JP2005177282A - 難分解性有機ハロゲン化合物の処理方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 ダイオキシン類等をはじめとする難分解性有機ハロゲン化合物を含有する汚染物を、大掛かりな設備による高温処理を必要とすることなく、低コストで簡便に還元分解処理して無害化することが可能な難分解性有機ハロゲン化合物の処理方法を提供すること。
【解決手段】 難分解性有機ハロゲン化合物を含有する汚染物に対して金属亜鉛粉末を添加した後、100℃以下の温度で加熱処理する。汚染物が液状の汚染水である場合には、前処理として沈降分離や膜分離処理等の分離処理を施して濃縮物としてもよく、当該分離処理の前に、前記汚染水に対して吸着剤や凝集剤を添加して吸着処理ないしは凝集処理を施してもよい。
【選択図】 図1
【解決手段】 難分解性有機ハロゲン化合物を含有する汚染物に対して金属亜鉛粉末を添加した後、100℃以下の温度で加熱処理する。汚染物が液状の汚染水である場合には、前処理として沈降分離や膜分離処理等の分離処理を施して濃縮物としてもよく、当該分離処理の前に、前記汚染水に対して吸着剤や凝集剤を添加して吸着処理ないしは凝集処理を施してもよい。
【選択図】 図1
Description
本発明は、ダイオキシン類等の難分解性有機ハロゲン化合物を還元分解して無害化除去処理する方法に関する。
我が国においては、平成11年にダイオキシン対策特別措置法が制定され、土壌、排水、大気におけるダイオキシン類の排出基準が規制されている。その一方、産業廃棄物や一般廃棄物の発生に伴い、焼却炉、周辺の土壌、低質土、及び焼却炉解体工事における排水、産業排水、土壌浸出水等においては、排出基準を大きく上回る高濃度のダイオキシン類が含まれる場合があり、その低減化処理技術が強く望まれている。
更には、ダイオキシン類以外のトリクロロエタンに代表される各種有機塩素化合物も難分解性な物質が多く、排出基準が定められている一方、前記したダイオキシン類等と同様に除去技術の開発が強く望まれている。このように、ダイオキシン類などの難分解性有機ハロゲン化合物を含有する汚染物から、有害の当該ハロゲン化合物を除去する必要が生じており、近年、汚染物から有機ハロゲン化合物を除去して無害化する技術の検討がなされている。例えば、金属亜鉛を用いた還元分解を用いた処理方法としては、ダイオキシン類やトリクロロエタン等のハロゲン化アルキルの脱ハロゲン化についての技術が知られている。
また、金属亜鉛とアルカリを用いた芳香族ハロゲン化合物の処理方法として、芳香族ハロゲン化合物に汚染された固体状の物質に対して、水分が5%以上ある状態で、消石灰及び金属を添加・混合して、300〜450℃に加熱処理する分解方法も提供されている(例えば、特許文献1)。この方法は、芳香族ハロゲン化合物を含有するヘドロ状等の固体状の物質に対して、アルカリ性物質とアルミニウムや亜鉛の金属を加えて、水分のある状態で300〜450℃の高温に加熱することによって、汚染物中のハロゲンを発生期の水素原子により脱ハロゲン化して芳香族ハロゲン化合物を分解するものである。
一方、前記した特許文献1に記載した技術も含め、ダイオキシン類等の有機ハロゲン化合物の還元分解は、有機ハロゲン化合物を含有する水を加熱等により脱水させる脱水反応を伴うものであり、300℃以上の高温処理が必要を必要とするのが一般的である一方、装置が大掛かりなものになってしまうという問題があった。
また、かかる高温処理により、ダイオキシンは加熱により水とともに容易に大気に放出されてしまうことを防止するために、反応装置と併せて大掛かりなダイオキシン除去設備を設ける必要があり、その結果、装置全体がコスト高となっていた。
また、かかる高温処理により、ダイオキシンは加熱により水とともに容易に大気に放出されてしまうことを防止するために、反応装置と併せて大掛かりなダイオキシン除去設備を設ける必要があり、その結果、装置全体がコスト高となっていた。
従って、本発明の目的は、ダイオキシン類等をはじめとする難分解性有機ハロゲン化合物を含有する汚染物を、大掛かりな設備による高温処理を必要とすることなく、低コストで簡便に還元分解処理して無害化することが可能な難分解性有機ハロゲン化合物の処理方法を提供することにある。
上記目的を達するために、本発明の難分解性有機ハロゲン化合物の処理方法は、難分解性有機ハロゲン化合物を含有する汚染物に対して金属亜鉛粉末を添加した後、100℃以下の温度で加熱処理することを特徴とするものである。
本発明の難分解性有機ハロゲン化合物の処理方法は、ダイオキシン類等の難分解性有機ハロゲン化合物を含む液状、固形状の汚染物に対して金属亜鉛粉末を添加して、所定の温度で還元雰囲気下で処理することにより、汚染物中に添加された金属亜鉛粉末が還元剤となって、汚染物中の難分解性有機ハロゲン化合物における塩素等のハロゲンが還元されて、当該化合物が無害化されるものである。
この本発明によれば、難分解性有機ハロゲン化合物を含有する汚染物に対して、金属亜鉛粉末を用いて、100℃以下という低温域で加熱処理して当該化合物を還元分解処理して無害化するので、従来の処理手段のように、高温処理反応や大気中に有害物質が放出されることを防止するための大掛かりな設備を必要とせず、いわゆるオンサイト(on-site)で、また、簡便かつ低コストで難分解性有機ハロゲン化合物を無害化することができるものである。
また、難分解性有機ハロゲン化合物の処理方法は、処理対象となる難分解性有機ハロゲン化合物を含有する汚染物が液状の汚染水である場合には、当該汚染水に対してあらかじめ分離処理を施して濃縮物とし、金属亜鉛粉末を添加した後、100℃以下の温度で処理すればよい。
このように、難分解性有機ハロゲン化合物を含有する汚染水に対して、前処理として分離処理を施して濃縮物の状態とした後、金属亜鉛粉末を添加して100℃以下の温度で処理すれば、汚染水中における難分解性有機ハロゲン化合物のある程度の量が前もって分離されることとなるため、後工程の金属亜鉛粉末を用いた還元分解処理による無害化が一層効率的に行われることとなる。
ここで、分離処理の例としては、逆浸透膜(RO膜)、ナノフィルター膜(NF膜)、限外ろ過膜(UF膜)、精密ろ過膜(MF膜)等の膜分離膜を用いた膜分離処理や、沈降分離、遠心分離等が挙げられる。
このように、難分解性有機ハロゲン化合物を含有する汚染水に対して、前処理として分離処理を施して濃縮物の状態とした後、金属亜鉛粉末を添加して100℃以下の温度で処理すれば、汚染水中における難分解性有機ハロゲン化合物のある程度の量が前もって分離されることとなるため、後工程の金属亜鉛粉末を用いた還元分解処理による無害化が一層効率的に行われることとなる。
ここで、分離処理の例としては、逆浸透膜(RO膜)、ナノフィルター膜(NF膜)、限外ろ過膜(UF膜)、精密ろ過膜(MF膜)等の膜分離膜を用いた膜分離処理や、沈降分離、遠心分離等が挙げられる。
そして、この本発明の難分解性有機ハロゲン化合物の処理方法にあっては、前記した分離処理を実施するにあたり、前記汚染水に対して吸着剤及び/または凝集剤を添加する工程を含むことが好ましい。
このように、汚染水に対する分離処理の前に、吸着剤や凝集剤を添加することにより、
分離処理における汚染水中の難分解性有機ハロゲン化合物の分離を一層促進することができる。
このように、汚染水に対する分離処理の前に、吸着剤や凝集剤を添加することにより、
分離処理における汚染水中の難分解性有機ハロゲン化合物の分離を一層促進することができる。
かかる本発明の難分解性有機ハロゲン化合物の処理方法にあっては、前記吸着剤が酸化チタン、ゼオライト、酸性白土、活性白土、珪藻土、金属酸化物、金属粉末及び活性炭よりなる群から選ばれた一種又は二種以上であることが好ましい。
この本発明によれば、当該吸着剤が特定のものとしているため、前処理による難分解性有機ハロゲン化合物の除去がより一層効率的に行われることとなる。
この本発明によれば、当該吸着剤が特定のものとしているため、前処理による難分解性有機ハロゲン化合物の除去がより一層効率的に行われることとなる。
本発明の難分解性有機ハロゲン化合物の処理方法は、前記した金属亜鉛粉末の平均粒径が、0.1〜100μmが好ましく、1〜10μmであることがより好ましい。
この本発明によれば、金属亜鉛粉末の平均粒径が特定の範囲であるため、金属亜鉛粉末による難分解性有機ハロゲン化合物の還元処理がより効率的に行われることとなる。
この本発明によれば、金属亜鉛粉末の平均粒径が特定の範囲であるため、金属亜鉛粉末による難分解性有機ハロゲン化合物の還元処理がより効率的に行われることとなる。
本発明の難分解性有機ハロゲン化合物を還元除去する方法(以下、「本発明の方法」とすることもある)は、難分解性有機ハロゲン化合物を含有する液状、固形状汚染物に対して金属亜鉛粉末を添加した後、100℃以下の温度で加熱処理することを特徴とする。
また、本発明によって還元除去できる難分解性有機ハロゲン化合物の例としては、土壌やヘドロ中の有害な汚染物質であるダイオキシン類等が挙げられる。
また、本発明によって還元除去できる難分解性有機ハロゲン化合物の例としては、土壌やヘドロ中の有害な汚染物質であるダイオキシン類等が挙げられる。
ここで、ダイオキシン類としては、例えば、ハロゲン化ジベンゾジオキシン類やハロゲン化ジベンゾフラン類、PCB類(特に、オルト位以外に塩素原子が置換したコプラナーPCB類)等が挙げられる。
ハロゲン化ジベンゾジオキシン類の例としては、2,3,7,8−テトラクロロジベンゾ−P−ジオキシン、1,2,3,7,8−ペンタクロロジベンゾ−P−ジオキシン、
1,2,3,4,7,8−ヘキサクロロジベンゾ−P−ジオキシン、1,2,3,4,6,7,8−ヘプタクロロジベンゾ−P−ジオキシン、1,2,3,4,6,7,8,9−オクタクロロジベンゾ−P−ジオキシン等が挙げられる。
ハロゲン化ジベンゾジオキシン類の例としては、2,3,7,8−テトラクロロジベンゾ−P−ジオキシン、1,2,3,7,8−ペンタクロロジベンゾ−P−ジオキシン、
1,2,3,4,7,8−ヘキサクロロジベンゾ−P−ジオキシン、1,2,3,4,6,7,8−ヘプタクロロジベンゾ−P−ジオキシン、1,2,3,4,6,7,8,9−オクタクロロジベンゾ−P−ジオキシン等が挙げられる。
ハロゲン化ジベンゾフラン類の例としては、2,3,7,8−テトラクロロジベンゾフラン、1,2,3,7,8−ペンタクロロジベンゾフラン、1,2,3,4,7,8−ヘキサクロロジベンゾフラン、1,2,3,4,6,7,8−ヘプタクロロジベンゾフラン、1,2,3,4,6,7,8,9−オクタクロロジベンゾフラン等が挙げられる。
PCB類(特に、オルト位以外に塩素原子が置換したコプラナーPCB類)の例としては、3,3´,4,4´,5−テトラクロロビフェニル、3,3´,4,4´,5−ペンタクロロビフェニル、3,3´,4,4´,5,5´−ヘキサクロロビフェニル等が挙げられる。
また、前記したダイオキシン類のほか、ジクロロプロパン、トリクロロエタン、トリクロロエチレン、テトラクロロエチレン、ジクロロエチレン等の難分解性有機ハロゲン化合物も、本発明の方法により還元除去することができる。
本発明の方法は、難分解性有機ハロゲン化合物を還元除去する手段として、金属亜鉛粉末を使用する。この金属亜鉛粉末の大きさは、平均粒径として、0.1〜100μm程度であることが好ましく、1〜10μm程度であることがより好ましい。金属亜鉛粉末の粒径が0.1〜100μmの範囲内である場合には、金属亜鉛粉末による難分解性有機ハロゲン化合物の還元処理が効率的に行われることとなるため好ましい。
これに対して、平均粒径が0.1μmより小さいと、硫酸亜鉛や水酸化亜鉛等の不活性体の変化が大きすぎるため、生成する水素と有機塩素化合物との反応が不十分となり、また、反応中、粉塵爆発や着火の危険性も生じる。一方、平均粒径が100μmより大きい過ぎると、反応性が低下する場合がある。
これに対して、平均粒径が0.1μmより小さいと、硫酸亜鉛や水酸化亜鉛等の不活性体の変化が大きすぎるため、生成する水素と有機塩素化合物との反応が不十分となり、また、反応中、粉塵爆発や着火の危険性も生じる。一方、平均粒径が100μmより大きい過ぎると、反応性が低下する場合がある。
汚染物に対する金属亜鉛粉末の添加量は、汚染物中の難分解性有機ハロゲン化合物の種類やその濃度、及び共存物質の種類やその濃度により適宜決定すればよいが、汚染物が溶液状である場合には、1〜100000ppmであることが好ましく、10〜10000ppmであることが特に好ましい。また、汚染物が固形物である場合には、汚染物に対して0.001〜100質量%とすることが好ましく、0.01〜10%とすることが特に好ましい。
なお、還元反応にあっては、水酸化ナトリウム(NaOH)、水酸化カリウム(KOH)、水酸化カルシウム(Ca(OH)2)、炭酸ナトリウム(Na2CO3)等のアルカリ物質を用いて液性をアルカリ性にするか、若しくは硫酸(H2SO4)、塩酸(HCl)、酢酸(CH3COOH)等の酸物質を用いて液性を酸性にすることが好ましい。
また、金属亜鉛粉末には、必要により還元分解促進剤を併用してもよく、かかる還元分解促進剤の例としては、亜硫酸水素ナトリウム(NaHSO3)、二亜硫酸水素ナトリウム
(重亜硫酸水素ナトリウム:Na2S2O5)、ピロ亜硫酸ナトリウム(Na2S2O4)、亜硫酸ナトリウム(Na2SO3)等の硫黄含有還元分解促進剤や、水加ヒドラジン、硫酸ヒドラジン、炭酸ヒドラジン)等のヒドラジン類、ヒドロキノン、アルコルビン酸等が挙げられる。
(重亜硫酸水素ナトリウム:Na2S2O5)、ピロ亜硫酸ナトリウム(Na2S2O4)、亜硫酸ナトリウム(Na2SO3)等の硫黄含有還元分解促進剤や、水加ヒドラジン、硫酸ヒドラジン、炭酸ヒドラジン)等のヒドラジン類、ヒドロキノン、アルコルビン酸等が挙げられる。
本発明は、難分解性有機ハロゲン化合物を含有する汚染物に対して金属亜鉛粉末を添加した後、100℃以下の温度で加熱処理するものであり、例えば、難分解性有機ハロゲン化合物を含有する汚染物に対して、金属亜鉛粉末を適量添加して、必要により水を加えた後、例えば、90〜100℃程度で、濃縮物中の難分解性ハロゲン化合物を還元分解させる等の手段により簡便に実施することができる。
そして、かかる還元分解後、濃縮物中の難分解性有機ハロゲン化合物の含有量が基準値以下であることを確認して、通常の産業廃棄物と同様に廃棄すればよい。
そして、かかる還元分解後、濃縮物中の難分解性有機ハロゲン化合物の含有量が基準値以下であることを確認して、通常の産業廃棄物と同様に廃棄すればよい。
なお、難分解性有機ハロゲン化合物を含有する汚染物が液状の汚染水である場合には、あらかじめ沈降分離及び/または膜分離処理等の分離処理を施して濃縮物とした後に、金属亜鉛粉末を添加して、100℃以下の温度で加熱処理するようにしてもよい。
また、当該分離処理の前に、前記汚染水に対して吸着剤及び/または凝集剤を添加して吸着処理ないしは凝集処理を施す工程を含むようにしてもよい。
このように、汚染水中の難分解性有機ハロゲン化合物のある程度の量が前もって分離されるようにすれば、後工程の金属亜鉛粉末を用いた還元分解処理による無害化が一層効率的に行われることとなり、更には、汚染水に対する分離処理の前に、吸着剤や凝集剤を添加することにより、分離処理における汚染水中の難分解性有機ハロゲン化合物の分離を一層促進することができる。
また、当該分離処理の前に、前記汚染水に対して吸着剤及び/または凝集剤を添加して吸着処理ないしは凝集処理を施す工程を含むようにしてもよい。
このように、汚染水中の難分解性有機ハロゲン化合物のある程度の量が前もって分離されるようにすれば、後工程の金属亜鉛粉末を用いた還元分解処理による無害化が一層効率的に行われることとなり、更には、汚染水に対する分離処理の前に、吸着剤や凝集剤を添加することにより、分離処理における汚染水中の難分解性有機ハロゲン化合物の分離を一層促進することができる。
[吸着処理]
吸着処理は、無機系吸着剤等の各種吸着剤を用いて行うことが好ましい。無機系吸着剤としては、吸着性能を有する無機化合物、例えば、酸化チタン、ゼオライト、酸性白土、活性白土、珪藻土、酸化鉄等の金属化合物、鉄等の金属粉末、活性炭等が挙げられ、これらの一種を単独で、あるいは二種以上を組み合わせて使用することができる。
吸着処理は、無機系吸着剤等の各種吸着剤を用いて行うことが好ましい。無機系吸着剤としては、吸着性能を有する無機化合物、例えば、酸化チタン、ゼオライト、酸性白土、活性白土、珪藻土、酸化鉄等の金属化合物、鉄等の金属粉末、活性炭等が挙げられ、これらの一種を単独で、あるいは二種以上を組み合わせて使用することができる。
吸着剤の添加量は、吸着剤の種類、吸着性能、処理する汚染物の種類や量、及びコスト等を勘案して適宜決定すればよいが、一般に、1〜10000ppmとすればよく、10〜1000ppmとすることが好ましい。
また、汚染物に対する吸着剤の接触時間は、長ければ長い方が吸着効率は向上するが、処理槽の大きさ等を考慮して適宜決定すればよく、例えば、1〜2時間程度とすることが好ましい。
また、汚染物に対する吸着剤の接触時間は、長ければ長い方が吸着効率は向上するが、処理槽の大きさ等を考慮して適宜決定すればよく、例えば、1〜2時間程度とすることが好ましい。
[凝集処理]
凝集処理は、凝集剤を用いて行うことが好ましい。凝集剤としては、無機系凝集剤、有機系凝集剤のいずれかを単独で、あるいは両者を組み合わせて使用することができる。
無機系凝集剤の例としては、硫酸アルミニウム、塩化第二鉄、硫酸第一鉄、ポリ塩化アルミニウム、モスナイト、ゼオライト系等が挙げられる。
有機系凝集剤の例としては、ポリアクリル酸ナトリウム、アクリル酸ナトリウムとアクリルアミドとの共重合体等の各種アニオン系高分子凝集剤やカチオン系高分子凝集剤等が挙げられる。
凝集処理は、凝集剤を用いて行うことが好ましい。凝集剤としては、無機系凝集剤、有機系凝集剤のいずれかを単独で、あるいは両者を組み合わせて使用することができる。
無機系凝集剤の例としては、硫酸アルミニウム、塩化第二鉄、硫酸第一鉄、ポリ塩化アルミニウム、モスナイト、ゼオライト系等が挙げられる。
有機系凝集剤の例としては、ポリアクリル酸ナトリウム、アクリル酸ナトリウムとアクリルアミドとの共重合体等の各種アニオン系高分子凝集剤やカチオン系高分子凝集剤等が挙げられる。
凝集剤の添加量は、吸着剤と同様、凝集剤の種類、吸着性能及びコスト等を勘案して適宜決定すればよいが、一般に、1〜10000ppmとすればよく、10〜1000ppmとすることが好ましい。
[分離処理]
分離処理は、膜を使った膜分離、遠心分離等、沈降分離等を行うことができるが、分離性能、簡便性等の点で、膜分離を行うことが好ましい。
膜分離に使用される膜の種類としては、分離性能を有するものであれば特に制限はないが、例えば、逆浸透膜(RO膜)、ナノフィルター膜(NF膜)、限外ろ過膜(UF膜)、精密ろ過膜(MF膜)等を使用することが好ましい。
分離処理は、膜を使った膜分離、遠心分離等、沈降分離等を行うことができるが、分離性能、簡便性等の点で、膜分離を行うことが好ましい。
膜分離に使用される膜の種類としては、分離性能を有するものであれば特に制限はないが、例えば、逆浸透膜(RO膜)、ナノフィルター膜(NF膜)、限外ろ過膜(UF膜)、精密ろ過膜(MF膜)等を使用することが好ましい。
ここで、逆浸透膜(RO膜)の構成材料としては、ポリアミド系(架橋ポリアミド系や芳香族ポリアミド系等を含む)、脂肪族アミン縮合物系、複素環ポリマー系、酢酸セルロース系、ポリエチレン系、ポリビニルアルコール系、ポリエーテル系等の樹脂材料が挙げられる。
逆浸透膜の膜形態としては、特に制限はなく、非対称膜、あるいは複合膜とすることができる。
また、膜モジュールとして、平膜型、中空糸型、スパイラル型、円筒型、ブリーツ型等を適宜採用することができる。
また、膜モジュールとして、平膜型、中空糸型、スパイラル型、円筒型、ブリーツ型等を適宜採用することができる。
ナノフィルター膜(NF膜)の構成材料としては、ポリアミド系(架橋ポリアミド系や芳香族ポリアミド系等を含む)、脂肪族アミン縮合物系、複素環ポリマー系、酢酸セルロース系、ポリエチレン系、ポリビニルアルコール系、ポリエーテル系等の樹脂材料が挙げられる。
ナノフィルター膜の膜形態としては、特に制限はなく、前記した逆浸透膜と同様に、非対称膜、あるいは複合膜とすることができる。
また、膜モジュールは、平膜型、中空糸型、スパイラル型、円筒型、プリーツ型等の形式のものを適宜採用することができる。
また、膜モジュールは、平膜型、中空糸型、スパイラル型、円筒型、プリーツ型等の形式のものを適宜採用することができる。
限外ろ過膜(UF膜)の構成材料としては、酢酸セルロース系、ポリアクリロニトリル系、ポリスルフィン系、ポリエーテルサルホン系等の樹脂材料が挙げられる。
また、膜モジュールは、平膜型、中空糸型、スパイラル型、円筒型、プリーツ型等の形式のものを適宜採用することができる。
そして、限外ろ過膜の分画分子量としては、特に制限はないが、3000〜150000程度のものを使用すればよい。
また、膜モジュールは、平膜型、中空糸型、スパイラル型、円筒型、プリーツ型等の形式のものを適宜採用することができる。
そして、限外ろ過膜の分画分子量としては、特に制限はないが、3000〜150000程度のものを使用すればよい。
精密ろ過膜(MF膜)の構成材料としては、セルロースエステル系、ポリアクリロニトリル系、ポリスルフィン系、ポリエーテルサルホン系等の樹脂材料が挙げられる。また、形式としては、平膜、フィルターカートリッジ、ディスポーザルカートリッジ等を要求に応じて選択すればよい。
精密ろ過膜の孔(細孔)の大きさは、例えば、吸着処理により使用される吸着剤の粒径により適宜決定すればよいが、0.01〜1μm程度とすればよい。
精密ろ過膜の孔(細孔)の大きさは、例えば、吸着処理により使用される吸着剤の粒径により適宜決定すればよいが、0.01〜1μm程度とすればよい。
次に、難分解性有機ハロゲン化合物の汚染水に対して、前処理を行った後、金属亜鉛粉末を用いて還元処理を行う手順を、図1を用いて説明する。
図1に示すように、まず、ダイオキシン類等の難分解有機ハロゲン化合物を含有する汚染水に対して吸着剤や凝集剤を添加して、吸着処理ないし凝集処理を施すとよい。
なお、吸着剤や凝集剤を添加したら、望ましくは攪拌手段を用いて攪拌するようにすれば、凝集剤や吸着剤の効能を高めることができる。
なお、吸着剤や凝集剤を添加したら、望ましくは攪拌手段を用いて攪拌するようにすれば、凝集剤や吸着剤の効能を高めることができる。
次に、沈降分離処理、膜分離処理、遠心分離等の分離処理が行われる。当該分離処理により排水は分離液と濃縮物に分けられることとなり、このうち、分離液は、難分解性有機ハロゲン化合物の含有量が基準値以下であることを確認した後排水し、残った濃縮物に対して、金属亜鉛粉末を用いて還元処理が施される。
金属亜鉛粉末による還元処理は、金属亜鉛粉末を適量添加して、必要により水を加えた後、例えば、90〜100℃程度で、濃縮物中の難分解性ハロゲン化合物を還元分解させる。分解後、濃縮物中の難分解性有機ハロゲン化合物の含有量が基準値以下であることを確認して、通常の産業廃棄物と同様に廃棄することができる。
前記した本発明によれば、難分解性有機ハロゲン化合物を含む汚染物に対して、必要により前処理として分離処理を施した後、金属亜鉛粉末を用いて、100℃以下という低温域で加熱処理して当該化合物を還元分解処理して無害化するので、従来の処理手段のように、高温処理反応や大気中に有害物質が放出されることを防止するための大掛かりな設備を必要とせず、いわゆるオンサイト(on-site)で、また、簡便かつ低コストで難分解性有機ハロゲン化合物を無害化することができる。
従って、本発明の難分解性有機ハロゲン化合物の処理方法により、各種汚染物、例えば、工場排水、土壌浸出水、焼却炉解体工事等で発生する洗浄排水、洗煙排水、洗灰排水、写真排液、医療排液等の排水、排液およびそれらの濃縮物や焼却灰、汚染土壌、汚染残渣、汚泥等といった汚染物の無害化処理が可能となる。
以下、実施例および比較例を挙げて、本発明をより具体的に説明するが、本発明は実施例等の内容に何ら限定されるものではない。
[実施例1]
図1に示される手順に従って、難分解性有機ハロゲン化合物であるダイオキシン類を含有した汚染水の還元処理を行った。
(1)分離処理工程:
ダイオキシン類を含有する汚染水(ダイオキシン類濃度:3000pg−TEQ/L)1Lに対して、無機系吸着剤として酸化チタンを300ppm添加して1時間攪拌した後、次いで凝集剤としてモスナイトを100ppm添加して、2時間十分攪拌して吸着処理及び凝集処理を施した後、一夜放置した。
図1に示される手順に従って、難分解性有機ハロゲン化合物であるダイオキシン類を含有した汚染水の還元処理を行った。
(1)分離処理工程:
ダイオキシン類を含有する汚染水(ダイオキシン類濃度:3000pg−TEQ/L)1Lに対して、無機系吸着剤として酸化チタンを300ppm添加して1時間攪拌した後、次いで凝集剤としてモスナイトを100ppm添加して、2時間十分攪拌して吸着処理及び凝集処理を施した後、一夜放置した。
一夜放置した汚染水に対して、ミリポアフィルター(0.45μm)(日本ミリポア社製)を用いてろ過を行い、分離液を排水するとともに、ダイオキシン類量が6800pg−TEQ/gである濃縮物(乾燥物として400mg)を得た。
(2)還元処理工程:
得られた濃縮物に対して、平均粒径が6μmの金属亜鉛粉末を0.1g、還元反応促進剤として水酸化ナトリウムを2g添加して、水で全容が20mlとなるようにした後、温度を90℃として24時間、攪拌状態で加熱することにより還元反応処理を行った。還元反応後の濃縮物のダイオキシン類量は、1500pg−TEQ/gであった。
このように、本発明の方法により還元処理された濃縮物のダイオキシン類量は、産業廃棄物としての基準値である3000pg−TEQ/g以下であるため、通常の産業廃棄物と同様の処理が可能となる。
得られた濃縮物に対して、平均粒径が6μmの金属亜鉛粉末を0.1g、還元反応促進剤として水酸化ナトリウムを2g添加して、水で全容が20mlとなるようにした後、温度を90℃として24時間、攪拌状態で加熱することにより還元反応処理を行った。還元反応後の濃縮物のダイオキシン類量は、1500pg−TEQ/gであった。
このように、本発明の方法により還元処理された濃縮物のダイオキシン類量は、産業廃棄物としての基準値である3000pg−TEQ/g以下であるため、通常の産業廃棄物と同様の処理が可能となる。
〔実施例2〕
実施例1と同様、図1に示される手順に従って、難分解性有機ハロゲン化合物であるダイオキシン類を含有した汚染水の還元処理を行った。
(1)分離処理工程:
ダイオキシン類を含有する汚染水(ダイオキシン類濃度:3000pg−TEQ/L)1Lに対して、無機系吸着剤として天然ゼオライトを300ppm添加し、1時間攪拌後、次いで凝集剤としてモスナイトを100ppm添加して、2時間十分攪拌して吸着処理及び凝集処理を施した後、一夜放置した。
一夜放置した汚染水に対して、ミリポアフィルター(0.45μm)(日本ミリポア社製)を用いてろ過を行い、分離液を排水するとともに、ダイオキシン類量7000pg−TEQ/gを含む濃縮物(乾燥物として400mg)を得た。
実施例1と同様、図1に示される手順に従って、難分解性有機ハロゲン化合物であるダイオキシン類を含有した汚染水の還元処理を行った。
(1)分離処理工程:
ダイオキシン類を含有する汚染水(ダイオキシン類濃度:3000pg−TEQ/L)1Lに対して、無機系吸着剤として天然ゼオライトを300ppm添加し、1時間攪拌後、次いで凝集剤としてモスナイトを100ppm添加して、2時間十分攪拌して吸着処理及び凝集処理を施した後、一夜放置した。
一夜放置した汚染水に対して、ミリポアフィルター(0.45μm)(日本ミリポア社製)を用いてろ過を行い、分離液を排水するとともに、ダイオキシン類量7000pg−TEQ/gを含む濃縮物(乾燥物として400mg)を得た。
(2)還元処理工程:
この沈降物に対して、平均粒径が6μmの金属亜鉛粉末0.1g、20%硫酸10ml、還元反応促進剤として重亜硫酸ナトリウムを0.05g添加して、水で全容が20mlになるようにした後、温度を90℃として24時間、攪拌状態で加熱することにより還元反応処理を行った。還元反応後の濃縮物のダイオキシン類量は、2500pg−TEQ/gであった。このように、本発明の方法により還元処理された濃縮物のダイオキシン類量は、産業廃棄物としての基準値である3000pg−TEQ/g以下であるため、通常の産業廃棄物と同様の処理が可能となる。
この沈降物に対して、平均粒径が6μmの金属亜鉛粉末0.1g、20%硫酸10ml、還元反応促進剤として重亜硫酸ナトリウムを0.05g添加して、水で全容が20mlになるようにした後、温度を90℃として24時間、攪拌状態で加熱することにより還元反応処理を行った。還元反応後の濃縮物のダイオキシン類量は、2500pg−TEQ/gであった。このように、本発明の方法により還元処理された濃縮物のダイオキシン類量は、産業廃棄物としての基準値である3000pg−TEQ/g以下であるため、通常の産業廃棄物と同様の処理が可能となる。
〔実施例3〕
ダイオキシン類金属スケール(ダイオキシン類量:20000pg−TEQ/g)2gに対して、平均粒径が6μmの金属亜鉛粉末を1g、還元反応促進剤として水酸化ナトリウムを10g添加し、水で全容を100mlとして、90℃で7時間、加熱攪拌することにより還元反応処理を行った。還元反応後の金属スケール中のダイオキシン類量は、1650pg−TEQ/gであった。
このように、本発明の方法により還元処理された濃縮物のダイオキシン類量は、産業廃棄物としての基準値である3000pg−TEQ/g以下であるため、通常の産業廃棄物と同様の処理が可能となる。
ダイオキシン類金属スケール(ダイオキシン類量:20000pg−TEQ/g)2gに対して、平均粒径が6μmの金属亜鉛粉末を1g、還元反応促進剤として水酸化ナトリウムを10g添加し、水で全容を100mlとして、90℃で7時間、加熱攪拌することにより還元反応処理を行った。還元反応後の金属スケール中のダイオキシン類量は、1650pg−TEQ/gであった。
このように、本発明の方法により還元処理された濃縮物のダイオキシン類量は、産業廃棄物としての基準値である3000pg−TEQ/g以下であるため、通常の産業廃棄物と同様の処理が可能となる。
〔実施例4〕
ダイオキシン類汚染土壌(ダイオキシン類量:6000pg−TEQ/g)50gに対して、平均粒径が6μmの金属亜鉛粉末を1g、20%濃硫酸を10ml添加して、水で全容を100mlとして、90℃で7時間、加熱攪拌することにより還元反応処理を行った。還元反応後の土壌中のダイオキシン類量は、1200pg−TEQ/gであった。
このように、本発明の方法により還元処理された濃縮物のダイオキシン類量は、産業廃棄物としての基準値である3000pg−TEQ/g以下であるため、通常の産業廃棄物と同様の処理が可能となる。
ダイオキシン類汚染土壌(ダイオキシン類量:6000pg−TEQ/g)50gに対して、平均粒径が6μmの金属亜鉛粉末を1g、20%濃硫酸を10ml添加して、水で全容を100mlとして、90℃で7時間、加熱攪拌することにより還元反応処理を行った。還元反応後の土壌中のダイオキシン類量は、1200pg−TEQ/gであった。
このように、本発明の方法により還元処理された濃縮物のダイオキシン類量は、産業廃棄物としての基準値である3000pg−TEQ/g以下であるため、通常の産業廃棄物と同様の処理が可能となる。
本発明は、例えば、工業排水、土壌浸出水、焼却炉解体工事等で発生する洗浄排水等やその濃縮物等に含まれるダイオキシン類、PCB類等の難分解性有機ハロゲン化合物を還元除去して無害化することができる処理方法として広く利用することができる。
Claims (5)
- 難分解性有機ハロゲン化合物を含有する汚染物に対して金属亜鉛粉末を添加した後、100℃以下の温度で加熱処理することを特徴とする難分解性有機ハロゲン化合物を還元除去する方法。
- 難分解性有機ハロゲン化合物を含有する汚染水に対して分離処理を行って濃縮物とし、当該濃縮物に対して金属亜鉛粉末を添加した後、100℃以下の温度で加熱処理することを特徴とする難分解性有機ハロゲン化合物を還元除去する方法。
- 請求項2に記載の難分解性有機ハロゲン化合物の処理方法において、
前記分離処理を実施するにあたり、
前記汚染水に対して吸着剤及び/または凝集剤を添加する工程を含むことを特徴とする難分解性有機ハロゲン化合物の還元除去方法。 - 請求項3記載の難分解性有機ハロゲン化合物の処理方法において、
前記吸着剤が酸化チタン、ゼオライト、酸性白土、活性白土、珪藻土、金属酸化物、金属粉末及び活性炭よりなる群から選ばれた一種又は二種以上であることを特徴とする難分解性有機ハロゲン化合物の処理方法。 - 請求項1ないし請求項4の何れかに記載の難分解性有機ハロゲン化合物を還元除去する方法において、
前記金属亜鉛粉末の平均粒径が、0.1〜100μmであることを特徴とする難分解性有機ハロゲン化合物の還元除去方法。
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JP2003425066A JP2005177282A (ja) | 2003-12-22 | 2003-12-22 | 難分解性有機ハロゲン化合物の処理方法 |
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CN102397778A (zh) * | 2011-11-22 | 2012-04-04 | 周奇迪 | 用于去除水中二噁英的过滤介质及其制备方法 |
-
2003
- 2003-12-22 JP JP2003425066A patent/JP2005177282A/ja not_active Withdrawn
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