帯判別手段と、
    前記位置判別手段で所定の位置にあると判別され、前記時間帯判別手段で所定の時間帯であることが判別された際に、前記認証手段の動作を可能にする制御手段と
    を備えることを特徴とする電子機器。
  3. 認証手段と、
    この認証手段で認証が成功した際に所定の機能を開始させる機能制御手段と、
    当該装置を人体に装着しているか否かを検出する着脱検出手段と、
    現在位置を検出する位置検出手段と、
    予め設定された位置を記憶する位置記憶手段と、
    前記位置検出手段で検出された現在位置と前記位置記憶手段に記憶されている位置とに基づいて、当該装置が所定の位置にあるか否かを判別する位置判別手段と、
    前記所定の機能が動作中に着脱検出手段により前記装置が人体から外されたことが検出された際に、前記位置判別手段で前記所定の位置にないことが判別された場合、前記機能手段の動作を停止する制御手段と
    を備えることを特徴とする電子機器。
  4. 現在位置を検出する位置検出手段と、予め設定された位置を記憶する位置記憶手段とを備えた電子機器の制御方法であって、
    認証工程と、
    この認証工程で認証が成功した際に所定の機能を実行する機能実行工程と、
    前記位置検出手段で検出された現在位置と前記位置記憶手段に記憶されている位置とに基づいて、所定の位置にあるか否かを判別する位置判別工程と、
    この位置判別工程で前記所定の位置にあると判別された場合に、前記認証工程の動作を可能にする制御工程と
    を含むことを特徴とする電子機器の制御方法。
  5. 現在位置を検出する位置検出手段と、予め設定された位置を記憶する位置記憶手段と、現在時刻を計時する計時手段と、予め設定された認証可能時刻を記憶する時刻記憶手段とを備えた電子機器の制御方法であって、
    認証工程と、
    この認証工程で認証が成功した際に所定の機能を実行する機能実行工程と、
    前記位置検出手段で検出された現在位置と前記位置記憶手段に記憶されている位置とに基づいて、所定の位置にあるか否かを判別する位置判別工程と、
    前記計時手段により計時される現在時刻と前記時刻記憶手段に記憶されている認証可能時刻とに基づいて、所定の認証可能時間帯であるか否かを判別する時間帯判別工程と、
    前記位置判別工程で所定の位置にあると判別され、前記時間帯判別工程で所定の時間帯であることが判別された際に、前記認証工程の動作を可能にする制御工程と
    を含むことを特徴とする電子機器の制御方法。
  6. 当該装置を人体に装着しているか否かを検出する着脱検出手段と、現在位置を検出する位置検出手段と、予め設定された位置を記憶する位置記憶手段とを備えた電子機器の制御方法であって、
    認証工程と、
    この認証工程で認証が成功した際に所定の機能を開始させる機能制御工程と、
    前記位置検出手段で検出された現在位置と前記位置記憶手段に記憶されている位置とに基づいて、当該装置が所定の位置にあるか否かを判別する位置判別工程と、
    前記所定の機能が動作中に着脱検出手段により前記装置が人体から外されたことが検出された際に、前記位置判別工程で前記所定の位置にないことが判別された場合、前記機能手段の動作を停止する制御工程と
    を含むことを特徴とする電子機器の制御方法。
  7. 現在位置を検出する位置検出手段と、予め設定された位置を記憶する位置記憶手段とを備えた電子機器が有するコンピュータを、
    認証手段と、
    この認証手段で認証が成功した際に所定の機能を実行する機能実行手段と、
    前記位置検出手段で検出された現在位置と前記位置記憶手段に記憶されている位置とに基づいて、所定の位置にあるか否かを判別する位置判別手段と、
    この位置判別手段で前記所定の位置にあると判別された場合に、前記認証手段の動作を可能にする制御手段と
    して機能させることを特徴とする認証制御プログラム。
  8. 現在位置を検出する位置検出手段と、予め設定された位置を記憶する位置記憶手段と、現在時刻を計時する計時手段と、予め設定された認証可能時刻を記憶する時刻記憶手段とを備えた電子機器が有するコンピュータを、
    認証手段と、
    この認証手段で認証が成功した際に所定の機能を実行する機能実行手段と、
    前記位置検出手段で検出された現在位置と前記位置記憶手段に記憶されている位置とに基づいて、所定の位置にあるか否かを判別する位置判別手段と、
    前記計時手段により計時される現在時刻と前記時刻記憶手段に記憶されている認証可能時刻とに基づいて、所定の認証可能時間帯であるか否かを判別する時間帯判別手段と、
    前記位置判別手段で所定の位置にあると判別され、前記時間帯判別手段で所定の時間帯であることが判別された際に、前記認証手段の動作を可能にする制御手段と
    して機能させることを特徴とする認証制御プログラム。
  9. 当該装置を人体に装着しているか否かを検出する着脱検出手段と、現在位置を検出する位置検出手段と、予め設定された位置を記憶する位置記憶手段とを備えた電子機器が有するコンピュータを、
    認証手段と、
    この認証手段で認証が成功した際に所定の機能を開始させる機能制御手段と、
    前記位置検出手段で検出された現在位置と前記位置記憶手段に記憶されている位置とに基づいて、当該装置が所定の位置にあるか否かを判別する位置判別手段と、
    前記所定の機能が動作中に着脱検出手段により前記装置が人体から外されたことが検出された際に、前記位置判別手段で前記所定の位置にないことが判別された場合、前記機能手段の動作を停止する制御手段と
    して機能させることを特徴とする認証制御プログラム。
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