JP2005166206A - 情報記録再生装置及び情報提供システム - Google Patents

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Abstract

【課題】コンテンツ管理を容易にし検索キーワード選択の手間を低減する。
【解決手段】情報記録再生装置1は、再生中のコンテンツの聴取履歴情報を作成又は更新するフェーズ11と、聴取履歴情報を蓄積するフェーズ12と、蓄積された聴取履歴情報と検索キーワードとを比較するフェーズ13と、結果に基づいたコンテンツを抽出するフェーズ14とを実行する。情報記録再生装置1は、履歴取得フェーズ11において、このコンテンツ再生中の環境情報、気象情報、時刻や位置情報等を対応付けて記録する。比較フェーズ13では、蓄積した聴取履歴情報から関連キーワードを含むコンテンツをリストアップと、付加情報取得フェーズ15で入力されたユーザの個人情報及びコンテンツに関連する情報によって、コンテンツをフィルタリングし、抽出コンテンツを提示する。
【選択図】図1

Description

本発明は、情報記録再生装置及び情報提供システムに関し、特に、再生されるコンテンツに関連付けて外部情報を記録する情報記録再生装置、及び関連付けられた外部情報に基づいて情報を提供する情報提供システムに関する。
近年、いわゆるインターネットのようなネットワーク網の発達、大容量記録媒体の普及等により膨大な情報を提供したり入手したりできる環境が整備されつつある。また、ディジタル化技術の普及に伴い、音楽データ、映像データ等からなる各種コンテンツデータがディジタル的に記録媒体に記録又は再生されるようになってきた。また、ディジタル化技術の普及に伴い、音楽データ、映像データ等からなる各種コンテンツデータがディジタル的に記録媒体に記録又は再生されるようになってきた。パーソナルコンピュータ等の情報処理装置を使用すれば、CD(Compact Disc)、DVD(Digital Versatile Disc)等の記録媒体からリッピング、ダビング、又はネットワークを介してダウンロードしたコンテンツをハードディスク等の内蔵記録媒体に記録して管理することができる。近年では、パーソナルコンピュータのハードディスクの大容量化も進んできており、ユーザは、膨大なコンテンツを管理できるようになってきた。
従来、音楽コンテンツ及び/又は映像コンテンツは、MD(Mini Disc(登録商標))、CD(Compact Disc)等の記録媒体に記録され、“物”として扱われ管理されることを基本としていた。例えば、場所、棚、箱等に区分して物理的に管理することで視認でき、手に取ることも可能であった。“物”を目視により把握する行為及び手に取る行為は、人間の感覚に合致した行為であり、仮に、雑然とした部屋に物が単に積み上げられていても、所有者にとっては、“何処に何があるか”把握できており、所望の物を探し出すことができる。
しかし、これが大容量記録媒体等に視認できない形で保管されたディジタルコンテンツとなると楽曲の規模も増加して数百時間分或いは数千曲数万曲分になり、ユーザ自らがこれを把握し管理することは困難になる。特に大容量記録媒体では、一元管理、一覧表示、検索等が容易に可能になったとはいえ、単に大量のコンテンツを記録可能としただけでは、記録内容を“選択する”という行為が困難になる。
そこで、コンテンツの検索を容易にする方法として、検索条件に、例えば、ユーザ個人に関するプロファイルデータを用意し、このプロファイルデータからユーザ毎の嗜好を学習し、学習結果及びプロファイルデータに基づいて、ユーザの嗜好に合わせたコンテンツを検索する技術がある(例えば、特許文献1参照。)。また、ユーザの好み又はユーザが過去に視聴した履歴から入力されるユーザ特徴データをマルチメディアコンテンツの特徴検索用キーワードとする技術が開示されている(例えば、特許文献2参照。)。
しかし、上述のように、ユーザの検索対象であるコンテンツが定まっている場合には、パーソナルコンピュータのように検索性の高い情報処理機器では容易に検索可能であるが、特に決まっていない検索対象を検索しようとする場合、例えば、図書館、本屋等で目的の書籍は特に決まっていないが、売場をふらつきながら何気なく手にとった本のページを捲り内容を流し見て、興味があればこの本を購入するといった場合のように、ユーザの要求が漠然としていて、経験、知識、記憶等を頼りに“感覚的な検索”を行おうとしたときには、従来の手法ではキーワードを変えながら検索操作を繰り返さねばならないことがユーザにとって煩わしかった。すなわち、“検索キーワード自体を選択する”ことが困難であった。
特開2000−293539号公報 特開2001−28010号公報
本発明は、ユーザのコンテンツ管理を容易にするとともに検索キーワード選択の手間を低減することができる情報記録再生装置、及びユーザの行動履歴に応じて相応しいコンテンツを抽出できる情報提供システムを提供することを目的とする。
本発明に係る情報記録再生装置は、コンテンツデータを記憶するコンテンツ記憶手段と、コンテンツデータを再生するコンテンツ再生手段と、コンテンツ再生手段にてコンテンツが再生されているときの外部の環境情報を取得する環境情報取得手段と、環境情報取得手段にて取得した環境情報を再生中のコンテンツに対応付けた再生履歴情報を作成する再生履歴情報作成手段と、再生履歴情報作成手段にて作成された再生履歴情報を記憶する履歴情報記憶手段とを備え、再生コンテンツの履歴を表す再生履歴情報に環境情報取得手段にて取得した環境情報を対応付けて記憶する。
また、情報記録再生装置は、更に環境情報取得手段にて取得された環境情報と履歴情報記憶手段に記憶された再生履歴情報に記述された環境情報とを比較する比較手段と、環境情報に対応付けられたコンテンツをコンテンツ再生手段にて再生する制御を行う再生制御手段とを備え、履歴情報記憶手段に記憶された再生履歴情報に記述された環境情報を環境情報取得手段にて再度取得した際、再生制御手段は、該環境情報に対応付けられたコンテンツを再生する制御を行う。
ここで、環境情報は、気温、湿度、天気等の気象情報、時間情報及び位置情報を含んでおり、履歴情報記憶手段には、この情報記録再生装置の使用者に関する情報を含む使用者情報がコンテンツ毎に記録されている。また、履歴情報記憶手段には、コンテンツに関する情報を含むコンテンツ情報がコンテンツ毎に記録されている。また、この情報記録再生装置は、車載機器として用意されている。
また、本発明に係る情報提供システムは、コンテンツデータを記憶するコンテンツ記憶手段と、コンテンツデータを再生するコンテンツ再生手段と、コンテンツ再生手段にてコンテンツが再生されているときの外部の環境情報を取得する環境情報取得手段と、環境情報取得手段にて取得した環境情報を再生中のコンテンツに対応付けた再生履歴情報を作成する再生履歴情報作成手段と、再生履歴情報作成手段にて作成された再生履歴情報を外部に送信する送信手段とを備える情報記録再生装置と、再生履歴情報を受信する或いは再生履歴情報に対応付けられたコンテンツ又はコンテンツに関する情報を外部に送信する通信手段と、受信した再生履歴情報を記憶する履歴情報記憶手段と、情報記録再生装置から送られた環境情報と履歴情報記憶手段に記憶された再生履歴情報に記述された環境情報とを比較する比較手段と、再生履歴情報に対応付けられたコンテンツ又はコンテンツに関する情報を外部に送信する制御を行う情報提供制御手段とを備える情報提供装置とがネットワークを介して接続され、再生履歴情報に記述された環境情報を再度取得した際、情報提供制御手段は、再取得された環境情報に対応付けられたコンテンツ又はコンテンツに関する情報を該環境情報の送信元に送信することを特徴とする。
ここで、環境情報は、気温、湿度、天気等の気象情報、時間情報及び位置情報を含んでおり、履歴情報記憶手段には、情報記録再生装置の使用者に関する情報を含む使用者情報がコンテンツ毎に記録されている。また、履歴情報記憶手段には、コンテンツに関する情報を含むコンテンツ情報がコンテンツ毎に記録されている。また、情報記録再生装置は、車載機器であることを特徴とする。
本発明に係る情報記録再生装置によれば、より簡便な手法で個人にとって実益の高い情報を大量のコンテンツデータのなかから取り出すことができる。また、本発明に係る情報提供システムによれば、より簡便な手法で個人にとって実益の高い情報を大量のコンテンツデータのなかから取り出すことができるとともに、ユーザの再生履歴と付加情報から選択されたコンテンツに関連するユーザの嗜好、行動等の分析が行え、分析結果を提示することができる。
本発明は、ユーザが再生したコンテンツと、このコンテンツに関連する情報と、コンテンツを再生したときの環境情報とを対応付けて履歴情報を作成して蓄積することによって、検索キーワード選択の手間を低減し、ユーザ個人にとって実益の高い情報を大量のコンテンツデータのなかから簡単に取り出すことができるようにした仕組みを提案したものである。
以下、本発明の具体例について図面を参照して詳細に説明する。図1は、本発明の具体例として示す情報記録再生装置1の概念を示している。情報記録再生装置1は、図1に示すように、再生中のコンテンツの聴取履歴情報を新規に作成する又は更新するフェーズ11と、聴取履歴情報を蓄積するフェーズ12と、蓄積された聴取履歴情報と検索キーワードとして選択された情報とを比較分析するフェーズ13と、分析結果に基づいて相応しいコンテンツを抽出するフェーズ14とを実行する。
本具体例では履歴取得フェーズ11において、情報記録再生装置1は、環境情報を取得できる構成を備えており、コンテンツに対して、このコンテンツが再生されているときの環境情報を対応付けて記録する。環境情報としては、主に、気温、湿度、天気等の気象情報、正確な時刻情報及び位置情報を含むGPS情報が挙げられる。このほかに、例えば、ユーザに由来する情報、コンテンツに関連する付加情報等を取得する付加情報取得フェーズ15を設け、取得した付加情報を聴取履歴情報に記憶することもできる。これらの情報は、抽出した情報の絞り込み(フィルタリング)に使用することができる。
図2に示すように、分析フェーズ13では具体的に、蓄積した聴取履歴情報から関連キーワードを含むコンテンツをリストアップする処理131と、例えば、付加情報取得フェーズ15で入力されたユーザの個人情報及びコンテンツに関連する情報によって、リストアップされたコンテンツをフィルタリングする処理132、133と、抽出したコンテンツを提示する処理134とが実行される。
したがって、情報記録再生装置1は、図3に示すように、聴取履歴を記憶する聴取履歴記憶部111と、ユーザに関する情報を記憶するユーザ情報記憶部112と、コンテンツに関する情報を記憶するコンテンツ情報記憶部113と、検索キーワードを入力する検索項目入力部114と、入力された検索項目を聴取履歴に基づいて分析するアナライザ115と、分析結果を提示する結果提示部116とを備えている。情報記録再生装置1は、基本的に上述の構成を備えていれば、電子機器として特に限定されないが、ここでは、音楽及び映像コンテンツが再生可能であって、GPSユニットを備えた、いわゆるカーナビゲーション機器を想定して説明する。また、この情報記録再生装置1では、ディジタルコンテンツ全般に対して使用可能である。音楽、動画像、静止画像、ディジタルブック等、コンテンツの種別は限定しないが、本例では、説明の便宜上、音楽コンテンツを取り扱う場合について説明する。
カーナビゲーション機能を備えた情報記録再生装置1は、図4に具体的に示すように、環境情報を取得する構成として、正確な時刻情報及び位置情報を取得するGPSユニット21と、外部温度を検出する温度センサ22と、湿度を検出する湿度センサ23とを備えている。また、聴取履歴を作成する又は更新する履歴作成部24と、聴取履歴を記憶する聴取履歴記憶部25と、ユーザに関する情報を記憶するユーザ情報記憶部26と、コンテンツに関する情報を記憶するコンテンツ情報記憶部27と、取得した検索情報を取得履歴に基づいて分析するアナライザ28とを備えている。またこのほかに情報記録再生装置1は、ユーザに対して情報を提示する構成として、コンテンツを再生するコンテンツ再生部29と、表示部としての液晶表示部(LCD)30と、表示用デバイス31と、スピーカ32と、音声出力デバイス33とを備えている。また、情報記録再生装置1は、検索入力及びこの装置の操作入力を行う操作入力部34を備えている。以上説明した各構成は、CPU、処理プログラム等が格納されたROM及びCPUの作業領域としてのRAMを備える制御部35によって統括制御されている。
続いて、情報記録再生装置1にて聴取履歴に記録されるデータについて説明する。上述したように検索のためにここで付加される情報には、主として、GPSユニット21により取得される時刻情報及び位置情報を含む聴取履歴と、ユーザに関する情報(以下、ユーザパーソナルデータと記す。)と、再生コンテンツに関する情報(以下、コンテンツ関連データと記す。)とがある。なお本例では、コンテンツを格納したパーソナルコンピュータ等の機器から他の再生機器での使用規制及び他の機器への転送回数を規定した仕組みを採っており、コンテンツは、この仕組みの上で使用可能となる。
すなわち、聴取履歴は、ユーザが使用する音楽プレイヤ等の音楽再生機器にて蓄積された全ての音楽コンテンツの再生日、録音日、ポータブルオーディオ等の外部機器に転送した日時等を含んでいる。このとき、時刻情報及び位置情報は、GPSユニット21にて取得され、温度及び湿度は、温度センサ22、湿度センサ23にて取得される。
これにより、例えば、あるコンテンツの再生時刻情報及び気象情報(温度及び湿度)を履歴情報として記録することができる。この場合の時刻情報は、コンテンツが再生される毎に更新されるようにする。ここでは、更新回数の上限は設定しない。また、コンテンツの録音時刻情報及び気象情報(温度及び湿度)を履歴情報として記録することができる。
また、外部機器に記録された(チェックアウトされた)日時及びそのときの気象情報(温度及び湿度)が履歴情報として記録できる。この項目は、コンテンツ毎に記録されるようにし、記録される回数の上限は設定しない。
また、機器内部の音楽プレイヤソフトウェアを起動した時刻情報及びそのときの気象情報(温度及び湿度)を履歴情報として記録できるようにする。この項目は、音楽プレイヤソフトウェア自身がパーソナルコンピュータ等、機器上で起動された時刻情報である。記録される回数の上限は設定しない。また、このほかにも“お気に入り度”を再生頻度で表して記録してもよい。
本具体例で用意する聴取履歴の分析テーブルの一例を図5乃至図7に示す。図5乃至図7は、取得した履歴情報を装置内にて系統的に分類するための読替テーブルであって、これは予め用意されている。勿論、ここでは、読替テーブルを用いることなく、取得した履歴情報をそのまま記憶しておいてもよい。
図によれば、再生日は、再生月によりA〜Dの4つに分類され、再生時分は、時間によりA〜Fの6つに分類され、再生日の天気は、A〜Dの4つに分類されている。例えば、架空のコンテンツXの聴取履歴を参照すると、3月1日の午前8時35分、天気が雨であるならば、コンテンツXの聴取履歴には、“A,B,C”が記録される。
これにより、カーナビゲーション機能を備えた情報記録再生装置1は、楽曲聴取履歴と位置情報とを関連付けて聴取履歴として記憶することができる。このときの処理を図14に示す。GPSユニット21により時々刻々と取得される時刻情報及び位置情報により、コンテンツに対応して、このコンテンツが再生されていた時刻と位置とが聴取履歴情報として蓄積される。したがって、 “ユーザがどこで何を聴いていたのか”という情報を後々使用できる。例えば、後になって“以前熱海に行く途中の茅ヶ崎付近で聴いた曲は何だったか”、“今年も、昨年と同様に熱海に遊びに行く。車のなかで聴いた曲の選曲は、とてもよかったから、また聴きたい”、“熱海に行ったときの思い出に聴いた曲を家で聴き返したい”等、ユーザが次回選曲する場合の検索条件設定項目が増える。
また、このように分類することができれば、例えば、ユーザが「季節は、春で雨の日の朝に聴いた曲」という条件付けによって検索した場合、再生日はAに分類されるからコンテンツXが候補になりうるし、再生時分はBに分類されるから、やはりコンテンツXは候補になりうる。また、天気はCとなり、“雨の日に再生した楽曲”という条件に合致する。このように、聴取履歴に関する全ての項目に対して、同様にテーブルを用意し分類すれば、聴取履歴に対してユーザの条件付けにより検索対象のリスト化を行うことができる。ここで、「季節は、春で雨の日の朝に聴いた曲」という入力文章からキーワードを抽出するには、汎用の単語抽出処理を適用することができる。
次に、聴取履歴に付加される情報であるユーザパーソナルデータについて説明する。ユーザパーソナルデータには、ユーザの生年月日、血液型、国籍、使用言語、出身地、現住所等がある。本具体例で用意するユーザパーソナルデータの一例を図8乃至図11に示す。本例では、入力されたユーザのパーソナルデータが1970年生まれ、性別:男性、血液型:B型、職業:会社員であれば、例えば、7月10日17時頃に再生していたコンテンツXには、履歴情報として“A,B,C”が、ユーザパーソナルデータとして“C,M,B,A”が関連付けられる。
次に、コンテンツ関連データについて説明する。コンテンツ関連データには、プロファイリングデータがある。プロファイリングデータは、利用者自ら作成するプロファイリングデータ、コンテンツ等を提供するサービス事業者によって提供されるプロファイリングデータ等が想定される。更に、プロファイリングデータの一例としては、楽曲に対する楽曲プロファイリングデータと、楽曲の演奏者に対するアーティストプロファイリングデータ、ユーザの年代、性別等の違いによる嗜好の傾向が記述されたユーザプロファイリングデータが挙げられる。ユーザプロファイリングデータは、ユーザパーソナルデータとは異なる。楽曲プロファイリングデータには、その楽曲に関する固有情報が記述されており、アーティストプロファイリングデータには、アーティスト毎に固有の情報が記述されている。ユーザプロファイリングデータには、個々のユーザを特定するようなデータは記述されない。
図12に楽曲プロファイリングデータの例を示す。楽曲プロファイリングデータには、楽曲から連想される色、季節、天気、又はキーワード(雰囲気、地名等)、更に楽曲のテンポ、発表年等がある。また、図示しないがこの楽曲に関連する情報又はコメントも記述することができる。また、図13にアーティストプロファイリングデータの例を示す。アーティストプロファイリングデータには、アーティストから連想される色、季節又はキーワード(雰囲気、地名等)、更にアーティストの性別、音楽ジャンル、支持年代等がある。また、図示しないが、このアーティストに関連する情報又はコメントも記述することができる。なお、楽曲プロファイリングデータ、アーティストプロファイリングデータ及びユーザプロファイリングデータには、ユーザによって入力可能な情報と、サービス提供者によって予め作成された情報とがある。ユーザによって入力される場合、予め用意された項目一覧から操作入力部を介して入力できるようにする。
ユーザプロファイリングデータには、趣味、好きなもの(色、番組、店、食べ物、アーティスト、作家、花、場所、季節等)、嫌いなもの(色、番組、店、食べ物、アーティスト、作家、花、場所、季節等)等のユーザ個人のプロファイルが含まれる。
以上説明したように聴取履歴とプロファイルデータを蓄積することによって、情報記録再生装置1は、コンテンツを検索する際に、聴取履歴とプロファイルデータを“いつ、どこで、だれが、だれと、何を”等といった検索キーワードとして使用できる。情報記録再生装置1にてコンテンツを検索する例について、図15及び図16を用いて具体的に示す。図16は、情報記録再生装置1において聴取履歴に基づいて最適なコンテンツを提示する処理を模式的に説明している。
例えば、ユーザが“1970年生まれの男性、血液型はB型、職業は会社員”であったとする。このユーザがある夏の日、湘南に遊びに行くことにした。このとき条件設定は、“晴れた夏の日の午後に湘南で聴く曲”ということになる。この検索条件は、カーナビゲーション機能を備えた情報記録再生装置1を起動していることによって、GPSユニット、温度センサ及び湿度センサから自動的に取得される情報から“晴れ”、“夏”、“午後”、“行き先:湘南”のように分析されるものであってもよいし、ユーザから直接入力されるものであってもよい。このとき、情報記録再生装置1は、ステップS1として、聴取履歴情報に基づいて過去の聴取履歴から抽出された検索キーワードを含むコンテンツを抽出する。
過去の聴取履歴から抽出された検索キーワードを含むコンテンツがリストアップされる際には、図5乃至図7によると“B,C,A”条件に当てはまる楽曲が複数選択されることになる。この楽曲群をXとする。
次に、情報記録再生装置1は、ステップS2として、ユーザのパーソナルデータを参照する。図8乃至図11によれば、“C,M,B,A”である。更に情報記録再生装置1は、ステップS3として、このユーザパーソナルデータに適合するコンテンツを図12及び図13に示したアーティストプロファイリングデータによって更にフィルタリングする。その結果、複数のアーティストが抽出される。このアーティスト群をYとする。但し、アーティストプロファイリングデータが存在しない場合は、このフィルタリング処理は行わなくてもよい。このように情報記録再生装置1が楽曲群Xから抽出したアーティスト群Yの楽曲を楽曲群Zとする。ここで、情報記録再生装置1は、ステップS4として、楽曲プロファイリングデータの有無と条件が適合するかを判別する。楽曲プロファイリングデータが存在し且つ楽曲群Zにこの楽曲プロファイリングデータの条件を満たす楽曲がある場合には、ステップS5として、楽曲群Zから抽出されるその楽曲が候補として優先的に出力される。また、楽曲プロファイリングデータが存在しない場合、ステップS6として、楽曲群Zを検索結果として提示する。ここで、アーティスト群Yと楽曲プロファイリングデータとがともに存在するときには、条件設定に合致する楽曲が楽曲群Zから選択される。なお、上述した分析順序は、特に限定しない。
次に、この情報記録再生装置1の別の適用例について説明する。図17に示すように、情報記録再生装置1は、ネットワーク110を介して、管理者の管理サーバ120に接続可能になっていてもよい。この場合、情報記録再生装置1は、ネットワークインターフェイス(ネットワークI/F)36と、外部機器121との通信インターフェイス(通信I/F)37とを備えている。情報記録再生装置1は、ネットワーク110に接続されることによって、例えば、外部サーバ120から提供される気象観測データ又は各種プロファイリングデータを参照することができる。また、生年月日等のユーザ情報は、外部サーバ120に設けられたサイト上にて処理され、例えば、干支、星座、バイオリズム、占い等として使用することができる。これらを再生コンテンツと関連づけして聴取履歴情報に記憶すれば、新たな検索条件として使用できる。
本発明は、膨大なコンテンツからユーザが所望とする情報を容易に検索できるようにしたものであり、大容量記憶手段を備える電子機器における情報検索手法として適用できる。
本発明の具体例として示す情報記録再生装置を説明する概念図である。 上記情報記録再生装置における分析フェーズにおける処理を説明する図である。 上記情報記録再生装置の主要な構成を説明する図である。 上記情報記録再生装置を具体的に説明する構成図である。 本具体例で用意する聴取履歴の分析テーブルの一例を示す図である。 本具体例で用意する聴取履歴の分析テーブルの一例を示す図である。 本具体例で用意する聴取履歴の分析テーブルの一例を示す図である。 本具体例で用意するユーザパーソナルデータの一例を示す図である。 本具体例で用意するユーザパーソナルデータの一例を示す図である。 本具体例で用意するユーザパーソナルデータの一例を示す図である。 本具体例で用意するユーザパーソナルデータの一例を示す図である。 本具体例で用意する楽曲プロファイリングデータの例を示す図である。 本具体例で用意するアーティストプロファイリングデータの例を示す図である。 情報記録再生装置において楽曲聴取履歴と位置情報とを関連付けて聴取履歴として記憶する処理を説明する図である。 上記情報記録再生装置において聴取履歴に基づいて最適なコンテンツを提示する処理を説明するフローチャートである。 上記情報記録再生装置において聴取履歴に基づいて最適なコンテンツを提示する処理を模式的に説明する図である。 ネットワークに接続して使用される情報記録再生装置を説明する図である。
符号の説明
1 情報記録再生装置,21 GPSユニット, 22温度センサ,
23 湿度センサ, 24 履歴作成部, 25 聴取履歴記憶部,
26 ユーザ情報記憶部, 27 コンテンツ情報記憶部,
28 アナライザ, 29 コンテンツ再生部, 30 LCD,
31 表示用デバイス, 32 スピーカ, 33 音声出力デバイス,
34 操作入力部, 35 制御部,
111 聴取履歴記憶部, 112 ユーザ情報記憶部,
113 コンテンツ情報記憶部, 114 検索項目入力部,
115 アナライザ, 116 結果提示部,

Claims (13)

  1. コンテンツデータを記憶するコンテンツ記憶手段と、
    上記コンテンツデータを再生するコンテンツ再生手段と、
    上記コンテンツ再生手段にてコンテンツが再生されているときの外部の環境情報を取得する環境情報取得手段と、
    上記環境情報取得手段にて取得した環境情報を上記再生中のコンテンツに対応付けた再生履歴情報を作成する再生履歴情報作成手段と、
    上記再生履歴情報作成手段にて作成された再生履歴情報を記憶する履歴情報記憶手段と
    を備えることを特徴とする情報記録再生装置。
  2. 上記環境情報取得手段にて取得された環境情報と上記履歴情報記憶手段に記憶された再生履歴情報に記述された環境情報とを比較する比較手段と、
    上記環境情報に対応付けられたコンテンツを上記コンテンツ再生手段にて再生する制御を行う再生制御手段とを備え、
    上記履歴情報記憶手段に記憶された再生履歴情報に記述された環境情報を上記環境情報取得手段にて再度取得した際、上記再生制御手段は、該環境情報に対応付けられたコンテンツを再生する制御を行うことを特徴とする請求項1記載の情報記録再生装置。
  3. 上記環境情報は、気温、湿度、天気を含む気象情報であることを特徴とする請求項1記載の情報記録再生装置。
  4. 上記環境情報は、時間情報及び位置情報を含むことを特徴とする請求項1記載の情報記録再生装置。
  5. 上記履歴情報記憶手段には、当該情報記録再生装置の使用者に関する情報を含む使用者情報がコンテンツ毎に記録されていることを特徴とする請求項1記載の情報記録再生装置。
  6. 上記履歴情報記憶手段には、コンテンツに関する情報を含むコンテンツ情報がコンテンツ毎に記録されていることを特徴とする請求項1記載の情報記録再生装置。
  7. 車載機器であることを特徴とする請求項1記載の情報記録再生装置。
  8. コンテンツデータを記憶するコンテンツ記憶手段と、
    上記コンテンツデータを再生するコンテンツ再生手段と、
    上記コンテンツ再生手段にてコンテンツが再生されているときの外部の環境情報を取得する環境情報取得手段と、
    上記環境情報取得手段にて取得した環境情報を上記再生中のコンテンツに対応付けた再生履歴情報を作成する再生履歴情報作成手段と、
    上記再生履歴情報作成手段にて作成された再生履歴情報を外部に送信する送信手段とを備える情報記録再生装置と、
    再生履歴情報を受信する、或いは再生履歴情報に対応付けられたコンテンツ又はコンテンツに関する情報を外部に送信する通信手段と、
    上記受信した再生履歴情報を記憶する履歴情報記憶手段と、
    上記情報記録再生装置から送られた環境情報と上記履歴情報記憶手段に記憶された再生履歴情報に記述された環境情報とを比較する比較手段と、
    上記再生履歴情報に対応付けられたコンテンツ又はコンテンツに関する情報を外部に送信する制御を行う情報提供制御手段とを備える情報提供装置と
    がネットワークを介して接続され、
    上記再生履歴情報に記述された環境情報を再度取得した際、上記情報提供制御手段は、上記再取得された環境情報に対応付けられたコンテンツ又はコンテンツに関する情報を該環境情報の送信元に送信することを特徴とする情報提供システム。
  9. 上記環境情報は、気温、湿度、天気を含む気象情報であることを特徴とする請求項8記載の情報提供システム。
  10. 上記環境情報は、時間情報及び位置情報を含むことを特徴とする請求項8記載の情報提供システム。
  11. 上記履歴情報記憶手段には、上記情報記録再生装置の使用者に関する情報を含む使用者情報がコンテンツ毎に記録されていることを特徴とする請求項8記載の情報提供システム。
  12. 上記履歴情報記憶手段には、コンテンツに関する情報を含むコンテンツ情報がコンテンツ毎に記録されていることを特徴とする請求項8記載の情報提供システム。
  13. 上記情報記録再生装置は、車載機器であることを特徴とする請求項8記載の情報提供システム。
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