JP2005178332A - 水彩画並びにその制作方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 水彩画を例えば塗り絵を行うがごとく、初心者にも容易に精巧に描け、且つ従来の水彩画の表現を超えた遠近感、立体感や光沢感などの表現を行うこともでき、更にまた制作期間の短縮も図れ、使用する画材も高価なものとならず、完成された水彩画は既成の額に額装することができ、以て本発明の最終的な目的である水彩画の教育・普及に寄与することができる新規な水彩画並びにその制作方法をを提供する。
【解決手段】 透明カンバス2と、他の透明カンバス2または一番背面に載置される非透明カンバス(背面非透明カンバス3)とに絵を分割して描き、これらを重ね合わせて遠近感のある一枚の絵とされた水彩画1であり、前記透明カンバス2には、石の粉砕物、接着剤及び水彩絵の具を混合したものを、絵を描く個所に水彩絵の具5を塗る下地材4として塗られ、その上に水彩絵の具5が塗られていることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は水彩画並びにその制作方法に関するものである。
従来、水彩画の制作においてはカンバスとして画用紙などの不透明なものが使われ、この上に水彩絵の具で絵が描かれている。水彩画は、描こうとする対象の精確な下絵づくりが難しく、更に対象物の遠近感、立体感を出すのにはそれなりの技法を習得している必要があり初心者には難しく、また長年水彩画を描いているような者でも一枚の平面の画用紙等の上に対象物の遠近感、立体感を出すのにも限界がある。更に画用紙等に対し水彩絵の具で絵を描く場合、対称物の光沢等を表現することが難しかった。また更によほど大きなカンバスでなければ、同時に数人の者が一枚のカンバスに絵を描くことができないため、迅速性の面で不便を感じる場面もあった。
一方、本発明に構造が似た先行技術の発明として、透明板に絵の一部を描いたもの複数枚を、距離をおいて重ね合わせることにより一つの絵を完成するものが存在するが(特許文献1参照)、この発明は上述するように、「透明板に絵の一部を描いたもの複数枚を、距離をおいて重ね合わせる(請求の範囲第1項)」ものであり、この特許文献1の図面に図示されるように既存の額には納まらないような非常に厚い立体的な物であり、絵画というよりは、工芸品に分類されるものである。またガラス板やアクリル樹脂板等に対し水彩絵の具が定着しないため、水彩絵の具で直接に絵を描くことはできないが、特許文献1には水彩画を描く場合についての手段はどこにも記載されていない。更に特殊な額や厚いカンバス等を必要とするため、この発明自体普及させることが難しいし、本発明のように水彩画の教育・普及としての寄与はそれほど期待できない。
また上記特許文献1の「従来技術」にも記載されているが、アニメーションのセル画の手法のように、背景画の上に透明板に描いた人物等お重ね合わせて一枚の絵として用いる手法があるが、これは単に同じ背景を何枚も書くことの労力を省くためのものであり、本発明の従来の水彩画の表現を超えた遠近感、立体感や光沢感などの表現を行うことはできず、また本発明の最終的な目的である水彩画の教育・普及に貢献するものではない。
実開平3−62900号公報
本発明はこのような背景からなされたものであって、水彩画を例えば「塗り絵」を行うがごとく、初心者にも容易に精巧に描け、且つ従来の水彩画の表現を超えた遠近感、立体感や光沢感などの表現を行うこともでき、更にまた制作期間の短縮も図れ、使用する画材も高価なものとならず、完成された水彩画は既成の額に額装することができ、以て本発明の最終的な目的である水彩画の教育・普及に寄与することができる新規な水彩画並びにその制作方法を実現しようとするものである。
すなわち請求項1記載の水彩画は、透明カンバスと、他の透明カンバスまたは一番背面に載置される非透明カンバスとに絵を分割して描き、これらを重ね合わせて遠近感のある一枚の絵とされた水彩画であり、前記透明カンバスには、石の粉砕物、接着剤及び水彩絵の具を混合したものを絵を描く個所に水彩絵の具を塗る下地材として塗られ、その上に水彩絵の具が塗られていることを特徴として成るものである。
また請求項2記載の水彩画の制作方法は、透明カンバスと、他の透明カンバスまたは一番背面に載置される非透明カンバスとに絵を分割して描き、これらを重ね合わせて遠近感のある一枚の水彩画を作成するものであり、前記透明カンバスに絵を描くにあたっては、石の粉砕物、接着剤及び水彩絵の具を混合した下地材を絵を描く個所に塗り付け、水彩絵の具を塗る下地作りを行った後、この透明カンバスに絵を描くことを特徴として成るものである。
更に請求項3記載の水彩画の制作方法は、前記請求項2記載の要件に加え、前記透明カンバスに水彩絵の具を塗る下地材を塗る際には、写真等の被写生体上に前記透明カンバスを載置した状態で行うことを特徴として成るものである。
更にまた請求項4記載の水彩画の制作方法は、前記請求項1、2または3記載の要件に加え、前記透明カンバスは、透明アクリル樹脂板等の透明合成樹脂板が用いられることを特徴として成るものである。
更にまた請求項5記載の水彩画の制作方法は、前記請求項1、2、3または4記載の要件に加え、前記下地材を透明カンバスに塗付する際に、表現する絵に応じた凹凸をつけて塗布していることを特徴として成るものである。
更にまた請求項6記載の水彩画の制作方法は、前記請求項1、2、3、4または5記載の要件に加え、近景を前方側の透明カンバスに描き、遠景または背景をそれより後方に配置する透明カンバスまたは非透明カンバスに描いていることを特徴として成るものである。
本発明の水彩画並びにその制作方法は、上述した手段により以下のような効果を奏するものである。
普通透明カンバスとして透明アクリル樹脂板や透明ガラス板を用いた場合には、水彩絵の具が定着せず、絵を描くことができないが、請求項1記載の水彩画によれば、石の粉砕物、接着剤及び水彩絵の具を混合したものを絵を描く個所に下地材として塗るため、水彩絵の具を塗ることが可能となる。またこの下地材を塗る際に対象の絵画表現に応じた凹凸を付けることにより従来の水彩画の表現を超えた立体的な表現を行うことが可能となっている。また一枚の水彩画が複数枚のカンバスにより構成されるため、複数の人による分担作業(共同作業)を行うことができ、一枚の水彩画を短期間で完成させることもできるし、複数の個性が溶け込んだ趣のある合作画を制作することも可能となる。また透明カンバスの透光が水彩絵の具の色彩に光沢を与え、絵画における現実的、写実的な表現に優れた効果を奏する。また透明カンバスには、表裏両面に絵を描けるため、絵に濃淡を付ける場合に便利であり、また表裏を使い分けることにより光沢の変化を付けることも可能である。
また普通透明カンバスとして透明アクリル樹脂板や透明ガラス板を用いた場合には、水彩絵の具が定着せず、絵を描くことができないが、請求項2記載の水彩画の制作方法によれば、石の粉砕物、接着剤及び水彩絵の具を混合したものを絵を描く個所に下地材として塗るため、水彩絵の具を塗ることが可能となる。また一枚の水彩画が複数枚のカンバスにより構成されるため、複数の人により分担作業(共同作業)を行うことができ、一枚の水彩画を短期間で完成させることもできるし、複数の個性が溶け込んだ趣のある合作画を制作することも可能となる。また透明カンバスの透光が水彩絵の具の色彩に光沢を与え、絵画における現実的、写実的な表現に優れる効果を奏する。また透明カンバスには、表裏両面に絵を描けるため、絵に濃淡を付ける場合に便利であり、また表裏を使い分けることにより光沢の変化を付けることも可能である。
更に請求項3記載の水彩画の制作方法によれば、写真等の被写生体上に前記透明カンバスを載置した状態で水彩絵の具を塗るための下地作りを兼ねた下絵を描くことができるため、幼少の子が行う塗り絵を行うがごとく初心者にも楽に水彩画を描くことができ、下絵等をうまく描けないために、水彩画を描くことから離れていくようなことが減少し、水彩画の教育・普及に寄与することができる。また精巧な絵を短期間で制作することも可能となる。
更にまた請求項4記載の水彩画の制作方法によれば、透明カンバスとしては、透明アクリル樹脂板等の透明合成樹脂板を用いるものであるため、入手しやすく、また比較的安価に購入もできる。また従来の紙や布を素材とする従来のカンバスに比べて、透明カンバスは耐久性があり、伸縮がほとんどないため、絵に影響が出ることがほとんどなく、保存にもそれほど気をつかわなくてよい。
更にまた請求項5記載の水彩画の制作方法によれば、下地材を塗る際に対象の絵画表現に応じた凹凸を付けることにより、従来の水彩画の表現を超えた立体的な表現を行うことが可能となる。
更にまた請求項6記載の水彩画の制作方法によれば、遠近感を容易に出すことができるとともに、従来の水彩画の遠近感を出す描画手法に加えて遠近感を施すことにより、従来の水彩画の領域を超えた遠近感のある描画表現が可能となる。
本発明の最良の形態は、具体的には以下の図示の実施例に述べるとおりである。
以下本発明を図示の実施例に基づき説明する。なお以下の説明にあたっては、まず本発明に係る水彩画について説明し、次いでこの水彩画の制作方法について説明する。
図1中符号1で示すものが本発明の水彩画であり、このものは、二枚の透明カンバス2と、これら二枚の透明カンバス2の背面に載置される背面非透明カンバス3とから成り、それぞれのカンバスに分割されて絵が描かれており、これらを重ね合わせることにより、一枚の水彩画1が構成されている。なお透明カンバス2は、本実施例では二枚としたが、一枚で実施してもよいし、その他三枚や四枚などの複数枚で実施することも可能である。
以下、水彩画1を構成する各部材について詳細に説明する。
前記透明カンバス2は、本実施例では透明アクリル樹脂板を用いている。透明カンバス2としては、本実施例のように透明アクリル樹脂板を用いる他、ポリエチレンテレフタレート共重合体より成る合成樹脂板などの種々の適宜の透明合成樹脂板を適用することが可能である。また割れる危険性も高いが場合によってはガラス板を用いることも可能である。以下の説明において、透明カンバス2については、一番前面に載置されるもののみを指す場合には前面透明カンバス21と、中間に載置されるもののみを指す場合には中間透明カンバス22と記載する。
透明カンバス2には水彩絵の具5を用いて絵が描かれているが、そのままでは、水彩絵の具5が透明アクリル樹脂板から成る透明カンバス2に付着しないため、本発明の特徴として寒水石や石灰石を粉砕した粉砕物を水で希釈された接着剤で練り、これに水彩絵の具5を混合して下地材4を造り、そしてこの下地材4を、絵筆により透明カンバス2に塗布して下絵を描いているものである。この下地材4を塗る際に絵画表現に応じた凹凸4aのある下地を施し、乾いたところでその上に水彩絵の具5で色彩を施して絵を描いている。
一方、背面非透明カンバス3は、通常の画用紙が用いられるもので、通常の手法により水彩絵の具5によりそのまま絵が描かれている。なお背面非透明カンバス3としては、画用紙を用いる他、画用布、木板、金属板、非透明の合成樹脂板等を適宜用いることができ、必ずしも絵が描かれる必要はなく、背面からの光を遮断するものであればよい。従って額縁Fの背板をこの背面非透明カンバス3として使用することも可能である。
そして以上の分割されて絵が記載された前面透明カンバス21と、中間透明カンバス22と、背面非透明カンバス3とを重ね合わせて一枚の水彩画1が構成されている。本実施の形態では一例として近景を前面透明カンバス21に描き、遠景を中間透明カンバス22に描き、空や雲等の背景を背面非透明カンバス3に描いている。透明カンバス2には下地材4によって凹凸4aが施されているため、通常の水彩画に比べて立体感のある絵となっている。またカンバスが多層構造で絵が記載されているため、この点からも立体感のある絵が強調されている。また透明カンバス2の透光性により、風景画等においてより現実的な艶感・光沢感が絵に与えられている。更に透明カンバス2は、普通の画用紙等のカンバスと比較して縮んだりすることがなく、耐久性に富み、径年変化が少ない。
本発明の水彩画は以上のようにして成り、以下この制作方法について説明する。
図2に示すものは、水彩画1の制作工程を示す流れ図であり、これに従って説明すると、まず構図の作成を行うが、例えば風景画の場合、対象物を写真機、デジタルカメラ、ビデオカメラ等で撮影して好みの写真Pや静止画をカラー印刷したものなどを選択してこれを構図としての被写生体として用いたり、スケッチを行ってこれを構図としての被写生体とする。また対象物を透明カンバス2越しに透かして見て、描く対象物自体を被写生体として直接透明カンバス2へ下地材4によりスケッチしていくことも可能である。
なお以下の説明では、写真Pや静止画を印刷した物を被写生体として用い、風景画を描く場合を例として説明する。
次に制作手順の検討や例えばどのような絵筆等の描画具材や描画手法を採るか等の選定を行う。本実施例では前面透明カンバス21、中間透明カンバス22、背面非透明カンバス3の三枚のカンバスを用いるものであるが、近景を前面透明カンバス21に、遠景を中間透明カンバス22に、そして背景を背面非透明カンバス3に描くことなどもここで決定する。前面透明カンバス21及び中間透明カンバス22としては一例として透明アクリル樹脂板を用いるが、比較的薄いものが好ましく、10号以下ぐらいの小さな水彩画では3mm以内程度のものを用いるものである。
また本発明の特徴として例えば全てのカンバスを一人で描くこともできるが、例えば3人でそれぞれ前面透明カンバス21、中間透明カンバス22及び背面非透明カンバス3を分担して描くこともできる。このように分担した場合には、制作速度を速めることができるとともに、互いの個性が混ざり合い、趣のある作品を制作することが可能である。
次に制作手順や描画具材の選定が終了したら、具体的にカンバスに絵を描くが、透明カンバス2に絵を描くには、そのままでは水彩絵の具5が定着しないため、図3に示されるように粉砕物、接着剤及び水彩絵の具5を混合した下地材4を絵を描く個所に塗り付けることにより下絵を描く。この下地材4によって透明カンバス2に下絵を描く際には、写真等の被写生体上に透明カンバスを載置した状態で描くことができるため、あたかも塗り絵を行うがごとく簡単に精確な下絵を描くことができるものである。なお前記下地材4の粉砕物は、具体的には寒水石を粉砕した粉砕砂を用い、また前記接着剤は、一例として酢酸ビニル樹脂エマルジョン系接着剤等を水で希釈したものを用いる。希釈する割合は接着剤3〜5に対して水7〜5の割合で希釈する。そして下地材4で下絵を描く際には、対象の絵画表現に応じた凹凸4aを設けることにより従来の水彩画を超えた立体的な表現が行えるものであり、乾燥後、図4に示されるように、例えば写真P等の被写生体を見ながら下地材4で描かれた下絵の上に水彩絵の具5で色彩を施す。なお透明カンバス2は、透明であることに因み表裏から絵を描くことができるものであり、絵に濃淡を付ける場合に便利であり、また表裏を使い分けることにより光沢の変化を付けることも可能である。
一方、背面非透明カンバス3には、通常の水彩画通どおりに水彩絵の具5で直接に絵を描く。
前面透明カンバス21、中間透明カンバス22及び背面非透明カンバス3に絵を描いた後、これら三枚のカンバスを重ね合わせ、イメージどおりの一枚の絵に仕上がっているか確認し、修正する場合には再度三枚のカンバスを分離して修正を行う。なおこのような三枚のカンバスを重ね合わせての全体の仕上がり状態のチェックや調整は、描画途中において適宜何度でも行ってもよいものである。そしてこの修正の際にも透明カンバス2の裏面を有効に利用することができるものである。
三枚のカンバスが完成したらこれらを図1(c)に示されるように重ねて周縁部等で適宜接着剤や粘着テープ等により固定することにより一枚の水彩画1が完成する。そして完成した水彩画1は、図1(a)に示されるように色紙用とか6号や8号などの既成の額縁Fに入れて額装することが可能である。
(a)は本発明の水彩画を額装した様子を示す斜視図であり、(b)は本発明の水彩画を分解して示す斜視図であり、(c)は本発明の水彩画の側面図である。 本発明の水彩画の制作工程を示す流れ図である。 透明カンバスに下地材を用いて絵を描く工程を示す斜視図である。 下地材で下絵が描かれた透明カンバスに水彩絵の具で色を塗っていく工程を示す斜視図である。
符号の説明
1 水彩画
2 透明カンバス
21 前面透明カンバス
22 中間透明カンバス
3 背面非透明カンバス
4 下地材
4a 凹凸
5 水彩絵の具
F 額縁
P 写真

Claims (6)

  1. 透明カンバスと、他の透明カンバスまたは一番背面に載置される非透明カンバスとに絵を分割して描き、これらを重ね合わせて遠近感のある一枚の絵とされた水彩画であり、
    前記透明カンバスには、石の粉砕物、接着剤及び水彩絵の具を混合したものを絵を描く個所に水彩絵の具を塗る下地材として塗られ、その上に水彩絵の具が塗られていることを特徴とする水彩画。
  2. 透明カンバスと、他の透明カンバスまたは一番背面に載置される非透明カンバスとに絵を分割して描き、これらを重ね合わせて遠近感のある一枚の水彩画を作成するものであり、前記透明カンバスに絵を描くにあたっては、石の粉砕物、接着剤及び水彩絵の具を混合した下地材を絵を描く個所に塗り付け、水彩絵の具を塗る下地作りを行った後、この透明カンバスに絵を描くことを特徴とする水彩画の制作方法。
  3. 前記透明カンバスに水彩絵の具を塗る下地材を塗る際には、写真等の被写生体上に前記透明カンバスを載置した状態で行うことを特徴とする請求項2記載の水彩画の制作方法。
  4. 前記透明カンバスは、透明アクリル樹脂板等の透明合成樹脂板が用いられることを特徴とする請求項1、2または3記載の水彩画の制作方法。
  5. 前記下地材を透明カンバスに塗付する際に、表現する絵に応じた凹凸をつけて塗布していることを特徴とする請求項1、2、3または4記載の水彩画の制作方法。
  6. 近景を前方側の透明カンバスに描き、遠景または背景をそれより後方に配置する透明カンバスまたは非透明カンバスに描いていることを特徴とする請求項1、2、3、4または5記載の水彩画の制作方法。
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